池田真紀子
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池田 真紀子(いけだ まきこ、1966年[1]9月11日[2] - )は、日本の翻訳家。
来歴
[編集]東京都生まれ[1]。上智大学法学部国際関係法学科卒[1][3][4]。企業勤務を経て翻訳家となり[4]、英米のミステリーを中心に翻訳している。
1997年、アーヴィン・ウェルシュ『トレインスポッティング』(青山出版社)で第7回BABEL国際翻訳大賞新人賞を受賞。
2024年、ジョセフ・ノックス『トゥルー・クライム・ストーリー』で第77回日本推理作家協会賞(試行第二回翻訳部門)を受賞[5]。
翻訳
[編集]- 『死にゆく者たちからのメッセージ』(メルヴィン・モース, ポール・ペリー、同朋舎出版) 1995
- 『チャイニーズ・マザー』(スティーブン・W・モッシャー、祥伝社) 1995
- 『ポカホンタス』(スーザン・ドネル、竹書房文庫) 1995
- 『FBI神話のベールを剥ぐ 特別捜査官と呼ばれた男たち』(ダーマッド・ジェフリーズ、同朋舎出版) 1996
- 『シズコズ・ドーター』(キョウコ・モリ、青山出版社) 1996、のち角川文庫 1999
- 『天使の奇跡 本当にあった37の出会い』(J・W・アンダースン、祥伝社) 1996
- 『マイアミ・ピュリティ』(ヴィッキー・ヘンドリックス、青山出版社) 1996
- 『めぐみ』(キョウコ・モリ、青山出版社) 1996、のち角川文庫 1995
- 『最後の娘』(ペネロピー・エヴァンズ、創元推理文庫) 1997
- 『空の匂い、海の息吹』(レベッカ・レイノルズ、翔泳社) 1997
- 『シスターズ』(キャロル・セイライン、シャロン・J・ウォールムス写真、メディアファクトリー) 1997
- 『母と娘』(キャロル・セイライン、シャロン・J・ウォールムス写真、メディアファクトリー) 1998
- 『危険な求愛 ケープクリスチャン殺人事件』(パトリシア・マクドナルド、集英社文庫) 1998
- 『天界の原理』(トム・ヤングホーム、早川書房) 1999
- 『瀕死の森、勇士の槍』(ジョー・ケイン、新潮文庫) 1999
- 『死んだふり』(ダン・ゴードン、新潮文庫) 2000
- 『ダンデライオン』(メルヴィン・バージェス、東京創元社) 2000
- 『もしも男に言葉があったら』(サミュエル・シェム, ジャネット・サリー、日本放送出版協会) 2000
- 『Mの日記』(ローラ・リーズ、早川書房) 2000、のちハヤカワ・ミステリ文庫 2007
- 『沈黙の代償』(パトリシア・カーロン、扶桑社、扶桑社ミステリー) 2001
- 『ブラック・オーク』(チャールズ・グラント、祥伝社文庫) 2001
- 『Sの誘惑』(ローラ・リーズ、早川書房) 2002
- 『この手のなかの真実』(ウォーリー・ラム、DHC) 2002
- 『死美人』(ローレン・ヘンダースン、新潮文庫) 2002
- 『トム・ゴードンに恋した少女』(スティーヴン・キング、新潮社) 2002、のち新潮文庫 2007
- 『エドワード・バンカー自伝』(エドワード・バンカー、ソニー・マガジンズ) 2003
- 『スペインの貴婦人』(ジョン・ケース、ランダムハウス講談社) 2003
- 『ティース』(ヒュー・ギャラガー、東京創元社) 2003
- 『ボンベイ・アイス』(レスリー・フォーブス、角川書店) 2003
- 『選択の瞬間 あなたを成功に導く10の質問』(デビー・フォード、ソフトバンクパブリッシング) 2004
- 『エレガントな女性になる方法 オードリー・ヘップバーンの秘密』(メリッサ・ヘルスターン、集英社) 2005
- 『オリヴィア・ジュールズ 彼女のたくましすぎる想像力』(ヘレン・フィールディング、ソニー・マガジンズ) 2005、のち改題『オリヴィア・ジュールズの華麗なる冒険』(ヴィレッジブックス) 2007
- 『フレッドが教えてくれた仕事でいちばん大切なこと』(マーク・サンボーン、ソフトバンクパブリッシング) 2005
- 『ミリオンズ』(フランク・コットレル・ボイス、新潮社) 2005
- 『名声のレシピ』(シャロン・クラム、新潮文庫) 2005
- 『殺人マジック』(ジョン・ケース、ランダムハウス講談社) 2006
- 『出生地』(ドン・リー 、ハヤカワ・ミステリ文庫) 2006
- 『フロイトの函 A box of dreams』(デヴィッド・マドセン、角川書店) 2006
- 『ルイの九番目の命』(リズ・ジェンセン 、SB文庫) 2006
- 『あの夏の天使』(タラ・ジャンセン、ランダムハウス講談社) 2007
- 『幼年期の終わり』(アーサー・クラーク、光文社古典新訳文庫) 2007
- 『カニバリストの告白』(デヴィッド・マドセン、角川書店) 2008
- 『セックスと科学のイケない関係』(メアリー・ローチ、日本放送出版協会) 2008
- 『部屋の向こうまでの長い旅』(ティボール・フィッシャー、ヴィレッジブックス) 2008
- 『レット・バトラー 新編・風と共に去りぬ』全6冊(ドナルド・マッケイグ、監訳、ゴマブックス、ゴマ文庫) 2008
- 『警部補デリーロ』(スコット・フロスト、集英社文庫) 2009
- 『殺人倶楽部へようこそ』(マーシー・ウォルシュ, マイクル・マローン、文春文庫) 2009
- 『死神を葬れ』(ジョシュ・バゼル、新潮文庫) 2009
- 『誰かがわたしを壊すまえに』(アリシア・エリアン、ヴィレッジブックス) 2009
- 『プロムの夜に恋をして』(タラ・ジャンセン、ランダムハウス講談社) 2009
- 『レースリーダー』(ブルノニア・バリー、ヴィレッジブックス) 2009
- 『ガラスの鍵』(ダシール・ハメット、光文社古典新訳文庫) 2010
- 『ロールシャッハの鮫』(スティーヴン・ホール、角川書店) 2010
- 『怪物はささやく』( パトリック・ネス、シヴォーン・ダウド原案、あすなろ書房) 2011、のち創元推理文庫 2017
- 『パンチョ・ビリャの罠』(クレイグ・マクドナルド、集英社文庫) 2011
- 『わたしを宇宙に連れてって 無重力生活への挑戦』(メアリー・ローチ、NHK出版) 2011
- 『天使の檻』(ダニエル・トラッソーニ、角川書店) 2012
- 『骨の祭壇』(フィリップ・カーター、新潮文庫) 2013
- 『ゲームウォーズ』(アーネスト・クライン、SB文庫) 2014
- 『郵便配達は二度ベルを鳴らす』(ジェームズ・M・ケイン、光文社古典新訳文庫) 2014
- 『ライフボート』(シャーロット・ローガン、集英社文庫) 2014
- 『カッコウの呼び声』(ロバート・ガルブレイス、講談社) 2014
- 『カイコの紡ぐ嘘』(ロバート・ガルブレイス、講談社) 2015
- 『ガール・オン・ザ・トレイン』(ポーラ・ホーキンズ、講談社文庫) 2015
- 『煙が目にしみる - 火葬場が教えてくれたこと』(ケイトリン・ドーティ、国書刊行会) 2016
- 『十三番目の子』(シヴォーン・ダウド作、パム・スマイ絵、小学館) 2016
- 『失われた図書館』(A・M・ディーン、集英社文庫) 2017
- 『ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ』(A・J・フィン、早川書房) 2018
- 『奪命者』(ニール・シャスタマン、講談社文庫) 2018
- 『蜜蜂』(マヤ・ルンデ、NHK出版) 2018
- 『落ちた花嫁』(ニナ・サドウスキー、小学館) 2018
- 『アルマダ』(アーネスト・クライン、ハヤカワ文庫) 2018
- 『デジタル・ミニマリスト - 本当に大切なことに集中する』(カル・ニューポート、早川書房) 2019
- 『堕落刑事 - マンチェスター市警エイダン・ウェイツ』(ジョセフ・ノックス、新潮文庫) 2019
- 『刺青強奪人』(アリソン・ベルシャム、竹書房文庫) 2019
- 『まだすべてを忘れたわけではない』(ウェンディ・ウォーカー、講談社文庫) 2019
- 『世界のすごいお葬式』(ケイトリン・ドーティ、新潮社) 2019
- 『世界中の女子が読んだ! からだと性の教科書』(エレン・ストッケン・ダール, ニナ・ブロックマン、高橋幸子 医療監修、NHK出版) 2019
- 『パチンコ』(ミン・ジン・リー、文藝春秋) 2020
アーヴィン・ウェルシュ
[編集]- 『トレインスポッティング』(アーヴィン・ウェルシュ、青山出版社) 1996、のち角川文庫 1998、のちハヤカワ文庫 2015
- 『エクスタシー』(アーヴィン・ウェルシュ、青山出版社) 1997、のち角川文庫 1999
- 『アシッドハウス』(アーヴィン・ウェルシュ、青山出版社) 1998
- 『グルー』(アーヴィン・ウェルシュ、アーティストハウスパブリッシャーズ) 2006
- 『トレインスポッティング ポルノ』(アーヴィン・ウェルシュ、アーティストハウスパブリッシャーズ) 2003、のち改題『T2 トレインスポッティング』(ハヤカワ文庫) 2017
- 『トレインスポッティング0 スキャグボーイズ』(アーヴィン・ウェルシュ、早川書房) 2017
アイリス・ジョハンセン
[編集]- 『スワンの怒り』(アイリス・ジョハンセン、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション) 1997
- 『真夜中のあとで』(アイリス・ジョハンセン、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション) 1997
- 『そしてあなたも死ぬ』(アイリス・ジョハンセン、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション) 1998
- 『失われた顔』(アイリス・ジョハンセン、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション) 1999
- 『顔のない狩人』(アイリス・ジョハンセン、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション) 2001
- 『爆風』(アイリス・ジョハンセン、二見文庫、ザ・ミステリ・コレクション) 2003
- 『そしてさよならを告げよう』(アイリス・ジョハンセン、ソニー・マガジンズ、ヴィレッジブックス) 2004
- 『その夜、彼女は獲物になった』(アイリス・ジョハンセン、ソニー・マガジンズ、ヴィレッジブックス) 2005
- 『波間に眠る伝説』(アイリス・ジョハンセン、ソニー・マガジンズ、ヴィレッジブックス) 2006
チャック・パラニューク
[編集]- 『ファイト・クラブ』(チャック・パラニューク、ハヤカワ文庫) 1999、のち新版 2015
- 『サバイバー』(チャック・パラニューク、早川書房) 2001、のちハヤカワ文庫 2005
- 『インヴィジブル・モンスターズ』(チャック・パラニューク、早川書房) 2003
- 『チョーク!』(チャック・パラニューク、早川書房) 2004
- 『ララバイ』(チャック・パラニューク、早川書房) 2005
ジェフリー・ディーヴァー
[編集]- 『ボーン・コレクター』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 1999、のち文春文庫 2003
- 『コフィン・ダンサー』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2000、のち文春文庫 2004
- 『エンプティー・チェア』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2001、のち文春文庫 2006
- 『石の猿』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2003、のち文春文庫) 2007
- 『魔術師』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2004、のち文春文庫) 2008
- 『クリスマス・プレゼント』(ジェフリー・ディーヴァー、共訳、文春文庫) 2005
- 『スリーピング・ドール』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2008、のち文春文庫 2011
- 『12番目のカード』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2006、のち文春文庫 2009
- 『ウォッチメイカー』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2007、のち文春文庫 2010
- 『ソウル・コレクター』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2009、のち文春文庫 2012
- 『ロードサイド・クロス』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2010、のち文春文庫 2013
- 『007 白紙委任状』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2011、のち文春文庫 2014
- 『バーニング・ワイヤー』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2012、のち文春文庫 2015
- 『シャドウ・ストーカー』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2013、のち文春文庫 2016
- 『ポーカー・レッスン』(ジェフリー・ディーヴァー、文春文庫) 2013
- 『ゴースト・スナイパー』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2014、のち文春文庫 2017
- 『スキン・コレクター』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2015、のち文春文庫 2018
- 『煽動者』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2016、のち文春文庫 2019
- 『スティール・キス』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2017
- 『ブラック・スクリーム』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2018
- 『カッティング・エッジ』(ジェフリー・ディーヴァー、文藝春秋) 2019
バリー・アイスラー
[編集]- 『雨の牙』(バリー・アイスラー、ソニー・マガジンズ、ヴィレッジブックス) 2002、のち改題『レイン・フォール / 雨の牙』(ハヤカワ・ミステリ文庫) 2009
- 『雨の影』(バリー・アイスラー、ソニー・マガジンズ、ヴィレッジブックス) 2004、のち改題『ハード・レイン / 雨の影』(ハヤカワ・ミステリ文庫) 2009
- 『雨の罠』(バリー・アイスラー、ソニー・マガジンズ、ヴィレッジブックス) 2006
- 『雨の掟』(バリー・アイスラー、ヴィレッジブックス) 2007
パトリシア・コーンウェル
[編集]- 『スカーペッタ』(パトリシア・コーンウェル、講談社文庫) 2009
- 『核心 スカーペッタ』(パトリシア・コーンウェル、講談社文庫) 2010
- 『変死体』(パトリシア・コーンウェル、講談社文庫) 2011
- 『血霧』(パトリシア・コーンウェル、講談社文庫) 2012
- 『死層』(パトリシア・コーンウェル、講談社文庫) 2013
- 『儀式』(パトリシア・コーンウェル、講談社文庫) 2014
- 『標的』(パトリシア・コーンウェル、講談社文庫) 2015
- 『狙撃』(パトリシア・コーンウェル、講談社文庫) 2015
- 『邪悪』(パトリシア・コーンウェル、講談社文庫) 2016
- 『烙印』(パトリシア・コーンウェル、講談社文庫) 2018
E・L・ジェイムズ
[編集]- 『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(E・L・ジェイムズ、早川書房) 2012、のちハヤカワ文庫 2015
- 『フィフティ・シェイズ・ダーカー』(E・L・ジェイムズ、早川書房) 2013、のちハヤカワ文庫 2015
- 『フィフティ・シェイズ・フリード』(E・L・ジェイムズ、 早川書房) 2013、のちハヤカワ文庫 2015
- 『グレイ』(E・L・ジェイムズ、 早川書房) 2015、のちハヤカワ文庫 2017