「伊予鉄道」の版間の差分
→在籍車両: https://www.iyotetsu.co.jp/topics/press/2023/1114_rk7k.pdfに公式発表あり |
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**9月30日:この日発行の平成30年度版より、『鉄道要覧』での本町一丁目・本町三丁目・本町四丁目・本町五丁目・本町六丁目・萱町六丁目・平和通一丁目の各停留場における[[丁目]]の表記が[[アラビア数字]]から[[漢数字]]に変更<ref>『平成29年度 鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.356</ref><ref>『平成30年度 鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.358</ref>。 |
**9月30日:この日発行の平成30年度版より、『鉄道要覧』での本町一丁目・本町三丁目・本町四丁目・本町五丁目・本町六丁目・萱町六丁目・平和通一丁目の各停留場における[[丁目]]の表記が[[アラビア数字]]から[[漢数字]]に変更<ref>『平成29年度 鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.356</ref><ref>『平成30年度 鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.358</ref>。 |
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*[[2019年]]([[令和]]元年)12月10日:郊外電車で[[昼間点灯|前照灯常時点灯化]]を開始<ref>[https://rail.hobidas.com/rmnews/259516/ 【伊予鉄】前照灯を常時点灯化] - 鉄道ホビダスRMニュース、2019年12月13日</ref>。{{要出典範囲|date=2023年10月|なお、約2か月後の2020年2月末に無灯火運転に戻った。}} |
*[[2019年]]([[令和]]元年)12月10日:郊外電車で[[昼間点灯|前照灯常時点灯化]]を開始<ref>[https://rail.hobidas.com/rmnews/259516/ 【伊予鉄】前照灯を常時点灯化] - 鉄道ホビダスRMニュース、2019年12月13日</ref>。{{要出典範囲|date=2023年10月|なお、約2か月後の2020年2月末に無灯火運転に戻った。}} |
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*[[2023年]](令和5年)11月3日:運転士不足に伴い、「坊っちゃん列車」が当面の間運休となる<ref>[https://www.yomiuri.co.jp/local/kansai/news/20231017-OYO1T50032/ 「坊っちゃん列車」11月から当面運休…伊予鉄グループ、運転士不足で電車・バス減便] - 読売新聞オンライン、2023年10月17日</ref>。 |
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== 経営理念 == |
== 経営理念 == |
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::モハ3100形 : 3101 - 3110 |
::モハ3100形 : 3101 - 3110 |
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::クハ3300形 : 3301 - 3310 |
::クハ3300形 : 3301 - 3310 |
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==== 導入予定の車両 ==== |
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:;7000系電車 |
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::700系の置き換えを目的とした完全自社製造の新型車両。2025年2月より運行を開始し、2027年2月までに3両編成6本が導入される予定である。製造元は[[近畿車輛]]<ref>{{PDFlink|[https://www.iyotetsu.co.jp/topics/press/2023/1114_rk7k.pdf 郊外電車に新型鉄道車両7000系を導入!~バリアフリーに対応、環境性能を向上~]}} - 伊予鉄道ニュースリリース 2023年11月14日</ref>。 |
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==== 過去に在籍した車両 ==== |
==== 過去に在籍した車両 ==== |
2023年11月14日 (火) 05:31時点における版
![]() | |
![]() 伊予鉄グループ本社前にある松山市駅ターミナル | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
![]() 〒790-0807 愛媛県松山市平和通六丁目98番地[1] |
設立 |
2017年(平成29年)4月3日 (伊予鉄道分割準備株式会社) |
業種 | 陸運業 |
法人番号 | 7500001020510 |
事業内容 | 鉄道・軌道事業 |
代表者 | 代表取締役社長 清水 一郎 |
資本金 | 1億円 |
主要株主 |
伊予鉄グループ 100% (2019年3月31日現在[2]) |
外部リンク | https://www.iyotetsu.co.jp/ |
特記事項:創立:1887年(明治20年) |
伊予鉄道株式会社(いよてつどう、Iyo Railway Co., Ltd.)は、株式会社伊予鉄グループの主要子会社であり事業会社である。愛媛県松山市に本社を置き、鉄道・軌道事業を行っている。
現在の法人は2018年(平成30年)4月1日に伊予鉄グループの持株会社移行に伴い同社(旧・伊予鉄道)の会社分割により発足したもの[3]で、旧・伊予鉄道(現・伊予鉄グループ)は1887年(明治20年)に創立された、民営鉄道としては日本で2番目の歴史を持つ老舗企業である[4]。
概要
松山の外港である三津と松山市街とは宮前川や中の川による舟運 [注釈 1]や三津街道に頼っていたが、これを改善しようと鉄道の建設を決意したのが創業者の小林信近である[4]。小林はイギリス人技師から教えを受け、小資本でも建設できる鉄道として軌間762mmの軽便鉄道を採用。鉄道局からは「地方に鉄道など時期尚早」と却下されたものの小林は鉄道局の井上勝らに直談判し、熱意に負けた形で許可が下りたという。1887年に伊予鉄道を設立し、日本で初めての軽便鉄道[4]および中四国地方で初めての鉄道として、松山 - 三津間を1888年に開業させたものである。
以後、道後鉄道、南予鉄道、松山電気軌道を買収するなどして路線網を広げ、松山の都市内交通を担っている。
なお、1951年(昭和26年)からバス事業も行ってきたが、2018年の伊予鉄グループ再編の際に伊予鉄バスとして事業会社化している。
沿革
- 1887年(明治20年)9月14日:伊予鉄道会社設立。
- 1888年(明治21年)10月28日:松山(後の外側、再び松山、現在の松山市) - 三津間で鉄道開業。四国初の鉄道。
- 1892年(明治25年)5月1日:三津 - 高浜間が延伸開業。高浜線全通。
- 1893年(明治26年)5月7日:平井河原線(現在の横河原線)外側(現在の松山市)- 平井河原(現在の平井)間が開業[5]。
- 1895年(明治28年)8月22日:道後線の前身である道後鉄道により古町 - 道後(現在の道後温泉) - 松山(後の一番町、現在の大街道付近)間が開業。
- 1896年(明治29年)
- 1899年(明治32年)10月4日:平井河原線、平井河原 - 横河原間延伸開業。同時に横河原線と改称。横河原線全通。
- 1900年(明治33年)5月1日:道後鉄道・南予鉄道を合併。それぞれを道後線、郡中線とする。
- 1911年(明治44年)8月8日:道後線 古町 - 道後間を1,067mmに改軌、電化。
- 1916年(大正5年)12月31日:伊予水力電気と合併し、伊予鉄道電気株式会社に商号を変更[6]。
- 1921年(大正10年)4月1日:松山電気軌道を合併。
- 1923年(大正12年)6月30日:旧松山電気軌道線を1,435mm(標準軌)から1,067mmに改軌。
- 1927年(昭和2年)11月1日:萱町 - 江ノ口間(旧松山電気軌道線)営業廃止。
- 1931年(昭和6年)
- 5月1日:高浜線を1,067mmに改軌、電化。
- 10月6日:横河原・森松線を1,067mmに改軌。
- 1935年(昭和10年)11月4日:梅津寺遊園地完成。
- 1937年(昭和12年)7月22日:郡中線を1,067mmに改軌。
- 1939年(昭和14年)5月10日:郡中 - 郡中港間延伸開業。郡中線全通。
- 1942年(昭和17年)4月1日:伊予鉄道電気が電力事業を四国配電(現在の四国電力)に分離し、鉄軌道事業を担う伊豫鉄道株式会社を設立。
- 1944年(昭和19年)1月1日:三共自動車を合併、自動車部を設立し貸切および乗合バス事業に参入。
- 1945年(昭和20年)
- 1947年(昭和22年)3月25日:花園線開業。全通。
- 1950年(昭和25年)5月10日:郡中線電化。
- 1952年(昭和27年)2月5日:松山市内線では初のボギー車 モハ50形電車運行開始。
- 1954年(昭和29年)2月1日:横河原線・森松線ディーゼル化により、蒸気機関車(坊っちゃん列車)が廃止。
- 8月15日:車扱い貨物営業廃止。
- 1958年(昭和33年)4月1日:伊予鉄道初のカルダン駆動車 600系電車運行開始。
- 1963年(昭和38年)4月1日:梅津寺遊園地をリニューアルし、梅津寺パークとして開園。
- 1965年(昭和40年)12月1日:森松線廃止。
- 1967年(昭和42年)
- 1969年(昭和44年)12月1日:松山市内線環状運転開始。
- 1980年(昭和55年)1月14日:600系電車3両編成化。
- 1981年(昭和56年)
- 1984年(昭和59年)8月1日:800系電車運行開始。3両固定編成。
- 1985年(昭和60年)7月8日:郊外線初の冷房電車が運行開始(800系)。
- 1987年(昭和62年)9月12日:700系電車運行開始。
- 1991年(平成3年)8月1日:郡中線ダイヤを高浜線・横河原線と同じ日中15分ヘッドに変更、松山市駅での路線間接続を改善。
- 1992年(平成4年)6月25日:伊豫鉄道株式会社から伊予鉄道株式会社に商号変更[7]。
- 1993年(平成5年)6月12日:鉄道線でCTCの使用開始。
- 1994年(平成6年)
- 1995年(平成7年)1月15日:610系電車運行開始。伊予鉄道初のステンレス製電車。
- 1998年(平成10年)
- 2000年(平成12年)ラッシュ時に限り運用されていた300系電車が休車(のち一度も運用に就くことなく2009年に廃車解体)。鉄道線全線において冷房化が実質完了。
- 2001年(平成13年)10月12日:松山市内線で「坊っちゃん列車」レプリカ運行開始。
- 2002年(平成14年)3月19日:松山市内線でモハ2100形超低床電車運行開始。
- 2003年(平成15年):軌道の専用化完成(上一万 - 道後温泉駅間専用軌道化)
- 2004年(平成16年)
- 2005年(平成17年)
- 8月23日:日本初の電車・バス・タクシー共通ICカードシステム「ICい〜カード」の本格導入開始。携帯電話の電子マネー機能・iモードFeliCa(おサイフケータイ)にも全国初対応。
- 11月1日:IC定期券の発行を開始。前日限りで、い〜カード(磁気)の販売が中止される(利用は2006年10月31日まで)。
- 2009年(平成21年)8月24日:鉄道線で3000系電車が営業運転開始[8]。3両固定編成。
- 2010年(平成22年)7月25日:800系電車の全車両の営業運転終了。
- 2011年(平成23年)6月24日:松山市駅の発車メロディを『この街で』に変更[9]。
- 2014年(平成26年)2月16日:ICい〜カードの普及に伴い、松山市駅の自動改札機撤去。後日、普通乗車券を非磁気券化。
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
- 2019年(令和元年)12月10日:郊外電車で前照灯常時点灯化を開始[29]。なお、約2か月後の2020年2月末に無灯火運転に戻った。[要出典]
- 2023年(令和5年)11月3日:運転士不足に伴い、「坊っちゃん列車」が当面の間運休となる[30]。
経営理念
「伊予鉄グループは、安全で良質なサービス・商品を提供し、地域とともに歩み、ともに発展します。」
社章・ロゴマーク
現在用いられているロゴマークは2015年5月25日に発表されたものである。英字の「IYOTETSU」を基調に「O」の文字に動きを付けることで、車輪のイメージ、人と人とが向き合い乗客を大切にするイメージを表現している[13]。
社章はカタカナの「イ」を四つ組み合わせて「イヨ」の意味を表したもので、「いびし(=イ菱)」と称される。デザインが考案された時期や使用が開始された時期については不明だが、草創期の会社資料にすでに現れていることから、創業と同時、あるいは創立後間もないころに定められたものとみられる[31]。
-
ロゴマーク
-
社章
路線
郊外線

大型の電車を使用する鉄道各線の総体で、案内上「郊外電車」と呼ばれる。松山市駅を拠点に、約10kmの3路線が放射状に延びている。いずれの路線も日中15分間隔で準高頻度・等間隔運転している。平日朝の通勤ラッシュ時には最大4両編成で運行されている。鉄道線・軌道線全車両を管理する車両基地・工場として古町車両工場を有する。架線電圧は高浜線のみが600V、他の2路線は750Vと異なるが、高浜線と横河原線は直通運転をおこなっており、3路線間で車両も共用されている(詳細は後述)。
高浜線の高浜駅より松山観光港への延伸構想があるが、費用などの面から具体化していない。現有路線にはトンネルが全くない[注釈 2]。松山市駅に限って途中下車が可能である。

松山市内線


いわゆる路面電車であり、市内線、市内電車とも呼ばれる。松山市駅を拠点に、松山城を囲む形で運行されている環状線(東回りと西回りあり)、および松山市の最大の観光地である道後温泉と松山市駅・JR松山駅前、松山市駅と本町六丁目を結ぶ系統が運行されている。南堀端 - 上一万間は本町線以外の全ての系統が集中するため、多頻度の運行となっている。また、JR松山駅前・松山市駅・道後温泉駅を相互に結ぶ路線が複線化されている。
古町 - JR松山駅前 - 道後温泉、松山市駅 - 道後温泉間では、軽便鉄道時代に伊予鉄道で使用された蒸気機関車をディーゼル機関車として復元した「坊っちゃん列車」が運行されている。
幹線道路上を走る多くの区間において複線の軌道敷が確保され、一般の自動車が線路上を走行することはできないことになっているが、右折のため軌道敷内へ進入したまま停車して電車の進路を塞ぐ車や歩車分離式信号機のために、基本ダイヤ通りのスムーズな運行は難しいのが現状である。
1960年代に入ると、日本全国でモータリゼーションが進行し、路面電車は次々と淘汰されていった。その影響を受け、松山においてもタクシー業界が「路面電車廃止の陳情」を提出したことがあったが、採用されなかった[33]。そうした時代の流れに反し、道路の配置上やむを得なかった上一万 - 道後公園間を除いて、軌道内への進入禁止が徹底され[33]、1962年(昭和37年)には路線が延長される。後に、上一万 - 道後公園間に関しても道路拡幅工事によって軌道内進入禁止となり、市内線全てが自動車の進入禁止となった。中心市街地を結ぶという運行ルートや、行政や市民の支持があったことで、路線縮小などが起こらずに路面電車が生き残り、現在も重要な交通手段として市民権を得ている。
欧州を中心に路面電車(「ヨーロッパのトラム」を参照)が再評価されており、日本においても富山市における新規開業を嚆矢として、各都市で導入計画が検討されるなど復権しつつある[34]。愛媛県や松山市も路面電車(LRT)に関して積極的な自治体の一つで、松山空港乗り入れや本町線延伸など、幾つかの延伸構想がある(後述)。
路線
城北線は鉄道事業法に基づく「鉄道」、他は軌道法に基づく「軌道」である。
路線名 | 距離 | 乗り入れる系統 | 区間 | 電停数 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
鉄道 | 城北線 | 2.7km | ![]() |
![]() |
古町 - 平和通一丁目 | 9 | ||||
軌道 | 城南線 | 3.5km | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
道後温泉 - 西堀端 | 11 |
連絡線 | 0.1km | ![]() |
![]() |
平和通一丁目 - 上一万 | 2 | |||||
本町線 | 1.5km | ![]() |
本町一丁目 - 本町六丁目 | 5 | ||||||
大手町線 | 1.4km | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
古町 - JR松山駅前 - 西堀端 | 5 | |||
花園線 | 0.4km | ![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
松山市駅 - 南堀端 | 2 |
= 坊っちゃん列車
運転系統
系統番号 | 系統名[35] | 運行区間 | 電停数 | 運行間隔 |
---|---|---|---|---|
![]() |
環状線 | 松山市駅→JR松山駅前→木屋町→鉄砲町→大街道→松山市駅 | 21 | 10分 |
![]() |
環状線 | 松山市駅→大街道→鉄砲町→木屋町→JR松山駅前→松山市駅 | 21 | 10分 |
![]() |
松山市駅線 | 松山市駅 - 大街道 - 道後温泉 | 11 | 10分 |
![]() |
JR松山駅前線 | JR松山駅前 - 大街道 - 道後温泉 | 13 | 15分 |
![]() |
本町線 | 松山市駅 - 本町六丁目 | 7 | |
坊っちゃん列車 | 古町 - JR松山駅前 - 大街道 - 道後温泉 | 4 | ||
松山市駅 - 大街道 - 道後温泉 | 3 |
坊っちゃん列車は乗降できる電停数を表す。

延伸計画
- 大手町線(南江戸延伸と松山空港への乗り入れ)
- 松山市では2020年代にJR予讃線とJR松山駅の高架化及び周辺地区の区画整備を完成させる予定(2019年時点では高架化工事の完成が2023年度末=2024年3月[36])だが、その都市計画の一環として、市内電車が延伸される[37]。
- 具体的には、高架化されるJR松山駅の直下まで路面電車を乗り入れさせて利用の便を図るほか、そこから南江戸五丁目の松山環状線までの700mを延伸するとしている[38][39]。
- この南江戸延伸は、将来の松山空港乗り入れも視野に入れた計画とされており[38][40]、2014年2月の県定例会で中村時広知事は、延伸を「将来の夢」と述べた議員の質問に対してそれに賛同しながら「実現には、多額の経費や事業採算性を初め、克服すべき多くの課題を有している」「今後、主体となる松山市や伊予鉄道などと連携しながら、将来の目指すべき交通体系の一つとして、その夢の実現の可能性を追求していきたい」と答弁した[41]。更に中村知事は、2期目の政策の一つとして、JR松山駅から松山空港までの路面電車延伸に本格的に取り組む姿勢をみせている[42][43]。道路の中央分離帯の活用や、国の補助なども勘案して検討するとしたうえで「空港を降りて、坊っちゃん列車が止まっているなんて、日本どころか世界でもありえない。PRにはもってこいだ」と意欲を語った[44]。また2014年11月17日、松山市長に再選された野志克仁は、「低床の連結路面電車の導入や、伊予鉄道路面電車の松山空港への延伸を進めていきたい」という展望を述べた[45]。伊予鉄道側も計画に積極的で[46]、新計画の一環として連接型LRT車両の導入検討や空港延伸の本格化を挙げている[13]。
- 発足した検討会において、松山駅から南江戸延伸を前提としたそれぞれ新空港通り、旧空港通り、市道新玉49号付近(新玉街道)を経由する市内電車3ルートと、郡中線土居田駅から分岐して旧空港通りを経由する郊外電車1ルートの計4ルート案が示されている[47]。
延伸構想
詳細は各路線の記事を参照。
- 本町線(山越・鴨川地区への延伸)
- 本町線を国道196号線沿いに延伸することにより、人口密度が非常に高いが鉄道空白地帯となっている山越・鴨川方面[48]まで延伸するという構想が昔からある。並行する伊予鉄バス北条線は、森松線や10番線、空港線などのバス路線と並んで、四国地方で最も高頻度運転が行われている区間であり、複線化などが必要ではあるものの延伸された場合は当路線は盲腸路線でなくなる。
- 松山市も公共交通の利便性向上や低炭素社会を実現するためには有効な手段であるとしており、国道196号を整備する時には、道路管理者である国に要望していきたいとしているが[49]、伊予鉄側は愛媛県に対し「現時点で計画はない」と回答している[50]。
- なお、本町線は2005年以降、運行本数の削減が繰り返し行われ、2020年から土休日は全便運休という状況となっている。
- 高浜線(松山観光港への延伸)
- 高浜線の終点である高浜駅は、高浜港の目の前であるが、港湾機能が限界に達したため、高浜港の北700mの地点に松山観光港が整備されフェリーなどの船舶の発着が移転した。このため、連絡バスへの乗り換えが必要となっており、高浜駅から松山観光港ターミナルまで延伸するという構想が20年以上前からある。松山観光港旅客ターミナルは将来の鉄道乗り入れを視野に入れた設計だが、予算の問題に加え[51]、県道19号の高浜トンネル開通により自社で運行する松山観光港リムジンバスの所要時間が短縮され鉄道と遜色なくなったことなどによって計画は停滞している。
- 行政側も、松山空港乗り入れ構想と合わせて重要な課題と位置付けており、当面は事業化の可能性を検討していくことになる[52]。
- 森松線(森松線の復活と砥部町への乗り入れ)
- かつて、伊予鉄道にはいよ立花駅から分岐して国道33号線沿いに、石井・森松地区までを結んでいた路線(森松線)が存在したが、1965年(昭和40年)12月1日に廃止された。伊豫豆比古命神社の椿祭りの開催日には臨時列車が運行されるなど賑わったが、平日日中は空気輸送状態であったという[53]。
- 廃線後暫くすると、森松線沿線及びその延長にある砥部町は、当時からは想像もできないほどに発展した。ベッドタウンとしてだけでなく、愛媛県総合運動公園陸上競技場や愛媛県立とべ動物園といった大型集客施設も開設されたため、国道33号線の渋滞は悪化の一途を辿った。そして1997年(平成9年)には松山自動車道松山インターチェンジが開通して更に道路渋滞に拍車がかかった。
- 現状を踏まえて、森松線の復活や重信川を渡河して砥部町まで延伸開業するという構想があるものの、巨額の建設費がかかるとして具体化していない[54]。当時の廃線敷のほとんどは売却されている。
輸送人員
いずれも2011年度。それぞれピーク時より50% - 80%減っている[56]。
輸送人員の推移 |
---|
- 民鉄主要統計『年鑑世界の鉄道』1983年、朝日新聞社、『年鑑日本の鉄道』1985、1987-2007年、鉄道ジャーナル社
- 『鉄道統計年報』国土交通省
- 民鉄の事業者別輸送実績(令和3年度) 鉄道部 組織別情報 四国運輸局
戦前の輸送収支実績
鉄道線 |
---|
軌道線 |
---|
- 鉄道局年報、鉄道院年報、鉄道院鉄道統計資料、鉄道省鉄道統計資料、鉄道統計資料、鉄道統計各年度版
在籍車両
![]() |
2019年3月現在、松山市内線用45両および郊外線用53両の計94両が古町電車庫および古町市内線車庫に配置されている。
2015年から「IYOTETSUチャレンジプロジェクト」の一環で、電車のオレンジ単色塗装への変更が開始された[57]。2021年4月2日に郊外線車両最後の旧塗装編成3000系第2編成が古町工場に入場し、塗装変更がなされている。これにより全車両のオレンジ単色塗装化が達成された。
郊外線・市内電車とも福岡県福津市に鎮座する宮地嶽神社のお札またはステッカーが掲出されている。交通安全を祈願したものではあるが、「伊予鉄道125年史」のコラム「宮地嶽神社といよてつ」によれば、高浜線電化の際に松山市駅構内から「宮地」と記された石碑が出土し、これを宮地嶽神社の分祀として伊予鉄で奉祀したことがその経緯だとしている。現在は本社ビルの屋上に社殿が整備されており、毎月1日に役員や管理職が安全祈願を行っている。
松山市内線
2023年1月現在、営業用の電車38両と「坊っちゃん列車」用のディーゼル機関車2両、客車3両の計43両が在籍する。
2002年3月に登場したモハ2100形電車は、伊予鉄道では「超低床式軌道電車」「(単車)LRT型車両」と呼んでいる。広島電鉄・熊本市交通局等の超低床車両は連接車であるが、同社の拠点駅である松山市駅停留場では、連接車の導入は到着ホームの先端から出発ホームへの渡り線までの間に連接車を導入できるだけの長さがないため困難であり、単車型を車両製造会社と開発して投入した。乗降はスムーズであるが、在来型に比べると定員が80人から47人に減り、車内通路が狭隘になっている。
なお、2017年9月には15年ぶりの新形式となるモハ5000形電車が導入された[58]。
- 電車
- 坊っちゃん列車
-
- D1形
- 1号
- D2形
- 14号
- ハ1形
- 1・2
- ハ31形
過去に在籍した車両
- 電車
郊外線
2022年6月現在、3系列52両の電車が在籍する。高浜線(直流600V)と郡中線・横河原線(直流750V)は電圧が異なるが、日本で主流の直流1500Vより低圧であり、低いほうの区間が比較的短く出力低下がそれほど大きくはならないため電車は必要最低限の対応しかされておらず通常複電圧車とは扱われない。
2004年1月から4月にかけて、当時長期休車中であった300系(後に運用に復帰することなく廃車解体)を除く全車両に車内案内装置が設置された。後に全車LCDに交換された。
- 電車
導入予定の車両
過去に在籍した車両
- 電車
-
- 100系(1984年退役)
- モハ100形: 101 - 106
- モハ200形: 201 - 206
- モハ210形: 212
- クハ400形: 401 - 406
- 110系(1994年退役)
- モハ110形: 111 - 115
- クハ410形: 411 - 413
- 120系(1989年退役)
- モハ120形: 121 - 125
- クハ420形: 421
- 130系(1991年退役)
- モハ130形: 131 - 136
- サハ510形: 511・512
- サハ530形: 531
- 300系(2000年以降休車、2008年解体)
- モハ300形: 301 - 304
- サハ500形: 501・502
- 600系(1995年退役、2008年解体)
- モハ600形: 601 - 603
- 800系 6編成18両(元京王2010系、2010年退役)
- モハ810形: 811 - 816
- クハ850形: 851 - 856
- モハ820形: 821 - 826
- 700系 3編成10両(元京王5000系〈初代〉、2011年、2015年、2021年退役)
- モハ710形: 711 - 713
- クハ760形: 761 - 763
- モハ720形: 720 - 723
- 機関車
- 客車
導入予定車両
- 電車
-
- 7000系 - 700系の代替として、610系以来の自社発注車として導入。近畿車輛製となる。
運賃
大人普通旅客運賃(小児半額・10円未満切り上げ)。2023年10月1日改定[60]。
- 松山市内線
- 郊外線
キロ程 | 運賃(円) |
---|---|
初乗り3km | 200 |
4 | 250 |
5 | 270 |
6 | 320 |
7 | 340 |
8 - 9 | 400 |
10 - 11 | 460 |
12 - 13 | 520 |
14 - 15 | 580 |
16 - 17 | 640 |
18 - 19 | 690 |
20 - 21 | 740 |
22km以上 | 760 |
券名 紙券 ジョルダン「乗換案内」
伊予鉄MaaSみきゃんアプリ 市内電車[66] 1Dayチケット 800円 700円 2Dayチケット 1100円 1000円 3Dayチケット 発売なし 1400円 1300円 4Dayチケット 発売なし 1700円 1600円 ALL IYOTETSU[67] 1Day Pass 1900円 1800円 2Day Pass 3000円 2900円 3Day Pass 発売なし 3900円 3800円 4Day Pass 発売なし 4800円 4700円
- ALL IYOTETSU 1Day・2Day・3Day・4Day Passは、郊外電車・市内電車・バス全線(坊っちゃん列車・高速バス・特急バス・伊予鉄南予バス除く)が利用可能である。
- 上記のどの一日乗車券でも伊予鉄高島屋の観覧車「くるりん」に1回に限り無料で乗車可能。2016年9月30日までは300円追加で坊っちゃん列車に乗車可能だった[61]。
2015年3月31日までは以下の乗車券が販売されていた。
1965年以降の松山市内線の運賃(大人)
- 1965年11月27日から 20円
- 1969年2月5日から 25円
- 1971年8月26日から 30円
- 1973年11月8日から 40円
- 1975年3月1日から 60円
- 1977年2月18日から 80円
- 1979年11月30日から 100円
- 1981年11月28日から 120円
- 1983年11月1日から 130円
- 1985年11月1日から 140円
- 1989年4月1日から 150円
- 1994年2月1日から 170円
- 2001年4月16日から 150円
- 2014年4月1日から 160円
- 2020年10月1日から 170円[70]
- 2021年12月1日から 180円[71]
- 2023年10月1日から 200円(現行)
特記事項

- 復刻版坊っちゃん列車は、蒸気機関車風のディーゼル機関車によって牽引されるため、機関車の運転には市内電車を運転できる資格「乙種電気車運転免許」ではなく、「乙種内燃車運転免許」が必要になる。このため、同列車の運転開始にあたって、乗務予定の運転士は乙種内燃車資格を新たに取得する必要があった。しかし、路面軌道を走行するディーゼルカーは、札幌市交通局(札幌市電)などでかなり以前に数例見られただけであった。このため所管する四国運輸局や伊予鉄道は、試行錯誤しながらすっかり過去のものになったこの資格を復活させたと、社史[72]や、伊予鉄道・坊っちゃん列車公式ホームページに記録がある。
- 野球拳は、前身の伊予鉄道電気時代の野球部にて考案された。
- 市内線電車内(2100形,5000形を除く)には、市内各所に設置されているものと同様な「俳句ポスト」が置かれている。
- 郊外線で冷房車が投入された際、メーカー名入りの「冷房電車 三菱電機株式会社」というヘッドマークが取り付けられていた。
- チャレンジプロジェクト実施による駅名板更新が完了した2015年夏頃までは、郊外線の自立式駅名標は縦書き表示が多く残っていた。中でも旧型の梅津寺駅や郡中港駅などにある、青枠で囲ってある形式は、縦書き表示時代の阪急電鉄のそれとそっくりである。阪急も一部の駅では、当時の面影を残す青枠囲みの駅名標があるが、すべて横書き表示になっている。
伊予鉄道に関連する作品
- 「伊豫鉄道唱歌」(1909年1月) - 鉄道唱歌に倣って、その作者である大和田建樹自身が作った歌で、伊予鉄道の鉄道線・軌道線を全25番で歌っている。現在その初めの1・2番と、松山駅(現、松山市駅)が入る6番がよく歌われる。
- 1.名も常磐(ときわ)なる松山の 市街を中に取巻きて 葛の如く縦横に 蔓さしのばす伊豫鉄道
- 2.先ず乗り出だす高浜の 港の海の朝げしき 艪(ろ)を押し連れて出でて行く 船は落葉か笹の葉か
- 6.伊豫鉄道の本社ある 松山駅の近くには 役所兵営女学校 出で入る列車の数繁(かずしげ)し
- 6番の「松山駅」は駅名改称で「松山市駅」となったため、戦後1953年に開催された愛媛国体の際に新しく歌詞が作られ、現在では「伊予鉄道の本社ある 松山市駅は昼も夜も 出て入る列車の数繁く 行き交うバスの絶え間なし」と言い換えることがある。
- 「坊っちゃん」(1906年) - 夏目漱石が1895年から1896年の間に松山へ赴任したときの経験を元に執筆した小説で、作品中に登場する伊予鉄道の客車を「マッチ箱のような汽車」と表現している。2001年に運行が開始された「坊っちゃん列車」も、この作品がかかれた当時の様子を再現する試みである。
脚注
注釈
出典
- ^ グループ関連会社 - 伊予鉄グループ、2022年7月1日閲覧
- ^ 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』令和元年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会
- ^ a b 持株会社体制への移行に伴う組織体制について (PDF) - 伊予鉄道(2018年3月26日)
- ^ a b c 伊予鉄グループ会社案内2018 (PDF) , p.4, 2018年4月22日閲覧。
- ^ 『鉄道局年報. 明治26年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「合併契約書」『五十年史』伊予鉄道電気、1936年、pp.43-44(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『創立125年史「道は、みらいへ」』 伊予鉄道、2012年、pp.114-115
- ^ 愛媛経済レポート 2009年1月5/15日合併号P6-8 新春インタビュー 伊予鉄道社長「佐伯要」さん
- ^ ことばのちからラッピングバス・電車 出発式実施と松山市駅 電車発車メロディーの変更について - 伊予鉄道、2011年6月24日。
- ^ 市内電車車内放送の英語案内開始について - 伊予鉄道、2015年2月23日
- ^ 市内電車「えひめFree Wi-Fi」サービス、およびサイクルトレイン・バス・タクシーの本格運行を開始します - 伊予鉄道、2015年3月18日
- ^ 4月4日からサイクルトレインの本格運行を開始 - インタープレス、2015年3月20日。
- ^ a b c IYOTETSUチャレンジプロジェクト (PDF) - 伊予鉄道、2015年5月。
- ^ いよてつ発車メロディー - 伊予鉄道、2015年7月。
- ^ 伊予鉄グループのカードが変わります - 伊予鉄道、2016年1月25日。
- ^ 県内小1に無料パスポート贈呈 - 愛媛新聞ONLINE(2016年4月12日)。
- ^ 終電延長、毎週金曜約30分 - 愛媛新聞ONLINE(2016年7月23日)。
- ^ 坊っちゃん列車ミュージアム 伊予鉄本社 - 愛媛新聞ONLINE(2016年12月9日)。
- ^ 第109期 有価証券報告書 (PDF)
- ^ a b c 2017/4/25付けEDINET提出書類「臨時報告書」 (PDF)
- ^ 伊予鉄に戦後初の女性運転士2人誕生 - 愛媛新聞ONLINE(2017年5月30日)。
- ^ 女性運転士デビュー 伊予鉄道で戦後初 - 朝日新聞デジタル(2017年5月31日)。
- ^ 「新型LRT車両 営業運転開始 (PDF) - 伊予鉄道(2017年9月1日)。
- ^ 伊予鉄の新型LRT 営業運転開始 - 愛媛新聞ONLINE(2017年9月22日)。
- ^ バリアフリー化 伊予鉄道道後温泉駅新装 - 愛媛新聞ONLINE(2017年12月22日)。
- ^ スタバ道後温泉駅舎店 - 愛媛新聞ONLINE(2017年12月19日)。
- ^ 『平成29年度 鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.356
- ^ 『平成30年度 鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.358
- ^ 【伊予鉄】前照灯を常時点灯化 - 鉄道ホビダスRMニュース、2019年12月13日
- ^ 「坊っちゃん列車」11月から当面運休…伊予鉄グループ、運転士不足で電車・バス減便 - 読売新聞オンライン、2023年10月17日
- ^ “2014年版会社案内” (pdf). 伊予鉄道. p. 1 (2014年7月). 2014年10月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月14日閲覧。
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- ^ 平成26年第336回愛媛県定例会愛媛県議会会議録検索システムで確認可能
- ^ 中村時広公約集
- ^ 愛媛知事再選の中村氏、松山の路面電車延伸を検討 - 日本経済新聞 電子版、2014年11月18日
- ^ 中村知事「観光に独自性」…ダブル選一夜明け - YOMIURI ONLINE、2014年11月18日
- ^ 当選から一夜、知事・市長が2期目へ抱負 - 愛媛新聞オンライン、2014年11月17日
- ^ 空港への延伸「前向きに検討」 清水・伊予鉄社長 - 朝日新聞デジタル、2015年7月26日
- ^ 松山空港路面電車延伸検討会 4ルート案公表 - 愛媛新聞オンライン、2015年12月22日
- ^ 平成22年度国勢調査
- ^ わがまちメール - 松山市
- ^ 知事に寄せられた提言(30年2月) - 愛媛県
- ^ “松山・広島間の公共交通の利便性の向上について”. 知事に寄せられた提言(20年12月). 愛媛県. 2014年11月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月17日閲覧。
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- ^ “伊予鉄道森松線の復活について”. 知事に寄せられた提言(20年6月). 愛媛県. 2009年3月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年10月17日閲覧。
- ^ 「走る文化財 伊予鉄125年」 - 読売新聞、2012年9月15日
- ^ 「伊予鉄125周年 佐伯要社長に聞く」 - 愛媛新聞、2012年9月14日14面
- ^ 伊予鉄道で新塗装の700系が試運転 - 鉄道ファン・railf.jp 鉄道ニュース、2015年8月16日
- ^ 新型LRT車両が営業運転を開始しました! (PDF) - 伊予鉄道、2017年9月22日
- ^ 郊外電車に新型鉄道車両7000系を導入!~バリアフリーに対応、環境性能を向上~ (PDF) - 伊予鉄道ニュースリリース 2023年11月14日
- ^ 『鉄道事業・軌道事業・路線バスの旅客運賃認可及び運賃改定の実施について』(PDF)(プレスリリース)伊予鉄道・伊予鉄バス、2023年8月30日 。2023年10月1日閲覧。
- ^ a b 坊っちゃん列車 ご利用案内 - 伊予鉄道、2023年10月1日閲覧
- ^ 伊予鉄道の電車・バスの乗り方 - 伊予鉄道
- ^ 電車・バス全線乗り放題券を新発売 | 伊予鉄道
- ^ 市内電車「本町線」 松山市駅へのアクセス改善 〜長期滞在促進のため「3日券」を発売〜 (PDF) - 伊予鉄道、2018年1月25日、同日閲覧。
- ^ 郊外電車内の案内表示をデジタル化、英語表記を実施!〜長期滞在促進のため「4日券」を発売〜 (PDF) - 伊予鉄道、2019年1月25日(2019年10月11日閲覧)
- ^ お得なチケット・乗車券 | 市内電車1Day・2Day・3Day・4Dayチケット - 伊予鉄道、2023年10月1日閲覧
- ^ お得なチケット・乗車券 | ALL IYOTETSU 1Day・2Day・3Day・4Day Pass - 伊予鉄道、2023年10月1日閲覧
- ^ 乗車券・定期券 | 市内電車・バス1Dayチケット - 伊予鉄道
- ^ 乗車券・定期券 | 郊外電車1日乗車券 - 伊予鉄道
- ^ 郊外・市内電車および路線バス 運賃改定について (PDF) - 伊予鉄道、2020年8月25日
- ^ 鉄道事業・軌道事業の旅客運賃認可及び運賃改定の実施について (PDF) - 伊予鉄道、2021年9月29日
- ^ 『創立125年史「道は、みらいへ」』 伊予鉄道、2012年、p.81
参考文献
- 大野鐵・速水純『伊予鉄が走る街 今昔』JTBパブリッシング、2006年
- 伊予鉄道株式会社 有価証券報告書
関連項目
- 電車でGO! 旅情編 - 市内線が全線登場(道後温泉方面の公園前駅はまだ安全地帯がない状態で登場)。
- 四国の鉄道
- 愛媛朝日テレビ - 初代社長は当社社長が兼務。