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2021年3月9日 (火) 08:23時点における版

朝日放送ラジオ株式会社
Asahi Radio Broadcasting Corporation

ロゴの右下の「Radio」は「ラジオ」が入る場合もある。
本社社屋(2015年6月17日撮影)
種類 株式会社
略称 ABC Radio
ABCラジオ
本社所在地 日本の旗 日本
553-8503[1]
大阪市福島区福島1丁目1-30
[1]
北緯34度41分37.9秒 東経135度29分18.2秒 / 北緯34.693861度 東経135.488389度 / 34.693861; 135.488389座標: 北緯34度41分37.9秒 東経135度29分18.2秒 / 北緯34.693861度 東経135.488389度 / 34.693861; 135.488389
設立 2017年4月5日[1]
(朝日放送ラジオ分割準備会社株式会社)
業種 情報・通信業
法人番号 7120001204928 ウィキデータを編集
事業内容 放送法による基幹放送事業及び一般放送事業 他[1]
代表者 代表取締役社長 岩田潤[1]
資本金 1000万円[2]
純利益 4035万1000円(2020年3月期)[2]
純資産 16億7934万0000円
(2020年3月31日現在)[2]
総資産 19億2830万5000円
(2020年3月31日現在)[2]
決算期 3月31日
主要株主 朝日放送グループホールディングス株式会社 100%
主要子会社 エー・ビー・シーメディアコム
外部リンク https://corp.asahi.co.jp/ja/radio/
特記事項:2018年4月1日に朝日放送からラジオ放送事業を承継し、朝日放送ラジオ株式会社に商号変更
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朝日放送ラジオ
Asahi Radio Broadcasting Corporation
種別 AMラジオ放送
放送対象地域 近畿広域圏
系列 JRNNRN
略称 ABC Radio
愛称 ABC radio、ABC Radio
ABCラジオ
1008(いちまるまるはち)
コールサイン JONR
開局日 1951年11月11日
本社 553-8503[1]
大阪市福島区福島
1丁目1-30[1]
演奏所 本社と同じ
親局 / 出力 大阪 1008kHz / 50kW
主な中継局 京都 1008kHz / 300W
大阪FM補完中継局生駒山) 93.3MHz / 7kW
公式サイト https://www.abc1008.com/
特記事項:周波数は1978年(昭和53年)11月23日4:59までは、1010kHz。
テンプレートを表示

朝日放送ラジオ株式会社[1](あさひほうそうラジオ、: Asahi Radio Broadcasting Corporation[1])は、近畿広域圏放送対象地域としたAMラジオ放送を行う放送局である。コールサインJONR。通称のABCラジオ(エービーシーラジオ)を呼称に用いる場合が多い。本項では、朝日放送ラジオの基礎情報などについて記述する。

概要

2018年(平成30年)4月1日に朝日放送が放送持株会社朝日放送グループホールディングス株式会社)へ移行した後は、放送免許を含めたラジオ放送事業を分割準備会社(朝日放送ラジオ分割準備会社株式会社)に分割・承継し、商号変更した朝日放送ラジオ株式会社(Asahi Radio Broadcasting Corporation)が特定地上基幹放送事業者として運営している[3]

周波数はAMラジオ1008kHz(ただし、京都府北部の一部や瀬戸内海沿岸では、NHK宮津中継局NHK福山中継局999kHzの混信を受けることがある)、FMラジオ93.3MHz。放送の起点は4:35(土・日は4:30)で、日曜深夜(=月曜未明)には、原則として0:35 - 4:35をメンテナンスタイムとして放送を休止する(2024年11月22日03時57分現在)[注釈 1][注釈 2][注釈 3]

ステーションキャッチフレーズは「いつもラジオと一緒、ABCラジオ」(2011年4月 - )。2014年4月からはこれと併用して「+Radio」(プラス・ラジオ)のキャッチフレーズも使用している(後述)。

また、MBSラジオと並列でJRNTBSラジオ系列)とNRN文化放送ニッポン放送系列)の両系列に所属(NRNにはラジオ大阪も加盟)。両系列の発足当初(1965年5月)から、クロスネット局として一部番組のネット受けを実施している。逆に、プロ野球中継やラジオドラマを中心に、自社制作の番組を(裏送りも含めて)JRN・NRN系列局へネットすることも多い。

民間放送教育協会には、分社前の1993年に加盟[注釈 4]。2018年の持株会社化に伴うテレビ・ラジオの分社後は、兄弟会社となった朝日放送テレビ(ABCテレビ)が会員資格を引き継いだため厳密には非加盟となったが、番組販売協力局に立ち位置を変更して引き続き参加している。

沿革

  • 1948年秋 - 朝日新聞東京本社内に朝日放送設立準備委員会を設置。このとき「ABC」の呼称も決まる。
  • 1949年12月15日 - 東京・大阪で「朝日放送株式会社」の設立申請を郵政当局に提出。
  • 1950年12月 - 東京の「朝日放送」は「東京放送」(電通系)、「読売放送」、「ラジオ日本」[注釈 5] と合同してラジオ東京(JOKR。現在のTBSラジオ)となる。
  • 1951年2月26日 - 大阪の「朝日放送」は新日本放送(現・毎日放送毎日新聞系)との合同工作に失敗。一転して同社と放送免許獲得競争を繰り広げる事となる。
  • 1951年3月15日 - 創立総会を開き、朝日放送株式会社設立。大阪府大阪市北区中之島朝日会館に本社を置き、初代社長に石井光次郎が就任。
  • 1951年4月21日 - 5回にわたる公聴会での激しいやりとりの末、新日本放送と共に予備免許を獲得。
  • 1951年11月11日 - 大阪市北区中之島の朝日会館から、新日本放送に続いて関西地区の民間放送局としては2局目、日本で3番目のAMラジオ放送を開始。周波数1010kc(kcは現在のkHz)、出力10kW
  • 1952年1月21日より1週間、朝日放送・新日本放送・日本電報通信社大阪支社(現在の電通関西支社)の3社共同で、阪神地区で初の「ラジオ聴取率調査」を実施。これは民放初の聴取率調査でもあった。
  • 1954年 - 1956年、当時朝日会館の四つ橋筋を挟んで東側(現・中之島フェスティバルタワー東地区の位置)にあったアイススケートリンク「アサヒアリーナ」をオフシーズンの夏場のみ借りて、「アサヒラジオホール」(収容人数3,000人)として朝日放送ラジオ専用の公開録音会場として使用していた。
  • 1958年4月1日 - 本社を「アサヒアリーナ」跡地に落成した新朝日ビル10〜13階に移転。移転と同時に同ビル地下に公開放送用ホールのABCホール(現在のリサイタルホール)がオープン。
  • 1958年6月 - ラジオ東京(JOKR。現在のTBSラジオ)とのネットが結ばれ、毎週水曜日には東西同時放送を実施。ラジオ東京と共同制作を行っていた。
  • 1959年10月1日 - 出力を20kWに増力。
  • 1961年12月1日 - 同社労働組合が実施したストライキの影響で、同日23時30分からテレビ・ラジオ共に停波。労使交渉妥結後の12月3日20時まで停波が続く。
  • 1965年5月2日 - JRN結成に参加。翌5月3日にはNRNの結成にも加わり、以降クロスネット化を推進しつつも在阪局で随一の自己制作比率を高めていく。
  • 1966年6月1日 - 大淀区(現在の北区)大淀南に完成したABCセンターに本社を移転。
  • 1971年11月 - 出力を50kWに増力。
  • 1978年11月23日 - 午前5時を以て、ラジオの周波数を1010kHzから現在の1008kHzに変更。
  • 1983年4月1日 - 気象情報の提供元を日本気象協会からオーシャンルーツ日本社(現在のウェザーニューズ[注釈 6]へ変更。
  • 1989年4月1日 - ラジオの通称を「ABCラジオ」へ変更。
  • 1992年3月15日 - 午前9時にラジオのAMステレオ本放送を開始した。MBSラジオ、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送も同時に開始。
  • 1995年1月17日 - 阪神・淡路大震災が発生。ラジオは『毛利千代子のおはようパートナー』が生放送中であったが、地震発生直後停電による中断が発生した。
  • 2008年1月1日 - 4代目となる新ロゴが登場。
  • 2008年5月19日 - 福島区福島1丁目へ本社を移転。
  • 2008年6月23日 - 演奏所(マスター)を新社屋に移転。新社屋からの最初の生番組は『宇野ひろみのおはようパートナー』であった。
  • 2009年7月6日 - 新社屋移転などによる経費の増大と、広告収入減収や地上デジタル放送の設備投資などの影響で、ラジオの平日22時から深夜にかけての放送枠を大幅改編。『ABCヤングリクエスト』以来43年間続いた自社制作の生番組を金曜日以外一旦撤退し、TBSラジオ、文化放送、ニッポン放送の平日帯番組を深夜枠に編成する。
  • 2010年3月14日 - AMステレオ放送を終了。翌日からモノラル放送に切り替え[4]
  • 2010年3月15日 - ほかの在阪ラジオ5局と共同でインターネットでのサイマル放送「radiko」を試験的に大阪府・京都府・兵庫県・奈良県内で開始した。「radiko」ではステレオ配信を実施。同年12月1日からの本運用では、対象エリアを滋賀県・和歌山県にも拡大している。
  • 2010年11月11日 - 朝日放送はラジオ開局記念日に当たるこの日から2012年3月31日まで、テレビ・ラジオ合同で「開局60周年企画」を展開。
    • ラジオでは2011年に、一般公募から選んだ歌詞を基に、キダ・タロー作曲の新しいステーションソング『ハッピーソング ハッピーボイス』を発表。同年3月14日には、同曲や過去のラジオ番組の音源などを収めたCD付きの記念本『ABCラジオ60周年記念CDブック いつもラジオと一緒』を、プラネットバルンから発売している[注釈 7]
  • 2014年3月31日 - 朝日放送ラジオは2009年7月以降続いていたTBSラジオ、文化放送、ニッポン放送の平日帯番組の多くを打ち切り、4年9ヶ月振りに自社制作番組の『よなよな…』や『夜は、おととも』といった若年層から中高年層をターゲットとした内容の帯番組をその時間で放送開始するなど自社制作番組増加の回帰傾向にある。なお2014年3月27日まで朝日放送ラジオにネットされていた『オールナイトニッポンGOLD』は同年3月31日から京阪神エリアでのネット局をFM COCOLOに移行。
  • 2016年3月19日 - この日の正午放送の在阪3局共同制作特別番組『ほんまもんのワイドFMをハッキリ愛して』より、MBSラジオ・ラジオ大阪と共に、奈良県生駒市生駒山にある生駒FM補完中継局からFM補完放送(ワイドFM、93.3MHz)を開始[5]
  • 2017年4月5日 - 放送事業承継の為の準備会社として朝日放送ラジオ分割準備会社株式会社を設立[3][6]
  • 2018年4月1日 - 放送持株会社体制移行に伴い、放送免許や諸権利を含めたラジオ放送事業を、朝日放送グループホールディングス株式会社(旧朝日放送)から朝日放送ラジオ分割準備会社に分割承継し朝日放送ラジオ株式会社に商号変更[6]。また、略称ロゴも、上記に表示のロゴの右下部に「Radio」または「ラジオ」が入ったもの(それぞれ「ABC Radio」および「ABCラジオ」)に変更。

送信状況

送信所

AM放送
親局 周波数 空中線電力 所在地 備考
大阪 1008kHz 50kW 大阪府高石市綾園4丁目4番17号[7][注釈 8] 1951年11月のラジオ放送開局時 - 1960年11月10日は、堺市築港南町(現在は同市堺区築港南町)の三宝海岸にあった堺ラジオ送信所から電波を発射。
海岸部という条件から電波が遠方まで届いていたが、海水による機器の劣化など、保守面で問題を抱えていた。
このため、内陸の土地に現在の送信所を建設したうえで、ラジオ開局9周年に当たる1960年11月11日から電波を発射している。
中継局 周波数 空中線電力 所在地 備考
京都 1008kHz 300W 京都府京都市東山区今熊野総山町 MBSラジオ・ラジオ大阪と共用。京都方面での難聴取改善のために1997年4月1日から運用を開始[8]
FM補完放送(ワイドFM)
中継局 周波数 空中線電力 所在地 備考
大阪FM補完中継局 93.3MHz 7kW[9][10] 奈良県生駒市鬼取町662番1号 大阪府東大阪市との府県境にある生駒山に設置されたFM補完中継局で、2016年3月19日正午から本放送を開始。
朝日放送テレビの送信所に併設されている[11]実効輻射電力12.5kW[12]

送信所の工事による深夜の放送休止

朝日放送ラジオ高石送信所は、毎週月曜未明・早朝の放送休止時間(1:05- 4:35、2024年11月22日03時57分時点)を放送設備のメンテナンスに充てているほか、2000年代におよそ2年に1回のペースで工事を実施。工事期間中には、月曜未明・早朝を除いて当該時間帯で生放送を実施している『もうすぐ夜明けABC』や、早朝番組の『ABCラジオショッピング』を休止している。

2005年の送信所工事
7月31日(日)- 9月3日(土)1:00 - 5:00の時間帯に放送を休止。通常は1時台に放送されている番組のうち、ノンスポンサー番組の大半や、4時台の宗教番組を休止した。また、後述するオープニング・クロージングを割愛する一方で、山下剛アナウンサーによる休止関連の告知を放送。ただし、ノンスポンサーの1時間番組であった『魁!!ランディーズ』『スレッドキングABC』については、放送枠を30分間に縮小したうえで放送を続けた。
2007年の送信所工事
8月6日(月) - 11日(土)及び13日(月) - 18日(土)2:00 - 4:35(土曜日は4:30)の時間帯に放送を休止。休止の時間帯には、オープニング・クロージングを割愛する一方で、2005年と同じく休止関連の告知を放送した。なお、当時月曜日1:00 - 2:45(日曜日深夜)に編成されていた『誠のサイキック青年団』については、8月6日・13日のいずれも1:00 - 2:00に短縮放送を実施。その一方で、8月12日(日)の未明・早朝のみ、通常編成に戻している。
2020年の送信所工事
8月18日(火) - 9月5日(土)の平日深夜1:00 - 4:15の時間帯に休止。過去のパターンと違って土曜深夜(日曜早朝)の休止は伴わない。休止対象となるのは『with you』であるが、これまでとは違いワイドFMでの送信やradikoでの配信があるため、番組自体の休止はせず、そちらで聴くよう促している。[13]

また、1997年の京都中継局設備工事と2000年の高石ラジオ送信所放送設備の更新工事期間中には、当時アナウンサーだった芦沢誠による休止関連の告知を放送している。

なお日曜ナイター実施日においても、極端な試合延長が生じない限り、21時以降の番組を休止(定時番組の場合は欠番扱い)として、そのまま1時5分で終了となる場合が多い。

AM放送

近畿広域圏を放送対象地域に定めているが、中継局は上記の京都中継局しか存在しない[注釈 9]

放送区域については、良好に聴取可能なマーケットエリア(5mV圏)は大阪府の殆どをはじめ、京都奈良滋賀和歌山各府県の一部、兵庫岡山香川徳島各県の瀬戸内海沿岸となっており近畿地方以外では岡山市倉敷市高松市徳島市も含まれる[14]。サービスエリア(0.25mV圏)は東は静岡県西部(浜松市周辺)、西は福岡県大分県の瀬戸内海沿岸(北九州市大分市周辺)、北は福井県福井市周辺)や鳥取県鳥取市周辺)、南は高知県室戸市高知市周辺)までをカバーしている[14]

近畿地方の山間部などの一部地域では夜間以外は聴取困難ないし不可能な地域がある[要出典][注釈 10]昼間は、近畿広域圏以外では、東は静岡県(2016年に千葉県館山市で受信した事例がある。)付近から西は広島県付近や大分県中津市付近や福岡県豊前市付近までの地域で聴取可能である[要検証]

大阪親局(高石送信所)の電波は、夕方から朝方までは、上空の電離層反射により遠距離まで届くようになるため、中京圏首都圏四国九州東北などの全国各地で聴取することができる。 ただし、一部地域では、周波数が近いNHK福岡放送局ラジオ第2放送(1017kHz)と混信する場合がある。近隣国では1008kHzを使う局が韓国KBS束草局(50kW)、ロシアのRadiostantsiya Yunostハバロフスク局(50kW)、中華民国(台湾)の台湾国際放送(600kW)があり[15]、混信する場合がある。

1992年3月15日から2010年3月14日[16] までは、親局・京都局ともAMステレオ放送を24時間実施していた。

radiko

2010年3月15日からは、朝日放送の本社に関西地方のradiko配信システムセンターを設置[17]。他の在阪ラジオ5局と共同で、ウェブサイトradiko.jp[18] において、IPサイマルラジオ(インターネットによるサイマル放送)の実用化試験配信を実施していた[19]。ただし、試験配信の期間中は、配信エリアを大阪京都兵庫奈良の2府2県に制限していた[20][21]

2010年12月1日からのradiko本運用では、配信エリアを滋賀県和歌山県にも拡大したため、近畿2府4県内であればradikoによる朝日放送ラジオの聴取が可能になった。なお、『radiko.jp』プレミアム(本来の放送・radiko配信外エリアからも番組を聴取できる有料サービス)には、運用開始(2014年4月1日)の当初から参加[22]。同日12:00から生放送のレギュラー番組『とことん全力投球!!妹尾和夫です』が、『radiko.jp』プレミアムによる最初の同時配信番組になった。

放送局記号は「ABC」。

FM補完放送 (ワイドFM)

朝日放送ラジオでは、AM放送のサービスエリア内における難聴・災害対策を目的に、総務省FM補完放送(ワイドFM)の免許を申請。その結果、毎日放送(MBS)・大阪放送(OBC)と共に、2015年7月27日付で予備免許を交付された。

予備免許の交付後は、試験電波の発射を経て、2016年2月29日付でMBS・OBCと共にFM補完中継局本免許を交付。3月19日(土曜日)の12:00に編成する『ほんまもんのワイドFMをハッキリ愛して』(朝日放送ラジオ・MBSラジオ・OBCの共同制作・同時生放送による特別番組)から、従来のAM放送と並行しながら、関西地区のラジオ局では初めて大阪FM補完中継局からの本放送を開始した[5]

周波数は93.3MHzで、大阪府のほぼ全域と兵庫県・京都府・和歌山県・奈良県の一部をサービスエリアに設定。乾麻梨子アナウンサーが、ABC代表の「ワイドFM大使」として、MBSラジオ・OBCの番組やPRイベントにも登場している。

なお、2020年6月19日金曜日)からは、「虎ジオ」(USB充電式・円形缶バッジ状の朝日放送ラジオワイドFM専用受信機)を発売。年度上半期を中心に阪神タイガースの公式戦を長年中継していることを背景に、タイガースのニックネームにちなんで「虎」の名を冠したほか、タイガースのホームゲーム用ユニフォームをかたどったデザインを受信機に施している。この発売に先駆けて、同月の聴取率調査週間には、タイガース関連番組・コーナー共通のリスナープレゼントに提供されている(希望するリスナーから抽選で100名に進呈)。

聴取率・JRN及びNRN番組のネット受け状況

番組編成の特徴

かつては、トークバラエティー番組が多いMBSラジオと、歌謡曲のリクエスト番組が多い朝日放送ラジオとの間である程度棲み分けが存在していた。しかし、在阪FM局躍進の影響で若年層のリスナーが減っているため、現在では以上のイメージが混在しつつある。

番組編成については、平日には自社制作番組の比率が高い。しかし、土曜・日曜はかねてから、早朝・夜間を中心にTBSラジオ・文化放送・ニッポン放送制作の箱番組を比較的多く放送。一部の時間帯では、かしわプロダクションからの配給による収録番組を充てている。毎年に実施される番組改編の比率も、2009年7月の改編(後述)までは、FM局を含めた在阪ラジオ局の中でFM802に続いて少なかった[注釈 11]

土曜・日曜の午後には、1980年代から長時間のワイド番組を編成することが多い。この編成は、阪神戦(土曜日は2004年まで近鉄戦)のデーゲーム中継や、後述する競馬中継を考慮していることによる。

基本として毎年3月下旬 - 9月上旬に放送される日本プロ野球の中継については、自社制作による関西ローカル向けの阪神戦中継を中心に、TBSラジオがキー局に当たるJRNや、ニッポン放送や文化放送がキー局に当たるNRNにも対応。ニッポン放送や文化放送が制作する収録番組を、プロ野球のオフシーズンに放送することもある。『箱根駅伝実況中継』(文化放送制作)や『福岡国際マラソン中継(KBCラジオ・ニッポン放送共同制作。朝日新聞社主催)など、プロ野球以外のNRNのスポーツ中継については、大阪地区で朝日放送ラジオだけが放送することが多い。かつてはJリーグなどのサッカーの試合も(主にニッポン放送制作分の同時ネット方式で)中継していたほか、2007年から2018年までの箱根駅伝中継には、朝日放送(当時)に所属する関東地区出身のスポーツアナウンサーから1名を実況要員として派遣。一時は、自社で制作したラジオドラマを、文化放送とニッポン放送にレギュラーで1番組ずつ配信していた。

大阪地区におけるニュースのネットワークについては、JRNにMBSラジオ、NRNにOBCが加盟するのに対して、朝日放送ラジオは朝日新聞からの協力の下にニュースを自社で制作。そのため東京地区のニュースに関してはNRN担当から外れることが多いニッポン放送提携し、同局から配信されたニュース音源を取り上げたり、中継を結ぶこともある(東京のNRNニュースはごく一部の番組を除き原則的に文化放送が担当)。

1975年7月からは、日曜日の午後に『ABC中央競馬中継』を編成。先に中継を始めていたMBSとの差別化を図るべく、虫明亜呂無をレギュラーゲストに迎えるなど、競馬のロマン性を前面に押し出していた[23]1980年代からは、阪神のデーゲーム中継や生ワイド番組への内包コーナー扱いで、当日のメインに該当する1つのレースのみ中継[注釈 12]。阪神戦の中継と重なる場合には、競馬生中継を優先するか、レース終了後に時差放送形式で実況音源を流していた。しかし、2013年4月改編で競馬中継から撤退。2004年から競馬の重賞レース期間中に独立番組として放送されてきた『ジョッキー・ルーム』も、この改編から放送を開始した生ワイド番組『Monday! SPORTS - JAM』に内包されるようになった。

アニラジに関しては、2019年3月まで文化放送制作の番組が1本放送されていた。自社制作のアニラジは一貫して制作されていなかった[注釈 13] が、2014年4月から1年間、初めて自社制作による『吉田仁美のプリキュアラジオ キュアキュア♡プリティ』を放送していた。2018年4月には朝日放送テレビ制作の声優を題材としたドラマ『声ガール!』の関連番組として『戸松遥のおとまつでした。』が10週にわたり日曜深夜に放送された。2019年4月以降、アニラジはネット受けも含めて全く編成されていない。

「スペシャルウィーク」

朝日放送ラジオでは例年、年に数回(現在は4月・6月10月12月、以前は6月12月のみ)実施される「ビデオリサーチ関西圏ラジオ個人調査」(いわゆる聴取率調査)期間に合わせてスペシャルウィーク(以前は「ABCラジオ ジューシーデイズ (14DAYS)」と題していた)というキャンペーンを展開している。「ジューシーデイズ」という名前は、聴取率週間の前週から2週間開催されることによる。2007年頃までは、6月と12月の聴取率調査に合わせたキャンペーンに、毎回違ったタイトルを冠していた。ただし、年4回の調査に移行してからは、「(季節名)のジューシーデイズ」に統一。サブタイトルで変化を付けていた。調査期間が1週間に短縮されてからは、「ジューシーデイズ」に代わって、期間ごとに異なる名称を使用(例:2015年12月「ABCラジオ やったるDAYS」)。その一方で、調査前週の月曜日から調査最終日(日曜日)までの期間を、「スペシャルウィーク」に設定している。

また、「ジューシーデイズ」の期間中は、日曜日の最終番組終了後に特別番組枠として「サンデーミッドナイトスペシャル」を編成。レギュラー番組の特別版、パイロット番組、『ハロプロやねん!スペシャル』などを組み込みながら終夜放送を実施していたが、現在は聴取率週間でもメンテナンスを実施する場合が多い。2010年度のは「アタックウィーク」と銘打ってのキャンペーンを展開していた。

年頭から日本国内で新型コロナウイルスへの感染が拡大している2020年の聴取率調査週間では、6月にスペシャルウィークの設定を見送ったものの、12月の調査週間(第3週)および前週(第2週)に設定した「ABCラジオ リスナー大感謝祭」で異例の企画や編成を実施。万博記念公園大阪府吹田市)で例年開催している全局ぐるみの公開イベント(「ABCラジオまつり」「ABCラジオ スプリングフェスタ」)が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止を余儀なくされていたことを背景に、自社制作による生ワイド番組間のコラボレーション企画として、前後や別の時間帯の番組のパーソナリティをゲストとして連日出演させている(例:「ABCパワフルアフタヌーン」月曜枠『上沼恵美子のこころ晴天』から上沼恵美子が『おはようパーソナリティ道上洋三です』の12月14日放送分にゲスト出演)。また、(ナイターオフ期間限定番組の『ラジオで虎バン!』『伊藤史隆のラジオノオト』を含めて)正時スタートの生ワイド番組の放送枠が連続する時間帯(平日9:00・12:00・15:00・19:00および土曜日10:00)には、「ABCラジオ リスナー大感謝まつり」の期間中のみ(通常は番組の合間に1分間設定している)ステーションブレイクをはさまず、前枠番組(通常編成より放送時間を1分間延長)→時報CM→時報→後枠番組の順に放送。前枠番組のエンディングでは、MBSラジオ平日午後~夕方帯の生ワイド番組のように、後枠番組の出演者とのクロストークの時間も特別に設けている。

なお、聴取率調査期間とは異なるものの、2020年3月には「今こそ、家族とABCラジオ」というキャンペーンを展開。「親子電話」(リスナーの親子から希望者が電話で出演する企画)「親子リクエスト」(親子で楽しめる楽曲のリクエスト企画)「エビシー(朝日放送グループのステーションキャラクター)がパッケージに描かれたコーンポタージュ味のうまい棒を(局全体で)1万本プレゼント」など、親子ぐるみのリスナーに焦点を当てた特別企画を自社制作の生ワイド番組で連日実施しているほか、『ラジオで卒業式~今こそ、家族とABCラジオ~』という特別番組の編成に至っている。日本国内における新型コロナウイルス感染拡大防止策の一環として、国内の大半の小中学校・高校・特別支援学校で、同月の第1週から一斉休校やクラブ活動の一斉休止措置が講じられていたことによる。このキャンペーンを背景に、2020年6月からは一時、「いつもの笑顔で ABCラジオ」というステーションメッセージを設定している。

聴取率

聴取率については、2008年頃までかなり高く、大阪府内に本社を置くMBSラジオやラジオ大阪 (OBC) やFM各局など他局の追随を許さない状態が続いていた。2007年10月ビデオリサーチによる関西圏聴取率調査では、15期連続となるAM局内首位を達成(FM局を含めた全局内首位は7期連続)。平日の昼間に関してはFM局とは互角で、MBSラジオやOBCとは大きく差を開けていた。特に、平日朝の『おはようパーソナリティ道上洋三です』、平日昼間の『上沼恵美子のこころ晴天』、ナイターオフ番組の『歌謡大全集』、月〜金曜深夜の『ABCミュージックパラダイス』(2009年上半期で終了)、日曜深夜の『誠のサイキック青年団』(2009年3月終了)などは長寿番組で聴取率も非常に高かった。

しかし、2008年12月の聴取率調査では平日昼間の番組に関して、MBSラジオの『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』が放送時間帯全局聴取率1位を獲得、FM局も含む全局全番組中の聴取率でも4位となり[24]、同時間帯放送枠の「ABCパワフルアフタヌーン」が後塵を拝する立場に逆転。2009年3月には『サイキック』が「諸般の事情により前週の放送にさかのぼって最終回とする」という前代未聞のアナウンスで突然の打ち切りとなる。

2009年 - 2013年の改編

2009年4月、MBSラジオは局史上最大規模の番組改編(改編率53%)を実施。同年6月の聴取率調査で在阪局の単独首位に立った。これに対して、朝日放送ラジオでは2009年7月6日放送分から、平日午前 - 午後の時間帯と全日22時 - 深夜の時間枠を大幅に改編。『ABCヤングリクエスト』以来43年続いた平日22 - 25時台の自社制作枠を金曜日の新番組『ミューパラ アグレッシブ』(『ABCミュージックパラダイス』の後継番組)に縮小するなど、自社制作番組の比率を改編前から20%ほど減らした。

平日の22時 - 深夜3時台には、『銀河に吠えろ!宇宙GメンTAKUYA[注釈 14](2009年11月30日から『オールナイトニッポンGOLD』、いずれもニッポン放送制作で月 - 木曜日のみネット)→『レコメン!』(文化放送制作、24:00台の全国ネット枠のみ)[注釈 15]→『JUNK』(TBSラジオ制作)[注釈 16] など、在京局の制作番組のネット受けに転向した。

朝日放送ラジオが7月としては異例の大規模な改編に踏み切った背景には、前述の聴取率調査の結果(ただし、聴取率の結果が発表されるのは翌月中旬であるため、改編時点では結果は発表されていない)とは別に、新社屋の移転(2008年6月)などによる経費の増大、広告収入の赤字、テレビ部門の地上デジタル放送の設備投資の影響が挙げられる。また、平日夜間 - 深夜帯を中心に在阪FM局の台頭が著しいことや(これはMBSラジオやOBCでも同じ傾向が見られる)、「東京の番組を関西でも放送して欲しい」というリスナーの要望が以前から多かったこともある。ただ、その後の聴取率調査でも、MBSラジオ(2009年10月調査)やFM802(2009年12月調査)に首位を奪われた。また、セッツインユース(全局聴取率)は7.9%(2009年10月調査)に低下していた。

これを受けて朝日放送ラジオでは2010年春にもさらに43.8%の大幅改編を実施し、番組時間帯の見直しなどを実施。これにより同年4月期の調査で3期ぶりに同率ではあるが首位に返り咲き、平日平均シェアも単独首位となった[25]。さらに2011年春の調査でも全日・平日平均で首位となった[26]。しかし、その後の調査では、首位の座を再びMBSラジオに明け渡している。

なお、2013年1月には、ナイターオフ編成下では異例の番組改編を実施。2012年12月の最終週には、土曜・日曜に放送してきた自社制作番組(『芦沢誠のGO!GO!サタデー』『日曜さくらい倶楽部』『しもぐち☆雅充の今夜は歌わナイト』『小山乃里子のうた声ラジオ』など)を一斉に終了させた。これらの枠については改編後も自社制作を維持し、主として30-40代のいわゆる「団塊ジュニア」世代をターゲットとした新番組を立ち上げている[27]

2014年4月の改編「+Radio」

2014年3月31日から始まる同年の4月改編では、「radiko.jpプレミアム」の運用開始を背景に、在京局制作番組(前述)の同時ネットに充てていた月 - 木曜日22:00 - 25:00台・月 - 金曜日25:00 - 27:00台の編成方針を一新。『オールナイトニッポンGOLD』[注釈 17](『銀河に吠えろ!宇宙GメンTAKUYA』の後継番組)、『レコメン!』シリーズ、および『JUNK』の同時ネットを終了させたうえで、『よなよな…』『夜は、おととも』(いずれも自社制作・生放送の帯番組)の放送を開始した。ちなみに、上記の時間帯に自社制作のレギュラー番組を編成するのは、『ABCミュージックパラダイス』『ABC発午前1時』の終了(2009年7月)以来4年9ヶ月振りである。編成全体では、30代・40代やスマートフォンからradikoで番組を聴取するリスナーに向けて、「+Radio」(プラス・ラジオ)[注釈 18][28] というコンセプトを提唱。上記以外の時間帯の番組でも、放送時間や出演者を相次いで変更している。

この改編について、当時の朝日放送ラジオ側では「ラジオというのは何かあった時に頼られる媒体。当社も大災害への備えをしておくべきということで、今春の改編で生放送率を79%に、自社制作率を93%に上げた。ラジオは地域密着型であるべきだし、一方、エリアフリーの「radikoプレミアム」のサービス開始で、全国のリスナーに当社のラジオを聞いてもらいたいということも背景にあった。」と説明している[29]

ワイドFM開始後の改編

radikoプレミアムのスタート後、大きな改編はしばらく実施していなかったが、2016年秋改編にて1968年から48年間続いていた早朝5 - 6時台前半の『おはようパートナー』シリーズを終了させて『朝も早よから 中原秀一郎です』をスタート。また、1983年から34年間続いていた3 - 4時台の『もうすぐ夜明けABC』(および同じパーソナリティが出演する2014年スタートの1:00 - 3:00枠『夜は、おととも』)を2017年末で終了し[注釈 19]、2018年明けから『おととも』『もうすぐ夜明け』2番組の枠を統合の上パーソナリティを一新した『with you』がスタートしている。

土曜午後のワイド番組については、『南山千恵美のMusic Smile』が2016年秋改編で終了したことに伴って、慶元まさ美(「おはようパートナー」シリーズの最終パーソナリティ)の冠番組『慶元まさ美のSounds Good!』を放送。もっとも、慶元は2017年春改編からラジオ大阪で『慶元まさ美のハッピー・モーニング』(平日午前中の帯番組で)のパーソナリティも担当。日曜日を除く週6日にわたって複数のラジオ局で長時間の生放送番組へ単独で出演する事態に至ったため、2017年秋改編から『Sounds Good!』に代わって『感度良好!中野涼子です』が放送されている。

平日午前 - 夕方枠のワイド番組については、2010年度から2017年度まで手を付けられていなかったが、2018年4月改編で「ABCパワフルアフタヌーン」火曜枠の『とことん全力投球!!妹尾和夫です』が日曜の午前枠で『全力投球!!妹尾和夫です。サンデー』として再スタート[注釈 20]。火曜枠には、『よなよな…』月曜パーソナリティの森脇健児を異動させたうえで、『森脇健児のケンケン・ゴウゴウ!』を立ち上げた。『よなよな…』でも、森脇に代わって増田英彦ますだおかだ)を火曜枠のパーソナリティに起用するなど、水曜以外の曜日でパーソナリティの顔触れを一新した。

2019年には、金曜日の22 - 24時台に編成されていた『下埜正太のショータイムレディオ』の放送枠を、1月から9月まで火 - 木曜の21時台にも拡大。金曜日のみ、1月から放送開始時間を21時台に繰り上げる一方で、24時台の後半に『藤原竜也のラジオ[注釈 21] を始めた。また、朝日放送ラジオにおける中原秀一郎との嘱託契約期間満了に伴って、『朝も早よから 中原秀一郎です』のパーソナリティを1月から朝日放送テレビアナウンサーの芦沢誠桂紗綾に交代。月 - 木曜は『朝も早よから 芦沢誠です』、金曜のみ『朝も早よから 桂紗綾です』(金曜)として放送されている[注釈 22]

さらに、2019年4月からは、平日の午前ワイド枠(9:00 - 12:00)と夕方ワイド枠(15:00 - 17:55)を月 - 木曜日と金曜日で分割。従来の平日帯ワイド番組(午前枠『ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です』・夕方枠『武田和歌子のぴたっと。』)の放送曜日を月 - 木曜日に短縮する一方で、金曜の午前枠に『喜多・西森のゆかいな金曜日!』、金曜の夕方枠を『浦川泰幸の金曜はウラから失礼』に充てた。このため、平日早朝 - 夕方のワイド枠で月 - 金曜日を通じて放送される番組が、『おはようパーソナリティ道上洋三です』だけになった。

2020年の10月改編でも、平日の早朝 - 夕方で、『おはようパーソナリティ道上洋三です』を除いて月 - 木曜日と金曜日に別々の生ワイド番組を編成する体制を維持。ただし、平日夕方枠の番組を『武田和歌子のぴたっと。』から『ウラのウラまで浦川です』(『金曜はウラから失礼』の後継番組)、金曜夕方枠の番組を『浦川泰幸の金曜はウラから失礼』から『柴田・西森のぼちぼち金曜日』(『ゆかいな金曜日!』の後継番組)、金曜午前枠の番組を『喜多・西森のゆかいな金曜日!』から『横山太一のピカイチ☆ブランチ!』に変更した。

番組一覧

アナウンサー

朝日放送ラジオは自社でアナウンサーを雇用しておらず、基本的に兄弟会社の朝日放送テレビから派遣を受けている。スカイ・エーも同様の体制を採っているために朝日放送グループのアナウンサーはラジオ・テレビ・CSの3波で共通化されている。

この体制は朝日放送ラジオ同様にラテ兼営から分社化したTBSラジオ(兄弟会社のTBSテレビから。更にBS-TBSも同じ体制でTBSグループのアナウンサーは朝日放送グループ同様3波共通)・STVラジオ(親会社の札幌テレビ放送から)・CBCラジオ(兄弟会社のCBCテレビから)・MBSラジオ(予定。MBSテレビ部門が残る〈新〉毎日放送から)と同様で事実上のラテ兼営局共通の体制である。

なお、テレビでの肩書きが「ABCテレビアナウンサー」に変更されたが、ラジオでの肩書きは旧朝日放送時代の「ABCアナウンサー」のまま。

時報

時報は正報音のみで、予報音「プッ、プッ、プッ」がない。日本では珍しく、「ポー」と響く低いドの音を採用している。以前は同じ低い音であるが「プー」と響かずに切れていた。なお、サイマル放送を行なっているradikoでは時報音が流れず、この部分は無音となっている。かつては朝日放送テレビの時報でも同じ音が使用されていた(大淀旧社屋時代)。

2021年1月現在、月曜から金曜の早朝から日中と、土曜・日曜の午前中を中心に時報スポンサーが付いている(下記参照)。それ以外の場合は、単に時報音が鳴るだけである。ただし、「時刻は○時」や「○時です」というアナウンサーもいる。

1991年以前のスポンサーが付かない場合の時報は、現在も放送終了時に流すオルゴール(曲名『聞こうABC』)と同じ曲で別アレンジのオルゴールを流していた。その後、時報の音楽は2度変更されて、現在のスタイルとなった。

大淀の旧本社社屋で放送されていた2008年6月22日までは「ポーン〜」と最後まで伸びた感じの時報だったが、福島の現本社社屋からの放送となった6月23日以降は時報の最後が途切れる感じの時報(「プー」の単音時代の時報に近い)となっていたが、8月以降は時報のカットアウトタイミングを元に戻して元のスタイルに戻っている。

このほか、1990年代までは平日は夜間を除くほぼ毎時(土曜と日曜は概ね3 - 4時間ごと)の時報直後に『ABCニュース』(5 - 15分)を放送していたため、この時報直後の『ABCニュース』にも曜日ごとにスポンサーが付いていた(2021年1月現在は時間帯によりスポンサーあり・なしが分かれる)。

時報スポンサー

月曜日から金曜日の時報スポンサー一覧(2021年1月現在)
スポンサー 番組名
月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
5時 なし 朝も早よから 芦沢誠です 朝も早よから 桂紗綾です
6時
7時 神明 おはようパーソナリティ道上洋三です
8時 なし[注釈 23]
9時 T.M.G[30][注釈 24] ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です 横山太一のピカイチ☆ブランチ!
10時 大同生命
11時 モノタロウ
12時 エースコックワンタンメン ABCパワフルアフタヌーン
13時 パチンコ&スロット
スーパーコスモグループ
[注釈 25]
14時 スミリンケアライフ
15時 コクミン[注釈 26] ウラのウラまで浦川です 柴田・西森のぼちぼち金曜日
16時 尼崎信用金庫[注釈 27]
17時 パチンコ&スロット
スーパーコスモグループ[注釈 25]
ウラのウラまで浦川です 桑原征平の快適生活
ラジオショッピング!
征平・あさお
どす恋ラジオ
高野あさおの快適生活
ラジオショッピング!
清水章弘の合格への道
18時 食べログ[注釈 28] ミラクル・サイクル・ライフ
TBSラジオ制作
ラジオで虎バン!
19時 ECC[注釈 29] 桂りょうばの落語トラベル 伊藤史隆のラジオノオト
日曜日の時報スポンサー一覧(2024年11月22日03時57分現在)
スポンサー 番組名
土曜日 日曜日 土曜日 日曜日
10時 宮っ子ラーメン 征平・吉弥の土曜も全開!! 全力投球!!妹尾和夫です。サンデー
11時 なし[注釈 23]
12時 高須クリニック 磯じまん おぎやはぎのクルマびいき
(TBSラジオ制作)
カウス ミュージックトーク
13時 パチンコ&スロット スーパーコスモグループ[注釈 25] 週刊ニュース解説 辛坊治郎のズバリ&どうよ! STAR☆MUSIC☆SUNDAY
17時 武田和歌子 タソガレレストラン 小林大作のメモリーズ・オブ・ユー

時刻告知

00分以外の場合、番組の前に時刻を告知することがある。時報前にオルゴールを流していた頃は、時刻だけを言っていたが、1991年に00分のオルゴールをやめた後はチャイムを鳴らしてから時刻を告知するようになった。近年は、各番組の放送時間の関係からか、2018年7月現在、専用のジングルを流した後の時刻告知は月曜日の朝4時35分(オープニング後)に流れる程度でほとんど使われていない。

また、『おはようパーソナリティ道上洋三です』においては番組独自の告知を行っており、カッコウや風鈴などの季節によって変わるサウンドエフェクトのあとに合成音声による時刻告知を行っている。CMや番組進行に関係なく強制送出されており(すなわちCMにも被せて流している)、6・7時台は5分おきに、8時台は10分おきに流される。

拠点

東京支社

105-0013 東京都港区浜松町2丁目3-1 日本生命浜松町クレアタワー18階[1]

スタジオ

ラジオスタジオは本社13階に5つ設けられていて、在阪ラジオ局の中でもっと高い所にあるスタジオである。 生番組は基本的に第2スタジオと第3スタジオを交互に使用している。

第1スタジオ
よなよな…
(もっとも広いスタジオで、主に収録番組の録音用スタジオとして使用)
第2スタジオ
おはようパーソナリティ道上洋三です、「ABCパワフルアフタヌーン」枠の生ワイド番組、伊藤史隆のラジオノオト(2017年度以降のナイターオフ番組)、征平・吉弥の土曜も全開!!
第3スタジオ
朝も早よから 芦沢誠です(月 - 木曜日)/朝も早よから 桂紗綾です(金曜日)、ドッキリ!ハッキリ!三代澤康司です(月 - 木曜日)/横山太一のピカイチ☆ブランチ!(金曜日)、ウラのウラまで浦川です(月 - 木曜日)/柴田・西森のぼちぼち金曜日ABCフレッシュアップベースボール(スタジオパート)、サクサク土曜日 中邨雄二です感度良好!中野涼子です、全力投球!!妹尾和夫です。サンデー、STAR☆MUSIC☆SUNDAY
第4スタジオ
with you
(2018年1月から、前番組の『夜は、おととも』『もうすぐ夜明けABC』でも使用)
第5スタジオ
ラジオCM収録用
その他(本社外スタジオ)
備考
新社屋では、セキュリティが大変強化されているため、スタジオから同じフロアのトイレに行くのにも、IDカードが必要。そのため、IDカードを持って出るのを忘れたパーソナリティがトイレのあと、スタジオに入って来られないことが起きることがある。例として、2008年11月8日桑原征平・2014年6月12日吉田詩織など。
2020年の4月以降は、新型コロナウイルスへの感染が日本国内で拡大していることを背景に、以下の措置を講じている。
4月2日(木曜日)に放送された『伊藤史隆のプレイボールまで待てない』(プロ野球レギュラーシーズンの開幕が当初予定の3月19日から遅らせていることに伴って『ABCフレッシュアップベースボール』のナイトゲーム中継枠で4月10日までに急遽編成された特別番組)からは、生放送に使用する第2・第3スタジオ内のテーブルの中央部を、透明なアクリルボード(厚さ1cm程度)で隔てている。感染拡大の一因とされる飛沫感染を避けるための措置で、『プレイボールまで待てない』で使用された第2スタジオのアクリルボードには、スペシャルパートナーとして出演したミルクボーイが直筆のサインを放送中に入れた。
4月2日の『武田和歌子のぴたっと。』以降の生放送番組では、第2・第3スタジオと副調整室の間のドアを放送中にも常時開放。翌週(4月7日=月曜日)からは、自社制作番組内の生中継企画・コーナーを一斉に休止しているほか、朝日放送テレビと共通の暫定措置として、上記スタジオへの出演者を関西地方の在住者に事実上限定している。このため、活動や生活の拠点を首都圏に置く生ワイド番組のパーソナリティやレギュラーパートナーは、電話やスカイプによる出演へ移行している。
関西地方に住む生ワイド番組のレギュラーパーソナリティのうち、上沼恵美子は、4月13日から『上沼恵美子のこころ晴天』(「ABCパワフルアフタヌーン」月曜枠)へのスタジオ出演を1ヶ月半ほど休止。桑原征平は4月18日放送分の『征平・吉弥の土曜も全開!!』、道上洋三4月20日(月曜日)の『おはようパーソナリティ道上洋三です』から、5月下旬まで自宅からの全編生出演に切り替えていた[34]。道上・桑原については、この時点で他のパーソナリティより高齢(70代の後半)であることを踏まえて、朝日放送ラジオ社長の岩田潤が自宅からの出演を直々に要請したという。

特記事項

プロ野球中継

原則として毎週月曜と金曜 - 日曜はNRNライン(キー局:月・金はニッポン放送、土・日は文化放送)、火曜 - 木曜はJRNライン(キー局・TBSラジオ)でネット受けをしていたが、地元・阪神タイガースが絡む試合は2003年以降ビジターの試合でも朝日放送ラジオのスタッフを派遣して中継することが多い[注釈 30]

2007年度は、土曜・日曜のナイターについては原則、阪神戦がある場合を除いて中継を行わず独自編成となった。しかし2008年度以後は、春季(4月度)は左におなじであるが、7月度の番組改編時より『ABCフレッシュアップベースボールスペシャル』として、阪神戦の開催如何に関わらずJRNライン(2010年度からはNRNライン)に従ったナイター放送を行っているが延長オプションは無い。ただし、阪神戦がデーゲームを含めて実施されない(もしくは高校野球のため放送できない)場合は、全国放送のナイターを延長オプションありの『ABCフレッシュアップベースボール』として放送する。また2010年度から土曜日の『ABCフレッシュアップベースボール』デーゲーム中継については当日午後に放送されているワイド番組内の一コーナーとして放送されている。

2001年から2005年に行われたマンデー・パ・リーグでは、原則としてナイターの放送はしなかったが、朝日放送ラジオ制作の実況中継を行い、地方局(KBCラジオやSTVラジオなど。なお東京圏は文化放送がネット局であるが、同局は自社製作分を放送し、朝日放送ラジオは技術協力のみ)に向けて、関西勢の試合を裏送りネットで放送した。なお、近鉄バファローズが優勝争いした際の終盤戦は、特例として自社でも放送したことがあった。
このほか、2008年以降は『文化放送ライオンズナイター』(平日の関東ローカル)についても、技術協力を行っている。

日本シリーズに関しては2018年まで第1・2・6・7戦はJRNライン(2018年はニッポン放送制作の非NRN扱い分)、第3・4・5戦はNRNライン[注釈 31] で放送していた。2019年は地元チームが勝ち上がらない場合は放送なしとしたが、2020年以降も朝日放送ラジオがその措置を継続するか、MBSラジオと交互にその扱いとなるかは未定。これまで関西地方以外で開催のビジター扱いの試合もは阪神出場時は朝日放送ラジオのスタッフが乗り込み、自社制作で中継していたが、在阪パ・リーグ球団[注釈 32] の出場時は、阪神戦同様乗り込み自社制作を行うか、リポーターのみ派遣の上で地元局およびキー局からのネット受けとするかがその時々により異なった。

なお2010年から、JRNナイターのキー局であるTBSラジオが原則土・日のプロ野球中継を取りやめたため、朝日放送ラジオは文化放送 (QR) をキーステーションとする関西地区の土・日NRN中継担当となった[注釈 33]。また、土・日のビジター(関東地区)の阪神戦を中継する場合、ヤクルト主催の場合は原則として文化放送またはニッポン放送が技術協力するが、それ以外のチームの主催では文化放送・ニッポン放送の要員や放送ブースなどの都合によりTBSラジオが技術協力することもあった。

TBSラジオが自社での野球中継を廃止した2018年からは、DeNA主催試合のみTBSラジオの裏送りまたは自社制作時の技術協力を継続し、巨人主催試合は非NRN扱い時はRFラジオ日本からのネット受けまたは週末デーゲーム時の技術協力を受けている(RFラジオ日本・朝日放送ラジオともに自社制作を行った場合の巨人主催や、西武・ロッテ主催時の技術協力担当局は不明)。また、文化放送ライオンズナイターには技術協力だけでなく火 - 木曜について裏送りまたは同時ネット配信を行うようになった一方、金曜は朝日放送ラジオがニッポン放送 - NRN向けと二重製作するか、MBSラジオが担当するかがその時々により異なることになった。

ただし、土・日のデーゲーム中継では引き続き原則としてJRN単独局(HBCラジオ・CBCラジオ・RKBラジオの3局が該当)とのネット関係を継続[注釈 34] するため、中日・日本ハム・ソフトバンクの関西でのビジターゲーム中継は、日程や開催時間帯によってネット関係が変動する状況となっている[注釈 35]。これに伴い、土・日の他球場の試合速報チャイムは自社単独放送時も含めてナイターではNRN仕様を基本とし、NRN単独局へネットする時以外の自社制作のデーゲームと、阪神のビジター試合をJRN単独局の技術協力の元で自主制作する場合には、JRN仕様のものを使う(MBSラジオも類似した運用で対応)。

また2014年からは、日曜日の「巨人 vs 中日」の裏カードの阪神主催デーゲームをNRN単独局の東海ラジオ(SF)に同時ネットしている[注釈 36]。なお、「阪神 vs 中日」のデーゲームは聴取率調査期間などの日曜日にCBCラジオが朝日放送ラジオからネット受けせず自社乗り込みを実施した場合も従前通りMBSラジオが裏送りしている他、聴取率調査期間での開催が多い交流戦の「オリックス vs 中日」は東海ラジオ・CBCラジオの両局とも自社制作となることがある(技術協力局についてはその時々のより異なる)。

高校野球中継期間中の編成

全国高校野球選手権大会(8月)が行われる期間中、朝日放送ラジオでは開会式、全試合試合開始から試合終了まで[注釈 37]、そして閉会式と完全実況中継を放送するため、通常放送しているワイド番組は休止や短縮放送になる。

大会期間中、雨天順延などで試合が行われない場合は、通常番組が復活する。しかし、この大会実況中継で番組が休止の間、パーソナリティもそれぞれ夏休みを取っている場合が多く、雨などで番組が復活しても、通常日の番組パーソナリティが夏休みのため出てこずに、通常とは異なるピンチヒッターの出演者による生放送であったり、大会直前に収録したレインコートバージョンの放送になる場合、さらに高校野球期間中はレギュラー番組そのものを休止して、通常とは全く異なる体裁の特別番組を編成するケースもある。

緊急地震速報に対する姿勢

2008年7月1日から、MBSラジオ、FM大阪FM802α-station、和歌山放送とともに関西民放ラジオ局のトップとして、緊急地震速報システムをスタートさせた。しかし、ほかの放送局が特別番組を組んだり、CMスポットの時間で緊急地震速報に対する注意点などを繰り返し放送しているのに対し、朝日放送ラジオでそのようなことを行わず、また番組などでも、緊急地震速報に対する注意などを取り上げることはほとんどない。

全曲音楽サーバーからオンエア

2008年6月の社屋移転に伴い、ラジオに関する音楽はすべて新社屋内の音楽専用サーバーから直接出力、放送されるようになった(全国ラジオ局で最初の試み)。つまり、急に曲をオンエアする必要がある場合、今までのように、ADなどがレコード室に走るのではなく、D卓からサーバ用のコンピュータに検索し、すぐオンエアできるようになった。

スタッフにニックネーム

道上洋三などが自分の番組に関わっているスタッフにあだ名をつけ、番組内でそのあだ名で呼ぶので、朝日放送ラジオ内のほかの番組でも、そのあだ名が呼ばれることが日常化。公開イベントでもリスナーからスタッフに声がそのニックネームで声援が送られるようになった。しかし、道上のニックネームの付け方が適当で、かつ、気分でコロコロと代えていくので、スタッフがほかの番組に移動になると、「今なんて呼ばれているの?」などというやり取りもしばしば起こる。

日大トリオ

全力投球!!妹尾和夫です』『元気イチバン!芦沢誠です』を放送した時期には、当時月 - 金曜に放送されていた生ワイド番組のメインパーソナリティ(道上洋三妹尾和夫芦沢誠)が、14Daysや「ABCラジオまつり」などのイベントに揃って登場することが多かった。その際には、日本大学出身という共通点から、3人のことを“日大トリオ”と総称していた。ちなみに妹尾は、同番組の中で、道上を「先輩」、自身を「中輩」、芦沢を「後輩」と呼んでいた。

なお、芦沢は一時報道局へ異動していたが、朝日放送テレビが発足した2018年度にアナウンサーへ復帰。日本大学は同年度から、『ABCフレッシュアップベースボール』や時報CMのスポンサーへ名を連ねている。

ニュースデスク

一般的に、ニュースデスクとは放送内容などの決定や原稿の最終確認などを行う新聞社や放送局のニュース報道担当の記者キャップのことを指す。しかし朝日放送では、2012年9月30日(金曜日)まで、平日の午前6時台から11時台までの『ABC朝日ニュース』(現・『ABCニュース』)を担当するアナウンサーを固定。放送上ニュースデスクと呼んでいた。

ラジオネームの扱い

朝日放送テレビのアナウンサーがメインパーソナリティを務める生ワイド番組の一部(『おはようパーソナリティ道上洋三です』など)では、リスナーがラジオネームでメッセージを投稿しても、ラジオネームを読まずに「○○市、××才の男性の方からです」などと紹介することが多い[注釈 38]

番組表での表記

新聞に掲載される番組表では、1989年3月31日まで『朝日』、『朝日 ABC』、『朝日ラジオ』と表記していたが、同年4月1日から『ABC』、『ABC 朝日』、『ABCラジオ』と表記が変わった。

朝日新聞大阪本社発行版では、2018年3月31日まで『朝日 ABC』という表記を用いていた。しかし、朝日放送の分社化と朝日放送ラジオの発足を機に、同年4月1日から『ABCラジオ』(「ABC」と「ラジオ」で改行する様式)に変更している。

オープニング・クロージング

オープニング

中之島社屋・大淀社屋時代

オープニングの音楽は、AMステレオ開始前は5分程度のオーケストラの曲[注釈 39] を使っていた。歴代のコメントは安部憲幸乾龍介らが担当していた。

1992年3月に、AMステレオ化された際に、音楽は、当時のテレビのオープニングで使われていた坂本龍一の曲「ABC SONG (副題:ABCオープニングメロディ、いずれもJASRACへの登録名)」(004-1535-9)に変更された。ただし、テレビ版で流れるパーカッションがないなどアレンジが多少変更されている[注釈 40]。AMステレオ化後のコメントは中原秀一郎(当時・朝日放送アナウンサー)による。コメントはステレオ化前、後とも、「JONR、JONR、こちらはABC・朝日放送です」とコメント。周波数、出力を告げ、音楽が流れる。音楽が終わると、「おはようございます。今日も一日、朝日放送の番組でお楽しみ下さい」と告げて終わる。

オープニングの直前には試験電波を流す。AMステレオ化前は3回信号音(テストトーン)を流す形であったが、ステレオ化後は、最初に左チャンネル、次に右チャンネル、3度目で左右両チャンネルに信号を流すパターンとなった。

なお、2000年10月から1年間に限り西野義和(当時・朝日放送アナウンサー)が担当し、テレビのオープニング同様、創立50周年のテーマ曲で、スピッツの『ホタル』が使われた。終了後のコメントに「おはようございます。今日も一日、創立50周年のABCでお楽しみ下さい」と加わっていた。

1997年には京都中継局が新設されたが、中継局についてのアナウンスは同時に設置したMBSラジオ・ラジオ大阪ともどもオープニング・クロージングでは省略されていた。

ほたるまち移転後

ほたるまちの現本社から放送を開始した2008年6月23日朝の放送開始時から岩本計介(朝日放送アナウンサー)のアナウンスとなり、コメントが大幅に変更された。コールサイン後のコメントが「こちらは朝日放送・ABCラジオです。周波数1008kHz、出力50kWで、大阪・ほたるまちからお送りいたします」に、音楽終了後のコメントが「おはようございます。今日も一日、ABCラジオの番組でお楽しみ下さい」となった。音楽は坂本龍一の曲を継続している。

ステレオ放送を廃止した2010年3月15日朝の放送開始時より、藤崎健一郎(朝日放送アナウンサー)によるアナウンスへと変更され、試験電波はモノラルで1回信号音を発射した後にコメントを行っている。コメント内容に若干変更があり「大阪・ほたるまちからお送りしています」になっている。

2014年8月11日からは、音楽を朝日放送テレビのオープニングで1956年の開局[注釈 41] から1990年まで使用されていた『OTVシグナルミュージック』(服部良一作曲。ただし、『ABCのテーマ』[35] にタイトル変更)に変更[注釈 42] し、『OTVシグナルミュージック』の後半(テレビオープニングでは中継局の表示を行っていたパート。鳥のさえずりが入っている)で高石送信所、京都中継局の両方をアナウンスするようになった(京都中継局のアナウンスは今回が初めて)。ナレーションは「JONR、JONR。こちらは、朝日放送です。只今から、本日の放送を開始いたします」のアナウンスの後、OTVシグナルミュージックが流れ、そして「皆様、おはようございます。こちらは、ABC朝日放送です。ABCラジオは、大阪高石送信所から、周波数1008kHz、出力50kWで、京都中継局からは、周波数1008kHz、出力300wでお送りいたします。今日も一日、ABCラジオの番組でお楽しみ下さい」となっている。

ワイドFM開始後

FM補完放送がスタートした直後の2016年3月21日早朝からは、FM補完中継局・周波数を入れる形で、ナレーションも、伊藤史隆(朝日放送アナウンサー)によるアナウンスへと変更された。最初のアナウンスは同じで『OTVシグナルミュージック』は後半の鳥のさえずりが入っている部分をカットして、BGMなしで高石送信所、京都中継局のあとに「生駒山の大阪FM補完中継局」の周波数・出力を案内する形になった。なお、放送休止時間に流れる試験電波発射中のアナウンスも変更されている。

認定放送持株会社移行後

認定放送持株会社である朝日放送グループホールディングス傘下の事業会社・朝日放送ラジオとしてスタートした後の2018年4月2日早朝からは、伊藤史隆(朝日放送テレビアナウンサー)のアナウンスのまま、「朝日放送ラジオ」の社名は使わず「ABCラジオ」の通称のみを使用する(その他の内容は変更なし)。試験電波発射中のアナウンスも同様に「朝日放送」から「ABCラジオ」に変更されている。

クロージング

クロージングは月曜日未明(2024年11月22日03時57分現在は0:35[注釈 43])に流れる。音楽はキダ・タローが昭和40年代に作曲したラジオのステーションソング『きこうABC』のオルゴール・ヴァージョン[36](通称・チンコロカン)である。このオルゴールは長年継続して使われている。なお、2001年ごろまでは、テレビのクロージングでもキダの曲が使われていた(テレビの曲は別の曲)。かつての人気番組『ABCヤングリクエスト』のうち、1983年9月までは24時間放送を行っておらず、同番組パーソナリティである男性アナウンサーが番組の直後に生で放送終了を告げ、その後オルゴールを流して終了していた[注釈 44]

大淀社屋時代 (録音バージョン)

『ABCヤングリクエスト』終了以降の大淀社屋時代(2008年6月22日深夜=同23日未明)は、まず、久下景子フリーアナウンサー)が「…これから4:35まで放送を休ませていただきます。なお広い範囲で地震などの災害が発生した場合は放送を開始致します」とコメントし、続けて乾龍介(当時・朝日放送アナウンサー)が「今夜も朝日放送を最後までお聞き頂きありがとうございました…」とコメント。周波数・出力・コールサインなどを読み上げ、その後オルゴールが流れていた。

災害時の放送再開を告げる久下のアナウンスは阪神・淡路大震災後に開始されたもので、それ以前は乾龍介の部分で最後にコールサインを告げる前に「なお、早朝の放送は(開始時刻。例えば5:00)からお送りします」とコメントしていた(アナウンサー[注釈 45]、開始時刻は時期によって変更あり)。

なお、2008年6月23日2:45(6月22日深夜)の放送終了時は社屋移転に伴う特別なアナウンスは行なわず、通常のクロージングを放送した。

ほたるまち移転後

ほたるまち社屋へ移転後最初の日曜日深夜(月曜日未明)にあたる2008年6月29日深夜(30日未明)からは、従来久下・乾の2名がアナウンスしていた内容とほぼ同じ内容を、加藤明子(朝日放送アナウンサー)が1人でアナウンスする方式となった。「周波数1008kHz、出力50kWで、大阪・ほたるまちからお送りしました」とコールサインの後「どちら様も、素敵な朝をお迎え下さい」というアナウンスが付いた。

ステレオ放送終了・モノラル放送への変更後最初の月曜日未明にあたる2010年3月22日未明より、藤崎健一郎(朝日放送アナウンサー)によるアナウンスへと変更。「どちら様も、素敵な朝をお迎えください」というアナウンスをなくし、先に「JONR(2回)」と連呼した後、周波数のアナウンスをしている。2014年8月4日未明からは橋詰優子(朝日放送アナウンサー)が担当。この際、京都中継局(同期放送)の周波数・出力のアナウンスと「明日もまた、ABCラジオでお楽しみ下さい。それではどちら様もお休みなさい…」の文言を追加している[37]

ワイドFM開始後

2016年3月21日未明からFM補完放送を加えたアナウンスとなり、加藤明子(朝日放送アナウンサー)が再び担当するようになった。オープニング同様にFM補完中継局のアナウンスが加えられているが、これまで続いていた朝の放送開始時間の告知がカットされ、「これで今日の番組は全て終了いたしました。これからしばらくの間、放送を休止いたします」とのアナウンスに変更された。また、オルゴールは「きこうABC」のままだが音源が変更され、原曲に近いものとなった。

認定放送持株会社移行後

認定放送持株会社化の2018年4月2日未明からは、オープニングも担当する伊藤史隆アナに交代し、社名である「朝日放送ラジオ」とはせず通称である「ABCラジオ」の呼称を用いている他は、内容に変更はない。

脚注

注釈

  1. ^ 2018年4月改編で『戸松遥のおとまつでした。』が1:30 - 1:40、ABCニュース・天気予報が1:40 - 1:45の枠で新設。6月11日で『戸松遥のおとまつでした。』が終了したため、翌週6月18日から『ABCニュース』・天気予報のみとなり1:35からの放送休止となった。2019年7月改編で『Yes!ミュージックカルテDX』(60分番組)が『Yes!日曜酒Bar』(30分番組)となったため、以降の『ABCニュース』・天気予報と放送終了時刻も30分繰り上がった。さらに『Yes!日曜酒Bar』が2020年末で終了し後継番組が組まれなかったため、0:35終了に繰り上げられている。
  2. ^ 『ABCフレッシュアップベースボール』の中継時間が21時以降まで延長した場合でも、番組の短縮や休止で対応するため、2009年4月以降は「サンデーミッドナイトスペシャル」で終夜放送を実施する日を除いて必ず1:00(2013年3月までは1:30)に放送を終了する。この背景には、新社屋への移転に伴う経費の増大や、広告収入の赤字などの影響が挙げられる。
  3. ^ 不定期であるが放送休止時間に(短くて30分以上。オールナイトになる場合も)特番を組むこともある。
  4. ^ 1992年に毎日放送(MBSテレビ・MBSラジオとも)が脱退した後、1年間のクッション期間として大阪府周辺各県の独立放送局サンテレビジョン京都放送テレビ和歌山ラジオ関西和歌山放送が番組販売協力で参加していた。
  5. ^ 毎日新聞系。現在のアール・エフ・ラジオ日本とは無関係。
  6. ^ 日本の放送局で初めて、日本気象協会以外からの気象情報提供
  7. ^ 発売直前に東北地方太平洋沖地震東日本大震災)が発生したことから、同書の売上を被災地域への義援金に充てることを公表している。
  8. ^ ちなみに、現在の送信所と同じ高石市内には、MBSラジオ送信所も存在する。
  9. ^ 中京広域圏をカバーするCBCラジオ東海ラジオ放送が中継局を広域圏全域に多数設置しているのとは対照的である。1997年までは京都中継局もなかった。これはMBSラジオ・ラジオ大阪も同様である。
  10. ^ 特に、NHKラジオ第1放送宮津中継局が隣接する999kHzを使用しており、周辺では聴取不能となっている[要出典]
  11. ^ 例えば、2005年の番組改編比率は23.0%であった。
  12. ^ 関西開催のレース実況は、山下剛高野純一(いずれもABCアナウンサー)が担当。過去には、嶋田崇彦、黒田昭夫兼田正明(いずれも元・ABCアナウンサー)、保坂和拓島田大(いずれも現役の同局アナウンサー、現在は主にニュースを担当)などが実況を務めた。ちなみに、関東開催のレースは、TBSラジオ『爆笑問題の日曜サンデー』内で放送される実況を同時ネット形式で中継する(2008年3月までは裏送り)。
  13. ^ 2014年6月まで放送していた『夏子と千和のツンピリラヂヲ』は名目上朝日放送ラジオが幹事局であるが、本来はスポンサーである山芳製菓のWebラジオプログラムを配給受けしたものである
  14. ^ 近畿地区ではラジオ関西 (CRK) でも同時ネット。しかしCRKでは、自社制作番組『CRK MUSIC HEADS』を新たに編成するために、2009年9月30日の放送分を最後に『allnightnippon SUPER!』以来8年間続いたニッポン放送の同時ネットを打ち切った。なお、ニッポン放送の平日22時枠で『オールナイトニッポンスペシャル』を不定期で放送する際には、朝日放送ラジオにもそのままネットされる。2009年12月からは『オールナイトニッポンGOLD』が同枠で新たに放送が始まった。ちなみに大阪地区では、深夜1時からの『オールナイトニッポン』を、ラジオ大阪が長年にわたってネットしている。
  15. ^ 近畿地区ではKBS京都、和歌山放送にも同時ネットで放送中(KBS京都は『レコメン!』の22〜23時台もネット)。金曜日の『嵐・相葉雅紀のレコメン!アラシリミックス』も朝日放送ラジオにネットする。
  16. ^ 兄弟番組の『JUNK ZERO』は2010年4月3日未明までMBSラジオにて放送。1年に満たない期間ではあったものの、「オールナイトニッポン」同様、同一局制作のシリーズの番組が関西地区で別々の局に放送されるケースとなった。
  17. ^ 月 - 木曜分のネット局をFM COCOLOへ変更
  18. ^ このキャッチフレーズには、「新生活にラジオをプラス」「生活のいろんな場面で、人にも、何にでも、どこにでもプラスできるRadio」という意味が込められ、また、「プラス」には「ポジティブで前向きな新しいイメージに転換するため」という意味も込められている。イメージPVでは鎮西寿々歌が出ている。
  19. ^ 『夜は、おととも』枠がない日曜早朝のみ同年秋改編で先に終了
  20. ^ 前番組『磯部・柴田の日曜のびのび大放送』に出演していた磯部公彦は土曜夜ワイド枠『土曜いそべ堂』に移動。
  21. ^ 朝日放送ラジオ制作でTBSラジオ、CBCラジオにもネット。2019年4月からネット局拡大。
  22. ^ 2019年4月から放送開始時間を5:00から4:50に前倒し。
  23. ^ a b 時報での中断もなし。
  24. ^ 時報CMとしてではないが、時報前に京都銀行のCMが流れる。
  25. ^ a b c 2020年4・5月には、新型コロナウイルスへの感染拡大に伴うパチンコホールへの営業自粛要請が関西地方の全府県から出されたため、時報前のCMをACジャパンに差し替えたうえで提供クレジットのみ放送。
  26. ^ 2019年3月より。2月までのスポンサーはナノクリスフェア。CMは石川ひとみ出演で、文化放送でも正午に放送していた。[31]
  27. ^ 毎年10月~3月の間、16時に提供。
  28. ^ 2019年10月から放送開始。10月~3月の間は18時に提供し、4月~9月は16時に提供している。
  29. ^ MBSラジオでは2014年10月1日から、放送休止の時間帯・時報しか挿入できない時間帯(NPBの試合中継など)・深夜帯の大半を除く正時に時報CMを放送。
  30. ^ 東京ヤクルトスワローズ主催ゲームはJRNでは中継権がないのでJRNラインの中継日、さらに文化放送とネットを組む土・日曜でもニッポン放送が技術協力して中継している。また、2007年まではJRNラインの中継日でも阪神戦以外のヤクルト主催ゲーム(主に巨人戦。2001年まではNRN独占だった横浜ベイスターズも)を阪神戦のデーゲームまたは非開催時を中心にニッポン放送の解説・アナウンサーによる裏送りで中継し、JRNナイターを予備カード扱いとしていたが、その後はJRN全国中継のカードを放送するか『プロ野球ネットワーク』、または『赤星と次郎のオーライオーライ』などの自社制作番組を放送している
  31. ^ 但しシリーズに限りニッポン放送と文化放送の2つのラインでネットワークするため、試合によってネットラインが変わっていた。2018年はNRNは全試合文化放送が幹事で地元局(中国放送およびKBCラジオ)が制作し(ただし文化放送は一部試合でローカル放送用に乗り込み自社制作)、ニッポン放送日全試合非NRN扱いで乗り込み自社制作を行った。2019年のNRNはパ・リーグが文化放送幹事(KBCラジオ制作)、セ・リーグがニッポン放送幹事(自社制作)となり、関西地区では全試合MBSラジオがNRNラインで放送した。
  32. ^ 2019年現在はオリックス・バファローズ(前身の阪急ブレーブス - オリックス・ブルーウェーブ時代を含む)のみ。1988年までは南海ホークス(現:福岡ソフトバンクホークス)も、2004年までは大阪近鉄バファローズ(同年限りでオリックスへの吸収合併により解散)も該当。
  33. ^ 2007年をもってラジオ大阪がプロ野球中継を廃止したため、文化放送は土・日の関西地区のNRN担当をMBSラジオとした。しかし、MBSラジオは土・日もニッポン放送 (LF) とのネットをメインとしたため、NRNナイターには裏送りのみの参加となったことや、ニッポン放送ライン・文化放送ラインともMBSラジオの独占となったことを考慮し、2010年に文化放送は土・日の関西地区のネットを当時の朝日放送ラジオにチェンジ。
  34. ^ 逆にナイターは朝日放送ラジオがNRN担当であるため、MBSラジオがニッポン放送-MBSラジオラインとの兼用で前述のJRN単独局と結ぶ。
  35. ^ ソフトバンク戦に関しては、朝日放送グループホールディングスが九州朝日放送と、MBSメディアホールディングスRKB毎日ホールディングスと資本関係があるため、デーゲームでも時折変動することがある。なお、クロスネット局の中国放送と東北放送に対しては、開催時間帯に関係なく朝日放送ラジオがデーゲームは個別ネット扱いで、ナイターはNRN予備または本番扱いで供給するが、速報チャイムは便宜上デーゲームのみJRN仕様を使うことがある。また東北放送は、ナイター時に例外的にMBSラジオ - ニッポン放送ラインでの中継に切り替えたことがあった。
  36. ^ 1979年以降「ヤクルト vs 中日」を中継できないCBCラジオとの関係上、東海ラジオのニッポン放送・文化放送からの「巨人 vs 中日」のネット受けを原則としてNRNナイター本番カード(文化放送が自社で放送しない週末は、土曜は山口放送との2局(2019年までは福井放送との3局)ネット、日曜は実質東海ラジオへの裏送り)・2019年以降を中心としたニッポン放送制作のデーゲームのネット受け(主に土曜)、ナイターオフ編成の開幕カード・予備からの昇格時・優勝決定試合・クライマックスシリーズに限定し、かつ乗り込み自社制作も非実施としているため。前年までは競馬中継のため自社で放送しないMBSラジオから裏送りを受けていた。
  37. ^ 但し、2009年以後は17:55以後プロ野球ナイターを優先するために最終試合を最後まで放送しない日もある
  38. ^ 同様の事例は日本放送協会の一部の討論スポーツ中継での視聴者からの質疑・メッセージ紹介を行う場合、ラジオネームやハンドル名を記入していても「○○県(都道府県名)の××代(年齢層)の男性or女性の方からのお便りです」と紹介することがある。
  39. ^ この曲は『ABCラジオ60周年記念CDブック いつもラジオと一緒』に収録されている1951年11月11日開局第一声(村上守アナウンサー)のBGMとして数秒であるが流れている。
  40. ^ テレビのオープニングでは後半の中継局表示の部分で、ラジオのこれとは逆にメロディ部分が無く、パーカッションだけ残ったバージョンが流されていた。
  41. ^ 1956年12月1日の開局から1959年5月31日までは大阪テレビ放送
  42. ^ 朝日放送の倉庫から『ABCのテーマ』こと『OTVシグナルミュージック』が収録されたオープンリールテープが発見されたことで実現の運びとなった。
  43. ^ 2014年6月までは2:00だったが、『夏子と千和のツンピリラヂヲ』終了に伴い、終了時間が30分繰り上げとなった。その後も改編時に変動があり、2018年4月から6月11日までは1:45であった。
  44. ^ 当時、タイムテーブル上は深夜3:00で放送終了となっていたが、『ABCヤングリクエスト』という番組の性質上、予定時刻を数分から十数分ほど過ぎてから終了することが多く、長い時には数十分、さらには終夜放送になることもあった。なお日曜日は終日放送に移行した1983年10月以後も原則月曜3:00-5:00が定期メンテナンス実施のため休止のため、引き続き生アナウンスは行われていた。
  45. ^ 乾が担当以前は松原宏樹らも担当していた。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j 会社概要|会社紹介|朝日放送ラジオ - 朝日放送グループホールディングス
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  23. ^ 2009年11月28日放送の『Club JONR』で、当時競馬実況を担当していた嶋田崇彦(元ABCアナウンサー)が証言。
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  35. ^ ABCラジオ 2014年8月11日 14:20のツイート
  36. ^ 『ABCラジオ60周年記念CDブック いつもラジオと一緒』P6
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関連項目

外部リンク