馬場雄基
馬場 雄基 ばば ゆうき | |
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生年月日 | 1992年10月15日(32歳) |
出生地 | 日本 福島県郡山市 |
出身校 | 慶應義塾大学法学部政治学科 |
前職 | 三井住友信託銀行行員 |
所属政党 | 立憲民主党 |
称号 | 学士(法学)(慶應義塾大学) |
配偶者 | 髙橋菜里(松下政経塾第38期生、管理栄養士[1]) |
公式サイト | 馬場ゆうき |
選挙区 | 比例東北ブロック(福島2区) |
当選回数 | 2回 |
在任期間 | 2021年11月5日[2] - 現職 |
馬場 雄基(ばば ゆうき、1992年〈平成4年〉10月15日 - )は、日本の政治家。立憲民主党所属の衆議院議員(2期)。
来歴
[編集]福島県郡山市生まれ。4歳の時に福島市に転居し、以後同市で育つ[3]。父は福島県警察本部事務官、母は保育士。姉との2人姉弟。福島大学附属小学校、福島大学附属中学校、福島県立福島高等学校卒業。2011年、慶應義塾大学法学部政治学科に入学。2012年、国会議員秘書研修を2か月間受ける。2015年3月、慶應義塾大学を卒業。同年4月、三井住友信託銀行に就職[4]。
神戸支店勤務時にボランティアで島根県を訪れ、福島第一原子力発電所事故で避難していた男児と出会ったことが転機となり、福島に戻り復興に携わることを決意する[3]。2017年2月に銀行を退社し、同年、松下政経塾へ入塾(38期)[5][6]。
この他、福島市の交流施設「アオウゼ」の事業統括コーディネーター、ふくしま地域活動団体サポートセンター連携・人材育成コーディネーターなどを務める[6]。
2021年衆議院議員選挙
[編集]2021年6月18日、立憲民主党福島県連が、第49回衆議院議員総選挙の福島2区を巡り、馬場に出馬を要請する見通しであることが地元紙で報じられた[7]。6月24日、正式に出馬表明[8]。
福島県内では2区と福島5区において立憲民主党と日本共産党の候補が競合していたが、10月9日に立憲民主党が5区の新人候補を取り下げたことから、2区は馬場で一本化する方向で調整が進められ[9][10]、10月13日、共産党は次期衆院選に向け、立憲民主党と競合する22の選挙区で候補者を取り下げる方針を発表。その中には福島2区も含まれ、党郡山・安達地区副委員長の平善彦は立候補を見送り、野党一本化が実現した[11][12]。社民党県連合も馬場の推薦を決定した。
同年10月31日の第49回衆議院議員総選挙に福島2区から立憲民主党の公認を受けて立候補。選挙区では現職の根本匠に敗れるも比例復活にて初当選[注 1][注 2][13][14]。この総選挙で唯一の20代当選者となり愛知県選挙区の安江伸夫参議院議員[注 3]に代わり最年少国会議員となり、東京13区で当選した土田慎と共に初の平成生まれの国会議員となった[注 4]。
2023年5月23日、立憲民主党は小選挙区の区割り変更に伴い、新福島2区には旧福島3区選出の玄葉光一郎を擁立すると発表。馬場については比例東北ブロック単独1位で処遇することを決めた[15]。2024年10月27日の第50回衆議院議員総選挙の結果、再選[16]。
政策・主張
[編集]憲法問題
[編集]- 憲法改正について、2021年のアンケートにおいては「どちらかといえば賛成」と回答、「あくまで議論をすることに対して賛成であり、改憲・護憲という議論だけではなく、広く議論は行われるべきである。」と追記している[17]。
- 憲法9条への自衛隊の明記について、2021年のアンケートで「どちらかといえば反対」と回答[18]。
ジェンダー問題
[編集]- 選択的夫婦別姓制度の導入について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[17]。
- 同性婚を可能とする法改正について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[18]。
- 「LGBTなど性的少数者をめぐる理解増進法案の早期の成立」については、「どちらとも言えない」と回答[17]。
- クオータ制の導入について、2021年のアンケートで「どちらかといえば賛成」と回答[18]。
その他
[編集]- 「原子力発電への依存度について今後どうするべきか」との問題提起に対し、2021年のアンケートで「下げるべき」と回答[18]。
- 新型コロナウイルス対策として、消費税率の一時的な引き下げは「必要」と回答[18]。
著書
[編集]- 馬場雄基『日本に20代国会議員がいなくなる日: 平成初最年少国会議員誕生のストーリー』国政情報センター、2022年9月15日、150頁。ISBN 978-4877603366。
選挙
[編集]当落 | 選挙 | 執行日 | 選挙区 | 政党 | 得票数 | 得票率 | 定数 | 得票順位 /候補者数 |
政党内比例順位 /政党当選者数 |
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比当 | 第49回衆議院議員総選挙 | 2021年10月31日 | 福島県第2区 | 立憲民主党 | 8万5501票 | 45.45% | 1 | 2/2 | 4/4 |
当 | 第50回衆議院議員総選挙 | 2024年10月27日 | 比例東北ブロック | 立憲民主党 | 12 | / | 1/4 |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “髙橋菜里プロフィール”. 松下政経塾. 2023年5月3日閲覧。
- ^ 令和3年11月5日中央選挙管理会告示第28号(令和三年十月三十一日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
- ^ a b “2021衆院選・福島:候補者の横顔 2区 /福島”. 毎日新聞. (2021年10月22日) 2024年3月9日閲覧。
- ^ 馬場ゆうき (2021年12月14日). “プロフィール”. 馬場ゆうき. 2022年6月10日閲覧。
- ^ “馬場雄基プロフィール”. 松下政経塾. 2021年11月5日閲覧。
- ^ a b “馬場雄基のプロフィール”. 馬場ゆうき. 2021年11月5日閲覧。
- ^ “衆院選福島2区に28歳馬場雄基氏浮上 立民県連、出馬要請へ”. 福島民友新聞. (2021年6月18日) 2021年11月5日閲覧。
- ^ “馬場雄基氏、6月24日会見し立候補表明へ 衆院選福島2区”. 福島民友新聞. (2021年6月24日) 2021年11月5日閲覧。
- ^ “2区・馬場氏、5区・熊谷氏 衆院選福島、野党候補者一本化へ”. 福島民友新聞. (2021年10月6日) 2023年7月31日閲覧。
- ^ “鳥居氏、福島5区出馬断念 衆院選、共産・熊谷氏で野党一本化”. 福島民友新聞. (2021年10月10日) 2023年7月31日閲覧。
- ^ 佐野格 (2021年10月13日). “共産党、22選挙区で候補取り下げ 野党一本化目的に”. 毎日新聞 2021年11月3日閲覧。
- ^ “次期衆院選に新人・平善彦氏を擁立 福島2区、共産党県委員会”. 福島民友新聞. (2020年10月14日) 2021年11月5日閲覧。
- ^ “衆議院選挙2021 福島(会津若松・郡山など)開票速報・選挙結果”. 衆議院選挙2021特設サイト. NHK. 2021年11月1日閲覧。
- ^ “【2021年 衆院選】東北ブロック(比例区)開票速報”. 衆議院選挙(2021年総選挙)特設サイト. 朝日新聞社. 2021年11月18日閲覧。
- ^ “立憲民主党、衆院福島2区に玄葉元外相 次期衆院選”. 日本経済新聞. (2023年5月23日) 2024年10月5日閲覧。
- ^ “立民・馬場雄基氏が当選 衆院選比例東北ブロック:福島ニュース”. 福島民友新聞社. 2024年10月31日閲覧。
- ^ a b c “馬場雄基”. 朝日・東大谷口研究室共同調査 - 2021衆議院選挙. 朝日新聞社. 2021年10月22日閲覧。
- ^ a b c d e “福島2区”. NHK 衆議院選挙2021 候補者アンケート. 2021年10月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 馬場ゆうき
- 馬場ゆうき (@yuki_8ba) - X(旧Twitter)
- 馬場雄基 (yuki.baba.1858) - Facebook
- 馬場ゆうき (@yuki_baba_88) - Instagram
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