コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「小坂井駅」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
A301m089 (会話 | 投稿記録)
m編集の要約なし
A301m089 (会話 | 投稿記録)
編集の要約なし
38行目: 38行目:


かつては、駅南西にあった[[興和コンクリート]]豊橋工場の[[専用鉄道|専用線]]が当駅から分岐し、[[無蓋車]]によるコンクリート製[[枕木]]などの製品輸送が行われていた。
かつては、駅南西にあった[[興和コンクリート]]豊橋工場の[[専用鉄道|専用線]]が当駅から分岐し、[[無蓋車]]によるコンクリート製[[枕木]]などの製品輸送が行われていた。

[[名鉄小坂井支線|小坂井支線]]が廃止されるまで、共同使用駅で国鉄が業務を代行した。また、[[列車集中制御装置|CTC]]化されるまで平井信号場の信号扱い業務を行っていた。


== 駅構造 ==
== 駅構造 ==
60行目: 62行目:


== 歴史 ==
== 歴史 ==
かつて、この駅まで[[名鉄名古屋本線]]の[[伊奈駅]]から分岐する[[名鉄小坂井支線|小坂井支線]]が延びていた。小坂井支線は、1926年に[[名古屋鉄道]](名鉄)の前身である[[愛知電気鉄道]]によって豊橋線として開業。[[豊川鉄道]][[豊川駅 (愛知県)|豊川駅]]まで直通運転を開始するとともに、小坂井駅は豊橋方面との乗換駅となった。翌年、愛知電気鉄道が豊橋乗り入れを果たすと、伊奈小坂井間は小坂井支線となるが、引き続き豊川鉄道との連絡線としての役割を担った。しかし、小坂井支線は1954年に[[名鉄豊川線]]が全通したため廃止された。
かつて、この駅まで[[名鉄名古屋本線]]の[[伊奈駅]]から分岐する[[名鉄小坂井支線|小坂井支線]]が延びていた。小坂井支線は、1926年に[[名古屋鉄道]](名鉄)の前身である[[愛知電気鉄道]]によって豊橋線として開業。[[豊川鉄道]][[豊川駅 (愛知県)|豊川駅]]まで直通運転を開始するとともに、小坂井駅は豊橋方面との乗換駅となった。翌年、愛知電気鉄道が豊橋乗り入れを果たすと、伊奈 - 小坂井間は小坂井支線となるが、引き続き豊川鉄道との連絡線としての役割を担った。しかし、小坂井支線は1954年に[[名鉄豊川線]]が全通したため廃止された。


* [[1898年]]([[明治]]31年)[[3月13日]] - 豊川鉄道の小坂井駅として開業。[[鉄道駅#一般駅|一般駅]]。
* [[1898年]]([[明治]]31年)[[3月13日]] - 豊川鉄道の小坂井駅として開業。[[鉄道駅#一般駅|一般駅]]。
* [[1926年]]([[大正]]15年)[[4月1日]] - 愛知電気鉄道豊橋線の小坂井駅が開業、豊川駅まで乗り入れ開始。
* [[1926年]]([[大正]]15年)[[4月1日]] - 愛知電気鉄道豊橋線の小坂井駅が開業、豊川駅まで乗り入れ開始。
* [[1927年]]([[昭和]]2年)[[6月1日]] - 愛知電気鉄道豊橋線 伊奈信号所吉田(現在の豊橋)間開業に伴い、伊奈信号所小坂井間が小坂井支線となる。
* [[1927年]]([[昭和]]2年)[[6月1日]] - 愛知電気鉄道豊橋線 伊奈信号所- 吉田(現在の豊橋)間開業に伴い、伊奈信号所 - 小坂井間が小坂井支線となる。
* [[1943年]](昭和18年)[[8月1日]] - 豊川鉄道が[[戦時買収私鉄|国有化]]、[[日本国有鉄道|国鉄]]飯田線の駅となる。
* [[1943年]](昭和18年)[[8月1日]] - 豊川鉄道が[[戦時買収私鉄|国有化]]、[[日本国有鉄道|国鉄]]飯田線の駅となる。
* [[1954年]](昭和29年)[[12月25日]] - 名鉄小坂井支線廃止。
* [[1954年]](昭和29年)[[12月25日]] - 名鉄小坂井支線廃止。

2008年8月9日 (土) 09:28時点における版

小坂井駅
駅舎(2005年9月)
こざかい
Kozakai
下地 (2.2 km)
(2.2 km) 牛久保
所在地 愛知県宝飯郡小坂井町小坂井字倉屋敷71
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 飯田線
キロ程 4.4 km(豊橋起点)
電報略号 コイ
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
462人/日(降車客含まず)
-2002年-
開業年月日 1898年(明治31年)3月13日
備考 駅員無配置駅
テンプレートを表示
牛久保方面を望む
ファイル:IMG 0527.jpg
桜と小坂井駅
五社稲荷

小坂井駅(こざかいえき)は、愛知県宝飯郡小坂井町小坂井字倉屋敷71にある東海旅客鉄道(JR東海)飯田線である。

概要

普通列車快速列車のみ停車する無人駅である。飯田線と名鉄名古屋本線が、施設上分岐する平井信号場は、当駅構内の扱いである。

かつては、駅南西にあった興和コンクリート豊橋工場の専用線が当駅から分岐し、無蓋車によるコンクリート製枕木などの製品輸送が行われていた。

小坂井支線が廃止されるまで、共同使用駅で国鉄が業務を代行した。また、CTC化されるまで平井信号場の信号扱い業務を行っていた。

駅構造

2面2線の相対式ホームを持つ地上駅である。かつて木造駅舎があったが、今はコンクリート製の駅舎になっている。トイレは駅舎とは別で向かって左側にある。

駅周辺

バス路線

  • 1975年まで、県道496号線に豊鉄バス小坂井駅前バス停(豊橋駅、御津町方面)があったが、ワンマン化で国道1号に経路変更したため、廃止になった。

歴史

かつて、この駅まで名鉄名古屋本線伊奈駅から分岐する小坂井支線が延びていた。小坂井支線は、1926年に名古屋鉄道(名鉄)の前身である愛知電気鉄道によって豊橋線として開業。豊川鉄道豊川駅まで直通運転を開始するとともに、小坂井駅は豊橋方面との乗換駅となった。翌年、愛知電気鉄道が豊橋乗り入れを果たすと、伊奈 - 小坂井間は小坂井支線となるが、引き続き豊川鉄道との連絡線としての役割を担った。しかし、小坂井支線は1954年に名鉄豊川線が全通したため廃止された。

隣の駅

東海旅客鉄道
飯田線
特急「伊那路」
通過
快速
豊橋駅 - 小坂井駅 - 牛久保駅
普通
下地駅 - 小坂井駅 - 牛久保駅
一部の普通列車は豊橋駅まで停車しない(下地駅・船町駅は通過)。

関連項目

');