コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

下北沢トリウッド

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
下北沢トリウッド
Tollywood

地図
情報
正式名称 下北沢トリウッド
完成 1999年
開館 1999年12月22日
客席数 47席
設備 ドルビーデジタル5.1ch
用途 映画上映
所在地 155-0032
東京都世田谷区代沢5丁目32-5
シェルポ下北沢2階
位置 北緯35度39分31.9秒 東経139度40分03.3秒 / 北緯35.658861度 東経139.667583度 / 35.658861; 139.667583 (下北沢トリウッド
Tollywood
)
座標: 北緯35度39分31.9秒 東経139度40分03.3秒 / 北緯35.658861度 東経139.667583度 / 35.658861; 139.667583 (下北沢トリウッド
Tollywood
)
アクセス 京王電鉄小田急電鉄下北沢駅南口から徒歩5分
外部リンク tollywood.jp ウィキデータを編集
テンプレートを表示

下北沢トリウッド(しもきたざわトリウッド)は、東京都世田谷区下北沢にある映画館ミニシアター)。

歴史

[編集]

1999年12月22日に開館した。店先の看板に「Tollywood」の店名とともに“Theater for short films”と表記されているように、もとは短編映画専門の映画館として開館したが、後に長編映画も上映するようになった。

映画館名は、関根勤の「ボンベイで作られるインド映画ボリウッドと呼ぶのなら、東京ならトリウッドになる」というテレビ番組での発言を見聞した支配人が、テレビ局と関根の所属事務所の承諾を得て付けたものである[1][2]

特色

[編集]
座席

座席数は47席と小規模。自主制作映画時代の新海誠をいち早く見出しており、『彼女と彼女の猫』や『ほしのこえ』を映画館としてはいずれも初めて上映している[3][4]。開館当初より、スニークプレビューという持ち込み作品枠を設定しており、多くの制作者に利用されてきた[5]

制作・配給作品

[編集]

制作・配給

[編集]
  • ゴーグル(2005年・櫻井剛監督)共同制作・配給
  • 夏音-caonne(2006年・IZAM監督)共同制作・配給
  • プライスタグ(2007年・友野祐介監督)共同制作・配給
  • 劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ(2011年・入江悠監督)共同制作・配給
  • お江戸のキャンディー2 ロワゾー・ドゥ・パラディ(天国の鳥)篇(2017年・広田レオナ監督)共同制作・配給
  • ユートピア(2018年・伊藤峻太監督)共同制作・配給

配給

[編集]

トリウッドスタジオプロジェクト

[編集]

2006年に専門学校東京ビジュアルアーツとともに立ち上げた 「学生による商業映画製作」がコンセプトのプロジェクト。

脚注

[編集]
  1. ^ “下北沢映画祭「単館×下北沢映画祭」インタビュー記事”. 下北沢映画祭. (2004年). オリジナルの2015年9月20日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150920003418/http://shimokitafilm.com/トップ/単館x下北沢映画祭-2 2016年9月15日閲覧。 
  2. ^ 野田枝里子「演劇の街 唯一の映画館 下北沢トリウッドが育む日常」『朝日新聞』2021年6月11日。2023年6月25日閲覧。
  3. ^ “新海誠作品の聖地「トリウッド」代表は『君の名は。』をどう見たか”. エキサイト・ビット. (2016年9月13日). https://www.excite.co.jp/news/article/E1473606058203/ 2016年9月14日閲覧。 
  4. ^ “雑誌「ダ・ヴィンチ」2016年9月号184ページ記事”新海誠映像の言葉をたどる”” 
  5. ^ “下北沢TV2009年10月29日取材記録”. http://simokitazawa.blog89.fc2.com/blog-entry-101.html#box_main 

外部リンク

[編集]