同志少女よ、敵を撃て
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同志少女よ、敵を撃て | ||
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著者 | 逢坂冬馬 | |
発行日 | 2021年11月17日 | |
発行元 | 早川書房 | |
ジャンル | 小説 | |
国 | 日本 | |
言語 | 日本語 | |
ページ数 | 496 | |
コード | ISBN 4152100648 | |
ウィキポータル 文学 | ||
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『同志少女よ、敵を撃て』(どうししょうじょよ、てきをうて)は、日本の小説家逢坂冬馬の小説である。第11回アガサ・クリスティー賞を受賞したデビュー作。第166回直木三十五賞候補に挙がり、2022年本屋大賞及び第9回高校生直木賞を受賞[1][2]。
あらすじ
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
小さな村「イワノフスカヤ村」で母親と猟を行っていたセラフィマ。ある日、ドイツ軍に村人達を惨殺され、赤軍に家や村人の死体を燃やされた。以降、猟をしてた時の狙撃の技術を使い狙撃兵として母親を殺したドイツ人へ復讐を誓うと同時に、母親の亡骸や家を焦土作戦によって燃やしたイリーナに復讐を計画。数々の厳しい訓練を終え、激戦区と化していたスターリングラードで見たものは…
主な登場人物
[編集]- セラフィマ
- 1924年生まれの少女。狩りの名手であり、愛称はフィーマ。狙撃兵訓練学校に入学し、狙撃兵を目指す。
- エカチェリーナ
- セラフィマの母親。
- ミハイル
- セラフィマの幼なじみ。愛称はミーシカ。
- イリーナ
- 元狙撃兵。狙撃兵訓練学校教官長。
- シャルロッタ
- 狙撃兵訓練学校の生徒。モスクワ射撃大会優勝者。
- アヤ
- 狙撃兵訓練学校の生徒。カザフ人の猟師。
- ヤーナ
- 狙撃兵訓練学校の生徒。生徒の中では最年長。
- オリガ
- 狙撃兵訓練学校の生徒。ウクライナ出身のコサック。
- ターニャ
- 赤軍の看護師。
- マクシム
- 赤軍第62軍第13師団、第12歩兵大隊長。
- ヒョードル
- 赤軍第62軍第13師団、第12歩兵大隊兵士。
- ユリアン
- 赤軍第62軍第13師団、第12歩兵大隊狙撃兵。スターリングラード射撃大会優勝者。
- ボグダン
- 第62軍第13師団、第12歩兵大隊付き督戦隊。
- ニキータ・フルシチョフ
- 実在の人物。スターリングラードにてセラフィマと邂逅する。
- リュドミラ・パヴリチェンコ
- 実在の人物。確認戦果309名射殺という成績を残した史上最高の女性スナイパーである。
受賞歴
[編集]脚注
[編集]- ^ “同志少女よ、敵を撃て 本屋大賞受賞 逢坂冬馬さんインタビュー”. NHK (2022年4月6日). 2022年10月29日閲覧。
- ^ 「オール讀物」編集部. “逢坂冬馬さん『同志少女よ、敵を撃て』第9回高校生直木賞受賞インタビュー | 「オール讀物」編集部 | 高校生直木賞”. 文藝春秋BOOKS. 2022年10月30日閲覧。
- ^ “第11回アガサ・クリスティー賞決定”. Hayakawa Online (2021年8月5日). 2022年10月29日閲覧。
- ^ “2022年本屋大賞受賞! 逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』”. 文化通信 (2022年4月11日). 2022年10月29日閲覧。
- ^ “第9回高校生直木賞 受賞作のご紹介”. 高校生直木賞公式サイト. 2022年10月29日閲覧。