陸奥鶴田駅
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陸奥鶴田駅 | |
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駅舎(2019年9月) | |
むつつるだ Mutsu-Tsuruda | |
◄五所川原 (6.0 km) (2.4 km) 鶴泊► | |
青森県北津軽郡鶴田町大字鶴田字前田38[1][2] | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■五能線 |
キロ程 | 131.7 km(東能代起点) |
電報略号 | ツタ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[2] |
乗車人員 -統計年度- |
189人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1918年(大正7年)9月25日[2][3] |
備考 | 無人駅[1][4] |
陸奥鶴田駅(むつつるだえき)は、青森県北津軽郡鶴田町大字鶴田字前田[1]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五能線の駅である[2]。
鶴田町の中心に近く、普通列車のほか、臨時快速「リゾートしらかみ」が停車する。
町名の読みが「つるた」なのに対して駅名の読みは「つるだ」となっている。なお、栃木県宇都宮市のJR日光線に鶴田駅(読みは「つるたえき」)があるため、駅名に旧国名の「陸奥」が付されている。
歴史
[編集]- 1918年(大正7年)9月25日:陸奥鉄道の駅として開業[2][3]。
- 1971年(昭和46年)12月1日:貨物の取り扱いを廃止[3]。
- 1985年(昭和60年)3月14日:荷物の扱いを廃止[3]。
- 1986年(昭和61年)11月1日:交換設備を撤去し、駅員無配置駅となる[5](簡易委託化)。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄の分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる[3]。
- 1990年代[いつ?]:駅舎内にあった「KIOSK」が撤退。
- 1996年(平成8年)4月:駅の東西をつなぐ「丹頂地下道」が完成[6]。
- 1999年(平成11年)1月26日:鶴田町コミュニティプラザ併設の新駅舎が完成し、供用を開始[2]、同時に旧駅舎取り壊し。
- 2004年(平成16年)3月20日:臨時快速「リゾートしらかみ」の当駅の停車を開始。
- 2020年(令和2年)12月11日:委託者の都合により、この日から乗車券の販売を休業[4]。
- 2021年(令和3年)3月13日:乗車券委託販売(簡易委託)の受託を解除し、終日無人化[4]。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[1][7]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅である[2]。かつては島式ホーム1面2線であった[2]が、民営化とともに棒線化された。撤去されたのは旧上り線で、残されたのが旧下り線である。
利用状況
[編集]JR東日本によると、2000年度(平成12年度)- 2019年度(令和元年度)の1日平均乗車人員の推移は以下のとおりであった。
1日平均乗車人員推移 | ||||
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年度 | 定期外 | 定期 | 合計 | 出典 |
2000年(平成12年) | 290 | [利用客数 1] | ||
2001年(平成13年) | 295 | [利用客数 2] | ||
2002年(平成14年) | 292 | [利用客数 3] | ||
2003年(平成15年) | 259 | [利用客数 4] | ||
2004年(平成16年) | 230 | [利用客数 5] | ||
2005年(平成17年) | 223 | [利用客数 6] | ||
2006年(平成18年) | 216 | [利用客数 7] | ||
2007年(平成19年) | 200 | [利用客数 8] | ||
2008年(平成20年) | 185 | [利用客数 9] | ||
2009年(平成21年) | 180 | [利用客数 10] | ||
2010年(平成22年) | 206 | [利用客数 11] | ||
2011年(平成23年) | 212 | [利用客数 12] | ||
2012年(平成24年) | 54 | 154 | 209 | [利用客数 13] |
2013年(平成25年) | 53 | 154 | 207 | [利用客数 14] |
2014年(平成26年) | 48 | 152 | 201 | [利用客数 15] |
2015年(平成27年) | 52 | 153 | 205 | [利用客数 16] |
2016年(平成28年) | 55 | 140 | 195 | [利用客数 17] |
2017年(平成29年) | 50 | 150 | 201 | [利用客数 18] |
2018年(平成30年) | 47 | 149 | 197 | [利用客数 19] |
2019年(令和元年) | 46 | 143 | 189 | [利用客数 20] |
駅周辺
[編集]- 青森県道250号陸奥鶴田停車場線
- みちのく銀行 鶴田駅前通り支店(旧:鶴田支店)
- 青森銀行 鶴田支店
- 鶴田町役場
- 鶴田消防署
- 鶴寿公園
- つがるにしきた農業協同組合 鶴翔支店
- 五所川原警察署鶴田駐在所
- 鶴田郵便局
- つがる西北五広域連合鶴田診療所
- 鶴田町立鶴田小学校
- 下山学園高等学校
当駅から接続する観光地
[編集]バス路線
[編集]「鶴田駅通り」停留所にて、弘南バスが運行する路線バスが発着する。運行ルート変更に伴い、2014年(平成26年)4月1日に、県道150号沿いから県道250号沿いに移転された。
その他
[編集]鶴田町コミュニティプラザ内には旧駅舎の写真が展示されている。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]記事本文
[編集]- ^ a b c d “駅の情報(陸奥鶴田駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月5日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『週刊 JR全駅・全車両基地』 31号 青森駅・弘前駅・深浦駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月17日、27頁。
- ^ a b c d e 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、552-553頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c d “JR陸奥鶴田駅での切符販売終了のお知らせ”. 青森県鶴田町観光ウェブマガジン メデタイ・ツルタ. 鶴田町役場 (2021年2月25日). 2021年3月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年3月17日閲覧。
- ^ 「通報 ●飯田線三河川合駅ほか186駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報号外』日本国有鉄道総裁室文書課、1986年10月30日、12面。
- ^ 『東奥年鑑1998年版』(東奥日報社・1997年9月1日発行)221頁「市町村政 - 市町村現況」の「鶴田町 おもなできごと」より。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月13日閲覧。
利用状況
[編集]- ^ “各駅の乗車人員(2000年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2001年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2002年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2003年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2004年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2005年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2006年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2007年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2008年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2009年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2010年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2011年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2012年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2013年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2014年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2015年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2016年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2017年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年2月21日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2018年度)”. 東日本旅客鉄道. 2019年7月26日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員(2019年度)”. 東日本旅客鉄道. 2020年7月18日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(陸奥鶴田駅):JR東日本