キノベス!
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キノベス! | |
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受賞対象 | 発表年度に発売された書籍 |
会場 | 紀伊國屋書店新宿本店 |
国 | 日本 |
主催 | 紀伊國屋書店 |
初回 | 2003年 |
最新回 | 2023年 |
キノベス!は、紀伊國屋書店の全書店員の人気投票によって選考されるお勧め書籍ベスト30。2003年に開始され、毎年対象となる年度の12月下旬に発表される。贈賞式は次の年の2月に紀伊國屋書店新宿本店の紀伊國屋書店ホールにて開催され、上位受賞者によるサイン会も同時に行われる[1]。毎年10位までに選ばれた受賞作品は、読売新聞の企画広告や運営事務局が発行する無料配布のキノベス!小冊子の表紙となり[2]、小冊子には30位まで選ばれた各作品の書評が記載される。
過去の受賞作品
[編集]第1回 2003年
[編集]第2回 2004年
[編集]第3回 2005年
[編集]第4回 2006年
[編集]第5回 2007年
[編集]第6回 2008年
[編集]第7回 2009年
[編集]第8回 2010年
[編集]- 1位 ミランダ・ジュライ『いちばんここに似合う人』
第9回 2012年
[編集]第10回 2013年
[編集]第11回 2014年
[編集]第12回 2015年
[編集]- 1位 佐々涼子『紙つなげ! 彼らが本の紙を造っている』
- 2位 清水 潔 『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』
- 3位 上橋菜穂子 『鹿の王』
- 4位 西加奈子 『サラバ!』
- 5位 ティムール・ヴェルメシュ 『帰ってきたヒトラー』
- 6位 アレクサンドラ・ミジェリンスカ、ダニエル・ミジェリンスキ 『マップス 新・世界図絵』
- 7位 はるな檸檬 『れもん、よむもん!』
- 8位 ヨナス・ヨナソン 『窓から逃げた100歳老人』
- 8位 村田沙耶香 『殺人出産』
- 10位 島田潤一郎 『あしたから出版社』
第13回 2016年
[編集]- 1位 宮下奈都 『羊と鋼の森』
- 2位 ランド-ル・マンロ-、吉田三知世 『ホワット・イフ?』
- 3位 住野よる 『君の膵臓をたべたい』
- 4位 東山彰良 『流』、ヨシタケシンスケ 『もうぬげない』
- 6位 九井諒子 『ダンジョン飯』
- 7位 西川美和 『永い言い訳』
- 8位 小熊英二 『生きて帰ってきた男』
- 9位 のぶみ 『ママがおばけになっちゃった!』、中村文則 『教団X』
第14回 2017年
[編集]- 1位 エラ・フランシス・サンダース 『翻訳できない世界のことば』
- 2位 トーン・テレヘン 『ハリネズミの願い』
- 3位 ヨシタケシンスケ 『あるかしら書店』
- 4位 恩田陸 『蜜蜂と遠雷』
- 5位 森見登美彦 『夜行』
- 6位 本田『ガイコツ書店員 本田さん』
- 7位 住野よる 『また、同じ夢を見ていた』、平野啓一郎 『マチネの終わりに』
- 8位 小林由香 『ジャッジメント』
- 9位 村田沙耶香 『コンビニ人間』
- 10位 ヨシタケシンスケ 『このあと どうしちゃおう』
第15回 2018年
[編集]- 1位 中村文則 『R帝国』
- 2位 今村昌弘 『屍人荘の殺人』
- 3位 ヨシタケシンスケ 『あるかしら書店』
- 4位 辻村深月 『かがみの孤城』
- 5位 今村夏子 『星の子』
- 6位 松村圭一郎 『うしろめたさの人類学』
- 7位 村上春樹 『騎士団長殺し』
- 8位 西原理恵子 『女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと』
- 9位 フィル・ナイト 『SHOE DOG 靴にすべてを。』
- 10位 塩田武士 『騙し絵の牙』
第16回 2019年
[編集]2018年12月26日に発表[3]。
- 1位 瀬尾まいこ 『そして、バトンは渡された』
- 2位 平野啓一郎 『ある男』
- 3位 村田沙耶香 『地球星人』
- 4位 ヨシタケシンスケ、伊藤亜紗 『みえるとか みえないとか』
- 5位 ベンジャミン・ジェイコブス 『アウシュヴィッツの歯科医』
- 6位 円城塔 『文字渦』
- 7位 木皿泉 『さざなみのよる』
- 8位 萩原慎一郎 『歌集 滑走路』
- 9位 松本ひで吉 『犬と猫どっちも飼ってると毎日たのしい』
- 10位 森見登美彦 『熱帯』
第17回 2020年
[編集]2019年12月26日に発表[4]。
- 1位 ブレイディみかこ 『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
- 2位 青柳碧人 『むかしむかしあるところに、死体がありました。』
- 3位 横山秀夫 『ノースライト』
- 4位 劉慈欣 『三体』
- 5位 山崎聡一郎 『こども六法』
- 6位 砥上裕將 『線は、僕を描く』
- 7位 凪良ゆう 『流浪の月』
- 8位 ハンス・ロスリング 『FACTFULNESS 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣』
- 9位 宮口幸治 『ケーキの切れない非行少年たち』
- 10位 小川糸 『ライオンのおやつ』
第18回 2021年
[編集]2020年12月25日に発表[5]。
- 1位 凪良ゆう 『滅びの前のシャングリラ』
- 2位 ディーリア・オーエンズ 『ザリガニの鳴くところ』
- 3位 深緑野分 『この本を盗む者は』
- 4位 矢部潤子 『本を売る技術』
- 5位 ヨシタケシンスケ 『あつかったら ぬげばいい』
- 6位 伊坂幸太郎 『逆ソクラテス』
- 7位 頭木弘樹 『食べることと出すこと』
- 8位 和山やま 『カラオケ行こ!』
- 9位 桐野夏生 『日没』
- 10位 野﨑まど 『タイタン』
第19回 2022年
[編集]2021年12月24日に発表[6]。
- 1位 逢坂冬馬 『同志少女よ、敵を撃て』
- 2位 朝井リョウ 『正欲』
- 3位 佐藤究 『テスカトリポカ』
- 4位 一穂ミチ 『スモールワールズ』
- 5位 西加奈子 『夜が明ける』
- 6位 僕のマリ 『常識のない喫茶店』
- 7位 ホリー・ジャクソン 『自由研究には向かない殺人』
- 8位 福井県立図書館 『100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集』
- 9位 綾崎隼 『死にたがりの君に贈る物語』
- 10位 井戸川射子 『ここはとても速い川』
第20回 2023年
[編集]2022年12月23日に発表[7]。
- 1位 凪良ゆう 『汝、星のごとく』
- 2位 一穂ミチ 『光のとこにいてね』
- 3位 夕木春央 『方舟』
- 4位 年森瑛 『N/A』
- 5位 クリス・ウィタカー 『われら闇より天を見る』
- 6位 アンディ・ウィアー 『プロジェクト・ヘイル・メアリー』
- 7位 エルヴェ・ル・テリエ 『異常【アノマリー】』
- 8位 高瀬隼子 『おいしいごはんが食べられますように』
- 9位 永井みみ 『ミシンと金魚』
- 10位 高野秀行 『語学の天才まで1億光年』
第21回 2024年
[編集]2023年12月15日に発表[8]。
- 1位 宮島未奈 『成瀬は天下を取りにいく』
- 2位 川上未映子 『黄色い家 』
- 3位 津村記久子 『水車小屋のネネ』
- 4位 西加奈子 『くもをさがす』
- 5位 杉井光 『世界でいちばん透きとおった物語』
- 6位 小川哲 『君が手にするはずだった黄金について』
- 7位 多崎礼 『レーエンデ国物語』
- 8位 背筋 『近畿地方のある場所について』
- 9位 町田康 『口訳 古事記』
- 10位 市川沙央 『ハンチバック』
脚注
[編集]- ^ 第10回紀伊國屋書店ベストセラー大賞、キノベス!2023、紀伊國屋じんぶん大賞2023 贈賞式の開催について
- ^ “キノベス!運営事務局の公式Twitterの2012年1月21日投稿より”. キノベス!運営事務局. 2019年10月23日閲覧。
- ^ 紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2019」を発表
- ^ 紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2020」を発表
- ^ 紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2021」を発表
- ^ 紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2022」を発表
- ^ 紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30「キノベス!2023」を発表
- ^ 「キノベス!2024」 紀伊國屋書店スタッフが全力でおすすめするベスト30を発表