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「光文社古典新訳文庫」の版間の差分

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[[文学]]作品から[[哲学]]書まで、[[古典]]と呼ばれる作品を現代の読者にも読みやすい日本語で[[翻訳|新訳]]するのがコンセプトの文庫シリーズ。表紙のイラストはすべて[[望月通陽]]。装丁は作品の[[言語圏]]別に5色に分類されている(<span style="color:Blue">青色</span>は[[フランス語]]・[[イタリア語]]圏、<span style="color:red">赤色</span>は[[ロシア語]]圏、<span style="color:#cc3333">茶色</span>は[[ドイツ語]]圏、<span style="color:Green">緑色</span>は[[英語]]圏、<span style="color:#ff33cc">桃色</span>はその他、[[スペイン語]]圏・近代[[中国語]]・[[古典日本語]]・[[古代ギリシャ語]]・[[ポルトガル語]]圏)。
[[文学]]作品から[[哲学]]書まで、[[古典]]と呼ばれる作品を現代の読者にも読みやすい日本語で[[翻訳|新訳]]するのがコンセプトの文庫シリーズ。表紙のイラストはすべて[[望月通陽]]。装丁は作品の[[言語圏]]別に5色に分類されている(<span style="color:Blue">青色</span>は[[フランス語]]・[[イタリア語]]圏、<span style="color:red">赤色</span>は[[ロシア語]]圏、<span style="color:#cc3333">茶色</span>は[[ドイツ語]]圏、<span style="color:Green">緑色</span>は[[英語]]圏、<span style="color:#ff33cc">桃色</span>はその他、[[スペイン語]]圏・近代[[中国語]]・[[古典日本語]]・[[古代ギリシャ語]]・[[ポルトガル語]]圏)。


[[2008年]]には[[ドストエフスキー]]『[[カラマーゾフの兄弟]]』([[亀山郁夫]]訳)の売上が全5巻合わせて100万部を突破したと発表され、[[社会現象]]にもなった。一方で翻訳方針に対して、批判もあり、[[木下豊房]](国際ドストエフスキー学会副会長ほか)から、余りに誤訳が多いなどの批判がなされた<ref>『週刊新潮』2008年5月22日号の記事、また[http://www.ne.jp/asahi/dost/jds/dost125.htm 木下のウェブサイト]を参照。</ref>。[[野崎歓]]訳『[[赤と黒]]』は編集部も交えた論議を呼んだ([[野崎歓#『赤と黒』翻訳論争]])。</br>他にも、[[藤井一行]]は、自身のホームページにて、同文庫での[[森田成也]]訳の[[トロツキー]]『レーニン』、『永続革命論』に、誤訳が多数あることを指摘し、誤訳の指摘と改訳の事実を伏せたまま改訳を行っている同文庫の編集姿勢を強く批判している<ref>{{Cite web |author=藤井一行 |date=2008-06-14 |url=http://book.geocities.jp/ifujii3/ |title=翻訳出版の責任を問う |publisher=藤井一行研究室 |accessdate=2022-05-04|archiveurl=https://web.archive.org/web/20080918020059/http://book.geocities.jp/ifujii3/|archivedate=2008-09-18}}</ref>。
[[2008年]]には[[ドストエフスキー]]『[[カラマーゾフの兄弟]]』([[亀山郁夫]]訳)の売上が全5巻合わせて100万部を突破したと発表され、[[社会現象]]にもなった。一方で翻訳方針に対して、批判もあり、[[木下豊房]](国際ドストエフスキー学会副会長ほか)から、余りに誤訳が多いなどの批判がなされた<ref>『週刊新潮』2008年5月22日号の記事、また[http://www.ne.jp/asahi/dost/jds/dost125.htm 木下のウェブサイト]を参照。</ref>。[[野崎歓]]訳『[[赤と黒]]』は編集部も交えた論議を呼んだ([[野崎歓#『赤と黒』翻訳論争]])。<br />他にも、[[藤井一行]]は、自身のホームページにて、同文庫での[[森田成也]]訳の[[トロツキー]]『レーニン』、『永続革命論』に、誤訳が多数あることを指摘し、誤訳の指摘と改訳の事実を伏せたまま改訳を行っている同文庫の編集姿勢を強く批判している<ref>{{Cite web |author=藤井一行 |date=2008-06-14 |url=http://book.geocities.jp/ifujii3/ |title=翻訳出版の責任を問う |publisher=藤井一行研究室 |accessdate=2022-05-04|archiveurl=https://web.archive.org/web/20080918020059/http://book.geocities.jp/ifujii3/|archivedate=2008-09-18}}</ref>。


== 刊行一覧 ==
== 刊行一覧 ==

2022年8月29日 (月) 00:03時点における版

光文社古典新訳文庫(こうぶんしゃこてんしんやくぶんこ)は、光文社が発行している文庫本レーベル。2006年9月創刊。キャッチコピーは「いま、息をしている言葉で」。

文学作品から哲学書まで、古典と呼ばれる作品を現代の読者にも読みやすい日本語で新訳するのがコンセプトの文庫シリーズ。表紙のイラストはすべて望月通陽。装丁は作品の言語圏別に5色に分類されている(青色フランス語イタリア語圏、赤色ロシア語圏、茶色ドイツ語圏、緑色英語圏、桃色はその他、スペイン語圏・近代中国語古典日本語古代ギリシャ語ポルトガル語圏)。

2008年にはドストエフスキーカラマーゾフの兄弟』(亀山郁夫訳)の売上が全5巻合わせて100万部を突破したと発表され、社会現象にもなった。一方で翻訳方針に対して、批判もあり、木下豊房(国際ドストエフスキー学会副会長ほか)から、余りに誤訳が多いなどの批判がなされた[1]野崎歓訳『赤と黒』は編集部も交えた論議を呼んだ(野崎歓#『赤と黒』翻訳論争)。
他にも、藤井一行は、自身のホームページにて、同文庫での森田成也訳のトロツキー『レーニン』、『永続革命論』に、誤訳が多数あることを指摘し、誤訳の指摘と改訳の事実を伏せたまま改訳を行っている同文庫の編集姿勢を強く批判している[2]

刊行一覧

光文社古典新訳文庫
刊行日 書名 著者 訳者 元出版年 備考
2006092006年9月 リア王 シェイクスピア 安西徹雄 1608年
2006092006年9月 初恋 トゥルゲーネフ 沼野恭子 1860年
2006092006年9月 マダム・エドワルダ / 目玉の話 バタイユ 中条省平
2006092006年9月 飛ぶ教室 ケストナー 丘沢静也 1933年
2006092006年9月 -
2007年7月
カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー 亀山郁夫 1880年 全5巻
2006092006年9月 永遠平和のために / 啓蒙とは何か 他3編 カント 中山元 1795年
2006092006年9月 ちいさな王子 サン=テグジュペリ 野崎歓 1943年
2006092006年9月 猫とともに去りぬ ロダーリ 関口英子
2006102006年10月 イワン・イリイチの死 / クロイツェル・ソナタ トルストイ 望月哲男
2006102006年10月 黒猫 / モルグ街の殺人 ポー 小川高義
2006102006年10月 帝国主義論 レーニン 角田安正 1917年
2006102006年10月 海に住む少女 シュペルヴィエル 永田千奈 1931年
2006112006年11月 ジェイン・エア C・ブロンテ 小尾芙佐 1847年 上・下
2006112006年11月 クリスマス・キャロル ディケンズ 池央耿 1843年
2006112006年11月 / 外套 / 査察官 ゴーゴリ 小尾芙佐
2006122006年12月 ドリアン・グレイの肖像 ワイルド 仁木めぐみ 1890年
2007012007年1月 ジュリアス・シーザー シェイクスピア 安西徹雄 1599年
2007012007年1月 プークが丘の妖精パック キプリング 金原瑞人
三辺律子
2007022007年2月 恐るべき子供たち コクトー 中条省平
中条志穂
1929年
2007022007年2月 ヴェネツィアに死す マン 岸美光 1912年
2007032007年3月 レーニン トロツキー 森田成也
2007042007年4月 箱舟の航海日誌 ウォーカー 安達まみ
2007042007年4月 神を見た犬 ブッツァーティ 関口英子
2007052007年5月 秘密の花園 バーネット 土屋京子 1911年
2007052007年5月 地下室の手記 ドストエフスキー 安岡治子 1864年
2007062007年6月 ヴェニスの商人 シェイクスピア 安西徹雄 1605年(初演)
2007062007年6月 おれにはアメリカの歌声が聴こえる ――草の葉(抄) ホイットマン 飯野友幸
2007082007年8月 武器よさらば ヘミングウェイ 金原瑞人 1929年 上・下
2007082007年8月 -
2007年12月
赤と黒 スタンダール 野崎歓 1830年 上・下
2007082007年9月 変身 / 掟の前で 他2編 カフカ 丘沢静也
2007092007年9月 幻想の未来 / 文化への不満 フロイト 中山元
2007092007年9月 新アラビア夜話 スティーヴンスン 南條竹則
坂本あおい
1882年
2007092007年9月 野性の呼び声 ロンドン 深町眞理子 1903年
2007102007年10月 1ドルの価値 / 賢者の贈り物 O・ヘンリー 芹澤恵
2007102007年10月 知への賛歌 修道女フアナの手紙 ソル・フアナ 旦敬介
2007112007年11月 幼年期の終わり クラーク 池田真紀子 1952年
2007112007年11月 十二夜 シェイクスピア 安西徹雄 1602年(初演)
2007122007年12月 車輪の下で ヘッセ 松永美穂 1905年
2008012008年1月 肉体の悪魔 ラディゲ 中条省平 1923年
2008012008年1月 芸術の体系 アラン 長谷川宏 1920年
2008022008年2月 宝島 スティーヴンスン 村上博基 1883年
2008022008年2月 人はなぜ戦争をするのか エロスとタナトス フロイト 中山元
2008032008年3月 狂気の愛 ブルトン 海老坂武
2008032008年3月 オンディーヌ ジロドゥ 二木麻里 1939年
2008042008年4月 仔鹿物語 ローリングズ 土屋京子 1938年 上・下
旧題は「鹿と少年」、2012年11月に改題新版
2008042008年4月 永続革命論 トロツキー 森田成也 1905年
2008052008年5月 木曜日だった男 一つの悪夢 チェスタトン 南條竹則
2008052008年5月 消え去ったアルベルチーヌ プルースト 高遠弘美 1925年
2008062008年6月 月と六ペンス モーム 土屋政雄 1919年
2008072008年7月 -
2008年11月
アンナ・カレーニナ トルストイ 望月哲男 1877年 全4巻
2008082008年8月 人間不平等起源論 ルソー 中山元 1755年
2008092008年9月 天使の蝶 プリーモ・レーヴィ 関口英子
2008092008年9月 社会契約論 / ジュネーヴ草稿 ルソー 中山元 1762年
2008092008年9月 寄宿生テルレスの混乱 ムージル 丘沢静也
2008092008年9月 マクベス シェイクスピア 安西徹雄 1606年
2008102008年10月 -
2009年7月
罪と罰 ドストエフスキー 亀山郁夫 1866年 全3巻
2008102008年10月 菊と刀 ベネディクト 角田安正 1946年
2008112008年11月 シラノ・ド・ベルジュラック ロスタン 渡辺守章 1897年(初演)
2008122008年12月 若者はみな悲しい フィッツジェラルド 小川高義
2009012009年1月 愚者が出てくる、城寨が見える マンシェット 中条省平
2009012009年1月 だまされた女 / すげかえられた首 マン 岸美光
2009022009年2月 白魔 マッケン 南條竹則
2009032009年3月 黄金の壺 / マドモワゼル・ド・スキュデリ ホフマン 大島かおり
2009032009年3月 白い牙 ロンドン 深町真理子 1906年
2009042009年4月 善悪の彼岸 ニーチェ 中山元 1886年
2009042009年4月 故郷 / 阿Q正伝 魯迅 藤井省三
2009052009年5月 八十日間世界一周 ヴェルヌ 高野優 1873年 上・下
2009052009年5月 そばかすの少年 ポーター 鹿田昌美
2009062009年6月 道徳の系譜学 ニーチェ 中山元 1887年
2009072009年7月 ワーニャ伯父さん / 三人姉妹 チェーホフ 浦雅春
2009082009年8月 母アンナの子連れ従軍記 ブレヒト 谷川道子 1939年
2009092009年9月 グランド・ブルテーシュ奇譚 バルザック 宮下志朗
2009092009年9月 闇の奥 コンラッド 黒原敏行
2009092009年9月 -
2009年12月
種の起源 ダーウィン 渡辺政隆 1859年 上・下
2009092009年9月 グレート・ギャツビー フィッツジェラルド 小川高義 1925年
2009092009年9月 歎異抄 唯円
親鸞
川村湊
2009102009年10月 訴訟 カフカ 丘沢静也
2009112009年11月 ジーキル博士とハイド氏 スティーヴンスン 村上博基 1886年
2009122009年12月 天来の美酒 / 消えちゃった コッパード 南條竹則
2010012010年1月 -
2010年3月
嵐が丘 E・ブロンテ 小野寺健 1847年 上・下
2010012010年1月 -
2012年1月
純粋理性批判 カント 中山元 全7巻
2010022010年2月 ハムレットQ1 シェイクスピア 安西徹雄
2010032010年3月 ニーチェからスターリンへ トロツキー人物論集【1900-1939】 トロツキー 森田成也
志田昇
2010042010年4月 貧しき人々 ドストエフスキー 安岡治子 1846年
2010052010年5月 ダロウェイ夫人 ウルフ 土屋政雄 1925年
2010062010年6月 経済学・哲学草稿 マルクス 長谷川宏
2010072010年7月 夜間飛行 サン=テグジュペリ 二木麻里 1931年
2010072010年7月 盗まれた細菌 / 初めての飛行機 ウェルズ 南條竹則
2010082010年8月 ムッシュー・アンチピリンの宣言 ダダ宣言集 ツァラ 塚原史
2010082010年8月 ガラスの鍵 ハメット 池田真紀子 1931年
2010092010年9月 - 失われた時を求めて プルースト 高遠弘美 1913年〜1927年 既刊5巻、全14巻予定
2010092010年9月 -
2012年2月
悪霊 ドストエフスキー 亀山郁夫 1873年 全3巻+別巻
2010102010年10月 酒楼にて / 非攻 魯迅 藤井省三
2010102010年10月 フランケンシュタイン シェリー 小林章夫 1818年
2010102010年10月 花のノートルダム ジュネ 中条省平
2010112010年11月 -
2011年1月
ツァラトゥストラ ニーチェ 丘沢静也 1883年 - 1885年 上・下
2010112010年11月 アガタ デュラス 渡辺守章
コクトー
2010112010年11月 青い麦 コレット 河野万里子 1922年
2010122010年12月 プロタゴラス ――あるソフィストとの対話 プラトン 中澤務
2011022011年2月 ドストエフスキーと父親殺し / 不気味なもの フロイト 中山元
2011032011年3月 女の一生 モーパッサン 永田千奈 1883年
2011032011年3月 アウルクリーク橋の出来事 / 豹の眼 ビアス 小川高義
2011042011年4月 マウントドレイゴ卿 / パーティの前に モーム 木村政則
2011062011年6月 梁塵秘抄 後白河院編纂 川村湊
2011072011年7月 人口論 マルサス 斉藤悦則
2011082011年8月 -
2011年10月
詐欺師フェーリクス・クルルの告白 マン 岸美光 上・下
2011082011年8月 市民政府論 ロック 角田安正 1690年
2011082011年9月 うたかたの日々 ヴィアン 野崎歓 1947年
2011092011年9月 カメラ・オブスクーラ ナボコフ 貝澤哉 1932年
2011102011年10月 羊飼いの指輪 ファンタジーの練習帳 ロダーリ 関口英子
2011112011年11月 高慢と偏見 オースティン 小尾芙佐 1813年 上・下
2012012012年1月 秘書綺譚 ブラックウッド幻想怪奇傑作集 ブラックウッド 南條竹則
2012022012年2月 メノン 徳(アレテー)について プラトン 渡辺邦夫
2012032012年3月 コサック 1852年のコーカサス物語 トルストイ 乗松亨平
2012042012年4月 タイムマシン ウェルズ 池央耿 1895年
2012042012年4月 サロメ ワイルド 平野啓一郎
2012052012年5月 ブラス・クーバスの死後の回想 マシャード・ジ・アシス 武田千香
2012062012年6月 自由論 ミル 斉藤悦則 1859年 山岡洋一訳(2006年12月)の移行による新訳
2012062012年6月 トム・ソーヤーの冒険 トウェイン 土屋京子 1876年
2012072012年7月 失脚 / 巫女の死 デュレンマット傑作選 デュレンマット 増本浩子
2012082012年8月 傍迷惑な人々 サーバー短篇集 サーバー 芹澤恵
2012082012年8月 道徳形而上学の基礎づけ カント 中山元 1785年
2012092012年9月 孤独な散歩者の夢想 ルソー 永田千奈 1776年
2012092012年9月 ねじの回転 ジェイムズ 土屋政雄 1898年
2012092012年9月 ソクラテスの弁明 プラトン 納富信留
2012102012年10月 月を見つけたチャウラ ピランデッロ短篇集 ピランデッロ 関口英子
2012112012年11月 桜の園 / プロポーズ / チェーホフ 浦雅春
2012122012年12月 ビリー・バッド メルヴィル 飯野友幸
2013012013年1月 ガリレオの生涯 ブレヒト 谷川道子
2013022013年2月 緋文字 ホーソーン 小川高義 1850年
2013022013年2月 死の家の記録 ドストエフスキー 望月哲男
2013032013年3月 ご遺体 イーヴリン・ウォー 小林章夫
2013042013年4月 -
2013年7月
実践理性批判 カント 中山元 1788年 全2巻
2013052013年5月 読書について ショーペンハウアー 鈴木芳子
2013052013年5月 人間和声 ブラックウッド 南條竹則
2013062013年6月 すばらしい新世界 オルダス・ハクスリー 黒原敏行 1932年
2013072013年7月 オペラ座の怪人 ガストン・ルルー 平岡敦 1910年
2013082013年8月 消しゴム ロブ=グリエ 中条省平
2013092013年9月 地底旅行 ヴェルヌ 高野優 1864年
2013092013年9月 饗宴 プラトン 中澤務
2013092013年9月 ヘンリー・ライクロフトの私記 ギッシング 池央耿 1903年
2013102013年10月 絶望 ナボコフ 貝澤哉 1936年
2013112013年11月 ピグマリオン バーナード・ショー 小田島恒志
2013112013年11月 ひとさらい シュペルヴィエル 永田千奈
2013122013年12月 崩れゆく絆 アチェベ 粟飯原文子
2014012014年1月 論理哲学論考 ヴィトゲンシュタイン 丘沢静也
2014012014年1月 砂男 / クレスペル顧問官 ホフマン 大島かおり
2014022014年2月 ドン・カズムッホ マシャード・ジ・アシス 武田千香
2014032014年3月 三酔人経綸問答 中江兆民 鶴ヶ谷真一
2014032014年3月 アドルフ コンスタン 中村佳子
2014042014年4月 賃労働と資本 / 賃金・価格・利潤 マルクス 森田成也
2014052014年5月 神学・政治論 スピノザ 吉田量彦
2014052014年5月 赤い橋の殺人 バルバラ 亀谷乃里
2014062014年6月 ハックルベリー・フィンの冒険 トウェイン 土屋京子 上・下
2014062014年6月 マルテの日記 リルケ 松永美穂
2014072014年7月 郵便配達は二度ベルを鳴らす ケイン 池田真紀子
2014072014年7月 ポールとヴィルジニー ベルナルダン・ド・サン=ピエール 鈴木雅生
2014082014年8月 三文オペラ ブレヒト 谷川道子
2014092014年9月 チャタレー夫人の恋人 D・H・ロレンス 木村政則
2014092014年9月 老人と海 ヘミングウェイ 小川高義 1952年
2014092014年9月 ユダヤ人問題に寄せて / ヘーゲル法哲学批判序説 マルクス 中山元
2014102014年10月 -
2014年12月
感情教育 フローベール 太田浩一 1869年 上・下
2014112014年11月 不思議屋 / ダイヤモンドのレンズ オブライエン 南條竹則
2014122014年12月 - 2018年2月 リヴァイアサン ホッブズ 角田安正 全2巻
2015012015年1月 芸術論20講 アラン 長谷川宏
2015012015年1月 狭き門 ジッド 中条省平
中条志穂
2015022015年2月 スペードのクイーン / ベールキン物語 プーシキン 望月哲男
2015032015年3月 ぼくはいかにしてキリスト教徒になったか 内村鑑三 河野純治
2015042015年4月 白夜 / おかしな人間の夢 ドストエフスキー 安岡治子
2015042015年4月 くるみ割り人形とねずみの王さま / ブランビラ王女 ホフマン 大島かおり
2015052015年5月 薔薇とハナムグリ シュルレアリスム・風刺短篇集 モラヴィア 関口英子
2015052015年5月 二十世紀の怪物 帝国主義 幸徳秋水 山田博雄
2015062015年6月 オリヴィエ・ベカイユの死 / 呪われた家 ゾラ 國分俊宏
2015072015年7月 あしながおじさん ウェブスター 土屋京子
2015082015年8月 アンティゴネ ブレヒト 谷川道子
2015082015年8月 人間の大地 サン=テグジュペリ 渋谷豊
2015092015年9月 虫めづる姫君 作者未詳 蜂飼耳
2015092015年9月 - 2020年11月 存在と時間 ハイデガー 中山元 全8巻
2015092015年9月 書記バートルビー / 漂流船 メルヴィル 牧野有通
2015102015年10月 カンディード ヴォルテール 斉藤悦則 1759年
2015102015年10月 -
2018年9月
白痴 ドストエフスキー 亀山郁夫 1868年 全4巻
2015112015年11月 カンタヴィルの幽霊 / スフィンクス ワイルド 南條竹則
2015122015年12月 -
2016年1月
ニコマコス倫理学 アリストテレス 渡辺邦夫
立花幸司
上・下
2016022016年2月 暦物語 ブレヒト 丘沢静也
2016032016年3月 失われた世界 アーサー・コナン・ドイル 伏見威蕃
2016032016年3月 二都物語 ディケンズ 池央耿 上・下
2016042016年4月 一年有半 中江兆民 鶴ヶ谷真一
2016042016年4月 クレーヴの奥方 ラファイエット夫人 永田千奈
2016052016年5月 アッシャー家の崩壊 / 黄金虫 ポー 小川高義
2016052016年5月 寛容論 ヴォルテール 斉藤悦則
2016062016年6月 笑い ベルクソン 増田靖彦
2016072016年7月 水の精(ウンディーネ) フケー 識名章喜
2016072016年7月 資本論 第一部草稿 直接的生産過程の諸結果 マルクス 森田成也
2016082016年8月 ロレンザッチョ ミュッセ 渡辺守章
2016092016年9月 ゴリオ爺さん バルザック 中村佳子 1835年
2016092016年9月 脂肪の塊/ロンドリ姉妹 モーパッサン傑作選 モーパッサン 太田浩一
2016092016年9月 -
2018年3月
ナルニア国物語 C・S・ルイス 土屋京子 全7巻
2016102016年10月 この人を見よ ニーチェ 丘沢静也
2016102016年10月 偉業 ナボコフ 貝澤哉
2016112016年11月 ピノッキオの冒険 カルロ・コッローディ 大岡玲
2016112016年11月 薔薇の奇跡 ジュネ 宇野邦一
2017012017年1月 幸福な王子 / 柘榴の家 ワイルド 小尾芙佐
2017032017年3月 人生の短さについて 他2篇 セネカ 中澤務
2017042017年4月 にんじん ルナール 中条省平
2017042017年4月 オリエント急行殺人事件 アガサ・クリスティー 安原和見 1934年
2017052017年5月 ケンジントン公園のピーター・パン バリー 南條竹則
2017052017年5月 哲学書簡 ヴォルテール 斉藤悦則
2017062017年6月 デーミアン ヘッセ 酒寄進一 1919年
2017072017年7月 鏡の前のチェス盤 ボンテンペッリ 橋本勝雄
2017082017年8月 ヒューマン・コメディ サローヤン 小川敏子 1943年
2017092017年9月 オイディプス王 ソポクレス 河合祥一郎
2017092017年9月 君主論 マキャヴェッリ 森川辰文 1532年
2017102017年10月 ロシア革命とは何か トロツキー革命論集 レフ・トロツキー 森田成也
2017102017年10月 若草物語 オルコット 麻生九美 1868-69年
2017112017年11月 世界を揺るがした10日間 ジョン・リード 伊藤真 1917年
2017122017年12月 マノン・レスコー プレヴォ 野崎歓 1731年
2018012018年1月 幸福について ショーペンハウアー 鈴木芳子
2018022018年2月 椿姫 デュマ・フィス 永田千奈 西永良成訳(2008年8月)の移行による新訳
2018032018年3月 戦う操縦士 サン=テグジュペリ 鈴木雅生 1942年
2018042018年4月 ボートの三人男 もちろん犬も ジェローム・K・ジェローム 小山太一 1889年
2018052018年5月 傾城の恋 / 封鎖 張愛玲 藤井省三
2018052018年5月 八月の光 フォークナー 黒原敏行 1932年
2018062018年6月 奪われた家 / 天国の扉 動物寓話集 コルタサル 寺尾隆吉
2018062018年6月 モーリス フォースター 加賀山卓朗 1913年
2018072018年7月 怪談 ラフカディオ・ハーン 南條竹則 1904年
2018082018年8月 トニオ・クレーガー マン 浅井晶子 1903年
2018082018年8月 ロビンソン・クルーソー デフォー 唐戸信嘉 1719年
2018092018年9月 方丈記 鴨長明 蜂飼耳
2018092018年9月 未来のイヴ ヴィリエ・ド・リラダン 高野優 1886年
2018102018年10月 三つの物語 フローベール 谷口亜沙子 1877年
2018112018年11月 チャンドス卿の手紙 / アンドレアス ホーフマンスタール 丘沢静也
2018112018年11月 宝石/遺産 モーパッサン傑作選 モーパッサン 太田浩一
2018122018年12月 死刑囚最後の日 ユゴー 小倉孝誠
2019012019年1月 - 2021年3月 ミドルマーチ ジョージ・エリオット 廣野由美子 全4巻
2019012019年1月 テアイテトス プラトン 渡辺邦夫
2019022019年2月 二十六人の男と一人の女 ゴーリキー傑作選 ゴーリキー 中村唯史
2019022019年2月 いまこそ、希望を サルトルベニイ・レヴィ 海老坂武
2019032019年3月 ソヴィエト旅行記 ジッド 國分俊宏
2019032019年3月 詩学 アリストテレス 三浦洋
2019042019年4月 大尉の娘 プーシキン 坂庭淳史 1836年
2019042019年4月 ドルジェル伯の舞踏会 ラディゲ 渋谷豊 1924年
2019052019年5月 シェリ コレット 河野万里子
2019052019年5月 千霊一霊物語 アレクサンドル・デュマ 前山悠
2019052019年5月 パイドン 魂について プラトン 納富信留
2019062019年6月 シークレット・エージェント コンラッド 高橋和久 1907年
2019062019年6月 ペーター・カーメンツィント ヘッセ 猪股和夫 1904年
2019072019年7月 ロビン・フッドの愉快な冒険 ハワード・パイル 三辺律子
2019082019年8月 あなたと原爆 オーウェル評論集 ジョージ・オーウェル 秋元孝文
2019082019年8月 カルメン/タマンゴ メリメ 工藤庸子
2019092019年9月 サイラス・マーナー ジョージ・エリオット 小尾芙佐 1861年
2019092019年9月 われら ザミャーチン 松下隆志
2019102019年10月 勇気の赤い勲章 スティーヴン・クレイン 藤井光
2019102019年10月 とはずがたり 後深草院二条 佐々木和歌子
2019112019年11月 憲政の本義、その有終の美 吉野作造 山田博雄
2019122019年12月 ラ・ボエーム アンリ・ミュルジェール 辻村永樹
2019122019年12月 賭博者 ドストエフスキー 亀山郁夫
2020012020年1月 アラバスターの壺/女王の瞳 ルゴーネス幻想短編集 ルゴーネス 大西亮
2020012020年1月 - 2021年9月 戦争と平和 トルストイ 望月哲男 1865年 全6巻
2020022020年2月 共産党宣言 マルクス/エンゲルス 森田成也
2020022020年2月 モーセと一神教 フロイト 中山元
2020032020年3月 オリバー・ツイスト ディケンズ 唐戸信嘉 1838年
2020042020年4月 すべては消えゆく マンディアルグ最後の傑作集 マンディアルグ 中条省平
2020052020年5月 みずうみ/人形使いのポーレ シュトルム 松永美穂
2020062020年6月 消えた心臓/マグヌス伯爵 M・R・ジェイムズ 南條竹則
2020062020年6月 ほら吹き男爵の冒険 ビュルガー 酒寄進一
2020072020年7月 ミミズによる腐植土の形成 ダーウィン 渡辺政隆
2020082020年8月 フランス革命についての省察 エドマンド・バーク 二木麻里 1790年
2020092020年9月 オルラ/オリーヴ園 モーパッサン傑作選 モーパッサン 太田浩一
2020102020年10月 現代の英雄 レールモントフ 高橋知之 1840年
2020112020年11月 賢者ナータン レッシング 丘沢静也 1779年
2020122020年12月 キム キプリング 木村政則 1901年
2021012021年1月 19世紀イタリア怪奇幻想短篇集 編訳・9作家9作品 橋本勝雄
2021022021年2月 聊斎志異 蒲松齢 黒田真美子
2021032021年3月 小公子 バーネット 土屋京子 1886年
2021042021年4月 小公女 バーネット 土屋京子 1905年
2021052021年5月 フロイト、夢について語る フロイト 中山元
2021062021年6月 コモン・センス トマス・ペイン 角田安正 1776年
2021062021年6月 アルプスの少女ハイジ ヨハンナ・シュピリ 遠山明子
2021072021年7月 フロイト、性と愛について語る フロイト 中山元
2021082021年8月 今昔物語集 作者未詳 大岡玲
2021092021年9月 ペスト カミュ 中条省平 1947年
2021102021年10月 フォンタマーラ シローネ 齋藤ゆかり
2021112021年11月 -
未成年 ドストエフスキー 亀山郁夫 1875年 既刊2巻、全3巻予定
2021112021年11月 フロイト、無意識について語る フロイト 中山元
2021122021年12月 イタリア紀行 ゲーテ 鈴木芳子 上・下
2022012022年1月 法王庁の抜け穴 ジッド 三ツ堀広一郎 1914年
2022022022年2月 人間のしがらみ モーム 河合祥一郎 1915年 上・下
2022032022年3月 スッタニパータ ブッダの言葉 今枝由郎
2022042022年4月 臨海楼綺譚 新アラビア夜話第2部 スティーヴンスン 南條竹則 1882年
2022052022年5月 ゴルギアス プラトン 中澤務
2022062022年6月 街と犬たち バルガス・ジョサ 寺尾隆吉 1963年
20220712022年7月 田舎医者断食芸人流刑地で カフカ 丘沢静也
2022072022年7月 アルハンブラ物語 W・アーヴィング 齊藤昇 1832年
2022082022年8月 毛皮を着たヴィーナス ザッハー=マゾッホ 許光俊 1871年

関連文献

  • 駒井稔 『いま、息をしている言葉で。』 而立書房、2018年10月。創刊編集長の回想記
  • 『カフェ古典新訳文庫 Vol.1』別冊[3] 光文社古典新訳文庫、2009年11月
  • 沼野充義編著 『対話で学ぶ〈世界文学〉連続講義』 光文社(全5巻)、2012-2017年。シリーズ対話集
  • 駒井稔+文庫 編集部編 『文学こそ最高の教養である』 光文社新書、2020年7月
  • 聞き手・駒井稔 『私が本からもらったもの 翻訳者の読書論』書肆侃侃房、2021年10月
鈴木芳子/貝澤哉/永田千奈/木村政則/土屋京子/高遠弘美/酒寄進一/蜂飼耳

関連項目

脚注

  1. ^ 『週刊新潮』2008年5月22日号の記事、また木下のウェブサイトを参照。
  2. ^ 藤井一行 (2008年6月14日). “翻訳出版の責任を問う”. 藤井一行研究室. 2008年9月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月4日閲覧。
  3. ^ 『古典新訳の発見』文庫非売品 全3冊、2007-09年

外部リンク