内瀬戸真実
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基本情報 | ||||||||||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||||||||
生年月日 | 1991年10月25日(33歳) | |||||||||||||||||
出身地 | 宮崎県延岡市 | |||||||||||||||||
ラテン文字 | Mami Uchiseto | |||||||||||||||||
身長 | 171cm | |||||||||||||||||
体重 | 69kg | |||||||||||||||||
血液型 | B型 | |||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||
所属 | 埼玉上尾メディックス | |||||||||||||||||
愛称 | マミ | |||||||||||||||||
役職 | 事務局 | |||||||||||||||||
ポジション | OH | |||||||||||||||||
指高 | 220cm | |||||||||||||||||
利き手 | 右 | |||||||||||||||||
スパイク | 293cm | |||||||||||||||||
ブロック | 280cm[1] | |||||||||||||||||
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内瀬戸 真実(うちせと まみ、1991年10月25日 - )は、日本の元女子バレーボール選手。
来歴
宮崎県延岡市出身。小学1年生の頃に姉の影響を受けてバレーボールを始める[1]。延岡学園高校時代には、1年からレギュラーで、インターハイ[2] や春高バレー[3][4] に出場し活躍した。同校での1学年先輩に新鍋理沙がいる。
卒業後は鹿屋体育大学に進学。4年次には全日本バレーボール大学男女選手権大会優勝に大きく貢献し、自らもスパイク賞・ブロック賞およびレシーブ賞を獲得した[5][6]。
同月、Vプレミアリーグに所属する日立リヴァーレ(現・日立Astemoリヴァーレ)の内定選手となった。2014年1月18日、Vプレミアリーグのパイオニアレッドウィングス戦で途中出場しプレミアデビューを飾った[7]。同年4月、Vリーグ20周年ニューヒロイン賞に輝いた[8]。同月には日本代表に初選出された[9]。
翌月のモントルーバレーマスターズの予選リーグ第1戦のアメリカ合衆国戦で先発出場して全日本デビューを果たした[10][11]。同年8月のワールドグランプリで銀メダルを獲得した。
2015年のワールドカップに日本代表選手として選出され、出場した[12]。
2017年9月、イタリアバレーボールリーグ(セリエA2)のヘルマエア・オルビアへの入団が決まったことがクラブの公式Facebookにてアナウンスされた[15]。
2018年6月、トヨタ車体クインシーズに入団し、2シーズンプレーした[16]。
五輪イヤーとなる2020年、日本代表登録メンバーから外れた[17]。同年6月、さらなる自身のレベルアップを目指し、埼玉上尾メディックスに移籍[18][19]。
2021年、同じく埼玉上尾に所属の吉野優理が負傷により日本代表を辞退したため、代わりとして2シーズンぶりに日本代表メンバーに登録された[20][21][22]。
2022年、日本代表としてネーションズリーグに出場[23]。その後の世界選手権に向けての代表合宿中にリベロへの転向を打診され、それを受け入れる。代表監督の眞鍋政義からは、メンバーの中でサーブレシーブが一番良いと評価されていた[24]。そして、世界選手権の代表メンバーにリベロとして選出された[25][26]。しかし、経験のないリベロでのプレーはなかなか慣れることが出来ず、ネットでは辛辣な評価が多かった。大会中は目に触れないようにしていたが、Instagramのダイレクトメッセージで「日本の恥だ」と悪質なメッセージが送られ、それがとても辛かったと話している[27]。
2023年4月28日、2022-23シーズン終了をもっての現役引退が発表された[28]。自身の中でやりきったという気持ちがあり、次のステージに進みたい理由で引退を決断した[27]。最後の大会となった第71回黒鷲旗大会でチーム初となる決勝進出に貢献し、敢闘賞を受賞[29]。最後の試合となる決勝では敗れたものの、チーム最多の16得点を挙げてチームをリードした。試合後のインタビューで25年の選手生活を「本当に幸せなバレーボール人生でした」と振り返った[30][31]。
2024年、埼玉上尾に事務局スタッフとして復帰した[32]。
プレースタイル
球歴
- 日本代表 - 2014-2019年、2021-2022年
所属チーム
- 延岡学園高校
- 鹿屋体育大学(2010-2014年)
- 日立リヴァーレ(2014-2017年)
- ヘルマエア・オリビア(2017-2018年)
- トヨタ車体クインシーズ(2018-2020年)
- 埼玉上尾メディックス(2020-2023年)
受賞歴
- 2014年
- Vリーグ 20周年ニューヒロイン賞
- 第63回黒鷲旗大会 若鷲賞
- 2023年
- 第71回黒鷲旗全日本選抜大会 敢闘賞、ベスト6
個人成績
Vプレミアリーグレギュラーラウンドにおける個人成績は下記の通り[34]。
シーズン | 所属 | 出場 | アタック | ブロック | サーブ | レセプション | 総得点 | 備考 | |||||||||
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試合 | セット | 打数 | 得点 | 決定率 | 効果率 | 決定 | /set | 打数 | エース | 得点率 | 効果率 | 受数 | 成功率 | ||||
2013/14 | 日立 | 15 | 49 | 152 | 48 | 31.6% | % | 8 | 0.16 | 100 | 3 | 3.00% | 12.2% | 252 | 67.1% | 59 | 内定選手 |
2014/15 | 21 | 63 | 480 | 155 | 32.3% | % | 13 | 0.21 | 208 | 4 | 1.92% | 9.5% | 325 | 67.7% | 172 | ||
2015/16 | 21 | 81 | 554 | 202 | 36.5% | % | 13 | 0.16 | 329 | 11 | 3.34% | 13.4% | 468 | 62.4% | 226 | ||
2016/17 | 21 | 83 | 627 | 225 | 35.9% | % | 20 | 0.24 | 331 | 9 | % | 11.4% | 371 | 67.9% | 254 | ||
2018/19 | トヨタ車体 | % | % | % | % | % |
脚注
- ^ a b 「埼玉上尾メディックス」『2021-22 V.LEAGUE公式プログラム チームの顔 2021年11月号』、日本文化出版、2021年11月、160頁、ASIN B09HG54WVS。
- ^ 月刊バレーボール. “女子出場校詳細”. 2013年12月8日閲覧。
- ^ 月刊バレーボール. “女子出場校詳細”. 2013年12月8日閲覧。
- ^ 夕刊デイリーweb. “延岡学園女子、2年連続全国へ”. 2013年12月8日閲覧。
- ^ 全日本大学バレーボール連盟. “女子最終結果 - 個人賞”. 2013年12月8日閲覧。
- ^ nikkansports.com. “鹿屋体大が3年ぶり2度目の優勝/バレー”. 2013年12月8日閲覧。
- ^ Vリーグ機構. “試合会場レポート”. 2014年1月18日閲覧。
- ^ 日本バレーボール協会. “久光製薬スプリングスが2連覇! 「2013/14 V・プレミアリーグ」女子ファイナル”. 2014年4月14日閲覧。
- ^ 日本バレーボール協会. “2014全日本女子”. 2014年4月17日閲覧。
- ^ a b モントルーバレーマスターズ 5月28日 日本×アメリカ 予選リーグ戦【戦評】 日本バレーボール協会
- ^ FIVB. “Live score”. 2014年5月29日閲覧。
- ^ 全日本女子メンバー 2015 FIVB Volleyball Worldcup
- ^ “退部選手のお知らせ”. 日立リヴァーレ. 2017年6月21日閲覧。
- ^ “移籍公示選手(女子)リスト一覧 2017年6月21日更新”. Vリーグ機構. 2017年6月21日閲覧。
- ^ La Golem Hermaea Pallavolo Hermaea Olivia Facebook 2017-9-26
- ^ “新加入選手のお知らせ”. トヨタ車体クインシーズ. 2018年6月20日閲覧。
- ^ “2020年度女子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2021年3月8日閲覧。
- ^ 『引退および退団選手のご挨拶』(プレスリリース)トヨタ車体クインシーズ、2020年6月3日 。2020年6月15日閲覧。
- ^ 『入団選手・スタッフのお知らせ』(プレスリリース)埼玉上尾メディックス、2020年6月15日 。2020年6月15日閲覧。
- ^ 『内瀬戸真実選手の日本代表登録について』(プレスリリース)埼玉上尾メディックス、2021年3月8日 。2021年3月8日閲覧。
- ^ 『2021年度バレーボール女子日本代表チーム 登録メンバー変更』(プレスリリース)日本バレーボール協会、2021年3月8日 。2021年3月8日閲覧。
- ^ “2021年度女子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2021年3月8日閲覧。
- ^ “IVBバレーボールネーションズリーグ2021”. 日本バレーボール協会. 2022年6月4日閲覧。
- ^ “代表合宿中に異例のポジション変更 30歳・内瀬戸真実の覚悟、リベロで世界バレーへ“なんでもやる””. TBS NEWS DIG. (2022年9月8日) 2022年9月24日閲覧。
- ^ “2022女子世界選手権”. 日本バレーボール協会 (2022年9月23日). 2022年9月24日閲覧。
- ^ “眞鍋ジャパン 世界バレーに挑む14人を発表 リベロに内瀬戸、宮部藍梨&愛芽世が姉妹で代表入り”. TBS NEWS DIG. (2022年9月23日) 2022年9月24日閲覧。
- ^ a b 田中夕子「女子バレー前日本代表内瀬戸真実が現役引退。「和」を体現した抜群の人間性と、彼女を傷つけた心無い言葉」『Yahoo! 個人』、Yahoo! JAPAN、2023年5月7日、2023年4月9日閲覧。
- ^ “勇退者のお知らせ”. 埼玉上尾メディックス (2023年4月28日). 2023年4月28日閲覧。
- ^ “第71回黒鷲旗全日本男女選抜バレーボール大会 特別表彰選手(女子)” (PDF). 日本バレーボール協会. 2023年5月6日閲覧。
- ^ “黒鷲旗で引退の埼玉上尾・内瀬戸 「最高のバレーボール人生」”. 毎日新聞. (2023年5月6日) 2023年5月6日閲覧。
- ^ “【バレー】現役ラストマッチ元日本代表・内瀬戸真実「本当に幸せなバレーボール人生でした」”. 日刊スポーツ. (2023年5月6日) 2023年5月6日閲覧。
- ^ “事務局スタッフ入職のお知らせ|埼玉上尾メディックス”. amg.or.jp. 2024年7月5日閲覧。
- ^ “元埼玉上尾・内瀬戸真実さん「メディックスに良い形で終わらせてもらった。後悔しないと思ったから引退を決意した」Ⅴリーグ引退コメント”. バレーボールマガジン. 2024年6月22日閲覧。
- ^ Vリーグ機構. “選手別成績”. 2017年1月30日閲覧。
外部リンク
- 内瀬戸真実 - セリエA
- V.LEAGUEによる公式プロフィール - ウェイバックマシン(2023年4月29日アーカイブ分)
- 埼玉上尾メディックスによる公式プロフィール - ウェイバックマシン(2023年4月29日アーカイブ分)