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第29回クリティクス・チョイス・アワード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第29回クリティクス・チョイス・アワード
開催日2024年1月14日
会場サンタモニカサンタモニカ空港バーカー・ハンガー
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
主催クリティクス・チョイス・アソシエーション英語版
司会チェルシー・ハンドラー
最多受賞者映画:
オッペンハイマー』(8)
テレビシリーズ:
一流シェフのファミリーレストラン』/『BEEF/ビーフ英語版』(4)
最多ノミネート映画:
バービー』(18)
テレビシリーズ:
ザ・モーニングショー』(6)
公式サイトhttps://www.criticschoice.com/
テレビ/ラジオ放送
放送局The CW

第29回クリティクス・チョイス・アワード(29th Critics' Choice Awards)は、クリティクス・チョイス・アソシエーション英語版が主催する映画賞及びテレビ賞。2023年の映画・テレビシリーズ作品を対象とし、2024年1月14日にカリフォルニア州サンタモニカ空港のバーカー・ハンガーで受賞作品が発表される[1][2]。授賞式はThe CWで放送され、司会は第28回クリティクス・チョイス・アワードに引き続きチェルシー・ハンドラーが務める[3]。映画部門とテレビ部門のノミネート作品発表は別々に行われ[4]、テレビ部門は2023年12月5日[5]、映画部門は同月13日に発表された[6]

当初、授賞式はクリティクス・チョイス・アソシエーションの活動拠点で、同団体が改装費用を援助したフェアモント・センチュリー・プラザ・ホテル英語版で開催する予定だったが、2023年7月にユナイト・ヒア・ローカル11(ロサンゼルス郡オレンジ郡のホテル従業員の代表団体)が南カリフォルニアにある50社以上のホテルを対象とした労働環境改善のためのストライキを実施し、これが終結していないため、出席者の安全を優先してサンタモニカ空港のバーカー・ハンガーに変更された[2]

最多ノミネートは映画部門が『バービー』が18部門で、次いで『オッペンハイマー』『哀れなるものたち』の13部門が続いた[6]。テレビ部門の最多ノミネートは『ザ・モーニングショー』の6部門で、次いで『メディア王 〜華麗なる一族〜』の5部門が続いた[5]。最多ノミネートを記録したスタジオはワーナー・ブラザースが25部門(映画部門)、Netflixが21部門(テレビ部門)であり、Netflixは7年連続で最多記録を維持している。最多受賞は映画部門が『オッペンハイマー』が8部門、テレビ部門が『一流シェフのファミリーレストラン』『BEEF/ビーフ英語版』の4部門である[7]

受賞結果

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映画部門

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部門賞

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作品賞 監督賞
主演男優賞 主演女優賞
助演男優賞英語版 助演女優賞英語版
若手俳優賞英語版 アンサンブル演技賞英語版
脚本賞英語版 脚色賞英語版
撮影賞 編集賞英語版
衣装デザイン賞英語版 美術賞英語版
作曲賞英語版 歌曲賞
ヘア&メイクアップ賞英語版 視覚効果賞英語版
コメディ映画賞 アニメ映画賞
外国語映画賞

#SeeHer賞

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キャリア功労賞

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テレビ部門

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ドラマシリーズ作品賞
ドラマシリーズ主演男優賞英語版 ドラマシリーズ主演女優賞英語版
ドラマシリーズ助演男優賞英語版 ドラマシリーズ助演女優賞英語版
コメディシリーズ作品賞
コメディシリーズ主演男優賞英語版 コメディシリーズ主演女優賞英語版
コメディシリーズ助演男優賞英語版 コメディシリーズ助演女優賞英語版
リミテッドシリーズ作品賞英語版 テレビ映画作品賞英語版
テレビ映画/リミテッドシリーズ主演男優賞英語版 テレビ映画/リミテッドシリーズ主演女優賞英語版
テレビ映画/リミテッドシリーズ助演男優賞英語版 テレビ映画/リミテッドシリーズ助演女優賞英語版
アニメシリーズ作品賞英語版 外国語シリーズ作品賞
トーク番組賞英語版 コメディ特別賞

映画部門の内訳

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複数ノミネート作品
作品名
18 バービー
13 オッペンハイマー
哀れなるものたち
12 キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン
8 ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ
マエストロ: その音楽と愛と
5 アメリカン・フィクション
カラーパープル
3 AIR/エア
落下の解剖学
メイ・ディセンバー ゆれる真実
パスト ライブス/再会
Saltburn
スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース
2 Are You There God? It's Me, Margaret.
ザ・クリエイター/創造者
ラスティン: ワシントンの「あの日」を作った男
雪山の絆
ウィッシュ
ウォンカとチョコレート工場のはじまり
複数受賞作品
作品名
8 オッペンハイマー
6 バービー
3 ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ

テレビ部門の内訳

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複数ノミネート作品
作品名 放送局 ジャンル
6 ザ・モーニングショー Apple TV+ ドラマ
5 メディア王 〜華麗なる一族〜 HBO / Max
4 アボット エレメンタリー英語版 ABC コメディ
一流シェフのファミリーレストラン FX
BEEF/ビーフ英語版 Netflix リミテッド
レッスン・イン・ケミストリー英語版 Apple TV+
ロキ Disney+ ドラマ
レザベーション・ドッグス英語版 FX コメディ
正義の異邦人:ミープとアンネの日記英語版 ナショナル ジオグラフィック リミテッド
3 バリー HBO / Max コメディ
ザ・クラウン Netflix ドラマ
ザ・ディプロマット
Fellow Travelers Showtime リミテッド
THE LAST OF US HBO / Max ドラマ
マーベラス・ミセス・メイゼル Amazon Prime Video コメディ
シュリンキング:悩めるセラピスト英語版 Apple TV+
シェアハウス・ウィズ・ヴァンパイア英語版 FX
2 The Caine Mutiny Court-Martial Showtime テレビ映画
デイジー・ジョーンズ・アンド・ザ・シックスがマジで最高だった頃 Amazon Prime Video リミテッド
アッシャー家の崩壊 Netflix
ファーゴ FX
JUSTIFIED 俺の正義:クライムシティ デトロイト英語版 ドラマ
ラブ&デス HBO / Max リミテッド
Mr. Monk's Last Case: A Monk Movie Peacock テレビ映画
誰も助けてくれない英語版 Hulu
マーダーズ・イン・ビルディング コメディ
Poker Face Peacock
リアリティ HBO / Max テレビ映画
スタートレック:ストレンジ・ニュー・ワールド Paramount+ ドラマ
複数ノミネート作品
作品名 放送局 ジャンル
4 一流シェフのファミリーレストラン FX コメディ
BEEF/ビーフ英語版 Netflix リミテッド
3 メディア王 〜華麗なる一族〜 HBO / Max ドラマ

プレゼンター

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プレゼンター 役割
ケイリー・クオコ
デヴィッド・オイェロウォ
助演女優賞の授与。
アンジェラ・バセット 助演男優賞の授与。
フィル・ダンスター英語版
ジェシカ・ウィリアムズ英語版
テレビ映画/リミテッドシリーズ助演男優賞、テレビ映画/リミテッドシリーズ助演女優賞の授与。
ジャコモ・ジャンニオッティ英語版
ヴァネッサ・モーガン英語版
ドラマシリーズ助演男優賞、ドラマシリーズ助演女優賞の授与。
ジェニー・スレイト
ラミー・ユセフ英語版
コメディシリーズ助演男優賞、コメディシリーズ助演女優賞の授与。
ジェイソン・シーゲル テレビ映画/リミテッドシリーズ主演女優賞の授与。
ナターシャ・リオン テレビ映画/リミテッドシリーズ主演男優賞の授与。
マーゴット・ロビー アメリカ・フェレーラに#SeeHer賞を授与。
アンソニー・ラモス
ベラ・ラムジー英語版
歌曲賞の授与。
ニコラス・ブラウン コメディシリーズ主演女優賞の授与。
アシュリー・マデクウィ英語版
マンディ・ムーア
コメディシリーズ主演男優賞の授与。
デイヴィッド・ドゥカヴニー
メグ・ライアン
アンサンブル演技賞の授与。
ジェームズ・マンゴールド ハリソン・フォードにキャリア功労賞を授与。
キー・ホイ・クァン ドラマシリーズ主演女優賞の授与。
ガエル・ガルシア・ベルナル
カーラ・グギノ
ドラマシリーズ主演男優賞の授与。
サンドラ・オー
オークワフィナ
コメディシリーズ作品賞の授与。
ダン・レヴィ英語版 ドラマシリーズ作品賞の授与。
ジョン・クライヤー
ドナルド・フェイソン
アビゲイル・スペンサー
リミテッドシリーズ作品賞の授与。
ブレンダン・フレイザー 主演女優賞の授与。
オプラ・ウィンフリー 主演男優賞の授与。
ジョン・クラシンスキー 監督賞の授与。
チェルシー・ハンドラー 作品賞の授与。

出典

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  1. ^ Shanfeld, Ethan (May 18, 2023). “Critics Choice Awards Set 2024 Date”. Variety. December 5, 2023閲覧。
  2. ^ a b Schneider, Michael (December 21, 2023). “Critics Choice Awards Moves to Barker Hangar, Exits Fairmont Century Plaza Due to Hotel Strikes”. Variety. December 22, 2023閲覧。
  3. ^ Shafer, Ellise (December 1, 2023). “Chelsea Handler to Host Critics Choice Awards for Second Consecutive Year”. Variety. December 5, 2023閲覧。
  4. ^ Davis, Clayton (November 1, 2023). “Awards Season Calendar (2023–2024): Key Dates and Timeline for Oscars, DGA, WGA, and More”. Variety. December 5, 2023閲覧。
  5. ^ a b Pedersen, Erik (December 5, 2023). “'The Morning Show' & 'Succession' lead Critics Choice Awards TV Nominations”. Deadline Hollywood. December 5, 2023閲覧。
  6. ^ a b Hammond, Pete (December 13, 2023). “The Critics Choice is 'Barbie' with 18 CCA Nominations; 'Oppenheimer', 'Poor Things' Follow with 13 Each”. Deadline Hollywood. December 13, 2023閲覧。
  7. ^ ‘Oppenheimer’ Leads Critics Choice Awards With 8 Wins, ‘Barbie’ Scores 6 — Full Winners List”. Variety (2024年1月14日). 2024年1月15日閲覧。
  8. ^ Hipes, Patrick (December 18, 2023). “America Ferrera to Receive SeeHer Honor at Critics Choice Awards”. Deadline Hollywood. December 18, 2023閲覧。
  9. ^ Hipes, Patrick (January 9, 2024). “Harrison Ford to Receive Critics Choice Awards' Career Achievement Honor”. Deadline Hollywood. January 9, 2024閲覧。

関連項目

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外部リンク

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