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飯嶋和一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
飯嶋 和一いいじま かずいち
誕生 1952年
山形県山形市
職業 小説家
国籍 日本の旗 日本
活動期間 1983年 -
ジャンル 歴史小説
代表作 『始祖鳥記』(2000年)
『出星前夜』(2008年)
『狗賓童子の島』(2015年)
『星夜航行』(2018年)
主な受賞歴 小説現代新人賞(1983年)
文藝賞(1988年)
中山義秀文学賞(2000年)
大佛次郎賞(2008年)
司馬遼太郎賞(2015年)
舟橋聖一文学賞(2018年)
ウィキポータル 文学
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飯嶋 和一(いいじま かずいち、1952年12月20日 - )は、日本小説家。ジャンルは主に歴史小説

来歴・人物

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山形県山形市生まれ[1]山形県立山形東高等学校を経て[2]、1977年3月に法政大学文学部日本文学科を卒業[3]中学校教員予備校講師などを経て執筆活動に専念。

2008年までに刊行された長編作品は、文芸誌の連載ではなく、全て書き下ろしの小説である。

2009年8月から刊行されている小学館の「STORY BOX」に、初めての連載となる『狗賓童子の島』を執筆。

2012年5月に連載終了後、翌月号より『灯守り』が連載。

2009年新潮社発行の月刊小説誌「小説新潮」10月号から『星夜航行』が連載。

「史料を読み込むと書き手の視点に引っ張られるため、視点を変えることが大事」との姿勢を持ち[4]、権力者ではなく民衆や在野の主人公からの視点で描いた作品が多い。

受賞歴

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太字は受賞

著書

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  • 『汝ふたたび故郷へ帰れず』(1989.01)河出書房新社 のち小学館文庫
  • 『雷電本紀』(1994.06)河出書房新社 のち文庫、小学館文庫
  • 『神無き月十番目の夜』(1997.06)河出書房新社 のち文庫、小学館文庫
  • 『始祖鳥記』(2000.01)小学館 のち文庫
  • 『黄金旅風』(2004.03)小学館 のち文庫
  • 『出星前夜』(2008.08)小学館 のち文庫
  • 『狗賓童子の島』(2015.01)小学館 のち文庫
  • 『星夜航行 上・下巻』(2018.06)新潮社 のち文庫

脚注 

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  1. ^ 『読売年鑑 2016年版』(読売新聞東京本社、2016年)p.441
  2. ^ 飯嶋和一氏の「司馬遼太郎賞」受賞決定 おめでとうございます”. 山形東高校同窓会 (2015年12月15日). 2023年8月6日閲覧。
  3. ^ 文学部日本文学科卒業生の飯嶋和一氏 第19回司馬遼太郎賞を受賞 :: 法政大学 文学部”. www.hosei.ac.jp. 2023年8月6日閲覧。
  4. ^ 大塩平八郎の乱問い直す 飯嶋和一さん「狗賓童子の島」 - BOOK asahi.com、2015年4月21日掲載。

関連項目

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