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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
TOO YOUNG TO DIE!
若くして死ぬ
監督 宮藤官九郎
脚本 宮藤官九郎
製作 宇田充
長坂まき子
臼井央
製作総指揮 豊島雅郎
上田太地
出演者 長瀬智也
神木隆之介
尾野真千子
森川葵
桐谷健太
清野菜名
山田杏奈
皆川猿時
シシド・カフカ
古舘寛治

古田新太
宮沢りえ
坂井真紀
荒川良々
音楽 向井秀徳
主題歌 地獄図「TOO YOUNG TO DIE!」
撮影 相馬大輔J.S.C.
編集 宮島竜治
制作会社 アスミック・エース
製作会社 アスミック・エース
東宝
ジェイ・ストーム
パルコ
アミューズ
大人計画
KDDI
GYAO
配給 東宝
アスミック・エース
公開 日本の旗 2016年6月25日
上映時間 125分
製作国 日本の旗 日本
興行収入 15.1億円[1]
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ』(トゥー ヤング トゥー ダイ! わかくしてしぬ、TYTD)は、2016年6月25日[2]公開の日本映画。脚本・監督は宮藤官九郎、主演は長瀬智也神木隆之介

概要

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当初は2016年2月6日公開予定だったが、作中の事故の描写が同年1月15日に発生した軽井沢スキーバス転落事故を連想させるとして公開を延期することが1月20日に発表された[3]。なお、完成披露試写会は1月13日に行われた他、本作の宣伝のために主演の長瀬・神木をはじめとする俳優陣が出演したテレビ番組なども差し替えられる事なく予定通り放送された。

劇中の地獄専属ロックバンドでもある『地獄図(ヘルズ)』のメンバー、長瀬・神木・桐谷健太清野菜名が野外ロックフェス「TOKYO METROPOLITAN ROCK FES TIVAL」に出演し、オープニングアクトを務めた[4]。また、公開前日にはテレビ朝日系「ミュージックステーション」にも出演した[5]

第45回ロッテルダム国際映画祭・VOICES部門正式招待[6]、第40回香港国際映画祭・正式招待[7]、第29回東京国際映画祭・Japan Now部門[8]正式出品作品。

全国288スクリーンで公開され、公開1週間目の映画観客動員ランキングでは動員18万8028人、興収2億5811万9400円で第1位を獲得した[9]

あらすじ

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修学旅行で乗っていたバスが事故に遭ってしまった男子高校生の関大助はふと目を覚ますと、炎が渦を巻く中で人々が苦しめられている光景が目に飛び込んでくる。地獄に落ちたと理解するも、同級生の手塚ひろ美に思いを告げずに死んでしまったことに混乱する大助。そんな大助の前に、地獄農業高校軽音楽部顧問にしてロックバンドの地獄図(ヘルズ)のリーダーである赤鬼のキラーKが現れる。キラーKは閻魔の裁きによって現世に転生するチャンスがある事を大助に告げた。キラーKの指導と特訓のもと、大助は地獄から現世に戻ろうと悪戦苦闘するのであった。

キャスト

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スタッフ

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オリジナルサウンドトラック

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『TOO YOUNG TO DIE!地獄の歌地獄』(ジェイ・ストーム/2016年6月22日発売)

DVD / Blu-ray

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発売・販売元はアスミック・エース。

  • Blu-ray豪華版、DVD豪華版(2016年12月14日発売)
    • 本編Blu-rayまたはDVD各1枚
      • 音声は日本語5種(Blu-ray)、4種(DVD)
      • 日本語字幕
      • 特典映像は予告編集
      • 特典音声はオーディオコメンタリーとミュージックチャプター
    • 特典DVD2枚
      • メイキング、イベント映像集、ライブ映像集、等
    • 特製アウターケース仕様
    • 封入特典
      • ブックレット(32ページ/予定)
      • シール
    • 先着予約特典
      • A5クリアファイル
  • Blu-ray通常版、DVD通常版(2016年12月14日発売)
    • 本編Blu-rayまたはDVD各1枚 のみ
  • Blu-rayレンタル版、DVDレンタル版(2016年12月7日レンタル開始)
    • 特典映像は予告編集

受賞

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脚注

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  1. ^ 2016年(平成28年) 興行収入10億円以上番組” (PDF). 日本映画製作者連盟. 2017年1月30日閲覧。
  2. ^ “宮藤官九郎×長瀬智也×神木隆之介の「TOO YOUNG TO DIE!」6月に公開決定”. 映画ナタリー. (2016年3月29日). https://natalie.mu/eiga/news/181422 2016年3月29日閲覧。 
  3. ^ “事故連想させる? 映画公開を延期 「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」”. 産経ニュース. (2016年1月20日). https://www.sankei.com/article/20160120-EWDSJKEGZJPW5KEHS6KR2MQ4NE/ 2017年1月24日閲覧。 
  4. ^ “長瀬智也、神木隆之介ら“地獄図”がフェス参戦「ぶっちゃけ映画の宣伝で来ました!」”. 映画ナタリー. (2016年5月21日). https://natalie.mu/eiga/news/188047 2017年1月24日閲覧。 
  5. ^ “「TOO YOUNG TO DIE!」長瀬智也、神木隆之介のバンド地獄図が来週Mステに登場”. 映画ナタリー. (2016年6月17日). https://natalie.mu/eiga/news/191347 2017年1月24日閲覧。 
  6. ^ “宮藤官九郎がロッテルダム映画祭へ参加、「長瀬智也は日本のジャック・ブラック」”. 映画ナタリー. (2016年2月3日). https://natalie.mu/eiga/news/174739 2017年1月19日閲覧。 
  7. ^ “「TOO YOUNG TO DIE!」宮藤官九郎が香港映画祭へ、「僕はまだ青春が続行してる」”. 映画ナタリー. (2016年3月29日). https://natalie.mu/eiga/news/181462 2016年3月29日閲覧。 
  8. ^ “宮藤官九郎、「TOO YOUNG TO DIE!」続編があったら「死んだ人も出演できる」”. 映画ナタリー. (2016年10月26日). https://natalie.mu/eiga/news/206999 2017年1月24日閲覧。 
  9. ^ “【国内映画ランキング】「TOO YOUNG TO DIE!」がクドカン史上最高の成績でV、「日本で一番悪い奴ら」は8位”. 映画.com. (2016年6月27日). https://eiga.com/news/20160627/19/ 2017年1月29日閲覧。 
  10. ^ “【注目の人物】長瀬智也×神木隆之介「TOO YOUNG TO DIE!」で映画デビュー!抜群の透明感を放つ現役女子高生・山田杏奈が気になる”. モデルプレス. (2016年6月25日). https://mdpr.jp/interview/detail/1593884 2017年1月24日閲覧。 
  11. ^ “「TOO YOUNG TO DIE!」米映画祭で観客賞!宮藤官九郎「長瀬くんの顔芸が海を越えた」”. 映画ナタリー. (2016年7月14日). https://natalie.mu/eiga/news/194620 2017年1月24日閲覧。 

外部リンク

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