「かがみの孤城」の版間の差分
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『'''かがみの孤城'''』(かがみのこじょう、{{lang-en-short|THE SOLITARY CASTLE IN THE MIRROR}})は、[[辻村深月]]による[[日本]]の[[小説]]<ref>{{Cite web|url=https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I028127587-00|title=かがみの孤城 = THE SOLITARY CASTLE IN THE MIRROR (ポプラ社): 2017|書誌詳細|accessdate=2020-10-28|website=[[国立国会図書館]]サーチ|publisher=国立国会図書館}}</ref>。2017年5月より[[ポプラ社]]から刊行された<ref>{{Cite web|url=https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I028127587-00|title=かがみの孤城 = THE SOLITARY CASTLE IN THE MIRROR|Bibliographic Record|accessdate=2020-10-28|website=国立国会図書館オンライン|publisher=国立国会図書館}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB23637121|title=かがみの孤城|website=[[CiNii]] 図書|publisher=[[国立情報学研究所]]|accessdate=2022-11-17}}</ref>。2021年3月時点で累計発行部数は100万部を突破しており、2018年には本屋大賞も受賞している<ref>{{Cite press release|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000269.000031579.html|title=待望の文庫化!2018年本屋大賞受賞作『かがみの孤城』が累計100万部を突破!作者の辻村深月さんからのメッセージ動画も到着!|publisher=ポプラ社|date=2021-03-19|accessdate=2021-03-19}}</ref>。 |
『'''かがみの孤城'''』(かがみのこじょう、{{lang-en-short|THE SOLITARY CASTLE IN THE MIRROR}})は、[[辻村深月]]による[[日本]]の[[小説]]<ref>{{Cite web|url=https://iss.ndl.go.jp/books/R100000002-I028127587-00|title=かがみの孤城 = THE SOLITARY CASTLE IN THE MIRROR (ポプラ社): 2017|書誌詳細|accessdate=2020-10-28|website=[[国立国会図書館]]サーチ|publisher=国立国会図書館}}</ref>。2017年5月より[[ポプラ社]]から刊行された<ref>{{Cite web|url=https://ndlonline.ndl.go.jp/#!/detail/R300000001-I028127587-00|title=かがみの孤城 = THE SOLITARY CASTLE IN THE MIRROR|Bibliographic Record|accessdate=2020-10-28|website=国立国会図書館オンライン|publisher=国立国会図書館}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://ci.nii.ac.jp/ncid/BB23637121|title=かがみの孤城|website=[[CiNii]] 図書|publisher=[[国立情報学研究所]]|accessdate=2022-11-17}}</ref>。2021年3月時点で累計発行部数は100万部を突破しており、2018年には本屋大賞も受賞している<ref>{{Cite press release|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000269.000031579.html|title=待望の文庫化!2018年本屋大賞受賞作『かがみの孤城』が累計100万部を突破!作者の辻村深月さんからのメッセージ動画も到着!|publisher=ポプラ社|date=2021-03-19|accessdate=2021-03-19}}</ref>。 |
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当初は「かがみの城」というタイトルにする予定だったものの、担当編集者が提案した「敵に囲まれて身動きが取れなくなっている城」を意味する「孤城」を名付けたという<ref name=":0">{{Cite |
当初は「かがみの城」というタイトルにする予定だったものの、担当編集者が提案した「敵に囲まれて身動きが取れなくなっている城」を意味する「孤城」を名付けたという<ref name=":0">{{Cite web|title=2018年本屋大賞、辻村深月さんの『かがみの孤城』に決定|url=https://www.oricon.co.jp/news/2109276/full/|website=ORICON NEWS|publisher=[[オリコン|oricon ME]]|date=2018-04-10|accessdate=2020-10-28}}</ref>。 |
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作者の辻村深月は、本作が誰かの「城」のような居場所になればいいという思いを込めながら書いたと述べている<ref>{{Cite web|title=第6回ブクログ大賞[2018]小説部門受賞作品は辻村深月『かがみの孤城』に決定!|url=https://booklog.jp/award/2018/winner/book|publisher=[[ブクログ]]|accessdate=2020-10-28}}</ref>。 |
作者の辻村深月は、本作が誰かの「城」のような居場所になればいいという思いを込めながら書いたと述べている<ref>{{Cite web|title=第6回ブクログ大賞[2018]小説部門受賞作品は辻村深月『かがみの孤城』に決定!|url=https://booklog.jp/award/2018/winner/book|publisher=[[ブクログ]]|accessdate=2020-10-28}}</ref>。 |
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本作の[[オーディオブック]]も出されている<ref name="audiobook.jp">{{Cite web|title=かがみの孤城|url=https://pages.audiobook.jp/special/kagami/index.html|website=[[audiobook.jp]]|publisher=[[オトバンク]]|accessdate=2023-01-30}}</ref>ほか、『[[ウルトラジャンプ]]』([[集英社]])にて2019年7月号から2022年3月号までコミカライズ版が連載された<ref name="natalie20190614">{{Cite |
本作の[[オーディオブック]]も出されている<ref name="audiobook.jp">{{Cite web|title=かがみの孤城|url=https://pages.audiobook.jp/special/kagami/index.html|website=[[audiobook.jp]]|publisher=[[オトバンク]]|accessdate=2023-01-30}}</ref>ほか、『[[ウルトラジャンプ]]』([[集英社]])にて2019年7月号から2022年3月号までコミカライズ版が連載された<ref name="natalie20190614">{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/335556|title=辻村深月の本屋大賞受賞作を武富智が描く、「かがみの孤城」がUJで始動|website=[[ナタリー (ニュースサイト)|コミックナタリー]]|publisher=ナターシャ|date=2019-06-14|accessdate=2022-02-19}}</ref><ref name="uj202203">{{Cite web|url=https://ultra.shueisha.co.jp/nowonsale/nowonsale-4530/|title=2022年3月号|website=ウルトラジャンプ|publisher=集英社|accessdate=2022-02-19}}</ref>。作画担当は武富智{{R|natalie20190614}}。 |
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2022年2月には劇場アニメ化が発表され<ref name="natalie466921">{{Cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/466921|title=辻村深月の小説「かがみの孤城」劇場アニメに、2022年冬に公開|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2022-02-24|accessdate=2022-02-28}}</ref>、同年12月23日に公開された<ref name="cinemacafe80014">{{Cite news|url=https://www.cinemacafe.net/article/2022/07/28/80014.html|title=當真あみが主人公役!オオカミさまの声は誰?『かがみの孤城』特報映像公開|newspaper=[[シネマカフェ|cinemacafe.net]]|publisher=[[イード (企業)|イード]]|date=2022-07-28|accessdate=2023-01-12}}</ref>。 |
2022年2月には劇場アニメ化が発表され<ref name="natalie466921">{{Cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/466921|title=辻村深月の小説「かがみの孤城」劇場アニメに、2022年冬に公開|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2022-02-24|accessdate=2022-02-28}}</ref>、同年12月23日に公開された<ref name="cinemacafe80014">{{Cite news|url=https://www.cinemacafe.net/article/2022/07/28/80014.html|title=當真あみが主人公役!オオカミさまの声は誰?『かがみの孤城』特報映像公開|newspaper=[[シネマカフェ|cinemacafe.net]]|publisher=[[イード (企業)|イード]]|date=2022-07-28|accessdate=2023-01-12}}</ref>。 |
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== あらすじ == |
== あらすじ == |
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{{不十分なあらすじ|date=2022年11月17日 (木) 09:52 (UTC)}} |
{{不十分なあらすじ|date=2022年11月17日 (木) 09:52 (UTC)}} |
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同級生から受けた仕打ちが原因で[[不登校]]が続き、子供育成支援教室にも通えずに部屋に引き籠る生活を続けていた主人公の中学一年生の女の子・'''こころ'''が、5月のある日、自室の鏡が光り、その向こうに、城で自分と似た境遇を持つ中学生6人と出会い、彼らとともに冒険していく{{R|:0}}<ref>{{Cite news|title=本屋大賞に辻村さん「かがみの孤城」 海外は少部数作品|url=https://www.asahi.com/articles/ASL4B51JCL4BUCVL016.html|newspaper=[[朝日新聞デジタル]]|publisher=[[朝日新聞社]]|author=宮田裕介|date=2018-04-10|accessdate=2020-10-28}}</ref><ref>{{Cite |
同級生から受けた仕打ちが原因で[[不登校]]が続き、子供育成支援教室にも通えずに部屋に引き籠る生活を続けていた主人公の中学一年生の女の子・'''こころ'''が、5月のある日、自室の鏡が光り、その向こうに、城で自分と似た境遇を持つ中学生6人と出会い、彼らとともに冒険していく{{R|:0}}<ref>{{Cite news|title=本屋大賞に辻村さん「かがみの孤城」 海外は少部数作品|url=https://www.asahi.com/articles/ASL4B51JCL4BUCVL016.html|newspaper=[[朝日新聞デジタル]]|publisher=[[朝日新聞社]]|author=宮田裕介|date=2018-04-10|accessdate=2020-10-28}}</ref><ref>{{Cite news|title=【書評】書評家・西野智紀が読む『かがみの孤城』辻村深月著 生きてさえいれば奇跡は起きる|url=https://www.sankei.com/article/20171015-FAYVUZO5SNPU3OV7UYAAD6ZZQE/|newspaper=産経ニュース|publisher=[[産経デジタル]]|date=2017-10-15|accessdate=2020-10-28}}</ref>。共に過ごしていくうちに同じ中学校に通えているはずだったなどのことが明らかになっていく。 |
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== 登場人物 == |
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== オーディオブック == |
== オーディオブック == |
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2019年11月20日に[[オーディオブック]]配信サービス『[[audiobook.jp]]』から配信開始{{R|audiobook.jp}}。audiobook.jpは2019年12月に[[Siri]]での読み上げに対応したのを記念しユーザーに「年末年始に聴きたいオーディオブックランキングベスト3」を聞いたところ、本作が1位に選ばれている<ref>{{Cite |
2019年11月20日に[[オーディオブック]]配信サービス『[[audiobook.jp]]』から配信開始{{R|audiobook.jp}}。audiobook.jpは2019年12月に[[Siri]]での読み上げに対応したのを記念しユーザーに「年末年始に聴きたいオーディオブックランキングベスト3」を聞いたところ、本作が1位に選ばれている<ref>{{Cite web|title=audiobook、「Hey Siri」で本の読み上げが可能|url=https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1226989.html|website=[[Impress Watch|AV Watch]]|publisher=[[インプレス]]|author=中林暁|date=2019-12-26|accessdate=2021-04-18}}</ref>。 |
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== 舞台 == |
== 舞台 == |
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2020年、本作を原作とした舞台が公演された<ref>{{Cite |
2020年、本作を原作とした舞台が公演された<ref>{{Cite web|url=https://enterstage.jp/news/2020/08/015253.html|title=『かがみの孤城』開幕!生駒里奈、劇場を味方につけ繊細な“こころ”を舞台上に解き放つ|website=エンタ・ステージ|publisher=ナノ・アソシエーション|date=2020-08-29|accessdate=2022-04-22}}</ref>。2022年に『辻村深月シアター』として、著者の同じ「[[ぼくのメジャースプーン]]」と共に舞台化された<ref>{{Cite web|url=https://spice.eplus.jp/articles/301031|title=辻村深月シアター 舞台『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』キービジュアルが公開 コメントも到着|website=SPICE|publisher=[[イープラス|e+]]|date=2022-04-01|accessdate=2022-04-22}}</ref>。脚本・演出は[[成井豊]]、企画・製作・主催は[[ナッポスユナイテッド]]。音楽は[[For Tracy Hyde]]<ref>{{Cite web|title=舞台「かがみの孤城」音楽リスト|url=https://napposunited.com/news/2020/0908-862|website=株式会社ナッポスユナイテッド|access-date=2022-09-01}}</ref>。 |
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=== 2020年版 === |
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;公演日程 |
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:* 【東京】2022年5月26日 - 29日、[[サンシャイン劇場]](「ぼくのメジャースプーン」は5月25日 - 28日) |
:* 【東京】2022年5月26日 - 29日、[[サンシャイン劇場]](「ぼくのメジャースプーン」は5月25日 - 28日) |
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:** 当初は2022年5月21日からの予定だったが、公演関係者から[[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|新型コロナウイルス]]の陽性反応が確認され日程が変更された<ref>{{Cite |
:** 当初は2022年5月21日からの予定だったが、公演関係者から[[新型コロナウイルス感染症 (2019年)|新型コロナウイルス]]の陽性反応が確認され日程が変更された<ref>{{Cite web|url=https://natalie.mu/stage/news/479177|title=「感無量です」成井豊が感慨、「辻村深月シアター」開幕|website=ステージナタリー|publisher=ナターシャ|date=2022-05-27|accessdate=2022-06-17}}</ref>。 |
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:* 【新潟】2022年6月4日、[[新潟市民芸術文化会館|りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館]] |
:* 【新潟】2022年6月4日、[[新潟市民芸術文化会館|りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館]] |
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;出演者 |
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原の実写初監督作品『[[はじまりのみち]]』のプロデューサーでもあった松竹の[[新垣弘隆]]が、本作のアニメ映画化を原に打診{{R|interview}}。原は、同じく中学生を主人公とした『[[カラフル (2010年の映画)|カラフル]]』を以前に手がけたこともあり、オファーを受けるか迷い、旧知の仲であった[[プロダクション・アイジー|Production I.G]]の[[石川光久]]に相談したところ、「絶対にやったほうがいい」という後押しを受けて、オファーを受諾した<ref name="interview">{{Cite interview|subject=原恵一|subjectlink=原恵一|title=『かがみの孤城』原恵一監督インタビュー 「居場所がないのは当たり前」と教えてあげたい|work=CINEMAS+|publisher=[[ギークピクチュアズ]]|url=https://cinema.ne.jp/article/detail/50681/|interviewer=ヒナタカ|access-date=2023-01-05|date=2022-12-22}}</ref><ref name=":3">劇場用プログラム 原恵一インタビューより</ref>。 |
原の実写初監督作品『[[はじまりのみち]]』のプロデューサーでもあった松竹の[[新垣弘隆]]が、本作のアニメ映画化を原に打診{{R|interview}}。原は、同じく中学生を主人公とした『[[カラフル (2010年の映画)|カラフル]]』を以前に手がけたこともあり、オファーを受けるか迷い、旧知の仲であった[[プロダクション・アイジー|Production I.G]]の[[石川光久]]に相談したところ、「絶対にやったほうがいい」という後押しを受けて、オファーを受諾した<ref name="interview">{{Cite interview|subject=原恵一|subjectlink=原恵一|title=『かがみの孤城』原恵一監督インタビュー 「居場所がないのは当たり前」と教えてあげたい|work=CINEMAS+|publisher=[[ギークピクチュアズ]]|url=https://cinema.ne.jp/article/detail/50681/|interviewer=ヒナタカ|access-date=2023-01-05|date=2022-12-22}}</ref><ref name=":3">劇場用プログラム 原恵一インタビューより</ref>。 |
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原作は文庫本で上下巻に分かれるほどボリュームがあるが、原作の良さを引き出しつつ、映画の尺に収めるため、主人公こころの心情を中心に描き、悩める少女がヒロインになっていく物語として脚本をまとめ上げた{{R|:3}}。一方で、物語の伏線として、登場人物の1人がある有名なセリフを発したり、オルゴールが登場したりするなど、映画オリジナルの演出も取り入れられている<ref>{{Cite |
原作は文庫本で上下巻に分かれるほどボリュームがあるが、原作の良さを引き出しつつ、映画の尺に収めるため、主人公こころの心情を中心に描き、悩める少女がヒロインになっていく物語として脚本をまとめ上げた{{R|:3}}。一方で、物語の伏線として、登場人物の1人がある有名なセリフを発したり、オルゴールが登場したりするなど、映画オリジナルの演出も取り入れられている<ref>{{Cite web|title=『かがみの孤城』監督のオリジナル演出が光る“謎を解く鍵”とは?|url=https://www.cinemacafe.net/article/2022/12/31/82766.html|website=cinemacafe.net|publisher=イード|access-date=2023-01-12|date=2022-12-31}}</ref>。 |
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=== キャスト === |
=== キャスト === |
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* こころ - [[當真あみ]]{{R|cinemacafe80014}} |
* こころ - [[當真あみ]]{{R|cinemacafe80014}} |
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* リオン - [[北村匠海]]<ref name="ORICON0920">{{Cite |
* リオン - [[北村匠海]]<ref name="ORICON0920">{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/news/2249686/full/|title=アニメ『かがみの孤城』追加キャストに北村匠海・宮崎あおい・高山みなみ・梶裕貴ら|website=ORICON NEWS|publisher=ORICON|date=2022-09-20|accessdate=2022-09-20}}</ref> |
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* アキ - [[吉柳咲良]]{{R|ORICON0920}} |
* アキ - [[吉柳咲良]]{{R|ORICON0920}} |
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* スバル - [[板垣李光人]]{{R|ORICON0920}} |
* スバル - [[板垣李光人]]{{R|ORICON0920}} |
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* こころの母 - [[麻生久美子]]{{R|ORICON0920}} |
* こころの母 - [[麻生久美子]]{{R|ORICON0920}} |
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* 喜多嶋先生 - [[宮﨑あおい]]{{R|ORICON0920}} |
* 喜多嶋先生 - [[宮﨑あおい]]{{R|ORICON0920}} |
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* オオカミさま - [[芦田愛菜]]<ref name="natalie498660">{{Cite |
* オオカミさま - [[芦田愛菜]]<ref name="natalie498660">{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/498660|title=劇場アニメ「かがみの孤城」物語の鍵握るオオカミさま役として芦田愛菜が出演|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2022-10-24|accessdate=2022-10-24}}</ref> |
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* 伊田先生 - [[藤森慎吾]]<ref name="natalie500308">{{Cite |
* 伊田先生 - [[藤森慎吾]]<ref name="natalie500308">{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/500308|title=劇場アニメ「かがみの孤城」藤森慎吾が主人公の担任教師、滝沢カレンが養護の先生役|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2022-11-06|accessdate=2022-11-15}}</ref> |
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* 養護の先生 - [[滝沢カレン]]{{R|natalie500308}} |
* 養護の先生 - [[滝沢カレン]]{{R|natalie500308}} |
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* リオン(少年) - [[矢島晶子]]{{R|natalie497423}} |
* リオン(少年) - [[矢島晶子]]{{R|natalie497423}} |
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=== スタッフ === |
=== スタッフ === |
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* 原作 - 辻村深月「かがみの孤城」([[ポプラ社]]刊){{R|natalie466921}} |
* 原作 - 辻村深月「かがみの孤城」([[ポプラ社]]刊){{R|natalie466921}} |
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* 監督 - [[原恵一]]<ref name="eiga.com20220721">{{Cite |
* 監督 - [[原恵一]]<ref name="eiga.com20220721">{{Cite web|url=https://eiga.com/news/20220721/1/|title=劇場アニメ「かがみの孤城」監督は原恵一、アニメ制作はA-1 Pictures 超特報で主人公の声初披露|website=映画.com|publisher=エイガ・ドット・コム|date=2022-07-21|accessdate=2023-01-12}}</ref> |
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* 脚本 - [[丸尾みほ]]{{R|cinemacafe80014}} |
* 脚本 - [[丸尾みほ]]{{R|cinemacafe80014}} |
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* キャラクターデザイン・総作画監督 - [[佐々木啓悟]]{{R|cinemacafe80014}} |
* キャラクターデザイン・総作画監督 - [[佐々木啓悟]]{{R|cinemacafe80014}} |
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* ビジュアルコンセプト・孤城デザイン - [[イリヤ・クブシノブ]]{{R|cinemacafe80014}} |
* ビジュアルコンセプト・孤城デザイン - [[イリヤ・クブシノブ]]{{R|cinemacafe80014}} |
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* 音楽 - [[富貴晴美]]{{R|cinemacafe80014}} |
* 音楽 - [[富貴晴美]]{{R|cinemacafe80014}} |
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* 主題歌 - [[優里]]「メリーゴーランド」([[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)#ソニー・ミュージックレーベルズ|ソニー・ミュージックレーベルズ]])<ref name="natalie497423">{{Cite |
* 主題歌 - [[優里]]「メリーゴーランド」([[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)#ソニー・ミュージックレーベルズ|ソニー・ミュージックレーベルズ]])<ref name="natalie497423">{{Cite web|url=https://natalie.mu/comic/news/497423|title=劇場アニメ「かがみの孤城」主題歌は優里に決定、矢島晶子・美山加恋らの出演も|website=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2022-10-14|accessdate=2022-10-14}}</ref> |
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* 製作 - 髙𣘺敏弘、沢桂一、[[岩上敦宏]]、宮本典博、千葉均、[[石川光久]]、茅野洋、只野正弘、加藤智啓、中嶋裕之、小櫻顕、[[廣瀬健一]] |
* 製作 - 髙𣘺敏弘、沢桂一、[[岩上敦宏]]、宮本典博、千葉均、[[石川光久]]、茅野洋、只野正弘、加藤智啓、中嶋裕之、小櫻顕、[[廣瀬健一]] |
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* エグゼクティブプロデューサー - 吉田繁暁、飯沼伸之 |
* エグゼクティブプロデューサー - 吉田繁暁、飯沼伸之 |
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=== 賞歴 === |
=== 賞歴 === |
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* [[第46回日本アカデミー賞]]優秀アニメーション作品賞<ref>{{Cite |
* [[第46回日本アカデミー賞]]優秀アニメーション作品賞<ref>{{Cite web|title=「SLAM DUNK」「ONE PIECE」「すずめの戸締まり」など日本アカデミー賞優秀賞発表|url=https://natalie.mu/comic/news/509955|publisher=ナターシャ|website=コミックナタリー|date=2023-01-23|access-date=2023-01-30}}</ref> |
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== 脚注 == |
== 脚注 == |
2023年1月30日 (月) 11:22時点における版
かがみの孤城 | |
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小説 | |
著者 | 辻村深月 |
出版社 | ポプラ社 |
レーベル | ポプラ文庫(文庫版) キミノベル(児童書版) |
発売日 | ハードカバー版:2017年5月11日 文庫版:2021年3月5日 児童書版:2022年3月16日 |
巻数 | ハードカバー版:全1巻 文庫版:全2巻 児童書版:全2巻 |
漫画 | |
原作・原案など | 辻村深月 |
作画 | 武富智 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | ウルトラジャンプ |
レーベル | ヤングジャンプコミックス |
発表号 | 2019年7月号 - 2022年3月号 |
発表期間 | 2019年6月19日[1] - 2022年2月19日[2] |
巻数 | 全5巻 |
話数 | 全29話 |
映画 | |
原作 | 辻村深月 |
監督 | 原恵一 |
脚本 | 丸尾みほ |
キャラクターデザイン | 佐々木啓悟 |
音楽 | 富貴晴美 |
制作 | A-1 Pictures |
配給 | 松竹 |
封切日 | 2022年12月23日 |
上映時間 | 116分 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 文学・漫画・アニメ |
『かがみの孤城』(かがみのこじょう、英: THE SOLITARY CASTLE IN THE MIRROR)は、辻村深月による日本の小説[3]。2017年5月よりポプラ社から刊行された[4][5]。2021年3月時点で累計発行部数は100万部を突破しており、2018年には本屋大賞も受賞している[6]。
当初は「かがみの城」というタイトルにする予定だったものの、担当編集者が提案した「敵に囲まれて身動きが取れなくなっている城」を意味する「孤城」を名付けたという[7]。
作者の辻村深月は、本作が誰かの「城」のような居場所になればいいという思いを込めながら書いたと述べている[8]。
本作のオーディオブックも出されている[9]ほか、『ウルトラジャンプ』(集英社)にて2019年7月号から2022年3月号までコミカライズ版が連載された[1][2]。作画担当は武富智[1]。
2022年2月には劇場アニメ化が発表され[10]、同年12月23日に公開された[11]。
あらすじ
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
同級生から受けた仕打ちが原因で不登校が続き、子供育成支援教室にも通えずに部屋に引き籠る生活を続けていた主人公の中学一年生の女の子・こころが、5月のある日、自室の鏡が光り、その向こうに、城で自分と似た境遇を持つ中学生6人と出会い、彼らとともに冒険していく[7][12][13]。共に過ごしていくうちに同じ中学校に通えているはずだったなどのことが明らかになっていく。
登場人物
声の項はオーディオブック版 / 劇場版を示し、養護の先生とミオは劇場版のみ、こころの父・リオンの母・リオンの父・フウカの母・鮫島はオーディオブック版のみを示す。
- こころ / 安西 こころ(あんざい こころ)
- 声 - 花守ゆみり[9] / 當真あみ[11]
- 物語の主人公。中学1年生。おとなしく内気な性格でこれといった取り柄がなく、自分に自信が持てないでいた。物語序盤はいじめにあったこともあり、物事をネガティブに考えてしまい、悩むことも多かったが、城のメンバーとの交流を経て徐々に変わっていく。4月、同じクラスの中心女子の真田美織を中心とするいじめに合い、不登校になった。部屋に閉じこもり、閉塞感と焦燥感を募らせていたところ、自室の姿見が光り、鏡の向こうの城に招かれるが、恐怖のあまり初日は逃げ出した。物語終盤でピンチに陥った仲間を助けるために奮闘し、6人のうちある一人のメンバーを説得する。好きな食べ物は三色そぼろ御飯と母が作る皮から手作りの餃子。両親が共働きのため、お米は毎日といでいる様子。とある事情で恋愛が苦手でウレシノが自分に好意を寄せていると知った時には内心引いていた。
- アキ / 井上 晶子(いのうえ あきこ)
- 声 - 伊藤かな恵[9] / 吉柳咲良[14]
- 中学3年生。明るく、快活そうで、背が高い。気が強く、思ったことは遠慮なく口にするため、彼女の発言がもとで険悪ムードになることもある。また、突拍子もない行動に出た結果、メンバーが迷惑することもあるため、スバルは「問題児ってかんじだよぁ」と冗談交じりでつぶやいたこともある。しかし、メンバーのお姉さん的な存在で初対面のこころに真っ先に話しかけ、こころとフウカをお茶に誘い、紅茶とかわいいナプキンを用意するなど、女子らしい気遣いもできる一面もある。髪を染めたスバルに他のメンバーがドン引きしている中、彼と「学校の先生に怒られない?」などと平然と会話していた。物語中盤、偶然学校の制服を着て城に現れ、このことがメンバーの共通点を知る重要な手がかりとなる。
- スバル / 長久 昴(ながひさ すばる)
- 声 - 西山宏太朗[9] / 板垣李光人[14]
- 中学3年生。背が高く、色白でそばかす顔の男の子。こころからはハリーポッターのロン似の男子と称されている。紳士的で優しいが、物語中盤で髪を金髪にし、皆を驚かせる。とある事情で両親と離れ、兄と共に祖父母の家で暮らしている。自身の名前をとても気に入っている。マサムネと仲が良く、彼が持ち込んだゲームでよく一緒に遊んでいる。最初のころ、ずっと城に来ていなかったこころを温かく迎え入れた。「イケメン」の意味がわからず、マサムネがリオンのことを陰で「イケメン」と言っていたのを聞いて悪口なのかと彼に尋ねていた。
- マサムネ / 政宗 青澄(まさむね あーす)
- 声 - 小林裕介[9] / 高山みなみ[14]
- 中学2年生。生意気で理屈っぽい性格で口が悪いため、他人と衝突しやすい。根っからのゲームオタクで愛着心が人一倍強い。自身が持っているゲームの性能の良さをしょっちゅう自慢し、愛着心の強さゆえにゲームに対する理解がなかったり基礎知識にとぼしかったりするメンバーにあきれ、時にはけんかになることもある。公立中学なんか行かなくていいという家の方針もあり、中学には行かずに学習塾に通っている。頭は良く、全国模試の順位はいいらしい。物語中盤、メンバーにある重要なお願いをする。
- フウカ / 長谷川 風歌(はせがわ ふうか)
- 声 - 大和田仁美[9] / 横溝菜帆[14]
- 中学2年生。眼鏡をかけていて、声優のように声が高い。ピアノが上手で小さいころから習っていたが、コンクールで圏外になるなど伸び悩んでいた。
- リオン / 水守 理音(みずもり りおん)
- 声 - 島崎信長[9] / 北村匠海[14](矢島晶子〈少年時代〉[15])
- 中学1年生。芸能人並みのイケメンで明るく気さくで一癖あるこころたち城のメンバーにも平等に話しかけたりできるため、メンバーであることを不思議に思われている。穏やかで仲間思いな性格だが、怒らせると怖い。ウレシノがメンバーに暴言を吐いた際には「そんな言い方ないだろ」と咎めるなど、言うべきことはしっかり言う。趣味と特技はサッカー。ハワイへ留学しているが、本人は日本の公立中学へ行きたかったため、日本人である城のメンバーと過ごす時間を大切に思っている。6歳の時に姉の実生を亡くしている。学校の関係で城には夕方からやってくる。メンバーにクリスマスパーティーの提案をし、母親が作ったケーキを持参した。城で過ごす中であることに気付くが、他のメンバーには言わずに胸に秘めている。
- ウレシノ / 嬉野 遥(うれしの はるか)
- 声 - 堀江瞬[9] / 梶裕貴[14]
- 中学1年生。小太りの男の子。食べることが好きらしく、城に招かれて早々に食べ物はないかと気にしており、こころがリンゴを持ってきた際には大喜びしたりしている。恋愛気質で惚れっぽく、城に来て1週間ほどでアキに告白して振られた。その後、対象はこころに移り、しまいにはフウカになったため、女子陣には内心呆れられており、男子からもからかわれている。ずれた発言が多いため、からかわれたりバカにされたりすることが多く、本人は内心傷ついている。
- オオカミさま
- 声 - 東山奈央[9] / 芦田愛菜[16]
- 狼の仮面をつけた少女。城の案内人。いつも人形が着るようなかわいいドレスを着ている。常に尊大な口調で話し、城に招かれて早々に逃げ出したこころや帰ろうとしたスバルに説教するなど、上から目線の態度であるため、こころは内心「ずいぶん横柄なお世話係だ」と思った。こころたちに城でのルールや過ごし方などの説明をする。メンバーとは常に一緒にいるわけではないが、呼べばすぐに現れ、呼んでもないのに突然現れることもある。意味深な発言でメンバーを翻弄している。ものは食べるらしく、クリスマスパーティーの際にリオンが持ってきたケーキを受け取り、「分けてもらえるなら持ち帰らせてもらおう」と言っていた。彼女の正体は物語終盤で判明する。
- こころの母
- 声 - 田澤茉純[9] / 麻生久美子[14]
- こころの本心が分からず悩みながらも、温かく寄り添う。
- 喜多嶋先生
- 声 - 豊口めぐみ[9] / 宮﨑あおい[14]
- こころを優しく見守るフリースクールの先生。
- 伊田先生
- 声 - 髙木朋弥[9] / 藤森慎吾[17]
- こころの担任教師。
- 養護の先生
- 声 - 滝沢カレン[17]
- 東条 萌(とうじょう もえ)
- 声 - 千本木彩花[9] / 池端杏慈[15]
- ミオ / 水守 実生(みずもり みお)
- 声 - 美山加恋[15]
- 真田 美織(さなだ みおり)
- 声 - 幸村恵理[9] / 吉村文香[15]
- こころの父
- 声 - 亀山雄慈[9]
- リオンの母
- 声 - 小田果林[9]
- リオンの父
- 声 - 喜多田悠[9]
- フウカの母
- 声 - 瀬戸歩[9]
- 鮫島(さめじま)
- 声 - 進藤亜由美[9]
書誌情報
小説
- ハードカバー版
- 辻村深月 『かがみの孤城』 ポプラ社、2017年5月11日発売、ISBN 978-4-591-15332-1
- 文庫版
- 辻村深月 『かがみの孤城』 ポプラ社〈ポプラ文庫〉、全2巻
- 上:2021年3月5日発売、ISBN 978-4-591-16971-1
- 下:2021年3月5日発売、ISBN 978-4-591-16972-8
- 児童書版
- 辻村深月 / 村山竜大(イラスト)『かがみの孤城』 ポプラ社〈キミノベル〉、全2巻
- 上:2022年3月16日発売、ISBN 978-4-591-17316-9
- 下:2022年3月16日発売、ISBN 978-4-591-17317-6
漫画
- 辻村深月(原作) / 武富智(作画) 『かがみの孤城』 集英社〈ヤングジャンプコミックス〉、全5巻
- 2019年12月19日発売[18]、ISBN 978-4-08-891450-3
- 2020年7月17日発売[19]、ISBN 978-4-08-891612-5
- 2021年2月19日発売[20]、ISBN 978-4-08-891782-5
- 2021年9月17日発売[21]、ISBN 978-4-08-892101-3
- 2022年5月18日発売[22]、ISBN 978-4-08-892305-5
受賞
本作は、2018年に第15回本屋大賞を受賞した他、複数の賞を受賞している[23]。
年 | 賞の名前 | 順位 | 参照サイト等 |
---|---|---|---|
2017年 | 2017年啓文堂書店文芸書大賞 | 大賞 | [24] |
2017年 | 雑誌『ダ・ヴィンチ』のBOOK OF THE YEAR特集・小説ランキング部門 | 1位 | [25] |
2017年 | このミステリーがすごい!2018年国内賞 | 8位 | [26][27] |
2017年 | TBS系列『王様のブランチ』の「ブランチBOOK大賞2017」 | 大賞 | [28][29] |
2017年 | キノベス!2018 | 4位 | [30] |
2018年 | 第11回神奈川学校図書館員大賞(KO本大賞) | 大賞 | [31] |
2018年 | 埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2017 | 1位 | [32] |
2018年 | 熊本県学校図書館大賞2017 | 大賞 | [33] |
2018年 | 第15回本屋大賞 | 1位 | [23] |
2018年 | 第6回ブクログ大賞・小説部門 | 大賞 | [34] |
オーディオブック
2019年11月20日にオーディオブック配信サービス『audiobook.jp』から配信開始[9]。audiobook.jpは2019年12月にSiriでの読み上げに対応したのを記念しユーザーに「年末年始に聴きたいオーディオブックランキングベスト3」を聞いたところ、本作が1位に選ばれている[35]。
舞台
2020年、本作を原作とした舞台が公演された[36]。2022年に『辻村深月シアター』として、著者の同じ「ぼくのメジャースプーン」と共に舞台化された[37]。脚本・演出は成井豊、企画・製作・主催はナッポスユナイテッド。音楽はFor Tracy Hyde[38]。
2020年版
- 公演日程
-
- 【東京】2020年8月28日 - 9月6日、サンシャイン劇場
- 【大阪】2020年9月18日 - 20日、サンケイホールブリーゼ
- 【愛知】2020年9月22日、刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール
2022年版
- 公演日程
-
- 【東京】2022年5月26日 - 29日、サンシャイン劇場(「ぼくのメジャースプーン」は5月25日 - 28日)
- 【新潟】2022年6月4日、りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
- 出演者
劇場アニメ
かがみの孤城 | |
---|---|
監督 | 原恵一 |
脚本 | 丸尾みほ |
原作 | 辻村深月 |
出演者 |
當真あみ 北村匠海 吉柳咲良 板垣李光人 横溝菜帆 高山みなみ 梶裕貴 麻生久美子 宮﨑あおい 芦田愛菜 藤森慎吾 滝沢カレン 矢島晶子 美山加恋 池端杏慈 吉村文香 |
音楽 | 富貴晴美 |
主題歌 | 優里「メリーゴーランド」 |
撮影 |
青嶋俊明 宮脇洋平 |
編集 | 西山茂 |
制作会社 | A-1 Pictures |
製作会社 | 「かがみの孤城」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 | 2022年12月23日 |
上映時間 | 116分[40][41][42][43] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
2022年12月23日に公開[11]。監督は『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ モーレツ!オトナ帝国の逆襲』『河童のクゥと夏休み』などの原恵一[44]、脚本は『百日紅 〜Miss HOKUSAI〜』などの丸尾みほ[11]、キャラクターデザインと総作画監督は『劇場版 七つの大罪 天空の囚われ人』などの佐々木啓悟[11]、ビジュアルコンセプトと孤城デザインは『攻殻機動隊 SAC_2045』などのイリヤ・クブシノブ[11]、音楽は『そして、バトンは渡された』などの富貴晴美が務め[11]、制作は『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』『心が叫びたがってるんだ。』などのA-1 Picturesが手がけた[44]。
製作
この節の加筆が望まれています。 |
原の実写初監督作品『はじまりのみち』のプロデューサーでもあった松竹の新垣弘隆が、本作のアニメ映画化を原に打診[45]。原は、同じく中学生を主人公とした『カラフル』を以前に手がけたこともあり、オファーを受けるか迷い、旧知の仲であったProduction I.Gの石川光久に相談したところ、「絶対にやったほうがいい」という後押しを受けて、オファーを受諾した[45][46]。
原作は文庫本で上下巻に分かれるほどボリュームがあるが、原作の良さを引き出しつつ、映画の尺に収めるため、主人公こころの心情を中心に描き、悩める少女がヒロインになっていく物語として脚本をまとめ上げた[46]。一方で、物語の伏線として、登場人物の1人がある有名なセリフを発したり、オルゴールが登場したりするなど、映画オリジナルの演出も取り入れられている[47]。
キャスト
- こころ - 當真あみ[11]
- リオン - 北村匠海[14]
- アキ - 吉柳咲良[14]
- スバル - 板垣李光人[14]
- フウカ - 横溝菜帆[14]
- マサムネ - 高山みなみ[14]
- ウレシノ - 梶裕貴[14]
- こころの母 - 麻生久美子[14]
- 喜多嶋先生 - 宮﨑あおい[14]
- オオカミさま - 芦田愛菜[16]
- 伊田先生 - 藤森慎吾[17]
- 養護の先生 - 滝沢カレン[17]
- リオン(少年) - 矢島晶子[15]
- 東条萌 - 池端杏慈[15]
- 水守実生 - 美山加恋[15]
- 真田美織 - 吉村文香[15]
スタッフ
- 原作 - 辻村深月「かがみの孤城」(ポプラ社刊)[10]
- 監督 - 原恵一[44]
- 脚本 - 丸尾みほ[11]
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 佐々木啓悟[11]
- ビジュアルコンセプト・孤城デザイン - イリヤ・クブシノブ[11]
- 音楽 - 富貴晴美[11]
- 主題歌 - 優里「メリーゴーランド」(ソニー・ミュージックレーベルズ)[15]
- 製作 - 髙𣘺敏弘、沢桂一、岩上敦宏、宮本典博、千葉均、石川光久、茅野洋、只野正弘、加藤智啓、中嶋裕之、小櫻顕、廣瀬健一
- エグゼクティブプロデューサー - 吉田繁暁、飯沼伸之
- 企画・プロデューサー - 新垣弘隆、櫛山慶
- アソシエイトプロデューサー - 古橋宗太、秋田周平、片山暁穂
- アニメーションプロデューサー - 藤田祥雄、渋谷晃尚
- 演出 - 長友孝和
- 美術監督 - 伊東広道
- 美術設定 - 中村隆
- 美術ボード - 大野広司
- 色彩設計 - 茂木孝浩
- CGモデリングディレクター - 稲垣宏
- CGアニメーションディレクター - 牛田繁孝
- 撮影監督 - 青嶋俊明、宮脇洋平
- 編集 - 西山茂
- 音楽プロデューサー - 高石真美
- 宣伝プロデューサー - 筧万弥子
- アシスタントプロデューサー - 小布施顕介
- 制作 - A-1 Pictures[44]
- 配給 - 松竹[10]
賞歴
- 第46回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞[48]
脚注
出典
- ^ a b c “辻村深月の本屋大賞受賞作を武富智が描く、「かがみの孤城」がUJで始動”. コミックナタリー. ナターシャ (2019年6月14日). 2022年2月19日閲覧。
- ^ a b “2022年3月号”. ウルトラジャンプ. 集英社. 2022年2月19日閲覧。
- ^ “かがみの孤城 = THE SOLITARY CASTLE IN THE MIRROR (ポプラ社): 2017|書誌詳細”. 国立国会図書館サーチ. 国立国会図書館. 2020年10月28日閲覧。
- ^ “かがみの孤城 = THE SOLITARY CASTLE IN THE MIRROR|Bibliographic Record”. 国立国会図書館オンライン. 国立国会図書館. 2020年10月28日閲覧。
- ^ “かがみの孤城”. CiNii 図書. 国立情報学研究所. 2022年11月17日閲覧。
- ^ "待望の文庫化!2018年本屋大賞受賞作『かがみの孤城』が累計100万部を突破!作者の辻村深月さんからのメッセージ動画も到着!" (Press release). ポプラ社. 19 March 2021. 2021年3月19日閲覧。
- ^ a b “2018年本屋大賞、辻村深月さんの『かがみの孤城』に決定”. ORICON NEWS. oricon ME (2018年4月10日). 2020年10月28日閲覧。
- ^ “第6回ブクログ大賞[2018]小説部門受賞作品は辻村深月『かがみの孤城』に決定!”. ブクログ. 2020年10月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t “かがみの孤城”. audiobook.jp. オトバンク. 2023年1月30日閲覧。
- ^ a b c “辻村深月の小説「かがみの孤城」劇場アニメに、2022年冬に公開”. コミックナタリー (ナターシャ). (2022年2月24日) 2022年2月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l “當真あみが主人公役!オオカミさまの声は誰?『かがみの孤城』特報映像公開”. cinemacafe.net (イード). (2022年7月28日) 2023年1月12日閲覧。
- ^ 宮田裕介 (2018年4月10日). “本屋大賞に辻村さん「かがみの孤城」 海外は少部数作品”. 朝日新聞デジタル (朝日新聞社) 2020年10月28日閲覧。
- ^ “【書評】書評家・西野智紀が読む『かがみの孤城』辻村深月著 生きてさえいれば奇跡は起きる”. 産経ニュース (産経デジタル). (2017年10月15日) 2020年10月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p “アニメ『かがみの孤城』追加キャストに北村匠海・宮崎あおい・高山みなみ・梶裕貴ら”. ORICON NEWS. ORICON (2022年9月20日). 2022年9月20日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “劇場アニメ「かがみの孤城」主題歌は優里に決定、矢島晶子・美山加恋らの出演も”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年10月14日). 2022年10月14日閲覧。
- ^ a b “劇場アニメ「かがみの孤城」物語の鍵握るオオカミさま役として芦田愛菜が出演”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年10月24日). 2022年10月24日閲覧。
- ^ a b c d “劇場アニメ「かがみの孤城」藤森慎吾が主人公の担任教師、滝沢カレンが養護の先生役”. コミックナタリー. ナターシャ (2022年11月6日). 2022年11月15日閲覧。
- ^ “かがみの孤城 1”. 集英社. 2021年3月19日閲覧。
- ^ “かがみの孤城 2”. 集英社. 2021年3月19日閲覧。
- ^ “かがみの孤城 3”. 集英社. 2021年3月19日閲覧。
- ^ “かがみの孤城 4”. 集英社. 2021年9月17日閲覧。
- ^ “かがみの孤城 5”. 集英社. 2022年5月18日閲覧。
- ^ a b “本屋大賞に辻村深月さん「かがみの孤城」”. 日経新聞 (日経新聞社). (2018年4月10日) 2020年10月28日閲覧。
- ^ “2017年 文芸書大賞が決まりました”. 啓文堂書店. 2019年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月25日閲覧。
- ^ “高橋一生が表紙に!『ダ・ヴィンチ』「BOOK OF THE YEAR2017」発表! 小説部門1位は『かがみの孤城』に決定! 『3月のライオン』羽海野チカが三冠!”. ダ・ヴィンチWeb. KADOKAWA (2017年12月5日). 2022年10月25日閲覧。
- ^ “2018年本屋大賞受賞『かがみの孤城』がベストセラーランキング1位”. Book Bang -ブックバン- (2018年4月21日). 2020年10月28日閲覧。
- ^ “【国内編】読書のプロが選んだ「このミステリーがすごい!2018年版」(宝島社)発表!”. 楽天Kobo電子書籍ストア. 2020年10月28日閲覧。
- ^ “王様のブランチ”. TBSテレビ. 2020年10月28日閲覧。
- ^ “TBS系列『王様のブランチ』「ブランチブック大賞2017」を『かがみの孤城』が受賞しました!”. ポプラ社. 2020年10月28日閲覧。
- ^ “紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめする 「キノベス!2018」”. 紀伊國屋書店. 2022年10月25日閲覧。
- ^ “神奈川学校図書館員大賞(KO本)”. 神奈川県学校図書館員研究会公式ホームページ. 2020年10月31日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月25日閲覧。
- ^ “イチオシ本 2017”. 埼玉県高校図書館フェスティバル. 2019年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月25日閲覧。
- ^ “「学校図書館大賞2017」決定!”. 熊本県高等学校教育研究会図書館部会 (2018年2月26日). 2020年10月28日閲覧。
- ^ “第6回ブクログ大賞[2018]”. ブクログ. 2020年10月28日閲覧。
- ^ 中林暁 (2019年12月26日). “audiobook、「Hey Siri」で本の読み上げが可能”. AV Watch. インプレス. 2021年4月18日閲覧。
- ^ “『かがみの孤城』開幕!生駒里奈、劇場を味方につけ繊細な“こころ”を舞台上に解き放つ”. エンタ・ステージ. ナノ・アソシエーション (2020年8月29日). 2022年4月22日閲覧。
- ^ “辻村深月シアター 舞台『かがみの孤城』『ぼくのメジャースプーン』キービジュアルが公開 コメントも到着”. SPICE. e+ (2022年4月1日). 2022年4月22日閲覧。
- ^ “舞台「かがみの孤城」音楽リスト”. 株式会社ナッポスユナイテッド. 2022年9月1日閲覧。
- ^ “「感無量です」成井豊が感慨、「辻村深月シアター」開幕”. ステージナタリー. ナターシャ (2022年5月27日). 2022年6月17日閲覧。
- ^ “かがみの孤城”. allcinema. 株式会社スティングレイ. 2022年12月27日閲覧。
- ^ “かがみの孤城”. 映画.com. 株式会社エイガ・ドット・コム. 2022年12月27日閲覧。
- ^ “かがみの孤城”. MOVIE WALKER PRESS. 株式会社ムービーウォーカー. 2022年12月27日閲覧。
- ^ “かがみの孤城”. KINENOTE. キネマ旬報社. 2022年12月27日閲覧。
- ^ a b c d “劇場アニメ「かがみの孤城」監督は原恵一、アニメ制作はA-1 Pictures 超特報で主人公の声初披露”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2022年7月21日). 2023年1月12日閲覧。
- ^ a b 原恵一 (22 December 2022). "『かがみの孤城』原恵一監督インタビュー 「居場所がないのは当たり前」と教えてあげたい". CINEMAS+ (Interview). Interviewed by ヒナタカ. ギークピクチュアズ. 2023年1月5日閲覧。
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は無視されます。(もしかして:|subject-link=
) (説明) - ^ a b 劇場用プログラム 原恵一インタビューより
- ^ “『かがみの孤城』監督のオリジナル演出が光る“謎を解く鍵”とは?”. cinemacafe.net. イード (2022年12月31日). 2023年1月12日閲覧。
- ^ “「SLAM DUNK」「ONE PIECE」「すずめの戸締まり」など日本アカデミー賞優秀賞発表”. コミックナタリー. ナターシャ (2023年1月23日). 2023年1月30日閲覧。
外部リンク
- ポプラ社 『かがみの孤城』特別サイト
- ウルトラジャンプ 『かがみの孤城』漫画サイト
- audiobook.jp『かがみの孤城』オーディオブックサイト
- 株式会社ナッポスユナイテッド『かがみの孤城』舞台サイト
- 株式会社ナッポスユナイテッド『辻村深月シアター 舞台「かがみの孤城」「ぼくのメジャースプーン」』舞台サイト
- 映画『かがみの孤城』公式サイト
- 映画『かがみの孤城』公式 (@kagami_eiga) - X(旧Twitter)
- 映画『かがみの孤城』公式 (@kagami_eiga) - Instagram
- 映画『かがみの孤城』公式 (@kagami_eiga) - TikTok
- 辻村深月
- 日本の小説
- 2017年の小説
- 本屋大賞
- ポプラ社の出版物
- 鏡を題材とした小説
- 引きこもりを題材とした小説
- 城を舞台とした小説
- 日本のファンタジー小説
- 日本の冒険小説
- 日本の推理小説
- 異世界への転生・転移を題材とした作品
- 漫画作品 か
- ウルトラジャンプ
- 2019年の漫画
- ファンタジー漫画
- 冒険漫画
- 推理漫画
- 鏡を題材とした漫画作品
- 引きこもりを題材とした漫画
- 日本の小説を原作とする舞台作品
- 2020年の舞台作品
- 日本の舞台作品
- アニメ作品 か
- 2022年のアニメ映画
- A-1 Pictures
- 松竹のアニメ映画
- 日本テレビ製作のアニメ映画
- ファンタジーアニメ映画
- 冒険アニメ映画
- ミステリアニメ
- 鏡を題材とした映画作品
- 引きこもりを題材としたアニメ
- 小説を原作とするアニメ映画
- 原恵一の監督映画