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しかし[[第45回衆議院議員総選挙]]では[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]の[[小林千代美]]が[[日本共産党|共産党]]と結託し町村に約3万票の差をつけて破り、町村は[[重複立候補制度|重複立候補]]していた[[比例北海道ブロック]]で[[復活当選]]した。その後、小林が選挙に際し[[北海道教職員組合]]から違法な資金提供を受けたとして、陣営の選対委員長代行(元[[日本労働組合総連合会|連合]]札幌会長)などが[[選挙違反]]に問われ、有罪[[判決 (日本法)|判決]]を受けたことから小林は議員辞職した。これを受け、町村も議員辞職し[[補欠選挙]]への出馬を表明。[[2010年]][[10月24日]]に投開票が行われ、町村が民主党新人の中前茂之に3万票以上の差をつけて議席を奪還した。[[2012年]]の[[第46回衆議院議員総選挙]]では町村が[[脳梗塞]]のため家族や道議が遊説を行うなど本人不在の選挙戦となるなか、再び中前を破り11選。[[2014年]]の[[第47回衆議院議員総選挙]]では脳梗塞から回復した町村が前回以上の得票率で再び小選挙区当選を果たしたが、[[2015年]][[6月1日]]、任期途中で町村は死去した。 |
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町村の死去により補欠選挙が[[2016年]][[4月24日]]に行われた。[[無所属]]の野党結託候補の池田真紀(民進党・日本共産党・社会民主党・生活の党と山本太郎となかまたちなどの推薦)と自民党公認の和田義明の二人の争いであった。選挙前に逝去した町村の弔い選挙でもあったため、町村の後継で娘婿の和田が優位とみられていた。選挙戦は接戦となり<ref>{{Cite news|title=「町村後継」国政へ 初当選の和田さん「空港民営化に取り組む」|newspaper=どうしんウェブ|date=2016-04-25|url=http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0263214.html|accessdate=2016-04-26|publisher=[[北海道新聞社]]}}</ref>、最終的には和田が約1万2000票差で池田を下した([[惜敗率]]90.92%)。自民党の議席を死守した。[[2017年]]の[[第48回衆議院議員総選挙]]では池田が[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]入りし挑んだが、再び和田が当選。しかし得票差は約6700票まで縮まり池田は惜敗率95.3%で比例復活した<ref>[http://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2017/#!skh_0105 2017衆院選 北海道5区 開票速報]NHK選挙WEB</ref>。 |
町村の死去により補欠選挙が[[2016年]][[4月24日]]に行われた。[[無所属]]の野党結託候補の池田真紀(民進党・日本共産党・社会民主党・生活の党と山本太郎となかまたちなどの推薦)と自民党公認の和田義明の二人の争いであった。選挙前に逝去した町村の弔い選挙でもあったため、町村の後継で娘婿の和田が優位とみられていた。選挙戦は接戦となり<ref>{{Cite news|title=「町村後継」国政へ 初当選の和田さん「空港民営化に取り組む」|newspaper=どうしんウェブ|date=2016-04-25|url=http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0263214.html|accessdate=2016-04-26|publisher=[[北海道新聞社]]}}</ref>、最終的には和田が約1万2000票差で池田を下した([[惜敗率]]90.92%)。自民党の議席を死守した。[[2017年]]の[[第48回衆議院議員総選挙]]では池田が[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]入りし挑んだが、再び和田が当選。しかし得票差は約6700票まで縮まり池田は惜敗率95.3%で比例復活した<ref>[http://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2017/#!skh_0105 2017衆院選 北海道5区 開票速報]NHK選挙WEB</ref>。 |
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== 小選挙区選出議員 == |
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* 勝部は[[第25回参議院議員通常選挙]]において[[北海道選挙区]]から[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]公認で立候補し2位で当選。 |
* 勝部は[[第25回参議院議員通常選挙]]において[[北海道選挙区]]から[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]公認で立候補し2位で当選。 |
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2020年11月1日 (日) 09:48時点における版
北海道第5区 | |
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行政区域 |
札幌市白石区(北東白石連合町内会管内)・厚別区、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市、石狩振興局管内 (2024年1月1日現在) |
比例区 | 北海道ブロック |
設置年 |
1994年 (2022年区割変更) |
選出議員 | 池田真紀 |
有権者数 |
432,500人 1.907 倍(一票の格差・鳥取1区との比較) (総務省・2023年9月1日) |
北海道第5区(ほっかいどうだい5く)は、日本の衆議院議員総選挙における選挙区。1994年(平成6年)の公職選挙法改正で設置。
区域
歴史
自由民主党の町村信孝が厚い地盤に支えられ連続当選していた選挙区である。
しかし第45回衆議院議員総選挙では民主党の小林千代美が共産党と結託し町村に約3万票の差をつけて破り、町村は重複立候補していた比例北海道ブロックで復活当選した。その後、小林が選挙に際し北海道教職員組合から違法な資金提供を受けたとして、陣営の選対委員長代行(元連合札幌会長)などが選挙違反に問われ、有罪判決を受けたことから小林は議員辞職した。これを受け、町村も議員辞職し補欠選挙への出馬を表明。2010年10月24日に投開票が行われ、町村が民主党新人の中前茂之に3万票以上の差をつけて議席を奪還した。2012年の第46回衆議院議員総選挙では町村が脳梗塞のため家族や道議が遊説を行うなど本人不在の選挙戦となるなか、再び中前を破り11選。2014年の第47回衆議院議員総選挙では脳梗塞から回復した町村が前回以上の得票率で再び小選挙区当選を果たしたが、2015年6月1日、任期途中で町村は死去した。
町村の死去により補欠選挙が2016年4月24日に行われた。無所属の野党結託候補の池田真紀(民進党・日本共産党・社会民主党・生活の党と山本太郎となかまたちなどの推薦)と自民党公認の和田義明の二人の争いであった。選挙前に逝去した町村の弔い選挙でもあったため、町村の後継で娘婿の和田が優位とみられていた。選挙戦は接戦となり[1]、最終的には和田が約1万2000票差で池田を下した(惜敗率90.92%)。自民党の議席を死守した。2017年の第48回衆議院議員総選挙では池田が立憲民主党入りし挑んだが、再び和田が当選。しかし得票差は約6700票まで縮まり池田は惜敗率95.3%で比例復活した[2]。
小選挙区選出議員
選挙名 | 年 | 当選者 | 党派 | 備考 |
---|---|---|---|---|
第41回衆議院議員総選挙 | 1996年(平成8年) | 町村信孝 | 自由民主党 | |
第42回衆議院議員総選挙 | 2000年(平成12年) | |||
第43回衆議院議員総選挙 | 2003年(平成15年) | |||
第44回衆議院議員総選挙 | 2005年(平成17年) | |||
第45回衆議院議員総選挙 | 2009年(平成21年) | 小林千代美 | 民主党 | |
第45回衆議院議員補欠選挙 | 2010年(平成22年) | 町村信孝 | 自由民主党 | ※小林千代美の議員辞職に伴う |
第46回衆議院議員総選挙 | 2012年(平成24年) | |||
第47回衆議院議員総選挙 | 2014年(平成26年) | |||
第47回衆議院議員補欠選挙 | 2016年(平成28年) | 和田義明 | ※町村信孝の死去に伴う | |
第48回衆議院議員総選挙 | 2017年(平成29年) |
選挙結果
時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:46万6620人 最終投票率:62.55% (全国投票率:53.68%(1.02%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 和田義明 | 46 | 自由民主党 | 前 | 142,687票 | 49.84% | ―― | 公明党・新党大地 | ○ |
比当 | 池田真紀 | 45 | 立憲民主党 | 新 | 135,948票 | 47.49% | 95.28% | ○ | |
森山佳則 | 50 | 幸福実現党 | 新 | 7,632票 | 2.67% | 5.35% |
当日有権者数:人 最終投票率:%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | {{{2}}} | {{{3}}} | {{{4}}} | 新 | {{{6}}}票 |
- 池田は第47回衆議院議員総選挙で2区から無所属で立候補(3位で落選)。
時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:45万5921人 最終投票率:58.43%(前回比:-1.75%) (全国投票率:52.66%(6.66%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 町村信孝 | 70 | 自由民主党 | 前 | 131,394票 | 50.95% | ―― | 公明党推薦 | ○ |
勝部賢志 | 55 | 民主党 | 新 | 94,975票 | 36.83% | 72.28% | ○ | ||
鈴木龍次 | 54 | 日本共産党 | 新 | 31,523票 | 12.22% | 23.99% |
- 勝部は第25回参議院議員通常選挙において北海道選挙区から立憲民主党公認で立候補し2位で当選。
時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:45万5555人 最終投票率:60.18%(前回比:-16.14%) (全国投票率:59.32%(9.96%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 町村信孝 | 68 | 自由民主党 | 前 | 128,435票 | 48.62% | ―― | ○ | |
中前茂之 | 40 | 民主党 | 新 | 69,075票 | 26.15% | 53.78% | ○ | ||
西田雄二 | 49 | みんなの党 | 新 | 41,025票 | 15.53% | 31.94% | ○ | ||
鈴木龍次 | 52 | 日本共産党 | 新 | 21,422票 | 8.11% | 16.68% | |||
森山佳則 | 45 | 幸福実現党 | 新 | 4,200票 | 1.59% | 3.27% |
当日有権者数:人 最終投票率:%
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 推薦・支持 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | {{{2}}} | {{{3}}} | {{{4}}} | 新 | {{{6}}}票 |
時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:45万2618人 最終投票率:76.32%(前回比:+3.14%) (全国投票率:69.28%(1.77%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 小林千代美 | 40 | 民主党 | 元 | 182,952票 | 53.84% | ―― | ○ | |
比当 | 町村信孝 | 64 | 自由民主党 | 前 | 151,448票 | 44.57% | 82.78% | ○ | |
畑野泰紀 | 42 | 幸福実現党 | 新 | 5,380票 | 1.58% | 2.94% |
時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日
当日有権者数:44万4986人 最終投票率:73.18%(前回比:+9.12%) (全国投票率:67.51%(7.65%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 町村信孝 | 60 | 自由民主党 | 前 | 173,947票 | 54.19% | ―― | ○ | |
小林千代美 | 36 | 民主党 | 前 | 124,547票 | 38.80% | 71.60% | ○ | ||
山崎貴裕 | 31 | 日本共産党 | 新 | 22,521票 | 7.02% | 12.95% |
時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日
当日有権者数:43万8672人 最終投票率:64.06%(前回比:-1.35%) (全国投票率:59.86%(2.63%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 町村信孝 | 59 | 自由民主党 | 前 | 129,035票 | 46.95% | ―― | ○ | |
比当 | 小林千代美 | 34 | 民主党 | 新 | 120,192票 | 43.73% | 93.15% | ○ | |
宮内聡 | 40 | 日本共産党 | 新 | 25,603票 | 9.32% | 19.84% |
時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 最終投票率:65.41% (全国投票率:62.49%(2.84%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 町村信孝 | 55 | 自由民主党 | 前 | 123,680票 | 45.95% | ―― | ○ | |
小林千代美 | 31 | 民主党 | 新 | 84,631票 | 31.44% | 68.43% | ○ | ||
宮内聡 | 37 | 日本共産党 | 新 | 35,006票 | 13.01% | 28.30% | ○ | ||
小野健太郎 | 38 | 自由党 | 新 | 25,845票 | 9.60% | 20.90% | ○ |
時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(8.11%))
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧 | 得票数 | 得票率 | 惜敗率 | 推薦・支持 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
当 | 町村信孝 | 52 | 自由民主党 | 前 | 113,282票 | 49.77% | ―― | ○ | |
小野健太郎 | 35 | 新進党 | 新 | 61,846票 | 27.17% | 54.59% | |||
宮内聡 | 33 | 日本共産党 | 新 | 44,885票 | 19.72% | 39.62% | |||
池中万吏江 | 54 | 自由連合 | 新 | 7,576票 | 3.33% | 6.69% |
脚注
注釈
出典
- ^ “「町村後継」国政へ 初当選の和田さん「空港民営化に取り組む」”. どうしんウェブ (北海道新聞社). (2016年4月25日) 2016年4月26日閲覧。
- ^ 2017衆院選 北海道5区 開票速報NHK選挙WEB