2019年の気象・地象・天象
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2019年の気象・地象・天象(2019ねんのきしょう・ちしょう・てんしょう)では、2019年の気象・地象・水象・天象に関する出来事について記述する。
2018年の気象・地象・天象 - 2019年の気象・地象・天象 - 2020年の気象・地象・天象
気象
[編集]通年
[編集]1月
[編集]- 1月1日 - 台風1号(パブーク)が1951年の観測開始以来初めて、元日に発生する[2][3]。
- 1月4日 - 台風1号(パブーク)がタイ南部に上陸[4]。
- 1月5日 - 台風1号(パブーク)が、気象庁の監視範囲の東経100度を越え、IMDの監視範囲に入りサイクロンとなる[5][6]。
- 1月12日 - 東京都の都心で初雪を観測した[7]。
- 1月22日 - インドネシア南スラウェシ州で豪雨が発生し、68人以上が死亡[8]。→詳細は「en:2019 South Sulawesi floods」を参照
2月
[編集]- 2月1日 - パキスタンで豪雨が発生し、140人以上が死亡。→詳細は「en:2019 Pakistan floods and storms」を参照
- 2月20日 - 台風2号(ウーティップ)が発生[9][10]。
- 2月25日 - 台風2号が、「猛烈な」勢力になった。2月中に猛烈な勢力になったのは観測史上初[11][12]。
3月
[編集]- 3月16日 - インドネシアパプア州で豪雨が発生し、113人以上が死亡。[13]→詳細は「en:2019 Jayapura flood and landslide」を参照
- 3月19日 - イランで豪雨が発生し、77人以上が死亡、700人以上が負傷[14]。→詳細は「en:2019 Iran floods」を参照
4月
[編集]- 4月17日 - 北海道で本年初の夏日を観測。この日に北海道で夏日を観測するのは、2003年に並んで一番早い[15]。
- 4月18日 - 南アフリカ・クワズール・ナタール州で豪雨、85人以上が死亡[16]。→詳細は「en:2019 Durban Easter floods」を参照
- 4月20日 - ベトナム・ハティン省・フオンケー県で気温43.4℃を記録、同国観測史上最高記録を更新[17]。
5月
[編集]• 5月26日 - 北海道佐呂間町で39.5℃を観測。1993年5月13日に埼玉県秩父市で観測された日本の5月歴代最高気温37.2℃を2.3℃更新[18]
6月
[編集]- 6月27日 - 台風3号(セーパット)が発生[19]。
- 6月28日 - フランス・ガール県で気温46.0℃を記録、同国観測史上最高記録を更新[20]。
- 6月29日 - 梅雨前線と低気圧の影響で九州地方で大雨となった[21]、大雨は長期間続き、鹿児島県・熊本県、宮崎県では、土砂災害が38か所確認された[22]。また、川の堤防の決壊なども発生し、110万人以上の人に避難指示が出された[23]。鹿児島県では、2人が死亡、5人が軽傷を負い、232棟の住宅で浸水や半壊などの被害が発生した[24]。→詳細は「令和元年梅雨前線豪雨」を参照
- 6月30日
7月
[編集]- 7月2日 - 台風4号(ムーン)が発生[26]。
- 7月11日 - ネパールで豪雨が発生し、117人が死亡、80人以上が負傷[27]。→詳細は「2019年ネパール洪水」を参照
- 7月25日 - ドイツで42.6℃、イギリスで気温38.7℃などヨーロッパの各地で観測史上最高記録を更新[28]。→詳細は「en:July 2019 European heat wave」を参照
8月
[編集]- 8月2日 - 台風8号(フランシスコ)が発生[29]。日本に上陸後、大分県で1人が死亡、5人が負傷した[30]。
- 8月4日 - 台風9号(レキマー)が発生[31]。沖縄県で6人が負傷した[32]。
- 8月6日 - 台風10号(クローサ)が発生[33]。2人が死亡し、58人が負傷した[34]。
- 8月15日 - 新潟県の各地で最低気温30℃以上を記録、糸魚川市の31.3℃は国内観測史上最高記録を更新[35]。
- 8月27日 - 8月29日 - 線状降水帯により、九州北部で豪雨となった。28日早朝に気象庁は佐賀県、福岡県、長崎県の市町村に大雨特別警報を発表した[36]。武雄市で3人、八女市で1人が死亡。2人が負傷。床下浸水の被害が多く発生した[37]。
→詳細は「令和元年8月の前線に伴う大雨」を参照
9月
[編集]- 9月2日 - カテゴリー5のハリケーン・ドリアンがバハマに接近し、43人以上が死亡するなど、壊滅的被害があった[38]。
- 9月2日 - 台風13号(レンレン)が発生[39]。6人が負傷した[40]。
- 9月5日 - 台風15号(ファクサイ)が発生[41]。
- 9月9日 - 台風15号が千葉県千葉市付近に上陸。3人が死亡、150人が負傷するなど関東地方に大きな被害をもたらした[42]。
- 9月19日 - 台風17号(ターファー)が発生[43]。この台風で2人が死亡、69人が負傷した[44]。
- 9月28日 - 台風18号(ミートク)が発生[45]。10人が負傷した[46]。
10月
[編集]- 10月6日 - 台風19号(ハギビス)が発生[47]。日本各地に甚大な被害をもたらした。
- 10月12日 - 15時半に静岡県、神奈川県、東京都、埼玉県、群馬県、山梨県、長野県、19時50分に茨城県、栃木県、新潟県、福島県、宮城県に大雨特別警報が発令された[48]。
- 10月13日 - 0時40分に岩手県にも大雨特別警報が発令される。計、1都12県に大雨特別警報が発表された。86人が死亡、373人が負傷、3人が行方不明となっている[48]。
- 10月25日 - 千葉県を中心に集中豪雨が発生。13人が死亡、8人が負傷した[48]。
→詳細は「令和元年10月25日の大雨」を参照
11月
[編集]- 11月10日 - イタリア・ベネツィアで記録的な高潮(アックア・アルタ)[49]。
- 11月16日 - パキスタンで落雷が多発生し、18人以上が死亡[50]。
- 11月26日 - 台風第28号(カンムリ)が発生[51]。
- 11月26日 - コンゴ民主共和国の首都キンシャサで豪雨が発生し、41人が死亡[52]。
12月
[編集]- 12月5日 - ブルンジで豪雨が発生し、26人以上が死亡。→詳細は「en:2019 Burundi landslides」を参照
地象
[編集]→「2019年の地震」も参照
1月
[編集]2月
[編集]3月
[編集]4月
[編集]5月
[編集]- 5月10日 - 日向灘を震源とする地震が発生。Mj6.3、最大震度5弱。2人が負傷し、配水管に穴が開くなどの被害が発生[58][59]。
- 5月26日 - ペルー北部でマグニチュード8.0の地震が発生し、2人が死亡[60]。→詳細は「en:2019 Peru earthquake」を参照
6月
[編集]- 6月17日 - 中国・四川省でマグニチュード5.8の地震が発生し、13人が死亡[61]。→詳細は「四川地震 (2019年)」を参照
- 6月18日 - 山形県沖を震源とする地震が発生。Mj6.7、最大震度6強。36人が負傷し[62]、上越新幹線・東北新幹線・北陸新幹線や特急列車が一時運転を見合わせるなどの影響が出た[63]。
→詳細は「山形県沖地震」を参照
7月
[編集]- 7月5日 - アメリカ・カリフォルニア州・リッジクレストでマグニチュード7.1の地震が発生し、1人が死亡[65]。→詳細は「リッジクレスト地震」を参照
- 7月14日 - インドネシア・北マルク州でマグニチュード7.2の地震が発生し、14人が死亡[66]。→詳細は「en:2019 North Maluku earthquake」を参照
8月
[編集]9月
[編集]- 9月24日 - パキスタンでマグニチュード5.6の地震が発生し、40人が死亡、850人以上が負傷[68]。→詳細は「ミールプル地震」を参照
- 9月26日 - インドネシアのアンボン島でマグニチュード6.5の地震が発生し、41人が死亡、1500人以上が負傷[69]。→詳細は「アンボン島地震」を参照
10月
[編集]- 10月29日・31日 - フィリピンでマグニチュード6.6と6.5の地震が発生し、24人が死亡[70]。→詳細は「en:2019 Cotabato earthquakes」を参照
11月
[編集]12月
[編集]- 12月15日 - フィリピンでマグニチュード6.8の地震が発生し、13人が死亡、210人以上が負傷[72]。→詳細は「en:2019 Davao del Sur earthquake」を参照
- 12月19日 - ニュージーランド・北島の北東に位置するホワイト島が噴火し、19人が死亡、28人が負傷[73]。
水象
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
天象
[編集]1月
[編集]7月
[編集]8月
[編集]- 8月30日 - 史上2例目となる恒星間天体が発見され、ボリソフ彗星 (2I/Borisov)と命名された[76]。
12月
[編集]予定
[編集]出典
[編集]- ^
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記事名(title)、配信元・作成元(publisher/work/newspaper/website)、配信日・記事作成日(date)。
これらのいずれかが抜けている出典を発見した際は情報の補強をお願いします。 - ^ “台風1号発生、元日は初 統計上最も早く”. 日本経済新聞 (2019年1月2日). 2019年1月5日閲覧。
- ^ “台風1号(パブーク) 元日に南シナ海で発生”. 沖縄タイムス+プラス (2019年1月1日). 2019年1月5日閲覧。
- ^ “台風1号、タイ南部で2人死亡 観光地の島々は難逃れる”. AFP (2019年1月5日). 2019年2月3日閲覧。
- ^ “台風1号 気象庁の監視域外へ出る 21年ぶりにサイクロンに”. ウェザーニュース (2019年1月5日). 2019年2月3日閲覧。
- ^ “台風1号はサイクロンに 22年ぶり観測史上7回目”. 日本経済新聞 (2019年1月14日). 2019年2月3日閲覧。
- ^ “東京で初雪を観測 平年に比べて9日遅い観測”. ウェザーニュース (2019年1月12日). 2019年1月20日閲覧。
- ^ “インドネシアの洪水・土砂崩れ、死者59人に”. フランス通信社 (2019年1月25日). 2020年4月5日閲覧。
- ^ “平成31年 台風第2号に関する情報”. 気象庁 (2019年2月20日). 2019年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年3月2日閲覧。
- ^ “台風2号「ウーティップ」発生”. 日本気象協会 (2019年2月20日). 2019年3月2日閲覧。
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- ^ “台風2号猛烈な勢力に 2月中に猛烈な勢力は初”. ウェザーニュース (2019年2月25日). 2019年3月2日閲覧。
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- ^ “欧州で熱波続く、独仏で42度 原発停止も”. 日本経済新聞 (2019年7月26日). 2020年4月5日閲覧。
- ^ “台風8号「フランシスコ」発生”. 日本気象協会 (2019年8月2日). 2020年4月5日閲覧。
- ^ “令和元年台風第8号による被害及び消防機関等の対応状況 (第6報)” (PDF). 総務省消防庁 (2020年2月4日). 2020年4月5日閲覧。
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- ^ “令和元年台風第10号による被害及び消防機関等の対応状況 (第11報)” (PDF). 総務省消防庁 (2020年2月4日). 2020年4月5日閲覧。
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- ^ “8月27日からの大雨による被害及び消防機関等の対応状況 (第30報)” (PDF). 総務省消防庁 (2020年2月4日). 2020年4月5日閲覧。
- ^ “動画:ハリケーン「ドリアン」、バハマに壊滅的被害 死者43人・不明者多数”. フランス通信社 (2019年9月1日). 2020年4月5日閲覧。
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- ^ “令和元年台風第18号による被害及び消防機関等の対応状況 (第8報)” (PDF). 総務省消防庁 (2020年2月4日). 2020年4月5日閲覧。
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- ^ “金環日食、中東から東南アジアで観測”. フランス通信社 (2019年12月27日). 2020年4月5日閲覧。
関連項目
[編集]- 2019年の地震
- 2019年の台風
- en:2019 heat wave
- en:Category:2019 floods - 洪水の一覧
- en:Category:Landslides in 2019 - 地すべりの一覧
- en:Category:2019 wildfires - 山火事の一覧
- en:Tornadoes of 2019 - トルネードの一覧
- en:2019 Atlantic hurricane season - 大西洋のハリケーンの一覧
- en:2019 Pacific hurricane season - 太平洋のハリケーンの一覧
- en:List of asteroid close approaches to Earth in 2019 - 小惑星の地球への接近の一覧