宮部藍梨
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基本情報 | ||||||||||||
国籍 | 日本 | |||||||||||
生年月日 | 1998年7月29日(26歳) | |||||||||||
出身地 | 兵庫県尼崎市 | |||||||||||
ラテン文字 | Airi Miyabe | |||||||||||
身長 | 181cm [1] | |||||||||||
体重 | 66kg | |||||||||||
選手情報 | ||||||||||||
所属 | ヴィクトリーナ姫路 | |||||||||||
背番号 | 11 | |||||||||||
愛称 | アイリ | |||||||||||
ポジション | OH / MB | |||||||||||
指高 | 240cm | |||||||||||
利き手 | 右 | |||||||||||
スパイク | 313cm | |||||||||||
ブロック | 290cm[2] | |||||||||||
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宮部 藍梨(みやべ あいり、1998年7月29日 - )は、日本の女子バレーボール選手である。
来歴
[編集]兵庫県尼崎市出身。小学3年生でバレーボールを始める[3]。2013年末の全国都道府県対抗中学バレーボール大会で、最も将来有望な選手に与えられるJOC・JVAカップを受賞[3]。
2014年、金蘭会高等学校へ進学、同年2020年東京五輪へ向けた、日本協会の集中強化対象「Team CORE」(男子10人・女子8人)の一人となり[4]、2014年10月のアジアユースバレーボール選手権(U-17カテゴリ)では、優勝に大きく貢献し、MVPに選出される[5]。
2015年1月、全日本高校選手権に1年生エースとして出場。決勝では同じ大阪の大阪国際滝井高校と対戦し、両チーム最多の24得点を挙げチームの初優勝に貢献した[6]。
2015年4月、高校生でただ一人日本代表に選出され[7]、ワールドグランプリの登録メンバーに選出された[8]。
2015年7月10日のワールドグランプリ・イタリア戦の第2セットからスターターとして出場、18得点をあげてシニア国際大会デビューを果たした[9]。
高校卒業後は神戸親和女子大学に進学したが、2017年9月よりアメリカの2年制大学であるサウスアイダホ大学に留学[10]。2年時にはNJCAAディヴィジョンI全米選手権決勝で最多23得点、サービスエース2本を決め優勝に貢献し、AVCAが制定する2年制大学部門の女子年間優秀選手に選ばれた[11]。
2022年、6年ぶりに日本代表登録メンバーに選出された[13][14]。ネーションズリーグ予選ラウンド第3週のカナダラウンドに出場した[15]。世界選手権のメンバーにも選出された[16]。大会前の調整試合ではミドルブロッカーとしてのプレーも試され、世界選手権でもベルギー戦でミドルブロッカーとして出場し、チームの貴重な勝利に貢献した[17][18]。
2023-24シーズンより、姫路での背番号が29から11に変更となった[21]。
人物・エピソード
[編集]- 本人はもともと、それほど貪欲な性格ではなく、バレーボール自体も高校に入ってから続けるつもりはなく、積極的に2020年に向けて発言することもなかった[5]。ただし、中学3年生のときのJOC・JVAカップの受賞や、異なる年代の選手と接する機会が多くなるにつれ、刺激を受けるとともに、少しずつ意欲をふくらませてきており[5]、春高優勝時の主将も、「エースの自覚が出てきました」とコメントしている[5]。
- ミネソタ大では大学院も含め3年間ヒュー・マッカーチョンの指導を受けた。「すべてを基本から習い直した」「高いブロックに対してどう戦うかを考えた」と語っている[22][23]。
- 大学院の卒業論文のテーマは「オリンピックの経済効果」[22]。
球歴
[編集]受賞歴
[編集]- 2024年 - 2023-24 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN スパイク賞
所属チーム
[編集]- 尼崎市立金楽寺小学校
- 金蘭会中学校
- 金蘭会高等学校
- 神戸親和女子大学(2017年)
- サウスアイダホ大学(2017-2018年)
- ミネソタ大学ゴールデンゴーファーズ(2019-2022年)
- ヴィクトリーナ姫路(2022年- )
脚注
[編集]- ^ 選手・スタッフ 宮部藍梨ヴィクトリーナ姫路 公式サイト
- ^ 「ヴィクトリーナ姫路」『2022-23 V.LEAGUE公式プログラム チームの顔』、日本文化出版、2022年12月、148頁、ASIN B0BHGDWTZD。
- ^ a b “高校バレー:長身のエース、宮部藍梨 金蘭会の初V導く”. 毎日jp (毎日新聞社). (2015年1月14日) 2015年6月14日閲覧。
- ^ 日本バレーボール協会. “指導方法策定、普及事業、有望選手発掘、選手強化の4つを柱とする『Project CORE』発表記者会見を開催!”. 2015年6月14日閲覧。
- ^ a b c d “最高到達点309cmの16歳、宮部藍梨。女子バレー高校選手権優勝の超新星。”. NumberWeb (文藝春秋). (2015年1月17日) 2015年6月14日閲覧。
- ^ “高校バレー:金蘭会182cm1年宮部藍梨3冠決めた”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2015年1月12日) 2015年6月14日閲覧。
- ^ “初全日本入りの16歳・宮部藍梨「成長できるチャンス」”. sanspo.com (サンケイスポーツ). (2015年4月15日) 2015年6月14日閲覧。
- ^ “FIVBワールドグランプリ2015 全日本メンバー”. JVA 日本バレーボール協会. 2015年6月14日閲覧。
- ^ “VOLLEYBALL • Match result”. fivb. 2015年7月10日閲覧。
- ^ “米留学中の宮部藍梨、金蘭会の妹・愛芽世や後輩たちを2日連続応援/春高バレー”. SANSPO.COM. (2018年1月8日) 2021年2月6日閲覧。
- ^ “サウスアイダホ大の宮部藍梨が年間表彰”. 月バレ.com. (2018年12月20日) 2021年2月6日閲覧。
- ^ オーカグローバルサポートのTwitterより
- ^ “2022年度バレーボール女子日本代表チーム・火の鳥NIPPON 登録メンバー決定”. 日本バレーボール協会 (2022年3月31日). 2022年3月31日閲覧。
- ^ “2022年度女子日本代表チーム 選手・監督・スタッフ”. 日本バレーボール協会. 2022年3月31日閲覧。
- ^ “FIVBバレーボールネーションズリーグ2022”. 日本バレーボール協会. 2022年8月5日閲覧。
- ^ “2022女子世界選手権”. 日本バレーボール協会. 2022年10月16日閲覧。
- ^ “【世界バレー】3戦ぶり復帰の古賀紗理那11得点で勝利貢献「まだ100%ではなかった」”. 日刊スポーツ. (2022年10月5日) 2022年10月15日閲覧。
- ^ “【バレー】ブラジルに惜敗の日本代表、宮部藍梨は「ミドルブロッカーでも能力発揮」姫路監督評価”. 日刊スポーツ. (2022年10月12日) 2022年10月15日閲覧。
- ^ “2022-23シーズン 新入団選手のお知らせ”. ヴィクトリーナ姫路 (2022年5月30日). 2022年5月30日閲覧。
- ^ “【Vリーグ女子】パリ五輪のエース候補宮部藍梨がヴィクトリーナ姫路に加入「恩返ししたかった」”. 日刊スポーツ. (2022年5月30日) 2022年5月30日閲覧。
- ^ “2023-24シーズン 新背番号・新ユニホーム のお知らせ”. ヴィクトリーナ姫路 (2023年8月10日). 2023年8月10日閲覧。
- ^ a b “「好きで始めたバレーボールが」“高2夏に代表デビュー”の逸材が選んだ意外な進路…アメリカ帰りの宮部藍梨(23)が7年ぶりの代表復帰(米虫紀子)”. Number Web - ナンバー. 2024年4月3日閲覧。
- ^ 只木信昭 (2022年5月25日). “宮部藍梨が6年ぶり日本代表復帰 パリ五輪「勝ち取る」 5年間の米国留学を終えて合流/バレー”. サンスポ. 2024年4月3日閲覧。