福富町久芳
表示
福富町久芳 | |
---|---|
大字 | |
北緯34度31分59秒 東経132度46分36秒 / 北緯34.53306度 東経132.77667度座標: 北緯34度31分59秒 東経132度46分36秒 / 北緯34.53306度 東経132.77667度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 広島県 |
市町村 | 東広島市 |
人口情報(2024) | |
人口 | 943 人 |
郵便番号 | 739-2303 |
市外局番 | 082 |
ナンバープレート | 広島 |
ウィキポータル 日本の町・字 ウィキポータル 広島県 ウィキプロジェクト 日本の町・字 |
福富町久芳(ふくとみちょうくば)とは、広島県東広島市の大字。全域で住居表示未実施である[1]。
概要
[編集]福富地区西部に位置しており、おおむね旧久芳村に相当する。福富支所が置かれているなど福富地区の中心地として機能している。
2008年には福富ダムが完成し、町内の32戸、90haが水没した[2]。この住民の生活再建や移住増進を目的に、ダム近辺には「レイクヒル福富」と呼ばれる住宅団地が造成されている[3]。
「久芳」の由来として、「くわ」に「桑」の字を当て、大和国桑原漢人に由来するとする説がある。平安期には「訓芳」とも書いた[4]。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行。豊田郡久芳村が単独で村制施行する。大字は設置されなかった[4][5]。
- 1955年(昭和30年)7月10日 - 久芳村と豊田郡竹仁村が合併し、豊田郡福富町が発足する。旧久芳村域は「久芳」として福富町の大字となる[4][5]。
- 1956年(昭和31年)4月1日 - 福富町の所属郡が豊田郡から賀茂郡に変更になる[6]。
- 1971年(昭和46年) - 豊栄町乃美と境界変更(日月不明)[4]。
- 1997年(平成9年)3月31日 - 福富ダム建設に伴う周辺地域の整備計画が発表される[2]。
- 2005年(平成17年)2月7日 - 福富町他4町が東広島市に編入される。久芳は「福富町久芳」として東広島市の大字となる[7]。
- 2021年(令和3年)3月27日 - 東広島市立久芳小学校の閉校式が実施される[8]。
交通
[編集]鉄道
[編集]町内に鉄道はない。最寄り駅はJR山陽本線の西条駅・西高屋駅など。いずれも10km程度離れている。
バス
[編集]道路
[編集]一般国道
[編集]主要地方道
[編集]一般地方道
[編集]施設・名所など
[編集]学区
[編集]公立小学校に通学する場合、福富小学校ならびに福富中学校に通学することになる[10]。
かつては町内に久芳小学校があったが、2021年3月末をもって竹仁小学校と統合され、新たに福富小学校となったために閉校された[11]。
世帯数・人口
[編集]2024年9月末での世帯数は454世帯、人口は943人である[12]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ 住居表示未実施区域一覧(地区別)
- ^ a b 福富ダム[広島県] - ダム便覧
- ^ 福富の概要 —アクアフェスタin福富|福富の観光情報も
- ^ a b c d 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1987, p. 321-322.
- ^ a b 地名情報資料室 1990, p. 284.
- ^ 地名情報資料室 1990, p. 686.
- ^ 合併後の住所の表し方/東広島市ホームページ
- ^ 福富の久芳と竹仁小学校が閉校で福富小学校が新たに開校 | 東広島デジタル
- ^ 路線のご案内 | 芸陽バス株式会社
- ^ 東広島市立小・中学校の通学区域/東広島市ホームページ
- ^ 幼稚園,小学校,中学校,義務教育学校の新設・統廃合等(令和3年度当初) | 広島県教育委員会
- ^ 2024(令和6)年9月大字別人口
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 34(広島県)、角川書店、1987年3月。ISBN 4-04-001340-9。
- 地名情報資料室 編『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年9月。ISBN 4-490-10280-1。