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ルイス・マルティネス (投手)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ルイス・マルティネス
Luis Martinez
基本情報
国籍 ドミニカ共和国の旗 ドミニカ共和国
出身地 サントドミンゴ
生年月日 (1980-01-20) 1980年1月20日(44歳)
身長
体重
198 cm
81 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 1996年 アマチュアFA
初出場 MLB / 2003年9月3日
NPB / 2005年5月29日
CPBL / 2007年5月6日
最終出場 NPB / 2006年10月12日
CPBL / 2007年5月25日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ルイス・アーマンド・マルティネスLuis Armando Martinez , 1980年1月20日 - )は、ドミニカ共和国出身の元プロ野球選手投手)。

経歴

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MLB時代

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1996年のドラフト外でミルウォーキー・ブルワーズに入団し、2003年メジャーデビュー。4試合に登板して0勝3敗[1]

2004年にはアリゾナ・ダイヤモンドバックスセントルイス・カージナルスコロラド・ロッキーズにマイナー契約で所属した。198センチの長身からのストレートを武器に、荒削りながら奪三振の多い投手として注目された。

中日時代

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2004年12月13日に中日ドラゴンズが獲得を目指していることが報道され[1]、翌年1月13日に中日と契約を結んだ[2]。契約金なし、年俸30万ドルの1年契約で、背番号は49[2]

2005年は、5月29日の福岡ソフトバンクホークス戦(福岡 Yahoo! JAPANドーム)で一軍初先発[3]。初回に松中信彦に逆転3ランを打たれた[4]ものの、8回0/3を3失点に抑えた[3][4]。6月4日の北海道日本ハムファイターズ戦(ナゴヤドーム)では、6回1/3を無失点に抑える好投で来日初勝利を挙げた[5][6]。当初は牽制やクイックモーションなどの細かいプレーに難があると指摘されたが、それらの問題点は解消されていった[7]

同年はリリーフ投手は豊富だが先発投手が不足するチーム事情の中、先発投手として活躍。安定感のある投球で先発ローテーションを守ってチーム2位タイの8勝を挙げ[8]、同年に入団した中田賢一と共にチームを救った。

2006年は開幕からローテーションを守るものの、前年の安定感が影を潜めたどころか、不安定な部分が露呈された。同年オフには金銭面で球団側と折り合いがつかず、本人の米球界復帰希望もあって、12月25日に退団が決定して自由契約となった。

中日退団後

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2007年4月、台湾中華職業棒球大聯盟La Newベアーズに入団が決定。登録名は、馬帝茲。しかし、4試合のみの登板で未勝利に終わり、8月2日に退団。

2008年メキシカンリーグで、2010年独立リーグユナイテッドリーグ・ベースボールでプレーした[9]

選手としての特徴

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198cmの長身から投げ下ろすストレートを持ち味としていた[1]

人物

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2004年2月に発砲事件を起こしたものの、後に正当防衛であったことが明らかになり、大事には至らなかった[1]

趣味はテレビゲーム。また、温泉大相撲も好きで、高見盛のファンでもある。

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2003 MIL 4 4 0 0 0 0 3 0 0 .000 86 16.1 25 3 15 2 0 10 3 1 18 18 9.92 2.45
2005 中日 18 18 0 0 0 8 4 0 0 .667 455 109.1 109 12 28 0 4 88 4 2 45 41 3.38 1.25
2006 23 22 0 0 0 6 9 0 0 .400 496 112.1 126 9 41 1 3 75 9 1 58 53 4.25 1.49
2007 La New 4 3 0 0 0 0 2 1 0 .000 75 15.1 21 1 9 0 0 8 4 0 12 12 7.04 1.96
MLB:1年 4 4 0 0 0 0 3 0 0 .000 86 16.1 25 3 15 2 0 10 3 1 18 18 9.92 2.45
NPB:2年 41 40 0 0 0 14 13 0 0 .519 951 221.2 235 21 69 1 7 163 13 3 103 94 3.82 1.37
CPBL:1年 4 3 0 0 0 0 2 1 0 .000 75 15.1 21 1 9 0 0 8 4 0 12 12 7.04 1.96

年度別守備成績

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投手(P)












2003 MIL 4 0 3 0 0 1.000
MLB 4 0 3 0 0 1.000

記録

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NPB投手記録
NPB打撃記録

背番号

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  • 49 (2005年 - 2007年)

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d 超大型198センチ先発左腕獲得へ ドミニカ視察・森コーチ一目ぼれ”. 中日スポーツ. 中日新聞社 (2004年12月14日). 2005年9月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
  2. ^ a b 竜マルティネス決定”. 中日スポーツ. 中日新聞社 (2005年1月14日). 2005年9月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
  3. ^ a b c リズムも配球もマル!ティネス 2回途中から8回まで完全”. 中日スポーツ. 中日新聞社 (2005年5月30日). 2005年6月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
  4. ^ a b c 2005年5月29日 【公式戦】 試合結果 (福岡ソフトバンクvs中日)”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
  5. ^ a b マルティネスが初白星 粘った勝った痛かった”. 中日スポーツ. 中日新聞社 (2005年6月5日). 2006年1月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
  6. ^ a b 2005年6月4日 【公式戦】 試合結果 (中日vs北海道日本ハム)”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
  7. ^ マルティネス、進化する左腕 クイックもできなかった男が…キムタクをけん制殺”. 中日スポーツ. 中日新聞社 (2005年7月20日). 2005年7月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
  8. ^ 左のエース、マルちゃん 実戦初登板2イニング5K”. 中日スポーツ. 中日新聞社 (2006年2月17日). 2006年6月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
  9. ^ https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=martin001lui
  10. ^ マル雄たけび 初体験  売ったぞ!タイムリーヒット”. 中日スポーツ. 中日新聞社 (2005年6月25日). 2006年4月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。
  11. ^ 2005年6月24日 【公式戦】 試合結果 (広島東洋vs中日)”. NPB.jp 日本野球機構. 2022年7月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年7月29日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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