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岡山電気軌道東山本線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東山本線
城下停留場
概要
起終点 起点:岡山駅前停留場
終点:東山・おかでんミュージアム駅停留場
駅数 11(臨時停留場含む)
路線記号 H
運営
開業 1912年5月5日 (1912-05-05)
最終延伸 1923年7月9日
所有者 岡山電気軌道
車両基地 東山車庫
使用車両 岡山電気軌道#車両の節を参照
路線諸元
路線総延長 3.1 km (1.9 mi)
軌間 1,067 mm (3 ft 6 in)
電化 直流600 V 架空電車線方式
路線図
テンプレートを表示
停留場・施設・接続路線
1: 宇野線瀬戸大橋線
2: 吉備線
1 2 3
3: 津山線
STR STR
山陽本線
ABZq+l ABZql BHFq ABZqr
岡山駅
KRZh hSTRq hBHFq hSTRq
山陽新幹線
uKBHFa
0.0 H01 岡山駅前停留場
ueBHF
取引所前停留場 -1939
uBHF
0.3 H02 西川緑道公園停留場
ueBHF
野田屋町停留場 -1942
uBHF
0.5 H03 柳川停留場
uSTRq uABZgr
S 清輝橋線
ueBHF
中山下停留場 -1942
uBHF
0.9 H04 城下停留場
ueKRWgl+l uexSTRq
番町線
ueBHF
中之町口停留場 -1942
uBHF
1.3 H05 県庁通り停留場
ueBHF
栄町口停留場 -1967
uBHF
1.7 H06 西大寺町・岡山芸術創造劇場ハレノワ前停留場
uBHF
京橋停留場
uhKRZWae
旭川
ueBHF
中島停留場 -1942
uhKRZWae
旭川
uhKRZWae
旭川
uBHF
2.3 H07 小橋停留場
uBHF
2.4 H08 中納言停留場
uBHF
2.7 H09 門田屋敷停留場
ueBHF
大道停留場 -1964
uBHF
3.0 H10 東山・おかでんミュージアム駅停留場
uKDSTaq uABZlr uKDSTeq
東山車庫

東山本線(ひがしやまほんせん)は、岡山県岡山市北区岡山駅前停留場から同市中区東山・おかでんミュージアム駅停留場までを結ぶ岡山電気軌道の路線である。正式な路線名は東山本線だが、単に東山線と呼ばれている。

路線概要

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岡山の市街地をクランク状に走り、岡山駅と車庫のある東山・おかでんミュージアム駅とを結んでいる。全線が併用軌道路面電車である。広い交差点のある途中の柳川停留場清輝橋線が分岐している。岡山城後楽園の最寄である城下停留場からは南下する。城下停留場からは、かつて後楽園前を経て番町停留場に至る番町線1968年まで分岐していた。西大寺町・岡山芸術創造劇場ハレノワ前停留場からは東進し、旭川に架かる3つの橋を渡り東山・おかでんミュージアム駅に至る。

運賃は140円(2013年現在)だが、岡山電気軌道を含むバス各社(宇野自動車を除く)が岡山駅 - 天満屋バスステーション間の運賃を120円(宇野自動車の岡山駅 - 表町バスセンター間は100円)としていることから、並行する岡山駅前 - 県庁通り間の運賃も120円(2022年10月1日現在)となっている。

ほとんどの停留場でホームや柵が整備され、安全性が確保されているが、小橋中納言は道路が狭くホームの設置ができないため、現在も道路上に乗降場所の標示があるのみである。また、京橋は臨時停留場であることから、営業日のみ標示が設置される。

路線データ

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  • 路線距離(営業キロ):3.1km
  • 軌間:1067mm
  • 停留場数:11(起終点・臨時停留場含む)
  • 複線区間:全線
  • 電化区間:全線(直流600V)

運行形態

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東山本線を走る電車は2系統あり、岡山駅前 - 東山・おかでんミュージアム駅間を走る東山線の電車のほか、岡山駅前 - 柳川間には清輝橋線の電車も走っている。おおむね、東山線は5分間隔の運転(平日朝7時台 - 8時台前半と夕方17時台の一部は3 - 4分間隔)、清輝橋線は10分間隔で、渋滞等が無ければ岡山駅前 - 東山・おかでんミュージアム駅間の所要時間は約15分である。

平日朝ラッシュ時は、東山付近に通学する学生が多く、県庁などへの利用者の積み残しが多発していたため、その救済として駅前 - 西大寺町間の電車(通称・ビジネスシャトル便)が1往復設定されていたが、2012年8月末で廃止され、以後は全区間運行便のみとなっている。

歴史

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京橋を渡る岡山電気軌道の路面電車(大正時代)
  • 1912年(明治45年)
    • 5月5日 :岡山駅前 - 城下間が開業
    • 6月1日 :城下 - 西大寺町間が開業
  • 1923年(大正12年)7月9日:西大寺町 - 東山間が開業
  • 2008年(平成20年)4月1日:西川を西川緑道公園に改称
  • 2017年(平成29年)4月1日:東山を東山・おかでんミュージアム駅に改称
  • 2023年(令和5年)4月27日:西大寺町を西大寺町・岡山芸術創造劇場ハレノワ前に改称
  • 2027年(令和9年)春:岡山駅前から100m延伸し同駅東口広場に乗り入れ予定[1]

停留場一覧

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全停留場岡山県岡山市に所在。岡山駅前 - 柳川間は東山本線と清輝橋線の番号が付与されている。

番号
[2]
停留場名 周辺 接続路線 所在地
H01
S01
岡山駅前停留場
(おかやまえきまえ)

西日本旅客鉄道 山陽新幹線S W 山陽本線N 赤穂線V 伯備線L 宇野線(宇野みなと線)・M 瀬戸大橋線T 津山線U 吉備線(桃太郎線)(岡山駅: JR-S01・JR-W01・JR-N01・JR-V01・JR-L01・JR-M01・JR-U01)

北区
H02
S02
西川緑道公園停留場
(にしがわりょくどうこうえん)
  • 西川緑道公園
  • 西川郵便局
  • 三井住友銀行岡山支店
  • 岡山ワシントンホテル
  • 後楽ホテル
  • 岡ビル百貨店
  • 三菱UFJ銀行
    • 岡山駅前支店(旧東京三菱店舗)
    • 岡山支店(旧UFJ店舗)
 
H03
S03
柳川停留場
(やながわ)
岡山電気軌道S 清輝橋線 (S03)
H04 城下停留場
(しろした)
 
H05 県庁通り停留場
(けんちょうどおり)
 
H06 西大寺町・岡山芸術創造劇場ハレノワ前停留場
(さいだいじちょう・おかやまげいじゅつそうぞうげきじょうハレノワまえ)
 
  京橋停留場(臨時)
(きょうばし)
  • 旭川河川敷(備前岡山京橋朝市会場)
 
H07 小橋停留場
(こばし)
  中区
H08 中納言停留場
(ちゅうなごん)
 
H09 門田屋敷停留場
(かどたやしき)
 
H10 東山・おかでんミュージアム駅停留場
(ひがしやま・おかでんミュージアムえき)
 

脚注

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  1. ^ 岡山駅前広場への路面電車乗り入れ整備事業について”. 岡山市. 2024年6月26日閲覧。
  2. ^ おかでんチャギントン”. 岡山電気軌道 (2018年10月1日). 2018年11月11日閲覧。

関連項目

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