2019年の科学
表示
2019年 こちらもご覧下さい |
---|
社会 |
政治 経済 法 労働 教育 交通 |
文化と芸術 |
映画 日本公開映画 音楽 ラジオ 日本のテレビ 芸術 文学 出版 |
スポーツ |
スポーツ 日本競馬 サッカー 自転車競技 バスケ バレー 野球 相撲 |
科学と技術 |
科学 気象・地象・天象 台風 道路 鉄道 航空 |
地域 |
日本 日本の女性史 |
各年の科学 |
2017 2018 2019 2020 2021 |
■ヘルプ |
2019年の科学(2019ねんのかがく)では、2019年(平成31年/令和元年)の科学分野に関する出来事について記述する。
できごと
[編集]1月
[編集]- 1月1日 - アメリカ航空宇宙局(NASA)の探査機「ニュー・ホライズンズ」が、太陽系外縁天体アロコスを通過(フライバイ)した。これにより、アロコスは太陽系内に存在する天体のうち、探査機が訪れた最も遠い天体となった[1]。
- 1月2日 - グリーンランドの氷床が溶ける際に温室効果ガスであるメタンが大量に大気中に放出されるという、ブリストル大学などの共同研究の結果が発表された。融解した氷床からの継続的なメタンの放出を確認したのはこれが初めてとなる[2]。
- 1月3日 - 中国国家航天局 (CNSA) の月探査機「嫦娥4号」が、史上初となる月の裏側での着陸に成功した[3][4][5]。
- 1月6日 - 日本を含むアジア東部や北太平洋で2019年1月6日の日食が観測された。
- 1月8日 - アメリカの企業IBMが世界初となる商用の量子コンピュータ「IBM Q System One」を発表した[6][7]。
- 1月14日 - 南極大陸では1979年から2017年の間に、1年間で融解する氷の量が6倍に増加したことが判明したという論文が『米国科学アカデミー紀要 (PNAS) 』誌に掲載された[8]。
- 1月17日 - アウストラロピテクス・セディバは、アウストラロピテクス・アフリカヌスとホモ・ハビリスの両方に解剖学的に類似しているものの、異なる種であると報告された[9]。
- 1月21日 - グリーンランドの氷床が、2003年と比べて4倍の速さで融解が進んでいることが分かった[10]。
- 1月23日 - 中国科学院の神経科学研究所が、史上初のクローンサルである中中と華華や羊のドリーに使われたのと同じクローン技術と、遺伝子編集技術CRISPR/Cas9を使って、5匹のクローンの遺伝子組み換えサルを作ったと報告した。このサルたちは睡眠障害などの研究に使われた[11][12]。
2月
[編集]- 2月3日 - タンパク質のアルブミンにイリジウムを結合させ光増感した分子が、がん細胞に浸透し、光を照射するとがん細胞を破壊する(光線力学的療法)ことが発表された[13]。
- 2月4日 - 二酸化炭素の排出量を急速に削減できたとしても、ヒマラヤ山脈やヒンドゥークシュ山脈の氷河が2100年までに36%消滅すると結論付けた国際総合山岳開発センター (ICIMOD) の報告書が発表された。報告書は、二酸化炭素排出量の削減が出来なければ消失量は3分の2に達する可能性があるとしている[14][15]。
- 2月12日 - 大阪市立大学などの研究で、魚類のホンソメワケベラが鏡に映る自分の姿を認識できる鏡像自己認知能力を持つことが報告された[16][17]。
- 2月13日 - NASAは現地時間のこの日、火星探査車オポチュニティの運用を正式に終了すると発表した[18]。火星全土に砂嵐が発生した2018年6月10日からオポチュニティとは交信が途絶えていた[19]。
-
火星探査機オポチュニティの運用が終了した。オポチュニティがこれまでに地球に送った22万8771枚の中の最後の画像
-
オポチュニティが地球に送った最後のパノラマ写真
-
火星探査車オポチュニティ
- 2月14日 - OpenAI社が新たな言語モデル「GPT-2」を発表した[20]。
- 2月21日 - アメリカの研究チームが、4つの天然塩基 (A/T/G/C)と 4つの非天然塩基 (P/Z/B/S) 計8つの塩基から構成される新しいDNA「ハチモジDNA」を作成することに成功した[21]。
- 2月22日 - 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星探査機はやぶさ2が日本時間のこの日の午前7時29分に、小惑星リュウグウに着陸成功したと発表した[22]。
3月
[編集]- 3月8日 - 天の川銀河の質量がおよそ1兆5000億太陽質量と推定され、2016年の研究で推定された質量の2倍以上であるとする研究が発表された。これにより、天の川銀河の約90%がダークマターである可能性が示唆された[23]。
- 3月11日 - 日本の高エネルギー加速器研究機構の加速器を用いた、国際共同実験Belle II 実験が本格的に開始した[24]。
- 3月18日 - ヒトは、30万年以上前に南アフリカで誕生した後、東アフリカに移動し、約6万年前にアフリカを出て他の地域に移動したという、ハダースフィールド大学などのチームの遺伝子解析に基づいた研究結果が発表された[25][26]。
4月
[編集]-
NASAが公開した、火星から見たダイモスによる日食
-
NASAが公開した、火星から見たフォボスによる日食
-
火星探査ローバーキュリオシティ
- 4月10日 - イベントホライズンテレスコープが、5400万光年離れたM87銀河の中心にあるブラックホールの画像を発表した。ブラックホールの直接撮影に成功したのはこれが人類史上初である[28][29]。
- 4月17日 - ビッグバンからおよそ10万年後の初期の宇宙で形成されたと考えられていた水素化ヘリウムイオンを、NGC 7027の観測において、宇宙空間で初めて検出したとする論文が科学誌『ネイチャー』に掲載された[30][31]。
- 4月18日 - 生まれつき免疫機能がない重症複合型免疫不全症を患った赤ちゃん8人に対して、遺伝子治療を施したところ、免疫機能が獲得され、疾患を完治させることに成功した[32]。
- 4月24日 - イタリアのグラン・サッソ国立研究所のXENONの暗黒物質検出器を使った研究で、キセノン124の放射性崩壊が観測され、1.8×10²¹年の半減期を持つことが分かった[33]。
- 4月25日 - 日本の小惑星探査機はやぶさ2が、小惑星リュウグウに金属塊を衝突させ、世界初となる人工のクレーターを作り出したことが確認された[34]。なお実際にクレーターを作製したのは4月5日である[35]。
- 4月30日 - ハッブル宇宙望遠鏡を使った観測により、星間物質中にバックミンスターフラーレン C60が見つかったと発表された[36]。
5月
[編集]- 5月2日 - 16年にわたる観測の集大成として、ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された画像「ハッブル・レガシー・フィールド」が公開された[37]。
- 5月3日 – イギリスの国立原子力研究所 (NNL) とレスター大学が、アメリシウムから初めて使用可能な電力を生成したことを報告し、最長400年間にわたって電力を供給する宇宙探査用の電池の開発につながる可能性を示した[38]。
- 5月6日 - 生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学-政策プラットフォーム (IPBES) は報告書で、生物多様性の損失が加速しており、現在100万種以上が絶滅の危機にさらされていることや、現在ほどの生物の減少は前例がなく、それらは主に人間の行動の結果であることを報告した[39][40]。
- 5月11日 - ハワイのマウナロア天文台で測定された大気中の二酸化炭素濃度が415ppmに達し、過去250万年間で最悪の水準となったと発表された[41]。
- 5月22日 - シカゴ大学らの研究チームが、高圧化、-23℃で水素化ランタンが超伝導を示すことを発見し、これまでの記録をおよそ50℃更新した[42][43]。
6月
[編集]- 6月10日 - 準惑星ケレスにあるドーム状のアフナ山は、星の内部からの泥のプルームによって形成された可能性があると報告された[44][45]。
- 6月17日 - エーザイとハーバード大学の岸義人らの研究グループが、ハリコンドリンBという物質をベースにした31の不斉炭素を持つ「E7130」と呼ばれる化学物質の全合成を報告した[46][47]。
- 6月18日 - ティーガーデン星のハビタブルゾーン内を公転する、地球とよく似た質量のティーガーデン星bとティーガーデン星cという2つの太陽系外惑星が存在することが、ゲッティンゲン大学によって発表された[48][49]。
- 6月22日 - 火星探査機キュリオシティが、火星の大気中において、これまでの最大量のメタンを検出したことを報告した[50]。
7月
[編集]- 7月1日 - 2017年10月に太陽系に飛来した観測史上初の恒星間天体であるオウムアムアは、長らく噂されていたような異星人の宇宙船ではなく、自然物だとする国際チームの報告が『Nature Astronomy』誌に発表された[51]。
- 7月11日 - ライス大学の研究で、地球からおよそ370光年離れた位置にあるPDS 70を公転する太陽系外惑星PDS 70cに、衛星を形成する周惑星円盤を発見したと発表された[52]。
- 7月12日 - グラスゴー大学の研究において、史上初めて量子もつれの様子の撮影に成功したと報告された[53][54][55]。
- 7月22日 - インド宇宙研究機関 (ISRO) はこの日、サティシュ・ダワン宇宙センターから月探査機「チャンドラヤーン2号」を打ち上げた[56]。
8月
[編集]- 8月6日 - リーズ大学の研究で、これまでで最も薄い金を作ることに成功した。その薄さは原子2つ分の0.47ナノメートルであり、従来の金ナノ粒子よりも触媒としての働きが10倍ほど効率的に機能すると期待されている[57][58]。
- 8月12日 - 世界保健機関(WHO)とアメリカ国立衛生研究所 (NIH) が、米国時間のこの日、エボラ出血熱に対する治療薬候補が、劇的に生存率を向上させることを発表した。これによりエボラ出血熱が治療可能になることが期待される[59][60]。
- 8月15日 - ハーバード大学などの研究チームは、世界で初めて炭素のみからなる環状化合物(炭素の環状同素体)シクロ(18)炭素の合成に成功したと発表した[61][62]。
- 8月30日 - クリミア天体物理天文台で、アマチュア天文家のゲナディ・ボリソフが、オウムアムアに次ぐ観測史上2例目の恒星間天体を発見した。この天体は公式に存在が確認され、発見者の名前からボリソフ彗星と名付けられた[63]。
9月
[編集]- 9月6日 - ブリストル大学の研究で、100以下の数のうち最後まで3つの立方数の和で表せなかった42について、コンピュータを使った探索の結果、解が発見された[64][65]。その解は以下の通り。
- 9月11日 - 太陽系外惑星K2-18bから水蒸気が検出されたと発表された。太陽系外惑星から水が検出されたのは初めてで、生命の存在する可能性が最も高い惑星として挙げられた[66][67]。
- 9月25日 - 南極大陸のアメリー棚氷から巨大な氷山「D-28」が分離した。その面積は1636km²、重量は3150億トンと推定された[68]。
- 9月26日 - 観測史上2例目の恒星間天体であるボリソフ彗星 から、シアン化物のガスが検出されたと報告された。恒星間天体からシアン化物が検出されるのはこれが初めて[69]。
10月
[編集]- 10月1日
- 10月7日 - すばる望遠鏡を用いたカーネギー研究所のスコット・S・シェパードらの研究で、土星の衛星が新たに20個発見された。土星の衛星はこれで82個となり、木星の衛星数(79個)を上回った[73][74]。
- 10月8日 - デューク大学の研究で、ヒトの軟骨が修復される仕組みが解明され、関節などの再生医療の可能性を示した[75]。
- 10月28日 - 遺伝子解析に基づいた研究によって、ヒトがおよそ20万年前にボツワナ北部で発祥したことを特定したとする論文が『ネイチャー』誌に掲載された[76][77][78][79]。
11月
[編集]- 11月5日 - NASAの探査機ボイジャー2号が、太陽圏を脱出したことが確認された[80]。
- 11月15日 - 山形大学の研究グループが、ナスカの地上絵を新たに143点発見した[81]。
- 11月18日 - NASAの土星探査機カッシーニの観測データに基づいて作成された、土星の衛星タイタンの全球地図が初めて公開された[82][83]。
- 11月23日 - マレーシアで最後に確認されたスマトラサイが死亡し、マレーシアにおいてスマトラサイが絶滅したとマレーシア当局が発表した[84][85]。
12月
[編集]- 12月2日~13日 - 第25回気候変動枠組条約締約国会議(COP25)がスペインのマドリードで開催された[86]。
- 12月4日 - 木星型惑星が白色矮星WD J0914+1914の周りを公転している証拠が発見された。この発見は、太陽がその寿命を終えた後も太陽系の惑星の一部は生き残る可能性を示唆している[87]。
- 12月8日 - ベテルギウスの減光が観測され、超新星爆発の可能性があると発表された[88]。
- 12月9日 - 中国でサルのDNAを持つブタが作り出された[89][90]。
- 12月10日 - グリーンランドの氷床が1992年と比較して7倍の速さで融解していることを報告する論文が『ネイチャー』誌に掲載された[91]。
- 12月18日 - 欧州宇宙機関 (ESA) とスイス宇宙局の宇宙望遠鏡「CHEOPS」がギアナ宇宙センターから打ち上げられた[92][93]。
- 12月19日 - 米科学誌『サイエンス』が今年のブレークスルー・オブ・ザ・イヤーを発表した[94]。
- 12月26日 - 2019年12月26日の日食が観測された。
No. | 今年の10大科学業績[94] |
---|---|
1 | イベントホライズンテレスコープによるブラックホールの撮影 |
2 | DNAの分析によるデニソワ人の骨格の再現 |
3 | 量子コンピュータの発達 |
4 | 栄養失調からの回復についての研究 |
5 | 6600万年前の小惑星衝突の詳細とその後の生態系の回復についての研究 |
6 | 探査機ニューホライズンズによる太陽系外縁天体アロコスの観測 |
7 | 古細菌プロメテオアルカエウム・シントロフィクムのゲノム解読 |
8 | 嚢胞性線維症に対する効果的治療法 |
9 | エボラ出血熱の治療薬の開発 |
10 | 人工知能がポーカーで人間に勝利 |
受賞
[編集]- アーベル賞 - キャレン・アーレンベック
- チューリング賞 - エドウィン・キャットマル、パット・ハンラハン
- ラスカー賞
- ガードナー国際賞 - ロナルド・ベール、ジョン・ディフレー、ティモシー・A・スプリンガー、ブルース・ウィリアム・スティルマン、スーザン・バンド・ホロウィッツ
- ウルフ賞
- 京都賞
- クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞
- 物理学 - ジョン・パデュー、Artur K. Ekert、Tony F. Heinz
- 化学 - ロルフ・フーズゲン、モーテン・P・メルダル、エドウィン・サザン、リロイ・フッド、Marvin H. Caruthers、Michael W. Hunkapiller
- 生理学・医学 - ハンス・クレヴァース、フィリッパ・マラック、ジョン・カップラー、カール・ダイセロス、Ernst Bamberg、Gero MiesenbÖck
- ショウ賞
- 天文学 – エドワード・C・ストーン
- 生命科学および医学 – マリア・ジャシン
- 数学 – マイケル・タラグランド
- ブレイクスルー賞
- 基礎物理学ブレイクスルー賞 - チャールズ・L・ケーン、ユージーン・J・メル
- 生命科学ブレイクスルー賞 - C.Frank Bennett、Adrian R. Krainer、Angelika Amon、荘小威、陳志堅
- 数学ブレイクスルー賞 - ヴァンサン・ラフォルグ
- ノーベル賞
死去
[編集]カッコ内は生誕年である。
- 1月3日 - 岡野眞治、日本の物理学者(* 1926年)
- 1月5日 - ルドルフ・ラフ、アメリカの生物学者(* 1941年)
- 1月11日 - マイケル・アティヤ、イギリスの数学者、フィールズ賞受賞者、アーベル賞受賞者(* 1929年)
- 1月16日
- 1月17日 - 米沢富美子、日本の理論物理学者(* 1938年)
- 1月30日
- 2月6日 - マンフレート・アイゲン、ドイツの生物物理学者、ノーベル化学賞受賞者(* 1927年)
- 2月8日
- ウォルター・ムンク、アメリカの海洋物理学者(* 1917年)
- ジョン・タイラー・ボナー、アメリカの生物学者(* 1920年)
- ウォルフガング・リンドラー、アメリカの物理学者(* 1924年)
- 2月18日 - ウォーレス・ブロッカー、アメリカの地球化学者(* 1931年)
- 3月1日 - ジョレス・アルフョーロフ、ロシアの物理学者、ノーベル物理学賞受賞者(* 1930年)
- 3月4日 - 大澤文夫、日本の生物物理学者(* 1922年)
- 3月28日 - 中西香爾、日本の化学者(* 1925年)
- 4月3日 - 江口吾朗、日本の生物学者(* 1930年)
- 4月5日 - シドニー・ブレナー、南アフリカの生物学者、ノーベル生理学・医学賞受賞者(* 1927年)
- 4月6日 - デイヴィッド・J・サウレス、アメリカの物理学者、ノーベル物理学賞受賞者(* 1934年)
- 4月9日 - エルウィン・バーレカンプ、アメリカの数学者(* 1940年)
- 4月13日
- ポール・グリーンガード、アメリカの神経科学者、ノーベル生理学・医学賞受賞者(* 1925年)
- 海部宣男、日本の天文学者(* 1943年)
- 4月16日 - 森謙治、日本の化学者(* 1935年)
- 5月3日 - 志村五郎、日本の数学者、谷山-志村予想で有名(* 1930年)
- 5月24日 - マレー・ゲルマン、アメリカの物理学者、ノーベル物理学賞受賞者(* 1929年)
- 5月25日 - 蔡安邦、台湾出身の日本の物理学者(* 1958年)
- 5月28日 - 栃本武良、日本の生物学者(* 1941年)
- 6月4日 - 石坂照子、日本の免疫学者(* 1926年)
- 6月17日 - ジャン=マリー・ヒューロット、フランスのコンピュータ科学者、ソフトウェア開発者(* 1954年)
- 6月21日 - 島津康男、日本の地球物理学者、環境学者(* 1926年)
- 6月30日 - ミッチェル・ファイゲンバウム、アメリカの数理物理学者、ウルフ賞物理学部門受賞者(* 1944年)
- 7月12日 - フェルナンド・J・コルバト、アメリカの計算機科学者、チューリング賞受賞者(* 1926年)
- 7月14日 - ホアン・トゥイ、ベトナムの数学者(* 1927年)
- 7月18日 - 伊藤早苗、日本の物理学者(* 1952年)
- 7月19日 - パトリック・ウィンストン、アメリカの計算機科学者(* 1943年)
- 7月27日 - ジョン・ロバート・シュリーファー、アメリカの物理学者、ノーベル物理学賞受賞者(* 1931年)
- 8月3日
- ニコライ・カルダシェフ、ロシアの天文学者(* 1932年)
- スティーブン・ガブサー、アメリカの理論物理学者(* 1972年)
- 8月4日 - 江夏弘、日本の物理学者(* 1922年)
- 8月7日 - キャリー・マリス、アメリカの生化学者、ノーベル化学賞受賞者(* 1944年)
- 8月22日 - 栗田子郎、日本の植物学者(* 1936年)
- 9月4日 - パトリック・ドゥオルノワ、フランスの数学者(* 1952年)
- 9月8日 - C・M・ドブソン、イギリスの化学者(* 1949年)
- 9月14日 - 吉田潤一、日本の有機化学者(* 1952年)
- 9月25日 - 野崎一、日本の有機化学者(* 1922年)
- 10月11日 - アレクセイ・レオーノフ、ソビエト連邦の軍人、宇宙飛行士、世界初の宇宙遊泳者(* 1934年)
- 10月28日 - 長沢工、日本の天文学者(* 1932年)
- 11月2日 - アーウィン・フリドビッチ、アメリカの生化学者(* 1929年)
- 11月7日 - マルガリータ・サラス、スペインの生化学者(* 1938年)
- 11月14日 - 伊藤光男、日本の物理化学者(* 1929年)
- 11月20日 - メアリー・グッド、アメリカの無機化学者(* 1931年)
- 12月3日 - 井口泰孝、日本の物理化学者(* 1943年)
- 12月16日 - ハンス・コーンバーグ、ドイツ生まれのイギリスの生化学者(* 1928年)
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ Talbert, Tricia (2021年4月15日). “NASA’s New Horizons Reaches a Rare Space Milestone”. NASA. 2022年3月19日閲覧。
- ^ University of Bristol. “January: greenland subglacial methane | News and features | University of Bristol” (英語). www.bristol.ac.uk. 2022年3月19日閲覧。
- ^ “China Moon mission lands Chang'e-4 spacecraft on far side” (英語). BBC News. (2019年1月3日) 2022年3月19日閲覧。
- ^ “中国の「嫦娥4号」、史上初めて月の裏側に着陸”. アストロアーツ. 2022年3月19日閲覧。
- ^ “【解説】史上初、月の裏に着陸成功のインパクト”. natgeo.nikkeibp.co.jp. 2022年3月19日閲覧。
- ^ “IBM Unveils World's First Integrated Quantum Computing System for Commercial Use”. IBM. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “IBMが世界初となる商用量子コンピュータ「IBM Q System One」を発表”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Antarctica losing six times more ice mass annually now than 40 years ago(2019年1月14日)”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Understanding our early human ancestors: Australopithecus sediba”. AAAS. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Greenland ice melting four times faster than in 2003(2019年1月21日)”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “遺伝子操作でサルに睡眠障害、そのクローン5匹誕生 中国(2019年1月25日)”. AFP. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “China's Latest Cloned-Monkey Experiment Is an Ethical Mess”. GIZMODO. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Simply shining light on dinosaur metal compound kills cancer cells”. AAAS. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “ヒマラヤの氷河、温暖化で3分の2が消滅する恐れ 報告書(2019年2月5日)”. AFP. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “A third of Himalayan ice cap doomed, finds report(2019年2月4日)”. The Guardian. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “「鏡に映る自分」がわかる魚を初めて確認!~世界の常識を覆す大発見〜”. 大阪市立大学. 2024年11月19日閲覧。
- ^ Kohda, Masanori; Hotta, Takashi; Takeyama, Tomohiro; Awata, Satoshi; Tanaka, Hirokazu; Asai, Jun-ya; Jordan, Alex L. (2019-02-07). “If a fish can pass the mark test, what are the implications for consciousness and self-awareness testing in animals?” (英語). PLOS Biology 17 (2): e3000021. doi:10.1371/journal.pbio.3000021. ISSN 1545-7885. PMC PMC6366756. PMID 30730878 .
- ^ “NASA's Opportunity Rover Mission on Mars Comes to End”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “さよなら火星探査機「オポチュニティ」。NASAが機能停止を発表(2019年2月15日)”. GIZMODO. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Better language models and their implications” (英語). OpenAI. 2023年8月19日閲覧。
- ^ “人工塩基を加えて通常の2倍である8種類の塩基で構成される「Hachimoji DNA(8文字DNA)」が作り出される(2019年2月25日)”. Gigazine. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “はやぶさ2、着陸成功 小惑星探査で偉業”. 日本経済新聞 (2019年2月22日). 2022年3月19日閲覧。
- ^ “The Latest Calculation of Milky Way's Mass Just Changed What We Know About Our Galaxy(2019年3月8日)”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “「SuperKEKBプロジェクト」Belle ll 実験の本格的な物理解析のためのデータ取得(フェイズ3)がいよいよ始まる (2019年3月11日)”. 高エネルギー加速器研究機構. 2022年2月19日閲覧。
- ^ “Researchers shed new light on the origins of modern humans”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “A dispersal of Homo sapiens from southern to eastern Africa immediately preceded the out-of-Africa migration”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Curiosity Captured Two Solar Eclipses on Mars”. NASA. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Black Hole Image Makes History”. NASA. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “史上初、ブラックホールの撮影に成功 ― 地球サイズの電波望遠鏡で、楕円銀河M87に潜む巨大ブラックホールに迫る”. 国立天文台. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “NASA finally found evidence of the universe's earliest molecule”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Astrophysical detection of the helium hydride ion HeH+”. Nature. 2021年12月24日閲覧。
- ^ 「重い免疫不全をエイズウイルスで治療 「バブルボーイ」8人で成功」『BBCニュース』。2022年5月19日閲覧。
- ^ “暗黒物質検出器が極めて稀な原子核崩壊を観測”. Nature. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “小惑星に世界初人工クレーター 「はやぶさ2」が確認 (2019年4月25日)”. NHK. 2022年2月19日閲覧。
- ^ “探査機「はやぶさ2」、小惑星でのクレーター作製に成功 世界初 (2019年4月5日)”. BBC. 2022年2月19日閲覧。
- ^ “The Hubble Space Telescope Has Just Found Solid Evidence of Interstellar Buckyballs”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Hubble astronomers assemble wide view of the evolving universe”. AAAS. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “UK scientists generate electricity from rare element to power future space missions”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “【国際】人間活動により動植物100万種が絶滅危機リスク。気候変動も原因。国際機関IPBES報告(2019年5月14日)”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Media Release: Nature’s Dangerous Decline ‘Unprecedented’; Species Extinction Rates ‘Accelerating’”. IPBES. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “415 ppm CO2 threshold crossed May 2019”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “物性物理学:室温超伝導へ向けて”. Nature. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Scientists break record for highest-temperature superconductor”. シカゴ大学. 2021年12月24日閲覧。
- ^ Charles Q. Choi (2019年6月10日). “A Weird Mud Plume May Have Built the Highest Peak on Dwarf Planet Ceres” (英語). Space.com. 2022年4月19日閲覧。
- ^ Ottaviano Ruesch, Antonio Genova, Wladimir Neumann, Lynnae C. Quick, Julie C. Castillo-Rogez, Carol A. Raymond, Christopher T. Russell & Maria T. Zuber (2019-07). “Slurry extrusion on Ceres from a convective mud-bearing mantle” (英語). Nature Geoscience 12 (7): 505–509. doi:10.1038/s41561-019-0378-7. ISSN 1752-0908 .
- ^ Yoshito Kishi et al. (2019-06-17). “A landmark in drug discovery based on complex natural product synthesis” (英語). Scientific Reports 9 (1): 8656. doi:10.1038/s41598-019-45001-9. ISSN 2045-2322 .
- ^ “「海綿から発見された物質」由来の新しい抗がん剤の全合成に日本人研究グループが成功”. GIGAZINE. 2022年5月19日閲覧。
- ^ “View of the Earth in front of the sun” (英語). EurekAlert!. 2022年3月19日閲覧。
- ^ 松村武宏. “新たに地球サイズの系外惑星候補を2つ発見。知的生命体の存在は?”. sorae 宇宙へのポータルサイト. 2022年3月19日閲覧。
- ^ https://www.jpl.nasa.gov.+“Curiosity's Mars Methane Mystery Continues” (英語). NASA Jet Propulsion Laboratory (JPL). 2022年3月19日閲覧。
- ^ “Astronomers Have Analysed Claims 'Oumuamua's an Alien Ship, And It's Not Looking Good(2019年7月1日)”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Moon-forming disk discovered around distant planet(2019年7月11日)”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “「量子もつれ」の様子を初めて捉えた画像、グラスゴー大学研究チームが公開(2019年7月14日)”. 2021年12月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月24日閲覧。
- ^ “「量子もつれ」の瞬間を世界で初めて画像に記録、英研究チームが成功(2019年7月16日)”. WIRED. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Scientists unveil the first-ever image of quantum entanglement(2019年7月12日)”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “インドの月探査機「チャンドラヤーン2号」、打ち上げ成功(2019年7月23日)”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Scientists create the world's thinnest gold”. AAAS. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Scientists create the world's thinnest gold”. University of Leeds. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “エボラ出血熱、ついに「治療可能」に──発表された治療法は、こうしてアウトブレイクから世界を救う(2019年8月13日)”. WIRED. 2021年122月24日閲覧。
- ^ “エボラ出血熱の画期的な治療薬が2種類も開発される、低ウイルス量で90%近い生存率(2019年8月14日)”. Gigazine. 2021年12月24日閲覧。
- ^ Castelvecchi, Davide (2019-08-15). “Chemists make first-ever ring of pure carbon” (英語). Nature 572 (7770): 426–426. doi:10.1038/d41586-019-02473-z .
- ^ “世界で初めて「炭素原子だけで構成された環」を作り出すことに成功”. GIGAZINE. 2022年3月19日閲覧。
- ^ “A Second Interstellar Object Has Almost Certainly Been Found In Our Solar System(2019年9月11日)”. Forbes. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “「42を3つの立法数の和で表わせ」長年未解決だった数学の難問が解明される(2019年9月11日)”. ナゾロジー. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “42 is the answer to the question “what is (-80538738812075974)³ + 80435758145817515³ + 12602123297335631³?””. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “太陽系外惑星で水蒸気を初めて検出…生命存在の可能性(2019年9月19日)”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Water found for first time on 'potentially habitable' planet(2019年9月12日)”. BBC. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “南極で3150億トンの巨大氷山が分離 佐渡島の2倍の面積(2019年10月1日)”. BBC. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Detection of CN gas in Interstellar Object 2I/Borisov(2019年9月26日)”. Cornell University. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Scientists estimate Earth's total carbon store(2019年10月1日)”. BBC. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “人類の炭素排出量、火山より「100倍多い」 国際研究 (2019年10月2日)”. AFP. 2022年2月19日閲覧。
- ^ “人類による二酸化炭素排出量は「火山の100倍」であると判明 (2019年10月14日)”. Forbes Japan. 2022年2月19日閲覧。
- ^ “すばる望遠鏡が土星の衛星を新たに20天体「発見」”. 国立天文台. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Saturn overtakes Jupiter as planet with most moons(2019年10月7日)”. BBC. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Humans Have Salamander-Like Ability to Regrow Cartilage in Joints” (英語). Duke Health. 2022年3月19日閲覧。
- ^ “人類の起源はボツワナ北部か、DNA分析で特定=研究チーム(2019年10月30日)”. BBC. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “進化学:そこは「エデンの園」だったのか”. Nature. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “The homeland of modern humans”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “人類の故郷はアフリカ南部ボツワナの湿地帯…最新の研究で新説(2019年11月2日)”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “ボイジャー2号が太陽圏を脱出”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “ナスカ台地とその周辺部で143点の新たな地上絵を発見(2019年11月15日)”. 山形大学. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “土星の衛星「タイタン」の地図が初公開 そのダイナミックな地形が明らかに | Webマガジン「AXIS」 | デザインのWebメディア”. Webマガジン「AXIS」. 2022年4月19日閲覧。
- ^ “A whole new world: astronomers draw first global map of Titan(2019年11月18日)”. Nature. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “絶滅寸前のサイ、マレーシア最後の1頭が死亡(2019年11月25日)”. NATIONAL GEOGRAPHIC. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Malaysia's last known Sumatran rhino dies(2019年11月23日)”. BBC. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “COP25、マドリードで開催 従来主催のチリが議長国(2019年11月2日)”. Newsweek. 2022年1月4日閲覧。
- ^ “Distant star's vision of our Sun's future 'death'(2019年12月4日)”. BBC. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “The Fainting of the Nearby Red Supergiant Betelgeuse”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “ブタとサルの細胞を併せ持つキメラをつくり出すことに初成功”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “中国で初 豚と猿のハイブリッドが誕生(2019年12月9日)”. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “Mass balance of the Greenland Ice Sheet from 1992 to 2018(2019年12月10日)”. Nature. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “欧州宇宙機関、宇宙望遠鏡「ケオプス」打ち上げ 太陽系外惑星探査へ(2019年12月18日)”. AFP. 2021年12月24日閲覧。
- ^ “N° 25–2019: Liftoff for Cheops, ESA’s exoplanet mission(2019年12月18日)”. ESA. 2021年12月24日閲覧。
- ^ a b “Breakthrough of the Year 2019”. Science. 2021年12月24日閲覧。