コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「北海道第5区」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
Cewbot (会話 | 投稿記録)
17行目: 17行目:
しかし[[第45回衆議院議員総選挙]]では[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]の[[小林千代美]]が[[日本共産党|共産党]]と結託し町村に約3万票の差をつけて破り、町村は[[重複立候補制度|重複立候補]]していた[[比例北海道ブロック]]で[[復活当選]]した。その後、小林が選挙に際し[[北海道教職員組合]]から違法な資金提供を受けたとして、陣営の選対委員長代行(元[[日本労働組合総連合会|連合]]札幌会長)などが[[選挙違反]]に問われ、有罪[[判決 (日本法)|判決]]を受けたことから小林は議員辞職した。これを受け、町村も議員辞職し[[補欠選挙]]への出馬を表明。[[2010年]][[10月24日]]に投開票が行われ、町村が民主党新人の中前茂之に3万票以上の差をつけて議席を奪還した。[[2012年]]の[[第46回衆議院議員総選挙]]では町村が[[脳梗塞]]のため家族や道議が遊説を行うなど本人不在の選挙戦となるなか、再び中前を破り11選。[[2014年]]の[[第47回衆議院議員総選挙]]では脳梗塞から回復した町村が前回以上の得票率で再び小選挙区当選を果たしたが、[[2015年]][[6月1日]]、任期途中で町村は死去した。
しかし[[第45回衆議院議員総選挙]]では[[民主党 (日本 1998-2016)|民主党]]の[[小林千代美]]が[[日本共産党|共産党]]と結託し町村に約3万票の差をつけて破り、町村は[[重複立候補制度|重複立候補]]していた[[比例北海道ブロック]]で[[復活当選]]した。その後、小林が選挙に際し[[北海道教職員組合]]から違法な資金提供を受けたとして、陣営の選対委員長代行(元[[日本労働組合総連合会|連合]]札幌会長)などが[[選挙違反]]に問われ、有罪[[判決 (日本法)|判決]]を受けたことから小林は議員辞職した。これを受け、町村も議員辞職し[[補欠選挙]]への出馬を表明。[[2010年]][[10月24日]]に投開票が行われ、町村が民主党新人の中前茂之に3万票以上の差をつけて議席を奪還した。[[2012年]]の[[第46回衆議院議員総選挙]]では町村が[[脳梗塞]]のため家族や道議が遊説を行うなど本人不在の選挙戦となるなか、再び中前を破り11選。[[2014年]]の[[第47回衆議院議員総選挙]]では脳梗塞から回復した町村が前回以上の得票率で再び小選挙区当選を果たしたが、[[2015年]][[6月1日]]、任期途中で町村は死去した。


町村の死去により補欠選挙が[[2016年]][[4月24日]]に行われた。[[無所属]]の野党結託候補の池田真紀(民進党・日本共産党・社会民主党・生活の党と山本太郎となかまたちなどの推薦)と自民党公認の和田義明の二人の争いであった。選挙前に逝去した町村の弔い選挙でもあったため、町村の後継で娘婿の和田が優位とみられていた。選挙戦は接戦となり<ref>{{Cite news|title=「町村後継」国政へ 初当選の和田さん「空港民営化に取り組む」|newspaper=どうしんウェブ|date=2016-04-25|url=http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0263214.html|accessdate=2016-04-26|publisher=[[北海道新聞社]]}}</ref>、最終的には和田が約1万2000票差で池田を下した([[惜敗率]]90.92%)。自民党の議席を死守した。[[2017年]]の[[第48回衆議院議員総選挙]]では池田が[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]入りし挑んだが、再び和田が当選。しかし得票差は約6700票まで縮まり池田は惜敗率95.3%で比例復活した<ref>[http://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2017/#!skh_0105 2017衆院選 北海道5区 開票速報]NHK選挙WEB</ref>。
町村の死去により補欠選挙が[[2016年]][[4月24日]]に行われた。[[無所属]]の野党結託候補の池田真紀(民進党・日本共産党・社会民主党・生活の党と山本太郎となかまたちなどの推薦)と自民党公認の和田義明の二人の争いであった。選挙前に逝去した町村の弔い選挙でもあったため、町村の後継で娘婿の和田が優位とみられていた。選挙戦は接戦となり<ref>{{Cite news|title=「町村後継」国政へ 初当選の和田さん「空港民営化に取り組む」|newspaper=どうしんウェブ|date=2016-04-25|url=http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/politics/politics/1-0263214.html|accessdate=2016-04-26|publisher=[[北海道新聞社]]}}</ref>、最終的には和田が約1万2000票差で池田を下した([[惜敗率]]90.92%)。自民党の議席を死守した。[[2017年]]の[[第48回衆議院議員総選挙]]では池田が[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]入りし挑んだが、再び和田が当選。しかし得票差は約6700票まで縮まり池田は惜敗率95.3%で比例復活した<ref>[http://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2017/#!skh_0105 2017衆院選 北海道5区 開票速報]NHK選挙WEB</ref>。


== 小選挙区選出議員 ==
== 小選挙区選出議員 ==
61行目: 61行目:
|2氏名 = [[池田真紀 (政治家)|池田真紀]]
|2氏名 = [[池田真紀 (政治家)|池田真紀]]
|2年齢 = 45
|2年齢 = 45
|2所属 = [[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]
|2所属 = [[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]
|2新旧 = 新
|2新旧 = 新
|2得票 = 135948
|2得票 = 135948
126行目: 126行目:
|3重複 =
|3重複 =
}}
}}
* 勝部は[[第25回参議院議員通常選挙]]において[[北海道選挙区]]から[[立憲民主党 (日本)|立憲民主党]]公認で立候補し2位で当選。
* 勝部は[[第25回参議院議員通常選挙]]において[[北海道選挙区]]から[[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]公認で立候補し2位で当選。
{{選挙結果 (衆議院小選挙区)
{{選挙結果 (衆議院小選挙区)
|選挙回 = 46
|選挙回 = 46

2020年11月1日 (日) 09:48時点における版

日本の旗北海道第5区

行政区域 札幌市白石区(北東白石連合町内会管内)・厚別区江別市千歳市恵庭市北広島市石狩振興局管内
(2024年1月1日現在)
比例区 北海道ブロック
設置年 1994年
2022年区割変更)
選出議員 池田真紀
有権者数 432,500人
1.907 倍(一票の格差鳥取1区との比較)
総務省・2023年9月1日)
テンプレートを表示

北海道第5区(ほっかいどうだい5く)は、日本衆議院議員総選挙における選挙区1994年平成6年)の公職選挙法改正で設置。

区域

歴史

自由民主党町村信孝が厚い地盤に支えられ連続当選していた選挙区である。

しかし第45回衆議院議員総選挙では民主党小林千代美共産党と結託し町村に約3万票の差をつけて破り、町村は重複立候補していた比例北海道ブロック復活当選した。その後、小林が選挙に際し北海道教職員組合から違法な資金提供を受けたとして、陣営の選対委員長代行(元連合札幌会長)などが選挙違反に問われ、有罪判決を受けたことから小林は議員辞職した。これを受け、町村も議員辞職し補欠選挙への出馬を表明。2010年10月24日に投開票が行われ、町村が民主党新人の中前茂之に3万票以上の差をつけて議席を奪還した。2012年第46回衆議院議員総選挙では町村が脳梗塞のため家族や道議が遊説を行うなど本人不在の選挙戦となるなか、再び中前を破り11選。2014年第47回衆議院議員総選挙では脳梗塞から回復した町村が前回以上の得票率で再び小選挙区当選を果たしたが、2015年6月1日、任期途中で町村は死去した。

町村の死去により補欠選挙が2016年4月24日に行われた。無所属の野党結託候補の池田真紀(民進党・日本共産党・社会民主党・生活の党と山本太郎となかまたちなどの推薦)と自民党公認の和田義明の二人の争いであった。選挙前に逝去した町村の弔い選挙でもあったため、町村の後継で娘婿の和田が優位とみられていた。選挙戦は接戦となり[1]、最終的には和田が約1万2000票差で池田を下した(惜敗率90.92%)。自民党の議席を死守した。2017年第48回衆議院議員総選挙では池田が立憲民主党入りし挑んだが、再び和田が当選。しかし得票差は約6700票まで縮まり池田は惜敗率95.3%で比例復活した[2]

小選挙区選出議員

選挙名 当選者 党派 備考
第41回衆議院議員総選挙 1996年平成8年) 町村信孝 自由民主党
第42回衆議院議員総選挙 2000年(平成12年)
第43回衆議院議員総選挙 2003年(平成15年)
第44回衆議院議員総選挙 2005年(平成17年)
第45回衆議院議員総選挙 2009年(平成21年) 小林千代美 民主党
第45回衆議院議員補欠選挙 2010年(平成22年) 町村信孝 自由民主党 ※小林千代美の議員辞職に伴う
第46回衆議院議員総選挙 2012年(平成24年)
第47回衆議院議員総選挙 2014年(平成26年)
第47回衆議院議員補欠選挙 2016年(平成28年) 和田義明 ※町村信孝の死去に伴う
第48回衆議院議員総選挙 2017年(平成29年)

選挙結果

第48回衆議院議員総選挙2017年(平成29年)10月22日 北海道第5区

時の内閣:第3次安倍第3次改造内閣 解散日:2017年9月28日 公示日:2017年10月10日
当日有権者数:46万6620人 最終投票率:62.55% (全国投票率:53.68%(増加1.02%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
和田義明46自由民主党142,687票
49.84%
――公明党新党大地
比当池田真紀45立憲民主党135,948票
47.49%
95.28%
森山佳則50幸福実現党7,632票
2.67%
5.35%
北海道5区衆議院議員補欠選挙(2016年)の市町村別結果(詳細は「2016年日本の補欠選挙#衆議院北海道第5区」を参照

当日有権者数:人 最終投票率:%

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率推薦・支持
{{{2}}}{{{3}}}{{{4}}} {{{6}}}票
第47回衆議院議員総選挙2014年(平成26年)12月14日 北海道第5区

時の内閣:第2次安倍改造内閣 解散日:2014年11月21日 公示日:2014年12月2日
当日有権者数:45万5921人 最終投票率:58.43%(前回比:-1.75%) (全国投票率:52.66%(減少6.66%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
町村信孝70自由民主党131,394票
50.95%
――公明党推薦
勝部賢志55民主党94,975票
36.83%
72.28%
鈴木龍次54日本共産党31,523票
12.22%
23.99%
第46回衆議院議員総選挙2012年(平成24年)12月16日 北海道第5区

時の内閣:野田第3次改造内閣 解散日:2012年11月16日 公示日:2012年12月4日
当日有権者数:45万5555人 最終投票率:60.18%(前回比:-16.14%) (全国投票率:59.32%(減少9.96%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
町村信孝68自由民主党128,435票
48.62%
――
中前茂之40民主党69,075票
26.15%
53.78%
西田雄二49みんなの党41,025票
15.53%
31.94%
鈴木龍次52日本共産党21,422票
8.11%
16.68%
森山佳則45幸福実現党4,200票
1.59%
3.27%

当日有権者数:人 最終投票率:%

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率推薦・支持
{{{2}}}{{{3}}}{{{4}}} {{{6}}}票
第45回衆議院議員総選挙2009年(平成21年)8月30日 北海道第5区

時の内閣:麻生内閣 解散日:2009年7月21日 公示日:2009年8月18日
当日有権者数:45万2618人 最終投票率:76.32%(前回比:+3.14%) (全国投票率:69.28%(増加1.77%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
小林千代美40民主党182,952票
53.84%
――
比当町村信孝64自由民主党151,448票
44.57%
82.78%
畑野泰紀42幸福実現党5,380票
1.58%
2.94%
第44回衆議院議員総選挙2005年(平成17年)9月11日 北海道第5区

時の内閣:第2次小泉改造内閣 解散日:2005年8月8日 公示日:2005年8月30日
当日有権者数:44万4986人 最終投票率:73.18%(前回比:+9.12%) (全国投票率:67.51%(増加7.65%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
町村信孝60自由民主党173,947票
54.19%
――
小林千代美36民主党124,547票
38.80%
71.60%
山崎貴裕31日本共産党22,521票
7.02%
12.95%
第43回衆議院議員総選挙2003年(平成15年)11月9日 北海道第5区

時の内閣:第1次小泉第2次改造内閣 解散日:2003年10月10日 公示日:2003年10月28日
当日有権者数:43万8672人 最終投票率:64.06%(前回比:-1.35%) (全国投票率:59.86%(減少2.63%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
町村信孝59自由民主党129,035票
46.95%
――
比当小林千代美34民主党120,192票
43.73%
93.15%
宮内聡40日本共産党25,603票
9.32%
19.84%
第42回衆議院議員総選挙2000年(平成12年)6月25日 北海道第5区

時の内閣:第1次森内閣 解散日:2000年6月2日 公示日:2000年6月13日 最終投票率:65.41% (全国投票率:62.49%(増加2.84%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
町村信孝55自由民主党123,680票
45.95%
――
小林千代美31民主党84,631票
31.44%
68.43%
宮内聡37日本共産党35,006票
13.01%
28.30%
小野健太郎38自由党25,845票
9.60%
20.90%
第41回衆議院議員総選挙1996年(平成8年)10月20日 北海道第5区

時の内閣:第1次橋本内閣 解散日:1996年9月27日 公示日:1996年10月8日 (全国投票率:59.65%(減少8.11%))

当落候補者名年齢所属党派新旧得票数得票率惜敗率推薦・支持重複
町村信孝52自由民主党113,282票
49.77%
――
小野健太郎35新進党61,846票
27.17%
54.59%
宮内聡33日本共産党44,885票
19.72%
39.62%
池中万吏江54自由連合7,576票
3.33%
6.69%

脚注

注釈

出典

関連項目