驫木駅
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驫木駅 | |
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駅舎(2019年9月) | |
とどろき Todoroki | |
◄追良瀬 (3.1 km) (3.0 km) 風合瀬► | |
青森県西津軽郡深浦町大字驫木字扇田18[2][3] | |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■五能線[1] |
キロ程 | 76.0 km(東能代起点) |
電報略号 | トト |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[3] |
開業年月日 | 1934年(昭和9年)12月13日[3][4] |
備考 | 無人駅[1][2][3] |
驫木駅(とどろきえき)は、青森県西津軽郡深浦町大字驫木字扇田(おうぎた)[2]にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)五能線の駅である[3]。
歴史
[編集]- 1934年(昭和9年)12月13日:開業[3][4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄の分割民営化により、東日本旅客鉄道の駅となる[4]。
- 2008年(平成20年)12月:駅舎改修工事が完了。
- 2010年(平成22年)4月1日:管理駅が深浦駅から五所川原駅に変更となる。
- 2024年(令和6年)10月1日:えきねっとQチケのサービスを開始[2][5]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を持つ地上駅である[3]。弘前統括センター(五所川原駅)管理の無人駅である。
駅舎は1951年(昭和26年)に建てられた木造で、待合室のみである[3]。駅舎内に「驫木駅 思い出ノート」が設置されている[1]。
日にち毎のホームから見える夕日の方向を示した「夕焼け暦」と夕日時計がホーム北側部分に設置され、ホームから日本海に沈む夕日が眺められることで知られている[1]。
駅周辺
[編集]その他
[編集]- JRのトクトクきっぷ「青春18きっぷ」の宣伝ポスター(2002年〈平成14年〉春期)に登場した[1][6]。そのポスターに「日本海が迫る小さくて素朴な駅舎、驫木という名前にも味わいがあり、旅情を誘うたたずまいがある」とのキャッチコピーが記載されていた[1]。
- 2023年(令和5年)のJR東日本のCM「東北へ篇」で驫木駅が登場している。
- 「驫」は日本の駅名に使用されている漢字の中で最も画数が多い(30画)。
- 元々「驫木」は周辺の集落名で、由来は、波の音・瀬の音が轟き、3頭の馬も驚いたというところからだという。
- ホームには日時計と、夕焼け暦(その日にホームから見える夕日の方角を示したもの)が置かれている。
- 男はつらいよ 奮闘篇(第7作)に、さくら(倍賞千恵子)が驫木駅に降り立つシーンが登場する。マドンナの太田花子(榊原るみ)は驫木出身の設定。花子のシーンでは、1970年(昭和45年)当時の旧駅舎と五能線が登場する。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g 鵜沼照都「駅の細道 みちのく点景 JR五能線・驫木駅 青森 空と海、旅情誘う「聖地」」『朝日新聞』朝日新聞社、2015年4月29日、朝刊、青森全県版。
- ^ a b c d “駅の情報(驫木駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2024年8月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年9月4日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i 『週刊 JR全駅・全車両基地』 31号 青森駅・弘前駅・深浦駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月17日、26頁。
- ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、551頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『Suicaエリア外もチケットレスで! 東北エリアから「えきねっとQチケ」がはじまります』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年7月11日。オリジナルの2024年7月11日時点におけるアーカイブ 。2024年8月13日閲覧。
- ^ 込山富秀『「青春18きっぷ」ポスター紀行』講談社、2015年5月26日、76-77頁。ISBN 978-4-06-219279-8。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(驫木駅):JR東日本