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アポロキングダム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
アポロキングダム[1]
欧字表記 Apollo Kingdom[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 栗毛[1]
生誕 2003年3月19日[1]
死没 不明(2022年9月11日用途変更)
登録日 2005年
抹消日 2007年11月7日
Lemon Drop Kid[1]
Bella Gatto [1]
母の父 Storm Cat[1]
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国[1]
生産者 Northwest Farms[1]
馬主 菅原太陽[1]
調教師 佐藤吉勝美浦南[1][2][3]
競走成績
生涯成績 11戦2勝[1][2][4][5]
獲得賞金 2114万円[1]
テンプレートを表示

アポロキングダム (Apollo Kingdom) は日本競走馬。引退後には種牡馬となった。2012年時点での所有者はアポロサラブレッドクラブであった[6]

現役時代

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競走馬としては中央競馬外国産馬として走った。デビューしたのは2歳時の2005年10月[5][2]で、スタートで出遅れ追い込んだ[5][7]が2着だった[7]。6戦目[2]となる2006年4月15日の未勝利戦で初勝利を挙げたが、この勝利はレモンドロップキッド産駒の中央競馬初勝利でもあった。続く3歳500万円以下競走にも勝利した[3][2]が、それ以降は4戦して3着が最高順位で、脚部不安により[5][2]2007年11月[2]7日付で日本中央競馬会 (JRA) の競走馬登録を抹消され、引退した。

競走成績

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以下の内容は、netkeiba.com[8]およびJBISサーチ[9]の情報に基づく。

年月日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ(人気) 着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量 勝ち馬/(2着馬)
2005.10.23 東京 2歳新馬 芝1800m(良) 9 5 5 09.1(4人) 2着 1:50.2 (34.6) -0.9 江田照男 55kg ハネダテンシ
0000.11.13 東京 2歳未勝利 芝1800m(良) 13 7 10 10.0(3人) 3着 1:47.9 (34.6) -0.3 宮崎光行 55kg マチカネゲンジ
0000.11.27 東京 2歳未勝利 芝1800m(良) 16 6 11 02.0(1人) 6着 1:49.8 (35.0) -0.9 江田照男 55kg サクラマジェスティ
0000.12.18 中京 2歳未勝利 ダ1700m(良) 16 4 7 04.2(2人) 3着 1:49.6 (40.1) -1.0 柴山雄一 55kg ゼットコマンダー
2006.01.08 中山 3歳未勝利 芝2200m(良) 16 7 13 07.5(3人) 10着 2:17.4 (38.1) -1.6 柴山雄一 56kg ケネディーブース
0000.04.15 中山 3歳未勝利 ダ1800m(稍) 10 8 10 02.2(1人) 1着 1:55.7 (38.1) -1.0 横山典弘 56kg (マイネルランプロス)
0000.05.28 東京 3歳500万下 ダ1600m(重) 16 7 13 05.8(2人) 1着 1:36.5 (36.6) -0.0 横山典弘 56kg (トーセンブレイク)
0000.08.26 札幌 大雪H 1000 ダ1700m(良) 13 6 9 08.0(3人) 9着 1:47.2 (38.0) -1.8 横山典弘 53kg マンオブパーサー
2007.09.16 中山 3歳上500万下 ダ1800m(良) 12 6 8 07.8(4人) 4着 1:56.7 (38.5) -1.8 吉田隼人 57kg アルカライズ
0000.10.08 東京 3歳上500万下 ダ2100m(良) 16 3 5 06.7(3人) 3着 2:13.8 (38.4) -0.2 吉田隼人 57kg スターシップ
0000.10.28 東京 3歳上500万下 ダ1600m(重) 14 4 6 05.9(3人) 5着 1:37.5 (37.7) -1.1 吉田隼人 57kg ヴァケイション

種牡馬時代

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2008年より[2][4]日本では初となるレモンドロップキッドの後継種牡馬[4]として日高軽種馬農協門別種馬場で繋養され[5][2]2010年7月に門別種馬場の閉鎖にともないレックススタッドへ移動した[4]。産駒は初年度の2011年から中央競馬で勝利を挙げている[10]

2013年、アポロサラブレッドクラブ所有馬のアポロマーベリック東京ジャンプステークス中山大障害を勝ち、産駒から重賞およびJ・GI初勝利となった。

2022年時点では白馬牧場で供用されていた[11]。同年9月11日付で種牡馬を引退[12]。以後の動向は不明である。

主な産駒

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血統表

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アポロキングダム血統ミスタープロスペクター系/Northern Dancer 5×4×5=12.50%) (血統表の出典)

Lemon Drop Kid
1996
父の父
Kingmambo
1990
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Miesque Nureyev
Pasadoble
父の母
Charming Lassie
1987
Seattle Slew Bold Reasoning
My Charmer
Lassie Dear Buckpasser
Gay Missile

Bella Gatto
1996
Storm Cat
1983
Storm Bird Northern Dancerr
South Ocean
Terlingua Secretariat
Crimson Saint
母の母
Winter Sparkle
1983
Northjet Northfields
Jellatina
Turn to Talent Turn-to
Hidden Talent F-No.21-a


母の従兄弟に種牡馬のブロードブラッシュ[2][4][5]、その甥に日経新春杯優勝馬のトウカイワイルドがいる[2]

父Lemon Drop Kid産駒に2023年のフェブラリーステークス、2023年、2024年のマイルチャンピオンシップ南部杯チャンピオンズカップ優勝馬のレモンポップがいる。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o アポロキングダム”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j k 外国産馬アポロキングダムが種牡馬入り”. netkeiba.com (2008年1月17日). 2012年3月16日閲覧。
  3. ^ a b 【3歳500万下】(東京5R)〜アポロキングダム2連勝!”. 競馬実況web. 日経ラジオ社 (2006年5月28日). 2012年3月16日閲覧。
  4. ^ a b c d e アポロキングダムがレックスSへ移動”. トピックス. ケイバブック (2010年8月20日). 2012年3月16日閲覧。
  5. ^ a b c d e f 馬産地ニュース『アポロキングダムがHBA門別種馬場に到着』”. 競走馬のふるさと案内所. 日本軽種馬協会 (2007年12月6日). 2012年3月16日閲覧。
  6. ^ アポロキングダム|種牡馬データ”. 牧場便り. アポロサラブレッドクラブ. 2012年3月16日閲覧。
  7. ^ a b 【新馬戦】(東京5R)〜レース後のコメント”. 競馬実況web. 日経ラジオ社 (2005年10月23日). 2012年3月16日閲覧。
  8. ^ netkeiba アポロキングダムの競走成績”. Net Dreamers Co., Ltd.. 2019年8月20日閲覧。
  9. ^ アポロキングダム 競走成績”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2019年8月20日閲覧。
  10. ^ 【中山5R新馬戦】アポロキングダム産駒のアリーナがV”. スポーツニッポン (2011年9月24日). 2012年3月16日閲覧。
  11. ^ 2022年度サラ系供用種牡馬一覧 - 2022年12月4日閲覧
  12. ^ アポロキングダム(USA)”. ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2022年12月4日閲覧。

外部リンク

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