町田茂
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町田 茂(まちだ しげる、1926年2月22日 - 2019年1月16日[1])は、日本の物理学者。専門は量子力学。理学博士(1959年)。京都大学名誉教授。
略歴
[編集]群馬県前橋市出身。1949年東京大学理学部物理学科卒、1959年理学博士。広島大学講師、1955年立教大学助教授、1961年教授、1966年京都大学理学部教授、1990年定年退官、名誉教授となる[2]。
著書
[編集]- 『素粒子 現代科学の自然観』1967 中公新書
- 『量子論の新段階 問い直されるミクロの構造』丸善 1986
- 『基礎量子力学』丸善 (パリティ物理学コース)1990
- 『時間・空間の誕生』大月書店(科学全書) 1990
- 『量子力学の反乱 自然は実在するか?』学習研究社 最新科学論選書 1994
- 『現代物理読本 素粒子から宇宙まで』理工学社 1994
- 『量子力学のふしぎな世界』新日本出版社(新日本新書)2000
共著
[編集]- 『現代科学と物質概念 対象性と自立性の弁証法』有尾善繁共著 青木書店 1983
- 『いまさら量子力学?』中嶋貞雄,原康夫共著 丸善 (パリティブックス) 1990
- 『基幹物理学 こつこつと学ぶ人のためのテキスト』星崎憲夫共著, 監修 てらぺいあ 2008
翻訳
[編集]- B.デスパーニア『量子力学における観測の理論』岩波書店 1980
- アーサー・ファイン『シェイキーゲーム アインシュタインと量子の世界』丸善 1992
- マーミン『相対論 新しい発想で学ぶ』丸善 1994
- マーミン『量子のミステリー』丸善 1994
- M.B.メンスキー『量子連続測定と径路積分』吉岡書店 (物理学叢書) 1995
論文
[編集]脚注
[編集]- ^ “町田茂氏が死去 京大名誉教授、素粒子論”. 京都新聞社. (2019年1月21日). オリジナルの2019年1月27日時点におけるアーカイブ。 2020年2月2日閲覧。
- ^ 『現代日本人名録』2002