長岡望悠
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基本情報 | |||||||||
国籍 | 日本 | ||||||||
生年月日 | 1991年7月25日(33歳) | ||||||||
出身地 | 福岡県山川町(現:みやま市) | ||||||||
ラテン文字 | Miyu Nagaoka | ||||||||
身長 | 179cm | ||||||||
体重 | 64kg | ||||||||
血液型 | A型 | ||||||||
選手情報 | |||||||||
所属 | SAGA久光スプリングス | ||||||||
背番号 | 1 | ||||||||
愛称 | ミユ | ||||||||
ポジション | OP | ||||||||
指高 | 232cm | ||||||||
利き手 | 左 | ||||||||
スパイク | 310cm | ||||||||
ブロック | 290cm | ||||||||
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長岡 望悠(ながおか みゆ、1991年7月25日 - )は、日本の女子バレーボール選手[1][2]。
来歴
福岡県山川町(現:みやま市)出身。三姉妹の末妹として生まれ、実姉の影響で小学2年よりバレーボールを始める[3]。
東九州龍谷高校では、2009年、アウトサイドヒッターとして同級生の栄絵里香、芥川愛加らとともに春高バレーおよびインターハイ優勝、国体優勝の年間3冠達成に貢献。同年12月の平成21年度天皇杯・皇后杯全日本バレーボール選手権大会においてプレミア勢を連破する大殊勲の原動力となった。
またユース代表やジュニア代表として、2007年第6回アジアユースバレーボール女子(U-18)選手権大会優勝(ベストスパイカー賞獲得)、世界ユース女子(U-18)バレーボール選手権大会、2008年アジアジュニア女子選手権大会優勝などに貢献。
2010年1月、久光製薬スプリングス(現・久光スプリングス)の内定選手となった[4]。同年9月に中国・大連で開催された第2回アジアカップの全日本B代表として出場した。 同年12月4日のNEC戦でプレミアデビューを飾る。
2012年4月、全日本代表メンバーに選出された[5]。同年9月、第3回アジアカップ代表として同大会に出場した。
2012/13Vプレミアリーグでは、チーム6年ぶり優勝の原動力となり、自らもMVP・ベスト6に輝いた[6]。2013年5月の第62回黒鷲旗大会でも優勝に貢献し、ベスト6を獲得した[7]。
2014年8月に開催されたワールドグランプリでは全日本チーム初となる銀メダル獲得に大きく貢献し、自らもベストウィングスパイカー賞(第2位)を獲得した[8]。
2015年8月のワールドカップでは、サーブランキング2位だった[9]。
2017年3月4日のVプレミアリーグ・ファイナル6(NEC戦)第2セット終盤にアタックを打った後の着地時に左ひざ前十字じん帯を損傷した[10][11]。2017年シーズンは国際試合、国内試合ともに全試合を欠場した。
2018年8月28日、イタリアセリエA1のイモコ・コネリアーノは長岡の入団を発表した[12][13][14]。
2020年7月3日に日本代表に登録、復帰した[15]。2021年にも日本代表に選出され、東京オリンピック出場を目指し合宿に参加したが、5月下旬に右膝を痛め、五輪出場は叶わなかった[16]。
2022-23シーズンは、V1女子で主に途中出場として試合に出場[16]。
2023年、2年ぶりに日本代表に復帰。監督の眞鍋政義は、選出理由として、フル出場が出来るかどうかを確認したいと話している。
2024年、日本代表メンバーから落選した[17]。
人物
望悠という名前は「望みを高く持って、悠(はる)か大きく成長して欲しい」という両親の願望に由来する[18]。「み」「ゆ」という読み方はともに当て字。
球歴
- 日本代表
- ユース代表 - 2007年
- ジュニア代表 - 2008年
- シニア代表 - 2012-2021年、2023年
所属チーム
受賞歴
- 2013年
- 2012/13 Vプレミアリーグ MVP・ベスト6
- 第62回黒鷲旗全日本バレーボール選手権大会 ベスト6
- モントルーバレーマスターズ Best Spiker[1]
- 2014年
- 2013/14 Vプレミアリーグ ベスト6[20]
- 2014AVCアジアクラブ選手権 MVP[21]
- ワールドグランプリ ベストウィングスパイカー賞(第2位)
- 2015年
- 2014/15 Vプレミアリーグ 敢闘賞、ベスト6
- AVCアジアクラブ選手権 ベストアウトサイドスパイカー[22]
- 2016年
- 2015/16 Vプレミアリーグ MVP、ベスト6[23]
個人成績
V.LEAGUEの個人成績は下記の通り(ファイナルステージ含む)[24]。
大会 | チーム | 出場 | アタック | バックアタック | アタック 決定本数 |
ブロック | サーブ | サーブレシーブ | 総得点 | |||||||||||||||||||
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試 合 数 |
セ ッ ト 数 |
打 数 |
得 点 |
失 点 |
決 定 率 |
打 数 |
得 点 |
失 点 |
決 定 率 |
セ ッ ト 平 均 |
得 点 |
セ ッ ト 平 均 |
打 数 |
ノ 丨 タ ッ チ |
エ 丨 ス |
失 点 |
効 果 |
効 果 率 |
受 数 |
成 功 ・ 優 |
成 功 ・ 良 |
成 功 率 |
ア タ ッ ク |
ブ ロ ッ ク |
サ 丨 ブ |
得 点 合 計 | ||
V1 2010-11 | 久光 | 18 | 55 | 108 | 48 | 6 | 44.4 | 10 | 3 | 2 | 30.0 | 0.87 | 6 | 0.11 | 23 | 1 | 0 | 1 | 2 | 6.5 | 25 | 16 | 0 | 64.0 | 48 | 6 | 1 | 55 |
V1 2011-12 | 25 | 68 | 63 | 27 | 2 | 42.9 | 11 | 1 | 0 | 9.1 | 0.40 | 7 | 0.10 | 14 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5.4 | 2 | 0 | 0 | 0.0 | 27 | 7 | 0 | 34 | |
V1 2012-13 | 31 | 109 | 937 | 418 | 41 | 44.6 | 196 | 87 | 17 | 44.4 | 3.83 | 38 | 0.35 | 435 | 8 | 16 | 11 | 139 | 12.8 | 11 | 6 | 0 | 54.5 | 418 | 38 | 24 | 480 | |
V1 2013-14 | 30 | 104 | 918 | 410 | 56 | 44.7 | 192 | 61 | 19 | 31.8 | 3.94 | 31 | 0.30 | 337 | 3 | 10 | 25 | 117 | 11.9 | 21 | 12 | 0 | 57.1 | 410 | 31 | 13 | 454 | |
V1 2014-15 | 27 | 98 | 1138 | 517 | 49 | 45.4 | 316 | 128 | 17 | 40.5 | 5.28 | 26 | 0.27 | 291 | 3 | 3 | 21 | 93 | 9.8 | 14 | 10 | 0 | 71.4 | 517 | 26 | 6 | 549 | |
V1 2015-16 | 28 | 108 | 1341 | 555 | 76 | 41.4 | 395 | 162 | 25 | 41.0 | 5.14 | 45 | 0.42 | 320 | 5 | 2 | 29 | 93 | 9.3 | 28 | 18 | 0 | 64.3 | 555 | 45 | 7 | 607 | |
V1 2016-17 | 24 | 92 | 1016 | 450 | 48 | 44.3 | 306 | 114 | 18 | 37.3 | 4.89 | 27 | 0.29 | 312 | 11 | 6 | 19 | 106 | 13.6 | 11 | 7 | 0 | 63.6 | 450 | 27 | 17 | 494 | |
V1 2020-21 | 20 | 27 | 150 | 72 | 11 | 48.0 | 23 | 10 | 5 | 43.5 | 2.67 | 3 | 0.11 | 45 | 0 | 0 | 6 | 6 | 0.0 | 1 | 1 | 0 | 100.0 | 72 | 3 | 0 | 75 | |
V1 2021-22 | 3 | 9 | 35 | 12 | 2 | 34.3 | 5 | 0 | 1 | 0.0 | 1.33 | 0 | - | 5 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0.0 | 1 | 0 | 0 | 0.0 | 12 | 0 | 0 | 12 | |
通算:9シーズン | 212 | 670 | 5706 | 2509 | 291 | 44.0 | 1454 | 566 | 104 | 38.9 | 3.74 | 183 | 0.27 | 1782 | 31 | 37 | 112 | 559 | 10.1 | 114 | 70 | 0 | 61.4 | 2509 | 183 | 68 | 2760 |
脚注
- ^ “選手詳細”. Vリーグ機構. 2018年1月30日閲覧。
- ^ “長岡望悠”. 久光製薬スプリングス. 2018年8月13日閲覧。
- ^ Vリーグ観戦ガイドブック V.LEAGUE2013/14 チームの顔(日本文化出版社刊)32ページ
- ^ Vリーグ公式hp登録選手一覧
- ^ 日本バレーボール協会. “ワールドグランプリ全日本メンバー”. 2012年4月20日閲覧。
- ^ Vリーグ機構. “2012/13V・プレミアリーグ女子 個人賞のお知らせ”. 2013年4月13日閲覧。
- ^ 大阪府バレーボール協会. “特別表彰選手(女子)”. 2013年5月10日閲覧。
- ^ 日本バレーボール協会. “日本はブラジルに敗れ銀メダル FIVBワールドグランプリ2014ファイナル東京大会”. 2014年8月25日閲覧。
- ^ FIVB. “Best Servers”. 2015年9月8日閲覧。
- ^ “Vリーグオンデマンド”. Vリーグ機構. 2018年1月30日閲覧。(閲覧にはVバレ会員(有料)になる必要があります。)
- ^ “バレー女子日本代表が前回4強トルコをフルセット撃破 古賀、石川Wエース躍動 4年8カ月ぶり国際大会復帰の長岡も12得点”. デイリースポーツ online (株式会社デイリースポーツ). (2023年6月28日) 2023年6月28日閲覧。
- ^ “MIYU NAGAOKA, L’ULTIMO TASSELLO IMOCO VOLLEY 18/19 VIENE DAL GIAPPONE!”. Imoco volley (2018年8月28日). 2018年8月28日閲覧。
- ^ “ITA W: Miyu Nagaoka last player of Imoco Volley for 18/19”. WorldofVolley (2018年8月28日). 2018年8月29日閲覧。
- ^ “長岡望悠選手 海外移籍のお知らせ”. 久光製薬スプリングス (2018年9月2日). 2018年9月3日閲覧。
- ^ サンケイスポーツ(2020年7月3日)
- ^ a b “リオ五輪代表の長岡望悠復帰に真鍋監督「どれだけ復活できるか」バレーボール女子日本代表発表”. 西日本スポーツ (西日本新聞社). (2023年3月27日) 2023年3月27日閲覧。
- ^ 「【バレー】女子日本代表発表 ベテラン長岡望悠、ミドルブロッカー入沢まいは外れる」『日刊スポーツ』2024年3月5日。2024年3月5日閲覧。
- ^ “長岡望悠20得点 戦意奪う連射で1勝、五輪救世主”. 日刊スポーツ (2016年5月15日). 2016年5月21日閲覧。
- ^ “2015年8月16日放送 フジテレビ ジャンクSPORTS”. TVでた蔵. ワイヤーアクション (2015年8月16日). 2016年5月21日閲覧。
- ^ Vリーグ機構. “2013/14V・プレミアリーグ女子表彰選手”. 2014年4月14日閲覧。
- ^ AVC. “[http://www.asianvolleyball.org/news/detail/id/2593/category/Volleyball+News/navf/Volleyball+News Hisamitsu Springs stun Tianjin, capturing Asian Women's Club Championship title and ticket to contest FIVB World Club Championship]”. 2014年4月26日閲覧。
- ^ AVC. “Bangkok Glass reign supreme in Asian Women’s Club Championship, winning berth to contest 2016 World Club Championship”. 2015年9月23日閲覧。
- ^ Vリーグ機構. “2015/16V・プレミアリーグ女子大会 V・ファイナルステージ ファイナル 試合結果のお知らせ”. 2016年3月13日閲覧。
- ^ “長岡 望悠|選手別成績|Vリーグ オフィシャルサイト”. Vリーグ機構. 2022年6月11日閲覧。
外部リンク
- 長岡望悠 - Olympedia
- 長岡望悠 - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ
- 長岡望悠 - 欧州バレーボール連盟
- 長岡望悠 - セリエA
- 長岡望悠 - V.LEAGUE
- 長岡 望悠 - チーム公式サイト選手紹介
- 長岡 望悠 - 長岡望悠オフィシャルサイト