夕木春央
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経歴・人物
[編集]カルト宗教を信仰する親のもとで宗教2世として育ち、高校・大学には通っていない[2]。2019年、「絞首商会の後継人」で第60回メフィスト賞を受賞し、同作を改稿・改題した『絞首商會』で小説家デビューした[3]。 2022年発刊の『方舟』で「週刊文春ミステリーベスト10」2022国内部門と、「MRC大賞2022」のランキングで1位を獲得[4]、第44回吉川英治文学新人賞候補に挙がった。
ミステリ・ランキング
[編集]- 週刊文春ミステリーベスト10
- 2022年 - 『方舟』1位
- 2023年 - 『十戒』6位
- このミステリーがすごい!
- 2023年 - 『方舟』4位
- 2024年 - 『十戒』13位
- 2025年 - 『サロメの断頭台』25位
- 本格ミステリ・ベスト10
- 2020年 - 『絞首商會』23位
- 2022年 - 『サーカスから来た執達吏』14位
- 2023年 - 『方舟』2位
- 2024年 - 『十戒』7位
- 2025年 - 『サロメの断頭台』6位
- ミステリが読みたい!
- 2023年 - 『方舟』6位
- 2024年 - 『十戒』11位
- MRC大賞
- 2022年 - 『方舟』1位
- 2023年 - 『十戒』2位
作品リスト
[編集]単行本
[編集]- 『絞首商會』(講談社、2019年9月 / 講談社文庫、2023年1月)
- 『サーカスから来た執達吏』(講談社、2021年9月 / 講談社文庫、2023年8月)
- 『方舟』(講談社、2022年9月 / 講談社文庫、2024年8月)
- 『時計泥棒と悪人たち』(講談社、2023年4月)
- 『十戒』(講談社、2023年8月)
- 『サロメの断頭台』(講談社、2024年3月)
アンソロジー
[編集]「」内が夕木春央の作品
- 『これが最後の仕事になる』(2024年8月7日、講談社)「有血革命」
- 『有栖川有栖に捧げる七つの謎』(2024年11月6日、文春文庫)「有栖川有栖嫌いの謎」
雑誌掲載作品
[編集]- 小説
- 「四月六日の生放送」 - 『小説現代』2022年8月号(講談社)
- 「墓穴」 - 『メフィスト』2022 SUMMER VOL.4(2022年7月、MRC/講談社)
- 「今際の際の断崖から」 - 『紙魚の手帖』vol.09 FEBRUARY 2023(東京創元社)
- 「夢」 - 『小説すばる』2023年8月号(集英社)
- 「有栖川有栖嫌いの謎」 - 『別冊文藝春秋』No.55 2024年5月号(文藝春秋)
- エッセイなど
- 「『絞首商會』あとがきのあとがき」 - 『メフィスト』2019年 vol.2(2019年8月、講談社)
- 「〆切めし」 - 『小説現代』2023年7月号(講談社)
漫画化作品
[編集]- 『方舟』(作画:悠木星人 構成:木場健介 / 全3巻 スクウェア・エニックス ガンガンコミックスONLINE)
脚注
[編集]- ^ 『サーカスから来た執達吏』(講談社、2019)、記載著者情報。
- ^ “「方舟」夕木春央さんインビュー 「愛されないことの責任はどこに」ミステリーで問う|好書好日”. 好書好日. 2024年6月26日閲覧。
- ^ “『絞首商會』(夕木 春央)”. 講談社BOOK倶楽部. 講談社. 2022年10月18日閲覧。
- ^ 「本の学校から 本屋大賞ノミネート作品から話題のミステリー3作」朝日新聞2023年2月21日