「君の名は。」の版間の差分
m →受賞・ノミネート: Wikipedia:出典テンプレート「ウェブサイト {{Cite web}} title url accessdate」「新聞記事 {{Cite news}} title newspaper date」に基づき、出典が新聞記事でないサイトを「Cite news」→「Cite web」、「newspaper」→「website」に修正(逆も同様)。他。 |
m →作品の舞台: Template:Cite newsの「使用法」の記載例に基づき、{{Cite news|に「和書」を追記。{{Cite press release|和書|と重複する「anguage=ja」を除去。「date=2016年9月22日」「accessdate=2017年1月24日」「date=10 9月 2016」等の日付を、「date=2016-09-10」「accessdate=2016-09-25」の形式に統一・修正。 |
||
(50人の利用者による、間の192版が非表示) | |||
10行目: | 10行目: | ||
| 脚本 = 新海誠 |
| 脚本 = 新海誠 |
||
| 原作 = 新海誠 |
| 原作 = 新海誠 |
||
| 製作 = [[川村元気]]<br/>[[武井克弘]]<br/>伊藤耕一郎<br/>[[市川南 (映画プロデューサー)|市川南]]<br/>川口典孝<br/>大田圭二 |
| 製作 = [[川村元気]]<br />[[武井克弘]]<br />伊藤耕一郎<br />[[市川南 (映画プロデューサー)|市川南]]<br />川口典孝<br />大田圭二 |
||
| 製作総指揮 = 古澤佳寛 |
| 製作総指揮 = [[古澤佳寛]] |
||
| 出演者 = [[神木隆之介]]<br />[[上白石萌音]] |
| 出演者 = [[神木隆之介]]<br />[[上白石萌音]] |
||
| 音楽 = [[RADWIMPS]]<ref name="natalie160406">{{Cite web|url= |
| 音楽 = [[RADWIMPS]]<ref name="natalie160406">{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/music/news/182492|title=RADWIMPS、新海誠の長編アニメ映画「君の名は。」音楽担当|website=音楽ナタリー|publisher=株式会社ナターシャ|date=2016-04-06|accessdate=2016-07-01}}</ref> |
||
| 主題歌 = RADWIMPS<ref>{{Cite web|url=https://rockinon.com/news/detail/143985|title=RADWIMPS、ニューアルバム『君の名は。』発売決定! 全26曲収録|website=rockin'on.com|publisher=ロッキング・オン|date=2016-06-03|accessdate=2016-06-05}}</ref><br />「[[前前前世]]」<br />「[[君の名は。 (アルバム)|スパークル]]」<br />「[[君の名は。 (アルバム)|夢灯籠]]」<br />「[[君の名は。 (アルバム)|なんでもないや]]」 |
| 主題歌 = RADWIMPS<ref>{{Cite web|和書|url=https://rockinon.com/news/detail/143985|title=RADWIMPS、ニューアルバム『君の名は。』発売決定! 全26曲収録|website=rockin'on.com|publisher=ロッキング・オン|date=2016-06-03|accessdate=2016-06-05}}</ref><br />「[[前前前世]]」<br />「[[君の名は。 (アルバム)|スパークル]]」<br />「[[君の名は。 (アルバム)|夢灯籠]]」<br />「[[君の名は。 (アルバム)|なんでもないや]]」 |
||
| 撮影 = |
| 撮影 = |
||
| 編集 = 新海誠 |
| 編集 = 新海誠 |
||
21行目: | 21行目: | ||
| 配給 = [[東宝]] |
| 配給 = [[東宝]] |
||
| 公開 = {{Flagicon|JPN}} [[2016年]][[8月26日]] |
| 公開 = {{Flagicon|JPN}} [[2016年]][[8月26日]] |
||
| 上映時間 = 107分{{ |
| 上映時間 = 107分{{Efn2|name="runtime"|新海は107分と述べている{{Sfn|パンフレット|p=21}}。一方、映画情報や映画館のWebサイトでは106分とする記述もみられる<ref>{{Cite web|和書|title=君の名は。 作品情報|url=https://movie.jorudan.co.jp/cinema/30773/|website=映画の時間|publisher=ジョルダン|accessdate=2016-12-08}}</ref><ref>{{Cite web|和書|title=君の名は。|url=https://hlo.tohotheater.jp/net/movie/TNPI3060J01.do?sakuhin_cd=013132|publisher=[[TOHOシネマズ]]|accessdate=2016-12-08}}</ref>。なお、Blu-ray・DVDによると正確な分数は106分29秒。}} |
||
| 製作国 = {{JPN}} |
| 製作国 = {{JPN}} |
||
| 言語 = [[日本語]] |
| 言語 = [[日本語]] |
||
| 製作費 = |
| 製作費 = |
||
| 興行収入 = {{Flagicon|JPN}} 251.7億円{{smaller|(2022年12月20日時点 |
| 興行収入 = {{Flagicon|JPN}} 251.7億円{{smaller|(2022年12月20日時点{{R|best10}})}}<br />{{flagicon|World}} $361,024,012<ref name="thenumbers">{{Cite web|date=|url=https://www.the-numbers.com/movie/Kimi-no-na-wa-(Japan)|title=Kimi no na wa (2016) - Financial Information|website=[[ザ・ナンバーズ (ウェブサイト)|ザ・ナンバーズ]]|accessdate=2019-09-08}}</ref> |
||
| 前作 = <!-- 監督や製作会社が同じだからと言ってシリーズであるとは言いません。 --> |
|||
| 前作 = [[言の葉の庭]] |
|||
| 次作 = <!-- 監督や製作会社が同じだからと言ってシリーズであるとは言いません。 --> |
|||
| 次作 = [[天気の子]] |
|||
}} |
}} |
||
『'''君の名は。'''』(きみのなは、[[英語|英]] : Your Name.)は、 |
『'''君の名は。'''』(きみのなは、[[英語|英]] : Your Name.)は、[[2016年の映画|2016年]]公開の[[日本]]の[[アニメーション映画]]。 |
||
[[コミックス・ウェーブ・フィルム]][[製作]]。[[新海誠]][[脚本]]・[[監督]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0078747|website=シネマトゥデイ|publisher=シネマトゥデイ|title=新海誠最新作に神木隆之介×上白石萌音!東宝製作『君の名は。』来年8月公開!|author=入倉功一|date=2015-12-10|accessdate=2015-12-10}}</ref>。主演(声の出演)は[[神木隆之介]]と[[上白石萌音]]。作画監督は[[安藤雅司]]、キャラクターデザインは[[田中将賀]]が務めた。 |
|||
前作『[[言の葉の庭]]』から3年ぶりとなる、新海の6作目の劇場用[[アニメーション映画]]。[[東京]]に暮らす少年・瀧(たき)と[[飛騨地方]]の山深い田舎町で暮らす少女・三葉(みつは)の身に起きた「入れ替わり」という謎の現象と、1200年ぶりに地球に接近するという「ティアマト彗星」をめぐる出来事を描く。『[[星を追う子ども]]』以来2作目の[[製作委員会方式]]を取り、前作『言の葉の庭』が東宝映像事業部配給、全国23館だったのに対し、本作では[[東宝]]が配給を担当し全国約300館という大規模な興行となった<ref>{{Cite web|url=http://toyokeizai.net/articles/-/133161|title=「君の名は。」が1分たりとも退屈させない秘密 新鋭アニメ監督・新海誠が語る作品の手応え|author=壬生智裕|website=東洋経済ONLINE|publisher=[[東洋経済新報社]]|date=2016-08-26|accessdate=2016-09-10}}</ref>。 |
|||
[[東京]]に暮らす少年・瀧(たき)と[[飛騨地方]]の山深い田舎町で暮らす少女・三葉(みつは)の身に起きた「入れ替わり」という謎の現象と、1200年ぶりに地球に接近するという「ティアマト彗星」をめぐる出来事を描く。 |
|||
日本国内の興行収入が250.3億円を超え、当時の[[日本歴代興行成績上位の映画一覧#日本歴代興行収入ランキング|日本歴代興行収入ランキング]]では『[[千と千尋の神隠し]]』『[[タイタニック (1997年の映画)|タイタニック]]』『[[アナと雪の女王]]』に次ぐ第4位となった。後に歴代1位を記録した『[[劇場版 鬼滅の刃 無限列車編]]』(2020年公開)に抜かれ、歴代5位となる。世界での興行収入は3.61億ドル(日本円で414.4億円)を記録し、日本映画では[[興行収入上位の日本のアニメ映画一覧|世界歴代興行収入]]で『千と千尋の神隠し』に次ぐ2位となった。 |
|||
前作『[[言の葉の庭]]』から3年ぶりとなる、新海の6作目の劇場アニメーション映画。『[[星を追う子ども]]』以来2作目の[[製作委員会方式]]を取り、前作『言の葉の庭』が東宝映像事業部配給、全国23館だったのに対し、本作では[[東宝]]が配給を担当し全国約300館という大規模な興行となった<ref>{{Cite web|和書|url=https://toyokeizai.net/articles/-/133161|title=「君の名は。」が1分たりとも退屈させない秘密 新鋭アニメ監督・新海誠が語る作品の手応え|author=壬生智裕|website=東洋経済ONLINE|publisher=[[東洋経済新報社]]|date=2016-08-26|accessdate=2016-09-10}}</ref>。 |
|||
== ストーリー == |
|||
[[ファイル:JR Hida Furukawa Station ac (1).jpg|thumb|250px|瀧が三葉に会いに行く駅のモデルとなった[[飛騨古川駅]]<ref name="1008yomi" />]] |
|||
日本国内の興行収入が250.3億円を超え、当時の[[日本歴代興行成績上位の映画一覧#日本歴代興行収入ランキング|日本歴代興行収入ランキング]]では『[[千と千尋の神隠し]]』『[[タイタニック (1997年の映画)|タイタニック]]』『[[アナと雪の女王]]』に次ぐ第4位となった。世界での興行収入は3.61億ドル(日本円で414.4億円)を記録し、日本映画では[[興行収入上位の日本のアニメ映画一覧|世界歴代興行収入]]で『千と千尋の神隠し』に次ぐ2位となった。 |
|||
[[東京都|東京]]の[[四谷|四ツ谷]]{{Refn|group="注"|name="taki"|映画の設定上、瀧の家は[[新宿区]][[若葉 (新宿区)|若葉]]にある{{Sfn|公式ビジュアルガイド|p=107}}。ただし、加納新太による外伝小説では千代田区[[六番町 (千代田区)|六番町]]となっている{{Sfn|外伝小説|p=15}}。}}に暮らす男子高校生・立花 瀧(たちばな たき)は、ある朝、目を覚ますと[[飛騨地方]]{{Sfn|パンフレット|p=36}}の山深い田舎町である糸守町<ref group="注">飛騨地方という設定ではあるが完全に架空の町で、実在する町をモデルにはしていない。</ref>に住む女子高生で宮水[[神社]]の[[巫女]]を務める宮水 三葉(みやみず みつは)になっており、逆に三葉は瀧になっていた。2人とも「奇妙な夢」だと思いながら、知らない誰かの一日を過ごす。 |
|||
== あらすじ == |
|||
翌朝、無事に元の身体に戻った2人は入れ替わったことをほとんど忘れていたが、その後も週に2、3回の頻度でたびたび「入れ替わり」が起きたことと周囲の反応から、それがただの夢ではなく実在の誰かと入れ替わっていることに気づく。性別も暮らす環境もまったく異なる瀧と三葉の入れ替わりには困難もあったが、互いに不定期の入れ替わりを楽しみつつ次第に打ち解けていく。 |
|||
[[ファイル:JR Hida Furukawa Station ac (1).jpg|thumb|250px|瀧が三葉に会いに行く駅のモデルとなった[[飛騨古川駅]]{{R|1008yomi}}。]] |
|||
; プロローグ |
|||
しかし、その入れ替わりは突然途絶え、何の音沙汰も無くなった三葉を心配した瀧は、記憶をもとに描き起こした糸守の風景スケッチのみを頼りに飛騨へ向かう。瀧の様子を不思議に思い、心配していた友人の藤井 司(ふじい つかさ)とバイト先の先輩の奥寺 ミキ(おくでら ミキ)も同行する。しかし、ようやく辿り着いた糸守町は、3年前に「ティアマト彗星」の破片が隕石となって直撃したことで消滅しており、三葉やその家族、友人も含め住民500人以上が死亡していたことが判明。この事実を知った瀧は、激しく[[ショック]]を受ける。 |
|||
: [[東京都|東京]]の[[四谷]]{{Efn2|name="taki"|映画の設定上、瀧の家は[[新宿区]][[若葉 (新宿区)|若葉]]にある{{Sfn|公式ビジュアルガイド|p=107}}。ただし、加納新太による外伝小説では千代田区[[六番町 (千代田区)|六番町]]となっている{{Sfn|外伝小説|p=15}}。}}に暮らす男子高校生・'''立花 瀧'''は、ある朝、目を覚ますと[[飛騨地方]]{{Sfn|パンフレット|p=36}}の山深い田舎町である糸守町{{Efn2|飛騨地方という設定ではあるが完全に架空の町で、実在する町をモデルにはしていない。}}に住む女子高生で宮水[[神社]]の[[巫女]]を務める'''宮水 三葉'''になっており、逆に三葉は瀧になっていた。2人とも「奇妙な夢」だと思いながら、知らない誰かの一日を過ごす。 |
|||
: 翌朝、無事に元の身体に戻った2人は入れ替わったことをほとんど忘れていたが、その後も週に2、3回の頻度でたびたび「入れ替わり」が起きたことと周囲の反応から、それがただの夢ではなく実在の誰かと入れ替わっていることに気づく。性別も暮らす環境もまったく異なる瀧と三葉の入れ替わりには困難もあったが、互いに不定期の入れ替わりを楽しみつつ次第に打ち解けていく。 |
|||
しかし、瀧は以前三葉と入れ替わっている時に[[口噛み酒]]を宮水神社の[[神体|御神体]]へ奉納した記憶を思い出し、藤井や奥寺と別れて町のはずれの[[カルデラ]]の中心にある御神体へと一人で向かう。そして、その御神体が実在していたことで「入れ替わり」が自分の妄想ではなく、2人の入れ替わりには3年のタイムラグがあったことを確信する。瀧はもう一度入れ替わりが起きることを願いながら、3年前に奉納された三葉の口噛み酒を飲む。 |
|||
; 序盤 |
|||
: しかし、その入れ替わりは突然途絶え、何の音沙汰も無くなった三葉を心配した瀧は、記憶をもとに描き起こした糸守の風景スケッチのみを頼りに飛騨へ向かう。瀧の様子を不思議に思い、心配していた友人の'''藤井 司'''とバイト先の先輩の'''奥寺 ミキ'''も同行する。しかし、ようやく辿り着いた糸守町は、3年前に「ティアマト彗星」の破片が隕石となって直撃したことで消滅しており、三葉やその家族、友人も含め住民500人以上が死亡していたことが判明。この事実を知った瀧は、激しく[[驚愕|ショック]]を受ける。 |
|||
目覚めると隕石落下の日の朝の三葉の身体に入っていた瀧は、三葉の友人である勅使河原 克彦(てしがわら かつひこ)、名取 早耶香(なとり さやか)の2人と共に、住民を避難させるために[[変電所]]を爆破し町一帯を停電させ、町内放送を電波ジャックして避難を呼びかけるという無謀な作戦を画策する。しかし、その計画の要である三葉の父(町長)・俊樹(としき)を説得しようとするが、妄言だと一蹴される。 |
|||
: しかし、瀧は以前三葉と入れ替わっている時に[[口噛み酒]]を宮水神社の[[神体|御神体]]へ奉納した記憶を思い出し、2人と別れて町のはずれの[[カルデラ]]の中心にある御神体へと一人で向かう。そして、その御神体が実在していたことで「入れ替わり」が自分の妄想ではなく、2人の入れ替わりには3年のタイムラグがあったことを確信する。瀧はもう一度入れ替わりが起きることを願いながら、3年前に奉納された三葉の口噛み酒を飲む。 |
|||
; 中盤 |
|||
避難計画は順調に進まず、三葉本人なら町長を説得できると思った瀧(身体は三葉)は、三葉(身体は瀧)に会うため御神体がある山を登る。その途中で、瀧は当時中学生だった3年前、見知らぬ女子高生に声を掛けられたことを思い出す。その女子こそが、瀧に会うためにはるばる東京へやって来た、三葉だった。三葉の自分に対する想いに初めて気づいた瀧は、涙を流しながらも、山を登り続ける。一方で三葉は瀧がどのようにふるまうか期待と不安を抱いて東京に行ったのだが、瀧が自分のことを知らないと分かった後、町に帰ってから髪を短く切っていた。 |
|||
: 目覚めると隕石落下の日の朝の三葉の身体に入っていた瀧は、三葉の友人である'''勅使河原 克彦'''、'''名取 早耶香'''の2人と共に、住民を避難させるために[[変電所]]を爆破し町一帯を停電させ、町内放送を電波ジャックして避難を呼びかけるという無謀な作戦を画策する。しかし、その計画の要である三葉の父(町長)・'''俊樹'''を説得しようとするが、妄言だと一蹴される。 |
|||
: 避難計画は順調に進まず、三葉本人なら町長を説得できると思った瀧(身体は三葉)は、三葉(身体は瀧)に会うため御神体がある山を登る。その途中で、瀧は当時中学生だった3年前、見知らぬ女子高生に声を掛けられたことを思い出す。その女子こそが、瀧に会うためにはるばる東京へやって来た、三葉だった。三葉の自分に対する想いに初めて気づいた瀧は、涙を流しながらも、山を登り続ける。一方で三葉は瀧がどのようにふるまうか期待と不安を抱いて東京に行ったのだが、瀧が自分のことを知らないと分かった後、町に帰ってから髪を短く切っていた。 |
|||
御神体のところで瀧の姿で目覚めた三葉は外輪山に上り彗星の破片の落ちた町の跡を見た。一方、三葉の姿の瀧は三葉の名を叫びながら[[カルデラ#外輪山|外輪山]]を駆け上がっていった。2人が生きている世界には3年のタイムラグがあったため、時を超えて聞こえる声を頼りに互いの姿を探すが、声だけで姿は見えなかった。しかし[[黄昏]](糸守町ではカタワレ時<ref group="注">この言葉はあくまで本作における造語であり、実際に方言として使われている地域はない。なお、この言葉は黄昏の別称である「彼は誰(かはたれ)時」(ユキちゃん先生曰く「糸守には多くの万葉言葉が残っている」)と、ティアマト彗星の「片割れ」を掛けた言葉遊びだと言える。'''カタワレ時'''の表記において、小説版やスピンオフ作品のAnother Side-earthbound で'''片割れ時'''と表記されることもあるのはこのためである。</ref>と呼ばれている)が訪れると互いの姿が見え、入れ替わりが元に戻り、初めて2人は時を超えて、直接会話することができた。 |
|||
; 終盤 |
|||
周囲は暗さを増してカタワレ時も終わりかけている時、瀧はフェルトペンを取り出し、「目が覚めても忘れないようにさ」と言いながら三葉の手のひらに何かを書く。そして、「名前を書いておこうぜ」と続けて三葉にフェルトペンを手渡す。しかし、三葉が瀧の手のひらに文字を書き入れようとした瞬間にカタワレ時は終わってしまい、2人はそれぞれ元いた世界へ引き離されてしまう。 |
|||
: 御神体のところで瀧の姿で目覚めた三葉は、[[カルデラ#外輪山|外輪山]]に上り彗星の破片の落ちた町の跡を見た。一方、三葉の姿の瀧は三葉の名を叫びながら外輪山を駆け上がっていった。2人が生きている世界には3年のタイムラグがあったため、時を超えて聞こえる声を頼りに互いの姿を探すが、声だけで姿は見えなかった。しかし[[黄昏]](糸守町ではカタワレ時{{Efn2|この言葉はあくまで本作における造語であり、実際に方言として使われている地域はない。なお、この言葉は黄昏の別称である「彼は誰(かはたれ)時」(ユキちゃん先生曰く「糸守には多くの万葉言葉が残っている」)と、ティアマト彗星の「片割れ」を掛けた言葉遊びだと言える。'''カタワレ時'''の表記において、小説版やスピンオフ作品のAnother Side-earthbound で'''片割れ時'''と表記されることもあるのはこのためである。}}と呼ばれている)が訪れるとお互いの姿が見え、入れ替わりが元に戻り、初めて2人は時を超えて、直接会話することができた。周囲は暗さを増してカタワレ時も終わりかけている時、瀧はフェルトペンを取り出し、「目が覚めても忘れないようにさ」と言いながら三葉の手のひらに何かを書く。そして、「名前を書いておこうぜ」と続けて三葉にフェルトペンを手渡す。しかし、三葉が瀧の手のひらに文字を書き入れようとした瞬間にカタワレ時は終わってしまい、2人はそれぞれ元いた世界へ引き離されてしまう。 |
|||
三葉は、瀧から住民らを救出する計画を引き継ぎ下山する。勅使河原と計画通りに町を停電させ、早耶香が避難指示の放送を流すが、その電波ジャックも町役場に見つかって阻止され、避難は進まない。改めて父親を説得するために町役場へ向かう三葉だったが、途中の坂で転倒してしまい諦めかける。いつの間にか瀧の名前を忘れてしまっていた三葉は、名前を思い出すために手のひらを開く。そこには「すきだ」と書かれていた。その言葉に励まされた三葉は前を向いて、再び町役場へと走り出す。そしてその後、ティアマト彗星の破片が糸守町に落下した。 |
: 三葉は、瀧から住民らを救出する計画を引き継ぎ下山する。勅使河原と計画通りに町を停電させ、早耶香が避難指示の放送を流すが、その電波ジャックも町役場に見つかって阻止され、避難は進まない。改めて父親を説得するために町役場へ向かう三葉だったが、途中の坂で転倒してしまい諦めかける。いつの間にか瀧の名前を忘れてしまっていた三葉は、名前を思い出すために手のひらを開く。そこには「すきだ」と書かれていた。その言葉に励まされた三葉は前を向いて、再び町役場へと走り出す。そしてその後、ティアマト彗星の破片が糸守町に落下した。 |
||
; エピローグ |
|||
月日は流れ、瀧が「入れ替わり」という不思議な出来事に遭ってから5年後、 |
: 月日は流れ、瀧が「入れ替わり」という不思議な出来事に遭ってから5年後、たまたま住民が避難訓練をしており、ほとんど死者が出なかった糸守町への隕石衝突から、8年後へと舞台は移る。 |
||
: 瀧は[[就職活動|就活]]に苦戦する毎日、三葉たちは東京で暮らしていた。たまに町中でお互いの気配を感じることはあったが、もはや入れ替わりのことは忘れており、ただ「漠然と『誰か』を探している」という、切実な思いだけが残っていた。 |
|||
: さらに月日が流れたある春の日、たまたま並走する別々の電車の車窓からお互いを見つけた2人は、それぞれ次の駅で降り{{Efn2|[[中央線快速|中央線(快速)]]に乗る瀧は[[新宿駅]]、[[中央・総武緩行線|中央・総武線(各駅停車)]]に乗る三葉は[[千駄ケ谷駅]]がそれぞれ次駅だった。}}、互いの下車駅に向かって走り出す。そして、ようやく住宅地の[[須賀神社 (新宿区)|神社]]の階段で再会した瀧と三葉は、涙を流しながら互いの名前を尋ねた。 |
|||
さらに月日が流れたある春の日、たまたま並走する別々の電車の車窓からお互いを見つけた2人は、それぞれ次の駅で降り<ref group="注">[[中央線快速|中央線(快速)]]に乗る瀧は[[新宿駅]]、[[中央・総武緩行線|中央・総武線(各駅停車)]]に乗る三葉は[[千駄ケ谷駅]]がそれぞれ次駅だった。</ref>、互いの下車駅に向かって走り出す。そして、ようやく住宅地の[[須賀神社 (新宿区)|神社]]の階段で再会した三葉と瀧は、涙を流しながら互いの名前を尋ねた。 |
|||
=== 作品内の時間の経過 === |
=== 作品内の時間の経過 === |
||
* 2013年夏 |
* 2013年夏(9月2日)から(三葉)、2016年夏(9月2日)から(瀧)の入れ替わりが起こるようになる。 |
||
* 2013年10月4日(20時42分) ティアマト彗星の破片が糸守町に落下。 |
* 2013年10月4日(20時42分) ティアマト彗星の破片が糸守町に落下。 |
||
* 2016年晩秋(11月頃) 瀧、奥寺、 |
* 2016年晩秋(11月頃) 瀧、奥寺、司が岐阜県飛騨地方を訪問。 |
||
* 2021年秋 糸守町への隕石落下から8年。 |
* 2021年秋 糸守町への隕石落下から8年。 |
||
* 2022年 |
* 2022年4月(桜満開の雨上がりの朝) 瀧と三葉の再会。 |
||
== 登場人物 == |
== 登場人物 == |
||
===主人公=== |
|||
; 立花 瀧(たちばな たき) |
; 立花 瀧(たちばな たき) |
||
: 声 - [[神木隆之介]] |
: 声 - [[神木隆之介]] |
||
: 本作の主人公の1人。東京の都心に住む男子高校生。2016年夏の時点で17歳、東京都立神宮高校の2年生(2年C組の隣のクラス)。実際は三葉より3歳年下。誕生日に関しては、新海は「僕のなかでは2人ともなんとなく[[12月1日]]生まれということにしていました」と述べている |
: 本作の主人公の1人。東京の都心に住む男子高校生。2016年夏の時点で17歳、東京都立神宮高校の2年生(2年C組の隣のクラス)。実際は三葉より3歳年下。誕生日に関しては、新海は「僕のなかでは2人ともなんとなく[[12月1日]]生まれということにしていました」と述べている{{Efn2|name="birthday"|ただし、この設定は前述した両者とも高校2年生の夏に17歳という作中の設定とは矛盾している。}}{{Sfn|ブルーレイ特典ブックレット|p=79}}。 |
||
: [[霞が関]]勤務の父と2人暮らしのようで、新海は「母親は数年前に離婚したんだと思っています」と述べている{{Sfn|パンフレット vol.2|p=40}}。家からは[[東京タワー]]が見える。絵を描くことが得意で、建築や美術に興味を持っている。 |
: [[霞が関]]勤務の父と2人暮らしのようで、新海は「母親は数年前に離婚したんだと思っています」と述べている{{Sfn|パンフレット vol.2|p=40}}。家からは[[東京タワー]]が見える。絵を描くことが得意で、建築や美術に興味を持っている。 |
||
: 日々友人らと楽しく過ごし、イタリアンレストラン「IL GIARDINO DELLE PAROLE」 |
: 日々友人らと楽しく過ごし、イタリアンレストラン「IL GIARDINO DELLE PAROLE」{{Efn2|前作『[[言の葉の庭]]』のイタリア語版タイトル。}}でウェイターの[[アルバイト]]をしており、同じバイト先の先輩・奥寺ミキへ密かに好意を寄せている。 |
||
: 宮水三葉と入れ替わった日は起床後に毎回彼女の胸を揉んでおり、その様子を起こしに来た妹の四葉に見られていたため、カタワレ時に入れ替わりが解けて直接2人が出会った際には、三葉に文句を言われていた。 |
: 好色な一面もあり、宮水三葉と入れ替わった日は起床後に毎回彼女の[[乳房|胸]]を揉んでおり、その様子を起こしに来た妹の四葉に見られていたため、カタワレ時に入れ替わりが解けて直接2人が出会った際には、三葉に文句を言われていた。 |
||
: 外伝小説では三葉になっている時に炊事当番として、レストランの料理を簡略化したものを振舞っている。 |
: 外伝小説では三葉になっている時に炊事当番として、レストランの料理を簡略化したものを振舞っている。 |
||
; 宮水 三葉(みやみず みつは) |
; 宮水 三葉(みやみず みつは) |
||
: 声 - [[上白石萌音]] |
: 声 - [[上白石萌音]] |
||
: 本作の主人公の1人。山深い田舎町の[[岐阜県]]糸守町に住む女子高校生。2013年夏の時点で17歳、岐阜県立糸守高校の2年3組。実際は瀧より3歳年上。誕生日に関しては、新海は「僕のなかでは2人ともなんとなく12月1日生まれということにしていました」と述べている |
: 本作の主人公の1人。山深い田舎町の[[岐阜県]]糸守町に住む女子高校生。2013年夏の時点で17歳、岐阜県立糸守高校の2年3組。実際は瀧より3歳年上。誕生日に関しては、新海は「僕のなかでは2人ともなんとなく12月1日生まれということにしていました」と述べている{{Efn2|name="birthday"}}{{Sfn|ブルーレイ特典ブックレット|p=79}}。黒髪を[[えんじ色]]の[[組紐]]で結んでいるが、終盤では組紐を[[ヘアバンド|カチューシャ]]にしている{{Efn2|キャラクターデザイン担当の[[田中将賀]]は、新海が組紐を常に三葉と一緒に画面に入れておきたいと話していたことから、「だったら、組紐を髪形に入れてはどうだろうかと考えました」と述べている<ref>{{Cite book|和書|year=2016|title=新海誠Walker 光の輝跡|page=8|publisher=[[KADOKAWA|株式会社KADOKAWA]]|series=ウォーカームック|isbn=9784048956963}}</ref>。}}{{Efn2|なお、次作『[[天気の子]]』では[[ロングヘア]]姿で登場する{{Sfn|ブルーレイ特典ブックレット|p=79}}。}}。好きな動物は[[ハリネズミ]]{{Efn2|三葉はハリネズミグッズを集めており、劇中でも筆箱やスマホケース、カバンのストラップや奥寺ミキへの刺繡など、いたるところでハリネズミが散見される。なお、大人に成長した三葉の部屋や玄関先にも、ハリネズミの[[ぬいぐるみ]]が見られる。}}。大雑把だが裁縫が出来るなど女子力はある。 |
||
: 妹の四葉とともに宮水神社の[[巫女]]を務める。母親の二葉はすでに病死、町長である父の俊樹は家を出ており、祖母の一葉、小学生の妹の四葉と3人で暮らしている。祖母との衝突の末に出ていった父親に対し、複雑な感情を持っている。 |
: 妹の四葉とともに宮水神社の[[巫女]]を務める。母親の二葉はすでに病死、町長である父の俊樹は家を出ており、祖母の一葉、小学生の妹の四葉と3人で暮らしている。祖母との衝突の末に出ていった父親に対し、複雑な感情を持っている。 |
||
: 家系の神社や父の選挙運動、田舎の生活などに嫌気がさしており、東京での華やかな暮らしに憧れている。 |
: 家系の神社や父の選挙運動、田舎の生活などに嫌気がさしており、東京での華やかな暮らしに憧れている。エピローグでは東京で暮らしている。 |
||
: 立花瀧との入れ替わりでは、彼が勝手に自身の体を触ったり、入浴することを禁止している |
: [[性別]]的な[[自尊心|矜持]]から立花瀧との入れ替わりでは、彼が勝手に自身の[[体]]を触ったり、[[入浴]]したりすることを禁止している{{Efn2|漫画版では、ノートに注意事項を書いている。三葉の姿の瀧も、同じくノートに日記を書いている。}}。 |
||
=== 糸守町の住人 === |
|||
; 宮水 四葉(みやみず よつは) |
; 宮水 四葉(みやみず よつは) |
||
: 声 - [[谷花音]] |
: 声 - [[谷花音]]{{R|natalie160607}} |
||
: 三葉の妹。しっかりした性格で、2013年の時点で小学4年生の9歳 |
: 三葉の妹。しっかりした性格で、2013年の時点で小学4年生の9歳{{Efn2|name="character_age"|作中中盤の糸守町の犠牲者名簿より。}}。祖母や姉と一緒に神社の家業を手伝う。瀧と入れ替わった三葉の普段と異なる奇妙な行動に周章狼狽し、事あるごとにぞっとした顔で「やばい」「変」などと形容する{{Efn2|外伝小説では自身もささやかな「入れ替わり」を経て宮水家のムスビを体感しており、変とは思いつつもやっぱり姉のことは大好きだとつづっている{{Sfn|外伝小説}}。}}。母の死や父親との離別は幼少の頃だったためよく覚えておらず、三葉とは異なり父親に対する葛藤はない。終盤では高校生に成長した姿で、ワンカットのみ登場。 |
||
; 宮水 一葉(みやみず ひとは) |
; 宮水 一葉(みやみず ひとは) |
||
: 声 - [[市原悦子]] |
: 声 - [[市原悦子]]{{R|natalie160607}} |
||
: 三葉と四葉の祖母で宮水神社の宮司。2013年の時点で82歳 |
: 三葉と四葉の祖母で宮水神社の宮司。2013年の時点で82歳{{Efn2|name="character_age"}}。三葉と瀧以外で2人の「入れ替わり」に気付いた唯一の人物{{Efn2|父・俊樹も、町長室での1回目の面会時に三葉が別の人格に変わっていることに気が付いている。}}。 |
||
: 娘の二葉が亡くなり婿養子の俊樹が家を出たあと、孫の三葉と四葉を育てながら、宮水神社の歴史と伝統を教えている。[[神職]]を棄て政治に明け暮れる俊樹を「バカ息子」と表現し、快く思っていない。 |
: 娘の二葉が亡くなり婿養子の俊樹が家を出たあと、孫の三葉と四葉を育てながら、宮水神社の歴史と伝統を教えている。[[神職]]を棄て政治に明け暮れる俊樹を「バカ息子」と表現し、快く思っていない。 |
||
: 漫画版では、2021年時点でも存命であることが語られている。 |
: 漫画版では、2021年時点でも存命であることが語られている。 |
||
; 宮水 俊樹(みやみず としき) |
; 宮水 俊樹(みやみず としき) |
||
: 声 - [[てらそままさき]]<ref name="animate180103">{{Cite web|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1513236232|title=瀧役・神木隆之介さんの独占動画も!地上波初放送『君の名は。』登場人物・声優一覧|website=[[アニメイトタイムズ]]|publisher=[[アニメイト]]|date=2018-01-03|accessdate=2022-10-28}}</ref> |
: 声 - [[てらそままさき]]<ref name="animate180103">{{Cite web|和書|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1513236232|title=瀧役・神木隆之介さんの独占動画も!地上波初放送『君の名は。』登場人物・声優一覧|website=[[アニメイトタイムズ]]|publisher=[[アニメイト]]|date=2018-01-03|accessdate=2022-10-28}}</ref> |
||
: 三葉と四葉の父で婿養子。2013年の時点で54歳で、[[民俗学|民俗学者]]。宮水神社に婿入りして神職に就いたが、二葉を亡くした後に一葉と対立し、神社を出て糸守町の町長となる。 |
: 三葉と四葉の父で婿養子。2013年の時点で54歳で、[[民俗学|民俗学者]]。宮水神社に婿入りして神職に就いたが、二葉を亡くした後に一葉と対立し、神社を出て糸守町の町長となる。 |
||
: エンドロールでは「宮水 '''トシキ'''」と片仮名でクレジットされている。 |
: エンドロールでは「宮水 '''トシキ'''」と片仮名でクレジットされている。 |
||
97行目: | 100行目: | ||
: 三葉と四葉の母であり、一葉の一人娘でもある。瀧が見た三葉の回想シーンのみの登場で、劇中ではすでに病気のため故人となっている。夫の俊樹より12歳年下。 |
: 三葉と四葉の母であり、一葉の一人娘でもある。瀧が見た三葉の回想シーンのみの登場で、劇中ではすでに病気のため故人となっている。夫の俊樹より12歳年下。 |
||
; 勅使河原 克彦(てしがわら かつひこ) |
; 勅使河原 克彦(てしがわら かつひこ) |
||
: 声 - [[成田凌]] |
: 声 - [[成田凌]]{{R|natalie160607}} |
||
: 三葉の同級生。2013年の時点で17歳 |
: 三葉の同級生。2013年の時点で17歳{{Efn2|name="character_age"}}。三葉に好意を持っている。あだ名は「テッシー」。坊主頭が特徴。地元の建設会社、勅使河原建設の社長の息子。月刊『[[ムー (雑誌)|ムー]]』の愛読者で、オカルト好きの機械オタク。郷里への愛憎は半々で{{Efn2|外伝小説のコミカライズ版では、「美しい記憶だけ残して、全部壊してしまいたくなる」と述べている。}}、自身の立場から現状改善への具体策に着手し{{Efn2|町にカフェが無いことを嘆く三葉と早耶香のために、カフェを作り始めた。}}、瀧(身体は三葉)の共感を得た。 |
||
: 2021年12月には東京で早耶香と近々結婚する話をしていた。 |
: 2021年12月には東京で早耶香と近々結婚する話をしていた。 |
||
: 勅使河原は、新海の『小説 言の葉の庭』第7話に登場する、相澤祥子の中学時代の友人・勅使河原から名前が取られている{{Sfn|パンフレット vol.2|p=36}}{{efn2|name="lTwitter"|ファンからの指摘に新海監督は「テッシーとサヤちんの造形は、おっしゃる通り拙作『小説 言の葉の庭』7話からの発想でした。『君の名は。』と『言の葉の庭』の間に大きなジャンプがあるとのご意見もよくいただきますが、僕としては『小説 言の葉の庭』がその間をつないでいます。」と[[Twitter]]で発言している<ref>{{Twitter status2|1=shinkaimakoto|2=771731688812519424|3=2016年9月3日}}</ref>。}}。 |
: 勅使河原は、新海の『小説 言の葉の庭』第7話に登場する、相澤祥子の中学時代の友人・勅使河原から名前が取られている{{Sfn|パンフレット vol.2|p=36}}{{efn2|name="lTwitter"|ファンからの指摘に新海監督は「テッシーとサヤちんの造形は、おっしゃる通り拙作『小説 言の葉の庭』7話からの発想でした。『君の名は。』と『言の葉の庭』の間に大きなジャンプがあるとのご意見もよくいただきますが、僕としては『小説 言の葉の庭』がその間をつないでいます。」と[[Twitter]]で発言している<ref>{{Twitter status2|1=shinkaimakoto|2=771731688812519424|3=2016年9月3日}}</ref>。}}。 |
||
; 名取 早耶香(なとり さやか) |
; 名取 早耶香(なとり さやか) |
||
: 声 - [[悠木碧]] |
: 声 - [[悠木碧]]{{R|natalie160607}} |
||
: 三葉の同級生で、親友。2013年の時点で17歳 |
: 三葉の同級生で、親友。2013年の時点で17歳{{Efn2|name="character_age"}}。穏やかな性格だが、両手がふさがっていたとはいえドアを足で開けるなど、ぞんざいなこともある。勅使河原に好意を寄せている。あだ名は「サヤちん」。2021年12月には勅使河原と近々結婚する話をしていた。小説版によると家が「母子姉妹三連続で町内放送担当」で、本人も学校の放送部に所属。町役場に勤める姉も劇中に一瞬だけ登場する{{Sfn|パンフレット vol.2|p=37}}。劇場公開時は、瀧らが古川図書館で調べた『糸守町彗星災害 犠牲者 名簿目録類』に誤って「沙耶香」と書かれていたが、映像ソフト化の際に修正された(制作途中のキャラクター設定画では「沙耶香」という表記が使われていた<ref>『新海誠展 「ほしのこえ」から「君の名は。」まで 図録』(朝日新聞社、2017年6月発行)142ページ。</ref>)。 |
||
: 早耶香は、新海の『小説 言の葉の庭』第7話に登場する、相澤祥子の中学時代の友人・早耶香から名前が取られている{{Sfn|パンフレット vol.2|p=36}}{{efn2|name="lTwitter"|}}。 |
: 早耶香は、新海の『小説 言の葉の庭』第7話に登場する、相澤祥子の中学時代の友人・早耶香から名前が取られている{{Sfn|パンフレット vol.2|p=36}}{{efn2|name="lTwitter"|}}。 |
||
; ユキちゃん先生 |
; ユキちゃん先生{{Efn2|DVDとBlu-rayの[[視覚障害者]]向けのナレーションでは「古典の先生」と紹介されている。}} |
||
: 声 - [[花澤香菜]]{{R|animate180103}} |
: 声 - [[花澤香菜]]{{R|animate180103}} |
||
: 三葉の通う高校の古典教師。新海の前作『[[言の葉の庭]]』のヒロインで古典教師の雪野百香里、本人である{{Sfn|パンフレット|p=37}}。 |
: 三葉の通う高校の古典教師。新海の前作『[[言の葉の庭]]』のヒロインで古典教師の雪野百香里、本人である{{Sfn|パンフレット|p=37}}。 |
||
: 本作で「ユキちゃん先生」が登場する2013年9月の時点で『言の葉の庭』の雪野百香里は東京在住であった<ref>{{Cite web|url=http://shinkaimakoto.jp/archives/744|title=「小説 言の葉の庭」発売記念・作中の年表公開|work=Other voices-遠い声-|author=新海誠|date=2014-04-14|accessdate=2016-08-31}}</ref>が、 |
: 本作で「ユキちゃん先生」が登場する2013年9月の時点で『言の葉の庭』の雪野百香里は東京在住であった<ref>{{Cite web|和書|url=http://shinkaimakoto.jp/archives/744|title=「小説 言の葉の庭」発売記念・作中の年表公開|work=Other voices-遠い声-|author=新海誠|date=2014-04-14|accessdate=2016-08-31}}</ref>が、その彼女がなぜ本作で糸守にいるのかについては、パンフレットでは「観る人の想像次第」とされている{{Sfn|パンフレット|p=37}}。キャラクターデザインの田中がツイッター上で絶賛した作品でもある{{Efn2|田中が絶賛したのは、雨の情景の演出方法である。}}。 |
||
: 彼女が授業を行うシーンでは『言の葉の庭』と同様に[[万葉集]](巻十 2240番歌)が引用されていて、本作のキーワードの一つとなっている。 |
: 彼女が授業を行うシーンでは『言の葉の庭』と同様に『[[万葉集]]』(巻十 2240番歌)が引用されていて、本作のキーワードの一つとなっている。 |
||
; 勅使河原の父 |
|||
: 声 - [[茶風林]]{{R|animate180103}} |
|||
: 勅使河原建設の社長。三葉の父親とは懇意の間柄であり、町長選挙運動期間には彼を全面的にバックアップしている{{Efn2|name="corruption"|息子の勅使河原克彦は「腐敗の臭いがする」と皮肉を述べている。}}{{Sfn|公式ビジュアルガイド|p=101}}。 |
|||
; 勅使河原の母 |
|||
: 声 - [[かとう有花]]{{Efn2|方言監修を兼任。}} |
|||
=== 東京の住人 === |
|||
; 奥寺 ミキ(おくでら ミキ) |
; 奥寺 ミキ(おくでら ミキ) |
||
: 声 - [[長澤まさみ]]<ref name="natalie160607">{{cite news|url= |
: 声 - [[長澤まさみ]]<ref name="natalie160607">{{cite news|url=https://natalie.mu/eiga/news/189903|title=新海誠「君の名は。」追加キャストに長澤まさみ、市原悦子、悠木碧、島崎信長ら7名|newspaper=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2016-06-07|accessdate=2016-06-07}}</ref>{{Efn2|長澤は、同じ飛騨古川(当時の岐阜県飛騨郡[[古川町]]、現在の[[飛騨市]])を舞台とした、2002年の[[さくら (2002年のテレビドラマ)|NHK連続テレビ小説『さくら』]]に沼田佳奈子(高校生)役で出演していた。}} |
||
: 瀧のアルバイト先の先輩。美人でオシャレな女子大生で、同アルバイトで働く多くの男子から大人気。喫煙者である |
: 瀧のアルバイト先の先輩。美人でオシャレな優しい性格の女子大生で、同アルバイトで働く多くの男子から大人気。喫煙者である{{Efn2|作中に、煙草を吸うシーンがある。}}。 |
||
: 2021年に久々に瀧と会った際には婚約指輪をはめており、近々結婚することを瀧に話していた。新海はこのことに関して、「あくまでも裏設定ですが、司は奥寺先輩と婚約したのだと思っています」と述べている{{Sfn|パンフレット vol.2|p=40}}。 |
: 2021年に久々に瀧と会った際には婚約指輪をはめており、近々結婚することを瀧に話していた。新海はこのことに関して、「あくまでも裏設定ですが、司は奥寺先輩と婚約したのだと思っています」と述べている{{Sfn|パンフレット vol.2|p=40}}。 |
||
: 原作小説では、2021年時点でアパレルメーカーの千葉支店に勤務していることが記述されている。 |
: 原作小説では、2021年時点でアパレルメーカーの千葉支店に勤務していることが記述されている。 |
||
; 藤井 司(ふじい つかさ) |
; 藤井 司(ふじい つかさ) |
||
: 声 - [[島﨑信長]] |
: 声 - [[島﨑信長]]{{R|natalie160607}} |
||
: 瀧の同級生。クールな性格で、瀧と同じく建築に興味がある。瀧、高木と同じレストランでアルバイトをしている。2021年10月の時点では左手薬指に指輪をしており{{Sfn|パンフレット vol.2|p=40}}、新海は「あくまでも裏設定ですが、司は奥寺先輩と婚約したのだと思っています」と述べている{{Sfn|パンフレット vol.2|p=40}}。 |
: 瀧の同級生。クールな性格で、瀧と同じく建築に興味がある。瀧、高木と同じレストランでアルバイトをしている。2021年10月の時点では左手薬指に指輪をしており{{Sfn|パンフレット vol.2|p=40}}、新海は「あくまでも裏設定ですが、司は奥寺先輩と婚約したのだと思っています」と述べている{{Sfn|パンフレット vol.2|p=40}}。 |
||
; 高木 真太(たかぎ しんた) |
; 高木 真太(たかぎ しんた) |
||
: 声 - [[石川界人]] |
: 声 - [[石川界人]]{{R|natalie160607}} |
||
: 瀧の同級生。大柄でサッパリした人物で、見た目は体育会系。瀧と同じく建築に興味がある。瀧、司と同じレストランでアルバイトをしている。 |
: 瀧の同級生。大柄でサッパリした人物で、見た目は体育会系。瀧と同じく建築に興味がある。瀧、司と同じレストランでアルバイトをしている。 |
||
; 瀧の父 |
; 瀧の父 |
||
: 声 - [[井上和彦 (声優)|井上和彦]]{{R|animate180103}} |
: 声 - [[井上和彦 (声優)|井上和彦]]{{R|animate180103}} |
||
: 霞が関に勤め、瀧と家事を分担しながら、マンションで2人暮らしをしている{{Sfn|公式ビジュアルガイド|p=101}}。 |
: 霞が関に勤め、瀧と家事を分担しながら、マンションで2人暮らしをしている{{Sfn|公式ビジュアルガイド|p=101}}。 |
||
; 勅使河原の父 |
|||
=== その他の登場人物 === |
|||
: 声 - [[茶風林]]{{R|animate180103}} |
|||
* 神宮高校の男子生徒・糸守町の消防団員役で[[RADWIMPS]]の桑原彰、武田祐介が出演している<ref>{{Cite instagram|author=RADWIMPS|user=radwimps_jp|postid=BJzOLNMgVOY|title=答えあわせ?シリーズ第2弾。 映画『君の名は。』では、Gt桑原とBa武田が声優に初挑戦しています。|date=2016-09-01|accessdate=2022-10-28}}</ref>。 |
|||
: 勅使河原建設の社長。三葉の父親とは懇意の間柄であり、町長選挙運動期間には彼を全面的にバックアップしている<ref group="注" name="corruption">息子の勅使河原克彦は「腐敗の臭いがする」と皮肉を述べている。</ref>{{Sfn|公式ビジュアルガイド|p=101}}。 |
|||
* 瀧、奥寺、司が糸守へ向かう途中に立ち寄ったラーメン屋の主人{{Efn2|元は糸守出身で、瀧を廃墟と化した糸守高校へ案内したり、御神体への山道へ送ったりするなど、劇中において重要な役割を果たしている。}}、三葉を陰で非難するヤンキー系の同級生3人組(松本、花、桜{{Efn2|劇中で名前は出ないが、DVD・Blu-rayで「字幕設定」を「日本語字幕」に設定して鑑賞すると名前が確認できる。松本のみ原作小説で名前が記されている。}})は登場シーンが多いにもかかわらず、ENDロールにキャラクター名はクレジットされていない。 |
|||
; 勅使河原の母 |
|||
: 声 - [[かとう有花]]<ref group="注">方言監修を兼任。</ref> |
|||
; その他の登場人物 |
|||
* 神宮高校の男子生徒・糸守町の消防団員役で[[RADWIMPS]]の桑原彰、武田祐介が出演している<ref>{{Cite instagram|author=RADWIMPS|user=radwimps_jp|postid=BJzOLNMgVOY|title=答えあわせ?シリーズ第2弾。 映画『君の名は。』では、Gt桑原とBa武田が声優に初挑戦しています。 「エンドロールに名前があったけど、全く気付かなかった!」という声が多数。 そこで、アフレコ現場の様子をalbum「君の名は。」初回限定盤DVDより少しだけ。(初回限定盤は、数に限りがあるため、店頭在庫分のみで終了となります。ごめんなさい。) #おっと少しだけヒントが隠されているぞ #くわたけ出演シーンは実は2つあるよ #本日はセプテンバーいち #毎月1日はファーストデイ|date=2016-09-01|accessdate=2022-10-28}}</ref>。 |
|||
* 瀧、奥寺、司が糸守へ向かう途中に立ち寄ったラーメン屋の主人<ref group="注">元は糸守出身で、瀧を廃墟と化した糸守高校へ案内したり、御神体への山道へ送ったりするなど、劇中において重要な役割を果たしている。</ref>、三葉を陰で非難するヤンキー系の同級生3人組(松本、花、桜<ref group="注">劇中で名前は出ないが、DVD・Blu-rayで「字幕設定」を「日本語字幕」に設定して鑑賞すると名前が確認できる。松本のみ原作小説で名前が記されている。</ref>)は登場シーンが多いにもかかわらず、ENDロールにキャラクター名はクレジットされていない。 |
|||
* その他 - [[寺崎裕香]]、[[小野塚貴志]]、[[滑川洋平]]、[[辻美優]]、[[浜添伸也]]、[[佐藤奏美]]、[[合田慎二郎]]、[[菊池康弘]]、[[ひなたたまり]]、[[山根希美]]、[[新祐樹]]、[[村上達哉]]、[[長谷川暖]]、[[バロン山崎]]、[[珠希美碧]]、[[井上優 (声優)|井上優]]、[[宇佐美涼子]]、[[森嵜美穂]]、[[南嶋毅]]、[[大前愛華]]、[[山口智大]]、[[中務貴幸]]、[[松川央樹]]、[[根来彰子]]、[[大南悠]]、[[塙愛美]]、[[田端美保]]、[[松坂愛子]]、[[富岡英里子]]、[[山本栄司]]、[[ラヴェルヌ知輝]]、[[大川春菜]]、[[池田優音]]、[[兼光ダニエル真]]、[[C.Elliott Wong]]、[[スタンザーニ・ピーニ詩文奈]]、{{仮リンク|クリス・マッケナ (俳優)|en|Chris McKenna (actor)|label=クリス・マッケナ}} |
* その他 - [[寺崎裕香]]、[[小野塚貴志]]、[[滑川洋平]]、[[辻美優]]、[[浜添伸也]]、[[佐藤奏美]]、[[合田慎二郎]]、[[菊池康弘]]、[[ひなたたまり]]、[[山根希美]]、[[新祐樹]]、[[村上達哉]]、[[長谷川暖]]、[[バロン山崎]]、[[珠希美碧]]、[[井上優 (声優)|井上優]]、[[宇佐美涼子]]、[[森嵜美穂]]、[[南嶋毅]]、[[大前愛華]]、[[山口智大]]、[[中務貴幸]]、[[松川央樹]]、[[根来彰子]]、[[大南悠]]、[[塙愛美]]、[[田端美保]]、[[松坂愛子]]、[[富岡英里子]]、[[山本栄司]]、[[ラヴェルヌ知輝]]、[[大川春菜]]、[[池田優音]]、[[兼光ダニエル真]]、[[C.Elliott Wong]]、[[スタンザーニ・ピーニ詩文奈]]、{{仮リンク|クリス・マッケナ (俳優)|en|Chris McKenna (actor)|label=クリス・マッケナ}} |
||
== 作品の舞台 == |
== 作品の舞台 == |
||
公開後、モデルとなった場所に[[ファン]]が訪れる、いわゆる「[[巡礼 (通俗)|聖地巡礼]]」が話題となり、各地でそれに合わせた取り組みが行われている。本作の製作委員会も「聖地」の近隣住民から騒音等の苦情があることを発表し、ファンに節度ある行動を求めている<ref>{{Cite web|url=http://www.cinematoday.jp/page/N0085948|title=『君の名は。』“聖地巡礼”マナー守って 騒音など苦情寄せられ注意|website=シネマトゥデイ|publisher=シネマトゥデイ|author=入倉功一|date=2016-09-10|accessdate |
公開後、モデルとなった場所に[[ファン]]が訪れる、いわゆる「[[巡礼 (通俗)|聖地巡礼]]」が話題となり、各地でそれに合わせた取り組みが行われている。本作の製作委員会も「聖地」の近隣住民から騒音等の苦情があることを発表し、ファンに節度ある行動を求めている<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.cinematoday.jp/page/N0085948|title=『君の名は。』“聖地巡礼”マナー守って 騒音など苦情寄せられ注意|website=シネマトゥデイ|publisher=シネマトゥデイ|author=入倉功一|date=2016-09-10|accessdate=2016-09-25}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/09/10/kiji/K20160910013329750.html|title=「君の名は。」聖地巡礼で苦情 公式サイトで“節度ある行動”呼び掛け|website=[[スポーツニッポン|Sponichi Annex]]|publisher=スポーツニッポン新聞社|date=2016-09-10|accessdate=2016-09-25}}</ref>。2016年ユーキャン[[新語・流行語大賞]]で「聖地巡礼」がトップテンに選出された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2082294/full/|title=【2016新語・流行語】大賞は「神ってる」 今年も芸能ネタ逃す|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2016-12-01|accessdate=2016-12-08}}</ref>際に受賞趣旨で、本作における聖地巡礼の流行が話題となったことに言及されている<ref>{{Cite web|和書|url=http://singo.jiyu.co.jp/detail.html#prize02|title=第33回 2016年 受賞語|publisher=新語・流行語大賞|accessdate=2016-12-08|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161205120854/http://singo.jiyu.co.jp/detail.html#prize02|archivedate=2016-12-05|url-status=dead|url-status-date=2018-03}}</ref>。 |
||
=== 糸守町 === |
=== 糸守町 === |
||
'''糸守町'''(いともりまち)は |
'''糸守町'''(いともりまち)は、岐阜県の架空の町。主人公の三葉が住み、本作の主要な舞台となる。[[飛騨地方]]がモデルとなっている。綾瀬町・羽衣市に隣接している<ref>本編中の図書館の新聞のスクラップ記事より。</ref>。 |
||
*公開前から新海は「飛騨地方をイメージに据えた」と公言し、公開当初には[[岐阜県]][[飛騨市]]とのタイアップによるプロモーション活動が行われた<ref>{{Cite web|url=http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20160825/201608250909_27911.shtml|title=アニメ映画「君の名は。」 舞台、飛騨市をイメージ|website=岐阜新聞Web|publisher=岐阜新聞社|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161030142615/http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20160825/201608250909_27911.shtml|date=2016-08-25| |
*公開前から新海は「飛騨地方をイメージに据えた」と公言し、公開当初には[[岐阜県]][[飛騨市]]とのタイアップによるプロモーション活動が行われた<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20160825/201608250909_27911.shtml|title=アニメ映画「君の名は。」 舞台、飛騨市をイメージ|website=岐阜新聞Web|publisher=岐阜新聞社|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161030142615/http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20160825/201608250909_27911.shtml|date=2016-08-25|url-status=dead|url-status-date=2022-10-28|archivedate=2016-10-30|accessdate=2016-10-30}}</ref>。また、劇中の日記アプリ上で、現在地が岐阜県高山市と表示されている場面があり、コンビニでは「高山警察署」と表示されている場面がある。 |
||
* 飛騨市役所観光課では巡礼コースの紹介を公式サイトで行っている |
* [[飛騨市役所]]観光課では巡礼コースの紹介を公式サイトで行っている{{R|hk}}。また、飛騨市[[古川町]]では、40もの商店にて、映画の半券で特典のあるクーポン機能を実施していた<!--中日新聞の記述以外で出典不足と言うなら理由をお願いします。確かに古川町商工会では明記がないですが。-->ほか、映画に実名で登場する同市の宮川タクシーや、同市[[神岡町 (岐阜県)|神岡町]]の濃飛タクシーは聖地巡礼コースを販売している<ref>{{Cite news|和書|author=浜崎陽介|date=2016-10-14|deadlinkdate=2022-10-28|url=http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20161014/CK2016101402000022.html|title=映画見て、飛騨でお得に 「君の名は。」舞台|publisher=[[中日新聞社]]|newspaper=[[中日新聞]](岐阜地域版)|accessdate=2016-10-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161020035848/http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20161014/CK2016101402000022.html|archivedate=2016-10-20}}</ref>。 |
||
* 飛騨市では2016年12月提出の補正予算において、商工観光部によるタイアップ事業([[濃飛バス]]の高速バスへのラッピング、巡礼地マップの制作、今後の上映会開催)や、教育委員会による企画展開催(長野県小海町にて2016年に開催されたものを誘致)の費用を計上した<ref>{{Cite web|url=https://www.city.hida.gifu.jp/b_sougou/w_yosan_zaiseijyoukyou/w_yosan_gaiyou/data/h2812_ippan_hosei_setsumei.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161202234502/https://www.city.hida.gifu.jp/b_sougou/w_yosan_zaiseijyoukyou/w_yosan_gaiyou/data/h2812_ippan_hosei_setsumei.pdf|title=平成28年度12月補正予算事業概要説明資料|publisher=飛騨市| |
* 飛騨市では2016年12月提出の補正予算において、商工観光部によるタイアップ事業([[濃飛バス]]の高速バスへのラッピング、巡礼地マップの制作、今後の上映会開催)や、教育委員会による企画展開催(長野県小海町にて2016年に開催されたものを誘致)の費用を計上した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.city.hida.gifu.jp/b_sougou/w_yosan_zaiseijyoukyou/w_yosan_gaiyou/data/h2812_ippan_hosei_setsumei.pdf|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161202234502/https://www.city.hida.gifu.jp/b_sougou/w_yosan_zaiseijyoukyou/w_yosan_gaiyou/data/h2812_ippan_hosei_setsumei.pdf|title=平成28年度12月補正予算事業概要説明資料|publisher=飛騨市|url-status=dead|url-status-date=2022-10-28|archivedate=2016-12-02|accessdate=2022-10-28}}</ref>。 |
||
* [[長野県]][[南佐久郡]][[小海町]]の[[小海町高原美術館]]に続き、[[飛騨市美術館]]にて、2017年1月7日から2月19日までの期間、映画の企画書や絵コンテ、設定資料などが出品された、「『君の名は。』展」が開催された<ref>{{Cite news|date=2017-01-06|url=http://www.asahi.com/sp/articles/ASK1656VBK16OHGB015.html|title=「君の名は。」展、岐阜の「聖地」で開催へ|publisher=朝日新聞社|newspaper=[[朝日新聞]]|author=永持裕紀|accessdate=2022-10-28|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170106164253/http://www.asahi.com/articles/ASK1656VBK16OHGB015.html|archivedate=2017-01-06}}</ref>。 |
* [[長野県]][[南佐久郡]][[小海町]]の[[小海町高原美術館]]に続き、[[飛騨市美術館]]にて、2017年1月7日から2月19日までの期間、映画の企画書や絵コンテ、設定資料などが出品された、「『君の名は。』展」が開催された<ref>{{Cite news|和書|date=2017-01-06|url=http://www.asahi.com/sp/articles/ASK1656VBK16OHGB015.html|title=「君の名は。」展、岐阜の「聖地」で開催へ|publisher=朝日新聞社|newspaper=[[朝日新聞]]|author=永持裕紀|accessdate=2022-10-28|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170106164253/http://www.asahi.com/articles/ASK1656VBK16OHGB015.html|archivedate=2017-01-06}}</ref>。 |
||
* 本編中で瀧たちが糸守について調べた図書館のモデルとなった[[飛騨市図書館]]<ref name="hk">{{Cite web|url=http://www.hida-kankou.jp/model/1000000603/|title=映画「君の名は。」に一部イメージとして登場する飛騨市を満喫しよう!|publisher=飛騨市観光協会|accessdate=2016-09-26|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160925171505/http://www.hida-kankou.jp/model/1000000603/|archivedate=2016-09-25| |
* 本編中で瀧たちが糸守について調べた図書館のモデルとなった[[飛騨市図書館]]<ref name="hk">{{Cite web|和書|url=http://www.hida-kankou.jp/model/1000000603/|title=映画「君の名は。」に一部イメージとして登場する飛騨市を満喫しよう!|publisher=飛騨市観光協会|accessdate=2016-09-26|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160925171505/http://www.hida-kankou.jp/model/1000000603/|archivedate=2016-09-25|url-status=dead|url-status-date=2017-09}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.buzzfeed.com/harunayamazaki/hida-kiminonaha?utm_term=.uw97MEDzy#.tn7nYogaj|title=話題になってるのは知ってるけど…」 聖地・飛騨の人々は「君の名は。」を見ていない?|author=山崎春奈|website=BuzzFeed|publisher=BuzzFeed Japan|date=2016-09-23|accessdate=2016-09-26}}</ref>では撮影禁止ではなく、カウンターで許可を得た上でほかの利用者の顔が識別できないように撮影してほしいと呼びかけ聖地巡礼に理解を求めた<ref>{{Cite web|和書|url=https://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1609/07/news132.html|title=条件付きで写真撮影OK 「君の名は。」で舞台モデルとして登場する飛騨市図書館が“聖地巡礼者”に柔軟な対応 聖地巡礼者に優しい。|date=2016-09-07|work=ねとらぼ|publisher=ITmedia|accessdate=2016-09-25}}</ref>。 |
||
[[ファイル:Hida City Library 1F bookshelves ac (1).jpg|サムネイル|図書館のモデルとなった飛騨市図書館]] |
[[ファイル:Hida City Library 1F bookshelves ac (1).jpg|サムネイル|図書館のモデルとなった飛騨市図書館]] |
||
*本編中には「[[中部電力]]糸守変電所」が登場するが、中部電力は「そのような施設は実在せず、フィクションとして楽しんでほしい」という趣旨の声明を発表している<ref>{{Cite web|date=2016-09-30|url=https://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_oshirase/topics/3261578_21498.html|title=アニメーション映画「君の名は。」に関するお知らせ|publisher=[[中部電力]]|accessdate=2016-10-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161020034648/https://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_oshirase/topics/3261578_21498.html|archivedate=2016-10-20|deadlinkdate=}}</ref>。 |
|||
==== 施設 ==== |
|||
* 飛騨地方には映画館がないため、「聖地」とされる飛騨地方の住民は地方から出なければ本作を見ることができない<ref group="注">かつては[[高山旭座]]が存在したが2014年9月に廃業した。</ref>。これを受け、2016年11月6日には[[飛騨市文化交流センター]]にて飛騨市では初めての上映が行われる運びとなった。この上映会は定員の都合で鑑賞できなかった市民が多かったために同年12月11日にも開催された<ref>{{Cite news|date=2016-11-07|url=http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20161107/201611070901_28382.shtml |title=「君の名は。」聖地初上映 映画館ない飛騨市、市民感激|publisher=岐阜新聞社|newspaper=[[岐阜新聞]]|accessdate=2016年11月7日|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161107060203/http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20161107/201611070901_28382.shtml|archivedate=2016-11-07}}</ref><ref>{{Cite web|date=2016-12-05|url=http://www.kouryu-c.com/info/pdf/number63.pdf|format=PDF|title=文化村だより63号 |publisher=[[飛騨市文化交流センター]]|accessdate=2016-12-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161216022446/http://www.kouryu-c.com/info/pdf/number63.pdf|archivedate=2016-12-16|deadlinkdate=}}</ref>。 |
|||
* 糸守駅:早耶香曰く「列車は2時間に1本」くる。 |
|||
* [[東海旅客鉄道]](JR東海)は、本作の1シーン([[飛騨古川駅]]と[[東海道新幹線]][[名古屋駅]])の絵柄を使用したコラボ[[TOICA]]を予約限定で販売。2017年1月30日より予約を開始し、同年4月中旬より配送が開始された。なお、在来線デザインは[[牧瀬里穂]]が出演したCM「[[クリスマス・エクスプレス]]」である<ref>{{Cite press release|title=記念TOICAの発売について|publisher=東海旅客鉄道|date=2016-12-14|url=http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000032442.pdf|format=PDF|language=ja|accessdate=2016-12-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161215082915/http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000032442.pdf|archivedate=2016-12-15}}</ref><ref>{{Cite press release|title=記念TOICAの発売方法等について|publisher=東海旅客鉄道|date=2017-01-23|url=http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000032864.pdf|format=PDF|language=ja|accessdate=2017年1月24日 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20170124131512/http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000032864.pdf |archivedate=2017年1月24日}}</ref><ref>{{Cite web|work=[[鉄道ファン (雑誌)|railf.jp(鉄道ニュース)]] |date=2016年12月15日 |url=http://railf.jp/news/2016/12/15/150000.html |title=JR東海「君の名は。」&「クリスマス・エクスプレス」記念TOICA発売 |publisher=[[交友社]] |accessdate=2016年12月16日}}</ref><ref>{{Cite web|work=[[鉄道ファン (雑誌)|railf.jp(鉄道ニュース)]] |date=2017年1月24日 |url=http://railf.jp/news/2017/01/24/200000.html |title=JR東海「君の名は。」&「クリスマス・エクスプレス」記念TOICAの発売方法発表 |publisher=[[交友社]] |accessdate=2017年1月24日}}</ref>。 |
|||
* コンビニ「MYショップ」:三葉曰く「9時に閉まる」 |
|||
*「監督・新海誠による初期イメージボード ©2016「君の名は。」製作委員会」の糸森町の図<ref>{{Cite web |date=2017年2月8日 |url=https://spice.eplus.jp/articles/104136 |title=『君の名は。』展が3月8日より開催 約300点の制作資料を展示、RADWIMPS楽曲を聴けるコーナーも(SPICE) |accessdate=2019年11月29日}}</ref>が、岐阜県[[下呂市]][[小坂町 (岐阜県)|小坂地域]]の[[南飛騨]]やすらぎ街道から見た景色<ref>{{Cite web|date=2014年9月 |url=https://www.google.com/maps/@35.9436235,137.2508799,3a,75y,90h,90t/data=!3m6!1e1!3m4!1s9tAWe6cb0SgbHdhEv0VsYg!2e0!7i13312!8i6656 |title=南飛騨やすらぎ街道 - Google マップ |website=Google マップ |accessdate=2019年11月29日}}</ref>に非常に類似している。また、下呂市小坂地域は岐阜県側の[[御嶽山]]登山口だが、御嶽山[[御嶽山#5つの火口湖|四ノ池]]<ref>{{Cite web |date=2016年9月22日 |url=https://blog.goo.ne.jp/ryuuta65106/e/809a53425d2917e35afa3655b70ddc8c |title=「君の名は。」の御神体の有るあの山は? - りゅう太の徒然日記(+鉄分少々) |accessdate=2019年11月29日}}</ref>が御神体のあるカルデラ<ref>{{Cite news |date=2017年4月27日 |url=https://www.oricon.co.jp/news/2089884/photo/29/ |title=『君の名は。』コラボカフェが池袋に再オープン SNSに合う仕掛けが奏功 - ORICON |website=ORICON |accessdate=2019年11月29日}}</ref>にそっくりである。 |
|||
* スナック「マザー」「割愛」:隣接している。 |
|||
* 糸守小学校:[[明治時代]]に建造された木造建築物で1970年に県の[[重要文化財]]に指定されていた。四葉が通っていた。 |
|||
* 糸守高校:三葉が通っていた高校。 |
|||
* 本屋・歯科医院がない。 |
|||
* クレーター湖を望む展望台がある。 |
|||
* 宮水神社:446年から存在する神社。宮水家の家業でもある。 |
|||
* 本編中には「[[中部電力]]糸守変電所」が登場するが、中部電力は「そのような施設は実在せず、フィクションとして楽しんでほしい」という趣旨の声明を発表している<ref>{{Cite web|和書|date=2016-09-30|url=https://www.chuden.co.jp/corporate/publicity/pub_oshirase/topics/3261578_21498.html|title=アニメーション映画「君の名は。」に関するお知らせ|publisher=[[中部電力]]|accessdate=2016-10-20}}</ref>。 |
|||
* 飛騨地方には映画館がないため、「聖地」とされる飛騨地方の住民は地方から出なければ本作を見ることができない{{Efn2|かつては[[高山旭座]]が存在したが2014年9月に廃業した。}}。これを受け、2016年11月6日には[[飛騨市文化交流センター]]にて飛騨市では初めての上映が行われる運びとなった。この上映会は定員の都合で鑑賞できなかった市民が多かったために同年12月11日にも開催された<ref>{{Cite news|和書|date=2016-11-07|url=http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20161107/201611070901_28382.shtml |title=「君の名は。」聖地初上映 映画館ない飛騨市、市民感激|publisher=岐阜新聞社|newspaper=[[岐阜新聞]]|accessdate=2016-11-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161107060203/http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20161107/201611070901_28382.shtml|archivedate=2016-11-07}}</ref><ref>{{Cite web|和書|date=2016-12-05|url=http://www.kouryu-c.com/info/pdf/number63.pdf|format=PDF|title=文化村だより63号 |publisher=[[飛騨市文化交流センター]]|accessdate=2016-12-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161216022446/http://www.kouryu-c.com/info/pdf/number63.pdf|archivedate=2016-12-16}}</ref>。 |
|||
* [[東海旅客鉄道]](JR東海)は、本作の1シーン([[飛騨古川駅]]と[[東海道新幹線]][[名古屋駅]])の絵柄を使用したコラボ[[TOICA]]を予約限定で販売。2017年1月30日より予約を開始し、同年4月中旬より配送が開始された。なお、在来線デザインは[[牧瀬里穂]]が出演したCM「[[クリスマス・エクスプレス]]」である<ref>{{Cite press release|和書|title=記念TOICAの発売について|publisher=東海旅客鉄道|date=2016-12-14|url=https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000032442.pdf|format=PDF|accessdate=2016-12-16}}</ref><ref>{{Cite press release|和書|title=記念TOICAの発売方法等について|publisher=東海旅客鉄道|date=2017-01-23|url=https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000032864.pdf|format=PDF|accessdate=2017-01-24}}</ref><ref>{{Cite web|和書|work=[[鉄道ファン (雑誌)|railf.jp(鉄道ニュース)]] |date=2016-12-15 |url=http://railf.jp/news/2016/12/15/150000.html |title=JR東海「君の名は。」&「クリスマス・エクスプレス」記念TOICA発売 |publisher=[[交友社]] |accessdate=2016-12-16}}</ref><ref>{{Cite web|和書|work=[[鉄道ファン (雑誌)|railf.jp(鉄道ニュース)]] |date=2017-01-24 |url=http://railf.jp/news/2017/01/24/200000.html |title=JR東海「君の名は。」&「クリスマス・エクスプレス」記念TOICAの発売方法発表 |publisher=[[交友社]] |accessdate=2017-01-24}}</ref>。 |
|||
*「監督・新海誠による初期イメージボード ©2016「君の名は。」製作委員会」の糸森町の図<ref>{{Cite web|和書|date=2017-02-08 |url=https://spice.eplus.jp/articles/104136 |title=『君の名は。』展が3月8日より開催 約300点の制作資料を展示、RADWIMPS楽曲を聴けるコーナーも(SPICE) |accessdate=2019-11-29}}</ref>が、岐阜県[[下呂市]][[小坂町 (岐阜県)|小坂地域]]の[[南飛騨]]やすらぎ街道から見た景色<ref>{{Cite web|和書|date=2014-09 |url=https://www.google.com/maps/@35.9436235,137.2508799,3a,75y,90h,90t/data=!3m6!1e1!3m4!1s9tAWe6cb0SgbHdhEv0VsYg!2e0!7i13312!8i6656 |title=南飛騨やすらぎ街道 - Google マップ |website=Google マップ |accessdate=2019-11-29}}</ref>に非常に類似している。また、下呂市小坂地域は岐阜県側の[[御嶽山]]登山口だが、御嶽山[[御嶽山#5つの火口湖|四ノ池]]<ref>{{Cite web|和書|date=2016-09-22 |url=https://blog.goo.ne.jp/ryuuta65106/e/809a53425d2917e35afa3655b70ddc8c |title=「君の名は。」の御神体の有るあの山は? - りゅう太の徒然日記(+鉄分少々) |accessdate=2019-11-29}}</ref>が御神体のあるカルデラ<ref>{{Cite news |和書|date=2017-04-27 |url=https://www.oricon.co.jp/news/2089884/photo/29/ |title=『君の名は。』コラボカフェが池袋に再オープン SNSに合う仕掛けが奏功 - ORICON |newspaper=ORICON NEWS |publisher=ORICON |accessdate=2019-11-29}}</ref>にそっくりである。 |
|||
=== 東京都立神宮高等学校 === |
=== 東京都立神宮高等学校 === |
||
154行目: | 170行目: | ||
'''東京都立神宮高等学校'''(とうきょうとりつ じんぐうこうとうがっこう)は主人公の瀧が通学している架空の[[東京都立高等学校]]。 |
'''東京都立神宮高等学校'''(とうきょうとりつ じんぐうこうとうがっこう)は主人公の瀧が通学している架空の[[東京都立高等学校]]。 |
||
東京都渋谷区[[神宮前 (渋谷区)|神宮前]]に所在する[[東京都立青山高等学校|青山高等学校]]の場所に位置しており、外観は |
東京都渋谷区[[神宮前 (渋谷区)|神宮前]]に所在する[[東京都立青山高等学校|青山高等学校]]の場所に位置しており、{{要出典範囲|外観は新宿区[[内藤町]]にある[[東京都立新宿高等学校|新宿高等学校]]、内観は[[広島市]][[中区 (広島市)|中区]]にある[[広島市立基町高等学校|基町高等学校]]がモデルとなっている|date=2023年8月}}。 |
||
=== 長野県 === |
=== 長野県 === |
||
*新海は、自身の中での糸守湖の最初期のイメージを自身の出身地である[[長野県]][[南佐久郡]][[小海町]]の[[松原湖]]と[[大月湖]]である、と[[ツイッター]]で述べている<ref name="kiminona">{{Cite news |author=斉藤和音 |date=2016 |
*新海は、自身の中での糸守湖の最初期のイメージを自身の出身地である[[長野県]][[南佐久郡]][[小海町]]の[[松原湖]]と[[大月湖]]である、と[[ツイッター]]で述べている<ref name="kiminona">{{Cite news |和書|author=斉藤和音 |date=2016-10-21 |url=http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20161021/CK2016102102000020.html |title=「君の名は。」企画書やコンテ紹介 監督の故郷・小海町高原美術館 |publisher=[[中日新聞社]] |newspaper=[[中日新聞]](長野地域版) |accessdate=2016-11-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161109124248/http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20161021/CK2016102102000020.html |archivedate=2016-11-09}}</ref>。 |
||
*松原湖近くの[[小海町高原美術館]]にて、2016年10月23日から12月25日までの期間、映画の企画書や絵コンテ、設定資料などが出品された、「『君の名は。』展」と称する企画展が行われた |
*松原湖近くの[[小海町高原美術館]]にて、2016年10月23日から12月25日までの期間、映画の企画書や絵コンテ、設定資料などが出品された、「『君の名は。』展」と称する企画展が行われた{{R|kiminona}}。 |
||
=== 東京都 === |
=== 東京都 === |
||
[[ファイル:Suga Shrine stairs high-angle 20161113-070754.jpg|thumb|舞台となった[[須賀神社_(新宿区)|須賀神社]]の石段]] |
[[ファイル:Suga Shrine stairs high-angle 20161113-070754.jpg|thumb|舞台となった[[須賀神社_(新宿区)|須賀神社]]の石段]] |
||
*映画のキービジュアルや本編ラストシーンで三葉と瀧が再会するシーンでは、[[東京都]][[新宿区]]の[[須賀神社 (新宿区)|須賀神社]]の参道にある石段が登場し(本編でも傍らの石柱に「須賀神社」の文字が見える{{Sfn|公式ビジュアルガイド|p=65}})、多数のファンが訪れ<ref>{{ |
*映画のキービジュアルや本編ラストシーンで三葉と瀧が再会するシーンでは、[[東京都]][[新宿区]]の[[須賀神社 (新宿区)|須賀神社]]の参道にある石段が登場し(本編でも傍らの石柱に「須賀神社」の文字が見える{{Sfn|公式ビジュアルガイド|p=65}})、多数のファンが訪れ<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.j-cast.com/2016/09/10277708.html|title=「君の名は。」聖地巡礼過熱で制作委が異例の呼びかけ 「俺らじゃない!」アニオタは反論|date=2016-09-10|website=J-CASTニュース|accessdate=2019-04-30}}</ref>、階段で写真を撮る人の行列が10 - 20人と並ぶほどであった<ref name="1008yomi">{{Cite news|和書|title=「君の名は。」人気の訳は。新宿の神社、飛騨の陸橋の行列|newspaper=読売新聞(東京本社夕刊)|date=2016-10-08|page=12}}</ref>。 |
||
*本編中では[[四ツ谷駅]](瀧の自宅最寄駅)、[[千駄ケ谷駅]](大人になった三葉が再会時に下車した駅)、[[代々木駅]](三葉が中学生の瀧を見つけた駅、大人になった瀧が三葉を一瞬見かける駅)、[[新宿駅]](瀧の高校最寄駅、大人になった瀧が再会時に下車した駅)、[[北参道駅]](大人になった三葉の自宅最寄駅)、[[東京駅]] |
*本編中では[[四ツ谷駅]](瀧の自宅最寄駅)、[[千駄ケ谷駅]](大人になった三葉が再会時に下車した駅)、[[代々木駅]](三葉が中学生の瀧を見つけた駅、大人になった瀧が三葉を一瞬見かける駅)、[[新宿駅]](瀧の高校最寄駅、大人になった瀧が再会時に下車した駅)、[[北参道駅]](大人になった三葉の自宅最寄駅)、[[東京駅]]が登場する。また、[[信濃町駅]]前の歩道橋や[[明治神宮外苑]]の[[聖徳記念絵画館]]、[[西武新宿駅]]前の大型街頭ビジョン、新宿警察署裏交差点なども登場する<ref>『[[Febri]]』 2016年10月号 pp.148-149</ref>。新海の過去作品でも度々登場する[[NTTドコモ代々木ビル]](ドコモタワー)は、本作でも東京の風景の一つとして描かれている{{Sfn|パンフレット|p=26}}。 |
||
*本編中で瀧がアルバイトをしているレストラン「IL GIARDINO DELLE PAROLE」(イタリア語で「[[言の葉の庭]]」を意味する)は、新宿にあるレストラン「カフェ ラ・ボエム 新宿御苑」がモデルとなっている<ref>{{Cite news|title=「君の名は。」劇場外も盛り上がる 「聖地巡礼」かけもちで ココハツ|newspaper=朝日新聞(東京本社夕刊)|date=2016-10-08|page=3}}</ref>。 |
*本編中で瀧がアルバイトをしているレストラン「IL GIARDINO DELLE PAROLE」(イタリア語で「[[言の葉の庭]]」を意味する)は、新宿にあるレストラン「カフェ ラ・ボエム 新宿御苑」がモデルとなっている<ref>{{Cite news|和書|title=「君の名は。」劇場外も盛り上がる 「聖地巡礼」かけもちで ココハツ|newspaper=朝日新聞(東京本社夕刊)|date=2016-10-08|page=3}}</ref>。 |
||
=== 秋田県 === |
=== 秋田県 === |
||
*本編中で三葉が列車に乗るシーンで、一瞬だけ登場する駅舎の三角屋根や周囲の風景、単線のカーブの様子が[[秋田内陸縦貫鉄道]]の[[前田南駅]]に酷似していると話題になり<ref>{{Cite news|url=http://www.sakigake.jp/news/article/20160924AK0004/|title=アニメ映画に内陸線・前田南駅? 「君の名は。」ファン来訪|newspaper=[[秋田魁新報]]|date=2016-09-24|accessdate=2016-10-01}}</ref>、秋田内陸縦貫鉄道では2016年10月7日から11月6日までの期間、急行「[[もりよし]]」の下り1本を同駅に臨時停車させたほか、駅の待合室内に訪問者向けの[[雑記帳|ノート]]を設置した<ref>{{Cite web|date=2016 |
*本編中で三葉が列車に乗るシーンで、一瞬だけ登場する駅舎の三角屋根や周囲の風景、単線のカーブの様子が[[秋田内陸縦貫鉄道]]の[[前田南駅]]に酷似していると話題になり<ref>{{Cite news|和書|url=http://www.sakigake.jp/news/article/20160924AK0004/|title=アニメ映画に内陸線・前田南駅? 「君の名は。」ファン来訪|newspaper=[[秋田魁新報]]|date=2016-09-24|accessdate=2016-10-01|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161012165439/http://www.sakigake.jp/news/article/20160924AK0004/|archivedate=2016-10-12}}</ref>、秋田内陸縦貫鉄道では2016年10月7日から11月6日までの期間、急行「[[もりよし]]」の下り1本を同駅に臨時停車させたほか、駅の待合室内に訪問者向けの[[雑記帳|ノート]]を設置した<ref>{{Cite web|和書|date=2016-10-07|url=http://www.akita-nairiku.com/info/topics/item.php?id=743|title=「急行もりよし3号 前田南駅臨時停車」のお知らせ!|publisher=[[秋田内陸縦貫鉄道]]|accessdate=2016-10-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161009173623/http://www.akita-nairiku.com/info/topics/item.php?id=743|archivedate=2016-10-09}}</ref>。 |
||
== ムスビとほだし == |
== ムスビとほだし == |
||
作中で、主人公の少女・三葉の祖母が神道の概念「[[むすひ|ムスビ]]」について語るシーンがあり、たびたび言及される本作のキーワードのひとつとなっている。2016年11月28日放送 |
作中で、主人公の少女・三葉の祖母が神道の概念「[[むすひ|ムスビ]]」について語るシーンがあり、たびたび言及される本作のキーワードのひとつとなっている。2016年11月28日放送『[[クローズアップ現代+]]』の「想定外!?『君の名は。』メガヒットの謎」でインタビューを受けた新海は、放送翌日twitterにて、ムスビを「番組的な結論」としたものであったと指摘し「''僕は映画には「ムスビを大切にする」という意図は込めていません。ムスビ(絆)は「ほだし(人を縛るもの)」と両義で、若者を自立から阻むものでもあるからです。''」{{Efn2|新海誠のtwitter 2016年11月29日 12時15分から16分にかけての連続ツイート4件<ref>[https://x.com/shinkaimakoto/status/803437251355021312 NHKクロ現プラス、録画で見ました。] 2016年11月29日12時15分のtwitter 新海誠</ref><ref>[https://x.com/shinkaimakoto/status/803437305172094978 『君の名は。』は、「もしも異性と入れ替わったら」という誰でも抱く想像を、「もしも自分があの人だったら」「もしも自分があの時、あの場所にいたら」という想像力まで連れていく構成になっています。] 2016年11月29日12時15分のtwitter 新海誠</ref><ref>[https://x.com/shinkaimakoto/status/803437349447208960 また、僕は映画には「ムスビを大切にする」という意図は込めていません。] 2016年11月29日12時16分のtwitter 新海誠</ref><ref>[https://x.com/shinkaimakoto/status/803437399501983744 でもとにかく、素敵な番組でした。] 2016年11月29日12時16分のtwitter 新海誠</ref>。「番組的な結論」がムスビになっていたことについて1件目で言及している。ホダシに関する引用部分は3件目。}}と補足訂正している。 |
||
== スタッフ == |
== スタッフ == |
||
{| class="wikitable" style="font-size: |
{| class="wikitable" style="font-size:small;" |
||
|- |
|- |
||
|監督・原作・脚本・絵コンテ・編集||[[新海誠]] |
|監督・原作・脚本・絵コンテ・編集||[[新海誠]] |
||
|- |
|- |
||
|キャラクターデザイン||[[田中将賀]]、[[安藤雅司]]{{ |
|キャラクターデザイン||[[田中将賀]]、[[安藤雅司]]{{Efn2|主に田中のデザインを作画用にクリンナップする作業を担当した<ref name="webronza1">{{Cite web|和書|url= https://webronza.asahi.com/culture/articles/2017090400008.html?page=1|title=[2]『君の名は。』の作画をめぐって|date= 2017-09-05|accessdate= 2021-8-10 |website=論座|publisher=朝日新聞社}}</ref>。}} |
||
|- |
|- |
||
|製作||[[市川南 (映画プロデューサー)|市川南]]、川口典孝、大田圭二 |
|製作||[[市川南 (映画プロデューサー)|市川南]]、[[川口典孝]]、大田圭二 |
||
|- |
|- |
||
|共同製作||[[井上伸一郎]]、弓矢政法、[[畠中達郎]]、善木準二、坂本健 |
|共同製作||[[井上伸一郎]]、弓矢政法、[[畠中達郎]]、善木準二、坂本健 |
||
186行目: | 202行目: | ||
|企画・プロデュース||[[川村元気]] |
|企画・プロデュース||[[川村元気]] |
||
|- |
|- |
||
|style="white-space:nowrap"|エグゼクティブプロデューサー||古澤佳寛 |
|style="white-space:nowrap"|エグゼクティブプロデューサー||[[古澤佳寛]] |
||
|- |
|- |
||
|作画監督||安藤雅司(チーフ作画監督){{ |
|作画監督||安藤雅司(チーフ作画監督){{Efn2|新海誠監督はアニメーター出身でないことから作画については安藤が実務を担った。原画メンバーの多くを招集し、演技設計の最終的なイニシアチブもとっている{{R|webronza1}}。}}、井上鋭、[[土屋堅一]]、廣田俊輔、[[黄瀬和哉]] |
||
|- |
|||
|脚本協力||[[加納新太]] |
|||
|- |
|||
|巫女舞創作・振付||[[中村壱太郎]] |
|||
|- |
|- |
||
|演出||居村健治 |
|演出||居村健治 |
||
|- |
|- |
||
|回想シーン演出・原画・撮影||[[四宮義俊]] |
|||
|3DCG||[[吉野耕平]]、金子哲、竹内良貴 |
|||
|- |
|||
|撮影チーフ||福澤瞳 |
|||
|- |
|||
|撮影||三木陽子、李周美、藤田賢治、津田涼介、八木昌彦、岩井和也、新海誠 |
|||
|- |
|||
|3DCGチーフ||竹内良貴 |
|||
|- |
|||
|3DCG||宮原眞、河合完治、[[山元隼一]] |
|||
|- |
|- |
||
|美術監督||[[丹治匠]]、馬島亮子、渡邉丞 |
|美術監督||[[丹治匠]]、馬島亮子、渡邉丞 |
||
200行目: | 228行目: | ||
|色彩設計||三木陽子 |
|色彩設計||三木陽子 |
||
|- |
|- |
||
|音響監督||[[山田陽]] |
|音響監督・整音||[[山田陽]] |
||
|- |
|||
|音響効果||森川永子 |
|||
|- |
|- |
||
|音楽||[[RADWIMPS]] |
|音楽||[[RADWIMPS]] |
||
|- |
|- |
||
|音楽プロデューサー||成川沙世子 |
|音楽プロデューサー||成川沙世子 |
||
<!-- |
|||
|- |
|- |
||
|制作プロデューサー||酒井雄一 |
|制作プロデューサー||酒井雄一 |
||
|- |
|- |
||
| |
|プロデューサー||[[武井克弘]]、伊藤耕一郎 |
||
--> |
|||
|- |
|||
|プロデューサー||武井克弘、伊藤耕一郎 |
|||
|- |
|- |
||
|制作||[[コミックス・ウェーブ・フィルム]] |
|制作||[[コミックス・ウェーブ・フィルム]] |
||
|- |
|- |
||
|製作||「君の名は。」製作委員会<br />([[東宝]]、コミックス・ウェーブ・フィルム、[[KADOKAWA]]、 |
|製作||「君の名は。」製作委員会<br />([[東宝]]、コミックス・ウェーブ・フィルム、[[KADOKAWA]]、[[ジェイアール東日本企画]]、[[アミューズ]]、voque ting、[[ローソンエンタテインメント|ローソンHMVエンタテイメント]]) |
||
|} |
|} |
||
== 制作 == |
== 制作 == |
||
本作の着想は、新海が[[東日本大震災]]発生後の[[2011年]][[7月]]に[[宮城県]][[名取市]][[閖上]]へ訪れたことで得た<ref name="miyagi">{{Cite web|url=https://digital.asahi.com/articles/ASL6F7QP4L6FUNHB01F.html|title=「君の名は。」の起点は宮城・閖上 震災直後にスケッチ|work=朝日新聞デジタル|date=2018-06-17|accessdate=2018-06-17}}</ref>。「ここは自分の町だったかもしれない。自分が閖上のあなただったらと思い、もしも自分があなただったら」という、立場が入れ替わる映画を作ろうと思ったという |
本作の着想は、新海が[[東日本大震災]]発生後の[[2011年]][[7月]]に[[宮城県]][[名取市]][[閖上]]へ訪れたことで得た<ref name="miyagi">{{Cite web|和書|url=https://digital.asahi.com/articles/ASL6F7QP4L6FUNHB01F.html|title=「君の名は。」の起点は宮城・閖上 震災直後にスケッチ|work=朝日新聞デジタル|date=2018-06-17|accessdate=2018-06-17|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180617215953/https://www.asahi.com/articles/ASL6F7QP4L6FUNHB01F.html|archivedate=2018-06-17}}</ref>。「ここは自分の町だったかもしれない。自分が閖上のあなただったらと思い、もしも自分があなただったら」という、立場が入れ替わる映画を作ろうと思ったという{{R|miyagi}}。新海がこの訪問時に描いた[[日和山 (名取市)|日和山]]のスケッチは展覧会などで展示されている{{R|miyagi}}。 |
||
キャッチコピーは、「まだ会ったことのない君を、探している」。遠く離れた土地に暮らす、まだ出会う前の少年と少女というモチーフは、新海が2014年に手掛けた[[Z会]]のCM「[[クロスロード (アニメーション作品)|クロスロード]]」から着想を得たもので<ref name="cgw26">CGWORLD 2016年10月号 p.26</ref>、さらに2つの日本の古典、[[小野小町]]の和歌「思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを」([[古今和歌集]])と、男児を「姫君」として女児を「若君」として育てる『[[とりかへばや物語]]』を設定に取り込んだ |
キャッチコピーは、「まだ会ったことのない君を、探している」。遠く離れた土地に暮らす、まだ出会う前の少年と少女というモチーフは、新海が2014年に手掛けた[[Z会]]のCM「[[クロスロード (アニメーション作品)|クロスロード]]」から着想を得たもので<ref name="cgw26">CGWORLD 2016年10月号 p.26</ref>、さらに2つの日本の古典、[[小野小町]]の和歌「思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを」([[古今和歌集]])と、男児を「姫君」として女児を「若君」として育てる『[[とりかへばや物語]]』を設定に取り込んだ{{R|cgw26}}。また、1950年代の[[メロドラマ]]『[[君の名は]]』や男女入れ替わりをモチーフとする[[大林宣彦]]監督の映画『[[転校生 (映画)|転校生]]』などをリスペクトしながらドラマを作った<ref>[http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/sundayint/160828/20160828032.html 夢の中で会うことから 映画「君の名は。」監督 新海誠 「日曜インタビュー」- 大阪日日新聞、2016年8月28日] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20161109221120/http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/sundayint/160828/20160828032.html |date=2016年11月9日 }}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://toyokeizai.net/articles/-/133161?page=3|title=「君の名は。」が1分たりとも退屈させない秘密 新鋭アニメ監督・新海誠が語る作品の手応え、p-3|work=東洋経済オンライン|date=2016-08-26|accessdate=2017-05-12}}</ref><ref>[https://www.kochinews.co.jp/article/52652/ 君の名は。|高知新聞] {{webarchive|url=https://web.archive.org/web/20161003170332/http://www.kochinews.co.jp/article/52652 |date=2016年10月3日 }}</ref>。しかし『転校生』で描かれた[[ジェンダー]]の捉え方は今の時代に合っていないと考え、男女入れ替わりをジェンダーを描く装置にしないと決めた<ref>{{Cite web|和書|url=http://kansai.pia.co.jp/interview/cinema/2016-09/kiminona.html|title=「過剰で疾走感のある映画にしたいと思った」 空前の大ヒットを記録している映画『君の名は。』 新海誠監督インタビュー - インタビュー&レポート|website=[[ぴあ]]関西版WEB|accessdate=2019-04-30}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://toyokeizai.net/articles/-/133161?page=4|title=「君の名は。」が1分たりとも退屈させない秘密 新鋭アニメ監督・新海誠が語る作品の手応え、p-4|work=東洋経済オンライン|date=2016-08-26|accessdate=2017-05-12}}</ref>。 |
||
誰もが楽しめる「ど真ん中」の[[エンターテインメント]]{{Sfn|パンフレット|p=18}} |
誰もが楽しめる「ど真ん中」の[[エンターテインメント]]{{Sfn|パンフレット|p=18}}{{R|eureka45}}、とりわけ10代から20代前半の人に向けた作品<ref name="eureka45">『[[ユリイカ (雑誌)|ユリイカ]]』 2016年9月号 p.45</ref>を目指して作られた。新海は、観客を励ますような、見終わったあとに気持ちよく劇場を出てもらえる作品を作りたくなったところに、ちょうど東宝の話が決まったといい<ref>『ユリイカ』 2016年9月号 p.54</ref>、自身だけでなくキャラクターデザインの[[田中将賀]]、作画監督の[[安藤雅司]]、音楽の[[RADWIMPS]]、主演の[[神木隆之介]]についても「本当に、絶妙なタイミングによってつくらせてもらえた映画」と語っている{{R|cgw27}}。 |
||
クレジットにおいて新海は「原作・脚本・絵コンテ・編集」と表記されているが、制作において自身が果たした主な役割は絵コンテと編集<ref name="eureka47">『ユリイカ』 2016年9月号 p.47</ref>、特にビデオコンテだと語っている<ref name="eureka46">ユリイカ 2016年9月号 p.46</ref>。脚本は新海だけでなく[[川村元気]]をはじめとする東宝のチームとの協同だが |
クレジットにおいて新海は「原作・脚本・絵コンテ・編集」と表記されているが、制作において自身が果たした主な役割は絵コンテと編集<ref name="eureka47">『ユリイカ』 2016年9月号 p.47</ref>、特にビデオコンテだと語っている<ref name="eureka46">ユリイカ 2016年9月号 p.46</ref>。脚本は新海だけでなく[[川村元気]]をはじめとする東宝のチームとの協同だが{{R|eureka46}}、絵コンテと、それを元に仮で声も効果音も音楽もつけた100分強のビデオコンテは新海が一人で作り上げた{{R|eureka46}}。これまでの作品でも新海は絵コンテとビデオコンテを並行して作成しており{{R|cgw3031}}、この時点ですでに編集に近いことをやっているともいえるが{{R|eureka47}}、従来 [[Adobe Photoshop|Photoshop]]、[[Adobe After Effects|After Effects]]、[[Adobe Audition|Audition]] の3つのソフトを併用して作成していたものを今回は [[Toon Boom Animation|Storyboard Pro]] で最初からビデオコンテを作るようにし、これによって映画の時間軸をすべてコントロールできたという<ref name="cgw3031">CGWORLD 2016年10月号 pp.30-31</ref>。劇中の音楽すべてを担当したRADWIMPSとのやりとりも、ビデオコンテで進められた{{R|eureka47}}。 |
||
本作でキャラクターデザインを担当した田中は、新海の「クロスロード」でもキャラクターデザインと作画監督を担当しており、個人的にも新海と交友があって本作でもキャラクターデザイン・作画監督をオファーされたが、先に『[[心が叫びたがってるんだ。]]』の企画が始動していたため都合がつかず、それでもという新海からの要望でキャラクターデザインのみを引き受けるかたちとなった<ref name="febri10">『[[Febri]]』 2016年10月号 p.10</ref>。そこで作画監督は別に探すことになり、実現の可能性を考えずに新海がスタッフに「安藤雅司が好きだ」という話をすると紹介してもらえることになった<ref>{{ |
本作でキャラクターデザインを担当した田中は、新海の「クロスロード」でもキャラクターデザインと作画監督を担当しており、個人的にも新海と交友があって本作でもキャラクターデザイン・作画監督をオファーされたが、先に『[[心が叫びたがってるんだ。]]』の企画が始動していたため都合がつかず、それでもという新海からの要望でキャラクターデザインのみを引き受けるかたちとなった<ref name="febri10">『[[Febri]]』 2016年10月号 p.10</ref>。そこで作画監督は別に探すことになり、実現の可能性を考えずに新海がスタッフに「安藤雅司が好きだ」という話をすると紹介してもらえることになった<ref>{{Cite web|和書|url= http://filmers.jp/articles/2016/08/21/post_80/|title=『君の名は。』には、日本のアニメーションの文脈が豊かに含まれている 新海誠監督インタビュー|date= 2016-08-21|accessdate= 2021-8-10 |website=FILMERS|publisher=株式会社バース}}</ref>。当初は現場で使うキャラクター設定表まで田中が描く予定だったが{{R|mdn32}}、作画監督に安藤が決まったこともあり、現場でキャラクターを動かすためのデザインは安藤が手掛けたほうがよいとの判断で{{R|febri10}}、設定表からは安藤が担当することとなった<ref name="mdn32">『[[MdN]]』 2016年10月号 p.32</ref>。瀧と三葉が入れ替わっているときの表情・仕草などは安藤のキャラクター設定表で描かれた{{R|mdn32}}。スタッフロールのキャラクターデザインで田中と安藤の両名がクレジットされている{{Sfn|公式ビジュアルガイド|p=127}}理由はこれによる{{R|febri10}}。なお、本編の作画監督はできなかったものの田中はオープニングの作画監督を務めており、田中がデザインしたキャラクターをもとに安藤が描いたキャラクター設定表をもとに田中がオープニングの作画監督をするのは「すごくへんてこな感じ」だったと語っている<ref>『MdN』 2016年10月号 p.38</ref>。これについて田中は、本編の作画監督は安藤のため、下手に自分が関わるのは雑音にしかならないので「本編には関わりたくない」と断ってきており、「オープニングなら、本編とは切り離せるのではないか」と無理やり自分を納得させた感じだったと語っている<ref>{{Cite book |和書 |year = 2016 |title = 新海誠Walker 光の輝跡 |page = 9 |publisher = [[KADOKAWA|株式会社KADOKAWA]] |series = ウォーカームック |isbn = 9784048956963}}</ref>。 |
||
制作期間は約2年 |
制作期間は約2年{{R|cgw27}}。主な経緯は以下の通り。 |
||
*2014年 |
*2014年 |
||
**5月、新海と川村の初顔合わせ<ref name="cgw27">CGWORLD 2016年10月号 p.27</ref>。 |
**5月、新海と川村の初顔合わせ<ref name="cgw27">CGWORLD 2016年10月号 p.27</ref>。 |
||
**7月、新海が企画書作成 |
**7月、新海が企画書作成{{R|cgw27}}。この時点では仮題で『'''夢と知りせば(仮)――男女とりかえばや物語'''』とされていた{{Sfn|公式ビジュアルガイド|p=84}}。 |
||
**8月、新海がシナリオ第1稿完成 |
**8月、新海がシナリオ第1稿完成{{R|cgw27}}、それから半年ほどかけてシナリオ執筆{{R|cgw27}}。同時期にキャラクターデザインも並行して進められた{{R|cgw27}}。 |
||
**10月、川村からRADWIMPSへ楽曲依頼 |
**10月、川村からRADWIMPSへ楽曲提供依頼{{R|cgw27}}。 |
||
**12月、新海とRADWIMPSの野田の打ち合わせ |
**12月、新海とRADWIMPSの野田の打ち合わせ{{R|cgw27}}。 |
||
*2015年 |
*2015年 |
||
**1月ごろからコンテ制作 |
**1月ごろからコンテ制作{{R|cgw27}}。 |
||
**2月ごろ、安藤を作画監督に迎え、田中のキャラクターデザインをもとにキャラクター設定画の制作開始 |
**2月ごろ、安藤を作画監督に迎え、田中のキャラクターデザインをもとにキャラクター設定画の制作開始{{R|cgw27}}。 |
||
**2 - 3月ごろ、楽曲ラフ完成 |
**2 - 3月ごろ、楽曲ラフ完成{{R|cgw27}}。 |
||
**4月、作画開始 |
**4月、作画開始{{R|cgw27}}。 |
||
**5 - 8月、ロケハン |
**5 - 8月、ロケハン{{R|cgw27}}。本作では糸守が完全に架空の町であり設定から創作したため、制作スタッフによるロケハンはほとんど行わなかったという{{R|cgw26}}。 |
||
**8月、キャスティング会議 |
**8月、キャスティング会議{{R|cgw27}}。 |
||
**9月、キャスト決定 |
**9月、キャスト決定{{R|cgw27}}。 |
||
**11月、予告用アフレコ |
**11月、予告用アフレコ{{R|cgw27}}。 |
||
**12月、制作発表 |
**12月、制作発表{{R|cgw27}}。 |
||
*2016年 |
*2016年 |
||
**1月、レイアウト完成 |
**1月、レイアウト完成{{R|cgw27}}。 |
||
**2 - 3月、小説執筆 |
**2 - 3月、小説執筆{{R|cgw27}}。 |
||
**7月、完成 |
**7月、完成{{R|cgw27}}。 |
||
=== 作品タイトルについて === |
=== 作品タイトルについて === |
||
『君の名は。』というタイトルについて、NHKラジオで放送された |
『君の名は。』というタイトルについて、NHKラジオで放送され、その後映画化された『[[君の名は]]』という先行作品があり、新海自身は当初は先行作品とタイトルが被ることを拒み「夢と知りせば」など他のタイトルを検討していた<ref name="yoppy20160912">[http://www.yoppy.tokyo/articles/7319/ 新海誠監督と語る 「君の名は。」というタイトルに込めた意味]</ref>。しかし、締め切り間近の状態でシナリオを読み直した上で川村元気と相談し、「どっか知ってるんじゃないかっていうところに、ひっかかりを、誰かにアクセスしやすいタイトルだとわかって」という結論から、最終的に『君の名は。』のタイトル使用に踏み切った{{R|yoppy20160912}}。 |
||
タイトルロゴは、次作の『天気の子』と同様に、モリサワのA1明朝をベースにデザインされている。 |
タイトルロゴは、次作の『天気の子』と同様に、[[モリサワ]]のA1明朝をベースにデザインされている。 |
||
新海の信仰する[[伊勢市]]の「佐瑠女神社」(同市の[[猿田彦神社]]の境内に在する)は、本作以降、毎年のように新海と[[コミックス・ウェーブ・フィルム]]の寄進により幟が立てられている。この神社の祭神[[アメノウズメ]]が帰っていった先と言われているのが[[志摩市|志摩]]で、映画化された『君の名は』のロケ地でもある{{Efn2|[[伊勢市]]からは、毎年天皇家に対し魚(近年では[[トビウオ]])が奉納され、新海の信仰するアメノウズメに奉納されている。また、文庫本における三葉の父親の姓「溝口」は、同市で『[[お遊さま]]』、『[[浪花女]]』、『[[山椒大夫#映画|山椒大夫]]』を撮影した[[溝口健二]]を参考にしている。この3作は[[志摩市|志摩]]でも『[[君の名は]]』と同じ町内で撮影されており、その脚本家は新海が本作の製作時に意識した[[庵野秀明]]が[[大阪芸術大学]]時代に教育を受けた[[依田義賢]]である。}}{{Efn2|佐瑠女神社から[[志摩市|志摩]]への道の中間点に[[恵利原の水穴|天の岩戸]]があり、岩戸の両脇には新海が宮水三葉の名前の元になったと公表した[[ミツハノメ]]と瀧の神が祀られている。その山麓の神は口噛み酒の神[[オオヤマツミ|大山祇]]であること、同市内に祭られている大山祇の御神体は[[隕石]](正確には[[隕鉄]])であること、宮水神社の祭神倭文神が[[天の岩戸]]に絡む神であること、新海と田中が作成した[[大成建設]]のCMに絡み、高木など瀧を含め学生が建築関係の神の名を参考にしていることから、宮水神社のモデルと考えている人も増え始めている。}}。 |
|||
=== 音楽 === |
|||
=== 音楽について === |
|||
{{Main|君の名は。 (アルバム)}} |
{{Main|君の名は。 (アルバム)}} |
||
新海は、本作の音楽を[[RADWIMPS]]へ依頼したことについて、自身の公式サイトで「実現の可能性を考えもせずRADWIMPSが好きだと答えました」と明かした。「新たな挑戦を求めていた」RADWIMPSがこれに応じ、劇伴を含む全音楽を手がける運びとなった{{Sfn|パンフレット|p=36}}。「曲を聴いた上で作りたいシーンがいくつかある」という新海の要望を受け、RADWIMPSは制作初期から作品に携わり、新曲「[[前前前世]]」を含む20曲以上を作り上げた |
新海は、本作の音楽を[[RADWIMPS]]へ依頼したことについて、自身の公式サイトで「実現の可能性を考えもせずRADWIMPSが好きだと答えました」と明かした。「新たな挑戦を求めていた」RADWIMPSがこれに応じ、劇伴を含む全音楽を手がける運びとなった{{Sfn|パンフレット|p=36}}。「曲を聴いた上で作りたいシーンがいくつかある」という新海の要望を受け、RADWIMPSは制作初期から作品に携わり、新曲「[[前前前世]]」を含む20曲以上を作り上げた{{R|natalie160406}}。同曲も含め、採用された主題歌は以下の4曲。 |
||
* 「夢灯籠」 |
* 「夢灯籠」 |
||
* 「前前前世 (movie ver.)」 |
* 「前前前世 (movie ver.)」 |
||
* 「スパークル (movie ver.)」 |
* 「スパークル (movie ver.)」 |
||
* 「なんでもないや (movie ver.)」 |
* 「なんでもないや (movie ver.)」 |
||
これらの主題歌と劇伴22曲を収録したアルバム『[[君の名は。 (アルバム)|君の名は。]]』は、2016年8月24日に[[ユニバーサルミュージック (日本)|EMI RECORDS]]から発売された<ref>{{ |
これらの主題歌と劇伴22曲を収録したアルバム『[[君の名は。 (アルバム)|君の名は。]]』は、2016年8月24日に[[ユニバーサルミュージック (日本)|EMI RECORDS]]から発売された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.universal-music.co.jp/radwimps/products/upch-29222/|title=RADWIMPS - 君の名は。|publisher=UNIVERSAL MUSIC JAPAN|accessdate=2016-08-29}}</ref>。発売初週に5.8万枚、2週目に3.9万枚を売り上げ、オリコン週間アルバムランキングで2週連続1位を獲得した<ref>{{cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2077939/full/|title=【オリコン】RADWIMPS、初の2週連続1位 映画『君の名は。』サントラ好調|publisher=ORICON STYLE|date=2016-09-06|accessdate=2016-09-10}}</ref>。2016年11月23日に発売されたRADWIMPSのアルバム『[[人間開花]]』には、「前前前世 [original ver.]」と「スパークル [original ver.]」の2曲が収録され、また初回限定盤に付録の[[DVD]]には『君の名は。』映画本編に新規カットを加えて構成された「スパークル [original ver.]」のPVが収録されている。 |
||
2017年1月には、同年4月に始まる全米公開に合わせて新たに英語に書き下ろされた主題歌4曲を『君の名は。English edition』として1月27日にデジタル版配信、2月22日にCD発売が決定した。また、これら4曲を含む「Your Name.版」として、『Your name.(deluxe edition / Original Motion Picture Soundtrack)』がUS盤で3月10日に発売されることも決定した |
2017年1月には、同年4月に始まる全米公開に合わせて新たに英語に書き下ろされた主題歌4曲を『君の名は。English edition』として1月27日にデジタル版配信、2月22日にCD発売が決定した。また、これら4曲を含む「Your Name.版」として、『Your name.(deluxe edition / Original Motion Picture Soundtrack)』がUS盤で3月10日に発売されることも決定した{{R|natalie170118}}。 |
||
== プロモーション == |
=== プロモーションについて === |
||
2015年12月に[[YouTube]]上に特報動画が公開され、2016年8月の公開ならびに主演に[[神木隆之介]]と[[上白石萌音]]が起用されることが発表された<ref>{{cite news|url= |
2015年12月に[[YouTube]]上に特報動画が公開され、2016年8月の公開ならびに主演に[[神木隆之介]]と[[上白石萌音]]が起用されることが発表された<ref>{{cite news|url=https://natalie.mu/eiga/news/168813|title=新海誠の新作アニメ「君の名は。」に神木隆之介&上白石萌音が声の主演、特報も公開|publisher=映画ナタリー|date=2015-12-10|accessdate=2016-09-10}}</ref>。翌年[[4月5日]]には予告編が公開され、劇中音楽すべてを[[RADWIMPS]]が制作することと、8月26日に公開されることが発表された<ref>{{cite news|url=https://natalie.mu/eiga/news/182495|title=新海誠「君の名は。」RADWIMPSの楽曲流れる予告編が公開|publisher=映画ナタリー|date=2016-04-06|accessdate=2016-09-10}}</ref>。 |
||
== 公開 == |
== 公開 == |
||
281行目: | 309行目: | ||
|- |
|- |
||
|2016年7月3日 |
|2016年7月3日 |
||
|[[アニメ・エキスポ|Anime Expo]] 2016<ref>{{cite news|url= |
|[[アニメ・エキスポ|Anime Expo]] 2016<ref>{{cite news|url=https://eiga.com/news/20160705/16/|title=新海誠監督「君の名は。」LAワールドプレミアで3400人がスタンディングオベーション!|publisher=映画.com|date=2016-07-05|accessdate=2016-09-10}}</ref> |
||
|{{USA}}・[[ロサンゼルス]] |
|{{USA}}・[[ロサンゼルス]] |
||
|ワールドプレミアとして上映。 |
|ワールドプレミアとして上映。 |
||
288行目: | 316行目: | ||
|完成披露試写会 |
|完成披露試写会 |
||
|{{JPN}}・[[東京]] |
|{{JPN}}・[[東京]] |
||
|[[六本木ヒルズ#TOHOシネマズ六本木ヒルズ|TOHOシネマズ六本木ヒルズ]]にて行われ、新海監督と出演者が[[七夕]]にちなみ浴衣姿で登壇した<ref>{{cite news|url= |
|[[六本木ヒルズ#TOHOシネマズ六本木ヒルズ|TOHOシネマズ六本木ヒルズ]]にて行われ、新海監督と出演者が[[七夕]]にちなみ浴衣姿で登壇した<ref>{{cite news|url=https://natalie.mu/eiga/news/193733|title=神木隆之介の願いに新海誠「ちょっと重い」、「君の名は。」完成披露で短冊披露|publisher=映画ナタリー|date=2016-07-07|accessdate=2016-09-10}}</ref>。 |
||
|- |
|- |
||
|2016年9月22日・24日 |
|2016年9月22日・24日 |
||
296行目: | 324行目: | ||
|- |
|- |
||
|2016年10月9日・12日・15日 |
|2016年10月9日・12日・15日 |
||
|第21回[[釜山国際映画祭]]<ref>{{cite news|url= |
|第21回[[釜山国際映画祭]]<ref>{{cite news|url=https://natalie.mu/eiga/news/204871|title=神木隆之介と上白石萌音が韓国語で挨拶、「君の名は。」釜山映画祭上映|publisher=映画ナタリー|date=2016-10-10|accessdate=2016-10-11}}</ref> |
||
|{{KOR}}・[[釜山広域市|釜山]](プサン) |
|{{KOR}}・[[釜山広域市|釜山]](プサン) |
||
|ガラプレゼンテーション部門にて上映。 |
|ガラプレゼンテーション部門にて上映。 |
||
313行目: | 341行目: | ||
|第18回プチョン国際アニメーション映画祭 |
|第18回プチョン国際アニメーション映画祭 |
||
|{{KOR}}・[[富川市|富川]](プチョン) |
|{{KOR}}・[[富川市|富川]](プチョン) |
||
|長編コンペティション部門の優秀賞と観客賞を受賞<ref>[ |
|長編コンペティション部門の優秀賞と観客賞を受賞<ref>[https://www.cinemacafe.net/article/2016/10/26/44433.html 『君の名は。』がプチョン映画祭で優秀賞&観客賞をW受賞! 台北でも好スタート] シネマカフェ、2016.10.26</ref>。 |
||
|- |
|- |
||
|2016年10月27日 |
|2016年10月27日 |
||
|第29回[[東京国際映画祭]] |
|第29回[[東京国際映画祭]] |
||
|{{JPN}}・ |
|{{JPN}}・東京 |
||
|Japan Now部門にて上映。 |
|Japan Now部門にて上映。 |
||
|- |
|- |
||
|2016年11月6日 |
|2016年11月6日 |
||
|Discovery Film Festival 2016 |
|Discovery Film Festival 2016 |
||
|{{GBR}}・ |
|{{GBR}}・スコットランド |
||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
336行目: | 364行目: | ||
|- |
|- |
||
|2016年11月26日・27日 |
|2016年11月26日・27日 |
||
|第31回[[マール・デル・プラタ国際映画祭]]<ref>{{cite web|url=http://www.mardelplatafilmfest.com/en/pelicula/your-name/14776|title=Programme: Your Name. |publisher=Festival Internacional de Cine de Mar del Plata |date=|accessdate=2016-12-07}}</ref> |
|第31回[[マール・デル・プラタ国際映画祭]]<ref>{{cite web|url=http://www.mardelplatafilmfest.com/en/pelicula/your-name/14776|title=Programme: Your Name. |publisher=Festival Internacional de Cine de Mar del Plata |date=|accessdate=2016-12-07|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161220092343/http://www.mardelplatafilmfest.com/en/pelicula/your-name/14776|archivedate=2016-12-20}}</ref> |
||
|style="white-space:nowrap"|{{ARG}}・[[マル・デル・プラタ]] |
|style="white-space:nowrap"|{{ARG}}・[[マル・デル・プラタ]] |
||
|ディストリビューターは[[ファニメーション]]。 |
|ディストリビューターは[[ファニメーション]]。 |
||
351行目: | 379行目: | ||
|- |
|- |
||
|2017年2月25日 |
|2017年2月25日 |
||
|ニューヨーク国際子ども映画祭<ref>{{cite news|url= |
|ニューヨーク国際子ども映画祭<ref>{{cite news|url=https://natalie.mu/eiga/news/217481|title=神山健治の新作アニメ「ひるね姫」、北米の子供向け映画祭で上映決定|publisher=映画ナタリー|date=2017-01-22|accessdate=2017-01-24}}</ref> |
||
|{{USA}}・[[ニューヨーク]] |
|{{USA}}・[[ニューヨーク]] |
||
|オープニング・スポットライト作品として上映。 |
|オープニング・スポットライト作品として上映。 |
||
402行目: | 430行目: | ||
=== 全国公開 === |
=== 全国公開 === |
||
2016年8月26日、全国301スクリーンで公開が開始された<ref>{{cite news|url= |
2016年8月26日、全国301スクリーンで公開が開始された<ref>{{cite news|url=https://eiga.com/news/20160829/19/|title=【国内映画ランキング】「君の名は。」が会心のVスタート、「後妻業の女」が4位、「タートルズ」は10位|newspaper=映画.com速報|date=2016-08-29|accessdate=2016-10-08}}</ref>。2D上映のみであるが、一部劇場では[[聴覚障害者]]を対象とした日本語字幕付き上映も実施された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.tohotheater.jp/news/nihongojimaku.html|title=日本語字幕付き上映のご案内|publisher=TOHOシネマズ|accessdate=2016-08-30}}</ref>。公開に先立ち、7月2日より前売券が全国の劇場で発売。全国先着3万名には、新たに公開されたキービジュアルが大きく描かれたクリアファイルが付属する特別前売券が販売された<ref>{{cite news|url=http://www.kiminona.com/news/#n0624-2|title=オリジナルクリアファイル付き特別前売券、7/2(土)発売!|publisher=映画『君の名は。』公式サイト|date=2016-06-24|accessdate=2016-10-08}}</ref>。都内の上映劇場では、上映から1か月近く経過しても依然として全上映回が満席に近い状態が続いたため、9月24日以降は946席の大型劇場を持つ[[TOHOシネマズ日劇]]でも上映された<ref>{{cite news|url=http://www.kiminona.com/news/#n0922|title=9/24(土)より、TOHOシネマズ日劇で上映決定!|publisher=映画『君の名は。』公式サイト|date=2016-09-22|accessdate=2016-10-08}}</ref>。 |
||
2017年5月の連休頃までにかけては日本各地の映画館で上映が続いていたが、5月5日に数十館で上映が終了、翌週5月12日にもさらに数十館が終了し、15館にまで激減した。その後も週毎に次第に数を減らしていき、6月10日以降は豊島区の「[[ロサ会館#シネマ・ロサ|池袋シネマ・ロサ]]」、川崎市の「[[チネチッタ (川崎市)|チネチッタ]]」、佐久市の「[[アムアムビレッジ|アムシネマ]]」、名古屋市の「[[イオンモール名古屋茶屋|イオンシネマ名古屋茶屋]]」、徳島市の「[[ufotable CINEMA]]」の5館のみとなった。7月前半には「アムシネマ」、「イオンシネマ名古屋茶屋」が終了。7月末には「池袋シネマ・ロサ」、「ufotable CINEMA」も終了したが、宝塚市の「[[宝塚シネ・ピピア]]」が2週間限定で上映を開始、柏市の「[[柏髙島屋ステーションモール|キネマ旬報シアター]]」も上映を開始した。 |
2017年5月の連休頃までにかけては日本各地の映画館で上映が続いていたが、5月5日に数十館で上映が終了、翌週5月12日にもさらに数十館が終了し、15館にまで激減した。その後も週毎に次第に数を減らしていき、6月10日以降は豊島区の「[[ロサ会館#シネマ・ロサ|池袋シネマ・ロサ]]」、川崎市の「[[チネチッタ (川崎市)|チネチッタ]]」、佐久市の「[[アムアムビレッジ|アムシネマ]]」、名古屋市の「[[イオンモール名古屋茶屋|イオンシネマ名古屋茶屋]]」、徳島市の「[[ufotable CINEMA]]」の5館のみとなった。7月前半には「アムシネマ」、「イオンシネマ名古屋茶屋」が終了。7月末には「池袋シネマ・ロサ」、「ufotable CINEMA」も終了したが、宝塚市の「[[宝塚シネ・ピピア]]」が2週間限定で上映を開始、柏市の「[[柏髙島屋ステーションモール|キネマ旬報シアター]]」も上映を開始した。 |
||
2016年8月の公開日から上映を続けていた最後の映画館「チネチッタ」では、最終週には音響を増強した「[[Live Zound]]」上映を復活させ、最大スクリーンでの上映を行い、8月11日をもって'''351日間'''にも及ぶロングラン上映を終了した。これについては新海誠もTwitterで言及している。その翌日からは、世田谷区の「[[下高井戸シネマ]]」が2週間限定で、尼崎市の「[[塚口サンサン劇場]]」が1週間限定で新たに上映を開始した。日本国内の映画館における通常上映は、365日目(公開から364日後)の2017年8月25日、「キネマ旬報シアター」および「下高井戸シネマ」での上映をもって一旦全て終了した。その後も2020年までにTOHOシネマズ仙台、TOHOシネマズ上野、下北沢トリウッド、秋葉原UDXシアター、川崎チネチッタ、アイシティシネマ、TOHOシネマズ赤池、TOHOシネマズ橿原、TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、あべのアポロシネマなどで再上映が行われている。2022年、9月30日から期間限定で、全国41館で開催される「新海誠IMAX映画祭」にて、[[IMAX]]で上映された<ref>{{Cite web|url=https://anime.eiga.com/news/116868/|title=「新海誠IMAX映画祭」9月30日から期間限定開催 「秒速5センチメートル」IMAX上映は初|website=アニメハック|publisher=[[映画.com]]|date=2022-09-22|accessdate=2022-10-01}}</ref>。 |
2016年8月の公開日から上映を続けていた最後の映画館「チネチッタ」では、最終週には音響を増強した「[[Live Zound]]」上映を復活させ、最大スクリーンでの上映を行い、8月11日をもって'''351日間'''にも及ぶロングラン上映を終了した。これについては新海誠もTwitterで言及している。その翌日からは、世田谷区の「[[下高井戸シネマ]]」が2週間限定で、尼崎市の「[[塚口サンサン劇場]]」が1週間限定で新たに上映を開始した。日本国内の映画館における通常上映は、365日目(公開から364日後)の2017年8月25日、「キネマ旬報シアター」および「下高井戸シネマ」での上映をもって一旦全て終了した。その後も2020年までに[[仙台パルコ#TOHOシネマズ仙台|TOHOシネマズ仙台]]、[[上野フロンティアタワー#TOHOシネマズ上野|TOHOシネマズ上野]]、[[下北沢トリウッド]]、秋葉原UDXシアター、川崎チネチッタ、アイシティシネマ、[[プライムツリー赤池#TOHOシネマズ赤池|TOHOシネマズ赤池]]、[[イオンモール橿原#TOHOシネマズ橿原|TOHOシネマズ橿原]]、[[HEP#TOHOシネマズ梅田|TOHOシネマズ梅田]]、[[東宝南街ビル#TOHOシネマズなんば 本館|TOHOシネマズなんば]]、[[あべのアポロ#あべのアポロシネマ|あべのアポロシネマ]]などで再上映が行われている。2022年、9月30日から期間限定で、全国41館で開催される「新海誠IMAX映画祭」にて、[[IMAX]]で上映された<ref>{{Cite web|和書|url=https://anime.eiga.com/news/116868/|title=「新海誠IMAX映画祭」9月30日から期間限定開催 「秒速5センチメートル」IMAX上映は初|website=アニメハック|publisher=[[映画.com]]|date=2022-09-22|accessdate=2022-10-01}}</ref>。 |
||
== 評価 == |
|||
=== 興行成績 === |
=== 興行成績 === |
||
{{See also|興行収入上位の日本のアニメ映画一覧|}} |
|||
[[興行収入]]は公開後2日間で7.7億円と、その時点で前作の推定総額1.5億円を遥かに上回った<ref>{{Cite web|url=http://natalie.mu/eiga/news/199853|title=新海誠「君の名は。」が週末動員1位、公開2日で興行収入7.7億円|website=映画ナタリー|publisher=株式会社ナターシャ|date=2016-08-29|accessdate=2016-09-10}}</ref>。8月26日金曜日の初日を合わせた3日間では、動員96万人、興行収入12.8億円を記録した<ref name="N0085654">{{Cite web|url=http://www.cinematoday.jp/page/N0085654|title=新海誠『君の名は。』空前の大ヒットスタート!12億円突破で初登場1位【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=[[株式会社シネマトゥデイ]]|date=2016-08-30|accessdate=2016-09-10}}</ref>。公開から9月22日までの28日間の興行収入が100億円を突破し、日本のアニメーション監督では[[宮崎駿]]に続く2人目の達成となった<ref>{{Cite web|url=http://www.cinematoday.jp/page/N0086243|title=『君の名は。』興収100億円突破!ジブリ以外の国内産アニメで初|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-09-23|accessdate=2016-09-24}}</ref>。また、10月3日までの39日間での動員が1000万人を突破した<ref>{{Cite web|url=http://www.cinematoday.jp/page/N0086476|title=『君の名は。』動員1,000万人、興収130億円突破!|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-10-04|accessdate=2016-11-29}}</ref>。14週目には興行収入194億円を突破し、193億円の『[[もののけ姫]]』を超え<ref>{{cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/11/28/kiji/K20161128013808970.html|title=「君の名は。」興行収入194億円突破「もののけ姫」抜いて邦画歴代3位に|publisher=スポニチアネックス|date=2016-11-28|accessdate=2016-11-28}}</ref>、また15週目には興行収入199億円を突破し、196億円の『[[ハウルの動く城]]』を超えたため、邦画歴代2位まで浮上したが、後の2020年11月24日に『[[劇場版 鬼滅の刃 無限列車編]]』に追い抜かれ<ref>{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/news/2177507/full/|title=映画『鬼滅の刃』国内の歴代興収3位 公開39日間で『アナ雪』超え259億円突破【ランキング一覧あり】|website=oricon news|publisher=[[オリコン|オリコン株式会社]]|date=2020-11-24|accessdate=2020-11-24}}</ref>、[[日本映画]]歴代3位となった<ref>{{cite news|url=https://www.sankei.com/article/20161205-WE3VHAWFY5MOZA4U7OWKK4SWAQ/|title=映画「君の名は。」興収199億円超え、邦画歴代2位に「ハウル」抜き、上は「千と千尋」だけ|newspaper=産経新聞|date=2016-12-05|accessdate=2016-12-05}}</ref><ref>{{Cite web|url=http://www.cinematoday.jp/page/N0088050|title=『君の名は。』興収、ハウル超え!邦画歴代2位に|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-12-05|accessdate=2016-12-05}}</ref>。最終興行収入は250.3億円、全世界で414.4億円と、[[日本歴代興行成績上位の映画一覧#日本歴代興行収入ランキング|日本で公開された映画]]としては歴代5位の記録となった。 |
|||
[[興行収入]]は公開後2日間で7.7億円と、その時点で前作の推定総額1.5億円を遥かに上回った<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/199853|title=新海誠「君の名は。」が週末動員1位、公開2日で興行収入7.7億円|website=映画ナタリー|publisher=株式会社ナターシャ|date=2016-08-29|accessdate=2016-09-10}}</ref>。8月26日金曜日の初日を合わせた3日間では、動員96万人、興行収入12.8億円を記録した<ref name="N0085654">{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0085654|title=新海誠『君の名は。』空前の大ヒットスタート!12億円突破で初登場1位【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=[[株式会社シネマトゥデイ]]|date=2016-08-30|accessdate=2016-09-10}}</ref>。公開から9月22日までの28日間の興行収入が100億円を突破し、日本のアニメーション監督では[[宮崎駿]]に続く2人目の達成となった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0086243|title=『君の名は。』興収100億円突破!ジブリ以外の国内産アニメで初|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-09-23|accessdate=2016-09-24}}</ref>。また、10月3日までの39日間での動員が1000万人を突破した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0086476|title=『君の名は。』動員1,000万人、興収130億円突破!|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-10-04|accessdate=2016-11-29}}</ref>。14週目には興行収入194億円を突破し、193億円の『[[もののけ姫]]』を超え<ref>{{cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/11/28/kiji/K20161128013808970.html|title=「君の名は。」興行収入194億円突破「もののけ姫」抜いて邦画歴代3位に|publisher=スポニチアネックス|date=2016-11-28|accessdate=2016-11-28}}</ref>、また15週目には興行収入199億円を突破し、196億円の『[[ハウルの動く城]]』を超えたため、邦画歴代2位まで浮上したが、後の2020年11月24日に『[[劇場版 鬼滅の刃 無限列車編]]』に追い抜かれ<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2177507/full/|title=映画『鬼滅の刃』国内の歴代興収3位 公開39日間で『アナ雪』超え259億円突破【ランキング一覧あり】|website=oricon news|publisher=[[オリコン|オリコン株式会社]]|date=2020-11-24|accessdate=2020-11-24}}</ref>、[[日本映画]]歴代3位となった<ref>{{cite news|url=https://www.sankei.com/article/20161205-WE3VHAWFY5MOZA4U7OWKK4SWAQ/|title=映画「君の名は。」興収199億円超え、邦画歴代2位に「ハウル」抜き、上は「千と千尋」だけ|newspaper=産経新聞|date=2016-12-05|accessdate=2016-12-05}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0088050|title=『君の名は。』興収、ハウル超え!邦画歴代2位に|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-12-05|accessdate=2016-12-05}}</ref>。最終興行収入は250.3億円、全世界で414.4億円と、[[日本歴代興行成績上位の映画一覧#日本歴代興行収入ランキング|日本で公開された映画]]としては歴代5位の記録となった。 |
|||
{| class="wikitable" style="text-align:right;font-size:small" |
{| class="wikitable" style="text-align:right;font-size:small" |
||
|+『君の名は。』動員数・興行収入の推移 |
|+『君の名は。』動員数・興行収入の推移 |
||
424行目: | 451行目: | ||
!colspan="1"|累計 |
!colspan="1"|累計 |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|1週目の週末 |
|style="text-align:left"|1週目の週末(2016年8月27日・28日){{R|N0085654}} |
||
|rowspan="9" style="text-align:center;background:#ffd700"|1位 |
|rowspan="9" style="text-align:center;background:#ffd700"|1位 |
||
|68.8 |
|68.8 |
||
432行目: | 459行目: | ||
|style="text-align:left"| |
|style="text-align:left"| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|2週目の週末 |
|style="text-align:left"|2週目の週末(9月3日・4日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0085828|title=新海誠『君の名は。』驚異のハイペースでV2!公開10日で38億円【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-09-06|accessdate=2016-09-22}}</ref> |
||
|86.7 |
|86.7 |
||
|299.5 |
|299.5 |
||
439行目: | 466行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|3週目の週末 |
|style="text-align:left"|3週目の週末(9月10日・11日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0086010|title=『君の名は。』新作を圧倒してV3!公開17日で60億円突破【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-09-13|accessdate=2016-09-22}}</ref> |
||
|85.2 |
|85.2 |
||
|481.4 |
|481.4 |
||
446行目: | 473行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|4週目の週末 |
|style="text-align:left"|4週目の週末(9月17日・18日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0086191|title=『君の名は。』V4で100億円突破にリーチ!『聲の形』も大ヒットスタート!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-09-21|accessdate=2016-09-22}}</ref> |
||
|80.0 |
|80.0 |
||
|698.0 |
|698.0 |
||
453行目: | 480行目: | ||
|style="text-align:left"|累計動員数および累計興行収入は、9月19日までのもの。 |
|style="text-align:left"|累計動員数および累計興行収入は、9月19日までのもの。 |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|5週目の週末 |
|style="text-align:left"|5週目の週末(9月24日・25日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0086332|title=止まらない『君の名は。』5週連続1位!興収111億を突破【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-09-27|accessdate=2016-09-27}}</ref> |
||
|63.7 |
|63.7 |
||
|854.5 |
|854.5 |
||
460行目: | 487行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|6週目の週末 |
|style="text-align:left"|6週目の週末(10月1日・2日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0086492|title=『君の名は。』がV6!『ポニョ』を超えるか?歴代ベストテン入りも視野【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-10-04|accessdate=2016-10-04}}</ref> |
||
|65.4 |
|65.4 |
||
|989.4 |
|989.4 |
||
467行目: | 494行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|7週目の週末 |
|style="text-align:left"|7週目の週末(10月8日・9日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0086700|title=『君の名は。』V7!『ポニョ』射程圏内!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-10-12|accessdate=2016-10-25}}</ref> |
||
|51.3 |
|51.3 |
||
|1119.6 |
|1119.6 |
||
474行目: | 501行目: | ||
|style="text-align:left"|累計動員数および累計興行収入は、10月10日までのもの。 |
|style="text-align:left"|累計動員数および累計興行収入は、10月10日までのもの。 |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|8週目の週末 |
|style="text-align:left"|8週目の週末(10月15日・16日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0086835|title=『君の名は。』がV8達成!『ポニョ』超え確実154億円【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-10-18|accessdate=2016-10-25}}</ref> |
||
|34.7 |
|34.7 |
||
|1184.3 |
|1184.3 |
||
481行目: | 508行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|9週目の週末 |
|style="text-align:left"|9週目の週末(10月22日・23日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0087006|title=『君の名は。』V9達成!山田孝之『ウシジマくん』最終章は2位【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-10-25|accessdate=2016-10-25}}</ref> |
||
|35.9 |
|35.9 |
||
|1260.9 |
|1260.9 |
||
488行目: | 515行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|10週目の週末 |
|style="text-align:left"|10週目の週末(10月29日・30日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0087207|title=『デスノート』初登場1位!『君の名は。』は『ハリポタ』『踊る』超えにリーチ!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-11-01|accessdate=2016-11-01}}</ref> |
||
|style="text-align:center;background:#c0c0c0"|2位 |
|style="text-align:center;background:#c0c0c0"|2位 |
||
|28.6 |
|28.6 |
||
496行目: | 523行目: | ||
|style="text-align:left"|週末動員数1位は『[[デスノート (映画)#『デスノート Light up the NEW world』|デスノート Light up the NEW world]]』。 |
|style="text-align:left"|週末動員数1位は『[[デスノート (映画)#『デスノート Light up the NEW world』|デスノート Light up the NEW world]]』。 |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|11週目の週末 |
|style="text-align:left"|11週目の週末(11月5日・6日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0087374|title=『君の名は。』10回目のトップ!小松菜奈&菅田将暉『溺れるナイフ』は4位初登場!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-11-08|accessdate=2016-11-08}}</ref> |
||
|rowspan="3" style="text-align:center;background:#ffd700"|1位 |
|rowspan="3" style="text-align:center;background:#ffd700"|1位 |
||
|21.8 |
|21.8 |
||
504行目: | 531行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|12週目の週末 |
|style="text-align:left"|12週目の週末(11月12日・13日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0087550|title=『君の名は。』通算11回目の1位!『もののけ姫』に迫る【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-11-15|accessdate=2016-11-15}}</ref> |
||
|19.0 |
|19.0 |
||
|1420.9 |
|1420.9 |
||
511行目: | 538行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|13週目の週末 |
|style="text-align:left"|13週目の週末(11月19日・20日)<ref name="N0087732">{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0087732|title=『君の名は。』V12で189億円突破!『もののけ』『ハウル』射程圏内【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-11-22|accessdate=2016-11-22}}</ref> |
||
|19.1 |
|19.1 |
||
|1458.8 |
|1458.8 |
||
518行目: | 545行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|14週目の週末 |
|style="text-align:left"|14週目の週末(11月26日・27日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0087895|title=『ファンタビ』1位!『君の名は。』2位!『この世界の片隅に』は6位に浮上!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-11-29|accessdate=2016-11-29}}</ref> |
||
|rowspan="2" style="text-align:center;background:#c0c0c0"|2位 |
|rowspan="2" style="text-align:center;background:#c0c0c0"|2位 |
||
|15.7 |
|15.7 |
||
526行目: | 553行目: | ||
|rowspan="2" style="text-align:left"|週末動員数1位は『[[ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅]]』。 |
|rowspan="2" style="text-align:left"|週末動員数1位は『[[ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅]]』。 |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|15週目の週末 |
|style="text-align:left"|15週目の週末(12月3日・4日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0088091|title=『ファンタビ』30億円突破でV2!『君の名は。』『この世界の片隅に』アニメも絶好調!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-12-06|accessdate=2016-12-07}}</ref> |
||
|18.4 |
|18.4 |
||
|1535.3 |
|1535.3 |
||
532行目: | 559行目: | ||
|199.6 |
|199.6 |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|16週目の週末 |
|style="text-align:left"|16週目の週末(12月10日・11日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0088280|title=『モンスト』が初登場1位!『君の名は。』は『ハリポタ』超えで歴代4位!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-12-13|accessdate=2016-12-13}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|5位 |
|style="text-align:center"|5位 |
||
| |
| |
||
540行目: | 567行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|17週目の週末 |
|style="text-align:left"|17週目の週末(12月17日・18日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0088482|title=『妖怪ウォッチ』3年連続初登場1位!『スター・ウォーズ』は興収トップ!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-12-20|accessdate=2016-12-20}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|6位 |
|style="text-align:center"|6位 |
||
| |
| |
||
548行目: | 575行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|18週目の週末 |
|style="text-align:left"|18週目の週末(12月24日・25日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0088632|title=『バイオハザード』歴代最高のオープニングで初登場1位!生田斗真『土竜の唄』も初登場【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2016-12-27|accessdate=2016-12-27}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|7位 |
|style="text-align:center"|7位 |
||
| |
| |
||
556行目: | 583行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|19週目の週末 |
|style="text-align:left"|19週目の週末(12月31日・2017年1月1日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0088745|title=『バイオハザード』今年最初の1位!『君の名は。』が3位急上昇!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2017-01-05|accessdate=2017-01-06}}</ref> |
||
|rowspan="2" style="text-align:center;background:#cc9966"|3位 |
|rowspan="2" style="text-align:center;background:#cc9966"|3位 |
||
| |
| |
||
564行目: | 591行目: | ||
|style="text-align:left"|年末年始のため計測できず。 |
|style="text-align:left"|年末年始のため計測できず。 |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|20週目の週末 |
|style="text-align:left"|20週目の週末(1月7日・8日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0088876|title=『妖怪ウォッチ』1位に返り咲き!『君の名は。』が『アナ雪』にジワリ迫る!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2017-01-11|accessdate=2017-01-11}}</ref> |
||
| |
| |
||
|1768.5 |
|1768.5 |
||
571行目: | 598行目: | ||
|style="text-align:left"|累計動員数および累計興行収入は、1月9日までのもの。 |
|style="text-align:left"|累計動員数および累計興行収入は、1月9日までのもの。 |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|21週目の週末 |
|style="text-align:left"|21週目の週末(1月14日・15日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0088992|title=綾瀬はるか『本能寺ホテル』が初登場1位!『この世界の片隅に』は動員100万人突破!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2017-01-17|accessdate=2017-01-17}}</ref> |
||
|style="text-align:center;background:#c0c0c0"|2位 |
|style="text-align:center;background:#c0c0c0"|2位 |
||
|12.5 |
|12.5 |
||
579行目: | 606行目: | ||
|style="text-align:left"|週末動員数1位は『[[本能寺ホテル]]』。 |
|style="text-align:left"|週末動員数1位は『[[本能寺ホテル]]』。 |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|22週目の週末 |
|style="text-align:left"|22週目の週末(1月21日・22日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0089159|title=『君の名は。』公開22週目で再び1位!235億円突破で『アナ雪』狙う【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2017-01-24|accessdate=2017-01-24}}</ref> |
||
|style="text-align:center;background:#ffd700"|1位 |
|style="text-align:center;background:#ffd700"|1位 |
||
|12.4 |
|12.4 |
||
587行目: | 614行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|23週目の週末 |
|style="text-align:left"|23週目の週末(1月28日・29日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0089313|title=『ドクター・ストレンジ』1位スタート!松坂桃李&菅田将暉『キセキ』は2位【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2017-01-31|accessdate=2017-01-31}}</ref> |
||
|style="text-align:center;background:#cc9966"|3位 |
|style="text-align:center;background:#cc9966"|3位 |
||
| |
| |
||
595行目: | 622行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|24週目の週末 |
|style="text-align:left"|24週目の週末(2月4日・5日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0089482|title=ティム・バートン『ミス・ペレグリン』女性ファンの熱狂的支持で1位!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2017-02-07|accessdate=2017-02-07}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|4位 |
|style="text-align:center"|4位 |
||
| |
| |
||
603行目: | 630行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|25週目の週末 |
|style="text-align:left"|25週目の週末(2月11日・12日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0089627|title=『相棒』シリーズ最高の大ヒットスタート!50億円突破に期待大!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2017-02-14|accessdate=2017-02-14}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|6位 |
|style="text-align:center"|6位 |
||
| |
| |
||
611行目: | 638行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|26週目の週末 |
|style="text-align:left"|26週目の週末(2月18日・19日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0089795|title=『ソードアート・オンライン』初登場1位!実写版『一週間フレンズ。』は3位デビュー【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイイ|date=2017-02-21|accessdate=2017-02-21}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|8位 |
|style="text-align:center"|8位 |
||
| |
| |
||
619行目: | 646行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|27週目の週末 |
|style="text-align:left"|27週目の週末(2月25日・26日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://cinematoday.jp/page/N0089969|title=アカデミー最多『ラ・ラ・ランド』が大ヒットスタートで初登場1位!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2017-02-28|accessdate=2017-02-28}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|7位 |
|style="text-align:center"|7位 |
||
| |
| |
||
627行目: | 654行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|28週目の週末 |
|style="text-align:left"|28週目の週末(3月4日・5日)<ref name="N0090137">{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0090137|title=『ドラえもん』シリーズ最高狙う大ヒットスタートで1位!『ラ・ラ・ランド』も絶好調!【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2017-03-07|accessdate=2017-03-07}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|9位 |
|style="text-align:center"|9位 |
||
| |
| |
||
635行目: | 662行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|29週目の週末 |
|style="text-align:left"|29週目の週末(3月11日・12日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0090293|title=ディズニー『モアナと伝説の海』が1位!『ズートピア』超えのハイペース【映画週末興行成績】|website=シネマトゥデイ|publisher=株式会社シネマトゥデイ|date=2017-03-14|accessdate=2017-03-14}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|10位 |
|style="text-align:center"|10位 |
||
| |
| |
||
643行目: | 670行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|30週目の週末 |
|style="text-align:left"|30週目の週末(3月18日・19日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-03-20|accessdate=2017-03-26}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
651行目: | 678行目: | ||
|style="text-align:left"|累計興行収入は、3月20日までのもの。 |
|style="text-align:left"|累計興行収入は、3月20日までのもの。 |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|31週目の週末 |
|style="text-align:left"|31週目の週末(3月25日・26日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-03-26|accessdate=2017-03-27}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
659行目: | 686行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|32週目の週末 |
|style="text-align:left"|32週目の週末(4月1日・2日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-04-03|accessdate=2017-04-05}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
667行目: | 694行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|33週目の週末 |
|style="text-align:left"|33週目の週末(4月8日・9日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-04-09|accessdate=2017-04-10}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
675行目: | 702行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|34週目の週末 |
|style="text-align:left"|34週目の週末(4月15日・16日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-04-17|accessdate=2017-04-17}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
683行目: | 710行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|35週目の週末 |
|style="text-align:left"|35週目の週末(4月22日・23日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-04-24|accessdate=2017-04-24}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
691行目: | 718行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|36週目の週末 |
|style="text-align:left"|36週目の週末(4月29日・30日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-05-01|accessdate=2017-05-03}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
699行目: | 726行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|37週目の週末 |
|style="text-align:left"|37週目の週末(5月6日・7日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-05-07|accessdate=2017-05-08}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
707行目: | 734行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|38週目の週末 |
|style="text-align:left"|38週目の週末(5月13日・14日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-05-14|accessdate=2017-05-16}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
715行目: | 742行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|39週目の週末 |
|style="text-align:left"|39週目の週末(5月20日・21日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-05-21|accessdate=2017-05-22}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
723行目: | 750行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|40週目の週末 |
|style="text-align:left"|40週目の週末(5月27日・28日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-05-28|accessdate=2017-05-29}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
731行目: | 758行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|41週目の週末 |
|style="text-align:left"|41週目の週末(6月3日・4日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-06-04|accessdate=2017-06-05}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
739行目: | 766行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|42週目の週末 |
|style="text-align:left"|42週目の週末(6月10日・11日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-06-11|accessdate=2017-06-12}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
747行目: | 774行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|43週目の週末 |
|style="text-align:left"|43週目の週末(6月17日・18日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-06-18|accessdate=2017-06-19}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
755行目: | 782行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|44週目の週末 |
|style="text-align:left"|44週目の週末(6月24日・25日)<ref>{{cite news|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-06-25|accessdate=2017-06-30}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
763行目: | 790行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|45週目の週末 |
|style="text-align:left"|45週目の週末(7月1日・2日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-07-02|accessdate=2017-07-03}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
771行目: | 798行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|46週目の週末 |
|style="text-align:left"|46週目の週末(7月8日・9日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-07-09|accessdate=2017-07-10}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
779行目: | 806行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|47週目の週末 |
|style="text-align:left"|47週目の週末(7月15日・16日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-07-16|accessdate=2017-07-17}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
787行目: | 814行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|48週目の週末 |
|style="text-align:left"|48週目の週末(7月22日・23日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-07-23|accessdate=2017-07-24}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
795行目: | 822行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|49週目の週末 |
|style="text-align:left"|49週目の週末(7月29日・30日)<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-07-30|accessdate=2017-07-31}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
803行目: | 830行目: | ||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
|style="text-align:left"|50週目の週末 |
|style="text-align:left"|50週目の週末(8月5日・6日)<ref name="best10">{{cite news|url=http://www.kogyotsushin.com/archives/alltime/|title=歴代興収ベスト100|publisher=興行通信社|date=2017-08-06|accessdate=2017-08-07}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|- |
|style="text-align:center"|- |
||
| |
| |
||
817行目: | 844行目: | ||
| |
| |
||
|250.3 |
|250.3 |
||
|style="text-align:left"|最終的な累計動員数は1928万人とされる<ref>{{Cite web|url=https://realsound.jp/movie/2019/02/post-319669.html|title=ハリウッド版『君の名は。』、マーク・ウェブが監督に決定 川村元気「最強のチームが完成した」|website=ビジネスジャーナル|publisher=[[サイゾー|株式会社サイゾー]]|date=2019-02-15|accessdate=2019-02-16}}</ref>。 |
|style="text-align:left"|最終的な累計動員数は1928万人とされる<ref>{{Cite web|和書|url=https://realsound.jp/movie/2019/02/post-319669.html|title=ハリウッド版『君の名は。』、マーク・ウェブが監督に決定 川村元気「最強のチームが完成した」|website=ビジネスジャーナル|publisher=[[サイゾー|株式会社サイゾー]]|date=2019-02-15|accessdate=2019-02-16}}</ref>。 |
||
|} |
|} |
||
=== 世界興行 === |
=== 世界興行 === |
||
{{See also|興行収入上位の日本のアニメ映画一覧}} |
{{See also|興行収入上位の日本のアニメ映画一覧}} |
||
本作は、世界125の国と地域で海外配給が決定していると報じられている<ref>{{cite news|url= |
本作は、世界125の国と地域で海外配給が決定していると報じられている<ref>{{cite news|url=https://natalie.mu/eiga/news/215900 |title=「君の名は。」韓国で興収&動員ともに1位、「ハウルの動く城」以来13年ぶり|publisher=映画ナタリー|date=2017-01-06|accessdate=2017-01-06}}</ref>。2017年1月18日時点で、全世界での興行収入合計が2億8,100万ドルに達し、『千と千尋の神隠し』の2億7,500万ドルを抜いて、日本映画として史上最高となったことが伝えられた<ref>{{cite news|url=http://www.technobuffalo.com/2017/01/18/your-name-is-now-the-biggest-anime-box-office-hit-of-all-time-set-for-release-in-the-states/ |title=Your Name is now the biggest anime box office hit of all time, set for release in the States |date=2017-01-18|accessdate=2017-01-19}}</ref>。2019年9月時点で確認されている世界興収は3億6,102万ドルである{{R|thenumbers}}。全世界での累計動員数は4000万人に達した<ref>[https://toyokeizai.net/articles/-/282117?page=4 小説家・川村元気が「認知症」を描いたわけ]、東洋経済ON LINE、2019年5月18日6時。</ref>。 |
||
{| class="wikitable sortable" style="font-size: small;" |
{| class="wikitable sortable" style="font-size: small;" |
||
|+『君の名は。』日本国外における興行一覧 |
|+『君の名は。』日本国外における興行一覧 |
||
845行目: | 872行目: | ||
|2016年11月10日 |
|2016年11月10日 |
||
|M Pictures |
|M Pictures |
||
|style="white-space:nowrap"|หลับตาฝัน ถึงชื่อเธอ |
|style="white-space:nowrap"|หลับตาฝัน ถึงชื่อเธอ{{Efn2|name="title"|日本語に訳すと「目を閉じてあなたの名前の夢を見る 」となり、原題「君の名は。」とは題意が異なる。}} |
||
|<ref>{{Twitter status|Mpic_Movie|780352275956969472}}</ref><ref name="tai">{{ |
|<ref>{{Twitter status|Mpic_Movie|780352275956969472}}</ref><ref name="tai">{{Cite web|和書|date=2016-11-04|url=http://www.jtcbkk.com/tai-bangkok-eiga-kiminonaha-jouei/|title=タイ・バンコクで「君名は。」11月10日〜!映画館・時間、歴代2位邦画で確実|publisher=日タイ会話交流クラブ|accessdate=2016-11-05}}</ref> |
||
|- |
|- |
||
|{{HKG}} ([[中国]]) |
|{{HKG}} ([[中国]]) |
||
921行目: | 948行目: | ||
|2017年2月23日 |
|2017年2月23日 |
||
|JaiKon Cambodia |
|JaiKon Cambodia |
||
|បិទភ្នែកសុបិន នឹកដល់ឈ្មោះអ្នក |
|បិទភ្នែកសុបិន នឹកដល់ឈ្មោះអ្នក{{Efn2|name="title"}} |
||
| |
| |
||
|- |
|- |
||
1,030行目: | 1,057行目: | ||
|[[:ru:Истари_комикс|Истари комикс]] |
|[[:ru:Истари_комикс|Истари комикс]] |
||
|Твоє iмя |
|Твоє iмя |
||
| |
|{{R|ru-distribution}}<ref name="StartIn-UK">{{cite web|url=https://vk.com/wall-111531781_6584 |title=Списком городов и кинотеатров проката фильма «Твоё имя» на Украине |publisher=Exponenta Film |date=2017-10-19 |accessdate=2017-10-25 |language=ru |archiveurl=https://web.archive.org/web/20171025181427/https://vk.com/wall-111531781_6584 |archivedate=2017-10-25}}</ref> |
||
|- |
|- |
||
|{{NLD}} |
|{{NLD}} |
||
1,059行目: | 1,086行目: | ||
=== アジア === |
=== アジア === |
||
;{{TWN}} |
;{{TWN}} |
||
:2016年10月21日公開。これに先立ち、10月14日から16日までの3日間、先行上映会が行われた<ref>{{cite news|url= |
:2016年10月21日公開。これに先立ち、10月14日から16日までの3日間、先行上映会が行われた<ref>{{cite news|url=https://www.recordchina.co.jp/b152913-s0-c30-d0052.html|title=「君の名は。」が台湾でも人気!3日間の先行上映は大盛況、1日に2回見るファンも―台湾メディア|newspaper=Record China|date=2016-10-18|accessdate=2016-12-09}}</ref>。 |
||
:公開1週目の週末興行ランキングで第1位を獲得<ref>{{ |
:公開1週目の週末興行ランキングで第1位を獲得<ref>{{Cite web|url=http://app2.atmovies.com.tw/boxoffice/twweekend/2016-10-21/|title=台北週末票房排行榜|publisher=開眼電影網|accessdate=2016-12-09|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161221055008/http://app2.atmovies.com.tw/boxoffice/twweekend/2016-10-21/|archivedate=2016-12-21}}</ref>。また、10月31日にはそれまで日本映画歴代首位だった『[[リング (1998年の映画)|リング]]』の台北での興行収入1億6200万台湾ドルを超え、歴代日本映画興行収入第1位を達成<ref>{{cite news|url=https://natalie.mu/eiga/news/208090|title=「君の名は。」台湾で歴代邦画興収ランキング1位に、「リング」の記録抜く|newspaper=映画ナタリー|date=2016-11-04|accessdate=2016-11-16}}</ref>。最終興収は2億5000万台湾ドルを超えた<ref>{{cite web|url=https://home.gamer.com.tw/creationDetail.php?sn=3523833|title=巴哈姆特電玩資訊站 - 系統訊息|website=home.gamer.com.tw|accessdate=2019-04-30|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170328021714/https://home.gamer.com.tw/creationDetail.php?sn=3523833|archivedate=2017-03-28}}</ref>。 |
||
;{{THA}} |
;{{THA}} |
||
:2016年11月10日公開。当初は10月6日公開予定だったが、諸事情により11月10日に延期された{{要出典|date=2016年12月}}。週末4日間で約7000万円の興行収入で、週末興行ランキング1位を獲得<ref name="natalie161116">{{cite news|url= |
:2016年11月10日公開。当初は10月6日公開予定だったが、諸事情により11月10日に延期された{{要出典|date=2016年12月}}。週末4日間で約7000万円の興行収入で、週末興行ランキング1位を獲得<ref name="natalie161116">{{cite news|url=https://natalie.mu/eiga/news/209569|title=「君の名は。」タイと香港でも週末興収1位獲得|newspaper=映画ナタリー|date=2016-11-16|accessdate=2016-11-16}}</ref>。その後、興行収入は4,000万バーツを超え、これまで最高だった『[[STAND BY ME ドラえもん]]』の3,956万バーツを抜いて日本映画の興行収入第1位となっている<ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/articles/ASJDM4R4CJDMUCVL015.html|title=「「君の名は。」中国とタイで日本映画の興収新記録|newspaper=朝日新聞デジタル|date=2016-12-19|accessdate=2016-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161219130414/http://www.asahi.com/articles/ASJDM4R4CJDMUCVL015.html|archivedate=2016-12-19}}</ref>。 |
||
;{{HKG}} ([[中国]]) |
;{{HKG}} ([[中国]]) |
||
:2016年11月11日公開。週末3日間で約8600万円の興行収入で、週末興行ランキング1位を獲得 |
:2016年11月11日公開。週末3日間で約8600万円の興行収入で、週末興行ランキング1位を獲得{{R|natalie161116}}。さらに12月4日時点で2,500万[[香港ドル]]を超え、『STAND BY ME ドラえもん』の4600万香港ドルに次いで日本のアニメ映画の香港での興行収入第2位となった<ref>{{cite news|author1=劉健華|title=《你的名字。》打破《千與千尋》紀錄 成香港最高票房日本動畫|url=https://www.hk01.com/article/57996|accessdate=2016-12-05|work=香港01電影|agency=香港01|date=2016-12-04}}</ref>。 |
||
;{{CHN}} |
;{{CHN}} |
||
:2016年12月2日公開。公開日は『君の名は。』の公式ウェイボーで公表された |
:2016年12月2日公開。公開日は『君の名は。』の公式ウェイボーで公表された{{R|weibo}}。日本公開からわずか3か月余という異例の早期公開に至った背景には、[[韓国]]の[[THAAD]]配備を巡る中韓関係のかげりによる反動や、頭打ちの中国映画市場を促進させる思惑など、諸々の政治的事情があるとの見方もある{{R|dot161207}}<ref>{{cite news|url=https://www.sankei.com/article/20161207-DSAEJ2U6GRLHXAD4JFNANX6LLQ/2/|title=「君の名は。」中国で快進撃 異例の早期公開、韓流排除と映画市場の伸び悩み背景か|newspaper=産経新聞(産経ニュース)|date=2016-12-07|accessdate=2016-12-08}}</ref>。また、中国で公開される外国映画は、政治的な理由や青少年への教育上の配慮という理由で部分的にカットされることがあるが、日本的な神社にまつわるシーンや下着が見えるシーンを含め、本作はノーカット上映されている<ref>{{cite news|url=http://rollingstonejapan.com/articles/detail/27226|title=『君の名は。』中国で好調なスタート 外国映画上映は9割が米映画|newspaper=ローリングストーン 日本版|date=2016-12-07|accessdate=2016-12-08|publication-date=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161220085411/http://rollingstonejapan.com/articles/detail/27226|archivedate=2016年12月20日}}</ref>。 |
||
:日本映画史上最大規模の約7千スクリーン(延べ6万7823スクリーン)で上映<ref name="eigacom161206">{{cite news|url= |
:日本映画史上最大規模の約7千スクリーン(延べ6万7823スクリーン)で上映<ref name="eigacom161206">{{cite news|url=https://eiga.com/news/20161206/4/|title=「君の名は。」中国公開3日間で興収42億円!日本では邦画歴代2位に浮上|newspaper=映画.com|date=2016-12-06|accessdate=2016-12-08}}</ref><ref name="dot161207">{{cite news|url=https://dot.asahi.com/articles/-/110890|title=「君の名は。」が中国全土で公開 巨大市場を取り込めるか|newspaper=週刊朝日(dot. 提供)|date=2016-12-07|accessdate=2016-12-08}}</ref>。公開3日間の累計興行収入は2.8億元(約42億5500万円)で、これまで最高だった『STAND BY ME ドラえもん』の2.3億元を上回り、日本映画の新記録を達成した<ref name="cnmtd1128">{{Cite news|url=http://www.asahi.com/sp/articles/ASJD54F9CJD5UCLV00W.html|title=「君の名は。」邦画収入歴代2位に 中国でも新記録|newspaper=朝日新聞デジタル|date=2016-12-05|accessdate=2016-12-05|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161215165448/http://www.asahi.com/articles/ASJD54F9CJD5UCLV00W.html|archivedate=2016-12-15}}</ref>。週末興行ランキング1位を獲得{{R|eigacom161206}}。その後、興行収入総額ベースでも『STAND BY ME ドラえもん』の5.3億元を抜き、日本映画の新記録を達成している<ref>{{cite news|url=http://mainichi.jp/articles/20161218/k00/00m/030/042000c|title=「君の名は。」興行収入、日本映画の記録更新|newspaper=毎日新聞|date=2016-12-17|accessdate=2016-12-24|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161224234653/http://mainichi.jp/articles/20161218/k00/00m/030/042000c|archivedate=2016年12月24日|deadlinkdate=2018年3月}}</ref>。その後、2017年明けの時点で5.6億元に達し、2016年に爆発的ヒットした中国アニメ『[[紅き大魚の伝説|大魚海棠]]』(紅き大魚の伝説)をも抜いて、2Dアニメとしては、中国で公開された作品の記録を更新した<ref>{{cite news|url=http://www.animenewsnetwork.com/news/2017-01-03/shinkai-your-name-film-becomes-no.1-2d-animated-film-in-china-ever/.110576|title=Shinkai's 'your name.' Film Becomes #1 2D Animated Film in China Ever|date=2017-1-3|accessdate=2017-1-5}}</ref>。 |
||
:2017年2月2日をもって国内での上映は終了し、最終興収は5億7662万4000元(約95億円)となった<ref>{{cite news|url= |
:2017年2月2日をもって国内での上映は終了し、最終興収は5億7662万4000元(約95億円)となった<ref>{{cite news|url=https://news.livedoor.com/article/detail/12634961/|title=「君の名は。」中国で上映終了、興行収入95億円=中国ネットからはさらなる日本アニメの上映を期待する声|newspaper=livedoor|date=2017-2-5|accessdate=2017-2-5}}</ref>。 |
||
;{{KOR}} |
;{{KOR}} |
||
:初日の興収は約10億ウォン(約1億円)で、13万8000人を動員し、『[[ハウルの動く城]]』以来13年ぶりの快挙となる初日の興行収入・観客動員数で1位デビューを果たした<ref>{{cite news|url=https://www.sankei.com/article/20170106-QQRI6DAKVNL6TAAC4VN4F2UQ7Y/ |title=映画「君の名は。」韓国でも初日1位を記録|publisher=産経新聞|date=2017-01-06|accessdate=2017-01-06}}</ref><ref>{{cite news|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0088788 |title=『君の名は。』韓国で1位に!ハウル以来13年ぶり|publisher=シネマトゥデイ|date=2017-01-06|accessdate=2017-01-06}}</ref>。公開5日目で観客数100万人<ref>{{cite news|url=http://s.japanese.joins.com/article/488/224488.html|title=日本アニメ『君の名は。』 韓国公開5日で観客100万突破|newspaper=中央日報|date=2017-01-10|accessdate=2017-01-12|publication-date=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170113134425/http://s.japanese.joins.com/article/488/224488.html|archivedate=2017年1月13日}}</ref>、公開11日目で観客数200万人を突破した<ref>{{cite news|url=http://ekr.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2017011500260 |title=興行成績:『君の名は』200万人突破、日本映画としては最速|newspaper=朝鮮日報 |date=2017-01-15|accessdate=2016-01-15}}</ref>。1月22日現地点で観客数302万人を記録し、『ハウルの動く城』の301万人を超え、韓国で公開された歴代日本映画の観客数第1位を達成した<ref>{{cite news|url=http://imnews.imbc.com/news/2017/culture/article/4208067_21421.html|title='너의 이름은.' 300만 명 돌파, 역대 日 애니 최고 흥행작|newspaper=MBC |date=2017-01-22|accessdate=2016-01-22}}</ref><ref>{{cite news|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0089117 |title=『君の名は。』韓国で最もヒットした日本映画に!|newspaper=シネマトゥデイ|date=2017-01-23|accessdate=2017-01-23}}</ref>。最終観客数は367万人。 |
:初日の興収は約10億ウォン(約1億円)で、13万8000人を動員し、『[[ハウルの動く城]]』以来13年ぶりの快挙となる初日の興行収入・観客動員数で1位デビューを果たした<ref>{{cite news|url=https://www.sankei.com/article/20170106-QQRI6DAKVNL6TAAC4VN4F2UQ7Y/ |title=映画「君の名は。」韓国でも初日1位を記録|publisher=産経新聞|date=2017-01-06|accessdate=2017-01-06}}</ref><ref>{{cite news|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0088788 |title=『君の名は。』韓国で1位に!ハウル以来13年ぶり|publisher=シネマトゥデイ|date=2017-01-06|accessdate=2017-01-06}}</ref>。公開5日目で観客数100万人<ref>{{cite news|url=http://s.japanese.joins.com/article/488/224488.html|title=日本アニメ『君の名は。』 韓国公開5日で観客100万突破|newspaper=中央日報|date=2017-01-10|accessdate=2017-01-12|publication-date=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170113134425/http://s.japanese.joins.com/article/488/224488.html|archivedate=2017年1月13日}}</ref>、公開11日目で観客数200万人を突破した<ref>{{cite news|url=http://ekr.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2017011500260 |title=興行成績:『君の名は』200万人突破、日本映画としては最速|newspaper=朝鮮日報 |date=2017-01-15|accessdate=2016-01-15}}</ref>。1月22日現地点で観客数302万人を記録し、『ハウルの動く城』の301万人を超え、韓国で公開された歴代日本映画の観客数第1位を達成した<ref>{{cite news|url=http://imnews.imbc.com/news/2017/culture/article/4208067_21421.html|title='너의 이름은.' 300만 명 돌파, 역대 日 애니 최고 흥행작|newspaper=MBC |date=2017-01-22|accessdate=2016-01-22}}</ref><ref>{{cite news|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0089117 |title=『君の名は。』韓国で最もヒットした日本映画に!|newspaper=シネマトゥデイ|date=2017-01-23|accessdate=2017-01-23}}</ref>が、新海の後作、『[[すずめの戸締まり]]』(2022年公開)が第1位となり、現在は第2位となる<ref>{{Cite web|和書|title=韓国でも「すずめの戸締まり」大ヒット 歴代邦画1位に スラムダンク超す |url=https://www.sankei.com/article/20230415-JX7CBUHKCJJMNEE4EJZGG3545U/ |website=産経ニュース |date=2023-04-15 |access-date=2023-04-15 |language=ja |first=桜井 |last=紀雄}}</ref>。最終観客数は367万人。 |
||
=== ヨーロッパ・アメリカ === |
=== ヨーロッパ・アメリカ === |
||
;{{IRE}}および{{GBR}} |
;{{IRE}}および{{GBR}} |
||
:2016年11月18日公開。17館で上映され、週末興行収入で初登場29位<ref name="guardian161129">{{Cite web|url=https://www.theguardian.com/film/2016/nov/29/kerching-rowling-fantastic-beasts-still-casting-a-spell-atop-uk-box-office |title=Fantastic Beasts still No 1 in UK as A United Kingdom and Allied start strong | Film | The Guardian |publisher=[[ガーディアン]] |author=Charles Gant |date=2016-11-29 |language=英語 |accessdate=2016-12-06 }}</ref>(11月18日 - 20日、£21,910<ref>{{Cite web|url=https://www.theguardian.com/film/filmblog/2016/nov/22/fantastic-beasts-and-where-to-find-them-uk-box-office |title=Fantastic Beasts sprinkles magic dust over the UK box office | Film | The Guardian |publisher=[[ガーディアン]] |author=Charles Gant |date=2016-11-22 |language=英語 |accessdate=2016-12-06 }}</ref>)。11月24日には一夜限り |
:2016年11月18日公開。17館で上映され、週末興行収入で初登場29位<ref name="guardian161129">{{Cite web|url=https://www.theguardian.com/film/2016/nov/29/kerching-rowling-fantastic-beasts-still-casting-a-spell-atop-uk-box-office |title=Fantastic Beasts still No 1 in UK as A United Kingdom and Allied start strong | Film | The Guardian |publisher=[[ガーディアン]] |author=Charles Gant |date=2016-11-29 |language=英語 |accessdate=2016-12-06 }}</ref>(11月18日 - 20日、£21,910<ref>{{Cite web|url=https://www.theguardian.com/film/filmblog/2016/nov/22/fantastic-beasts-and-where-to-find-them-uk-box-office |title=Fantastic Beasts sprinkles magic dust over the UK box office | Film | The Guardian |publisher=[[ガーディアン]] |author=Charles Gant |date=2016-11-22 |language=英語 |accessdate=2016-12-06 }}</ref>)。11月24日には一夜限り{{R|guardian161129}}で104館での上映が行われ、日本アニメとしては過去最多のスクリーン数により、日本アニメの1日間の興行収入の新記録となる €127,350を達成した<ref>[http://www.irishexaminer.com/technow/movies/new-anime-your-name-breaks-irish-and-uk-records-432431.html New anime Your Name breaks Irish and UK records]Irish Examiner, November 25, 2016<!-- この記事内の [[:en:anime]] は日本のアニメを指す言葉。アニメ全般は animation を用いる。 --></ref>。2週目の週末興行収入は15位(11月25日 - 27日、23館){{R|guardian161129}}。 |
||
;{{FRA}} |
;{{FRA}} |
||
:2016年12月28日よりフランス国内120館で上映<ref>[ |
:2016年12月28日よりフランス国内120館で上映<ref>[https://eiga.com/news/20170129/8/ 「君の名は。」フランスでも絶好調 アニメファン以外も注目]映画ドットコム、2017年1月29日</ref>。2016年度劇場興行収入ランキングは163位<ref>{{cite web|url=https://www.boxofficemojo.com/intl/france/yearly/?yr=2016&sort=gross&order=DESC&pagenum=2&p=.htm|title=2016 France Yearly Box Office Results|website=www.boxofficemojo.com|accessdate=2019-04-30}}</ref>。 |
||
;{{ITA}} |
;{{ITA}} |
||
:上映期間は1月23日から25日まで<ref>{{cite web|url=http://www.nexodigital.it/your-name/|title=Your Name.|website=Nexo Digital. The Next Cinema Experience|accessdate=2019-04-30}}</ref>と、2月9日から14日まで<ref>{{cite web|url=http://www.nexodigital.it/your-name-repliche/|title=Your Name. - Repliche|website=Nexo Digital. The Next Cinema Experience|accessdate=2019-04-30}}</ref>。 |
:上映期間は1月23日から25日まで<ref>{{cite web|url=http://www.nexodigital.it/your-name/|title=Your Name.|website=Nexo Digital. The Next Cinema Experience|accessdate=2019-04-30}}</ref>と、2月9日から14日まで<ref>{{cite web|url=http://www.nexodigital.it/your-name-repliche/|title=Your Name. - Repliche|website=Nexo Digital. The Next Cinema Experience|accessdate=2019-04-30}}</ref>。 |
||
;{{USA}} |
;{{USA}} |
||
:米国配給権を持つ[[ファニメーション]]は、[[アカデミー賞]]のノミネート条件(ロサンゼルス郡内の映画館で連続7日以上の期間有料で公開)を満たすために2016年12月2日から一週間のみロサンゼルスの映画館Laemmle Music Hallで公開する予定であると報じられ<ref>[http://variety.com/2016/film/asia/japan-animation-sensation-your-name-funimation-north-america-1201901838/ Japanese Animation Hit ‘Your Name’ Sells to FUNimation for U.S.]Variety, October 26, 2016</ref>限定公開されたが、ノミネートは逃した<ref>[http://www.jiji.com/jc/article?k=2017012400901&g=soc ジブリ参加作「レッドタートル」候補に=「君の名は。」漏れる-米アカデミー賞]時事通信、2017 |
:米国配給権を持つ[[ファニメーション]]は、[[アカデミー賞]]のノミネート条件(ロサンゼルス郡内の映画館で連続7日以上の期間有料で公開)を満たすために2016年12月2日から一週間のみロサンゼルスの映画館Laemmle Music Hallで公開する予定であると報じられ<ref>[http://variety.com/2016/film/asia/japan-animation-sensation-your-name-funimation-north-america-1201901838/ Japanese Animation Hit ‘Your Name’ Sells to FUNimation for U.S.]Variety, October 26, 2016</ref>限定公開されたが、ノミネートは逃した<ref>[http://www.jiji.com/jc/article?k=2017012400901&g=soc ジブリ参加作「レッドタートル」候補に=「君の名は。」漏れる-米アカデミー賞]時事通信、2017年1月24日</ref>。 |
||
:全米公開は『Your name.』という題で、現地時間2017年4月7日からとなる。また一部劇場では、これに合わせてRADWIMPS・野田洋次郎が新たに英語に書き下ろした主題歌4曲を収録する英語主題歌版が上映されることも決定している(それに先駆け、日本でも一部劇場で1月28日より2週間限定で字幕付きの英語主題歌版が公開される)<ref name="natalie170118">{{Cite news|url= |
:全米公開は『Your name.』という題で、現地時間2017年4月7日からとなる。また一部劇場では、これに合わせてRADWIMPS・野田洋次郎が新たに英語に書き下ろした主題歌4曲を収録する英語主題歌版が上映されることも決定している(それに先駆け、日本でも一部劇場で1月28日より2週間限定で字幕付きの英語主題歌版が公開される)<ref name="natalie170118">{{Cite news|url=https://natalie.mu/eiga/news/217199|title=「君の名は。」北米公開決定、英語版主題歌が流れるバージョンの国内上映も|newspaper=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2017-01-18|accessdate=2017-01-20}}</ref>。4月8日の封切り週末の興行収入は、290館の上映で約164万ドル(1億8000万円)で13位となった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.zakzak.co.jp/smp/entertainment/ent-news/news/20170418/enn1704181700004-s1.htm|title=【LA発】「君の名は。」米国デビュー絶好調!評論家も絶賛 アニメ部門封切り週末歴代9位|page=1|website=ZakZak|publisher=産経デジタル|date=2017-04-18|accessdate=2022-10-28}}</ref>。2017年の最終興行収入は501万7246ドル(約5億6000万円)で、同年に公開された日本のアニメ映画で興収1位となった<ref>{{Cite web|和書|url=http://animationbusiness.info/archives/4605|title=興収1位は「君の名は。」2017年北米公開された日本アニメイベント上映が増加|publisher=アニメーションビジネス・ジャーナル|date=2017-12-31|accessdate=2019-02-01}}</ref>。 |
||
== 評価 == |
|||
=== 国外の評価 === |
|||
;イギリス |
;イギリス |
||
: 以下の雑誌でいずれも星5の最高評価を得ている。 |
: 以下の雑誌でいずれも星5の最高評価を得ている。 |
||
1,097行目: | 1,125行目: | ||
* [[Metacritic]]には25件のレビューがあり、加重平均値は79/100となっている<ref>{{Cite web|url=http://www.metacritic.com/movie/your-name|title=Your Name.|accessdate=2017-04-15}}</ref>。 |
* [[Metacritic]]には25件のレビューがあり、加重平均値は79/100となっている<ref>{{Cite web|url=http://www.metacritic.com/movie/your-name|title=Your Name.|accessdate=2017-04-15}}</ref>。 |
||
; フランス<ref>{{Cite news|url= |
; フランス<ref>{{Cite news|url=https://eiga.com/news/20170129/8/|title=「君の名は。」フランスでも絶好調 アニメファン以外も注目 _ 映画ニュース|newspaper=映画.com|publisher=エイガ・ドット・コム|date=2017-1-29|accessdate=2017-02-05}}</ref><ref>{{cite news|url=http://www.allocine.fr/film/fichefilm-249877/critiques/presse/|title=Critiques Presse pour le film Your Name|publisher=[[アロシネ]]|accessdate=2017-02-05}}</ref> |
||
: フランスでは五つ星で評価される。同国の総合映画サイト[[アロシネ]]によると、同国の25のメディアが評価し、平均点は4であった<ref name="cinemaplus">{{Cite web|url=https://cinema.ne.jp/article/detail/38925|title=フランスでの『君の名は。』の評判・反応|publisher=シネマズPLUS|date=2017-03-07|accessdate=2019-07-01}}</ref>。 |
: フランスでは五つ星で評価される。同国の総合映画サイト[[アロシネ]]によると、同国の25のメディアが評価し、平均点は4であった<ref name="cinemaplus">{{Cite web|和書|url=https://cinema.ne.jp/article/detail/38925|title=フランスでの『君の名は。』の評判・反応|publisher=シネマズPLUS|date=2017-03-07|accessdate=2019-07-01}}</ref>。 |
||
* [[ル・モンド]] - 「類い稀なすれ違いの物語を通して思春期の若者の心を描写。見逃せない。」評価 星4<ref>{{Cite news|author=Mathieu Macheret|url=http://www.lemonde.fr/cinema/article/2016/12/27/your-name-aimer-et-animer-conjugues-en-genre-et-en-nombre_5054446_3476.html|title=« Your Name » : aimer et animer, conjugués en genre et en nombre|publisher=Le Monde|date=2016-12-27|accessdate=2017-02-05}}</ref>。 |
* [[ル・モンド]] - 「類い稀なすれ違いの物語を通して思春期の若者の心を描写。見逃せない。」評価 星4<ref>{{Cite news|author=Mathieu Macheret|url=http://www.lemonde.fr/cinema/article/2016/12/27/your-name-aimer-et-animer-conjugues-en-genre-et-en-nombre_5054446_3476.html|title=« Your Name » : aimer et animer, conjugués en genre et en nombre|publisher=Le Monde|date=2016-12-27|accessdate=2017-02-05}}</ref>。 |
||
* [[カイエ・デュ・シネマ]] - [[東日本大震災]]と結びつけ「生きていく為に、この悲劇を忘れ、何もなかったように振る舞う日本人の姿勢が描かれている」と分析した。評価 星5 |
* [[カイエ・デュ・シネマ]] - [[東日本大震災]]と結びつけ「生きていく為に、この悲劇を忘れ、何もなかったように振る舞う日本人の姿勢が描かれている」と分析した。評価 星5{{R|cinemaplus}}。 |
||
* [[ポジティフ]] - 評価 星3 |
* [[ポジティフ]] - 評価 星3{{R|cinemaplus}}。 |
||
; 香港 |
; 香港 |
||
1,114行目: | 1,142行目: | ||
!結果 |
!結果 |
||
|- |
|- |
||
|第20回[[文化庁メディア芸術祭]]<ref>{{Cite web|url= |
|第20回[[文化庁メディア芸術祭]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/224886|title=「シン・ゴジラ」「君の名は。」が文化庁メディア芸術祭の大賞に輝く|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2017-03-16|accessdate=2017-03-16}}</ref> |
||
|[[文化庁メディア芸術祭アニメーション部門|アニメーション部門]] 大賞 |
|[[文化庁メディア芸術祭アニメーション部門|アニメーション部門]] 大賞 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|rowspan="2"|第34回[[ゴールデングロス賞]]<ref>{{Cite web|url= |
|rowspan="2"|第34回[[ゴールデングロス賞]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/news/20161202/7/|title=第61回「映画の日」中央大会金賞は「君の名は。」「スター・ウォーズ フォースの覚醒」|website=映画.com|publisher=エイガ・ドット・コム|date=2016-12-02|accessdate=2016-12-02}}</ref> |
||
|日本映画部門 最優秀・金賞 |
|日本映画部門 最優秀・金賞 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,128行目: | 1,156行目: | ||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|rowspan="5"|[[第40回日本アカデミー賞]]<ref>{{Cite web|url= |
|rowspan="5"|[[第40回日本アカデミー賞]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/216979|title=第40回日本アカデミー賞優秀賞の最多受賞は「怒り」、「シン・ゴジラ」「64」が続く|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ |
||
|date=2017-01-16|accessdate=2017-01-16}}</ref><ref>{{Cite web|url=https://news.mynavi.jp/article/20170304-a115/|title=新海誠&RAD野田、"小さな秘密基地"からの『君の名は。』- 受賞スピーチ全文|website=マイナビニュース|publisher=マイナビ|date=2017-03-04|accessdate=2017-03-05}}</ref> |
|date=2017-01-16|accessdate=2017-01-16}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://news.mynavi.jp/article/20170304-a115/|title=新海誠&RAD野田、"小さな秘密基地"からの『君の名は。』- 受賞スピーチ全文|website=マイナビニュース|publisher=マイナビ|date=2017-03-04|accessdate=2017-03-05}}</ref> |
||
|[[日本アカデミー賞アニメーション作品賞|優秀アニメーション作品賞]] |
|[[日本アカデミー賞アニメーション作品賞|優秀アニメーション作品賞]] |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,138行目: | 1,166行目: | ||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|最優秀脚本賞 |
|[[日本アカデミー賞脚本賞|最優秀脚本賞]] |
||
|'''新海誠''' |
|'''新海誠''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|最優秀音楽賞 |
|[[日本アカデミー賞音楽賞|最優秀音楽賞]] |
||
|'''RADWIMPS''' |
|'''RADWIMPS''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
1,150行目: | 1,178行目: | ||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|rowspan="3"|第59回[[ブルーリボン賞 (映画)|ブルーリボン賞]]<ref>{{Cite news|url=http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170103-OHT1T50198.html|title=ブルーリボン賞ノミネート決定「湯を沸かすほどの熱い愛」が5部門5ノミネート|newspaper=スポーツ報知|publisher=報知新聞社|date=2017-01-04|accessdate=2017-01-04|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170104165215/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170103-OHT1T50198.html|archivedate=2017-01-04|deadlinkdate=2018-03}}</ref><ref>{{Cite web|url= |
|rowspan="3"|第59回[[ブルーリボン賞 (映画)|ブルーリボン賞]]<ref>{{Cite news|url=http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170103-OHT1T50198.html|title=ブルーリボン賞ノミネート決定「湯を沸かすほどの熱い愛」が5部門5ノミネート|newspaper=スポーツ報知|publisher=報知新聞社|date=2017-01-04|accessdate=2017-01-04|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170104165215/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20170103-OHT1T50198.html|archivedate=2017-01-04|deadlinkdate=2018-03}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0089196|title=『シン・ゴジラ』作品賞!『君の名は。』特別賞!第59回ブルーリボン賞決定|website=シネマトゥデイ|publisher=シネマトゥデイ|author=海江田宗|date=2017-01-26|accessdate=2017-01-26}}</ref> |
||
|作品賞 |
|作品賞 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,163行目: | 1,191行目: | ||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|rowspan="3"|第71回[[毎日映画コンクール]]<ref>{{Cite news|url=http://mainichi.jp/articles/20161216/dde/010/200/040000c|title=心に迫る一本 日本映画大賞・日本映画優秀賞候補作|newspaper=毎日新聞|date=2016-12-16|accessdate=2016-12-19|deadlinkdate=2022-10-28}}</ref> |
|rowspan="3"|第71回[[毎日映画コンクール]]<ref>{{Cite news|url=https://web.archive.org/web/20161217044420/http://mainichi.jp/articles/20161216/dde/010/200/040000c|title=心に迫る一本 日本映画大賞・日本映画優秀賞候補作|newspaper=毎日新聞|date=2016-12-16|accessdate=2016-12-19|deadlinkdate=2022-10-28}}</ref> |
||
|[[毎日映画コンクールアニメーション映画賞|アニメーション映画賞]] |
|[[毎日映画コンクールアニメーション映画賞|アニメーション映画賞]] |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,176行目: | 1,204行目: | ||
|{{nom}} |
|{{nom}} |
||
|- |
|- |
||
|rowspan="3"|第41回[[報知映画賞]]<ref>{{Cite web|url= |
|rowspan="3"|第41回[[報知映画賞]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/211144|title=報知映画賞で「湯を沸かすほどの熱い愛」が4冠、「君の名は。」が特別賞に|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2016-11-29|accessdate=2016-11-29}}</ref> |
||
|特別賞 |
|特別賞 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,189行目: | 1,217行目: | ||
|{{nom}} |
|{{nom}} |
||
|- |
|- |
||
|rowspan="3"|第29回[[日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞]]<ref>{{Cite web|url= |
|rowspan="3"|第29回[[日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/212136|title=日刊スポーツ映画大賞「64-ロクヨン-」が作品賞に、新海誠や宮沢りえも受賞|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2016-12-06|accessdate=2017-01-04}}</ref> |
||
|作品賞 |
|作品賞 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,212行目: | 1,240行目: | ||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|第19回シナリオ作家協会 菊島隆三賞<ref>{{Cite web|url=http://www.scenario.or.jp/kikushimaselection19.htm|title=ノミネート作品決定と公開選考会開催のお知らせ|website=第19回シナリオ作家協会「菊島隆三賞」|publisher=シナリオ作家協会|date=2016-12-12|accessdate=2022-10-28}}</ref> |
|第19回シナリオ作家協会 菊島隆三賞<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.scenario.or.jp/kikushimaselection19.htm|title=ノミネート作品決定と公開選考会開催のお知らせ|website=第19回シナリオ作家協会「菊島隆三賞」|publisher=シナリオ作家協会|date=2016-12-12|accessdate=2022-10-28}}</ref> |
||
|菊島隆三賞 |
|菊島隆三賞 |
||
|'''君の名は。 (新海誠)''' |
|'''君の名は。 (新海誠)''' |
||
|{{nom}} |
|{{nom}} |
||
|- |
|- |
||
|第21回[[新藤兼人賞]]<ref>{{Cite web|url= |
|第21回[[新藤兼人賞]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://realsound.jp/movie/2016/11/post-3213.html|title=2016年度「新藤兼人賞」、『湯を沸かすほどの熱い愛』中野量太監督が金賞に|website=Real Sound映画部|publisher=blueprint|date=2016-11-14|accessdate=2016-11-14}}</ref> |
||
|プロデューサー賞 |
|プロデューサー賞 |
||
|'''川口典孝''' |
|'''川口典孝''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|2017年[[エランドール賞]]<ref>{{Cite web|url=http://www.producer.or.jp/elandor/view/310|title=2017年 エランドール賞 受賞作品・受賞者|publisher=一般社団法人日本映画テレビプロデューサー協会|date=2017-01-19|accessdate=2017-01-20}}</ref> |
|2017年[[エランドール賞]]<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.producer.or.jp/elandor/view/310|title=2017年 エランドール賞 受賞作品・受賞者|publisher=一般社団法人日本映画テレビプロデューサー協会|date=2017-01-19|accessdate=2017-01-20}}</ref> |
||
|プロデューサー賞(田中友幸基金賞)奨励賞 |
|プロデューサー賞(田中友幸基金賞)奨励賞 |
||
|'''川口典孝''' |
|'''川口典孝''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|第12回[[財団法人渡辺音楽文化フォーラムプロデューサー賞渡辺晋賞|渡辺晋賞]]<ref>{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/news/2086797/full/|title=神木隆之介、『君の名は。』映画Pに誓う「またご一緒できるよう精進します」|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2017-03-02|accessdate=2017-03-16}}</ref> |
|第12回[[財団法人渡辺音楽文化フォーラムプロデューサー賞渡辺晋賞|渡辺晋賞]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2086797/full/|title=神木隆之介、『君の名は。』映画Pに誓う「またご一緒できるよう精進します」|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2017-03-02|accessdate=2017-03-16}}</ref> |
||
|特別賞 |
|特別賞 |
||
|'''川村元気''' |
|'''川村元気''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|第36回[[藤本賞]]<ref>{{Cite web|url=https://mantan-web.jp/ |
|第36回[[藤本賞]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://mantan-web.jp/article/20170420dog00m200030000c.html|title=君の名は。:新海監督が藤本賞受賞 「シン・ゴジラ」「この世界の片隅に」が特別賞|website=MANTANWEB(まんたんウェブ)|publisher=MANTAN|date=2017-04-20|accessdate=2017-04-21}}</ref> |
||
|藤本賞 |
|藤本賞 |
||
|'''新海誠'''<br />'''川口典孝'''<br />'''古澤佳寛'''<br />'''川村元気''' |
|'''新海誠'''<br />'''川口典孝'''<br />'''古澤佳寛'''<br />'''川村元気''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|第26回[[日本映画批評家大賞]]<ref>{{Cite web|url=http://jmcao.org/|title=第26回受賞作品|publisher=日本映画批評家大賞 公式サイト|date=2017-04-11|accessdate=2017-04-22|newspaper=|publication-date=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160422023914/http://jmcao.org/|archivedate=2016-04-22}}</ref> |
|第26回[[日本映画批評家大賞]]<ref>{{Cite web|和書|url=http://jmcao.org/|title=第26回受賞作品|publisher=日本映画批評家大賞 公式サイト|date=2017-04-11|accessdate=2017-04-22|newspaper=|publication-date=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160422023914/http://jmcao.org/|archivedate=2016-04-22}}</ref> |
||
|アニメ部門 監督賞 |
|アニメ部門 監督賞 |
||
|'''新海誠''' |
|'''新海誠''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|[[東京アニメアワード|東京アニメアワードフェスティバル 2017]]<ref>{{Cite web|url=http://animefestival.jp/ja/post/5967/|title=TAAF2017アニメ オブ ザ イヤー部門グランプリは『映画『聲の形』』と『ユーリ!!! on ICE』に決定!|website=TAAF2017|publisher=TAAF|date=2017-02-22|accessdate=2017-04-22}}</ref> |
|[[東京アニメアワード|東京アニメアワードフェスティバル 2017]]<ref>{{Cite web|和書|url=http://animefestival.jp/ja/post/5967/|title=TAAF2017アニメ オブ ザ イヤー部門グランプリは『映画『聲の形』』と『ユーリ!!! on ICE』に決定!|website=TAAF2017|publisher=TAAF|date=2017-02-22|accessdate=2017-04-22}}</ref> |
||
|アニメ オブ ザ イヤー部門 監督・演出賞 |
|アニメ オブ ザ イヤー部門 監督・演出賞 |
||
|'''新海誠''' |
|'''新海誠''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|[[第29回東京国際映画祭]]<ref>{{Cite web|url= |
|[[第29回東京国際映画祭]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/206439|title=新海誠、高畑充希、妻夫木聡、ゴジラがARIGATO賞に輝く|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2016-10-22|accessdate=2016-10-23}}</ref> |
||
|ARIGATO賞 |
|ARIGATO賞 |
||
|'''新海誠''' |
|'''新海誠''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|[[第58回日本レコード大賞]]<ref>{{Cite web|url= |
|[[第58回日本レコード大賞]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/209812|title=「君の名は。」「シン・ゴジラ」が日本レコード大賞特別賞を受賞|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2016-11-18|accessdate=2016-11-18}}</ref> |
||
|特別賞 |
|特別賞 |
||
|'''RADWIMPS''' |
|'''RADWIMPS''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|第90回[[キネマ旬報]]ベスト・テン<ref>{{Cite web|url= |
|第90回[[キネマ旬報]]ベスト・テン<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/219195|title=キネマ旬報ベスト・テン、読者選出賞でも「この世界の片隅に」「ハドソン川」が1位|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2017-02-02|accessdate=2017-02-02}}</ref> |
||
|読者選出日本映画ベスト・テン |
|読者選出日本映画ベスト・テン |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
|{{nom|4位}} |
|{{nom|4位}} |
||
|- |
|- |
||
|第38回[[ヨコハマ映画祭]]<ref>{{Cite web|url=http://www.hamakei.com/photoflash/3123/|title=ヨコハマ映画祭の2016年日本映画ベストテンが決定 1位は「この世界の片隅に」、審査員特別賞はのんさん|website=ヨコハマ経済新聞|publisher=花形商品研究所|date=2016-12-03|accessdate=2016-12-03}}</ref> |
|第38回[[ヨコハマ映画祭]]<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.hamakei.com/photoflash/3123/|title=ヨコハマ映画祭の2016年日本映画ベストテンが決定 1位は「この世界の片隅に」、審査員特別賞はのんさん|website=ヨコハマ経済新聞|publisher=花形商品研究所|date=2016-12-03|accessdate=2016-12-03}}</ref> |
||
|日本映画ベストテン |
|日本映画ベストテン |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
|{{nom|10位}} |
|{{nom|10位}} |
||
|- |
|- |
||
|rowspan="2"|FILMARKS AWARDS 2016<ref>{{Cite web|url=https://filmarks.com/topics/article/001640.php|title=FILMARKS AWARDS 2016発表!|website=FILMARKS|publisher=株式会社つみき|date=2017-01-17|accessdate=2017-01-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170201235518/https://filmarks.com/topics/article/001640.php|archivedate=2017-02-01| |
|rowspan="2"|FILMARKS AWARDS 2016<ref>{{Cite web|url=https://filmarks.com/topics/article/001640.php|title=FILMARKS AWARDS 2016発表!|website=FILMARKS|publisher=株式会社つみき|date=2017-01-17|accessdate=2017-01-20|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170201235518/https://filmarks.com/topics/article/001640.php|archivedate=2017-02-01|url-status=dead|url-status-date=2018-03}}</ref> |
||
|総合ベストテン |
|総合ベストテン |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,276行目: | 1,304行目: | ||
|{{won|1位}} |
|{{won|1位}} |
||
|- |
|- |
||
|[[ぴあ]]映画生活ユーザー大賞2016<ref>{{Cite web|url=http://cinema.pia.co.jp/award2016/|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170113131455/http://cinema.pia.co.jp/award2016/|title=「ぴあ映画生活ユーザー大賞2016」結果発表!|website=ぴあ映画生活|publisher=ぴあ|date=2017-01-11| |
|[[ぴあ]]映画生活ユーザー大賞2016<ref>{{Cite web|和書|url=http://cinema.pia.co.jp/award2016/|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170113131455/http://cinema.pia.co.jp/award2016/|title=「ぴあ映画生活ユーザー大賞2016」結果発表!|website=ぴあ映画生活|publisher=ぴあ|date=2017-01-11|url-status=dead|url-status-date=2022-10-28|archivedate=2017-01-13|accessdate=2022-10-28}}</ref> |
||
|2016年映画ベスト10 |
|2016年映画ベスト10 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
|{{nom|2位}} |
|{{nom|2位}} |
||
|- |
|- |
||
|[[SUGOI JAPAN Award]] 2017<ref>{{Cite web|url= |
|[[SUGOI JAPAN Award]] 2017<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/224909|title=新海誠がSUGOI JAPAN贈賞式に登場、細田守からの影響明かす|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2017-03-16|accessdate=2017-03-16}}</ref> |
||
|エンタメ小説部門 |
|エンタメ小説部門 |
||
|'''小説 君の名は。''' |
|'''小説 君の名は。''' |
||
1,291行目: | 1,319行目: | ||
|{{won|1位}} |
|{{won|1位}} |
||
|- |
|- |
||
|2016年に公開・上映されたアニメ作品(アニメ!アニメ!)<ref>{{Cite web|url=https://s.animeanime.jp/article/2016/12/29/31977.html|title=「君の名は。」が1位 「2016年素晴らしかったアニメ映画は?」アンケート結果|website=アニメ!アニメ!|publisher=[[イード (企業)|イード]]|date=2016-12-29|accessdate=2022-10-28}}</ref> |
|2016年に公開・上映されたアニメ作品(アニメ!アニメ!)<ref>{{Cite web|和書|url=https://s.animeanime.jp/article/2016/12/29/31977.html|title=「君の名は。」が1位 「2016年素晴らしかったアニメ映画は?」アンケート結果|website=アニメ!アニメ!|publisher=[[イード (企業)|イード]]|date=2016-12-29|accessdate=2022-10-28}}</ref> |
||
|劇場・イベント上映部門 |
|劇場・イベント上映部門 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
|{{won|1位}} |
|{{won|1位}} |
||
|- |
|- |
||
|VFX-JAPANアワード2017<ref>{{Cite web|url=https://vfx-japan.jp/award2017result/|title=【速報】VFX-JAPANアワード2017最優秀賞発表|publisher=vfx-japan|date=2017-03-10|accessdate=2017-03-12}}</ref> |
|VFX-JAPANアワード2017<ref>{{Cite web|和書|url=https://vfx-japan.jp/award2017result/|title=【速報】VFX-JAPANアワード2017最優秀賞発表|publisher=vfx-japan|date=2017-03-10|accessdate=2017-03-12}}</ref> |
||
|劇場公開アニメーション映画部門 最優秀賞 |
|劇場公開アニメーション映画部門 最優秀賞 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|2016年ユーキャン[[新語・流行語大賞]]<ref>{{Cite web|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0087638|title=『君の名は。』『シン・ゴジラ』流行語大賞候補に|website=シネマトゥデイ|publisher=シネマトゥデイ|author=海江田宗|date=2016-11-17|accessdate=2016-12-05}}</ref> |
|2016年ユーキャン[[新語・流行語大賞]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0087638|title=『君の名は。』『シン・ゴジラ』流行語大賞候補に|website=シネマトゥデイ|publisher=シネマトゥデイ|author=海江田宗|date=2016-11-17|accessdate=2016-12-05}}</ref> |
||
|候補語 |
|候補語 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
|{{nom}} |
|{{nom}} |
||
|- |
|- |
||
|2016年ヒット商品番付([[SMBCコンサルティング]])<ref>{{Cite news|url=http://www.sankei.com/life/news/161130/lif1611300046-n1.html|title=横綱は「リオ五輪快進撃」と「ポケモンGO」 SMBCヒット商品番付 目立った地方の話題|newspaper=産経ニュース|publisher=産経デジタル|date=2016-11-30|accessdate=2017-01-04|deadlinkdate=2022-10-28}}</ref> |
|2016年ヒット商品番付([[SMBCコンサルティング]])<ref>{{Cite news|url=https://web.archive.org/web/20161201135115/http://www.sankei.com/life/news/161130/lif1611300046-n1.html|title=横綱は「リオ五輪快進撃」と「ポケモンGO」 SMBCヒット商品番付 目立った地方の話題|newspaper=産経ニュース|publisher=産経デジタル|date=2016-11-30|accessdate=2017-01-04|deadlinkdate=2022-10-28}}</ref> |
||
|東大関 |
|東大関 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|2016年ヒット商品番付([[日経MJ]])<ref>{{Cite news|url= |
|2016年ヒット商品番付([[日経MJ]])<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGKKASDZ05IAJ_W6A201C1EA1000|title=ゲーム・映画…リアルと融合 2016年ヒット商品番付|newspaper=日本経済新聞|publisher=日本経済新聞社|date=2016-12-07|accessdate=2016-12-07}}</ref> |
||
|西横綱 |
|西横綱 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|2016年ヒット番付([[日経エンタテインメント!]])<ref>{{Cite news|url= |
|2016年ヒット番付([[日経エンタテインメント!]])<ref>{{Cite news|url=https://style.nikkei.com/article/DGXMZO10156850R01C16A2000000|title=横綱は『君の名は。』と『ポケモンGO』、嵐は大関|newspaper=NIKKEI STYLE|publisher=日本経済新聞社,日経BP社|date=2016-12-05|accessdate=2016-12-05}}</ref> |
||
|東横綱 |
|東横綱 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー2016([[日経エンタテインメント!]])<ref>{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/news/2081327/full/|title=新海誠監督 “ポスト宮崎駿”の声に「過大評価」 違う方向性の表現追求|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2016-11-12|accessdate=2016-11-13}}</ref> |
|ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー2016([[日経エンタテインメント!]])<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2081327/full/|title=新海誠監督 “ポスト宮崎駿”の声に「過大評価」 違う方向性の表現追求|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2016-11-12|accessdate=2016-11-13}}</ref> |
||
|グランプリ |
|グランプリ |
||
|'''新海誠''' |
|'''新海誠''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'16/第22回AMDアワード<ref>{{Cite web|url=https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1047161.html|title=2016年のAMDアワード、優秀賞に「ガリガリ君」「君の名は。」「ユーリ!!! on ICE」など12作品|website=INTERNET Watch|publisher=インプレス|date=2017-03-02|accessdate=2017-03-05}}</ref> |
|デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'16/第22回AMDアワード<ref>{{Cite web|和書|url=https://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/1047161.html|title=2016年のAMDアワード、優秀賞に「ガリガリ君」「君の名は。」「ユーリ!!! on ICE」など12作品|website=INTERNET Watch|publisher=インプレス|date=2017-03-02|accessdate=2017-03-05}}</ref> |
||
|優秀賞 |
|優秀賞 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|ベストチーム・オブ・ザ・イヤー 2016<ref>{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/news/2081508/full/|title=今年の「ベストチーム」最優秀賞にポケモンGO 『君の名は。』&体操男子団体も|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2016-11-16|accessdate=2016-11-18}}</ref> |
|ベストチーム・オブ・ザ・イヤー 2016<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2081508/full/|title=今年の「ベストチーム」最優秀賞にポケモンGO 『君の名は。』&体操男子団体も|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2016-11-16|accessdate=2016-11-18}}</ref> |
||
|優秀賞 |
|優秀賞 |
||
|'''君の名は。チーム''' |
|'''君の名は。チーム''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017<ref>{{Cite news|url= |
|ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017<ref>{{Cite news|url=https://www.nikkei.com/article/DGXLZO10189020R01C16A2CR8000/|title=ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017、大賞に弭間友子さん|newspaper=NIKKEI STYLE|publisher=日本経済新聞社,日経BP社|date=2016-12-02|accessdate=2016-12-02}}</ref> |
||
|大賞 |
|大賞 |
||
|'''弭間友子''' |
|'''弭間友子''' |
||
1,346行目: | 1,374行目: | ||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|第9回[[CDショップ大賞]]2017<ref>{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/news/2086000/full/|title=宇多田・RADWIMPS・[Alexandros]ら『CDショップ大賞』入賞|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2017-02-15|accessdate=2017-04-22}}</ref> |
|第9回[[CDショップ大賞]]2017<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2086000/full/|title=宇多田・RADWIMPS・[Alexandros]ら『CDショップ大賞』入賞|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2017-02-15|accessdate=2017-04-22}}</ref> |
||
|入賞 |
|入賞 |
||
|'''君の名は。 (RADWIMPS)''' |
|'''君の名は。 (RADWIMPS)''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|rowspan="2"|第10回日本ブルーレイ大賞<ref>{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/news/2106094/full/|title=『日本ブルーレイ大賞』グランプリに『君の名は。』 清野菜名が魅力を熱弁|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2018-02-21|accessdate=2018-02-25}}</ref> |
|rowspan="2"|第10回日本ブルーレイ大賞<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2106094/full/|title=『日本ブルーレイ大賞』グランプリに『君の名は。』 清野菜名が魅力を熱弁|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2018-02-21|accessdate=2018-02-25}}</ref> |
||
|グランプリ |
|グランプリ |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,365行目: | 1,393行目: | ||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|[[YouTube Rewind]] 2016<ref>{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/news/2083350/full/|title=YouTube注目動画、年間ランキング発表 「PPAP」「君の名は。」が首位|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2016-12-20|accessdate=2017-01-21}}</ref> |
|[[YouTube Rewind]] 2016<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2083350/full/|title=YouTube注目動画、年間ランキング発表 「PPAP」「君の名は。」が首位|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2016-12-20|accessdate=2017-01-21}}</ref> |
||
|トップトレンド動画(日本) |
|トップトレンド動画(日本) |
||
|'''君の名は。予告''' |
|'''君の名は。予告''' |
||
1,379行目: | 1,407行目: | ||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
| rowspan="3" |第11回[[声優アワード]]<ref>{{Cite web|publisher=アニメイト|website=アニメイトタイムズ|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1489543991|title=「第11回 声優アワード」受賞者の先行発表第2弾! 『君の名は。』がシナジー賞に、『ペット』キャスト一同がキッズファミリー賞に決定|date=2017-03-15|accessdate=2017-03-15}}</ref> |
| rowspan="3" |第11回[[声優アワード]]<ref>{{Cite web|和書|publisher=アニメイト|website=アニメイトタイムズ|url=https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1489543991|title=「第11回 声優アワード」受賞者の先行発表第2弾! 『君の名は。』がシナジー賞に、『ペット』キャスト一同がキッズファミリー賞に決定|date=2017-03-15|accessdate=2017-03-15}}</ref> |
||
|シナジー賞 |
|シナジー賞 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,392行目: | 1,420行目: | ||
|{{Won}} |
|{{Won}} |
||
|- |
|- |
||
|rowspan="4"|[[ |
|rowspan="4"|[[ニュータイプアニメアワード]] 2015 - 2016<ref>{{Cite web|和書|url=https://webnewtype.com/news/article/89009/|title=「カバネリ」&「君の名は。」が1位を獲得! ニュータイプアニメアワード最終結果|website=WebNewtype|publisher=KADOKAWA|date=2016-10-09|accessdate=2016-10-17}}</ref> |
||
|作品賞(劇場上映部門) |
|作品賞(劇場上映部門) |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,409行目: | 1,437行目: | ||
|{{nom|3位}} |
|{{nom|3位}} |
||
|- |
|- |
||
|rowspan="3"|第1回アニものづくりアワード<ref>{{Cite web|url=https://animono.jp/2017award.php|title=第1回アニものづくりアワード2017 表彰者|website=アニものづくりAWARD|publisher=アニものづくりアワード実行委員会|accessdate=2022-10-28}}</ref> |
|rowspan="3"|第1回アニものづくりアワード<ref>{{Cite web|和書|url=https://animono.jp/2017award.php|title=第1回アニものづくりアワード2017 表彰者|website=アニものづくりAWARD|publisher=アニものづくりアワード実行委員会|accessdate=2022-10-28}}</ref> |
||
|総合グランプリ |
|総合グランプリ |
||
|'''サントリー天然水×君の名は。''' |
|'''サントリー天然水×君の名は。''' |
||
1,422行目: | 1,450行目: | ||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|[[平成アニソン大賞]]<ref>{{Cite web|url=https://www.anisong-taisho.jp/heisei/|title=平成アニソン大賞|website=アニソン大賞|publisher=[[ |
|[[平成アニソン大賞]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.anisong-taisho.jp/heisei/|title=平成アニソン大賞|website=アニソン大賞|publisher=[[ソニー・ミュージックレーベルズ]] |accessdate=2022-10-28}}</ref> |
||
|映画主題歌賞(2010年 - 2019年) |
|映画主題歌賞(2010年 - 2019年) |
||
|'''前前前世 (RADWIMPS)''' |
|'''前前前世 (RADWIMPS)''' |
||
1,429行目: | 1,457行目: | ||
|} |
|} |
||
日本アカデミー賞での優秀監督賞、最優秀脚本賞受賞は'''アニメ作品としては史上初の快挙'''となった<ref>{{Cite web|url= |
日本アカデミー賞での優秀監督賞、最優秀脚本賞受賞は'''アニメ作品としては史上初の快挙'''となった<ref>{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/news/20170303/33/|title=【第40回日本アカデミー賞】最優秀脚本賞は「君の名は。」新海誠監督!アニメ映画で史上初の快挙|website=映画.com|publisher=エイガ・ドット・コム|date=2017-03-03|accessdate=2017-03-05}}</ref>。 |
||
{|class="wikitable sortable" style="font-size:small" |
{|class="wikitable sortable" style="font-size:small" |
||
1,438行目: | 1,466行目: | ||
!結果 |
!結果 |
||
|- |
|- |
||
|rowspan="2"|第44回[[アニー賞]]<ref>{{Cite web|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0087873|title=アニー賞『君の名は。』作品賞&監督賞にノミネート!ジブリ新作も5部門|website=シネマトゥデイ|publisher=シネマトゥデイ|date=2016-11-29|accessdate=2016-11-29}}</ref><ref name="spohouchi20161219">{{Cite news|title=「君の名は。」中国とタイで日本映画歴代興収新記録!|url=http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161219-OHT1T50089.html|newspaper=[[スポーツ報知]]|publisher=[[報知新聞社]]|date=2016-12-19|accessdate=2017-01-08|publication-date=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170109023608/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161219-OHT1T50089.html|deadlinkdate=2022-10-28|archivedate=2017-01-09}}</ref> |
|rowspan="2"|第44回[[アニー賞]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0087873|title=アニー賞『君の名は。』作品賞&監督賞にノミネート!ジブリ新作も5部門|website=シネマトゥデイ|publisher=シネマトゥデイ|date=2016-11-29|accessdate=2016-11-29}}</ref><ref name="spohouchi20161219">{{Cite news|title=「君の名は。」中国とタイで日本映画歴代興収新記録!|url=http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161219-OHT1T50089.html|newspaper=[[スポーツ報知]]|publisher=[[報知新聞社]]|date=2016-12-19|accessdate=2017-01-08|publication-date=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170109023608/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20161219-OHT1T50089.html|deadlinkdate=2022-10-28|archivedate=2017-01-09}}</ref> |
||
|[[アニー賞 長編インディペンデント作品賞|長編インディペンデント作品賞]] |
|[[アニー賞 長編インディペンデント作品賞|長編インディペンデント作品賞]] |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,447行目: | 1,475行目: | ||
|{{nom}} |
|{{nom}} |
||
|- |
|- |
||
|第49回[[シッチェス・カタロニア国際映画祭]]<ref>{{Cite web|url= |
|第49回[[シッチェス・カタロニア国際映画祭]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/205628|title=「君の名は。」がシッチェス映画祭アニメ部門で最優秀長編作品賞を受賞|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2016-10-16|accessdate=2016-11-29}}</ref><ref name="T style20161226">{{Cite web|和書|title = 世界が認めた!『君の名は。』シッチェス映画祭で最優秀長編作品賞受賞!|url=http://top.tsite.jp/entertainment/cinema/i/31483958/|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170109184014/http://top.tsite.jp/entertainment/cinema/i/31483958/?ta16x=x2|website=[[カルチュア・コンビニエンス・クラブ|T-SITE NEWS]]|publisher=TSUTAYA|date=2016-10-17|archivedate=2017-01-09|accessdate=2022-10-28}}</ref> |
||
|アニメーション部門 最優秀長編作品賞 |
|アニメーション部門 最優秀長編作品賞 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|第60回[[ロンドン映画祭|BFIロンドン映画祭]] |
|第60回[[ロンドン映画祭|BFIロンドン映画祭]]{{R|T style20161226}} |
||
|公式コンペティション |
|公式コンペティション |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,462行目: | 1,490行目: | ||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|rowspan="2"|第18回プチョン国際アニメーション映画祭<ref>{{Cite web|url=https://www.oricon.co.jp/news/2080518/full/|title=『君の名は。』韓国・プチョン映画祭で初の“ダブル受賞”達成|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2016-10-25|accessdate=2016-10-26}}</ref> |
|rowspan="2"|第18回プチョン国際アニメーション映画祭<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2080518/full/|title=『君の名は。』韓国・プチョン映画祭で初の“ダブル受賞”達成|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2016-10-25|accessdate=2016-10-26}}</ref> |
||
|長編コンペティション部門 優秀賞 |
|長編コンペティション部門 優秀賞 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,476行目: | 1,504行目: | ||
|{{nom}} |
|{{nom}} |
||
|- |
|- |
||
|第21回[[サテライト賞]]<ref name="eiga201619">{{Cite web|title=「君の名は。」中国とタイで日本映画・歴代興収の新記録を樹立!|url= |
|第21回[[サテライト賞]]<ref name="eiga201619">{{Cite web|和書|title=「君の名は。」中国とタイで日本映画・歴代興収の新記録を樹立!|url=https://eiga.com/news/20161219/23/|website=[[映画.com]]|publisher=エイガ・ドット・コム|date=2016-12-19|accessdate=2017-01-08}}</ref> |
||
|[[サテライト賞 アニメーション・ミックスメディア映画賞|アニメーション・ミックスメディア映画賞]] |
|||
|最優秀アニメ映画賞 |
|||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
|{{nom}} |
|{{nom}} |
||
|- |
|- |
||
|第42回[[ロサンゼルス映画批評家協会賞]]<ref>{{Cite news|url= |
|第42回[[ロサンゼルス映画批評家協会賞]]<ref>{{Cite news|url=https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2016/12/05/kiji/K20161205013852300.html|title=「君の名は。」ロサンゼルス映画批評家協会賞でアニメ賞受賞|newspaper=スポニチアネックス|publisher=スポーツニッポン新聞社|date=2016-12-05|accessdate=2016-12-05}}</ref> |
||
|[[ロサンゼルス映画批評家協会賞 アニメ映画賞|アニメ映画賞]] |
|[[ロサンゼルス映画批評家協会賞 アニメ映画賞|アニメ映画賞]] |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|第13回女性映画批評家協会賞<ref>{{Cite web|url=https:// |
|第13回女性映画批評家協会賞<ref>{{Cite web|url=https://womenandhollywood.com/women-film-critics-circle-nominations-hidden-figures-13th-more-a62fcaa87784/|title=Women Film Critics Circle Nominations: “Hidden Figures,” “13th,” & More|publisher=Women and Hollywood|date=2016-12-15|accessdate=2016-12-19}}</ref> |
||
|BEST ANIMATED FEMALE |
|BEST ANIMATED FEMALE |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,496行目: | 1,524行目: | ||
|{{nom}} |
|{{nom}} |
||
|- |
|- |
||
|第11回[[アジア・フィルム・アワード]]<ref>{{Cite web|url= |
|第11回[[アジア・フィルム・アワード]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://natalie.mu/eiga/news/216548|title=「お嬢さん」AFA6部門ノミネート、深田晃司、浅野忠信、黒木華、前田敦子も選出|website=映画ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2017-01-12|accessdate=2017-02-02}}</ref> |
||
|脚本賞 |
|脚本賞 |
||
|'''新海誠''' |
|'''新海誠''' |
||
|{{nom}} |
|{{nom}} |
||
|- |
|- |
||
|rowspan="3"|[[カートゥーンズ・オン・ザ・ベイ]] プルチネルラ賞2017<ref>{{Cite web|url=http://www.cwfilms.jp/news/20170411/|title=イタリア CARTOON ON THE BAY 2017にて3部門受賞!|publisher=cwfilms|date=2017-04-12|accessdate=2017-04-22|newspaper=|publication-date=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170923144841/http://www.cwfilms.jp/news/20170411/| |
|rowspan="3"|[[カートゥーンズ・オン・ザ・ベイ]] プルチネルラ賞2017<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.cwfilms.jp/news/20170411/|title=イタリア CARTOON ON THE BAY 2017にて3部門受賞!|publisher=cwfilms|date=2017-04-12|accessdate=2017-04-22|newspaper=|publication-date=|archiveurl=https://web.archive.org/web/20170923144841/http://www.cwfilms.jp/news/20170411/|url-status=dead|url-status-date=2022-10-28|archivedate=2017-09-23}}</ref> |
||
|最優秀監督賞 |
|最優秀監督賞 |
||
|'''新海誠''' |
|'''新海誠''' |
||
1,514行目: | 1,542行目: | ||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|rowspan="5"|[[ジャパンエキスポアワード]] 2017<ref>{{Cite web|url=http://www.japan-expo-france.jp/jp/actualites/japan-expo-awardsdaruma_104758.htm|title=Japan Expo AwardsのDaruma賞受賞作品|publisher=Japan Expo|date=2017-03-06|accessdate=2017-04-22}}</ref> |
|rowspan="5"|[[ジャパンエキスポアワード]] 2017<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.japan-expo-france.jp/jp/actualites/japan-expo-awardsdaruma_104758.htm|title=Japan Expo AwardsのDaruma賞受賞作品|publisher=Japan Expo|date=2017-03-06|accessdate=2017-04-22}}</ref> |
||
|アニメ部門 Darumaアニメ大賞 |
|アニメ部門 Darumaアニメ大賞 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,557行目: | 1,585行目: | ||
|{{won}} |
|{{won}} |
||
|- |
|- |
||
|BBC選出2016年ベスト映画トップ10<ref>{{Cite web|title=君の名は。も選出!英BBCが選ぶ2016年ベスト映画トップ10|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0088588|website=[[シネマトゥデイ]]|publisher=シネマトゥデイ|author=石神恵美子|date=2016-12-26|accessdate=2017-01-08}}</ref> |
|BBC選出2016年ベスト映画トップ10<ref>{{Cite web|和書|title=君の名は。も選出!英BBCが選ぶ2016年ベスト映画トップ10|url=https://www.cinematoday.jp/page/N0088588|website=[[シネマトゥデイ]]|publisher=シネマトゥデイ|author=石神恵美子|date=2016-12-26|accessdate=2017-01-08}}</ref> |
||
|ベスト映画トップ10 |
|ベスト映画トップ10 |
||
|'''君の名は。''' |
|'''君の名は。''' |
||
1,564行目: | 1,592行目: | ||
|} |
|} |
||
[[第89回アカデミー賞]][[アカデミー長編アニメ映画賞|長編アニメ映画賞]]にエントリーされたが、本選ノミネートはされなかった<ref>{{Cite web|url= |
[[第89回アカデミー賞]][[アカデミー長編アニメ映画賞|長編アニメ映画賞]]にエントリーされたが、本選ノミネートはされなかった<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinemacafe.net/article/2017/01/24/46552.html|title=『君の名は。』アカデミー賞ノミネート逃す…スタジオジブリ『レッドタートル』が選出|website=CinemaCafe.net|publisher=イード|date=2017-01-24|accessdate=2017-01-25}}</ref>。 |
||
== 著作権侵害の被害 == |
== 著作権侵害の被害 == |
||
=== 個人による著作権侵害 === |
=== 個人による著作権侵害 === |
||
Twitterにて、本作の本編映像が違法にアップロードされた外部サイトへのリンクが拡散されており、製作委員会は従来の広報用アカウントとは異なる注意喚起用のアカウントを新たに開設した。このような動画へのリンクをつぶやいたアカウントに対して「このURLは違法にアップロードされた動画へのリンクです。即刻、当該ツイートを削除してください。」と警告を行っている。東宝がTwitter上でこうした取り組みを行うのは初 |
Twitterにて、本作の本編映像が違法にアップロードされた外部サイトへのリンクが拡散されており、製作委員会は従来の広報用アカウントとは異なる注意喚起用のアカウントを新たに開設した。このような動画へのリンクをつぶやいたアカウントに対して「このURLは違法にアップロードされた動画へのリンクです。即刻、当該ツイートを削除してください。」と警告を行っている。東宝がTwitter上でこうした取り組みを行うのは初めてである<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.asahi.com/articles/ASJ9X64GMJ9XUCVL01Q.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160928140235/http://www.asahi.com/articles/ASJ9X64GMJ9XUCVL01Q.html|website=朝日新聞デジタル|publisher=朝日新聞社|author=佐藤美鈴|title=「君の名は。」違法動画見ないで 公式ツイッターで注意|accessdate=2022-10-28|date=2016-09-28|url-status=dead|url-status-date=2022-10-28|archivedate=2016-09-28}}</ref>。 |
||
2016年11月4日には、ファイル共有ソフトを用いて本作をインターネット上に無断で公開したとして、[[著作権法]]違反の疑いで[[神奈川県]][[藤沢市]]の54歳の男性が書類送検された<ref>{{cite news|url=http://www.sankei.com/affairs/news/161104/afr1611040011-n1.html|publisher=産経新聞|title=「君の名は。」ネットで無断公開 著作権法違反で書類送検|accessdate=2016-11-05|date=2016-11-04|deadlinkdate=2022-10-28}}</ref>。11月24日にも、同様の行為で[[沖縄県]][[那覇市]]の36歳の男性が書類送検された<ref>{{Cite web|url=http://www.asahi.com/articles/ASJCS536KJCSOHGB00L.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161125072214/http://www.asahi.com/articles/ASJCS536KJCSOHGB00L.html|title=「君の名は。」違法にネット上で公開容疑、男を書類送検| |
2016年11月4日には、ファイル共有ソフトを用いて本作をインターネット上に無断で公開したとして、[[著作権法]]違反の疑いで[[神奈川県]][[藤沢市]]の54歳の男性が書類送検された<ref>{{cite news|url=http://www.sankei.com/affairs/news/161104/afr1611040011-n1.html|publisher=産経新聞|title=「君の名は。」ネットで無断公開 著作権法違反で書類送検|accessdate=2016-11-05|date=2016-11-04|deadlinkdate=2022-10-28|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161105123235/http://www.sankei.com/affairs/news/161104/afr1611040011-n1.html|archivedate=2016-11-05}}</ref>。11月24日にも、同様の行為で[[沖縄県]][[那覇市]]の36歳の男性が書類送検された<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.asahi.com/articles/ASJCS536KJCSOHGB00L.html|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161125072214/http://www.asahi.com/articles/ASJCS536KJCSOHGB00L.html|title=「君の名は。」違法にネット上で公開容疑、男を書類送検|website=朝日新聞デジタル|publisher=朝日新聞社|date=2016-11-25|url-status=dead|url-status-date=2022-10-28|archivedate=2016-11-25|accessdate=2022-10-28}}</ref>。 |
||
=== 「Everfilter」問題 === |
=== 「Everfilter」問題 === |
||
2016年12月3日、「TopBuzz Japan」を名乗る組織がスマートフォン向け写真加工アプリ・Webコンテンツ<ref>{{Cite web|url=http://everfilter.me/|publisher=Everfilter|title=君の…名前は…?時空を超えて、タイムトンネルでそっちの世界へ。|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161205105326/http://everfilter.me/|archivedate=2016-12-05|accessdate=2016-12-10| |
2016年12月3日、「TopBuzz Japan」を名乗る組織がスマートフォン向け写真加工アプリ・Webコンテンツ<ref>{{Cite web|和書|url=http://everfilter.me/|publisher=Everfilter|title=君の…名前は…?時空を超えて、タイムトンネルでそっちの世界へ。|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161205105326/http://everfilter.me/|archivedate=2016-12-05|accessdate=2016-12-10|url-status=dead|url-status-date=2017-09}}</ref>「Everfilter」を公開した。このコンテンツは、スマートフォンで撮影した風景画像を簡単にアニメ風に加工できるというもので、アプリは[[App Store]]や[[Google Play]]にて無料で世界各地に公開されていた<ref>{{Cite news|url=https://www.j-cast.com/2016/12/05285320.html?p=all|title=「Everfilter」背景無断使用で謝罪 新海誠作品をめぐる「中国では許可」の真偽|newspaper=J-CASTニュース|publisher=ジェイ・キャスト|date=2016-12-05|accessdate=2016-12-10}}</ref>。同アプリ説明には「君の名は」などと書かれ、本作の映像や音楽を用いたPR動画も公開されていた。しかし、本作や『[[秒速5センチメートル]]』に出てくる背景美術が同コンテンツでそのまま使用されているのではないかとの指摘が相次いだところ、運営元は4日に公式ツイッターアカウントで著作権侵害を認めて謝罪<ref>{{Cite tweet|url=https://twitter.com/EverFilter/status/805420713234468865|user=EverFilter|number=805420713234468865|title=本アプリ内の一部コンテンツにつきまして、ご利用のユーザ様より問題のご指摘をいただきました。この件に関しまして、本アプリ運営より添付の通りご説明とお詫びをいたします。#Everfilter|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161210075325/https://twitter.com/EverFilter/status/805420713234468865|archivedate=2016-12-10|accessdate=2016-12-10|deadlinkdate=2017-09}}</ref>、6日には全てのコンテンツの公開を中止した<ref>{{Cite tweet|url=https://twitter.com/EverFilter/status/806192488675471360|user=EverFilter|number=806192488675471360|title=現在Everfilterサービスには、著作権問題となるコンテンツは含まれておりませんが、皆様に多大なご迷惑をおかけしたお詫びと反省を表し、App Store及びGoogle PlayでのEverfilterの配信一時停止を決定致しました。#Everfilter|archiveurl=https://web.archive.org/web/20161210075431/https://twitter.com/EverFilter/status/806192488675471360|archivedate=2016-12-10|accessdate=2016-12-10|deadlinkdate=2017-09}}</ref><ref>{{Cite news|url=https://www.huffingtonpost.jp/2016/12/07/everfilter-yourname_n_13477042.html|title=『君の名は。』無断使用したアプリが配信停止 「著作権の認識、甘かった」と謝罪【Everfilter】|newspaper=HUFFPOST|publisher=BuzzFeed Japan|author=安藤健二|date=2016-12-07|accessdate=2016-12-10}}</ref>。 |
||
== ホームメディア == |
== ホームメディア == |
||
=== 発売形態 === |
=== 発売形態 === |
||
2017年7月26日に、[[Blu-ray Disc|Blu-ray]]は「コレクターズ・エディション」、「スペシャル・エディション」、「スタンダード・エディション」の3形態、DVDは「スタンダード・エディション」のみ1形態の、全4形態で発売された<ref>{{Cite news|url= |
2017年7月26日に、[[Blu-ray Disc|Blu-ray]]は「コレクターズ・エディション」、「スペシャル・エディション」、「スタンダード・エディション」の3形態、DVDは「スタンダード・エディション」のみ1形態の、全4形態で発売された<ref>{{Cite news|url=https://natalie.mu/music/news/231881|title=「君の名は。」BD/DVD化、RADWIMPSが音楽制作語る特典映像も|newspaper=音楽ナタリー|publisher=ナターシャ|date=2017-05-10|accessdate=2017-08-25}}</ref>。 |
||
{|class="wikitable" style=font-size:small |
{|class="wikitable" style=font-size:small |
||
1,646行目: | 1,674行目: | ||
=== チャート成績 === |
=== チャート成績 === |
||
発売初週にBlu-rayは、「スタンダード・エディション」が20.2万枚、「コレクターズ・エディション」が12.6万枚、「スペシャル・エディション」が9.4万枚売り上げ、8月7日付週間Blu-ray総合ランキングで1 |
発売初週にBlu-rayは、「スタンダード・エディション」が20.2万枚、「コレクターズ・エディション」が12.6万枚、「スペシャル・エディション」が9.4万枚売り上げ、8月7日付週間Blu-ray総合ランキングで1 - 3位を独占した。 また、DVDの「スタンダード・エディション」も21.6万枚売り上げ、8月7日付週間DVD総合ランキングで1位を獲得した。 |
||
{|class="wikitable" style=font-size:small |
{|class="wikitable" style=font-size:small |
||
1,659行目: | 1,687行目: | ||
!スタンダード・<br />エディション |
!スタンダード・<br />エディション |
||
|- |
|- |
||
|1週目 |
|1週目(7月24日 - 30日集計、8月7日付)<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2095030/full/|title=【オリコン】『君の名は。』映像合算63.8万枚のヒット 邦画アニメBD初のTOP3独占|newspaper=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2017-08-02|accessdate=2017-08-25}}</ref> |
||
|style="text-align:center;background:#c0c0c0"|2位 |
|style="text-align:center;background:#c0c0c0"|2位 |
||
|style="text-align:center;background:#cc9966"|3位 |
|style="text-align:center;background:#cc9966"|3位 |
||
1,665行目: | 1,693行目: | ||
|style="text-align:center;background:#ffd700"|1位 |
|style="text-align:center;background:#ffd700"|1位 |
||
|- |
|- |
||
|2週目 |
|2週目(7月31日 - 8月6日集計、8月14日付)<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2095386/full/|title=【オリコン】『君の名は。』アニメBD初の2週連続3作同時TOP10 DVDはV2|newspaper=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2017-08-09|accessdate=2017-08-25}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|8位 |
|style="text-align:center"|8位 |
||
|style="text-align:center"|7位 |
|style="text-align:center"|7位 |
||
1,671行目: | 1,699行目: | ||
|style="text-align:center;background:#ffd700"|1位 |
|style="text-align:center;background:#ffd700"|1位 |
||
|- |
|- |
||
|3週目 |
|3週目(8月7日 - 13日集計、8月21日付)<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2095685/full/|title=【オリコン】『君の名は。』BD作品初、3週連続で3作同時TOP10|newspaper=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2017-08-16|accessdate=2017-08-25}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|6位 |
|style="text-align:center"|6位 |
||
|style="text-align:center"|5位 |
|style="text-align:center"|5位 |
||
1,677行目: | 1,705行目: | ||
|style="text-align:center;background:#ffd700"|1位 |
|style="text-align:center;background:#ffd700"|1位 |
||
|- |
|- |
||
|4週目 |
|4週目(8月14日 - 20日集計、8月28日付)<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2096032/full/|title=【オリコン】『君の名は。』DVD、ポニョ以来8年ぶり4週連続1位 アニメ映画好調続く|newspaper=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2017-08-23|accessdate=2017-08-25}}</ref> |
||
|style="text-align:center"|11位 |
|style="text-align:center"|11位 |
||
|style="text-align:center"|10位 |
|style="text-align:center"|10位 |
||
1,698行目: | 1,726行目: | ||
|21:00 - 23:07 |
|21:00 - 23:07 |
||
|127分 |
|127分 |
||
|17.4%<ref>{{Cite web|title=君の名は。:総合視聴率26.3%獲得 「映画」ジャンル過去最高更新|website=まんたんウェブ|publisher=MANTAN|date=2018-01-12|url=https://mantan-web.jp/article/20180112dog00m200033000c.html|accessdate=2022-10-07}}</ref> |
|17.4%<ref>{{Cite web|和書|title=君の名は。:総合視聴率26.3%獲得 「映画」ジャンル過去最高更新|website=まんたんウェブ|publisher=MANTAN|date=2018-01-12|url=https://mantan-web.jp/article/20180112dog00m200033000c.html|accessdate=2022-10-07}}</ref> |
||
| 地上波初放送<br /> エンドロールは、テレビ用に編集 |
| 地上波初放送<br /> エンドロールは、テレビ用に編集 |
||
|- |
|- |
||
1,705行目: | 1,733行目: | ||
|21:00 - 23:09 |
|21:00 - 23:09 |
||
|129分 |
|129分 |
||
|12.4%<ref name="oricon20190701">{{Cite web|title=アニメ『君の名は。』2回目の地上波放送でも12.4%の好成績|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2019-07-01|url=https://www.oricon.co.jp/news/2138971/full/|accessdate=2022-10-07}}</ref> |
|12.4%<ref name="oricon20190701">{{Cite web|和書|title=アニメ『君の名は。』2回目の地上波放送でも12.4%の好成績|website=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2019-07-01|url=https://www.oricon.co.jp/news/2138971/full/|accessdate=2022-10-07}}</ref> |
||
|本編終了後に『[[天気の子]]』の冒頭シーンを放送{{R|oricon20190701}} |
|本編終了後に『[[天気の子]]』の冒頭シーンを放送{{R|oricon20190701}} |
||
|- |
|- |
||
1,715行目: | 1,743行目: | ||
|144分 |
|144分 |
||
|9.9% |
|9.9% |
||
|『[[すずめの戸締まり]]』公開記念<ref>{{Cite web|title=君の名は。:金曜ロードショーで本編ノーカット放送 新海誠監督の大ヒット作 最新作「すずめの戸締まり」公開記念|website=まんたんウェブ|publisher=MANTAN|date=2022-10-07|url=https://mantan-web.jp/article/20221006dog00m200017000c.html|accessdate=2022-10-07}}</ref><br />本編終了後に『すずめの戸締まり』の冒頭12分が独占初公開<ref>{{Cite web|url=https://moviewalker.jp/news/article/1107895?from=mwapp|title=『すずめの戸締まり』本編冒頭12分が放送決定!金曜ロードショー『君の名は。』番組後半で披露|website=Movie Walker PRESS|publisher=ムービーウォーカー|date=2022-10-21|accessdate=2022-10-21}}</ref>。 |
|『[[すずめの戸締まり]]』公開記念<ref>{{Cite web|和書|title=君の名は。:金曜ロードショーで本編ノーカット放送 新海誠監督の大ヒット作 最新作「すずめの戸締まり」公開記念|website=まんたんウェブ|publisher=MANTAN|date=2022-10-07|url=https://mantan-web.jp/article/20221006dog00m200017000c.html|accessdate=2022-10-07}}</ref><br />本編終了後に『すずめの戸締まり』の冒頭12分が独占初公開<ref>{{Cite web|和書|url=https://moviewalker.jp/news/article/1107895?from=mwapp|title=『すずめの戸締まり』本編冒頭12分が放送決定!金曜ロードショー『君の名は。』番組後半で披露|website=Movie Walker PRESS|publisher=ムービーウォーカー|date=2022-10-21|accessdate=2022-10-21}}</ref>。 |
||
|- |
|- |
||
|} |
|} |
||
1,725行目: | 1,753行目: | ||
}} |
}} |
||
{{Infobox animanga/Novel |
{{Infobox animanga/Novel |
||
|タイトル= 君の名は。 |
|タイトル= 君の名は。 |
||
|著者= [[新海誠]] |
|著者= [[新海誠]] |
||
|出版社= [[KADOKAWA]] |
|出版社= [[KADOKAWA]] |
||
1,732行目: | 1,760行目: | ||
}} |
}} |
||
{{Infobox animanga/Novel |
{{Infobox animanga/Novel |
||
|タイトル= 君の名は。( |
|タイトル= 君の名は。(児童文庫) |
||
|著者= 新海誠 |
|著者= 新海誠 |
||
|イラスト= ちーこ |
|イラスト= ちーこ |
||
1,781行目: | 1,809行目: | ||
; 『小説 君の名は。』([[角川文庫]]) |
; 『小説 君の名は。』([[角川文庫]]) |
||
: 2016年6月18日発売 ({{ISBN2|978-4-04-102622-9}})。 |
: 2016年6月18日発売 ({{ISBN2|978-4-04-102622-9}})。 |
||
: 映画の公開より2か月早く発売された小説版。著者は新海誠。前述の通り出版社の作品紹介文では「原作小説」とされているが<ref name="kadokawastore">{{Cite web|url=http://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321603000121/|title=小説 君の名は。|website=カドカワストア|publisher=KADOKAWA|accessdate=2016-9-10}}</ref>、脚本の完成後、映画の制作も終盤になってから執筆されたもので |
: 映画の公開より2か月早く発売された小説版。著者は新海誠。前述の通り出版社の作品紹介文では「原作小説」とされているが<ref name="kadokawastore">{{Cite web|和書|url=http://store.kadokawa.co.jp/shop/g/g321603000121/|title=小説 君の名は。|website=カドカワストア|publisher=KADOKAWA|accessdate=2016-9-10}}</ref>、脚本の完成後、映画の制作も終盤になってから執筆されたもので{{R|cgw27}}新海自身は「小説版」「映画のノベライズ」「どちらが原作なのかと問われると微妙なところ」と、そのあとがきで書いている{{Sfn|小説|p=254}}。映画と大きな差異はない{{Sfn|小説|p=255}}が、瀧と三葉の[[一人称]]で語られるため2人とも不在であるシーンについては記述がない。また、[[2018年]][[8月28日]]から原作小説をオーディオブック化した[[Audible]]版が配信されている<ref>{{Cite press release|和書|url=https://www.cwfilms.jp/news/article/20180829-093012.html|title=『小説 君の名は。』オーディオブック 配信開始!|publisher=[[コミックス・ウェーブ・フィルム|株式会社コミックス・ウェーブ・フィルム]]|date=2018-08-29|accessdate=2024-05-05}}</ref>。朗読は[[朴璐美]]が担当しており、方言監修には映画と同じく岐阜県出身の[[かとう有花]]が起用されている<ref name="audible">{{Cite web|和書|url=https://www.amazon.co.jp/b/?node=5984099051|title=「新海誠作品オーディオブック プロジェクト」特設ページ|publisher=Amazon.co.jp|accessdate=2018-12-18}}</ref>{{notetag|三葉など岐阜県出身の人物は岐阜県の方言を話す。三葉は瀧になっている時、初めは習慣で訛りを話し、瀧はそれに困っている。}}。 |
||
: 2016年10月20日に累計発行部数が100万部を突破したことが明らかとなった<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2080211/full/|title=『君の名は。』原作小説がミリオン達成 関連作品もセールス好調|newspaper=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2016-10-20|accessdate=2016-10-20}}</ref>。2016年推定売上部数文庫部門年間1位(オリコン調べ)<ref name="oricon161201">{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2082279/full/|title=『君の名は。』原作本、100万部突破で年間1位 新海監督「信じられない結果」|newspaper=ORICONNEWS|publisher=oricon ME|date=2016-12-01|accessdate=2016-12-02}}</ref>。2016年12月、世界22ヵ国にて刊行が決定した<ref>{{Cite web|url=https://animeanime.jp/article/2016/12/27/31938.html|title=小説版「君の名は。」世界22ヵ国にて刊行決定 全世界シリーズ累計320万部突破|website=アニメ!アニメ!|publisher=イード|author=高橋克則|date=2016-12-27|accessdate=2016-12-27}}</ref>。2019年7月時点で175万部を突破している<ref>{{Cite press release|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006056.000007006.html|title=初版部数はなんと50万部!待望の『小説 天気の子』ついに本日発売!!!書店ディスプレイコンテストも開催決定!|publisher=KADOKAWA|date=2019-07-18|accessdate=2022-10-28}}</ref>。また、角川文庫の「カドフェス杯2016」において総合第1位に選出された<ref name="kadofes2016">{{cite news|url=https://features.kadobun.jp/kadofes/winter/2016/|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201205214452/https://features.kadobun.jp/kadofes/winter/2016/|title=みんなが選んだカドフェス杯2016|newspaper=カドフェス杯2016 角川文庫|publisher=KADOKAWA|date=2016-11-21|archivedate=2020-12-05|accessdate=2022-10-28}}</ref>。その後も「カドフェス杯2017」において感動第1位に選出<ref name="kadofes2017">{{Cite news|url=https://features.kadobun.jp/kadofes/winter/2017/|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201205223727/https://features.kadobun.jp/kadofes/winter/2017/|title=カドフェス最強決定戦2017|newspaper=カドフェス杯2017 角川文庫|publisher=KADOKAWA|archivedate=2020-12-05|accessdate=2022-10-28}}</ref>、「カドフェス杯2018」において高校生が選んだ第1位に選出されている<ref name="kadofes2018">{{Cite news|url=https://features.kadobun.jp/kadofes/winter/2018/|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201205213547/https://features.kadobun.jp/kadofes/winter/2018/|title=発見!角川文庫70周年記念大賞|newspaper=カドフェス杯2018 角川文庫|publisher=KADOKAWA|archivedate=2020-12-05|accessdate=2022-10-28}}</ref>。 |
: 2016年10月20日に累計発行部数が100万部を突破したことが明らかとなった<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2080211/full/|title=『君の名は。』原作小説がミリオン達成 関連作品もセールス好調|newspaper=ORICON NEWS|publisher=oricon ME|date=2016-10-20|accessdate=2016-10-20}}</ref>。2016年推定売上部数文庫部門年間1位(オリコン調べ)<ref name="oricon161201">{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2082279/full/|title=『君の名は。』原作本、100万部突破で年間1位 新海監督「信じられない結果」|newspaper=ORICONNEWS|publisher=oricon ME|date=2016-12-01|accessdate=2016-12-02}}</ref>。2016年12月、世界22ヵ国にて刊行が決定した<ref>{{Cite web|和書|url=https://animeanime.jp/article/2016/12/27/31938.html|title=小説版「君の名は。」世界22ヵ国にて刊行決定 全世界シリーズ累計320万部突破|website=アニメ!アニメ!|publisher=イード|author=高橋克則|date=2016-12-27|accessdate=2016-12-27}}</ref>。2019年7月時点で175万部を突破している<ref>{{Cite press release|和書|url=https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006056.000007006.html|title=初版部数はなんと50万部!待望の『小説 天気の子』ついに本日発売!!!書店ディスプレイコンテストも開催決定!|publisher=KADOKAWA|date=2019-07-18|accessdate=2022-10-28}}</ref>。また、角川文庫の「カドフェス杯2016」において総合第1位に選出された<ref name="kadofes2016">{{cite news|url=https://features.kadobun.jp/kadofes/winter/2016/|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201205214452/https://features.kadobun.jp/kadofes/winter/2016/|title=みんなが選んだカドフェス杯2016|newspaper=カドフェス杯2016 角川文庫|publisher=KADOKAWA|date=2016-11-21|archivedate=2020-12-05|accessdate=2022-10-28}}</ref>。その後も「カドフェス杯2017」において感動第1位に選出<ref name="kadofes2017">{{Cite news|url=https://features.kadobun.jp/kadofes/winter/2017/|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201205223727/https://features.kadobun.jp/kadofes/winter/2017/|title=カドフェス最強決定戦2017|newspaper=カドフェス杯2017 角川文庫|publisher=KADOKAWA|archivedate=2020-12-05|accessdate=2022-10-28}}</ref>、「カドフェス杯2018」において高校生が選んだ第1位に選出されている<ref name="kadofes2018">{{Cite news|url=https://features.kadobun.jp/kadofes/winter/2018/|archiveurl=https://web.archive.org/web/20201205213547/https://features.kadobun.jp/kadofes/winter/2018/|title=発見!角川文庫70周年記念大賞|newspaper=カドフェス杯2018 角川文庫|publisher=KADOKAWA|archivedate=2020-12-05|accessdate=2022-10-28}}</ref>。 |
||
; 『君の名は。』([[角川つばさ文庫]]) |
; 『君の名は。』([[角川つばさ文庫]]) |
||
: 2016年8月15日発売 ({{ISBN2|978-4-04-631641-7}})。 |
: 2016年8月15日発売 ({{ISBN2|978-4-04-631641-7}})。 |
||
1,788行目: | 1,816行目: | ||
; 『君の名は。 Another Side<nowiki>:</nowiki> Earthbound』([[角川スニーカー文庫]]) |
; 『君の名は。 Another Side<nowiki>:</nowiki> Earthbound』([[角川スニーカー文庫]]) |
||
: 2016年8月1日発売 ({{ISBN2|978-4-04-104659-3}})。 |
: 2016年8月1日発売 ({{ISBN2|978-4-04-104659-3}})。 |
||
: 外伝小説。瀧、勅使河原、四葉、俊樹(町長)の視点から描いた短編4話。著者は[[加納新太]]。カバーイラストは[[田中将賀]]。口絵・本文イラストは朝日川日和。また、[[2018年]][[12月6日]]より原作小説をオーディオブック化した[[Audible]]版が配信されている。朗読は第一話から第三話までを[[上白石萌音]]が、第四話を[[大原さやか]]が担当している |
: 外伝小説。瀧、勅使河原、四葉、俊樹(町長)の視点から描いた短編4話。著者は[[加納新太]]。カバーイラストは[[田中将賀]]。口絵・本文イラストは朝日川日和。また、[[2018年]][[12月6日]]より原作小説をオーディオブック化した[[Audible]]版が配信されている。朗読は第一話から第三話までを[[上白石萌音]]が、第四話を[[大原さやか]]が担当している{{R|audible}}。累計発行部数は2018年12月時点で35万部を突破している<ref>[https://www.facebook.com/audiblejp/photos/a.499297126893634/1126666187490055/?type=3 Audible-オーディブル Facebook(2018年12月5日)]</ref>。 |
||
=== 漫画 === |
=== 漫画 === |
||
; 『君の名は。』(アライブコミックス) |
; 『君の名は。』(アライブコミックス) |
||
: 雑誌『[[月刊コミックアライブ]]』で連載されたコミカライズ版。作画は[[琴音らんまる]]<ref>{{Cite news|url= |
: 雑誌『[[月刊コミックアライブ]]』で連載されたコミカライズ版。作画は[[琴音らんまる]]<ref>{{Cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/199160|title=新海誠監督の劇場アニメ「君の名は。」琴音らんまるによるコミカライズ版1巻|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2016-08-23|accessdate=2016-08-24}}</ref>。一部の登場人物の設定変更や漫画オリジナルのエピソードや展開も若干追加されているものの、全体のストーリーは映画と変わらない。 |
||
: 1巻 2016年8月23日発売、{{ISBN2|978-4-04-068509-0}} |
: 1巻 2016年8月23日発売、{{ISBN2|978-4-04-068509-0}} |
||
: 2巻 2016年12月23日発売、{{ISBN2|978-4-04-068591-5}} |
: 2巻 2016年12月23日発売、{{ISBN2|978-4-04-068591-5}} |
||
: 3巻 2017年4月22日発売、{{ISBN2|978-4-04-069170-1}} |
: 3巻 2017年4月22日発売、{{ISBN2|978-4-04-069170-1}} |
||
; 『君の名は。 Another Side<nowiki>:</nowiki> Earthbound』 |
; 『君の名は。 Another Side<nowiki>:</nowiki> Earthbound』 |
||
: 無料マンガ配信サービス『[[サイコミ]]』 ([[Cygames]]) で連載された外伝小説のコミカライズ。作画は中村ジュンヤ<ref>{{Cite news|url= |
: 無料マンガ配信サービス『[[サイコミ]]』 ([[Cygames]]) で連載された外伝小説のコミカライズ。作画は中村ジュンヤ<ref>{{Cite news|url=https://natalie.mu/comic/news/242206|title=「君の名は。」小説版のコミカライズが始動、映画で語られなかった物語|newspaper=コミックナタリー|publisher=ナターシャ|date=2017-07-25|accessdate=2017-07-26}}</ref>。 |
||
: 1巻 2018年2月23日発売、{{ISBN2|978-4-04-069649-2}} |
: 1巻 2018年2月23日発売、{{ISBN2|978-4-04-069649-2}} |
||
: 2巻 2019年7月16日発売、{{ISBN2|978-4-04-065562-8}} |
: 2巻 2019年7月16日発売、{{ISBN2|978-4-04-065562-8}} |
||
1,807行目: | 1,835行目: | ||
{{脚注ヘルプ}} |
{{脚注ヘルプ}} |
||
=== 注釈 === |
=== 注釈 === |
||
{{Notelist2|2}} |
|||
{{Reflist|group="注"}} |
|||
=== 出典 === |
=== 出典 === |
||
{{Reflist| |
{{Reflist|3}} |
||
== 参考文献 == |
== 参考文献 == |
||
* {{Cite|和書|author=[[新海誠]]|title=小説 君の名は。|date=2016-06-18|publisher=[[角川書店]]|series=[[角川文庫]]|isbn=978-4-04-102622-9|ref={{SfnRef|小説}} }} |
* {{Cite|和書|author=[[新海誠]]|title=小説 君の名は。|date=2016-06-18|publisher=[[角川書店]]|series=[[角川文庫]]|isbn=978-4-04-102622-9|ref={{SfnRef|小説}} }} |
||
* {{Cite|和書|author=[[加納新太]]|title=君の名は。AnotherSide:Earthbound|date=2016-08-01|publisher= |
* {{Cite|和書|author=[[加納新太]]|title=君の名は。AnotherSide:Earthbound|date=2016-08-01|publisher=角川書店|series=[[角川スニーカー文庫]]|isbn=978-4-04-104659-3|ref={{SfnRef|外伝小説}} }} |
||
* {{Cite|和書|author= |
* {{Cite|和書|author=新海誠(監督)、[[東宝]](監修)、[[コミックス・ウェーブ・フィルム]](監修)|editor=角川書店|title=新海誠監督作品 君の名は。公式ビジュアルガイド|date=2016-08-27|publisher=[[KADOKAWA]]|isbn=978-4-04-104780-4|ref={{SfnRef|公式ビジュアルガイド}} }} |
||
* {{Cite|和書|editor=株式会社東宝ステラ|title=新海誠監督作品 君の名は。(パンフレット)|date=2016-08-26|publisher=東宝株式会社映像事業部|ref={{SfnRef|パンフレット}} }} |
* {{Cite|和書|editor=株式会社東宝ステラ|title=新海誠監督作品 君の名は。(パンフレット)|date=2016-08-26|publisher=東宝株式会社映像事業部|ref={{SfnRef|パンフレット}} }} |
||
* {{Cite|和書|editor=株式会社東宝ステラ|title=新海誠監督作品 君の名は。 Pamphlet vol.2 Collection of interviews|date=2016-12-09|publisher=東宝株式会社映像事業部|ref={{SfnRef|パンフレット vol.2}} }} |
* {{Cite|和書|editor=株式会社東宝ステラ|title=新海誠監督作品 君の名は。 Pamphlet vol.2 Collection of interviews|date=2016-12-09|publisher=東宝株式会社映像事業部|ref={{SfnRef|パンフレット vol.2}} }} |
||
== 外部リンク == |
== 外部リンク == |
||
{{external media|align=right|image1=[[:en:File:Your Name poster.png|君の名は。ポスター|英語版Wikipedia]]}} |
|||
=== 公式サイト === |
=== 公式サイト === |
||
* [http://www.kiminona.com/ 公式サイト] |
* [http://www.kiminona.com/ 公式サイト] |
||
** {{Twitter|kiminona_movie|君の名は。}} |
** {{Twitter|kiminona_movie|君の名は。}} |
||
** {{YouTube|playlist=PLmnMiSXtJEB16CQUutfwRkjFaieUmOAd4}} |
** {{YouTube|playlist=PLmnMiSXtJEB16CQUutfwRkjFaieUmOAd4}} |
||
* {{Cite web|url=http://www.tv-asahi.co.jp/kiminona/|title=君の名は。 - テレビ朝日 |accessdate=2017 |
* {{Cite web|和書|url=http://www.tv-asahi.co.jp/kiminona/|title=君の名は。 - テレビ朝日 |accessdate=2017-12-27|archiveurl=https://web.archive.org/web/20180103141459/http://www.tv-asahi.co.jp/kiminona/|archivedate=2018-01-03}} |
||
* |
* {{Wayback|url=https://www.funimationfilms.com/movie/yourname/ |title=英字の公式サイト|date=20230620042443}}{{En icon}} |
||
* [https://web.archive.org/web/20171001034014/http://kimi.istaricomics.com/ 公式サイト(ロシア語)] - [[ウェイバックマシン]](2017年10月1日アーカイブ分) |
* [https://web.archive.org/web/20171001034014/http://kimi.istaricomics.com/ 公式サイト(ロシア語)] - [[ウェイバックマシン]](2017年10月1日アーカイブ分) |
||
* [http://shinkaimakoto.jp/kiminona 劇場長編アニメーション『君の名は。』] - 新海の個人サイト内のページ |
|||
* {{Wayback|url=https://www.kadokawa.co.jp/sp/kiminona/ |title=新海誠の本|date=20160630182111}} - 映画『君の名は。』公開記念 新海誠書籍特設サイト |
* {{Wayback|url=https://www.kadokawa.co.jp/sp/kiminona/ |title=新海誠の本|date=20160630182111}} - 映画『君の名は。』公開記念 新海誠書籍特設サイト |
||
=== オンラインデータベース === |
=== オンラインデータベース === |
||
* |
* {{Wayback|url=https://www.toho.co.jp/movie/lineup/kiminonaha.html |title=君の名は。 |date=20151213221527}} - [[東宝]] |
||
*{{Allcinema title|355058|君の名は。}} |
*{{Allcinema title|355058|君の名は。}} |
||
* {{Kinejun title|85505|君の名は。}} |
* {{Kinejun title|85505|君の名は。}} |
||
* {{IMDb title|5311514}} |
* {{IMDb title|5311514}} |
||
* [https://www.animenewsnetwork.com/encyclopedia/anime.php?id=18171 君の名は。] - [[Anime News Network|アニメニュー |
* [https://www.animenewsnetwork.com/encyclopedia/anime.php?id=18171 君の名は。] - [[Anime News Network|アニメニュースネットワーク]]の百科事典{{En icon}} |
||
{{新海誠監督作品}} |
{{新海誠監督作品}} |
||
1,851行目: | 1,879行目: | ||
{{オリコン週間BDアニメチャート第1位 2017年|2017年8月7日付}} |
{{オリコン週間BDアニメチャート第1位 2017年|2017年8月7日付}} |
||
{{オリコン週間DVD総合チャート第1位 2017年|2017年8月7日 - 28日付:4週連続}} |
{{オリコン週間DVD総合チャート第1位 2017年|2017年8月7日 - 28日付:4週連続}} |
||
{{Navboxes|title=オリコン週間DVDアニメチャート第1位<br/>(2017年8月7日 - 28日(4週連続)、9月11日・18日(2週連続)、2018年1月15日・22日付(2週連続):通算8週) |
{{Navboxes|title=オリコン週間DVDアニメチャート第1位<br />(2017年8月7日 - 28日(4週連続)、9月11日・18日(2週連続)、2018年1月15日・22日付(2週連続):通算8週) |
||
|titlestyle = background-color: #CEE6C1 |
|titlestyle = background-color: #CEE6C1 |
||
|list1= |
|list1= |
||
1,859行目: | 1,887行目: | ||
{{文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞}} |
{{文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞}} |
||
{{毎日映画コンクールアニメーション映画賞}} |
{{毎日映画コンクールアニメーション映画賞}} |
||
{{ロサンゼルス映画批評家協会賞 アニメ映画賞}} |
|||
{{デフォルトソート:きみのなは}} |
{{デフォルトソート:きみのなは}} |
||
1,871行目: | 1,900行目: | ||
[[Category:人格の入れ替わりを題材とした映画作品]] |
[[Category:人格の入れ替わりを題材とした映画作品]] |
||
[[Category:隕石を題材とした映画作品]] |
[[Category:隕石を題材とした映画作品]] |
||
[[Category:彗星を題材とした作品]] |
|||
[[Category:天体衝突を題材とした映画作品]] |
[[Category:天体衝突を題材とした映画作品]] |
||
[[Category:岐阜県を舞台とした映画作品]] |
[[Category:岐阜県を舞台とした映画作品]] |
||
1,876行目: | 1,906行目: | ||
[[Category:東京を舞台としたアニメ映画]] |
[[Category:東京を舞台としたアニメ映画]] |
||
[[Category:高等学校を舞台とした映画作品]] |
[[Category:高等学校を舞台とした映画作品]] |
||
[[Category: |
[[Category:高等学校を舞台としたアニメ作品]] |
||
[[Category:トランスセクシュアルアニメ]] |
[[Category:トランスセクシュアルアニメ]] |
||
[[Category:新海誠の監督映画]] |
[[Category:新海誠の監督映画]] |
||
1,895行目: | 1,925行目: | ||
[[Category:サイコミ]] |
[[Category:サイコミ]] |
||
[[Category:メディアキャッスルのアニメ映画]] |
[[Category:メディアキャッスルのアニメ映画]] |
||
[[Category:日本アカデミー賞最優秀賞受賞作]] |
|||
[[Category:日本アカデミー賞話題賞受賞作]] |
|||
[[Category:日本のファンタジー小説]] |
2024年12月25日 (水) 23:02時点における最新版
君の名は。 | |
---|---|
Your Name. | |
映画タイトル | |
監督 | 新海誠 |
脚本 | 新海誠 |
原作 | 新海誠 |
製作 |
川村元気 武井克弘 伊藤耕一郎 市川南 川口典孝 大田圭二 |
製作総指揮 | 古澤佳寛 |
出演者 |
神木隆之介 上白石萌音 |
音楽 | RADWIMPS[1] |
主題歌 |
RADWIMPS[2] 「前前前世」 「スパークル」 「夢灯籠」 「なんでもないや」 |
編集 | 新海誠 |
制作会社 | コミックス・ウェーブ・フィルム |
製作会社 | 「君の名は。」製作委員会 |
配給 | 東宝 |
公開 | 2016年8月26日 |
上映時間 | 107分[注 1] |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 |
251.7億円(2022年12月20日時点[6]) $361,024,012[7] |
『君の名は。』(きみのなは、英 : Your Name.)は、2016年公開の日本のアニメーション映画。
コミックス・ウェーブ・フィルム製作。新海誠脚本・監督[8]。主演(声の出演)は神木隆之介と上白石萌音。作画監督は安藤雅司、キャラクターデザインは田中将賀が務めた。
東京に暮らす少年・瀧(たき)と飛騨地方の山深い田舎町で暮らす少女・三葉(みつは)の身に起きた「入れ替わり」という謎の現象と、1200年ぶりに地球に接近するという「ティアマト彗星」をめぐる出来事を描く。
前作『言の葉の庭』から3年ぶりとなる、新海の6作目の劇場アニメーション映画。『星を追う子ども』以来2作目の製作委員会方式を取り、前作『言の葉の庭』が東宝映像事業部配給、全国23館だったのに対し、本作では東宝が配給を担当し全国約300館という大規模な興行となった[9]。
日本国内の興行収入が250.3億円を超え、当時の日本歴代興行収入ランキングでは『千と千尋の神隠し』『タイタニック』『アナと雪の女王』に次ぐ第4位となった。世界での興行収入は3.61億ドル(日本円で414.4億円)を記録し、日本映画では世界歴代興行収入で『千と千尋の神隠し』に次ぐ2位となった。
あらすじ
[編集]- プロローグ
- 東京の四谷[注 2]に暮らす男子高校生・立花 瀧は、ある朝、目を覚ますと飛騨地方[13]の山深い田舎町である糸守町[注 3]に住む女子高生で宮水神社の巫女を務める宮水 三葉になっており、逆に三葉は瀧になっていた。2人とも「奇妙な夢」だと思いながら、知らない誰かの一日を過ごす。
- 翌朝、無事に元の身体に戻った2人は入れ替わったことをほとんど忘れていたが、その後も週に2、3回の頻度でたびたび「入れ替わり」が起きたことと周囲の反応から、それがただの夢ではなく実在の誰かと入れ替わっていることに気づく。性別も暮らす環境もまったく異なる瀧と三葉の入れ替わりには困難もあったが、互いに不定期の入れ替わりを楽しみつつ次第に打ち解けていく。
- 序盤
- しかし、その入れ替わりは突然途絶え、何の音沙汰も無くなった三葉を心配した瀧は、記憶をもとに描き起こした糸守の風景スケッチのみを頼りに飛騨へ向かう。瀧の様子を不思議に思い、心配していた友人の藤井 司とバイト先の先輩の奥寺 ミキも同行する。しかし、ようやく辿り着いた糸守町は、3年前に「ティアマト彗星」の破片が隕石となって直撃したことで消滅しており、三葉やその家族、友人も含め住民500人以上が死亡していたことが判明。この事実を知った瀧は、激しくショックを受ける。
- しかし、瀧は以前三葉と入れ替わっている時に口噛み酒を宮水神社の御神体へ奉納した記憶を思い出し、2人と別れて町のはずれのカルデラの中心にある御神体へと一人で向かう。そして、その御神体が実在していたことで「入れ替わり」が自分の妄想ではなく、2人の入れ替わりには3年のタイムラグがあったことを確信する。瀧はもう一度入れ替わりが起きることを願いながら、3年前に奉納された三葉の口噛み酒を飲む。
- 中盤
- 目覚めると隕石落下の日の朝の三葉の身体に入っていた瀧は、三葉の友人である勅使河原 克彦、名取 早耶香の2人と共に、住民を避難させるために変電所を爆破し町一帯を停電させ、町内放送を電波ジャックして避難を呼びかけるという無謀な作戦を画策する。しかし、その計画の要である三葉の父(町長)・俊樹を説得しようとするが、妄言だと一蹴される。
- 避難計画は順調に進まず、三葉本人なら町長を説得できると思った瀧(身体は三葉)は、三葉(身体は瀧)に会うため御神体がある山を登る。その途中で、瀧は当時中学生だった3年前、見知らぬ女子高生に声を掛けられたことを思い出す。その女子こそが、瀧に会うためにはるばる東京へやって来た、三葉だった。三葉の自分に対する想いに初めて気づいた瀧は、涙を流しながらも、山を登り続ける。一方で三葉は瀧がどのようにふるまうか期待と不安を抱いて東京に行ったのだが、瀧が自分のことを知らないと分かった後、町に帰ってから髪を短く切っていた。
- 終盤
- 御神体のところで瀧の姿で目覚めた三葉は、外輪山に上り彗星の破片の落ちた町の跡を見た。一方、三葉の姿の瀧は三葉の名を叫びながら外輪山を駆け上がっていった。2人が生きている世界には3年のタイムラグがあったため、時を超えて聞こえる声を頼りに互いの姿を探すが、声だけで姿は見えなかった。しかし黄昏(糸守町ではカタワレ時[注 4]と呼ばれている)が訪れるとお互いの姿が見え、入れ替わりが元に戻り、初めて2人は時を超えて、直接会話することができた。周囲は暗さを増してカタワレ時も終わりかけている時、瀧はフェルトペンを取り出し、「目が覚めても忘れないようにさ」と言いながら三葉の手のひらに何かを書く。そして、「名前を書いておこうぜ」と続けて三葉にフェルトペンを手渡す。しかし、三葉が瀧の手のひらに文字を書き入れようとした瞬間にカタワレ時は終わってしまい、2人はそれぞれ元いた世界へ引き離されてしまう。
- 三葉は、瀧から住民らを救出する計画を引き継ぎ下山する。勅使河原と計画通りに町を停電させ、早耶香が避難指示の放送を流すが、その電波ジャックも町役場に見つかって阻止され、避難は進まない。改めて父親を説得するために町役場へ向かう三葉だったが、途中の坂で転倒してしまい諦めかける。いつの間にか瀧の名前を忘れてしまっていた三葉は、名前を思い出すために手のひらを開く。そこには「すきだ」と書かれていた。その言葉に励まされた三葉は前を向いて、再び町役場へと走り出す。そしてその後、ティアマト彗星の破片が糸守町に落下した。
- エピローグ
- 月日は流れ、瀧が「入れ替わり」という不思議な出来事に遭ってから5年後、たまたま住民が避難訓練をしており、ほとんど死者が出なかった糸守町への隕石衝突から、8年後へと舞台は移る。
- 瀧は就活に苦戦する毎日、三葉たちは東京で暮らしていた。たまに町中でお互いの気配を感じることはあったが、もはや入れ替わりのことは忘れており、ただ「漠然と『誰か』を探している」という、切実な思いだけが残っていた。
- さらに月日が流れたある春の日、たまたま並走する別々の電車の車窓からお互いを見つけた2人は、それぞれ次の駅で降り[注 5]、互いの下車駅に向かって走り出す。そして、ようやく住宅地の神社の階段で再会した瀧と三葉は、涙を流しながら互いの名前を尋ねた。
作品内の時間の経過
[編集]- 2013年夏(9月2日)から(三葉)、2016年夏(9月2日)から(瀧)の入れ替わりが起こるようになる。
- 2013年10月4日(20時42分) ティアマト彗星の破片が糸守町に落下。
- 2016年晩秋(11月頃) 瀧、奥寺、司が岐阜県飛騨地方を訪問。
- 2021年秋 糸守町への隕石落下から8年。
- 2022年4月(桜満開の雨上がりの朝) 瀧と三葉の再会。
登場人物
[編集]主人公
[編集]- 立花 瀧(たちばな たき)
- 声 - 神木隆之介
- 本作の主人公の1人。東京の都心に住む男子高校生。2016年夏の時点で17歳、東京都立神宮高校の2年生(2年C組の隣のクラス)。実際は三葉より3歳年下。誕生日に関しては、新海は「僕のなかでは2人ともなんとなく12月1日生まれということにしていました」と述べている[注 6][14]。
- 霞が関勤務の父と2人暮らしのようで、新海は「母親は数年前に離婚したんだと思っています」と述べている[15]。家からは東京タワーが見える。絵を描くことが得意で、建築や美術に興味を持っている。
- 日々友人らと楽しく過ごし、イタリアンレストラン「IL GIARDINO DELLE PAROLE」[注 7]でウェイターのアルバイトをしており、同じバイト先の先輩・奥寺ミキへ密かに好意を寄せている。
- 好色な一面もあり、宮水三葉と入れ替わった日は起床後に毎回彼女の胸を揉んでおり、その様子を起こしに来た妹の四葉に見られていたため、カタワレ時に入れ替わりが解けて直接2人が出会った際には、三葉に文句を言われていた。
- 外伝小説では三葉になっている時に炊事当番として、レストランの料理を簡略化したものを振舞っている。
- 宮水 三葉(みやみず みつは)
- 声 - 上白石萌音
- 本作の主人公の1人。山深い田舎町の岐阜県糸守町に住む女子高校生。2013年夏の時点で17歳、岐阜県立糸守高校の2年3組。実際は瀧より3歳年上。誕生日に関しては、新海は「僕のなかでは2人ともなんとなく12月1日生まれということにしていました」と述べている[注 6][14]。黒髪をえんじ色の組紐で結んでいるが、終盤では組紐をカチューシャにしている[注 8][注 9]。好きな動物はハリネズミ[注 10]。大雑把だが裁縫が出来るなど女子力はある。
- 妹の四葉とともに宮水神社の巫女を務める。母親の二葉はすでに病死、町長である父の俊樹は家を出ており、祖母の一葉、小学生の妹の四葉と3人で暮らしている。祖母との衝突の末に出ていった父親に対し、複雑な感情を持っている。
- 家系の神社や父の選挙運動、田舎の生活などに嫌気がさしており、東京での華やかな暮らしに憧れている。エピローグでは東京で暮らしている。
- 性別的な矜持から立花瀧との入れ替わりでは、彼が勝手に自身の体を触ったり、入浴したりすることを禁止している[注 11]。
糸守町の住人
[編集]- 宮水 四葉(みやみず よつは)
- 声 - 谷花音[17]
- 三葉の妹。しっかりした性格で、2013年の時点で小学4年生の9歳[注 12]。祖母や姉と一緒に神社の家業を手伝う。瀧と入れ替わった三葉の普段と異なる奇妙な行動に周章狼狽し、事あるごとにぞっとした顔で「やばい」「変」などと形容する[注 13]。母の死や父親との離別は幼少の頃だったためよく覚えておらず、三葉とは異なり父親に対する葛藤はない。終盤では高校生に成長した姿で、ワンカットのみ登場。
- 宮水 一葉(みやみず ひとは)
- 声 - 市原悦子[17]
- 三葉と四葉の祖母で宮水神社の宮司。2013年の時点で82歳[注 12]。三葉と瀧以外で2人の「入れ替わり」に気付いた唯一の人物[注 14]。
- 娘の二葉が亡くなり婿養子の俊樹が家を出たあと、孫の三葉と四葉を育てながら、宮水神社の歴史と伝統を教えている。神職を棄て政治に明け暮れる俊樹を「バカ息子」と表現し、快く思っていない。
- 漫画版では、2021年時点でも存命であることが語られている。
- 宮水 俊樹(みやみず としき)
- 声 - てらそままさき[19]
- 三葉と四葉の父で婿養子。2013年の時点で54歳で、民俗学者。宮水神社に婿入りして神職に就いたが、二葉を亡くした後に一葉と対立し、神社を出て糸守町の町長となる。
- エンドロールでは「宮水 トシキ」と片仮名でクレジットされている。
- 外伝小説では、旧姓「溝口 俊樹」と記述されている。
- 宮水 二葉(みやみず ふたば)
- 声 - 大原さやか[19]
- 三葉と四葉の母であり、一葉の一人娘でもある。瀧が見た三葉の回想シーンのみの登場で、劇中ではすでに病気のため故人となっている。夫の俊樹より12歳年下。
- 勅使河原 克彦(てしがわら かつひこ)
- 声 - 成田凌[17]
- 三葉の同級生。2013年の時点で17歳[注 12]。三葉に好意を持っている。あだ名は「テッシー」。坊主頭が特徴。地元の建設会社、勅使河原建設の社長の息子。月刊『ムー』の愛読者で、オカルト好きの機械オタク。郷里への愛憎は半々で[注 15]、自身の立場から現状改善への具体策に着手し[注 16]、瀧(身体は三葉)の共感を得た。
- 2021年12月には東京で早耶香と近々結婚する話をしていた。
- 勅使河原は、新海の『小説 言の葉の庭』第7話に登場する、相澤祥子の中学時代の友人・勅使河原から名前が取られている[20][注 17]。
- 名取 早耶香(なとり さやか)
- 声 - 悠木碧[17]
- 三葉の同級生で、親友。2013年の時点で17歳[注 12]。穏やかな性格だが、両手がふさがっていたとはいえドアを足で開けるなど、ぞんざいなこともある。勅使河原に好意を寄せている。あだ名は「サヤちん」。2021年12月には勅使河原と近々結婚する話をしていた。小説版によると家が「母子姉妹三連続で町内放送担当」で、本人も学校の放送部に所属。町役場に勤める姉も劇中に一瞬だけ登場する[22]。劇場公開時は、瀧らが古川図書館で調べた『糸守町彗星災害 犠牲者 名簿目録類』に誤って「沙耶香」と書かれていたが、映像ソフト化の際に修正された(制作途中のキャラクター設定画では「沙耶香」という表記が使われていた[23])。
- 早耶香は、新海の『小説 言の葉の庭』第7話に登場する、相澤祥子の中学時代の友人・早耶香から名前が取られている[20][注 17]。
- ユキちゃん先生[注 18]
- 声 - 花澤香菜[19]
- 三葉の通う高校の古典教師。新海の前作『言の葉の庭』のヒロインで古典教師の雪野百香里、本人である[24]。
- 本作で「ユキちゃん先生」が登場する2013年9月の時点で『言の葉の庭』の雪野百香里は東京在住であった[25]が、その彼女がなぜ本作で糸守にいるのかについては、パンフレットでは「観る人の想像次第」とされている[24]。キャラクターデザインの田中がツイッター上で絶賛した作品でもある[注 19]。
- 彼女が授業を行うシーンでは『言の葉の庭』と同様に『万葉集』(巻十 2240番歌)が引用されていて、本作のキーワードの一つとなっている。
- 勅使河原の父
- 声 - 茶風林[19]
- 勅使河原建設の社長。三葉の父親とは懇意の間柄であり、町長選挙運動期間には彼を全面的にバックアップしている[注 20][26]。
- 勅使河原の母
- 声 - かとう有花[注 21]
東京の住人
[編集]- 奥寺 ミキ(おくでら ミキ)
- 声 - 長澤まさみ[17][注 22]
- 瀧のアルバイト先の先輩。美人でオシャレな優しい性格の女子大生で、同アルバイトで働く多くの男子から大人気。喫煙者である[注 23]。
- 2021年に久々に瀧と会った際には婚約指輪をはめており、近々結婚することを瀧に話していた。新海はこのことに関して、「あくまでも裏設定ですが、司は奥寺先輩と婚約したのだと思っています」と述べている[15]。
- 原作小説では、2021年時点でアパレルメーカーの千葉支店に勤務していることが記述されている。
- 藤井 司(ふじい つかさ)
- 声 - 島﨑信長[17]
- 瀧の同級生。クールな性格で、瀧と同じく建築に興味がある。瀧、高木と同じレストランでアルバイトをしている。2021年10月の時点では左手薬指に指輪をしており[15]、新海は「あくまでも裏設定ですが、司は奥寺先輩と婚約したのだと思っています」と述べている[15]。
- 高木 真太(たかぎ しんた)
- 声 - 石川界人[17]
- 瀧の同級生。大柄でサッパリした人物で、見た目は体育会系。瀧と同じく建築に興味がある。瀧、司と同じレストランでアルバイトをしている。
- 瀧の父
- 声 - 井上和彦[19]
- 霞が関に勤め、瀧と家事を分担しながら、マンションで2人暮らしをしている[26]。
その他の登場人物
[編集]- 神宮高校の男子生徒・糸守町の消防団員役でRADWIMPSの桑原彰、武田祐介が出演している[27]。
- 瀧、奥寺、司が糸守へ向かう途中に立ち寄ったラーメン屋の主人[注 24]、三葉を陰で非難するヤンキー系の同級生3人組(松本、花、桜[注 25])は登場シーンが多いにもかかわらず、ENDロールにキャラクター名はクレジットされていない。
- その他 - 寺崎裕香、小野塚貴志、滑川洋平、辻美優、浜添伸也、佐藤奏美、合田慎二郎、菊池康弘、ひなたたまり、山根希美、新祐樹、村上達哉、長谷川暖、バロン山崎、珠希美碧、井上優、宇佐美涼子、森嵜美穂、南嶋毅、大前愛華、山口智大、中務貴幸、松川央樹、根来彰子、大南悠、塙愛美、田端美保、松坂愛子、富岡英里子、山本栄司、ラヴェルヌ知輝、大川春菜、池田優音、兼光ダニエル真、C.Elliott Wong、スタンザーニ・ピーニ詩文奈、クリス・マッケナ
作品の舞台
[編集]公開後、モデルとなった場所にファンが訪れる、いわゆる「聖地巡礼」が話題となり、各地でそれに合わせた取り組みが行われている。本作の製作委員会も「聖地」の近隣住民から騒音等の苦情があることを発表し、ファンに節度ある行動を求めている[28][29]。2016年ユーキャン新語・流行語大賞で「聖地巡礼」がトップテンに選出された[30]際に受賞趣旨で、本作における聖地巡礼の流行が話題となったことに言及されている[31]。
糸守町
[編集]糸守町(いともりまち)は、岐阜県の架空の町。主人公の三葉が住み、本作の主要な舞台となる。飛騨地方がモデルとなっている。綾瀬町・羽衣市に隣接している[32]。
- 公開前から新海は「飛騨地方をイメージに据えた」と公言し、公開当初には岐阜県飛騨市とのタイアップによるプロモーション活動が行われた[33]。また、劇中の日記アプリ上で、現在地が岐阜県高山市と表示されている場面があり、コンビニでは「高山警察署」と表示されている場面がある。
- 飛騨市役所観光課では巡礼コースの紹介を公式サイトで行っている[34]。また、飛騨市古川町では、40もの商店にて、映画の半券で特典のあるクーポン機能を実施していたほか、映画に実名で登場する同市の宮川タクシーや、同市神岡町の濃飛タクシーは聖地巡礼コースを販売している[35]。
- 飛騨市では2016年12月提出の補正予算において、商工観光部によるタイアップ事業(濃飛バスの高速バスへのラッピング、巡礼地マップの制作、今後の上映会開催)や、教育委員会による企画展開催(長野県小海町にて2016年に開催されたものを誘致)の費用を計上した[36]。
- 長野県南佐久郡小海町の小海町高原美術館に続き、飛騨市美術館にて、2017年1月7日から2月19日までの期間、映画の企画書や絵コンテ、設定資料などが出品された、「『君の名は。』展」が開催された[37]。
- 本編中で瀧たちが糸守について調べた図書館のモデルとなった飛騨市図書館[34][38]では撮影禁止ではなく、カウンターで許可を得た上でほかの利用者の顔が識別できないように撮影してほしいと呼びかけ聖地巡礼に理解を求めた[39]。
施設
[編集]- 糸守駅:早耶香曰く「列車は2時間に1本」くる。
- コンビニ「MYショップ」:三葉曰く「9時に閉まる」
- スナック「マザー」「割愛」:隣接している。
- 糸守小学校:明治時代に建造された木造建築物で1970年に県の重要文化財に指定されていた。四葉が通っていた。
- 糸守高校:三葉が通っていた高校。
- 本屋・歯科医院がない。
- クレーター湖を望む展望台がある。
- 宮水神社:446年から存在する神社。宮水家の家業でもある。
- 本編中には「中部電力糸守変電所」が登場するが、中部電力は「そのような施設は実在せず、フィクションとして楽しんでほしい」という趣旨の声明を発表している[40]。
- 飛騨地方には映画館がないため、「聖地」とされる飛騨地方の住民は地方から出なければ本作を見ることができない[注 26]。これを受け、2016年11月6日には飛騨市文化交流センターにて飛騨市では初めての上映が行われる運びとなった。この上映会は定員の都合で鑑賞できなかった市民が多かったために同年12月11日にも開催された[41][42]。
- 東海旅客鉄道(JR東海)は、本作の1シーン(飛騨古川駅と東海道新幹線名古屋駅)の絵柄を使用したコラボTOICAを予約限定で販売。2017年1月30日より予約を開始し、同年4月中旬より配送が開始された。なお、在来線デザインは牧瀬里穂が出演したCM「クリスマス・エクスプレス」である[43][44][45][46]。
- 「監督・新海誠による初期イメージボード ©2016「君の名は。」製作委員会」の糸森町の図[47]が、岐阜県下呂市小坂地域の南飛騨やすらぎ街道から見た景色[48]に非常に類似している。また、下呂市小坂地域は岐阜県側の御嶽山登山口だが、御嶽山四ノ池[49]が御神体のあるカルデラ[50]にそっくりである。
東京都立神宮高等学校
[編集]東京都立神宮高等学校(とうきょうとりつ じんぐうこうとうがっこう)は主人公の瀧が通学している架空の東京都立高等学校。
東京都渋谷区神宮前に所在する青山高等学校の場所に位置しており、外観は新宿区内藤町にある新宿高等学校、内観は広島市中区にある基町高等学校がモデルとなっている[要出典]。
長野県
[編集]- 新海は、自身の中での糸守湖の最初期のイメージを自身の出身地である長野県南佐久郡小海町の松原湖と大月湖である、とツイッターで述べている[51]。
- 松原湖近くの小海町高原美術館にて、2016年10月23日から12月25日までの期間、映画の企画書や絵コンテ、設定資料などが出品された、「『君の名は。』展」と称する企画展が行われた[51]。
東京都
[編集]- 映画のキービジュアルや本編ラストシーンで三葉と瀧が再会するシーンでは、東京都新宿区の須賀神社の参道にある石段が登場し(本編でも傍らの石柱に「須賀神社」の文字が見える[52])、多数のファンが訪れ[53]、階段で写真を撮る人の行列が10 - 20人と並ぶほどであった[10]。
- 本編中では四ツ谷駅(瀧の自宅最寄駅)、千駄ケ谷駅(大人になった三葉が再会時に下車した駅)、代々木駅(三葉が中学生の瀧を見つけた駅、大人になった瀧が三葉を一瞬見かける駅)、新宿駅(瀧の高校最寄駅、大人になった瀧が再会時に下車した駅)、北参道駅(大人になった三葉の自宅最寄駅)、東京駅が登場する。また、信濃町駅前の歩道橋や明治神宮外苑の聖徳記念絵画館、西武新宿駅前の大型街頭ビジョン、新宿警察署裏交差点なども登場する[54]。新海の過去作品でも度々登場するNTTドコモ代々木ビル(ドコモタワー)は、本作でも東京の風景の一つとして描かれている[55]。
- 本編中で瀧がアルバイトをしているレストラン「IL GIARDINO DELLE PAROLE」(イタリア語で「言の葉の庭」を意味する)は、新宿にあるレストラン「カフェ ラ・ボエム 新宿御苑」がモデルとなっている[56]。
秋田県
[編集]- 本編中で三葉が列車に乗るシーンで、一瞬だけ登場する駅舎の三角屋根や周囲の風景、単線のカーブの様子が秋田内陸縦貫鉄道の前田南駅に酷似していると話題になり[57]、秋田内陸縦貫鉄道では2016年10月7日から11月6日までの期間、急行「もりよし」の下り1本を同駅に臨時停車させたほか、駅の待合室内に訪問者向けのノートを設置した[58]。
ムスビとほだし
[編集]作中で、主人公の少女・三葉の祖母が神道の概念「ムスビ」について語るシーンがあり、たびたび言及される本作のキーワードのひとつとなっている。2016年11月28日放送『クローズアップ現代+』の「想定外!?『君の名は。』メガヒットの謎」でインタビューを受けた新海は、放送翌日twitterにて、ムスビを「番組的な結論」としたものであったと指摘し「僕は映画には「ムスビを大切にする」という意図は込めていません。ムスビ(絆)は「ほだし(人を縛るもの)」と両義で、若者を自立から阻むものでもあるからです。」[注 27]と補足訂正している。
スタッフ
[編集]監督・原作・脚本・絵コンテ・編集 | 新海誠 |
キャラクターデザイン | 田中将賀、安藤雅司[注 28] |
製作 | 市川南、川口典孝、大田圭二 |
共同製作 | 井上伸一郎、弓矢政法、畠中達郎、善木準二、坂本健 |
企画・プロデュース | 川村元気 |
エグゼクティブプロデューサー | 古澤佳寛 |
作画監督 | 安藤雅司(チーフ作画監督)[注 29]、井上鋭、土屋堅一、廣田俊輔、黄瀬和哉 |
脚本協力 | 加納新太 |
巫女舞創作・振付 | 中村壱太郎 |
演出 | 居村健治 |
回想シーン演出・原画・撮影 | 四宮義俊 |
撮影チーフ | 福澤瞳 |
撮影 | 三木陽子、李周美、藤田賢治、津田涼介、八木昌彦、岩井和也、新海誠 |
3DCGチーフ | 竹内良貴 |
3DCG | 宮原眞、河合完治、山元隼一 |
美術監督 | 丹治匠、馬島亮子、渡邉丞 |
美術設定 | 高橋武之 |
色彩設計 | 三木陽子 |
音響監督・整音 | 山田陽 |
音響効果 | 森川永子 |
音楽 | RADWIMPS |
音楽プロデューサー | 成川沙世子 |
制作プロデューサー | 酒井雄一 |
プロデューサー | 武井克弘、伊藤耕一郎 |
制作 | コミックス・ウェーブ・フィルム |
製作 | 「君の名は。」製作委員会 (東宝、コミックス・ウェーブ・フィルム、KADOKAWA、ジェイアール東日本企画、アミューズ、voque ting、ローソンHMVエンタテイメント) |
制作
[編集]本作の着想は、新海が東日本大震災発生後の2011年7月に宮城県名取市閖上へ訪れたことで得た[64]。「ここは自分の町だったかもしれない。自分が閖上のあなただったらと思い、もしも自分があなただったら」という、立場が入れ替わる映画を作ろうと思ったという[64]。新海がこの訪問時に描いた日和山のスケッチは展覧会などで展示されている[64]。
キャッチコピーは、「まだ会ったことのない君を、探している」。遠く離れた土地に暮らす、まだ出会う前の少年と少女というモチーフは、新海が2014年に手掛けたZ会のCM「クロスロード」から着想を得たもので[65]、さらに2つの日本の古典、小野小町の和歌「思ひつつ 寝ればや人の 見えつらむ 夢と知りせば 覚めざらましを」(古今和歌集)と、男児を「姫君」として女児を「若君」として育てる『とりかへばや物語』を設定に取り込んだ[65]。また、1950年代のメロドラマ『君の名は』や男女入れ替わりをモチーフとする大林宣彦監督の映画『転校生』などをリスペクトしながらドラマを作った[66][67][68]。しかし『転校生』で描かれたジェンダーの捉え方は今の時代に合っていないと考え、男女入れ替わりをジェンダーを描く装置にしないと決めた[69][70]。
誰もが楽しめる「ど真ん中」のエンターテインメント[71][72]、とりわけ10代から20代前半の人に向けた作品[72]を目指して作られた。新海は、観客を励ますような、見終わったあとに気持ちよく劇場を出てもらえる作品を作りたくなったところに、ちょうど東宝の話が決まったといい[73]、自身だけでなくキャラクターデザインの田中将賀、作画監督の安藤雅司、音楽のRADWIMPS、主演の神木隆之介についても「本当に、絶妙なタイミングによってつくらせてもらえた映画」と語っている[74]。
クレジットにおいて新海は「原作・脚本・絵コンテ・編集」と表記されているが、制作において自身が果たした主な役割は絵コンテと編集[75]、特にビデオコンテだと語っている[76]。脚本は新海だけでなく川村元気をはじめとする東宝のチームとの協同だが[76]、絵コンテと、それを元に仮で声も効果音も音楽もつけた100分強のビデオコンテは新海が一人で作り上げた[76]。これまでの作品でも新海は絵コンテとビデオコンテを並行して作成しており[77]、この時点ですでに編集に近いことをやっているともいえるが[75]、従来 Photoshop、After Effects、Audition の3つのソフトを併用して作成していたものを今回は Storyboard Pro で最初からビデオコンテを作るようにし、これによって映画の時間軸をすべてコントロールできたという[77]。劇中の音楽すべてを担当したRADWIMPSとのやりとりも、ビデオコンテで進められた[75]。
本作でキャラクターデザインを担当した田中は、新海の「クロスロード」でもキャラクターデザインと作画監督を担当しており、個人的にも新海と交友があって本作でもキャラクターデザイン・作画監督をオファーされたが、先に『心が叫びたがってるんだ。』の企画が始動していたため都合がつかず、それでもという新海からの要望でキャラクターデザインのみを引き受けるかたちとなった[78]。そこで作画監督は別に探すことになり、実現の可能性を考えずに新海がスタッフに「安藤雅司が好きだ」という話をすると紹介してもらえることになった[79]。当初は現場で使うキャラクター設定表まで田中が描く予定だったが[80]、作画監督に安藤が決まったこともあり、現場でキャラクターを動かすためのデザインは安藤が手掛けたほうがよいとの判断で[78]、設定表からは安藤が担当することとなった[80]。瀧と三葉が入れ替わっているときの表情・仕草などは安藤のキャラクター設定表で描かれた[80]。スタッフロールのキャラクターデザインで田中と安藤の両名がクレジットされている[81]理由はこれによる[78]。なお、本編の作画監督はできなかったものの田中はオープニングの作画監督を務めており、田中がデザインしたキャラクターをもとに安藤が描いたキャラクター設定表をもとに田中がオープニングの作画監督をするのは「すごくへんてこな感じ」だったと語っている[82]。これについて田中は、本編の作画監督は安藤のため、下手に自分が関わるのは雑音にしかならないので「本編には関わりたくない」と断ってきており、「オープニングなら、本編とは切り離せるのではないか」と無理やり自分を納得させた感じだったと語っている[83]。
制作期間は約2年[74]。主な経緯は以下の通り。
- 2014年
- 2015年
- 2016年
作品タイトルについて
[編集]『君の名は。』というタイトルについて、NHKラジオで放送され、その後映画化された『君の名は』という先行作品があり、新海自身は当初は先行作品とタイトルが被ることを拒み「夢と知りせば」など他のタイトルを検討していた[85]。しかし、締め切り間近の状態でシナリオを読み直した上で川村元気と相談し、「どっか知ってるんじゃないかっていうところに、ひっかかりを、誰かにアクセスしやすいタイトルだとわかって」という結論から、最終的に『君の名は。』のタイトル使用に踏み切った[85]。
タイトルロゴは、次作の『天気の子』と同様に、モリサワのA1明朝をベースにデザインされている。
新海の信仰する伊勢市の「佐瑠女神社」(同市の猿田彦神社の境内に在する)は、本作以降、毎年のように新海とコミックス・ウェーブ・フィルムの寄進により幟が立てられている。この神社の祭神アメノウズメが帰っていった先と言われているのが志摩で、映画化された『君の名は』のロケ地でもある[注 30][注 31]。
音楽について
[編集]新海は、本作の音楽をRADWIMPSへ依頼したことについて、自身の公式サイトで「実現の可能性を考えもせずRADWIMPSが好きだと答えました」と明かした。「新たな挑戦を求めていた」RADWIMPSがこれに応じ、劇伴を含む全音楽を手がける運びとなった[13]。「曲を聴いた上で作りたいシーンがいくつかある」という新海の要望を受け、RADWIMPSは制作初期から作品に携わり、新曲「前前前世」を含む20曲以上を作り上げた[1]。同曲も含め、採用された主題歌は以下の4曲。
- 「夢灯籠」
- 「前前前世 (movie ver.)」
- 「スパークル (movie ver.)」
- 「なんでもないや (movie ver.)」
これらの主題歌と劇伴22曲を収録したアルバム『君の名は。』は、2016年8月24日にEMI RECORDSから発売された[86]。発売初週に5.8万枚、2週目に3.9万枚を売り上げ、オリコン週間アルバムランキングで2週連続1位を獲得した[87]。2016年11月23日に発売されたRADWIMPSのアルバム『人間開花』には、「前前前世 [original ver.]」と「スパークル [original ver.]」の2曲が収録され、また初回限定盤に付録のDVDには『君の名は。』映画本編に新規カットを加えて構成された「スパークル [original ver.]」のPVが収録されている。
2017年1月には、同年4月に始まる全米公開に合わせて新たに英語に書き下ろされた主題歌4曲を『君の名は。English edition』として1月27日にデジタル版配信、2月22日にCD発売が決定した。また、これら4曲を含む「Your Name.版」として、『Your name.(deluxe edition / Original Motion Picture Soundtrack)』がUS盤で3月10日に発売されることも決定した[88]。
プロモーションについて
[編集]2015年12月にYouTube上に特報動画が公開され、2016年8月の公開ならびに主演に神木隆之介と上白石萌音が起用されることが発表された[89]。翌年4月5日には予告編が公開され、劇中音楽すべてをRADWIMPSが制作することと、8月26日に公開されることが発表された[90]。
公開
[編集]映画祭・プレミア上映
[編集]上映日 | 映画祭・イベント名 | 国・地域 | 備考 |
---|---|---|---|
2016年7月3日 | Anime Expo 2016[91] | アメリカ合衆国・ロサンゼルス | ワールドプレミアとして上映。 |
2016年7月7日 | 完成披露試写会 | 日本・東京 | TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われ、新海監督と出演者が七夕にちなみ浴衣姿で登壇した[92]。 |
2016年9月22日・24日 | 第64回サン・セバスティアン国際映画祭[93] | スペイン・サン・セバスティアン | ディストリビューターはセレクタ・ビシオン。 |
2016年10月9日・12日・15日 | 第21回釜山国際映画祭[94] | 韓国・釜山(プサン) | ガラプレゼンテーション部門にて上映。 |
2016年10月14日・15日・16日 | 第60回ロンドン映画祭[95] | イギリス・ロンドン | オフィシャル・コンペティションのノミネート作品として上映。 |
2016年10月22日 | スコットランド・ラブズ・アニメ[96] | イギリス・スコットランド | |
2016年10月23日 | 第18回プチョン国際アニメーション映画祭 | 韓国・富川(プチョン) | 長編コンペティション部門の優秀賞と観客賞を受賞[97]。 |
2016年10月27日 | 第29回東京国際映画祭 | 日本・東京 | Japan Now部門にて上映。 |
2016年11月6日 | Discovery Film Festival 2016 | イギリス・スコットランド | |
2016年11月13日 | 第36回ハワイ国際映画祭[98] | アメリカ合衆国・ハワイ | |
2016年11月20日 | 第27回ストックホルム国際映画祭 | スウェーデン・ストックホルム | |
2016年11月26日・27日 | 第31回マール・デル・プラタ国際映画祭[99] | アルゼンチン・マル・デル・プラタ | ディストリビューターはファニメーション。 |
2016年12月3日・4日 | Expo Japan MX[100] | メキシコ・メキシコシティ | 日本物産展における特別上映。ディストリビューターはArcade Media。 |
2016年12月9日・14日 | 第13回ドバイ国際映画祭[101] | アラブ首長国連邦・ドバイ | |
2017年2月25日 | ニューヨーク国際子ども映画祭[102] | アメリカ合衆国・ニューヨーク | オープニング・スポットライト作品として上映。 |
2017年2月25日・27日 | 第36回ブリュッセル・アニメーション映画祭 | ベルギー・ブリュッセル | 観客賞(最優秀長編アニメーション賞)を受賞。 |
2017年3月24日・25日 | 第20回ホラント・アニメーション映画祭 | オランダ・ユトレヒト | |
2017年4月2日 | Season Film Festival 2017 | フィンランド・ヘルシンキ | |
2017年4月28日 | Animocje International Animated Films Festival 2017 | ポーランド・ブィドゴシュチュ | |
2017年4月30日 | Napoli COMICON 2017 | イタリア・ナポリ | |
2017年7月30日・8月3日・7日・14日・18日 | 第32回星空の映画祭 | 日本・長野県 | |
2017年9月4日 | Japan Film Festival of San Francisco | アメリカ合衆国・サンフランシスコ | |
2017年9月26日・30日 | Viborg Animation Festival 2017 | デンマーク・ヴィボー | |
2017年10月28日・11月2日・3日 | Leiden International Film Festival 2017 | オランダ・ライデン |
全国公開
[編集]2016年8月26日、全国301スクリーンで公開が開始された[103]。2D上映のみであるが、一部劇場では聴覚障害者を対象とした日本語字幕付き上映も実施された[104]。公開に先立ち、7月2日より前売券が全国の劇場で発売。全国先着3万名には、新たに公開されたキービジュアルが大きく描かれたクリアファイルが付属する特別前売券が販売された[105]。都内の上映劇場では、上映から1か月近く経過しても依然として全上映回が満席に近い状態が続いたため、9月24日以降は946席の大型劇場を持つTOHOシネマズ日劇でも上映された[106]。
2017年5月の連休頃までにかけては日本各地の映画館で上映が続いていたが、5月5日に数十館で上映が終了、翌週5月12日にもさらに数十館が終了し、15館にまで激減した。その後も週毎に次第に数を減らしていき、6月10日以降は豊島区の「池袋シネマ・ロサ」、川崎市の「チネチッタ」、佐久市の「アムシネマ」、名古屋市の「イオンシネマ名古屋茶屋」、徳島市の「ufotable CINEMA」の5館のみとなった。7月前半には「アムシネマ」、「イオンシネマ名古屋茶屋」が終了。7月末には「池袋シネマ・ロサ」、「ufotable CINEMA」も終了したが、宝塚市の「宝塚シネ・ピピア」が2週間限定で上映を開始、柏市の「キネマ旬報シアター」も上映を開始した。
2016年8月の公開日から上映を続けていた最後の映画館「チネチッタ」では、最終週には音響を増強した「Live Zound」上映を復活させ、最大スクリーンでの上映を行い、8月11日をもって351日間にも及ぶロングラン上映を終了した。これについては新海誠もTwitterで言及している。その翌日からは、世田谷区の「下高井戸シネマ」が2週間限定で、尼崎市の「塚口サンサン劇場」が1週間限定で新たに上映を開始した。日本国内の映画館における通常上映は、365日目(公開から364日後)の2017年8月25日、「キネマ旬報シアター」および「下高井戸シネマ」での上映をもって一旦全て終了した。その後も2020年までにTOHOシネマズ仙台、TOHOシネマズ上野、下北沢トリウッド、秋葉原UDXシアター、川崎チネチッタ、アイシティシネマ、TOHOシネマズ赤池、TOHOシネマズ橿原、TOHOシネマズ梅田、TOHOシネマズなんば、あべのアポロシネマなどで再上映が行われている。2022年、9月30日から期間限定で、全国41館で開催される「新海誠IMAX映画祭」にて、IMAXで上映された[107]。
興行成績
[編集]興行収入は公開後2日間で7.7億円と、その時点で前作の推定総額1.5億円を遥かに上回った[108]。8月26日金曜日の初日を合わせた3日間では、動員96万人、興行収入12.8億円を記録した[109]。公開から9月22日までの28日間の興行収入が100億円を突破し、日本のアニメーション監督では宮崎駿に続く2人目の達成となった[110]。また、10月3日までの39日間での動員が1000万人を突破した[111]。14週目には興行収入194億円を突破し、193億円の『もののけ姫』を超え[112]、また15週目には興行収入199億円を突破し、196億円の『ハウルの動く城』を超えたため、邦画歴代2位まで浮上したが、後の2020年11月24日に『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』に追い抜かれ[113]、日本映画歴代3位となった[114][115]。最終興行収入は250.3億円、全世界で414.4億円と、日本で公開された映画としては歴代5位の記録となった。
動員数 (万人) |
興行収入 (億円) |
備考 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|
週末 | 累計 | 週末 | 累計 | |||
1週目の週末(2016年8月27日・28日)[109] | 1位 | 68.8 | 96.0 | 9.3 | 12.8 | |
2週目の週末(9月3日・4日)[116] | 86.7 | 299.5 | 11.6 | 38.7 | ||
3週目の週末(9月10日・11日)[117] | 85.2 | 481.4 | 11.4 | 62.9 | ||
4週目の週末(9月17日・18日)[118] | 80.0 | 698.0 | 10.8 | 91.0 | 累計動員数および累計興行収入は、9月19日までのもの。 | |
5週目の週末(9月24日・25日)[119] | 63.7 | 854.5 | 8.6 | 111.7 | ||
6週目の週末(10月1日・2日)[120] | 65.4 | 989.4 | 7.9 | 128.6 | ||
7週目の週末(10月8日・9日)[121] | 51.3 | 1119.6 | 7.0 | 145.6 | 累計動員数および累計興行収入は、10月10日までのもの。 | |
8週目の週末(10月15日・16日)[122] | 34.7 | 1184.3 | 4.7 | 154.1 | ||
9週目の週末(10月22日・23日)[123] | 35.9 | 1260.9 | 4.8 | 164.1 | ||
10週目の週末(10月29日・30日)[124] | 2位 | 28.6 | 1320.4 | 3.8 | 171.9 | 週末動員数1位は『デスノート Light up the NEW world』。 |
11週目の週末(11月5日・6日)[125] | 1位 | 21.8 | 1381.3 | 3.0 | 179.7 | |
12週目の週末(11月12日・13日)[126] | 19.0 | 1420.9 | 2.6 | 184.9 | ||
13週目の週末(11月19日・20日)[127] | 19.1 | 1458.8 | 2.5 | 189.8 | ||
14週目の週末(11月26日・27日)[128] | 2位 | 15.7 | 1498.6 | 2.1 | 194.9 | 週末動員数1位は『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』。 |
15週目の週末(12月3日・4日)[129] | 18.4 | 1535.3 | 2.5 | 199.6 | ||
16週目の週末(12月10日・11日)[130] | 5位 | 1578.3 | 205.1 | |||
17週目の週末(12月17日・18日)[131] | 6位 | 1607.9 | 208.9 | |||
18週目の週末(12月24日・25日)[132] | 7位 | 1640.8 | 213.3 | |||
19週目の週末(12月31日・2017年1月1日)[133] | 3位 | 年末年始のため計測できず。 | ||||
20週目の週末(1月7日・8日)[134] | 1768.5 | 229.2 | 累計動員数および累計興行収入は、1月9日までのもの。 | |||
21週目の週末(1月14日・15日)[135] | 2位 | 12.5 | 1790.9 | 1.7 | 232.3 | 週末動員数1位は『本能寺ホテル』。 |
22週目の週末(1月21日・22日)[136] | 1位 | 12.4 | 1815.3 | 1.7 | 235.6 | |
23週目の週末(1月28日・29日)[137] | 3位 | 1835.2 | 238.3 | |||
24週目の週末(2月4日・5日)[138] | 4位 | 1851.7 | 240.4 | |||
25週目の週末(2月11日・12日)[139] | 6位 | 1863.8 | 242.0 | |||
26週目の週末(2月18日・19日)[140] | 8位 | 1874.6 | 243.4 | |||
27週目の週末(2月25日・26日)[141] | 7位 | 1884.2 | 244.6 | |||
28週目の週末(3月4日・5日)[142] | 9位 | 1892.5 | 245.7 | |||
29週目の週末(3月11日・12日)[143] | 10位 | 1898.8 | 246.5 | |||
30週目の週末(3月18日・19日)[144] | - | 247.4 | 累計興行収入は、3月20日までのもの。 | |||
31週目の週末(3月25日・26日)[145] | - | 247.8 | ||||
32週目の週末(4月1日・2日)[146] | - | 248.3 | ||||
33週目の週末(4月8日・9日)[147] | - | 248.7 | ||||
34週目の週末(4月15日・16日)[148] | - | 248.9 | ||||
35週目の週末(4月22日・23日)[149] | - | 249.1 | ||||
36週目の週末(4月29日・30日)[150] | - | 249.2 | ||||
37週目の週末(5月6日・7日)[151] | - | 249.4 | ||||
38週目の週末(5月13日・14日)[152] | - | |||||
39週目の週末(5月20日・21日)[153] | - | |||||
40週目の週末(5月27日・28日)[154] | - | |||||
41週目の週末(6月3日・4日)[155] | - | |||||
42週目の週末(6月10日・11日)[156] | - | |||||
43週目の週末(6月17日・18日)[157] | - | |||||
44週目の週末(6月24日・25日)[158] | - | |||||
45週目の週末(7月1日・2日)[159] | - | |||||
46週目の週末(7月8日・9日)[160] | - | |||||
47週目の週末(7月15日・16日)[161] | - | |||||
48週目の週末(7月22日・23日)[162] | - | 250.3 | ||||
49週目の週末(7月29日・30日)[163] | - | |||||
50週目の週末(8月5日・6日)[6] | - | |||||
最終 | - | 1928.0 | 250.3 | 最終的な累計動員数は1928万人とされる[164]。 |
世界興行
[編集]本作は、世界125の国と地域で海外配給が決定していると報じられている[165]。2017年1月18日時点で、全世界での興行収入合計が2億8,100万ドルに達し、『千と千尋の神隠し』の2億7,500万ドルを抜いて、日本映画として史上最高となったことが伝えられた[166]。2019年9月時点で確認されている世界興収は3億6,102万ドルである[7]。全世界での累計動員数は4000万人に達した[167]。
国・地域 | 公開日 | 配給 | 題名 | 参照 |
---|---|---|---|---|
台湾 | 2016年10月21日 | 傳影互動 | 你的名字 | [168] |
シンガポール | 2016年11月3日 | Purple Plan | [169] | |
タイ | 2016年11月10日 | M Pictures | หลับตาฝัน ถึงชื่อเธอ[注 32] | [170][171] |
香港 (中国) | 2016年11月11日 | 新映影片 | 你的名字。 | [172] |
マカオ (中国) | ||||
イギリス | 2016年11月24日 | Anime Limited | Your Name. | [173][174] |
アイルランド | ||||
オーストラリア | マッドマン・エンターテインメント | [175] | ||
ニュージーランド | 2016年12月1日 | |||
中国 | 2016年12月2日 | 華夏電影発行 | 你的名字。 | [176] |
インドネシア | 2016年12月7日 | アンコール・フィルムズ | Your Name. | [177] |
マレーシア | 2016年12月8日 | Purple Plan | 你的名字 | [178] |
フィリピン | 2016年12月14日 | Pioneer Films | Your Name. | [179] |
フランス | 2016年12月28日 | ユーロズーム | [180] | |
韓国 | 2017年1月4日 | Media Castle | 너의 이름은. | [181][182][183] |
ベトナム | 2017年1月13日 | アンコール・フィルムズ | Your Name. – Tên cậu là gì? | |
イタリア | 2017年1月23日 | Nexo Digital / Dynit | Your Name. | [184] |
カンボジア | 2017年2月23日 | JaiKon Cambodia | បិទភ្នែកសុបិន នឹកដល់ឈ្មោះអ្នក[注 32] | |
アメリカ合衆国 | 2017年4月7日 | ファニメーション | Your Name. | |
カナダ | ||||
スペイン | セレクタ・ビシオン | [185] | ||
スウェーデン | 2017年4月12日 | TriArt Film | ||
フィンランド | 2017年4月21日 | Cinema Mondo | ||
ノルウェー | 2017年4月28日 | Arthaus | ||
デンマーク | 2017年5月4日 | Camera Film | ||
メキシコ | 2017年8月3日 | Cinepolis | Tu nombre | |
トルコ | 2017年8月25日 | Başka Sinema | Senin Adın | |
ロシア | 2017年9月7日 | Истари комикс | Твоё имя | [186][187] |
ベラルーシ | ||||
カザフスタン | ||||
パラグアイ | 2017年9月9日 | |||
ボリビア | 2017年9月21日 | |||
エクアドル | 2017年9月22日 | |||
コロンビア | 2017年9月26日 | |||
チリ | 2017年9月28日 | Diamond Films | ||
ブラジル | 2017年10月1日 | |||
アルゼンチン | 2017年10月5日 | |||
ペルー | ||||
ウクライナ | 2017年10月19日 | Истари комикс | Твоє iмя | [186][188] |
オランダ | 2017年11月2日 | |||
ベルギー | 2017年11月29日 | |||
ドイツ | 2018年1月11日 | Universum Film | Your Name. | |
オーストリア | 2018年1月12日 |
アジア
[編集]- 台湾
- 2016年10月21日公開。これに先立ち、10月14日から16日までの3日間、先行上映会が行われた[189]。
- 公開1週目の週末興行ランキングで第1位を獲得[190]。また、10月31日にはそれまで日本映画歴代首位だった『リング』の台北での興行収入1億6200万台湾ドルを超え、歴代日本映画興行収入第1位を達成[191]。最終興収は2億5000万台湾ドルを超えた[192]。
- タイ
- 2016年11月10日公開。当初は10月6日公開予定だったが、諸事情により11月10日に延期された[要出典]。週末4日間で約7000万円の興行収入で、週末興行ランキング1位を獲得[193]。その後、興行収入は4,000万バーツを超え、これまで最高だった『STAND BY ME ドラえもん』の3,956万バーツを抜いて日本映画の興行収入第1位となっている[194]。
- 香港 (中国)
- 2016年11月11日公開。週末3日間で約8600万円の興行収入で、週末興行ランキング1位を獲得[193]。さらに12月4日時点で2,500万香港ドルを超え、『STAND BY ME ドラえもん』の4600万香港ドルに次いで日本のアニメ映画の香港での興行収入第2位となった[195]。
- 中国
- 2016年12月2日公開。公開日は『君の名は。』の公式ウェイボーで公表された[176]。日本公開からわずか3か月余という異例の早期公開に至った背景には、韓国のTHAAD配備を巡る中韓関係のかげりによる反動や、頭打ちの中国映画市場を促進させる思惑など、諸々の政治的事情があるとの見方もある[196][197]。また、中国で公開される外国映画は、政治的な理由や青少年への教育上の配慮という理由で部分的にカットされることがあるが、日本的な神社にまつわるシーンや下着が見えるシーンを含め、本作はノーカット上映されている[198]。
- 日本映画史上最大規模の約7千スクリーン(延べ6万7823スクリーン)で上映[199][196]。公開3日間の累計興行収入は2.8億元(約42億5500万円)で、これまで最高だった『STAND BY ME ドラえもん』の2.3億元を上回り、日本映画の新記録を達成した[200]。週末興行ランキング1位を獲得[199]。その後、興行収入総額ベースでも『STAND BY ME ドラえもん』の5.3億元を抜き、日本映画の新記録を達成している[201]。その後、2017年明けの時点で5.6億元に達し、2016年に爆発的ヒットした中国アニメ『大魚海棠』(紅き大魚の伝説)をも抜いて、2Dアニメとしては、中国で公開された作品の記録を更新した[202]。
- 2017年2月2日をもって国内での上映は終了し、最終興収は5億7662万4000元(約95億円)となった[203]。
- 韓国
- 初日の興収は約10億ウォン(約1億円)で、13万8000人を動員し、『ハウルの動く城』以来13年ぶりの快挙となる初日の興行収入・観客動員数で1位デビューを果たした[204][205]。公開5日目で観客数100万人[206]、公開11日目で観客数200万人を突破した[207]。1月22日現地点で観客数302万人を記録し、『ハウルの動く城』の301万人を超え、韓国で公開された歴代日本映画の観客数第1位を達成した[208][209]が、新海の後作、『すずめの戸締まり』(2022年公開)が第1位となり、現在は第2位となる[210]。最終観客数は367万人。
ヨーロッパ・アメリカ
[編集]- アイルランドおよび イギリス
- 2016年11月18日公開。17館で上映され、週末興行収入で初登場29位[211](11月18日 - 20日、£21,910[212])。11月24日には一夜限り[211]で104館での上映が行われ、日本アニメとしては過去最多のスクリーン数により、日本アニメの1日間の興行収入の新記録となる €127,350を達成した[213]。2週目の週末興行収入は15位(11月25日 - 27日、23館)[211]。
- フランス
- 2016年12月28日よりフランス国内120館で上映[214]。2016年度劇場興行収入ランキングは163位[215]。
- イタリア
- 上映期間は1月23日から25日まで[216]と、2月9日から14日まで[217]。
- アメリカ合衆国
- 米国配給権を持つファニメーションは、アカデミー賞のノミネート条件(ロサンゼルス郡内の映画館で連続7日以上の期間有料で公開)を満たすために2016年12月2日から一週間のみロサンゼルスの映画館Laemmle Music Hallで公開する予定であると報じられ[218]限定公開されたが、ノミネートは逃した[219]。
- 全米公開は『Your name.』という題で、現地時間2017年4月7日からとなる。また一部劇場では、これに合わせてRADWIMPS・野田洋次郎が新たに英語に書き下ろした主題歌4曲を収録する英語主題歌版が上映されることも決定している(それに先駆け、日本でも一部劇場で1月28日より2週間限定で字幕付きの英語主題歌版が公開される)[88]。4月8日の封切り週末の興行収入は、290館の上映で約164万ドル(1億8000万円)で13位となった[220]。2017年の最終興行収入は501万7246ドル(約5億6000万円)で、同年に公開された日本のアニメ映画で興収1位となった[221]。
評価
[編集]国外の評価
[編集]- イギリス
- 以下の雑誌でいずれも星5の最高評価を得ている。
- ガーディアン - 「目がくらむほどの“体いれかわりロマンス”。新海誠監督は日本アニメ界の新たなキングであるという評価を確立した。」[222]
- エンパイア - 「新海誠。この名前に慣れておくべきである。このクレイジーな世の中に少しでも正義があるなら、今後 数年の間に、日本アニメ界の偉人である宮崎駿と同等の評価を彼は得るだろう。」[223]
- デイリー・テレグラフ - 「笑ってしまうほど美しい」[224]
- アメリカ
- indieWire誌のデーヴィッド・アーリッヒが「新海誠のアニメはオスカー騒ぎを起こすに値するほど衝撃的である」と語っており、「B」と評価している[226]。
- COMICBOOK誌のミーガン・ピーターズが「そこのけピクサー、来年のオスカーは強敵がいる」と語っている[227]。
- 映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには80件のレビューがあり、批評家支持率は98パーセント、平均点は10点満点で8.2点となっている[228]。
- Metacriticには25件のレビューがあり、加重平均値は79/100となっている[229]。
- ル・モンド - 「類い稀なすれ違いの物語を通して思春期の若者の心を描写。見逃せない。」評価 星4[233]。
- カイエ・デュ・シネマ - 東日本大震災と結びつけ「生きていく為に、この悲劇を忘れ、何もなかったように振る舞う日本人の姿勢が描かれている」と分析した。評価 星5[232]。
- ポジティフ - 評価 星3[232]。
- 香港
- 評価 星4.5(星5満点)[234]。
受賞・ノミネート
[編集]賞 | ノミネート対象 | 結果 | |
---|---|---|---|
第20回文化庁メディア芸術祭[235] | アニメーション部門 大賞 | 君の名は。 | 受賞 |
第34回ゴールデングロス賞[236] | 日本映画部門 最優秀・金賞 | 君の名は。 | 受賞 |
日本映画部門 全興連ビックリ賞 | 君の名は。 | 受賞 | |
第40回日本アカデミー賞[237][238] | 優秀アニメーション作品賞 | 君の名は。 | 受賞 |
優秀監督賞 | 新海誠 | 受賞 | |
最優秀脚本賞 | 新海誠 | 受賞 | |
最優秀音楽賞 | RADWIMPS | 受賞 | |
話題賞(作品部門) | 君の名は。 | 受賞 | |
第59回ブルーリボン賞[239][240] | 作品賞 | 君の名は。 | ノミネート |
監督賞 | 新海誠 | ノミネート | |
特別賞 | 君の名は。 | 受賞 | |
第71回毎日映画コンクール[241] | アニメーション映画賞 | 君の名は。 | 受賞 |
TSUTAYA×Filmarks映画ファン賞日本映画部門 | 君の名は。 | 受賞 | |
音楽賞 | RADWIMPS | ノミネート | |
第41回報知映画賞[242] | 特別賞 | 君の名は。 | 受賞 |
作品賞・邦画 | 君の名は。 | ノミネート | |
監督賞 | 新海誠 | ノミネート | |
第29回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞[243] | 作品賞 | 君の名は。 | ノミネート |
監督賞 | 新海誠 | 受賞 | |
石原裕次郎賞 | 君の名は。 | ノミネート | |
第26回東京スポーツ映画大賞[244] | 監督賞 | 新海誠 | ノミネート |
第40回山路ふみ子映画賞[245] | 山路ふみ子文化賞 | 新海誠 | 受賞 |
第19回シナリオ作家協会 菊島隆三賞[246] | 菊島隆三賞 | 君の名は。 (新海誠) | ノミネート |
第21回新藤兼人賞[247] | プロデューサー賞 | 川口典孝 | 受賞 |
2017年エランドール賞[248] | プロデューサー賞(田中友幸基金賞)奨励賞 | 川口典孝 | 受賞 |
第12回渡辺晋賞[249] | 特別賞 | 川村元気 | 受賞 |
第36回藤本賞[250] | 藤本賞 | 新海誠 川口典孝 古澤佳寛 川村元気 |
受賞 |
第26回日本映画批評家大賞[251] | アニメ部門 監督賞 | 新海誠 | 受賞 |
東京アニメアワードフェスティバル 2017[252] | アニメ オブ ザ イヤー部門 監督・演出賞 | 新海誠 | 受賞 |
第29回東京国際映画祭[253] | ARIGATO賞 | 新海誠 | 受賞 |
第58回日本レコード大賞[254] | 特別賞 | RADWIMPS | 受賞 |
第90回キネマ旬報ベスト・テン[255] | 読者選出日本映画ベスト・テン | 君の名は。 | 4位 |
第38回ヨコハマ映画祭[256] | 日本映画ベストテン | 君の名は。 | 10位 |
FILMARKS AWARDS 2016[257] | 総合ベストテン | 君の名は。 | 1位 |
邦画編ベストテン | 君の名は。 | 1位 | |
ぴあ映画生活ユーザー大賞2016[258] | 2016年映画ベスト10 | 君の名は。 | 2位 |
SUGOI JAPAN Award 2017[259] | エンタメ小説部門 | 小説 君の名は。 | 1位 |
みんなが選んだカドフェス杯2016 | 総合部門 | 小説 君の名は。 | 1位 |
2016年に公開・上映されたアニメ作品(アニメ!アニメ!)[260] | 劇場・イベント上映部門 | 君の名は。 | 1位 |
VFX-JAPANアワード2017[261] | 劇場公開アニメーション映画部門 最優秀賞 | 君の名は。 | 受賞 |
2016年ユーキャン新語・流行語大賞[262] | 候補語 | 君の名は。 | ノミネート |
2016年ヒット商品番付(SMBCコンサルティング)[263] | 東大関 | 君の名は。 | 受賞 |
2016年ヒット商品番付(日経MJ)[264] | 西横綱 | 君の名は。 | 受賞 |
2016年ヒット番付(日経エンタテインメント!)[265] | 東横綱 | 君の名は。 | 受賞 |
ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー2016(日経エンタテインメント!)[266] | グランプリ | 新海誠 | 受賞 |
デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー'16/第22回AMDアワード[267] | 優秀賞 | 君の名は。 | 受賞 |
ベストチーム・オブ・ザ・イヤー 2016[268] | 優秀賞 | 君の名は。チーム | 受賞 |
ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017[269] | 大賞 | 弭間友子 | 受賞 |
第7回ロケーションジャパン大賞[270] | 特別賞(支持率部門) | 君の名は。×岐阜県飛驒市 | 受賞 |
第9回CDショップ大賞2017[271] | 入賞 | 君の名は。 (RADWIMPS) | 受賞 |
第10回日本ブルーレイ大賞[272] | グランプリ | 君の名は。 | 受賞 |
カテゴリー部門 アニメ賞(邦画) | 君の名は。 | 受賞 | |
Yahoo!検索大賞2016[273] | 映画部門賞 | 君の名は。 | 受賞 |
YouTube Rewind 2016[274] | トップトレンド動画(日本) | 君の名は。予告 | 1位 |
第21回日本インターネット映画大賞 | 日本映画部門 作品賞(ベストテン) | 君の名は。 | 3位 |
日本映画部門 音楽賞 | 君の名は。 (RADWIMPS) | 受賞 | |
第11回声優アワード[275] | シナジー賞 | 君の名は。 | 受賞 |
主演男優賞 | 神木隆之介 | 受賞 | |
主演女優賞 | 上白石萌音 | 受賞 | |
ニュータイプアニメアワード 2015 - 2016[276] | 作品賞(劇場上映部門) | 君の名は。 | 1位 |
主題歌賞 | 前前前世 (RADWIMPS) | 2位 | |
サウンド賞(劇伴) | 君の名は。 (RADWIMPS) | 2位 | |
監督賞 | 新海誠 | 3位 | |
第1回アニものづくりアワード[277] | 総合グランプリ | サントリー天然水×君の名は。 | 受賞 |
アニメーションCM部門 金賞 | サントリー天然水×君の名は。 | 受賞 | |
コンテンツコラボ部門 銀賞 | サントリー天然水×君の名は。 | 受賞 | |
平成アニソン大賞[278] | 映画主題歌賞(2010年 - 2019年) | 前前前世 (RADWIMPS) | 受賞 |
日本アカデミー賞での優秀監督賞、最優秀脚本賞受賞はアニメ作品としては史上初の快挙となった[279]。
賞 | ノミネート対象 | 結果 | |
---|---|---|---|
第44回アニー賞[280][281] | 長編インディペンデント作品賞 | 君の名は。 | ノミネート |
監督賞 | 新海誠 | ノミネート | |
第49回シッチェス・カタロニア国際映画祭[282][283] | アニメーション部門 最優秀長編作品賞 | 君の名は。 | 受賞 |
第60回BFIロンドン映画祭[283] | 公式コンペティション | 君の名は。 | ノミネート |
第36回ブリュッセル・アニメーション映画祭[284] | 観客賞(最優秀長編アニメーション賞) | 君の名は。 | 受賞 |
第18回プチョン国際アニメーション映画祭[285] | 長編コンペティション部門 優秀賞 | 君の名は。 | 受賞 |
長編コンペティション部門 観客賞 | 君の名は。 | 受賞 | |
第22回エンパイア賞 | 最優秀アニメーション賞 | 君の名は。 | ノミネート |
第21回サテライト賞[286] | アニメーション・ミックスメディア映画賞 | 君の名は。 | ノミネート |
第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞[287] | アニメ映画賞 | 君の名は。 | 受賞 |
第13回女性映画批評家協会賞[288] | BEST ANIMATED FEMALE | 君の名は。 | ノミネート |
第14回国際シネフィル協会賞 | アニメーション賞 | 君の名は。 | ノミネート |
第11回アジア・フィルム・アワード[289] | 脚本賞 | 新海誠 | ノミネート |
カートゥーンズ・オン・ザ・ベイ プルチネルラ賞2017[290] | 最優秀監督賞 | 新海誠 | 受賞 |
最優秀脚本賞 | 新海誠 | 受賞 | |
スタジオオブザイヤー | コミックス・ウェーブ・フィルム | 受賞 | |
ジャパンエキスポアワード 2017[291] | アニメ部門 Darumaアニメ大賞 | 君の名は。 | 受賞 |
アニメ部門 脚本Daruma賞 | 君の名は。 | 受賞 | |
アニメ部門 制作Daruma賞 | 君の名は。 | 受賞 | |
アニメ部門 サウンドトラックDaruma賞 | 君の名は。 | 受賞 | |
アニメ部門 映画/OVA Daruma賞(一般投票) | 君の名は。 | 受賞 | |
Crunchyrollアニメアワード | アニメ映画賞 | 君の名は。 | 受賞 |
AnimaniA賞 2019[292] | 映画賞 | 君の名は。 | 受賞 |
監督賞 | 新海誠 | 受賞 | |
スタジオ賞 | コミックス・ウェーブ・フィルム | 受賞 | |
キャラクターデザイン賞 | 安藤雅司 田中将賀 |
受賞 | |
BBC選出2016年ベスト映画トップ10[293] | ベスト映画トップ10 | 君の名は。 | 10位 |
第89回アカデミー賞長編アニメ映画賞にエントリーされたが、本選ノミネートはされなかった[294]。
著作権侵害の被害
[編集]個人による著作権侵害
[編集]Twitterにて、本作の本編映像が違法にアップロードされた外部サイトへのリンクが拡散されており、製作委員会は従来の広報用アカウントとは異なる注意喚起用のアカウントを新たに開設した。このような動画へのリンクをつぶやいたアカウントに対して「このURLは違法にアップロードされた動画へのリンクです。即刻、当該ツイートを削除してください。」と警告を行っている。東宝がTwitter上でこうした取り組みを行うのは初めてである[295]。
2016年11月4日には、ファイル共有ソフトを用いて本作をインターネット上に無断で公開したとして、著作権法違反の疑いで神奈川県藤沢市の54歳の男性が書類送検された[296]。11月24日にも、同様の行為で沖縄県那覇市の36歳の男性が書類送検された[297]。
「Everfilter」問題
[編集]2016年12月3日、「TopBuzz Japan」を名乗る組織がスマートフォン向け写真加工アプリ・Webコンテンツ[298]「Everfilter」を公開した。このコンテンツは、スマートフォンで撮影した風景画像を簡単にアニメ風に加工できるというもので、アプリはApp StoreやGoogle Playにて無料で世界各地に公開されていた[299]。同アプリ説明には「君の名は」などと書かれ、本作の映像や音楽を用いたPR動画も公開されていた。しかし、本作や『秒速5センチメートル』に出てくる背景美術が同コンテンツでそのまま使用されているのではないかとの指摘が相次いだところ、運営元は4日に公式ツイッターアカウントで著作権侵害を認めて謝罪[300]、6日には全てのコンテンツの公開を中止した[301][302]。
ホームメディア
[編集]発売形態
[編集]2017年7月26日に、Blu-rayは「コレクターズ・エディション」、「スペシャル・エディション」、「スタンダード・エディション」の3形態、DVDは「スタンダード・エディション」のみ1形態の、全4形態で発売された[303]。
形態 | 品番 | 本編ディスク | 特典ディスク | 封入特典 | |
---|---|---|---|---|---|
Blu-ray | コレクターズ・エディション | TBR27260D | 4K Ultra HD Blu-ray Blu-ray 計2枚 |
Blu-ray 計3枚 | 縮刷版台本 ブックレット(100ページ) ミニキャラシール |
スペシャル・エディション | TBR27261D | Blu-ray 1枚 | Blu-ray 計2枚 | ブックレット(100ページ) ミニキャラシール | |
スタンダード・エディション | TBR27262D | Blu-ray 1枚 | なし | ミニキャラシール | |
DVD | スタンダード・エディション | TDV27263D | DVD 1枚 | なし | ミニキャラシール |
また、先着予約特典として、キャストとRADWIMPSのお気に入りのシーンからセレクトされた全34種の特製フィルムしおりのうち、1種がランダムで付属した。
映像特典内容
[編集]収録ディスク | 収録内容 | 収録時間 | 収録形態 |
---|---|---|---|
本編ディスク | 映画公開記念特番「新海誠・日本中がこの才能に恋をする。」 英語主題歌版本編 プロモーション映像集(特報・予告・TVスポットなど) 新海誠監督フィルモグラフィ |
本編107分+特典46分 | コレクターズ・エディション スペシャル・エディション スタンダード・エディション |
特典ディスク1 | ビデオコンテ 「君の名は。」メイキングドキュメンタリー |
188分 | コレクターズ・エディション スペシャル・エディション |
特典ディスク2 | ビジュアルコメンタリー(神木隆之介・上白石萌音・RADWIMPS) 未使用音声クリップ ノンテロップ・オープニング サントリー天然水 CM スパークル [original ver.] -Your name. Music Video edition- |
124分 | コレクターズ・エディション スペシャル・エディション |
特典ディスク3 | 「君の名は。」の物語〜現代の物語の役割〜 新海誠監督講演映像 イベント記録映像集 |
204分 | コレクターズ・エディション |
チャート成績
[編集]発売初週にBlu-rayは、「スタンダード・エディション」が20.2万枚、「コレクターズ・エディション」が12.6万枚、「スペシャル・エディション」が9.4万枚売り上げ、8月7日付週間Blu-ray総合ランキングで1 - 3位を独占した。 また、DVDの「スタンダード・エディション」も21.6万枚売り上げ、8月7日付週間DVD総合ランキングで1位を獲得した。
週間Blu-ray総合ランキング | 週間DVD総合ランキング | |||
---|---|---|---|---|
コレクターズ・ エディション |
スペシャル・ エディション |
スタンダード・ エディション |
スタンダード・ エディション | |
1週目(7月24日 - 30日集計、8月7日付)[304] | 2位 | 3位 | 1位 | 1位 |
2週目(7月31日 - 8月6日集計、8月14日付)[305] | 8位 | 7位 | 2位 | 1位 |
3週目(8月7日 - 13日集計、8月21日付)[306] | 6位 | 5位 | 2位 | 1位 |
4週目(8月14日 - 20日集計、8月28日付)[307] | 11位 | 10位 | 2位 | 1位 |
また、TSUTAYA店舗におけるレンタル回数での初月実績(4週間集計)において、日本映画ジャンル歴代1位を記録[308]、週間レンタルランキングでは、10週連続で1位を獲得した[309]。TSUTAYA2017年間ランキング(全国TSUTAYA調べ)では、レンタル・セルともに総合1位を獲得した[310]。
テレビ放送
[編集]回数 | 放送局 | 放送枠 | 放送形態 | 放送日 | 放送時間(JST) | 放送分数 | 平均世帯 視聴率 |
備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | テレビ朝日 | 本編ノーカット | 2018年1月3日 | 21:00 - 23:07 | 127分 | 17.4%[311] | 地上波初放送 エンドロールは、テレビ用に編集 | |
2 | 2019年6月30日 | 21:00 - 23:09 | 129分 | 12.4%[312] | 本編終了後に『天気の子』の冒頭シーンを放送[312] | |||
3 | 日本テレビ | 金曜ロードショー | 2022年10月28日 | 21:00 - 23:24 | 144分 | 9.9% | 『すずめの戸締まり』公開記念[313] 本編終了後に『すずめの戸締まり』の冒頭12分が独占初公開[314]。 |
メディアミックス
[編集]君の名は。 -Your Name.- | |
---|---|
ジャンル | 青春、ファンタジー |
小説:君の名は。 | |
著者 | 新海誠 |
出版社 | KADOKAWA |
レーベル | 角川文庫 |
巻数 | 単巻 |
小説:君の名は。(児童文庫) | |
著者 | 新海誠 |
イラスト | ちーこ |
出版社 | KADOKAWA |
レーベル | 角川つばさ文庫 |
巻数 | 単巻 |
小説:君の名は。 Another Side: Earthbound | |
著者 | 加納新太 |
イラスト | 田中将賀(カバー) 朝日川日和(口絵・本文) |
出版社 | KADOKAWA |
レーベル | 角川スニーカー文庫 |
巻数 | 単巻 |
漫画:君の名は。 | |
原作・原案など | 新海誠 |
作画 | 琴音らんまる |
出版社 | KADOKAWA |
掲載誌 | 月刊コミックアライブ |
レーベル | MFコミックスアライブシリーズ |
発表号 | 2016年7月号 - 2017年3月号 |
発表期間 | 2016年5月27日 - 2017年1月27日 |
巻数 | 全3巻 |
話数 | 全9話 |
漫画:君の名は。 Another Side: Earthbound | |
原作・原案など | 新海誠(原案) 加納新太(原作) |
作画 | 中村ジュンヤ |
出版社 | Cygames |
掲載サイト | サイコミ |
レーベル | MFコミックスアライブシリーズ |
発表期間 | 2017年7月25日 - 2019年3月26日 |
巻数 | 全2巻 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | ライトノベル・漫画 |
ポータル | 文学・漫画 |
小説
[編集]- 『小説 君の名は。』(角川文庫)
- 2016年6月18日発売 (ISBN 978-4-04-102622-9)。
- 映画の公開より2か月早く発売された小説版。著者は新海誠。前述の通り出版社の作品紹介文では「原作小説」とされているが[315]、脚本の完成後、映画の制作も終盤になってから執筆されたもので[74]新海自身は「小説版」「映画のノベライズ」「どちらが原作なのかと問われると微妙なところ」と、そのあとがきで書いている[316]。映画と大きな差異はない[317]が、瀧と三葉の一人称で語られるため2人とも不在であるシーンについては記述がない。また、2018年8月28日から原作小説をオーディオブック化したAudible版が配信されている[318]。朗読は朴璐美が担当しており、方言監修には映画と同じく岐阜県出身のかとう有花が起用されている[319][注 33]。
- 2016年10月20日に累計発行部数が100万部を突破したことが明らかとなった[320]。2016年推定売上部数文庫部門年間1位(オリコン調べ)[321]。2016年12月、世界22ヵ国にて刊行が決定した[322]。2019年7月時点で175万部を突破している[323]。また、角川文庫の「カドフェス杯2016」において総合第1位に選出された[324]。その後も「カドフェス杯2017」において感動第1位に選出[325]、「カドフェス杯2018」において高校生が選んだ第1位に選出されている[326]。
- 『君の名は。』(角川つばさ文庫)
- 2016年8月15日発売 (ISBN 978-4-04-631641-7)。
- 角川文庫版にふりがなをつけ、子どもにも読みやすいようにした児童文庫。著者は新海誠。挿絵はちーこ。
- 『君の名は。 Another Side: Earthbound』(角川スニーカー文庫)
- 2016年8月1日発売 (ISBN 978-4-04-104659-3)。
- 外伝小説。瀧、勅使河原、四葉、俊樹(町長)の視点から描いた短編4話。著者は加納新太。カバーイラストは田中将賀。口絵・本文イラストは朝日川日和。また、2018年12月6日より原作小説をオーディオブック化したAudible版が配信されている。朗読は第一話から第三話までを上白石萌音が、第四話を大原さやかが担当している[319]。累計発行部数は2018年12月時点で35万部を突破している[327]。
漫画
[編集]- 『君の名は。』(アライブコミックス)
- 雑誌『月刊コミックアライブ』で連載されたコミカライズ版。作画は琴音らんまる[328]。一部の登場人物の設定変更や漫画オリジナルのエピソードや展開も若干追加されているものの、全体のストーリーは映画と変わらない。
- 1巻 2016年8月23日発売、ISBN 978-4-04-068509-0
- 2巻 2016年12月23日発売、ISBN 978-4-04-068591-5
- 3巻 2017年4月22日発売、ISBN 978-4-04-069170-1
- 『君の名は。 Another Side: Earthbound』
- 無料マンガ配信サービス『サイコミ』 (Cygames) で連載された外伝小説のコミカライズ。作画は中村ジュンヤ[329]。
- 1巻 2018年2月23日発売、ISBN 978-4-04-069649-2
- 2巻 2019年7月16日発売、ISBN 978-4-04-065562-8
関連項目
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 新海は107分と述べている[3]。一方、映画情報や映画館のWebサイトでは106分とする記述もみられる[4][5]。なお、Blu-ray・DVDによると正確な分数は106分29秒。
- ^ 映画の設定上、瀧の家は新宿区若葉にある[11]。ただし、加納新太による外伝小説では千代田区六番町となっている[12]。
- ^ 飛騨地方という設定ではあるが完全に架空の町で、実在する町をモデルにはしていない。
- ^ この言葉はあくまで本作における造語であり、実際に方言として使われている地域はない。なお、この言葉は黄昏の別称である「彼は誰(かはたれ)時」(ユキちゃん先生曰く「糸守には多くの万葉言葉が残っている」)と、ティアマト彗星の「片割れ」を掛けた言葉遊びだと言える。カタワレ時の表記において、小説版やスピンオフ作品のAnother Side-earthbound で片割れ時と表記されることもあるのはこのためである。
- ^ 中央線(快速)に乗る瀧は新宿駅、中央・総武線(各駅停車)に乗る三葉は千駄ケ谷駅がそれぞれ次駅だった。
- ^ a b ただし、この設定は前述した両者とも高校2年生の夏に17歳という作中の設定とは矛盾している。
- ^ 前作『言の葉の庭』のイタリア語版タイトル。
- ^ キャラクターデザイン担当の田中将賀は、新海が組紐を常に三葉と一緒に画面に入れておきたいと話していたことから、「だったら、組紐を髪形に入れてはどうだろうかと考えました」と述べている[16]。
- ^ なお、次作『天気の子』ではロングヘア姿で登場する[14]。
- ^ 三葉はハリネズミグッズを集めており、劇中でも筆箱やスマホケース、カバンのストラップや奥寺ミキへの刺繡など、いたるところでハリネズミが散見される。なお、大人に成長した三葉の部屋や玄関先にも、ハリネズミのぬいぐるみが見られる。
- ^ 漫画版では、ノートに注意事項を書いている。三葉の姿の瀧も、同じくノートに日記を書いている。
- ^ a b c d 作中中盤の糸守町の犠牲者名簿より。
- ^ 外伝小説では自身もささやかな「入れ替わり」を経て宮水家のムスビを体感しており、変とは思いつつもやっぱり姉のことは大好きだとつづっている[18]。
- ^ 父・俊樹も、町長室での1回目の面会時に三葉が別の人格に変わっていることに気が付いている。
- ^ 外伝小説のコミカライズ版では、「美しい記憶だけ残して、全部壊してしまいたくなる」と述べている。
- ^ 町にカフェが無いことを嘆く三葉と早耶香のために、カフェを作り始めた。
- ^ a b ファンからの指摘に新海監督は「テッシーとサヤちんの造形は、おっしゃる通り拙作『小説 言の葉の庭』7話からの発想でした。『君の名は。』と『言の葉の庭』の間に大きなジャンプがあるとのご意見もよくいただきますが、僕としては『小説 言の葉の庭』がその間をつないでいます。」とTwitterで発言している[21]。
- ^ DVDとBlu-rayの視覚障害者向けのナレーションでは「古典の先生」と紹介されている。
- ^ 田中が絶賛したのは、雨の情景の演出方法である。
- ^ 息子の勅使河原克彦は「腐敗の臭いがする」と皮肉を述べている。
- ^ 方言監修を兼任。
- ^ 長澤は、同じ飛騨古川(当時の岐阜県飛騨郡古川町、現在の飛騨市)を舞台とした、2002年のNHK連続テレビ小説『さくら』に沼田佳奈子(高校生)役で出演していた。
- ^ 作中に、煙草を吸うシーンがある。
- ^ 元は糸守出身で、瀧を廃墟と化した糸守高校へ案内したり、御神体への山道へ送ったりするなど、劇中において重要な役割を果たしている。
- ^ 劇中で名前は出ないが、DVD・Blu-rayで「字幕設定」を「日本語字幕」に設定して鑑賞すると名前が確認できる。松本のみ原作小説で名前が記されている。
- ^ かつては高山旭座が存在したが2014年9月に廃業した。
- ^ 新海誠のtwitter 2016年11月29日 12時15分から16分にかけての連続ツイート4件[59][60][61][62]。「番組的な結論」がムスビになっていたことについて1件目で言及している。ホダシに関する引用部分は3件目。
- ^ 主に田中のデザインを作画用にクリンナップする作業を担当した[63]。
- ^ 新海誠監督はアニメーター出身でないことから作画については安藤が実務を担った。原画メンバーの多くを招集し、演技設計の最終的なイニシアチブもとっている[63]。
- ^ 伊勢市からは、毎年天皇家に対し魚(近年ではトビウオ)が奉納され、新海の信仰するアメノウズメに奉納されている。また、文庫本における三葉の父親の姓「溝口」は、同市で『お遊さま』、『浪花女』、『山椒大夫』を撮影した溝口健二を参考にしている。この3作は志摩でも『君の名は』と同じ町内で撮影されており、その脚本家は新海が本作の製作時に意識した庵野秀明が大阪芸術大学時代に教育を受けた依田義賢である。
- ^ 佐瑠女神社から志摩への道の中間点に天の岩戸があり、岩戸の両脇には新海が宮水三葉の名前の元になったと公表したミツハノメと瀧の神が祀られている。その山麓の神は口噛み酒の神大山祇であること、同市内に祭られている大山祇の御神体は隕石(正確には隕鉄)であること、宮水神社の祭神倭文神が天の岩戸に絡む神であること、新海と田中が作成した大成建設のCMに絡み、高木など瀧を含め学生が建築関係の神の名を参考にしていることから、宮水神社のモデルと考えている人も増え始めている。
- ^ a b 日本語に訳すと「目を閉じてあなたの名前の夢を見る 」となり、原題「君の名は。」とは題意が異なる。
- ^ 三葉など岐阜県出身の人物は岐阜県の方言を話す。三葉は瀧になっている時、初めは習慣で訛りを話し、瀧はそれに困っている。
出典
[編集]- ^ a b “RADWIMPS、新海誠の長編アニメ映画「君の名は。」音楽担当”. 音楽ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年4月6日). 2016年7月1日閲覧。
- ^ “RADWIMPS、ニューアルバム『君の名は。』発売決定! 全26曲収録”. rockin'on.com. ロッキング・オン (2016年6月3日). 2016年6月5日閲覧。
- ^ パンフレット, p. 21.
- ^ “君の名は。 作品情報”. 映画の時間. ジョルダン. 2016年12月8日閲覧。
- ^ “君の名は。”. TOHOシネマズ. 2016年12月8日閲覧。
- ^ a b “歴代興収ベスト100”. 興行通信社. (2017年8月6日) 2017年8月7日閲覧。
- ^ a b “Kimi no na wa (2016) - Financial Information”. ザ・ナンバーズ. 2019年9月8日閲覧。
- ^ 入倉功一 (2015年12月10日). “新海誠最新作に神木隆之介×上白石萌音!東宝製作『君の名は。』来年8月公開!”. シネマトゥデイ. シネマトゥデイ. 2015年12月10日閲覧。
- ^ 壬生智裕 (2016年8月26日). “「君の名は。」が1分たりとも退屈させない秘密 新鋭アニメ監督・新海誠が語る作品の手応え”. 東洋経済ONLINE. 東洋経済新報社. 2016年9月10日閲覧。
- ^ a b 「「君の名は。」人気の訳は。新宿の神社、飛騨の陸橋の行列」『読売新聞(東京本社夕刊)』2016年10月8日、12面。
- ^ 公式ビジュアルガイド, p. 107.
- ^ 外伝小説, p. 15.
- ^ a b パンフレット, p. 36.
- ^ a b c ブルーレイ特典ブックレット, p. 79.
- ^ a b c d パンフレット vol.2, p. 40.
- ^ 『新海誠Walker 光の輝跡』株式会社KADOKAWA〈ウォーカームック〉、2016年、8頁。ISBN 9784048956963。
- ^ a b c d e f g “新海誠「君の名は。」追加キャストに長澤まさみ、市原悦子、悠木碧、島崎信長ら7名”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2016年6月7日) 2016年6月7日閲覧。
- ^ 外伝小説.
- ^ a b c d e “瀧役・神木隆之介さんの独占動画も!地上波初放送『君の名は。』登場人物・声優一覧”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2018年1月3日). 2022年10月28日閲覧。
- ^ a b パンフレット vol.2, p. 36.
- ^ shinkaimakotoの2016年9月3日のツイート- X(旧Twitter)
- ^ パンフレット vol.2, p. 37.
- ^ 『新海誠展 「ほしのこえ」から「君の名は。」まで 図録』(朝日新聞社、2017年6月発行)142ページ。
- ^ a b パンフレット, p. 37.
- ^ 新海誠 (2014年4月14日). “「小説 言の葉の庭」発売記念・作中の年表公開”. Other voices-遠い声-. 2016年8月31日閲覧。
- ^ a b 公式ビジュアルガイド, p. 101.
- ^ RADWIMPS [@radwimps_jp] (2016年9月1日). "答えあわせ?シリーズ第2弾。 映画『君の名は。』では、Gt桑原とBa武田が声優に初挑戦しています。". Instagramより2022年10月28日閲覧。
- ^ 入倉功一 (2016年9月10日). “『君の名は。』“聖地巡礼”マナー守って 騒音など苦情寄せられ注意”. シネマトゥデイ. シネマトゥデイ. 2016年9月25日閲覧。
- ^ “「君の名は。」聖地巡礼で苦情 公式サイトで“節度ある行動”呼び掛け”. Sponichi Annex. スポーツニッポン新聞社 (2016年9月10日). 2016年9月25日閲覧。
- ^ “【2016新語・流行語】大賞は「神ってる」 今年も芸能ネタ逃す”. ORICON NEWS. oricon ME (2016年12月1日). 2016年12月8日閲覧。
- ^ “第33回 2016年 受賞語”. 新語・流行語大賞. 2016年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月8日閲覧。
- ^ 本編中の図書館の新聞のスクラップ記事より。
- ^ “アニメ映画「君の名は。」 舞台、飛騨市をイメージ”. 岐阜新聞Web. 岐阜新聞社 (2016年8月25日). 2016年10月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月30日閲覧。
- ^ a b “映画「君の名は。」に一部イメージとして登場する飛騨市を満喫しよう!”. 飛騨市観光協会. 2016年9月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年9月26日閲覧。
- ^ 浜崎陽介「映画見て、飛騨でお得に 「君の名は。」舞台」『中日新聞(岐阜地域版)』中日新聞社、2016年10月14日。オリジナルの2016年10月20日時点におけるアーカイブ。2016年10月20日閲覧。
- ^ “平成28年度12月補正予算事業概要説明資料”. 飛騨市. 2016年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月28日閲覧。
- ^ 永持裕紀「「君の名は。」展、岐阜の「聖地」で開催へ」『朝日新聞』朝日新聞社、2017年1月6日。オリジナルの2017年1月6日時点におけるアーカイブ。2022年10月28日閲覧。
- ^ 山崎春奈 (2016年9月23日). “話題になってるのは知ってるけど…」 聖地・飛騨の人々は「君の名は。」を見ていない?”. BuzzFeed. BuzzFeed Japan. 2016年9月26日閲覧。
- ^ “条件付きで写真撮影OK 「君の名は。」で舞台モデルとして登場する飛騨市図書館が“聖地巡礼者”に柔軟な対応 聖地巡礼者に優しい。”. ねとらぼ. ITmedia (2016年9月7日). 2016年9月25日閲覧。
- ^ “アニメーション映画「君の名は。」に関するお知らせ”. 中部電力 (2016年9月30日). 2016年10月20日閲覧。
- ^ 「「君の名は。」聖地初上映 映画館ない飛騨市、市民感激」『岐阜新聞』岐阜新聞社、2016年11月7日。オリジナルの2016年11月7日時点におけるアーカイブ。2016年11月7日閲覧。
- ^ “文化村だより63号” (PDF). 飛騨市文化交流センター (2016年12月5日). 2016年12月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月16日閲覧。
- ^ 『記念TOICAの発売について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2016年12月14日 。2016年12月16日閲覧。
- ^ 『記念TOICAの発売方法等について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2017年1月23日 。2017年1月24日閲覧。
- ^ “JR東海「君の名は。」&「クリスマス・エクスプレス」記念TOICA発売”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2016年12月15日). 2016年12月16日閲覧。
- ^ “JR東海「君の名は。」&「クリスマス・エクスプレス」記念TOICAの発売方法発表”. railf.jp(鉄道ニュース). 交友社 (2017年1月24日). 2017年1月24日閲覧。
- ^ “『君の名は。』展が3月8日より開催 約300点の制作資料を展示、RADWIMPS楽曲を聴けるコーナーも(SPICE)” (2017年2月8日). 2019年11月29日閲覧。
- ^ “南飛騨やすらぎ街道 - Google マップ”. Google マップ (2014年9月). 2019年11月29日閲覧。
- ^ “「君の名は。」の御神体の有るあの山は? - りゅう太の徒然日記(+鉄分少々)” (2016年9月22日). 2019年11月29日閲覧。
- ^ 「『君の名は。』コラボカフェが池袋に再オープン SNSに合う仕掛けが奏功 - ORICON」『ORICON NEWS』ORICON、2017年4月27日。2019年11月29日閲覧。
- ^ a b 斉藤和音「「君の名は。」企画書やコンテ紹介 監督の故郷・小海町高原美術館」『中日新聞(長野地域版)』中日新聞社、2016年10月21日。オリジナルの2016年11月9日時点におけるアーカイブ。2016年11月9日閲覧。
- ^ 公式ビジュアルガイド, p. 65.
- ^ “「君の名は。」聖地巡礼過熱で制作委が異例の呼びかけ 「俺らじゃない!」アニオタは反論”. J-CASTニュース (2016年9月10日). 2019年4月30日閲覧。
- ^ 『Febri』 2016年10月号 pp.148-149
- ^ パンフレット, p. 26.
- ^ 「「君の名は。」劇場外も盛り上がる 「聖地巡礼」かけもちで ココハツ」『朝日新聞(東京本社夕刊)』2016年10月8日、3面。
- ^ 「アニメ映画に内陸線・前田南駅? 「君の名は。」ファン来訪」『秋田魁新報』2016年9月24日。オリジナルの2016年10月12日時点におけるアーカイブ。2016年10月1日閲覧。
- ^ “「急行もりよし3号 前田南駅臨時停車」のお知らせ!”. 秋田内陸縦貫鉄道 (2016年10月7日). 2016年10月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年10月20日閲覧。
- ^ NHKクロ現プラス、録画で見ました。 2016年11月29日12時15分のtwitter 新海誠
- ^ 『君の名は。』は、「もしも異性と入れ替わったら」という誰でも抱く想像を、「もしも自分があの人だったら」「もしも自分があの時、あの場所にいたら」という想像力まで連れていく構成になっています。 2016年11月29日12時15分のtwitter 新海誠
- ^ また、僕は映画には「ムスビを大切にする」という意図は込めていません。 2016年11月29日12時16分のtwitter 新海誠
- ^ でもとにかく、素敵な番組でした。 2016年11月29日12時16分のtwitter 新海誠
- ^ a b “[2]『君の名は。』の作画をめぐって”. 論座. 朝日新聞社 (2017年9月5日). 2021年8月10日閲覧。
- ^ a b c “「君の名は。」の起点は宮城・閖上 震災直後にスケッチ”. 朝日新聞デジタル (2018年6月17日). 2018年6月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年6月17日閲覧。
- ^ a b c CGWORLD 2016年10月号 p.26
- ^ 夢の中で会うことから 映画「君の名は。」監督 新海誠 「日曜インタビュー」- 大阪日日新聞、2016年8月28日 Archived 2016年11月9日, at the Wayback Machine.
- ^ “「君の名は。」が1分たりとも退屈させない秘密 新鋭アニメ監督・新海誠が語る作品の手応え、p-3”. 東洋経済オンライン (2016年8月26日). 2017年5月12日閲覧。
- ^ 君の名は。|高知新聞 Archived 2016年10月3日, at the Wayback Machine.
- ^ “「過剰で疾走感のある映画にしたいと思った」 空前の大ヒットを記録している映画『君の名は。』 新海誠監督インタビュー - インタビュー&レポート”. ぴあ関西版WEB. 2019年4月30日閲覧。
- ^ “「君の名は。」が1分たりとも退屈させない秘密 新鋭アニメ監督・新海誠が語る作品の手応え、p-4”. 東洋経済オンライン (2016年8月26日). 2017年5月12日閲覧。
- ^ パンフレット, p. 18.
- ^ a b 『ユリイカ』 2016年9月号 p.45
- ^ 『ユリイカ』 2016年9月号 p.54
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v CGWORLD 2016年10月号 p.27
- ^ a b c 『ユリイカ』 2016年9月号 p.47
- ^ a b c ユリイカ 2016年9月号 p.46
- ^ a b CGWORLD 2016年10月号 pp.30-31
- ^ a b c 『Febri』 2016年10月号 p.10
- ^ “『君の名は。』には、日本のアニメーションの文脈が豊かに含まれている 新海誠監督インタビュー”. FILMERS. 株式会社バース (2016年8月21日). 2021年8月10日閲覧。
- ^ a b c 『MdN』 2016年10月号 p.32
- ^ 公式ビジュアルガイド, p. 127.
- ^ 『MdN』 2016年10月号 p.38
- ^ 『新海誠Walker 光の輝跡』株式会社KADOKAWA〈ウォーカームック〉、2016年、9頁。ISBN 9784048956963。
- ^ 公式ビジュアルガイド, p. 84.
- ^ a b 新海誠監督と語る 「君の名は。」というタイトルに込めた意味
- ^ “RADWIMPS - 君の名は。”. UNIVERSAL MUSIC JAPAN. 2016年8月29日閲覧。
- ^ “【オリコン】RADWIMPS、初の2週連続1位 映画『君の名は。』サントラ好調”. ORICON STYLE. (2016年9月6日) 2016年9月10日閲覧。
- ^ a b “「君の名は。」北米公開決定、英語版主題歌が流れるバージョンの国内上映も”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2017年1月18日) 2017年1月20日閲覧。
- ^ “新海誠の新作アニメ「君の名は。」に神木隆之介&上白石萌音が声の主演、特報も公開”. 映画ナタリー. (2015年12月10日) 2016年9月10日閲覧。
- ^ “新海誠「君の名は。」RADWIMPSの楽曲流れる予告編が公開”. 映画ナタリー. (2016年4月6日) 2016年9月10日閲覧。
- ^ “新海誠監督「君の名は。」LAワールドプレミアで3400人がスタンディングオベーション!”. 映画.com. (2016年7月5日) 2016年9月10日閲覧。
- ^ “神木隆之介の願いに新海誠「ちょっと重い」、「君の名は。」完成披露で短冊披露”. 映画ナタリー. (2016年7月7日) 2016年9月10日閲覧。
- ^ Kimi no Na wa / Your nameSan Sebastián Film Festival
- ^ “神木隆之介と上白石萌音が韓国語で挨拶、「君の名は。」釜山映画祭上映”. 映画ナタリー. (2016年10月10日) 2016年10月11日閲覧。
- ^ officialcompetitionBFI London Film Festival
- ^ Edinburgh Programs Archived 2016年10月18日, at the Wayback Machine.SLA
- ^ 『君の名は。』がプチョン映画祭で優秀賞&観客賞をW受賞! 台北でも好スタート シネマカフェ、2016.10.26
- ^ YOUR NAME. (君の名は。) アーカイブ 2016年12月8日 - ウェイバックマシンHawaii International Film Festival
- ^ “Programme: Your Name.”. Festival Internacional de Cine de Mar del Plata. 2016年12月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月7日閲覧。
- ^ “Kimi no Na Wa. va a proyectarse en cine de México!!!”. Super Channel 12 (2016年11月26日). 2016年12月5日閲覧。
- ^ スケジュールDubai International Film Festival
- ^ “神山健治の新作アニメ「ひるね姫」、北米の子供向け映画祭で上映決定”. 映画ナタリー. (2017年1月22日) 2017年1月24日閲覧。
- ^ “【国内映画ランキング】「君の名は。」が会心のVスタート、「後妻業の女」が4位、「タートルズ」は10位”. 映画.com速報. (2016年8月29日) 2016年10月8日閲覧。
- ^ “日本語字幕付き上映のご案内”. TOHOシネマズ. 2016年8月30日閲覧。
- ^ “オリジナルクリアファイル付き特別前売券、7/2(土)発売!”. 映画『君の名は。』公式サイト. (2016年6月24日) 2016年10月8日閲覧。
- ^ “9/24(土)より、TOHOシネマズ日劇で上映決定!”. 映画『君の名は。』公式サイト. (2016年9月22日) 2016年10月8日閲覧。
- ^ “「新海誠IMAX映画祭」9月30日から期間限定開催 「秒速5センチメートル」IMAX上映は初”. アニメハック. 映画.com (2022年9月22日). 2022年10月1日閲覧。
- ^ “新海誠「君の名は。」が週末動員1位、公開2日で興行収入7.7億円”. 映画ナタリー. 株式会社ナターシャ (2016年8月29日). 2016年9月10日閲覧。
- ^ a b “新海誠『君の名は。』空前の大ヒットスタート!12億円突破で初登場1位【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年8月30日). 2016年9月10日閲覧。
- ^ “『君の名は。』興収100億円突破!ジブリ以外の国内産アニメで初”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年9月23日). 2016年9月24日閲覧。
- ^ “『君の名は。』動員1,000万人、興収130億円突破!”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年10月4日). 2016年11月29日閲覧。
- ^ “「君の名は。」興行収入194億円突破「もののけ姫」抜いて邦画歴代3位に”. スポニチアネックス. (2016年11月28日) 2016年11月28日閲覧。
- ^ “映画『鬼滅の刃』国内の歴代興収3位 公開39日間で『アナ雪』超え259億円突破【ランキング一覧あり】”. oricon news. オリコン株式会社 (2020年11月24日). 2020年11月24日閲覧。
- ^ “映画「君の名は。」興収199億円超え、邦画歴代2位に「ハウル」抜き、上は「千と千尋」だけ”. 産経新聞. (2016年12月5日) 2016年12月5日閲覧。
- ^ “『君の名は。』興収、ハウル超え!邦画歴代2位に”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年12月5日). 2016年12月5日閲覧。
- ^ “新海誠『君の名は。』驚異のハイペースでV2!公開10日で38億円【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年9月6日). 2016年9月22日閲覧。
- ^ “『君の名は。』新作を圧倒してV3!公開17日で60億円突破【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年9月13日). 2016年9月22日閲覧。
- ^ “『君の名は。』V4で100億円突破にリーチ!『聲の形』も大ヒットスタート!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年9月21日). 2016年9月22日閲覧。
- ^ “止まらない『君の名は。』5週連続1位!興収111億を突破【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年9月27日). 2016年9月27日閲覧。
- ^ “『君の名は。』がV6!『ポニョ』を超えるか?歴代ベストテン入りも視野【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年10月4日). 2016年10月4日閲覧。
- ^ “『君の名は。』V7!『ポニョ』射程圏内!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年10月12日). 2016年10月25日閲覧。
- ^ “『君の名は。』がV8達成!『ポニョ』超え確実154億円【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年10月18日). 2016年10月25日閲覧。
- ^ “『君の名は。』V9達成!山田孝之『ウシジマくん』最終章は2位【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年10月25日). 2016年10月25日閲覧。
- ^ “『デスノート』初登場1位!『君の名は。』は『ハリポタ』『踊る』超えにリーチ!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年11月1日). 2016年11月1日閲覧。
- ^ “『君の名は。』10回目のトップ!小松菜奈&菅田将暉『溺れるナイフ』は4位初登場!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年11月8日). 2016年11月8日閲覧。
- ^ “『君の名は。』通算11回目の1位!『もののけ姫』に迫る【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年11月15日). 2016年11月15日閲覧。
- ^ “『君の名は。』V12で189億円突破!『もののけ』『ハウル』射程圏内【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年11月22日). 2016年11月22日閲覧。
- ^ “『ファンタビ』1位!『君の名は。』2位!『この世界の片隅に』は6位に浮上!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年11月29日). 2016年11月29日閲覧。
- ^ “『ファンタビ』30億円突破でV2!『君の名は。』『この世界の片隅に』アニメも絶好調!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年12月6日). 2016年12月7日閲覧。
- ^ “『モンスト』が初登場1位!『君の名は。』は『ハリポタ』超えで歴代4位!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年12月13日). 2016年12月13日閲覧。
- ^ “『妖怪ウォッチ』3年連続初登場1位!『スター・ウォーズ』は興収トップ!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年12月20日). 2016年12月20日閲覧。
- ^ “『バイオハザード』歴代最高のオープニングで初登場1位!生田斗真『土竜の唄』も初登場【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2016年12月27日). 2016年12月27日閲覧。
- ^ “『バイオハザード』今年最初の1位!『君の名は。』が3位急上昇!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2017年1月5日). 2017年1月6日閲覧。
- ^ “『妖怪ウォッチ』1位に返り咲き!『君の名は。』が『アナ雪』にジワリ迫る!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2017年1月11日). 2017年1月11日閲覧。
- ^ “綾瀬はるか『本能寺ホテル』が初登場1位!『この世界の片隅に』は動員100万人突破!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2017年1月17日). 2017年1月17日閲覧。
- ^ “『君の名は。』公開22週目で再び1位!235億円突破で『アナ雪』狙う【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2017年1月24日). 2017年1月24日閲覧。
- ^ “『ドクター・ストレンジ』1位スタート!松坂桃李&菅田将暉『キセキ』は2位【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2017年1月31日). 2017年1月31日閲覧。
- ^ “ティム・バートン『ミス・ペレグリン』女性ファンの熱狂的支持で1位!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2017年2月7日). 2017年2月7日閲覧。
- ^ “『相棒』シリーズ最高の大ヒットスタート!50億円突破に期待大!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2017年2月14日). 2017年2月14日閲覧。
- ^ “『ソードアート・オンライン』初登場1位!実写版『一週間フレンズ。』は3位デビュー【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイイ (2017年2月21日). 2017年2月21日閲覧。
- ^ “アカデミー最多『ラ・ラ・ランド』が大ヒットスタートで初登場1位!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2017年2月28日). 2017年2月28日閲覧。
- ^ “『ドラえもん』シリーズ最高狙う大ヒットスタートで1位!『ラ・ラ・ランド』も絶好調!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2017年3月7日). 2017年3月7日閲覧。
- ^ “ディズニー『モアナと伝説の海』が1位!『ズートピア』超えのハイペース【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. 株式会社シネマトゥデイ (2017年3月14日). 2017年3月14日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年3月20日). 2017年3月26日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年3月26日). 2017年3月27日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年4月3日). 2017年4月5日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年4月9日). 2017年4月10日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年4月17日). 2017年4月17日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年4月24日). 2017年4月24日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年5月1日). 2017年5月3日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年5月7日). 2017年5月8日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年5月14日). 2017年5月16日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年5月21日). 2017年5月22日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年5月28日). 2017年5月29日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年6月4日). 2017年6月5日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年6月11日). 2017年6月12日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年6月18日). 2017年6月19日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社. (2017年6月25日) 2017年6月30日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年7月2日). 2017年7月3日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年7月9日). 2017年7月10日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年7月16日). 2017年7月17日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年7月23日). 2017年7月24日閲覧。
- ^ “歴代興収ベスト100”. 興行通信社 (2017年7月30日). 2017年7月31日閲覧。
- ^ “ハリウッド版『君の名は。』、マーク・ウェブが監督に決定 川村元気「最強のチームが完成した」”. ビジネスジャーナル. 株式会社サイゾー (2019年2月15日). 2019年2月16日閲覧。
- ^ “「君の名は。」韓国で興収&動員ともに1位、「ハウルの動く城」以来13年ぶり”. 映画ナタリー. (2017年1月6日) 2017年1月6日閲覧。
- ^ “Your Name is now the biggest anime box office hit of all time, set for release in the States”. (2017年1月18日) 2017年1月19日閲覧。
- ^ 小説家・川村元気が「認知症」を描いたわけ、東洋経済ON LINE、2019年5月18日6時。
- ^ “新海誠催淚新作《你的名字是》10月21日正式在台上映”
- ^ “Purple Plan to Open Shinkai's 'your name.' Film in Singapore on November 3”. Anime News Network. (2016年10月24日) 2016年11月5日閲覧。
- ^ Mpic_Movieのツイート(780352275956969472)
- ^ “タイ・バンコクで「君名は。」11月10日〜!映画館・時間、歴代2位邦画で確実”. 日タイ会話交流クラブ (2016年11月4日). 2016年11月5日閲覧。
- ^ “《你的名字》確定11月11日香港上映”
- ^ “Anime Limited licenses ‘Your Name’ by Makoto Shinkai in United Kingdom & Ireland”
- ^ alltheanime_frのツイート(785888869942112256)
- ^ “Madman to Release Shinkai Makoto's YOUR NAME in Australian and New Zealand Cinemas”. Screen Anarchy. (2016年10月27日) 2016年11月5日閲覧。
- ^ a b “你的名字定档1202”. 「君の名は。」公式ウェイボー. (2016年11月7日)
- ^ “Shinkai's 'your name.' Film Opens in Indonesia on December 7”. Anime News Network. (2016年11月21日) 2016年12月5日閲覧。
- ^ “Purple Plan to Open Shinkai's 'your name.' Film in Malaysia on December 8”. Anime News Network. (2016年10月26日) 2016年11月5日閲覧。
- ^ “Pioneer Films to Open Shinkai's 'your name. Film in Philippines in December”. Anime News Network. (2016年11月14日) 2016年12月2日閲覧。
- ^ “Your Name. à l’affiche en France !”
- ^ “「君の名は。」韓国公開日、1月4日に前倒し ファンの爆発的反応に応えて”. カンナム経済新聞. (2016年12月9日) 2016年12月9日閲覧。
- ^ “[단독일본, 대만 극장가 평정한 '너의 이름은', 2017년 1월 5일 국내개봉 확정”]. Game Focus. (2016年11月7日) 2016年11月23日閲覧。
- ^ “신카이 감독 신작 '너의 이름은.' 국내서도 흥행 신화 이어갈까”. itChosun. (2016年9月23日). オリジナルの2016年12月20日時点におけるアーカイブ。 2016年10月11日閲覧。
- ^ “Novità 2017!”
- ^ . https://twitter.com/SelectaVision/status/820635837453008897
- ^ a b “Приобретение лицензии на фильм Макото Синкая «Твоё имя»” (ロシア語). Истари комикс (2017年6月1日). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月7日閲覧。
- ^ “Начало показа фильма «Твоё имя» в России, Белоруссии и Казахстане” (ロシア語). Истари комикс (2017年9月7日). 2017年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月7日閲覧。
- ^ “Списком городов и кинотеатров проката фильма «Твоё имя» на Украине” (ロシア語). Exponenta Film (2017年10月19日). 2017年10月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年10月25日閲覧。
- ^ “「君の名は。」が台湾でも人気!3日間の先行上映は大盛況、1日に2回見るファンも―台湾メディア”. Record China. (2016年10月18日) 2016年12月9日閲覧。
- ^ “台北週末票房排行榜”. 開眼電影網. 2016年12月21日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月9日閲覧。
- ^ “「君の名は。」台湾で歴代邦画興収ランキング1位に、「リング」の記録抜く”. 映画ナタリー. (2016年11月4日) 2016年11月16日閲覧。
- ^ “巴哈姆特電玩資訊站 - 系統訊息”. home.gamer.com.tw. 2017年3月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年4月30日閲覧。
- ^ a b “「君の名は。」タイと香港でも週末興収1位獲得”. 映画ナタリー. (2016年11月16日) 2016年11月16日閲覧。
- ^ “「「君の名は。」中国とタイで日本映画の興収新記録”. 朝日新聞デジタル. (2016年12月19日). オリジナルの2016年12月19日時点におけるアーカイブ。 2016年12月24日閲覧。
- ^ 劉健華 (2016年12月4日). “《你的名字。》打破《千與千尋》紀錄 成香港最高票房日本動畫”. 香港01電影. 香港01 2016年12月5日閲覧。
- ^ a b “「君の名は。」が中国全土で公開 巨大市場を取り込めるか”. 週刊朝日(dot. 提供). (2016年12月7日) 2016年12月8日閲覧。
- ^ “「君の名は。」中国で快進撃 異例の早期公開、韓流排除と映画市場の伸び悩み背景か”. 産経新聞(産経ニュース). (2016年12月7日) 2016年12月8日閲覧。
- ^ “『君の名は。』中国で好調なスタート 外国映画上映は9割が米映画”. ローリングストーン 日本版. (2016年12月7日). オリジナルの2016年12月20日時点におけるアーカイブ。 2016年12月8日閲覧。
- ^ a b “「君の名は。」中国公開3日間で興収42億円!日本では邦画歴代2位に浮上”. 映画.com. (2016年12月6日) 2016年12月8日閲覧。
- ^ “「君の名は。」邦画収入歴代2位に 中国でも新記録”. 朝日新聞デジタル. (2016年12月5日). オリジナルの2016年12月15日時点におけるアーカイブ。 2016年12月5日閲覧。
- ^ “「君の名は。」興行収入、日本映画の記録更新”. 毎日新聞. (2016年12月17日). オリジナルの2016年12月24日時点におけるアーカイブ。 2016年12月24日閲覧。
- ^ “Shinkai's 'your name.' Film Becomes #1 2D Animated Film in China Ever”. (2017年1月3日) 2017年1月5日閲覧。
- ^ “「君の名は。」中国で上映終了、興行収入95億円=中国ネットからはさらなる日本アニメの上映を期待する声”. livedoor. (2017年2月5日) 2017年2月5日閲覧。
- ^ “映画「君の名は。」韓国でも初日1位を記録”. 産経新聞. (2017年1月6日) 2017年1月6日閲覧。
- ^ “『君の名は。』韓国で1位に!ハウル以来13年ぶり”. シネマトゥデイ. (2017年1月6日) 2017年1月6日閲覧。
- ^ “日本アニメ『君の名は。』 韓国公開5日で観客100万突破”. 中央日報. (2017年1月10日). オリジナルの2017年1月13日時点におけるアーカイブ。 2017年1月12日閲覧。
- ^ “興行成績:『君の名は』200万人突破、日本映画としては最速”. 朝鮮日報. (2017年1月15日) 2016年1月15日閲覧。
- ^ “'너의 이름은.' 300만 명 돌파, 역대 日 애니 최고 흥행작”. MBC. (2017年1月22日) 2016年1月22日閲覧。
- ^ “『君の名は。』韓国で最もヒットした日本映画に!”. シネマトゥデイ. (2017年1月23日) 2017年1月23日閲覧。
- ^ 紀雄, 桜井 (2023年4月15日). “韓国でも「すずめの戸締まり」大ヒット 歴代邦画1位に スラムダンク超す”. 産経ニュース. 2023年4月15日閲覧。
- ^ a b c Charles Gant (2016年11月29日). “Fantastic Beasts still No 1 in UK as A United Kingdom and Allied start strong | Film | The Guardian” (英語). ガーディアン. 2016年12月6日閲覧。
- ^ Charles Gant (2016年11月22日). “Fantastic Beasts sprinkles magic dust over the UK box office | Film | The Guardian” (英語). ガーディアン. 2016年12月6日閲覧。
- ^ New anime Your Name breaks Irish and UK recordsIrish Examiner, November 25, 2016
- ^ 「君の名は。」フランスでも絶好調 アニメファン以外も注目映画ドットコム、2017年1月29日
- ^ “2016 France Yearly Box Office Results”. www.boxofficemojo.com. 2019年4月30日閲覧。
- ^ “Your Name.”. Nexo Digital. The Next Cinema Experience. 2019年4月30日閲覧。
- ^ “Your Name. - Repliche”. Nexo Digital. The Next Cinema Experience. 2019年4月30日閲覧。
- ^ Japanese Animation Hit ‘Your Name’ Sells to FUNimation for U.S.Variety, October 26, 2016
- ^ ジブリ参加作「レッドタートル」候補に=「君の名は。」漏れる-米アカデミー賞時事通信、2017年1月24日
- ^ “【LA発】「君の名は。」米国デビュー絶好調!評論家も絶賛 アニメ部門封切り週末歴代9位”. ZakZak. 産経デジタル. p. 1 (2017年4月18日). 2022年10月28日閲覧。
- ^ “興収1位は「君の名は。」2017年北米公開された日本アニメイベント上映が増加”. アニメーションビジネス・ジャーナル (2017年12月31日). 2019年2月1日閲覧。
- ^ “Your Name review – a beautiful out-of-body experience _ Film _ The Guardian”. The Guardian. (2016年11月20日) 2017年1月29日閲覧。
- ^ “Your Name Review _ Movie - Empire”. (2016年11月14日) 2017年1月29日閲覧。
- ^ “Your Name review_ this dazzling, gleaming daydream is anime at its very best”. The Telegraph. (2016年11月17日) 2017年1月29日閲覧。
- ^ “Kermode Uncut - My Top Ten Films of 2015: Part One”. BBC (2016年12月20日). 2019年9月2日閲覧。
- ^ “Your Name Review_ Makoto Shinkai's Anime Stunner Deserves Oscar Buzz _ IndieWire”. indieWire. (2016年12月22日) 2017年1月29日閲覧。
- ^ “"Your Name" Anime Film Makes 89th Academy Awards Consideration List”. comicbook.com. (2016年11月7日) 2017年2月26日閲覧。
- ^ “Your Name. (Kimi No Na Wa.)”. 2017年4月15日閲覧。
- ^ “Your Name.”. 2017年4月15日閲覧。
- ^ “「君の名は。」フランスでも絶好調 アニメファン以外も注目 _ 映画ニュース”. 映画.com (エイガ・ドット・コム). (2017年1月29日) 2017年2月5日閲覧。
- ^ “Critiques Presse pour le film Your Name”. アロシネ 2017年2月5日閲覧。
- ^ a b c “フランスでの『君の名は。』の評判・反応”. シネマズPLUS (2017年3月7日). 2019年7月1日閲覧。
- ^ Mathieu Macheret (2016年12月27日). “« Your Name » : aimer et animer, conjugués en genre et en nombre”. Le Monde 2017年2月5日閲覧。
- ^ Edmund Lee (2016年11月7日). “Film review_ Your Name – Makoto Shinkai’s hit anime is a body-swapping, time-travelling romance _ South China Morning Post”. SCMP Film 2017年2月26日閲覧。
- ^ “「シン・ゴジラ」「君の名は。」が文化庁メディア芸術祭の大賞に輝く”. 映画ナタリー. ナターシャ (2017年3月16日). 2017年3月16日閲覧。
- ^ “第61回「映画の日」中央大会金賞は「君の名は。」「スター・ウォーズ フォースの覚醒」”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2016年12月2日). 2016年12月2日閲覧。
- ^ “第40回日本アカデミー賞優秀賞の最多受賞は「怒り」、「シン・ゴジラ」「64」が続く”. 映画ナタリー. ナターシャ (2017年1月16日). 2017年1月16日閲覧。
- ^ “新海誠&RAD野田、"小さな秘密基地"からの『君の名は。』- 受賞スピーチ全文”. マイナビニュース. マイナビ (2017年3月4日). 2017年3月5日閲覧。
- ^ “ブルーリボン賞ノミネート決定「湯を沸かすほどの熱い愛」が5部門5ノミネート”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2017年1月4日). オリジナルの2017年1月4日時点におけるアーカイブ。 2017年1月4日閲覧。
- ^ 海江田宗 (2017年1月26日). “『シン・ゴジラ』作品賞!『君の名は。』特別賞!第59回ブルーリボン賞決定”. シネマトゥデイ. シネマトゥデイ. 2017年1月26日閲覧。
- ^ “心に迫る一本 日本映画大賞・日本映画優秀賞候補作”. 毎日新聞. (2016年12月16日) 2016年12月19日閲覧。
- ^ “報知映画賞で「湯を沸かすほどの熱い愛」が4冠、「君の名は。」が特別賞に”. 映画ナタリー. ナターシャ (2016年11月29日). 2016年11月29日閲覧。
- ^ “日刊スポーツ映画大賞「64-ロクヨン-」が作品賞に、新海誠や宮沢りえも受賞”. 映画ナタリー. ナターシャ (2016年12月6日). 2017年1月4日閲覧。
- ^ “「第26回東京スポーツ大賞」ノミネート決定 2・26授賞式”. 東スポWEB (東京スポーツ新聞社). (2017年1月5日) 2017年1月20日閲覧。
- ^ “山路ふみ子映画賞発表 文化賞に「君の名は。」の新海誠監督”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2016年10月17日). オリジナルの2016年10月18日時点におけるアーカイブ。 2016年10月17日閲覧。
- ^ “ノミネート作品決定と公開選考会開催のお知らせ”. 第19回シナリオ作家協会「菊島隆三賞」. シナリオ作家協会 (2016年12月12日). 2022年10月28日閲覧。
- ^ “2016年度「新藤兼人賞」、『湯を沸かすほどの熱い愛』中野量太監督が金賞に”. Real Sound映画部. blueprint (2016年11月14日). 2016年11月14日閲覧。
- ^ “2017年 エランドール賞 受賞作品・受賞者”. 一般社団法人日本映画テレビプロデューサー協会 (2017年1月19日). 2017年1月20日閲覧。
- ^ “神木隆之介、『君の名は。』映画Pに誓う「またご一緒できるよう精進します」”. ORICON NEWS. oricon ME (2017年3月2日). 2017年3月16日閲覧。
- ^ “君の名は。:新海監督が藤本賞受賞 「シン・ゴジラ」「この世界の片隅に」が特別賞”. MANTANWEB(まんたんウェブ). MANTAN (2017年4月20日). 2017年4月21日閲覧。
- ^ “第26回受賞作品”. 日本映画批評家大賞 公式サイト (2017年4月11日). 2016年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月22日閲覧。
- ^ “TAAF2017アニメ オブ ザ イヤー部門グランプリは『映画『聲の形』』と『ユーリ!!! on ICE』に決定!”. TAAF2017. TAAF (2017年2月22日). 2017年4月22日閲覧。
- ^ “新海誠、高畑充希、妻夫木聡、ゴジラがARIGATO賞に輝く”. 映画ナタリー. ナターシャ (2016年10月22日). 2016年10月23日閲覧。
- ^ “「君の名は。」「シン・ゴジラ」が日本レコード大賞特別賞を受賞”. 映画ナタリー. ナターシャ (2016年11月18日). 2016年11月18日閲覧。
- ^ “キネマ旬報ベスト・テン、読者選出賞でも「この世界の片隅に」「ハドソン川」が1位”. 映画ナタリー. ナターシャ (2017年2月2日). 2017年2月2日閲覧。
- ^ “ヨコハマ映画祭の2016年日本映画ベストテンが決定 1位は「この世界の片隅に」、審査員特別賞はのんさん”. ヨコハマ経済新聞. 花形商品研究所 (2016年12月3日). 2016年12月3日閲覧。
- ^ “FILMARKS AWARDS 2016発表!”. FILMARKS. 株式会社つみき (2017年1月17日). 2017年2月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年1月20日閲覧。
- ^ “「ぴあ映画生活ユーザー大賞2016」結果発表!”. ぴあ映画生活. ぴあ (2017年1月11日). 2017年1月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月28日閲覧。
- ^ “新海誠がSUGOI JAPAN贈賞式に登場、細田守からの影響明かす”. 映画ナタリー. ナターシャ (2017年3月16日). 2017年3月16日閲覧。
- ^ “「君の名は。」が1位 「2016年素晴らしかったアニメ映画は?」アンケート結果”. アニメ!アニメ!. イード (2016年12月29日). 2022年10月28日閲覧。
- ^ “【速報】VFX-JAPANアワード2017最優秀賞発表”. vfx-japan (2017年3月10日). 2017年3月12日閲覧。
- ^ 海江田宗 (2016年11月17日). “『君の名は。』『シン・ゴジラ』流行語大賞候補に”. シネマトゥデイ. シネマトゥデイ. 2016年12月5日閲覧。
- ^ “横綱は「リオ五輪快進撃」と「ポケモンGO」 SMBCヒット商品番付 目立った地方の話題”. 産経ニュース (産経デジタル). (2016年11月30日) 2017年1月4日閲覧。
- ^ “ゲーム・映画…リアルと融合 2016年ヒット商品番付”. 日本経済新聞 (日本経済新聞社). (2016年12月7日) 2016年12月7日閲覧。
- ^ “横綱は『君の名は。』と『ポケモンGO』、嵐は大関”. NIKKEI STYLE (日本経済新聞社,日経BP社). (2016年12月5日) 2016年12月5日閲覧。
- ^ “新海誠監督 “ポスト宮崎駿”の声に「過大評価」 違う方向性の表現追求”. ORICON NEWS. oricon ME (2016年11月12日). 2016年11月13日閲覧。
- ^ “2016年のAMDアワード、優秀賞に「ガリガリ君」「君の名は。」「ユーリ!!! on ICE」など12作品”. INTERNET Watch. インプレス (2017年3月2日). 2017年3月5日閲覧。
- ^ “今年の「ベストチーム」最優秀賞にポケモンGO 『君の名は。』&体操男子団体も”. ORICON NEWS. oricon ME (2016年11月16日). 2016年11月18日閲覧。
- ^ “ウーマン・オブ・ザ・イヤー2017、大賞に弭間友子さん”. NIKKEI STYLE (日本経済新聞社,日経BP社). (2016年12月2日) 2016年12月2日閲覧。
- ^ “「君の名は。」舞台モデル、飛騨市に特別賞 ロケ地大賞”. 岐阜新聞web (岐阜新聞社). (2017年2月23日). オリジナルの2017年2月23日時点におけるアーカイブ。 2017年2月23日閲覧。
- ^ “宇多田・RADWIMPS・[Alexandros]ら『CDショップ大賞』入賞”. ORICON NEWS. oricon ME (2017年2月15日). 2017年4月22日閲覧。
- ^ “『日本ブルーレイ大賞』グランプリに『君の名は。』 清野菜名が魅力を熱弁”. ORICON NEWS. oricon ME (2018年2月21日). 2018年2月25日閲覧。
- ^ “「君の名は。」新海監督、次回作へ「考え始めないといけない時期」”. デイリースポーツ online (デイリースポーツ). (2016年12月7日) 2016年12月7日閲覧。
- ^ “YouTube注目動画、年間ランキング発表 「PPAP」「君の名は。」が首位”. ORICON NEWS. oricon ME (2016年12月20日). 2017年1月21日閲覧。
- ^ “「第11回 声優アワード」受賞者の先行発表第2弾! 『君の名は。』がシナジー賞に、『ペット』キャスト一同がキッズファミリー賞に決定”. アニメイトタイムズ. アニメイト (2017年3月15日). 2017年3月15日閲覧。
- ^ “「カバネリ」&「君の名は。」が1位を獲得! ニュータイプアニメアワード最終結果”. WebNewtype. KADOKAWA (2016年10月9日). 2016年10月17日閲覧。
- ^ “第1回アニものづくりアワード2017 表彰者”. アニものづくりAWARD. アニものづくりアワード実行委員会. 2022年10月28日閲覧。
- ^ “平成アニソン大賞”. アニソン大賞. ソニー・ミュージックレーベルズ. 2022年10月28日閲覧。
- ^ “【第40回日本アカデミー賞】最優秀脚本賞は「君の名は。」新海誠監督!アニメ映画で史上初の快挙”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2017年3月3日). 2017年3月5日閲覧。
- ^ “アニー賞『君の名は。』作品賞&監督賞にノミネート!ジブリ新作も5部門”. シネマトゥデイ. シネマトゥデイ (2016年11月29日). 2016年11月29日閲覧。
- ^ “「君の名は。」中国とタイで日本映画歴代興収新記録!”. スポーツ報知 (報知新聞社). (2016年12月19日). オリジナルの2017年1月9日時点におけるアーカイブ。 2017年1月8日閲覧。
- ^ “「君の名は。」がシッチェス映画祭アニメ部門で最優秀長編作品賞を受賞”. 映画ナタリー. ナターシャ (2016年10月16日). 2016年11月29日閲覧。
- ^ a b “世界が認めた!『君の名は。』シッチェス映画祭で最優秀長編作品賞受賞!”. T-SITE NEWS. TSUTAYA (2016年10月17日). 2017年1月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月28日閲覧。
- ^ Tadashi Sudo (2017-03-06). 「君の名は。」ベルギーのアニメーション映画祭で観客賞 「バケモノの子」に続き2年連続日本から. アニメーションビジネス・ジャーナル 2017年4月22日閲覧。.
- ^ “『君の名は。』韓国・プチョン映画祭で初の“ダブル受賞”達成”. ORICON NEWS. oricon ME (2016年10月25日). 2016年10月26日閲覧。
- ^ “「君の名は。」中国とタイで日本映画・歴代興収の新記録を樹立!”. 映画.com. エイガ・ドット・コム (2016年12月19日). 2017年1月8日閲覧。
- ^ “「君の名は。」ロサンゼルス映画批評家協会賞でアニメ賞受賞”. スポニチアネックス (スポーツニッポン新聞社). (2016年12月5日) 2016年12月5日閲覧。
- ^ “Women Film Critics Circle Nominations: “Hidden Figures,” “13th,” & More”. Women and Hollywood (2016年12月15日). 2016年12月19日閲覧。
- ^ “「お嬢さん」AFA6部門ノミネート、深田晃司、浅野忠信、黒木華、前田敦子も選出”. 映画ナタリー. ナターシャ (2017年1月12日). 2017年2月2日閲覧。
- ^ “イタリア CARTOON ON THE BAY 2017にて3部門受賞!”. cwfilms (2017年4月12日). 2017年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月22日閲覧。
- ^ “Japan Expo AwardsのDaruma賞受賞作品”. Japan Expo (2017年3月6日). 2017年4月22日閲覧。
- ^ AnimaniA Award 2019: Die Gewinner. AnimaniA 2019年9月8日閲覧。.
- ^ 石神恵美子 (2016年12月26日). “君の名は。も選出!英BBCが選ぶ2016年ベスト映画トップ10”. シネマトゥデイ. シネマトゥデイ. 2017年1月8日閲覧。
- ^ “『君の名は。』アカデミー賞ノミネート逃す…スタジオジブリ『レッドタートル』が選出”. CinemaCafe.net. イード (2017年1月24日). 2017年1月25日閲覧。
- ^ 佐藤美鈴 (2016年9月28日). “「君の名は。」違法動画見ないで 公式ツイッターで注意”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社. 2016年9月28日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月28日閲覧。
- ^ “「君の名は。」ネットで無断公開 著作権法違反で書類送検”. 産経新聞. (2016年11月4日). オリジナルの2016年11月5日時点におけるアーカイブ。 2016年11月5日閲覧。
- ^ “「君の名は。」違法にネット上で公開容疑、男を書類送検”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2016年11月25日). 2016年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年10月28日閲覧。
- ^ “君の…名前は…?時空を超えて、タイムトンネルでそっちの世界へ。”. Everfilter. 2016年12月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月10日閲覧。
- ^ “「Everfilter」背景無断使用で謝罪 新海誠作品をめぐる「中国では許可」の真偽”. J-CASTニュース (ジェイ・キャスト). (2016年12月5日) 2016年12月10日閲覧。
- ^ @EverFilter (2016年12月4日). "本アプリ内の一部コンテンツにつきまして、ご利用のユーザ様より問題のご指摘をいただきました。この件に関しまして、本アプリ運営より添付の通りご説明とお詫びをいたします。#Everfilter". 2016年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。X(旧Twitter)より2016年12月10日閲覧。
- ^ @EverFilter (2016年12月6日). "現在Everfilterサービスには、著作権問題となるコンテンツは含まれておりませんが、皆様に多大なご迷惑をおかけしたお詫びと反省を表し、App Store及びGoogle PlayでのEverfilterの配信一時停止を決定致しました。#Everfilter". 2016年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。X(旧Twitter)より2016年12月10日閲覧。
- ^ 安藤健二 (2016年12月7日). “『君の名は。』無断使用したアプリが配信停止 「著作権の認識、甘かった」と謝罪【Everfilter】”. HUFFPOST (BuzzFeed Japan) 2016年12月10日閲覧。
- ^ “「君の名は。」BD/DVD化、RADWIMPSが音楽制作語る特典映像も”. 音楽ナタリー (ナターシャ). (2017年5月10日) 2017年8月25日閲覧。
- ^ “【オリコン】『君の名は。』映像合算63.8万枚のヒット 邦画アニメBD初のTOP3独占”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年8月2日) 2017年8月25日閲覧。
- ^ “【オリコン】『君の名は。』アニメBD初の2週連続3作同時TOP10 DVDはV2”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年8月9日) 2017年8月25日閲覧。
- ^ “【オリコン】『君の名は。』BD作品初、3週連続で3作同時TOP10”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年8月16日) 2017年8月25日閲覧。
- ^ “【オリコン】『君の名は。』DVD、ポニョ以来8年ぶり4週連続1位 アニメ映画好調続く”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年8月23日) 2017年8月25日閲覧。
- ^ 入倉功一 (2017年9月6日). “『君の名は。』15年ぶり記録更新!TSUTAYA初月レンタル邦画歴代1位”. シネマトゥデイ (シネマトゥデイ) 2017年10月18日閲覧。
- ^ 相良智弘 (2017年10月3日). “『君の名は。』V10!矢口史靖監督新作が2位に浮上”. シネマトゥデイ (シネマトゥデイ) 2017年10月6日閲覧。
- ^ “TSUTAYA 2017年間ランキング”. TSUTAYA. (2017年12月14日). オリジナルの2017年12月15日時点におけるアーカイブ。 2022年10月28日閲覧。
- ^ “君の名は。:総合視聴率26.3%獲得 「映画」ジャンル過去最高更新”. まんたんウェブ. MANTAN (2018年1月12日). 2022年10月7日閲覧。
- ^ a b “アニメ『君の名は。』2回目の地上波放送でも12.4%の好成績”. ORICON NEWS. oricon ME (2019年7月1日). 2022年10月7日閲覧。
- ^ “君の名は。:金曜ロードショーで本編ノーカット放送 新海誠監督の大ヒット作 最新作「すずめの戸締まり」公開記念”. まんたんウェブ. MANTAN (2022年10月7日). 2022年10月7日閲覧。
- ^ “『すずめの戸締まり』本編冒頭12分が放送決定!金曜ロードショー『君の名は。』番組後半で披露”. Movie Walker PRESS. ムービーウォーカー (2022年10月21日). 2022年10月21日閲覧。
- ^ “小説 君の名は。”. カドカワストア. KADOKAWA. 2016年9月10日閲覧。
- ^ 小説, p. 254.
- ^ 小説, p. 255.
- ^ 『『小説 君の名は。』オーディオブック 配信開始!』(プレスリリース)株式会社コミックス・ウェーブ・フィルム、2018年8月29日 。2024年5月5日閲覧。
- ^ a b “「新海誠作品オーディオブック プロジェクト」特設ページ”. Amazon.co.jp. 2018年12月18日閲覧。
- ^ “『君の名は。』原作小説がミリオン達成 関連作品もセールス好調”. ORICON NEWS (oricon ME). (2016年10月20日) 2016年10月20日閲覧。
- ^ “『君の名は。』原作本、100万部突破で年間1位 新海監督「信じられない結果」”. ORICONNEWS (oricon ME). (2016年12月1日) 2016年12月2日閲覧。
- ^ 高橋克則 (2016年12月27日). “小説版「君の名は。」世界22ヵ国にて刊行決定 全世界シリーズ累計320万部突破”. アニメ!アニメ!. イード. 2016年12月27日閲覧。
- ^ 『初版部数はなんと50万部!待望の『小説 天気の子』ついに本日発売!!!書店ディスプレイコンテストも開催決定!』(プレスリリース)KADOKAWA、2019年7月18日 。2022年10月28日閲覧。
- ^ “みんなが選んだカドフェス杯2016”. カドフェス杯2016 角川文庫 (KADOKAWA). (2016年11月21日). オリジナルの2020年12月5日時点におけるアーカイブ。 2022年10月28日閲覧。
- ^ “カドフェス最強決定戦2017”. カドフェス杯2017 角川文庫 (KADOKAWA). オリジナルの2020年12月5日時点におけるアーカイブ。 2022年10月28日閲覧。
- ^ “発見!角川文庫70周年記念大賞”. カドフェス杯2018 角川文庫 (KADOKAWA). オリジナルの2020年12月5日時点におけるアーカイブ。 2022年10月28日閲覧。
- ^ Audible-オーディブル Facebook(2018年12月5日)
- ^ “新海誠監督の劇場アニメ「君の名は。」琴音らんまるによるコミカライズ版1巻”. コミックナタリー (ナターシャ). (2016年8月23日) 2016年8月24日閲覧。
- ^ “「君の名は。」小説版のコミカライズが始動、映画で語られなかった物語”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年7月25日) 2017年7月26日閲覧。
- ^ “JPL Small-Body Database Browser”. JPL Small-Body Database. 2019年4月14日閲覧。
参考文献
[編集]- 新海誠『小説 君の名は。』角川書店〈角川文庫〉、2016年6月18日。ISBN 978-4-04-102622-9。
- 加納新太『君の名は。AnotherSide:Earthbound』角川書店〈角川スニーカー文庫〉、2016年8月1日。ISBN 978-4-04-104659-3。
- 新海誠(監督)、東宝(監修)、コミックス・ウェーブ・フィルム(監修) 著、角川書店 編『新海誠監督作品 君の名は。公式ビジュアルガイド』KADOKAWA、2016年8月27日。ISBN 978-4-04-104780-4。
- 株式会社東宝ステラ 編『新海誠監督作品 君の名は。(パンフレット)』東宝株式会社映像事業部、2016年8月26日。
- 株式会社東宝ステラ 編『新海誠監督作品 君の名は。 Pamphlet vol.2 Collection of interviews』東宝株式会社映像事業部、2016年12月9日。
外部リンク
[編集]画像外部リンク | |
---|---|
君の名は。ポスター|英語版Wikipedia |
公式サイト
[編集]- 公式サイト
- 君の名は。 (@kiminona_movie) - X(旧Twitter)
- 君の名は。 - YouTubeプレイリスト
- “君の名は。 - テレビ朝日”. 2018年1月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年12月27日閲覧。
- 英字の公式サイト - ウェイバックマシン(2023年6月20日アーカイブ分)
- 公式サイト(ロシア語) - ウェイバックマシン(2017年10月1日アーカイブ分)
- 新海誠の本 - ウェイバックマシン(2016年6月30日アーカイブ分) - 映画『君の名は。』公開記念 新海誠書籍特設サイト
オンラインデータベース
[編集]- 君の名は。 - ウェイバックマシン(2015年12月13日アーカイブ分) - 東宝
- 君の名は。 - allcinema
- 君の名は。 - KINENOTE
- 君の名は。 - IMDb
- 君の名は。 - アニメニュースネットワークの百科事典
|
- アニメ作品 き
- 2016年のアニメ映画
- 日本のオリジナルアニメ映画
- 日本の青春映画
- ファンタジーアニメ映画
- IMAX映画
- 夢を題材としたアニメ映画
- タイムトラベルを題材としたアニメ映画
- 人格の入れ替わりを題材とした映画作品
- 隕石を題材とした映画作品
- 彗星を題材とした作品
- 天体衝突を題材とした映画作品
- 岐阜県を舞台とした映画作品
- 岐阜県を舞台としたアニメ作品
- 東京を舞台としたアニメ映画
- 高等学校を舞台とした映画作品
- 高等学校を舞台としたアニメ作品
- トランスセクシュアルアニメ
- 新海誠の監督映画
- コミックス・ウェーブ・フィルム
- 東宝製作のアニメ映画
- KADOKAWAのアニメ映画
- アミューズ製作の映画
- アミューズのアニメ作品
- ローソンのアニメ作品
- ローソンの映画作品
- ジェイアール東日本企画のアニメ映画
- Crunchyrollアニメアワード受賞作
- RADWIMPS
- 漫画作品 き
- 2016年の漫画
- 2017年の漫画
- 月刊コミックアライブ
- サイコミ
- メディアキャッスルのアニメ映画
- 日本アカデミー賞最優秀賞受賞作
- 日本アカデミー賞話題賞受賞作
- 日本のファンタジー小説