黒瀬町乃美尾
黒瀬町乃美尾 | |
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大字 | |
北緯34度20分08秒 東経132度41分33秒 / 北緯34.33556度 東経132.69250度座標: 北緯34度20分08秒 東経132度41分33秒 / 北緯34.33556度 東経132.69250度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 広島県 |
市町村 | 東広島市 |
人口情報(2024) | |
人口 | 1,928 人 |
世帯数 | 1,016 世帯 |
面積(2020) | |
7.262523161 km² | |
人口密度 | 265.47 人/km² |
郵便番号 | 739-2622 |
市外局番 | 0823 |
ナンバープレート | 広島 |
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黒瀬町乃美尾(くろせちょうのみお)とは、広島県東広島市の大字。全域で住居表示未実施である[1]。
概要
[編集]黒瀬地区市街地の東部に位置しており、町内には広島県立黒瀬高等学校などを擁する。
1990年代後半に入ると町内に広島国際大学が設置されることが決定し、整備が進められることとなった。これに伴い1998年、大学の敷地周辺を学園台(2005年以降は黒瀬学園台)として分離している[2]。そのため、黒瀬学園台の四方を囲む形になっている。
「乃美尾」という地名は、かつて当地に緑毛の亀が出現したため、これを吉祥として村名の文字に使うべしと進言した老翁による。「乃」の字は老翁が杖にもたれている様を、「美尾」は老翁の言葉に由来するとされている[3]。
正式な読み方は「のみお」であるが、「のみのお」と読まれることもある(詳細は後述)。
沿革
[編集]- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行。賀茂郡乃美尾村が単独で村制施行する。大字は編成されなかった[3][4]。
- 1932年(昭和7年)- 湾曲していた黒瀬川が内務省によって直線に改修される[3]。
- 1948年(昭和23年) - 広島県立西条農業高等学校黒瀬分校(現広島県立黒瀬高等学校)が開学する[3]。
- 1954年(昭和29年)3月31日 - 乃美尾村が賀茂郡上黒瀬村、中黒瀬村、下黒瀬村と合併し賀茂郡黒瀬町となる。旧乃美尾村域は「乃美尾」として黒瀬町の大字となる[3][4]。
- 1998年(平成10年)1月22日[注釈 1] - 同年4月に広島国際大学が開学するのに先立ち、大学敷地周辺を学園台[注釈 2]として分離する[2]。
- 2005年(平成17年)2月7日 - 黒瀬町他4町が東広島市に編入される。乃美尾は「黒瀬町乃美尾」として東広島市の大字となる[5]。
交通
[編集]鉄道
[編集]町内を山陽新幹線が通るが、駅はない。最寄り駅は東広島駅(山陽新幹線)、安浦駅(JR呉線)など。
バス
[編集]JRバス中国、広電バスの路線バス及び、東広島市のコミュニティバス「黒瀬さくらバス」が利用可能である[6][7][8]。
JRバス中国
[編集]広電バス
[編集]- 呉駅 - 広駅 - グリーンヒル郷原 - 広島国際大学
黒瀬さくらバス
[編集]- 渋・長貫 - 黒瀬支所
- 渋・長貫 - ショージ - 黒瀬支所
- 八畝ヶ畑 - 黒瀬支所
道路
[編集]高速道路
[編集]一般国道
[編集]主要地方道
[編集]一般地方道
[編集]施設
[編集]- 広島県立黒瀬高等学校
- 広島県立黒瀬特別支援学校
- 乃美尾保育所
- 東広島市立乃美尾小学校
- 太陽の町 - 福祉施設
- 広島国際大学野球場
読み方について
[編集]先述の通り、大字としての正式な読み方は「のみお」であるが、当地周辺を指す際に「のみのお」という読みが用いられる事例も散見される。乃美尾小学校や乃美尾バス停などは正式な読み方が「のみのお」となっており、表記揺れが見られる[9][10]。
学区
[編集]公立小学校に通学する場合、上黒瀬小学校もしくは乃美尾小学校に通学することになる。いずれに入学した場合でも、進学先の中学校は黒瀬中学校である[11]。
面積
[編集]2020年時点での面積は7.262523161km2である[12]。
世帯数・人口
[編集]2024年10月末での世帯数は1016世帯、人口は1928人である[13]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “住居表示未実施区域一覧(地区別)” (PDF). 東広島市 (2013年11月25日). 2024年11月30日閲覧。
- ^ a b “教育・文化の発信地「黒瀬町学園台」”. 黒瀬だより1998年2月号 (黒瀬町): p. 17. (1998年2月)
- ^ a b c d e 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 1987, p. 635.
- ^ a b 地名情報資料室 1990, p. 617.
- ^ “合併後の住所の表し方/東広島市ホームページ”. 東広島市. 2024年11月30日閲覧。
- ^ “路線バス(広島県)|JRバス中国株式会社”. JRバス中国株式会社. 2024年11月30日閲覧。
- ^ “広島市東部・呉市エリア”. 広島電鉄株式会社. 2024年11月30日閲覧。
- ^ “<黒瀬町>黒瀬さくらバス/東広島市ホームページ”. 東広島市. 2024年11月30日閲覧。
- ^ “平成19年度よいこのしおり”. 東広島市立乃美尾小学校. 2024年12月11日閲覧。乃美尾小学校が児童向けに配布している書類であり、「のみのお」の読み仮名が見られる。
- ^ “「乃美尾」(バス停)の時刻表/アクセス/地点情報/地図 - NAVITIME”. 2024年12月11日閲覧。
- ^ “東広島市立小・中学校の通学区域/東広島市ホームページ”. 東広島市. 2024年11月30日閲覧。
- ^ “広島県東広島市乃美尾 - 人口総数及び世帯総数”. 人口統計ラボ. 2024年11月30日閲覧。
- ^ “2024(令和6)年10月大字別人口” (Excel). 東広島市. 2024年11月30日閲覧。
参考文献
[編集]- 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 34(広島県)、角川書店、1987年3月。ISBN 4-04-001340-9。
- 地名情報資料室 編『市町村名変遷辞典』東京堂出版、1990年9月。ISBN 4-490-10280-1。