Portal:最近の出来事/スポーツ/2006年4月
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- (セ・リーグ)29日のプロ野球セ・リーグは3試合が予定されていたが、横浜スタジアムの横浜対広島が雨のため中止となり2試合が行われた。東京ドームの巨人対中日は1回表に中日が巨人の先発・内海の暴投で先制。4回裏に巨人が二岡がタイムリー2ベースを放ち同点としたが直後の5回表、中日が二死三塁からウッズ、アレックス、立浪の3連打で2点を奪い逆転。7回表にはアレックスの2ランホームランで加点し、5-1で中日が勝った。先発・山本昌は丁寧な投球で8回途中まで4安打1失点に抑え2勝目。巨人は左腕投手にこれで4敗目。内海も誕生日登板を飾れなかった。甲子園球場の阪神対ヤクルトは3-3の同点で迎えた7回裏、無死満塁で阪神・金本のピッチャーゴロをヤクルトの4番手・高井が本塁へ悪送球。2点タイムリーエラーとなり逆転。8回裏には鳥谷のソロホームランで追加点を挙げた阪神が6-3で勝った。ヤクルトは7回表に青木が同点3ランを放つも中継ぎ陣が自滅した。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは29日、3試合が行われた。千葉マリンスタジアムのロッテ対楽天は6-0でロッテが勝ったが、この試合でロッテの先発・渡辺俊が6回まで楽天打線をノーヒットに抑えながら7回表、この回の先頭打者である鉄平の頭部に死球を与え、これが危険球と判定され退場処分を受ける珍事があった。それでも渡辺俊は1ヵ月振りの2勝目。札幌ドームの日本ハム対ソフトバンクは日本ハムの先発・八木がソフトバンク打線を手玉に取り、打撃陣も効果的に得点を挙げ八木を援護し4-2で勝った。八木はプロ初完投は逃したが2勝目。ソフトバンクは前回に続いて同じピッチャーにやられた格好になった。スカイマークスタジアムのオリックス対西武はオリックスのルーキー・平野佳が西武打線を6安打に抑える好投。打撃陣も小刻みに得点し7-0でオリックスが勝った。オリックスの連敗は5でストップ。平野佳は今季2度目の完封で3勝目。西武は先発・西口、2番手の山岸が乱調だったのが響いた。
- (競馬)30日、日本の京都競馬場で3回京都4日が開催し、第11競走で施行された第133回天皇賞(春)(GI・4歳以上牡・牝・芝3200m)は単勝1.1倍と圧倒的に支持された1番人気のディープインパクト(牡4・武豊騎乗)が2度目の向こう正面で先頭を伺い、第3コーナー中間で先頭に立つと、最後の直線で追いすがる2番人気リンカーンの追撃を3馬身半で避け、芝3200mの世界レコード3分13秒4のタイムで優勝した。優勝したディープインパクトはこの勝利により通算成績10戦9勝、GI4勝目、重賞7勝目、前走の阪神大賞典でも勝利をしており、重賞2連勝とした。なお、同馬は6月21日、イギリスのアスコット競馬場のロイヤルアスコット開催で施行されるプリンスオブウェールズステークス(国際G1・4歳以上・芝10f88y)に登録しており動向が注目される。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは28日、3試合が行われた。東京ドームの巨人対中日は3-3の同点で迎えた4回裏、無死満塁から中日の捕手・小田のパスボールで勝ち越し、6回裏にも1点を追加した巨人が5-3で勝った。巨人の先発・上原は立ち上がりの1回に3点を取られたもののその後立ち直り、3月31日の横浜戦以来の2勝目。中日はバッテリーミスが命取りとなり自滅、落合監督も「勝手にこけた」と酷評した。甲子園球場の阪神対ヤクルトは阪神が3回裏に2点を先制したが、ヤクルトが7回表に同点に追いつくと8回表、阪神の先発・井川の暴投とラロッカの3ランホームランで逆転。そのまま6-2で勝った。阪神の連勝は4でストップ。井川が終盤に崩れたのが痛手となった。横浜スタジアムの横浜対広島は3-1と広島がリードしていた6回裏、横浜の佐伯が広島の2番手・高橋から逆転の3ランホームランを放ち逆転。その後は継投で交わしてそのまま4-3で勝った。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは28日、3試合が行われた。札幌ドームの日本ハム対ソフトバンクは1-0と日本ハムリードの5回表、ソフトバンク・川崎が日本ハムの先発・橋本からライトスタンドに逆転3ランホームランを放ち、結局3-1で勝った。ソフトバンク先発の斉藤は9回途中まで3安打に抑え3勝目。日本ハムは好投の橋本を打撃陣が援護できなかった。スカイマークスタジアムのオリックス対西武は6回まで6-3とオリックスがリードしていたが、7回表に中島のタイムリーと代打として登場したカブレラの満塁ホームランで逆転した西武が8-6で勝った。なおこの試合で西武の先発・松坂が6回途中、右ひじに強い張りを訴えて降板した。千葉マリンスタジアムのロッテ対楽天は3-0でロッテが勝った。ロッテは3連勝で貯金1。楽天は礒部が通算1000安打を達成したがロッテの継投に交わされた。
- (プロ野球)オリックスの清原和博内野手が28日、出場選手登録を抹消された。清原は26日の対ロッテ戦の第1打席でショートゴロを打ち全力疾走した際に左の内転筋を痛めて途中交代していた。→4月27日参照
- (プロ野球)27日のプロ野球はセ・リーグ3試合、パ・リーグ1試合の合わせて4試合が行われた。広島市民球場の広島対巨人は2回裏に前田の2ランホームランとルーキー・梵(そよぎ)のプロ第1号ソロホームランで3点を先制した広島が3回裏にも5連続長短打で4点を奪い試合を決め、7-0で勝った。投げては先発の黒田が巨人打線を3安打無四球、無失点に抑える好投を見せた。巨人は先発の桑田が3回途中6失点でKOされたのが響いた。ナゴヤドームの中日対ヤクルトはヤクルトが1回表に中日の先発・石井の立ち上がりを攻め5安打で4点を奪い優位に試合を進め、8-2で勝った。特にラミレスが4安打の活躍を見せた。中日は石井の乱調がすべてだった。横浜スタジアムの横浜対阪神は6回まで5-2と横浜がリードしていたが、終盤に阪神が猛攻を見せ12-5で逆転勝ちした。阪神はこのカード6戦6勝。横浜は救援投手陣が踏ん張れなかった。パ・リーグで唯一行われたヤフーJAPANドームのソフトバンク対楽天はプロ初先発の楽天・愛敬(あいきょう)が6回途中まで1失点に抑える好投を見せ、7-3で勝ち連敗を3で止めた。愛敬は3年振りの勝利。逆にソフトバンクの連勝は4でストップ。
- (総合格闘技)アメリカ・フロリダ州ボカラトン・フロリダ大西洋大学体育館で行なわれた修斗世界ライトヘビー級王者決定戦で山下志功(日本 / 同級2位)がダスティン・デニス(アメリカ / 同級1位)を判定0-3で下し新王者になった。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは26日、3試合が行われた。広島市民球場の広島対巨人は試合開始前から降り出した雨が5回裏終了時にひどくなり、4-4の降雨コールドゲームとなった。巨人の先発・工藤は2点のリードをもらい、5回もあと一死というところで4連打で2点を失い無念の降板。復帰即先発を飾れなかった。ナゴヤドームの中日対ヤクルトはヤクルトが6回表まで3-0とリードしていたが、中日が6回裏に二死から5連打で3点を奪い同点とした後、7回裏には二死二塁からこの日29歳の誕生日を迎えた福留が二塁ベースに打球が当たるラッキーなセンター前タイムリーヒットで逆転。結局4-3で2試合連続の逆転勝利を飾った。中日先発・川上は7回3失点だったが無傷の3勝目。横浜スタジアムの横浜対阪神は横浜が1回裏に2点を先制したが、直後の2回表に阪神が3点を奪って逆転。横浜もすぐに同点に追いついたが3回表に鳥谷の今季第1号3ランホームランで再逆転した阪神が結局9-5で勝ち、今季このカード5戦5勝とした。横浜は先発の三浦が5回8失点だったのが誤算。自身の通算100勝目もお預けとなった。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは26日、3試合が行われた。インボイスSEIBUドームの西武対日本ハムは2-2の同点で迎えた7回裏、西武が石井義の今季第1号ソロホームランで勝ち越し、そのまま3-2で勝った。2番手の三井が2勝目。日本ハムは先発のダルビッシュが石井義の一発に泣き、打撃陣も12安打しながら10残塁と拙攻の連続でダルビッシュを援護できなかった。千葉マリンスタジアムのロッテ対オリックスはロッテの先発・小林宏が今季初登板ながらオリックス打線をわずか2安打に抑え、5-0で完封勝ちした。ロッテは勝率5割復帰。オリックスは20イニング連続無得点で4連敗。なおオリックスの清原は前日に続いてスタメン出場したが、第1打席のショートゴロを打った際に左内転筋を痛め、第2打席を終えた所で途中交代した。病院には行かずにアイシングで様子を見る。ヤフーJAPANドームのソフトバンク対楽天は4-1でソフトバンクが勝った。ソフトバンクは今季初の4連勝。先発・和田は毎回走者を置く苦しい投球だったが、楽天の拙攻に助けられ8回途中まで1失点に抑えて2勝目を飾った。楽天は3連敗。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは25日、3試合が行われた。広島市民球場の広島対巨人は1回表に二岡のソロホームラン、2回表に矢野の2ランホームランで挙げた3点を先発・パウエルが守り切り、3-1で巨人が勝った。パウエルは9回に栗原の内野ゴロの間に1点を取られ3試合連続の完封はならなかったが、無傷の4連勝。ナゴヤドームの中日対ヤクルトは2-1とヤクルトがリードしていた3回裏、中日がウッズの2ランホームランなどで4点を挙げ逆転。5回にも2点を追加して結局7-2で勝った。中日は4月の勝ち越しを決めた。先発・中田は2勝目。ヤクルトは先発・石井一が5回7失点と乱調だったのが響いた。静岡・草薙球場の横浜対阪神は3回表に赤星のタイムリー、濱中の3ランホームランなどで6点を奪った阪神がその後も加点し、10-2で勝った。濱中は8回表にも両リーグ一番乗りとなる10号ソロホームランを放った。阪神先発・オクスプリングは5回2失点で来日初勝利。横浜は先発・門倉が6回7失点とまたも試合をぶち壊し、4月の負け越しが決定した。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは25日、3試合が行われた。千葉マリンスタジアムのロッテ対オリックスは1回裏にロッテが福浦の内野ゴロの間に挙げた1点を久保-小林雅のリレーで守り切り、そのまま1-0で勝った。オリックスの清原がこの日4試合振りにスタメン復帰したが、4打席3三振と空回りした。長崎ビッグNスタジアムのソフトバンク対楽天はソフトバンクが先発全員安打の16安打で楽天を圧倒、11-2で勝った。ソフトバンクは今季3回目の3連勝、先発・新垣は完投で無傷の5連勝。楽天は先発・一場の大乱調がすべてだった。インボイスSEIBUドームの西武対日本ハムは1回表に森本の先頭打者ホームランで先制し、3回表にはセギノールのタイムリーで1点を追加した日本ハムが西武の反撃を7回裏の1点に抑え、2-1で勝った。日本ハムの先発・リーは6回無失点で3勝目。西武はカブレラが左手首の負傷によるスタメン落ちした影響が響いた。
- (モータースポーツ)2006年F1世界選手権第4戦、サンマリノグランプリの決勝はイタリア・イモラ・サーキットで現地時間23日午後(日本時間同日夜)に82周によって行われ、ポールポジションからスタートしたフェラーリのミハエル・シューマッハ(ドイツ)が1時間31分06秒486で優勝した。シューマッハは今季初勝利で通算85勝目を達成し、自身が持つ歴代最多勝利数を更新した。2位は2秒096差で今季2勝を挙げているルノーのフェルナンド・アロンソ(スペイン)、3位はマクラーレン・メルセデスのファン・パブロ・モントーヤ(コロンビア)が入った。スーパーアグリ・ホンダの井出有治は22周で、佐藤琢磨は44周で共にリタイアした。→3月13日・3月20日・4月3日参照
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは23日、3試合が行われた。東京ドームの巨人対阪神は1回表に今岡の3ランで先制した阪神が7-2で勝った。阪神は今季巨人戦初勝利で連敗を5で止めた。阪神先発・江草は7回途中2失点で2勝目。巨人は先発・グローバーが5回途中まで10安打を浴びて4失点の乱調。打線も4回裏に2点を返したのがやっとだった。米子市民球場の広島対中日は終盤に嶋の満塁ホームランなどで猛攻を見せた広島が13-0で勝ち連敗を3で止めた。先発・佐々岡は7回を2安打に抑え2勝目。中日の連勝は3でストップ。神宮球場のヤクルト対横浜は乱打線の末9-8で横浜が勝った。横浜の2番手・秦が今季初勝利。ヤクルトは先発・藤井が4回途中8失点で降板したのが響き、打線も1点差まで追い上げたがそこまでだった。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは23日、3試合が行われた。フルキャストスタジアム宮城の楽天対西武は西武が3回表に中島の4号2ランで挙げた2点を先発・涌井が楽天打線を2安打に抑えて守り切り、2-0で勝った。涌井はプロ初完封。楽天はチャンスさえ作れず、野村監督は「ベンチがお通夜みたいだった」と吐き捨てた。札幌ドームの日本ハム対ロッテは2回裏にセギノール、新庄の連続ホームランで先制した日本ハムが4-1で勝った。新庄は攻守にわたる活躍を見せ札幌ドームのファンを魅了した。また先発江尻も8回途中まで1失点に抑えて3勝目を挙げた。大阪ドームのオリックス対ソフトバンクは6-4でソフトバンクが勝った。ソフトバンクの先発・杉内は7回途中まで3本のホームランを浴びたものの3勝目。オリックスは2カード連続の負け越しを喫した。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは22日、3試合が行われた。東京ドームの巨人対阪神は1回裏に巨人が二岡のタイムリー2ベースで先制し、3回裏には矢野の3ランホームランなどで5点を奪って試合を決め、結局6-1で勝った。巨人は4年振りの貯金12とした。また先発・内海は阪神打線を4回表の1点に抑え2試合連続の完投で負けなしの3勝目。阪神は5連敗で借金は2。米子市民球場の広島対中日は4-4で延長戦に入り、12回表、二死満塁から広島の捕手・倉のパスボールと福留の2点タイムリーで逆転した中日が7-5で勝った。中日の7番手・朝倉が今季初勝利。なお試合時間5時間34分は今季両リーグ最長。また合わせて投手16人の起用はプロ野球タイ記録。中日は3連勝。広島は珍しい内野手5人、外野手2人の奇策も実らず3連敗で最下位転落。神宮球場のヤクルト対横浜は5-3でヤクルトリードの7回表、横浜が古木の2打席連続ホームランなどで一気に8点を奪い逆転。その後のヤクルトの反撃を8回裏の1点に抑え、11-6で勝った。横浜は最下位を脱出。また2番手で登板したソニアが来日初勝利。ヤクルトは救援に出た佐藤、高津が打ち込まれた。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは22日、3試合が行われた。フルキャストスタジアム宮城の楽天対西武は楽天が7回裏に鉄平のプロ第1号ホームランで挙げた1点を朝井ー小倉-福盛の投手リレーで守り切り、1-0で勝った。朝井は今季初勝利。また楽天は西武戦の連敗を10で止めた。西武は今季初の完封負け。札幌ドームの日本ハム対ロッテは1回表にロッテが日本ハム先発の八木の立ち上がりを攻め、4安打で2点を奪い、1点差とされた8回表にも1点を挙げて逃げ切り、結局3-2で勝った。ロッテの先発・小野は今季2勝目。日本ハムはチャンスに打てず、八木を援護出来なかった。大阪ドームのオリックス対ソフトバンクはソフトバンク打線が今季最多の13点を挙げオリックスを圧倒。13-2で勝った。先発斉藤は2勝目。またこの試合でソフトバンク・柴原が通算1000試合出場を達成した。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは21日、2試合が行われた。東京ドームの巨人対阪神は1-1で延長戦に入り、11回表に阪神が関本のタイムリーで2-1と勝ち越したが、その裏巨人が一死一塁から李承燁がレフトスタンドに2ランホームランを放ち、3-2でサヨナラ勝ちした。巨人の3番手・福田が3勝目。阪神はまたも久保田が力尽き、2試合連続のサヨナラ負けで勝率5割を切った。なおこの試合で4回裏巨人の攻撃中、渡真利球審が突然倒れるアクシデントがあり9分間中断した。渡真利球審は立ち上がったものの続行は不可能と判断。担架に乗せられ医務室へ直行した後救急車で病院に運ばれた。検査の結果、不整脈が判明。そのまま入院した。試合はその後三塁塁審を務めていた井野審判が球審を務めた。→最近の出来事 4月21日参照 神宮球場のヤクルト対横浜は9回表まで4-1と横浜がリードで迎えた9回裏、ヤクルト打線が抑えのクルーンを攻略し、代打・土橋の2点タイムリー二塁打などで4点を奪い5-4でサヨナラ勝ちした。この試合では横浜の先発・秦が頭部死球で退場になるハプニングがあった。セ・リーグの退場者は今季初。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは21日、3試合が行われた。札幌ドームの日本ハム対ロッテは日本ハムが苦手・渡辺俊を攻略。1点を先行された4回裏に押し出し四球などで2点を奪って逆転。その後も確実に加点し4-2で勝った。日本ハムは渡辺俊から実に4年越しの勝ち星。また先発の橋本は8回途中まで2失点に抑え初先発をプロ初勝利で飾った。スカイマークスタジアムのオリックス対ソフトバンクは2-2で延長戦に入り、10回表にソフトバンクが川崎のタイムリーで3-2と勝ち越したが、その裏オリックスがソフトバンクの守備のミスで同点に追い付いた後、更に満塁から北川のタイムリーで4-3でサヨナラ勝ちした。岩手県営野球場の楽天対西武は2回表に和田の満塁ホームランなど打者12人の猛攻で9点を奪い勝負を決めた西武が結局11-1で勝った。西武先発・松坂は7回を投げて11奪三振を奪い3勝目。楽天は3連敗で借金は10になった。
- (ゴルフ)20日から兵庫県川西市の山の原ゴルフクラブで開催されているつるやオープンゴルフトーナメントで、杉原輝雄が21日まで行われた予選ラウンドを通算4オーバーの53位タイで通過した。68歳10ヵ月の杉原は5年前のダイドードリンコ静岡オープンゴルフトーナメントで杉原自身がマークした最年長予選通過記録を更新したばかりでなく、米国PGAツアーでサム・スニードが1979年に記録した67歳2ヵ月をも大きく上回った。
- (プロ野球)20日のプロ野球はセ・リーグとパ・リーグのそれぞれ1試合が行われた。広島市民球場の広島対横浜は横浜が一発攻勢を見せ12-5で勝った。横浜先発のルーキー・高宮は6回5失点だったものの大量点に守られプロ初勝利。広島はプロ初先発の佐藤が3回途中9失点と乱調だったのが響いた。東京ドームの日本ハム対オリックスは5-5で延長戦に入り、11回表、オリックスが二死一、二塁から日高のタイムリーで6-5と逆転。その裏を大久保が抑えて勝った。オリックスの連敗は3でストップ。一方日本ハムの連勝は4で止まった。この試合ではオリックス・清原が日本ハム先発・ダルビッシュから左手小指に死球を受け退場した。21日に神戸市内の病院で検査を受けた結果、骨には異常なく全治3週間の打撲と診断された。登録抹消はしない方針。
- (サッカー)欧州チャンピオンズリーグ(CL)は、18日準々決勝第1戦の1試合がイタリア・ミラノで行われた。バルセロナ(スペイン)がACミラン(イタリア)に1-0で競り勝った。バルセロナは0-0で迎えた後半12分、ロナウジーニョからのパスをリュドビク・ジュリがボレーシュートで押し込んで先制し、この1点を守りきった。第2戦はバルセロナで行われる。→4月10日参照
- (ドーピング)18日、米メジャーリーグ(MLB)機構は、マイナーリーグの5選手がドーピング(禁止薬物使用)検査で陽性反応を示したため、それぞれ50試合の出場停止を科したと発表した。アリゾナ・ダイヤモンドバックス傘下のマイナーに所属するロチャは2度目の違反により、今回は100試合の出場停止、他の選手は50試合。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは19日、3試合が行われた。大阪ドームの巨人対ヤクルトは8-2でヤクルトが勝った。先発・石川は丁寧な投球を見せ、7回1失点と巨人打線を寄せ付けなかった。打撃陣も巨人先発・野間口と2番手・久保の制球難に乗じて効果的に得点して行った。巨人の連勝は8でストップ。14年振りの9連勝はならなかった。ナゴヤドームの中日対阪神は3-3で延長戦に入り、11回裏一死一、二塁からウッズのセンター前タイムリーにより中日が4-3でサヨナラ勝ちした。中日3番手・平井は今季初勝利。阪神は濱中が6回表に同点ソロホームランを放ったものの、最後は抑えの久保田が力尽きた。阪神は依然として今季中日戦勝ち星なしで勝率5割に逆戻り。広島市民球場の広島対横浜も3-3で延長戦に入り、10回表に横浜が二死二塁から代打・内川がレフト線にタイムリー2ベースを放ち、その後クルーンが抑えて4-3で勝った。横浜の連敗は3でストップ。クルーンは今季初セーブ。広島は4回裏に逆転したものの救援陣が打たれてしまった。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは19日、3試合が行われた。東京ドームの日本ハム対オリックスは1回裏に小笠原のソロと18日に引退を表明したばかりの新庄の3ランホームランで4点を先制した日本ハムがその後のオリックスの反撃を断ち、6-3で勝って4連勝。単独2位に浮上した。日本ハムの先発・リーは8回途中まで2本のホームランによる3失点に抑えて2勝目。最後はマイケル中村が締めた。オリックスは3連敗。中村監督は怒り心頭だった。インボイスSEIBUドームの西武対ソフトバンクは打順の入れ替えが奏功した西武が5-3で勝ち、連敗を3で止めた。西武先発・帆足は今季初勝利。ソフトバンクは先発・和田が6回5失点と誤算。終盤の反撃も実らなかった。フルキャストスタジアム宮城の楽天対ロッテはロッテ打線が18日に続いて楽天投手陣に15安打を浴びせる猛攻で17-2で勝った。ロッテの先発・清水直は大量点に守られ今季2勝目。楽天は先発・一場が4回6失点、2番手の小山に至っては2回10失点の大乱調だった。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは18日、3試合が行われた。倉敷マスカットスタジアムの巨人対ヤクルトは巨人が2回裏に清水のレフト前タイムリーで挙げた1点を先発のパウエルが守り切り、1-0で勝った。パウエルは2試合連続の完封勝利で無傷の3連勝。また巨人は1引き分けを挟み2年振りの8連勝。ヤクルトは先発の石井一が7回1失点と好投したが、打撃陣が4併殺を喰らい今季4試合目の完封負け。ナゴヤドームの中日対阪神は中日の先発・中田が8回まで阪神打線を封じ、打撃陣もウッズの2ランホームランなどで中田を援護し、最後は岩瀬が締めて3-0で勝った。中田は今季初勝利。阪神は中田を攻略できず昨年から対中田4連敗。広島市民球場の広島対横浜は広島打線が大爆発。横浜先発・門倉を攻略し2回までに10得点を挙げて早々と試合を決め、結局12-3で勝った。横浜は門倉が試合をぶち壊して今季2度目の3連敗。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは18日、3試合が行われた。東京ドームの日本ハム対オリックスは新庄の2本のホームランなどで10-4で日本ハムが勝った。オリックスは清原に2号ホームランが出たが空砲に終わった。なお試合終了後のヒーローインタビューで新庄が今季限りでの引退を発表する出来事があった。シーズン序盤での引退発表は極めて異例。1万2千人余りの観客をあ然とさせた。フルキャストスタジアム宮城の楽天対ロッテはロッテが今季最多の15安打を楽天投手陣に浴びせ、8-3で勝った。楽天は先発の山村が3回途中5失点KOしたのが痛かった。インボイスSEIBUドームの西武対ソフトバンクはソフトバンクが5-3で勝った。ソフトバンク先発の新垣は8回途中3失点で無傷の4連勝。西武は守備のミスがたたって3連敗。
- (プロ野球)ソフトバンクの角田球団代表は18日、16日の日本ハム戦(ヤフーJAPANドーム)で日本ハムの金村投手らに暴力行為を働き退場処分を受けたズレータに対して球団として罰金100万円を科すことを検討しており、更に再び暴力行為を行った場合は解雇する方針を明らかにした。既にパ・リーグからは出場停止10試合、制裁金30万円の処分をズレータに科している。一方日本ハムはズレータの今後の対応次第では法的措置も辞さないことを既に明らかにしている。→4月17日参照
- (サッカー)Jリーグ1部・J1のセレッソ大阪は18日、小林伸二監督を成績不振の責任を取って解任し、後任監督として塚田雄二・育成アドバイザーの就任を発表した。セレッソ大阪は昨季は優勝争いを演じていたが、今季はこれまで1勝6敗1分けと低迷している。また同じくJ1のサンフレッチェ広島は同じく18日、小野剛監督が成績不振を理由に辞任し、望月一頼・GKコーチが期間限定で監督に就任することを明らかにした。広島は今季、8試合を戦って未だに勝ち星がない。J1のチームで同じ日に2人の監督が交代するのは極めて異例。
- (キックボクシング)4月16日、東京・新宿FACEで日本人女子キックボクサーWINDY智美がIKMF東洋女子バンタム級王座決定戦に出場し、シン・ミンヒ(韓国 / IKMF韓国女子フェザー、バンタム級王者)を3 - 0の判定勝ちし、新王者になった。
- (マラソン)第110回ボストンマラソンは現地時間17日(日本時間18日未明)に行われた。女子ではアテネ五輪5位の土佐礼子(三井住友海上)が2時間24分11秒で3位に入った。土佐のタイムは1992年に山本佳子(当時ダイエー)が記録した2時間26分26秒を上回り、この大会の女子の日本人最高記録となった。また嶋原清子(資生堂)は2時間26分52秒で5位だった。優勝はケニアのリタ・ジェプトゥーで2時間23分38秒。一方男子は実井謙二郎(日清食品)が2時間11分32秒で6位に入ったのが最高で、家谷和男(山陽特殊製鋼)は17位に終わった。ロバート・チェリヨット(ケニア)が大会新記録の2時間7分14秒で3年振り2度目の優勝を飾った。
- (高校野球)17日、日本高等学校野球連盟は、第88回全国高等学校野球選手権大会の開催要項を決定した。大会は49校が参加し、8月3日に組合せの抽選を行い、同6日から15日間開催される。
- (マラソン)第8回長野オリンピック記念長野マラソンは16日、長野市の長野運動公園から南長野運動公園までの42.195キロのコースで行われた。女子はアルビナ・イワノフ(ロシア)が2時間28分52秒で年連続2年目の優勝を果たした。男子はネファト・キニャンジュ(ケニア)が2時間11分18秒で初優勝した。日本勢は女子は星野芳美が4位、男子は藤本大輔が8位に入ったのが最高だった。また優勝候補と目されていた女子の千葉真子と男子のゲザハン・アベラは共に途中棄権した。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは16日、3試合が行われた。横浜スタジアムの横浜対巨人は1-1で迎えた4回表、小久保が3試合連続となる6号3ランホームランで勝ち越した巨人が終盤の横浜の猛追を交わして8-7で勝った。巨人は2年振りの7連勝で貯金10。更に開幕から5カード連続の勝ち越しも決めた。松山坊っちゃんスタジアムのヤクルト対中日は1-0で中日リードの3回裏、リグスが2点タイムリー2ベースで逆転したヤクルトがそのまま2-1で勝った。先発藤井は6回1失点で今季初勝利。甲子園球場の阪神対広島は8回まで1-0で阪神がリードしていたが、9回表に前田と嶋の2本の犠牲フライで逆転した広島が2-1で勝ち、連敗を5で止めた。先発黒田は8回1失点で今季初勝利。阪神は2度の満塁のチャンスを共に併殺でつぶし、好投していた先発江草を援護できなかった。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは16日、3試合が行われた。スカイマークスタジアムのオリックス対楽天は6-6で延長に入ったが、10回表、楽天が藤井のタイムリーヒットで勝ち越し、その裏の満塁のピンチを乗り切り7-6で勝った。オリックスは7回以降ヒットが出なかった。インボイスSEIBUドームの西武対ロッテは3本のホームランなどで着々と加点したロッテが6-4で勝った。先発久保は8回に4点を取られて降板したものの今季初勝利。西武は先発涌井が6回6失点と乱調だった。ヤフーJAPANドームのソフトバンク対日本ハムは日本ハムが金村ー武田久-マイケル中村の3投手のリレーでソフトバンク打線を封じ、4-0で勝った。日本ハムは2試合連続の完封勝ちで勝率を5割に戻した。この試合で6回裏、ソフトバンクのズレータが左脇腹に死球を受けたことに激高して日本ハム先発の金村に対して暴力行為を働き退場処分を受けた。退場処分は今季両リーグ初。ズレータは通算6度目の退場。なおパ・リーグの小池会長は17日、ズレータに対して18日から10試合の出場停止、制裁金30万円の処分を科した。
- (中央競馬)中央競馬三冠レースの一つである第66回皐月賞(G1・2000m)が16日、曇り、芝コース良馬場の中山競馬場で行われ、石橋守騎乗の6番人気メイショウサムソンが1分59秒9で制し賞金7000万円を獲得した。騎手22年目、39歳の石橋はこれがG1初勝利となった。2着には1/2馬身差で10番人気ドリームパスポート(高田潤騎乗)、3着は2番人気フサイチジャンク(岩田康誠騎乗)が入り三連単は27万円超となった。1番人気のアドマイヤムーン(武豊騎乗)は4着に敗れた。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは15日3試合が行われる予定だったが、松山坊ちゃんスタジアムのヤクルト対中日が雨で中止となり2試合が行われた。横浜スタジアムの横浜対巨人は1回表に二岡の犠牲フライと小久保の2ランホームランで挙げた3点を先発久保が守り切り、3-1で巨人が勝った。久保はプロ初完投。横浜先発の土肥も7回3失点と好投したが打線の援護がなかった。この試合で巨人・小坂が通算1000本安打を達成した。甲子園球場の阪神対広島は2-2の同点だった5回裏、シーツの2ランホームランで勝ち越し、終盤にも追加点を挙げた阪神が6-3で勝った。阪神先発・安藤は7回3失点で2勝目。広島は12安打を放ちながら拙攻の連続で5連敗。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグも15日3試合が予定されていたが、スカイマークスタジアムのオリックス対楽天が雨のため中止になったため2試合が行われた。インボイスSEIBUドームの西武対ロッテは6回まで0-3とリードされていたロッテが7回表、2年目の大松がプロ初となる満塁ホームランを放ち逆転。再逆転されたものの8回に3点、9回には7点を挙げる猛攻を見せ14-5で勝ち連敗を3で止めた。西武は江藤が自らの誕生日を祝う通算350号ホームランを放ち再逆転するも、救援の三井、田崎の2人が10失点と打ち込まれた。ヤフーJAPANドームのソフトバンク対日本ハムは0-0で延長戦に入り、12回表日本ハムが川島の内野ゴロで均衡を破り、そのまま1-0で勝った。日本ハムの連敗は5でストップ。ソフトバンクは日本ハムの八木ー武田久-マイケル中村の3投手の前にノーヒットの屈辱を喫し、王監督も「12回もやって(ヒットが)1本も出ないとは…」とぶ然としていた。
- (プロ野球)昨年まで西武でプレーしていた外野手の小関竜也の巨人入りが15日、内定した。小関は西武退団後、米国大リーグのブリュワーズへの移籍を希望していたが断念し、巨人の入団テストを受けていたもの。入団発表は17日に行われる。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは14日、2試合が行われた。甲子園球場の阪神対広島は阪神先発・井川が広島打線を5安打に抑え、7-0で完封勝ちした。阪神の連敗は2でストップ。広島は先発・大島が4回を投げて6失点と乱調。打撃陣も元気がなく4連敗。横浜スタジアムの横浜対巨人は5回まで6-3と巨人がリードしていたが終盤に横浜が追いつき、結局延長12回、6-6の引き分け。試合時間5時間11分は今季最長。この試合で5回表、巨人・小久保のライト線への打球の判定を巡って一塁塁審と横浜の牛島監督及び選手がエキサイト。怒った牛島監督が一塁側の横浜ベンチへ選手を引き揚げさせるトラブルがあり12分間中断。結局一塁塁審の判定通りに試合が再開されるハプニングがあった。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは14日、2試合が行われた。インボイスSEIBUドームの西武対ロッテは1-1で迎えた8回裏、G.G.佐藤のレフト前タイムリーで勝ち越した西武が2-1で勝った。西武先発・松坂は13奪三振を奪い、無四球の完投で2勝目。ロッテは今季二度目の3連敗を喫した。スカイマークスタジアムのオリックス対楽天はオリックス打線が楽天投手陣に14安打を浴びせ、10-2で勝った。オリックス先発の吉井は7回2失点で今季2勝目。また清原が4打数3安打、8回には今季第1号ソロホームランを打つ活躍を見せた。楽天は先発・松崎が2回途中4失点で降板するなど散々で連勝は2でストップした。
- (ドーピング)13日、米CNNテレビが、米司法当局がサンフランシスコ・ジャイアンツのバリー・ボンズを偽証罪の疑いで調査に乗り出したと報じた。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは13日、3試合が行われた。東京ドームの巨人対広島は9-1で巨人が勝ち5連勝。先発・桑田は5回を1失点に抑え今季初勝利。実に600日振りの白星を挙げた。打撃陣も矢野の3連続2塁打など今季チーム最多の17安打を放ち桑田を盛り立てた。広島は攻守共にちぐはぐで3連敗。甲子園球場の阪神対中日は中日が福留の2打席連続2ランホームランなどで9-5で勝った。阪神は一旦逆転しながら救援投手陣が崩れ2試合連続の逆転負け。横浜スタジアムの横浜対ヤクルトは横浜先発の三浦がヤクルト打線を4安打に抑え、2-0で勝ち牛島監督の誕生日を飾った。横浜の連敗は6でストップ。ヤクルトは先発の石川が7回2失点の好投も打撃陣の援護がなかった。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは13日、3試合が行われた。フルキャストスタジアム宮城の楽天対日本ハムは5-2で楽天が勝った。楽天は今季初の連勝。先発の一場は8回2失点で3勝目。日本ハムは先制しながら先発のダルビッシュが突然崩れたのが響き5連敗。スカイマークスタジアムのオリックス対西武は6-6で迎えた9回表に西武が和田のタイムリーヒットで勝ち越し、7-6で勝ち、前夜のサヨナラ負けの雪辱を果たした。9回を抑えた小野寺は6セーブ目。オリックスの連勝は4でストップした。千葉マリンスタジアムのロッテ対ソフトバンクはソフトバンクが8-1で勝った。先発・寺原は6回途中まで1失点に抑え3年振りの白星。ロッテは先発・渡辺俊が5回6失点と乱調でソフトバンク戦4連敗。*(プロ野球)労働組合プロ野球選手会は10日、セ・リーグが来年からの導入を目指している146試合にプラスしてのプレーオフは現状では過密日程になり受け入れられないと日本プロ野球組織(NPB)に伝えた。パ・リーグはプレーオフを考慮して公式戦を136試合に減らしている。
- (ドーピング)11日、米メジャーリーグ(MLB)機構は、マイナーリーグの4選手がドーピング(禁止薬物使用)検査で陽性反応を示したため、それぞれ50試合の出場停止を科したと発表した。
- (サッカー)12日、アジアチャンピオンズリーグ(ACL)は、大阪・万博記念競技場で行われた。1次リーグE組第3節、ガンバ大阪は3-0(前半0-0)で大連実徳(中国)に快勝し、2勝1敗で首位に立った。ガンバ大阪は、ダナン(ベトナム)に3-0で勝った全北現代(韓国)、大連と勝ち点6で並んだが、3チームそれぞれの得失点差で首位に浮上した。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは12日、3試合が行われた。東京ドームの巨人対広島は5-4で巨人が勝った。巨人は1971年以来35年ぶりに開幕4カード連続勝ち越しとなった。また巨人先発の工藤は5回を2失点に抑え今季2勝目。元広島の北別府を抜き単独17位の通算214勝目をマークした。甲子園球場の阪神対中日は中日が5点差をアレックスの2打席連続本塁打や福留のホームランなどでひっくり返し、7-5で逆転勝ちした。3番手で登板した2年目の石井が今季初勝利。阪神は中日先発の山本昌を攻略したが、その後は中日の継投策に交わされ連勝は5でストップ。横浜スタジアムの横浜対ヤクルトは8-6でヤクルトが勝った。ヤクルト先発の石井一は7回を1失点に抑え、日本球界復帰後初勝利。横浜は先発の門倉が5回5失点と乱調で引き分けを挟み6連敗。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは12日、3試合が行われた。フルキャストスタジアム宮城の楽天対日本ハムは3-1で楽天が勝った。楽天先発の山村は8回途中まで1失点で今季初勝利。日本ハムはチャンスにタイムリーヒットが出ず4連敗。スカイマークスタジアムのオリックス対西武は9回を終わって4-4で延長戦に入り、12回表に西武が5-4と勝ち越したが、その裏オリックスが一死満塁から水口の2点タイムリーで6-5でサヨナラ勝ちした。西武の連勝は8でストップ。千葉マリンスタジアムのロッテ対ソフトバンクは4-1でソフトバンクが勝ち、連敗を4で止めた。ソフトバンク先発・新垣は8回1失点の好投で無傷の3連勝。ロッテはソフトバンク戦3連敗。
- (フィギャアスケート)「スケート界に恩返ししたい」という荒川の願いからエキシビジョン「荒川静香 フレンズ オン アイス」が企画され、5月8日に横浜市・新横浜プリンスホテルスケーセンターで行われることが主催者から11日発表された。出演者は荒川のほかに髙橋大輔、恩田美栄、中野友加里、プロの田村岳斗(やまと)と本田武史の予定。収益金の一部は選手強化費用に充てられる。
- (サッカー)フランスのサッカー代表のジダン(Zinedine Yazid Zidane)が、サッカー・ワールドカップドイツ大会を最後に代表から引退する意向を、10日付のドイツ・サッカー誌キッカーで示した。
- (プロ野球)プロ野球は11日、セ・リーグとパ・リーグの合わせて6試合が行われる予定だったが、雨の影響により5試合が中止となった。唯一行われた東京ドームの巨人対広島は巨人・パウエル、広島・黒田の投げ合いで7回表まで0-0だったが、7回裏、巨人が6安打を集中させ5点を奪い、そのまま5-0で勝った。巨人は3連勝。パウエルは広島打線を3安打に抑え、3塁を踏ませず今季初完封で2勝目。広島は黒田の突然の乱調が痛く、打撃陣もパウエルを打ち崩すことが出来なかった。
- (女子テニス)9日、米フロリダ州で女子テニスのボシュロム選手権のダブルス決勝が行われた。浅越しのぶ、カタリナ・スレボトニク(スロベニア)組がリーゼル・フーバー(南アフリカ)、サニア・ミルザ(インド)組を6-2、6-4で下して優勝した。浅越はダブルスでのツアー通算8勝目。
- (フィギュアスケート)日本スケート連盟は9日に行われたフィギュア委員会で、安藤美姫選手を特別強化選手から強化選手に降格させることを発表した。理由として去年の日本選手権で6位、トリノ冬季五輪が15位に終わったため。但し降格となっても強化費用が減額されるだけで、国際大会の選手選考などには支障はない。また荒川静香選手については進退が未定のため特別強化選手扱いになった。更に中野友加里選手が日本選手権で5位になったため強化選手から特別強化選手に格上げされた。特別強化選手として他に浅田真央選手、村主章枝選手、恩田美栄選手が選ばれた。正式決定は6月15日ごろとなる。
- (サッカーくじ)日本スポーツ振興センターが運営するサッカーくじ(愛称トト=toto)の2005年度の売り上げが、初年度は643億の売り上げの4分の1の過去最低の約149億円に落ちた。それに伴い、スポーツ振興に回る助成金も約1億1800万円となり、これは昨年の2億5000万円を下回る最低額で、2002年の初年度の58億円の50分の1となる。目的であるスポーツ振興助成も急激に減り、その存在意義が問われている。サッカーくじ法は2005年11月で制定から7年となり、法律にも定められている「制度の見直しを行う」年となっている。
- (ドーピング)4日、世界アンチ・ドーピング機関 (WADA) は、ワールド・ベースボール・クラシック (WBC) ドーピング(禁止薬物使用)検査が不十分だったとして国際野球連盟 (IBAF) を批判する声明を発表した。
- (サッカー)欧州チャンピオンズリーグ (CL) は、4日に準々決勝第2戦の2試合が行われた。ビジャレアルCF(スペイン)はインテル・ミラノ(イタリア)を1-0で下し、ACミラン(イタリア)はリヨン(フランス)を3-1で退けそれぞれ準決勝に駒を進めた。また、5日にはイタリア・トリノなどで準々決勝第2戦の残り2試合が行われた。バルセロナ(スペイン)はベンフィカ(ポルトガル)を2-0で退け、アーセナル(イングランド)はユヴェントス(イタリア)に0-0で引き分けたが第1戦の勝ちを生かし、それぞれが準決勝に進出した。準決勝はバルセロナ対ACミラン、アーセナル対ビジャレアルの対戦で、18日、19日と25日、26日に行われる。
- (ゴルフ)米国男子プロゴルフの今季メジャー第1戦、第70回マスターズゴルフトーナメントは現地時間9日(日本時間9日夜から10日朝)、中断していた第3ラウンドの残りと最終ラウンドを行い、フィル・ミケルソン(米国)が通算7アンダーで優勝した。ミケルソンは2年振り2度目の優勝で賞金126万ドル(約1億5000万円)を獲得した。2打差の2位はティム・クラーク(米国)で、タイガー・ウッズ(米国)は通算4アンダーでフレッド・カプルス(米国)らと共に3位タイに終わった。また片山晋呉は通算4オーバーで自身最高の27位タイで今大会を終了した。→4月7日、4月8日、4月9日参照
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは9日、3試合が行われた。大阪ドームの阪神対横浜は5-5で迎えた6回裏、濱中のソロホームランで勝ち越し、8回裏にも4本の長短打で4点を取った阪神が10-5で勝った。この試合で阪神の金本が通算904試合連続フルイニング出場の世界記録を達成した。試合終了後には記念セレモニーが行われ、これまでの世界記録保持者だったカル・リプケン・ジュニアからの新記録達成を祝うメッセージが大阪ドームに流された。ナゴヤドームの中日対巨人は巨人が16安打の猛攻で11-4で勝ち、12年振りとなる開幕から3カード連続の勝ち越しを決めた。中日は福留が通算150号ホームランを放つも自慢の投手陣が崩壊し空砲に終わった。広島市民球場の広島対ヤクルトは前田と栗原のタイムリーで挙げた2点を5人の投手リレーで守った広島が2-0で2試合連続の完封勝ちを収めた。ヤクルトは打撃陣が3安打しか打てず2試合連続の完封負け。ガトームソンの好投に応えることができなかった。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは9日、3試合が行われた。千葉マリンスタジアムのロッテ対楽天は6-4でロッテが勝った。ロッテ先発のバーンは移籍後初勝利。楽天は一時勝ち越したが投手陣が踏ん張れず2試合連続の逆転負け。またこの試合ではロッテのバレンタイン監督が7回裏、投手交代に際してミスを犯すハプニングがあった。札幌ドームの日本ハム対西武は4回表、和田の3ランホームランで先制した西武が3-1で勝った。西武は8連勝。また先発・涌井は8回1失点で無傷の3連勝。日本ハムは昨年から西武戦8連敗。ヤフーJAPANドームのソフトバンク対オリックスは両チームとも決め手に欠き延長12回の末、2-2で引き分けた。ソフトバンクは13安打を放ちながら拙攻の連続で2点しか奪えなかった。
- (ゴルフ)米国男子プロゴルフメジャー第1戦、第70回マスターズゴルフトーナメントは現地時間8日(日本時間8日深夜から9日朝)に第3ラウンドを行ったが、雨による4時間10分に及ぶ中断があった影響で半数以上の選手がホールアウト出来ず日没サスペンデッドとなった。タイガー・ウッズ(米国)は9番ホールを終了して通算3アンダー、暫定4位タイまで上昇している。日本勢でただ一人予選を通過した片山晋呉は14番ホールを終了し、前日からスコアを2つ落として通算3オーバーで暫定31位タイとなっている。暫定首位は米国のチャド・キャンベルで4番ホールを終了し通算6アンダー。最終日の9日は第3ラウンドの残りと最終ラウンドが行われる。→4月7日、4月8日参照
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは8日、3試合が行われた。ナゴヤドームの中日対巨人は6-1で巨人が前夜のサヨナラ負けの雪辱を果たした。先発・内海は6回無失点で今季初勝利。巨人は再び首位に返り咲いた。中日は先発のマルティネスが8回1失点と好投したが2番手の高橋聡が打ち込まれ、連勝は4でストップ。大阪ドームの阪神対横浜は今岡の2本の本塁打などで5-2で阪神が勝った。この試合では阪神の金本が903試合連続フルイニング出場を果たし、カル・リプケン・ジュニアと並び世界タイ記録を達成した。広島市民球場の広島対ヤクルトは広島がダグラスー永川ーベイルのリレーでヤクルト打線を3安打に抑え1-0で勝ち、連敗を4で止めた。ヤクルトは先発の藤井の好投を打撃陣がフイにした。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは8日、3試合が行われた。札幌ドームの日本ハム対西武は西武が5-3で勝った。西武は7連勝。先発の西口は8回途中まで3失点に抑え今季2勝目。日本ハムは先発・金村の不調が響いた。ヤフーJAPANドームのソフトバンク対オリックスは6-2でオリックスが勝った。オリックスは3連勝、逆にソフトバンクは2年振りの4連敗。千葉マリンスタジアムのロッテ対楽天は4-4で延長戦に入り、10回裏、ロッテがベニーの3ランホームランにより7-4でサヨナラ勝ちした。楽天は一旦はリードしながら救援投手陣が打ち込まれた。
- (中央競馬)9日、日本の阪神競馬場で2日阪神6回を開催し、第11競走で施行された第66回桜花賞(GI・3歳牝馬限定・芝1600m)は単勝6番人気に支持されたキストゥヘヴン(牝3・安藤勝己騎乗)がゴール手前で1番人気アドマイヤキッス(牝3・武豊騎乗)と5番人気コイウタ(牝3・横山典弘騎乗)との叩き合いを制し、3/4馬身の差をつけて1:34.6のタイムで優勝した。優勝したキストゥヘヴンはこの勝利により通算成績6戦3勝、重賞2勝目、GI初制覇、前走のフラワーカップでも勝利をしており重賞2連勝となった。なお次走は5月21日に施行される優駿牝馬(オークス)の予定と管理調教師の戸田博文からコメントが出された。また1番人気に支持されたアドマイヤキッスは2着に敗れた。
- (ゴルフ)米国男子プロゴルフのメジャー第1戦、第70回マスターズゴルフトーナメントは現地時間7日(日本時間7日深夜から8日朝)、第2ラウンドが行われた。初日8位タイだったチャド・キャンベル(米国)が5アンダーで回り、通算6アンダーで単独首位に立った。3打差の2位にはフレッド・カプルス(米国)と初日首位のビジェイ・シン(フィジー)、同2位のロッコ・ミーディエート(米国)がつけた。タイガー・ウッズ(米国)は通算1アンダーの10位タイに浮上。片山晋呉もこの日2アンダーで回り通算1オーバー、23位タイに浮上したが、丸山茂樹は11番ホールと12番ホールで共にダブルボギーを叩いたのが響き通算10オーバー、73位タイで予選落ちした。→4月7日参照
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは7日、3試合が行われた。ナゴヤドームの中日対巨人は1-1で迎えた9回裏、一死満塁から立浪がライトスタンドに逆転サヨナラ満塁本塁打を放ち、5-1で中日が勝った。中日の先発・川上は2回表に先制点を許したがその後は1安打に抑え、今季初勝利。巨人の先発・上原とのエース対決を制した。中日は1分けを挟み4連勝で巨人と入れ替わって首位に立った。巨人の連勝は4でストップ。大阪ドームの阪神対横浜は7回表に村田のタイムリーで横浜が2-1と勝ち越したが、8回裏に阪神が代打・林威助のタイムリーで同点にした後、藤本の逆転タイムリー2ベースなどで3点を挙げ、5-2で勝った。阪神の先発・井川は8回を2失点に抑え今季初勝利。横浜は先発・三浦が7回1失点に抑えたが2番手の川村が4失点の乱調で3連敗。広島市民球場の広島対ヤクルトはラロッカの2本のホームランと米野の攻守にわたる活躍で8-2でヤクルトが勝ち、連敗を4で止めた。ヤクルトの先発・石川は7回を2失点に抑え2勝目。広島は皮肉にも昨年までのチームメートにやられた格好となり、先発の大竹も6回途中まで7失点と乱調だった。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは7日、3試合が行われた。千葉マリンスタジアムのロッテ対楽天は楽天が先発全員安打となる16安打の猛攻と先発・一場がロッテ打線を4安打無失点に抑える快投で13-0で勝ち、連敗を4で止めた。一場はプロ初完封。楽天の2勝はいずれも一場が勝ち投手。ロッテは2戦連続の完封負け。ヤフーJAPANドームのソフトバンク対オリックスは8回表にガルシアが2戦連続となるホームランによる2点を3人の投手リレーで守り切ったオリックスが2-0で勝った。オリックスの先発・前川は8回途中まで無失点に抑え実に3年振りの勝ち投手。オリックスは2戦連続の完封勝ち。ソフトバンクは2戦連続の完封負けで3連敗。札幌ドームの日本ハム対西武は2回表に逆転した西武がその後も確実に得点を挙げ、7-1で勝った。西武の先発・松坂は7回を小笠原の犠牲フライによる1点に抑え今季初勝利。西武は6連勝。日本ハムの先発・八木は5回途中5失点と不調だった。
- (ゴルフ)米国男子ゴルフのメジャー第1戦、第70回マスターズゴルフトーナメントが現地時間6日(日本時間6日深夜から7日早朝)にジョージア州オーガスタにあるオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ(パー72)で開幕した。6日は第1ラウンドが行われ、フィジーのビジェイ・シンが5アンダーで単独首位に立った。2位は1打差で米国のロッコ・ミーディエート。タイガー・ウッズ(米国)はイーブンパーの19位タイにいる。日本勢は片山晋呉が3オーバーの48位タイ、丸山茂樹は振るわず、7オーバーの72位タイと出遅れた。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは6日、3試合が行われた。神宮球場のヤクルト対巨人は4-1とヤクルトのリードで迎えた7回表、小久保の同点3ラン本塁打と斉藤の犠牲フライで勝ち越した巨人が7-4で勝ち4連勝。2番手の福田が2勝目。ヤクルトは4連敗。先発の川島をリリーフした木田の不調が誤算だった。横浜スタジアムの横浜対中日は2-2の同点で迎えた6回表、上田と小田の連続2ベースで勝ち越した中日が3-2で勝った。中日先発の山本昌は7回途中まで2失点で今季初勝利。この勝利で他5球団から30勝以上の快挙(通算181勝目)を達成した。倉敷マスカットスタジアムの広島対阪神は両チームとも決め手を欠き、延長12回の末2-2の引き分け。特に阪神は14安打しながら12残塁の拙攻だった。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは6日、2試合が行われた。東京ドームの日本ハム対ソフトバンクは日本ハムが先発のダルビッシュがソフトバンク打線を6安打の完封で3-0で勝った。ソフトバンクの和田も好投したがセギノールとマシーアスの2本のホームランに沈んだ。大阪ドームのオリックス対ロッテはオリックスの先発、平野佳がロッテ打線を5安打に抑え、また打線もガルシアの2ランホームランなど13安打を放ち平野佳を援護。8-0で勝った。ルーキーの平野佳はプロ初完封。なお西武と楽天は試合がなかった。
- (サッカー)4日、イタリア・プロサッカーリーグは、サポーターが対戦相手の黒人選手に人種差別行為を働いたインテル・ミラノに対し、25,000ユーロ(約350万円)の制裁金を科した。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは5日、3試合の予定が横浜スタジアムの横浜対中日が雨のため中止となり2試合が行われた。神宮球場のヤクルト対巨人は1回表にヤクルトの先発・松井の立ち上がりを攻め、李承燁の2点タイムリー2ベースなどで4点を挙げた巨人が終盤にも追加点を挙げ、9-2で勝った。巨人の先発・工藤は丁寧なピッチングで7回2失点の好投。42歳11ヵ月での勝利はセ・リーグ新記録。この試合では5回裏ヤクルトの攻撃中、青木の打ったファウルボールが3塁側の巨人ベンチにいた高橋尚の顔面を直撃するアクシデントがあった。高橋尚は病院に運ばれ、検査の結果右ほお骨陥没骨折が判明。長期離脱は避けられない状況となった。広島市民球場の広島対阪神は阪神が濱中の2打席連続本塁打や金本の2戦連続ホームランなどで広島を圧倒、10-1で勝った。阪神の先発・下柳は6回無失点の好投。一方広島は先発・大島が3回6失点と誤算、打撃陣も完封を免れるのがやっとだった。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは5日、3試合が行われた。インボイスSEIBUドームの西武対楽天は6-3で西武か勝ち5連勝。一方楽天は打順を入れ替えるテコ入れ策も実らず、また先発の松崎も5回5失点と乱調で4連敗。東京ドームの日本ハム対ソフトバンクは日本ハムが新庄の今季第1号本塁打や小笠原の本塁打などで8-5で勝った。日本ハムの先発・リーは6回途中まで投げて2失点で今季初勝利。一方ソフトバンクは先発のカラスコが3回5失点とまたも乱調だった。大阪ドームのオリックス対ロッテは5-5のまま延長戦に入ったが、10回表、ロッテのベニーが決勝2ラン本塁打を放ち7-5で勝ち、連敗を4で止めた。
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは4日、3試合のうち広島市民球場の広島対阪神が雨のため中止となり2試合が行われた。神宮球場のヤクルト対巨人は1-1で迎えた6回表、巨人が小久保のタイムリーと代打・矢野の2点タイムリーで勝ち越し、8回表にも1点を追加。投げてはパウエル-豊田のリレーでヤクルトの反撃を絶ち、5-4で勝った。この試合では高橋由が通算200号本塁打を放った。横浜スタジアムの横浜対中日は3-2で横浜がリードの8回表、谷繁のソロホームランとウッズの満塁ホームランで7-3と中日が勝ち越したが、中日の救援投手陣が打ち込まれ結局延長12回、8-8の引き分けに終わった。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは4日、3試合が行われた。インボイスSEIBUドームの西武対楽天は3-2と楽天リードで迎えた8回裏、G.G.佐藤の同点タイムリーと代打・平尾のタイムリーで勝ち越した西武が6-3で勝った。西武の2番手・正津が3年振りの勝ち投手。西武は4連勝、逆に楽天は3連敗。東京ドームの日本ハム対ソフトバンクは8回表にズレータの3ランホームランで逆転したソフトバンクが5-2で勝った。日本ハムの連勝は3でストップ。大阪ドームのオリックス対ロッテは6回裏に村松のタイムリーで挙げた1点を4人の投手リレーで守り切ったオリックスが1-0で勝った。オリックスの連敗は3でストップ、逆にロッテは好投の清水直を援護できずに4連敗。
- (春の甲子園)4日、第78回選抜高等学校野球大会最終日は、午後零時半から兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で24,000人の観衆が見守るなか、清峰(長崎)と横浜(神奈川)との決勝戦が行われ、横浜が21-0で清峰を下し優勝した。決勝戦での21点は、夏の甲子園を通じても最多得点。横浜は、短打でも繋ぐ打撃で長打以上の破壊力を発揮した。4回までに6点、6回には9点を挙げて試合を決めた。投げても、川角、浦河-福田の継投で清峰を完封した。一方、清峰は有迫、宮尾、有迫、佐々木伸、木原-田辺、大田、内山の8投手が継投した。エース有迫は3回途中までで攻略された。同投手は前日までに4試合570球を投げていた。また、前日のPL学園戦では115球を投げきった。連投の疲れは明らかだった。前日まで好投していた投手が突然崩れるケースが今大会で際立った。準決勝では岐阜城北やPL学園、準々決勝では早稲田実などの投手の起用に疑問が残る。早稲田実の投手は、延長15回を含めた3連投で445球を投げていた。1993年夏の大会以降は代表校投手の肩やひじの検査を行い、大会期間中の「休養日」も設け、少しずつ改善されてはいるが、今大会を見ても、一人エースに頼るチームは依然として無くなっていない。また、いまだにエースと心中という指導者もいる。投手の連投や投球過多は肩やひじの故障につながり、投手の酷使は人権問題でもある。
- (春の甲子園)3日、第78回選抜高等学校野球大会の第11日目は、準決勝2試合が行われ、清峰(長崎)と横浜(神奈川)が決勝に進んだ。初出場の清峰は優勝候補のPL学園に快勝し、長崎県勢としては春夏通じて初の決勝進出を果たした。初出場で決勝まで進んだのは一昨年の済美(愛媛)、昨年の神村学園(鹿児島)があり、3年連続となる。第1試合で清峰は、2回に内野ゴロで先制し、5回には5安打に盗塁や犠打などで3点を追加し、7回には2点本塁打で試合を決定づけた。また、有迫(ありさこ)投手は、PL打線を散発2安打に抑え、6-0で勝った。続く第2試合で横浜は、3回に右翼へランニングホームランを放って先制し、これに続いて7連続長短打で4点を加え、4回にも6点を追加し、4回までに11点を挙げ突き放し、12-4の大差で岐阜城北(岐阜)を下した。
- (春の甲子園)2日、第78回選抜高等学校野球大会の第11日目は、準決勝2試合が行われる予定であったが、第1試合の直前に雨が強まったため、大会本部は中止を決定した。準決勝は3日、決勝は4日に順延された。
- (モータースポーツ)2006年F1世界選手権第3戦の豪州グランプリ決勝は2日、当地のアルバートパークサーキットで57周によって行われた。レースはセーフティカーが4回も入る波乱の展開になったが、開幕戦のバーレーングランプリを制したフェルナンド・アロンソ(スペイン、ルノーF1)が1時間34分27秒870で今季2勝目、通算10勝目を飾った。2位にはマクラーレン・メルセデスのキミ・ライコネン(フィンランド)、3位にはトヨタのラルフ・シューマッハ(ドイツ)が入った。ポールポジションからスタートしたホンダのジェンソン・バトン(英国)はチェッカーフラッグを受ける寸前に車体が火を噴き、9位に終わった。スーパーアグリ・ホンダの佐藤琢磨が12位、井出有治が13位完走を果たした。→3月13日、3月20日参照
- (セ・リーグ)プロ野球セ・リーグは2日、3試合が行われた。東京ドームの巨人対横浜は4-4で迎えた6回裏、代打・川中のタイムリーで勝ち越し、7回裏には李承燁と高橋由の連続本塁打で加点した巨人が7-4で勝った。3番手で登板した福田がプロ初勝利。なおこの試合で5回表、巨人・内海の投球が横浜・佐伯の後頭部を通過したことを巡って乱闘騒ぎがあった。神宮球場のヤクルト対阪神は金本が本塁打を含む4安打3打点などの活躍で9-1で阪神が勝った。ナゴヤドームの中日対広島は中日が3-2で勝った。
- (パ・リーグ)プロ野球パ・リーグは2日、3試合が行われた。千葉マリンスタジアムのロッテ対西武は7-2で西武が勝った。西武の先発・涌井が7回2失点の好投。フルキャストスタジアム宮城の楽天対ソフトバンクは8-2でソフトバンクが勝った。ソフトバンクの先発・杉内が7回2失点で対楽天戦8連勝。大阪ドームのオリックス対日本ハムは13-6で日本ハムが勝った。日本ハムは3連勝、逆にオリックスは3連敗。この試合では日本ハムの新庄が3回表に自身プロ初のスクイズを成功させ、2万5千人の観客をあ然とさせた。またオリックスの清原は左太ももの張りを訴えて欠場した。
- (春の甲子園)1日、第78回選抜高等学校野球大会の第10日目は、3回戦2試合が行われ、初出場の清峰(長崎)とPL学園(大阪)が準決勝に進んだ。清峰は、2回1死2、3塁で遊ゴロと相手の暴投などで2点を先制し、5回にも2点を追加し、4-0で日本文理に快勝した。PL学園は、2回2死3塁で本塁に盗塁敢行し先制点を上げ、3、4、7回にも加点し、秋田商に4-1で快勝した。PL学園の本塁盗塁は、監督の指示ではなく選手のひらめきが実行され、成功したケースで、野球(スポーツ)のおもしろさが現れた場面であった。
- (セ・リーグ)1日、セントラル・リーグでは、デーゲームとナイターの3試合をが行われた。ヤクルトは阪神に4-3で勝った。6回に新人の1号3ランで追いつき、9回2死満塁から押しだし四球でサヨナラ勝ちした。横浜は巨人に9-1で大勝し、昨日のお返しをした。横浜は、2回に右へ3ランで先制し、7回にも右中間に2ランを放った。また、先発も7回まで1失点だった。中日は、先頭打者本塁打などで2点先取されたが、2回に適時打で1点返し、4回に2点2塁打で逆転し、広島に3-2で勝った。
- (パ・リーグ)1日、パシフィック・リーグでは、デーゲームが3試合行われた。西武はロッテに7-5で、昨日に続いて逆転勝ちした。ソフトバンクは8回に楽天に先制されたが、9回1死2、3塁から中前打で2点を挙げて逆転、続いて同じく中前打で突き放し、3-1で勝った。日本ハムは乱打戦を物にし、オリックスに7-6で連勝した。
- (春の甲子園)3月31日、第78回選抜高等学校野球大会の第9日目は、3回戦2試合が行われ、初出場の岐阜城北(岐阜)、横浜(神奈川)が準決勝に進んだ。岐阜城北は、3回に2死一、二塁に左適時二塁打で2点を先制し、この回にもう1点を追加し、6回にも右前適時打で1点を加え、4-0で神港学園に快勝した。横浜は3連投で球威が無く制球が定まらない早稲田実の投手を攻めて、1回に2点を先制し、3回に4点を追加し序盤で試合を決め、5回にも7点を追加して一方的な展開にし、13-3で早稲田実に大勝した。
- (セ・リーグ)3月31日、日本プロ野球セントラル・リーグが開幕し、3試合がナイターで行われた。東京ドームで巨人と横浜が対戦し、高橋由伸などの本塁打を含む12安打で12-2と大勝した。ヤクルトは神宮球場に阪神を迎え対戦し、ラミレスの先制ホームランで3点を上げてリードし、4-3で阪神に競り勝った。ナゴヤドームで広島と中日が対戦し、2-0で辛勝した。
- (パ・リーグ)3月31日、日本プロ野球のパシフィック・リーグの公式戦3試合が行われた。楽天はソフトバンクに10-4で勝ち、開幕からの連敗を5で止め、今季初勝利した。西武は4回に4安打を集中して一挙に6点をあげ、9回にも5点を追加し、11-5で千葉ロッテマリーンズに逆転勝ちした。日本ハムは4投手の完封継投で逃げ切り、1-0でオリックスに勝ち、連敗を3で止めた。