コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「市原市」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
市原 (会話 | 投稿記録)
行政: 追加
 
(100人を超える利用者による、間の247版が非表示)
1行目: 1行目:
{{混同|市川市}}
{{出典の明記|date=2014年3月8日 (土) 03:32 (UTC)}}
{{日本の市
{{日本の市
| 画像 = Ichihara montage.jpg
|画像 = ファイル:Mt._Fuji_and_Keiyo_petrochemical_complex.JPG
|画像の説明 = [[小湊鉄道]]と[[京葉工業地帯]]
| 画像の説明 = {{crlf2}}
{{(!}} style="width:280px; margin:2px auto; border-collapse:collapse"
|市章 = [[ファイル:Flag of Ichihara, Chiba.svg|100px|center]]市原[[市町村旗|市旗]][[File:Emblem of Ichihara, Chiba.svg|75px|center]]市原[[市町村章|市章]]
{{!}} style="width:100%" colspan="2"{{!}}[[小湊鉄道線]]、[[京葉工業地帯]]と[[富士山]]
|市章の説明 = 市旗:[[1980年]]([[昭和]]55年)[[2月22日]]制定<br />市章:[[1963年]]([[昭和]]38年)[[9月27日]]制定
{{!-}}
|自治体名=市原市
{{!}} style="width:50%"{{!}}[[高滝湖]]{{!!}} style="width:50%"{{!}}[[サンプラザ市原]]
|都道府県=千葉県
{{!-}}
|支庁=
{{!}} style="width:50%"{{!}}[[梅ヶ瀬渓谷]]の紅葉{{!!}} style="width:50%"{{!}}[[上総国分寺]]
|コード=12219-0
{{!-}}
|隣接自治体=[[千葉市]]、[[茂原市]]、[[袖ケ浦市]]、[[木更津市]]、<br />[[君津市]]、[[夷隅郡]][[大多喜町]]<br />[[長生郡]][[長南町]]、[[長柄町]]
{{!}} style="width:100%" colspan="2"{{!}}[[千葉港]]千葉港区[[五井地区]]上空写真
|花=[[コスモス]]
{{!)}}
|木=[[イチョウ]]
| 市旗 = [[ファイル:Flag of Ichihara, Chiba.svg|border|100px|市原市旗]]
|シンボル名=市の鳥
| 市旗の説明 = 市原[[市町村旗|市旗]]<br /><span style="font-size: smaller;">[[1980年]][[2月20日]]制定</span>
|鳥など=[[ウグイス]]
| 市章 = [[ファイル:Emblem of Ichihara, Chiba.svg|90px|center|市原市章]]
|郵便番号=290-0073
| 市章の説明 = 市原[[市町村章|市章]]<br /><span style="font-size: smaller;">[[1963年]][[9月27日]]制定</span>
|所在地=市原市[[国分寺台中央]]一丁目1番地1<br /><small>{{ウィキ座標度分秒|35|29|53|N|140|6|55.6|E|region:JP}}</small><br />[[ファイル:Ichihara City Hall「中央公園側より(2017年3月12日撮影)」.jpg|250px|Ichihara City Hall「中央公園側より(2017年3月12日撮影)」]][[市原市役所]]
| 自治体名 = 市原市
|外部リンク=[http://www.city.ichihara.chiba.jp/ 市原市]
| 都道府県 = 千葉県
|位置画像={{基礎自治体位置図|12|219|FileName=File:Ichihara in Chiba Prefecture Ja.svg}}
| コード = 12219-0
|特記事項=
| 隣接自治体 = [[千葉市]]、[[茂原市]]、[[袖ケ浦市]]、[[木更津市]]、[[君津市]]、[[夷隅郡]][[大多喜町]]、[[長生郡]][[長南町]]、[[長柄町]]
| 花 = [[コスモス]]
| 木 = [[イチョウ]]
| シンボル名 = 市の鳥
| 鳥など = [[ウグイス]]
| 郵便番号 = 290-8501
| 所在地 = 市原市[[国分寺台中央]]一丁目1番地1<br />{{Coord|format=dms|type:adm3rd_region:JP-12|display=inline,title}}<br />[[File:Ichihara City hall.JPG|250px]][[市原市役所]]
| 外部リンク = {{Official website}}
| 位置画像 = {{基礎自治体位置図|12|219|image=Ichihara in Chiba Prefecture Ja.svg}}{{Maplink2|zoom=9|frame=yes|plain=yes|frame-align=center|frame-width=220|frame-height=200|type=line|stroke-color=#cc0000|stroke-width=2|frame-latitude=35.417926|frame-longitude=140.131315}}
| 特記事項 =
}}
}}
'''市原市'''(いちはらし)は、[[千葉県]]中央部の千葉地域に位置する[[市]]<ref name=":4">{{Cite web|和書|url=https://www.pref.chiba.lg.jp/toukei/toukeidata/nenreibetsu/r04/documents/2022tyuui.pdf |title=千葉県地域 |access-date=2022-07-01 |publisher=千葉県}}</ref>。
'''市原市'''(いちはらし)は、[[千葉県]]中央部の[[東京湾]]に面する[[市]]。製造品出荷額が[[愛知県]][[豊田市]]に次いで全国第2位の日本を代表する[[工業地域|工業都市]]である([[2007年]](平成19年))。面積は千葉県の市町村で最も大きく、人口は約27万3千人で千葉県では第6位である。[[千葉市]]への通勤率は15.4%(平成22年国勢調査)。


人口は約26.4万人で、千葉県では[[柏市]]に次いで第6位の規模である<ref name=":4" />。[[財政力指数]]が高く、[[愛知県]][[豊田市]]に次いで'''[[製造品出荷額]]全国第2位'''の日本を代表する[[工業都市]]である他、市原[[商圏]]を形成する準商業中心都市となっている<ref name=":02">{{Cite web|和書|title=平成30年度消費者購買動向調査(千葉県の商圏) |url=https://www.pref.chiba.lg.jp/keishi/toukeidata/shouken/h30/h30kekka.html |website=千葉県 |accessdate=2019-05-31 |language=ja |last=千葉県}}</ref>。
さらに、[[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]]の[[ジェフユナイテッド市原・千葉]]のホームタウンである。
また、ゴルフ場の数が日本一の自治体でもある。


==地理==
== 概要 ==
[[ファイル:Goi , Chiba - panoramio (17).jpg|左|サムネイル|日本11大工場夜景(五井地区)]]
===地勢===
日本最大数の[[ゴルフ場]]<ref>{{Cite web|和書|title=ようこそ、ゴルフの街いちはらへ!いちはらゴルフ場巡り33 市原市|url=https://www.city.ichihara.chiba.jp/joho/koho/kouhou/ichihara_johokyoku/h29/golf33.html|website=www.city.ichihara.chiba.jp|accessdate=2019-05-23}}</ref>、[[エチレンプラント|石油化学プラント]]<ref name=":7">[https://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/sansei/kaseguchikara/pdf/010_s03_02_01.pdf 石油化学産業について]経済産業省、p4</ref>を有する。また、[[GSSP]]に内定した[[千葉セクション]]が所在することでも知られる。日本を代表する[[工業地域|工業都市]]であり、工業製造品出荷額が[[愛知県]][[豊田市]]に次ぐ第2位、千葉県内第1位である<ref>市原市の工業、p76 https://www.city.ichihara.chiba.jp/kanko/0205sangyou/sangyo/hakusyo24.files/kougyou.pdf</ref>。[[都市雇用圏]]における[[東京都市圏]]([[東京圏]])の範囲に含まれる。[[千葉市]]への通勤率は15.4%<ref group="統計">平成22年国勢調査</ref>。
[[ファイル:Ichihara Goi.JPG|thumb|400px|五井地区]]
房総半島西部を流れる[[養老川]]の流域にある。北は[[東京湾]]に面する臨海工業地域、南は房総丘陵に連なる山間部で市域は非常に長い。また、市原市の面積368.17km<sup>2</sup>は千葉県の市町村では最も大きく、関東では第14位の面積となる。


臨海部は千葉県の東京湾沿い[[浦安市]]から[[君津市]]付近まで広がる[[京葉工業地域]]の一部であり、市内は[[姉崎海岸]]や[[千種海岸]]、[[五井南海岸]]を中心に日本最大規模の[[石油コンビナート#日本のコンビナート|石油化学コンビナート]]群がある。工場夜景都市としても日本11大工場夜景に選定されている<ref>{{Cite web|和書|title=日本11大工場夜景都市 - 山口県周南市|url=https://www.city.shunan.lg.jp/site/kanko/1444.html|website=www.city.shunan.lg.jp|accessdate=2019-06-24}}</ref>。[[内房線]]沿線は[[住宅地]]が広がっており、工業地域の労働者の居住地域となっているほか、東京都の都心や千葉市の[[衛星都市]]でもあり、[[成田国際空港]]、[[東京国際空港]]、[[東京都]][[23区内]]にいずれも約1時間程度、[[東京駅]]から[[五井駅]]まで[[さざなみ (列車)|特急さざなみ号]]を利用すると最短約42分でアクセスすることができる<ref name=":5">{{Cite web|和書|title=市原市について 市原市 |url=https://www.city.ichihara.chiba.jp/joho/liveinfo/about/index2.html |website=www.city.ichihara.chiba.jp |accessdate=2019-05-23}}</ref>。
[[千葉市]]の南に隣接する[[工業地域|工業都市]]である。そのため、工業製造品出荷額が、県内第1位である。石油化学プラントの数は全国でもトップを誇る。


中部及び南部にはゴルフ場が多く、牛久地域以南は自然が広がり、[[養老渓谷]]周辺は丘陵地帯や[[養老渓谷温泉]]の温泉地で[[行楽]]シーズンになると多くの[[ハイキング]]客で賑わう。
[[内房線]]沿線は住宅地が広がっており、[[東京都|東京]]や[[千葉市|千葉]]の[[衛星都市]]でもある。その他にも臨海部の工業地帯で働く労働者向けの住宅地域が市の北中部に点在している。中部より南側には[[ゴルフ場]]が非常に多い。


== 地理 ==
牛久地域以南は完全な農村地帯、養老渓谷周辺は丘陵地帯でシーズンになると多くのハイキング客で賑わう。[[2004年]]7月に関東では観測史上2番目の40.2度を観測した。冬は市南部を中心に冷え込みが強くなり市北部が雨や霙でも牛久地域周辺やそれ以南は大雪になる場合がある。
千葉県の中央部(千葉地域)、北は[[都道府県庁所在地|県庁所在地]]である[[千葉市]]に接し、[[東京都]]の[[都心]]から約35 - 45キロメートル圏内に位置する。[[東京湾]]側の[[千葉港]]第4区に面しており、[[養老川]]の流域に位置する。南は[[房総丘陵]]に連なる山間部で市域は南北方向に長い。また、市原市の面積368.17km<sup>2</sup>は千葉県の市町村では最も大きく、関東では第14位の面積となる。[[千葉セクション]]では、約77万年前の[[地層]]を見ることができ、[[更新世]]の前期と中期の境界を示すものとして極めて貴重であり、[[GSSP]]に内定しているほか、養老川流域田淵の地磁気逆転地層の名称で国の[[天然記念物]]にも指定されている。


=== 隣接自治体 ===
=== 気候 ===
温暖な沿岸部と寒冷な内陸部(丘陵地帯)に二分され、気候は異なる。内陸部は標高の高い丘陵地帯であるため、年間の寒暖の差は大きく[[内陸性気候]]となる。冬はアメダス地点の市原市([[牛久 (市原市)|牛久]])などの標高の高い内陸部を中心に寒冷であり、市北部が雨や霙でも牛久地域周辺やそれ以南は大雪になる場合がある。また、夏には真夏日を記録することが多く、[[2004年]](平成16年)7月20日に県内最高気温の40.2度を観測した<ref>[https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/rank_a.php?prec_no=45&block_no=1238&year=&month=&day=1&view=h0 観測史上1 - 10位の値(年間を通じての値)] 気象庁、2023年3月23日閲覧</ref>。しかし、朝晩は涼しく熱帯夜は少ない。[[高滝湖]]や[[養老渓谷]]付近は夏も涼しく、標高120メートル程の場所としては冷涼な地点のひとつである。
* [[File:Flag of Chiba Prefecture.svg|25px]][[千葉県]]
{{Weather box|location=牛久(1991年 - 2020年)|single line=Y|metric first=Y
** [[File:Flag of Chiba, Chiba.svg|25px]][[千葉市]]
|Jan record high C=21.1
*** [[中央区 (千葉市)|中央区]]
|Feb record high C=24.6
*** [[緑区 (千葉市)|緑区]]
|Mar record high C=27.5
** [[茂原市]]
|Apr record high C=30.0
** [[袖ケ浦市]]
|May record high C=35.7
** [[File:Flag of Kisarazu, Chiba.svg|25px]][[木更津市]]
|Jun record high C=36.8
** [[君津市]]
|Jul record high C=40.2
** [[File:Flag of Nagara, Chiba.svg|25px]][[長生郡]][[長柄町]]
|Aug record high C=39.2
** [[夷隅郡]][[大多喜町]]
|Sep record high C=37.1
** [[長生郡]][[長南町]]
|Oct record high C=33.8
|Nov record high C=27.2
|Dec record high C=25.5
|year record high C=40.2
|Jan high C=10.5
|Feb high C=11.3
|Mar high C=14.4
|Apr high C=19.5
|May high C=23.7
|Jun high C=26.1
|Jul high C=30.3
|Aug high C=31.8
|Sep high C=27.7
|Oct high C=22.4
|Nov high C=17.6
|Dec high C=12.9
|year high C=20.7
|Jan mean C=4.1
|Feb mean C=5.2
|Mar mean C=8.6
|Apr mean C=13.7
|May mean C=18.2
|Jun mean C=21.3
|Jul mean C=25.4
|Aug mean C=26.5
|Sep mean C=22.9
|Oct mean C=17.3
|Nov mean C=11.8
|Dec mean C=6.6
|year mean C=15.1
|Jan low C=-1.5
|Feb low C=-0.6
|Mar low C=2.9
|Apr low C=8.0
|May low C=13.1
|Jun low C=17.3
|Jul low C=21.5
|Aug low C=22.5
|Sep low C=19.0
|Oct low C=13.0
|Nov low C=6.6
|Dec low C=1.1
|year low C=10.3
|Jan record low C=-8.0
|Feb record low C=-9.2
|Mar record low C=-5.7
|Apr record low C=-2.4
|May record low C=3.3
|Jun record low C=8.0
|Jul record low C=11.7
|Aug record low C=14.3
|Sep record low C=7.7
|Oct record low C=1.8
|Nov record low C=-3.1
|Dec record low C=-7.0
|year record low C=-9.2
|Jan precipitation mm=82.4
|Feb precipitation mm=74.0
|Mar precipitation mm=138.0
|Apr precipitation mm=132.5
|May precipitation mm=130.4
|Jun precipitation mm=170.6
|Jul precipitation mm=151.8
|Aug precipitation mm=114.8
|Sep precipitation mm=237.1
|Oct precipitation mm=256.8
|Nov precipitation mm=113.9
|Dec precipitation mm=70.9
|year precipitation mm=1673.1
|unit precipitation days=1.0 mm
|Jan precipitation days=6.3
|Feb precipitation days=6.9
|Mar precipitation days=11.2
|Apr precipitation days=10.5
|May precipitation days=10.4
|Jun precipitation days=11.9
|Jul precipitation days=10.0
|Aug precipitation days=7.3
|Sep precipitation days=11.8
|Oct precipitation days=12.0
|Nov precipitation days=9.0
|Dec precipitation days=6.5
|year precipitation days=113.9
|Jan sun=182.0
|Feb sun=158.4
|Mar sun=160.8
|Apr sun=172.1
|May sun=170.1
|Jun sun=117.3
|Jul sun=159.2
|Aug sun=192.0
|Sep sun=135.7
|Oct sun=126.4
|Nov sun=142.2
|Dec sun=162.9
|year sun=1879.2
|source 1=[https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php Japan Meteorological Agency ]|source 2=[[気象庁]]<ref>{{Cite web|和書|url= https://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/index.php?prec_no=45&block_no=1238&year=&month=&day=&view= |title=牛久 過去の気象データ検索 |accessdate=2024-02-14 |publisher=気象庁}}</ref>}}


== 歴史 ==
=== 山岳 ===
主な山岳は以下の通りである。
古代においては市原市の国分寺台から能満にかけての一帯が[[上総国]]の中心地域だったと見られる。市原市国分寺台から[[国分寺]]跡、[[国分尼寺]]跡が発掘されているが、[[国府]]がどこにあったかは正確には分かっていない。
* [[音信山]]
* [[野見金山]]
* [[大福山]]


=== 河川 ===
中世においては[[千葉氏]]の勢力下にあったが、千葉氏の勢力が次第に衰えると、[[里見氏]]などの新興勢力の伸張を許した。現在の千葉市生実町に館を構えた[[小弓公方]][[足利義明]]も、一時期この地に拠っており、その時の御所があったとされる場所は、五所という地名として残っている。
主な河川は以下の通りである<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=60237e72ece4651c88c190fc |title=市原市河川 |access-date=2022-03-23 |publisher=市原市}}</ref>。
* [[養老川]]
* 前川
* 椎津川
* [[村田川]]
* 今津川
* 新田川


=== 湖沼 ===
近世の[[幕藩体制]]下では[[五井藩]]、[[鶴牧藩]](現在の椎津付近)[[旗本]]の陣屋として伊丹陣屋が知られている。
* [[高滝湖]](高滝ダム)


=== 渓谷 ===
[[1871年]]7月の[[廃藩置県]]では[[菊間]]県、鶴牧県、鶴舞県が成立。その後同年11月の府県統合で[[木更津県]]に、[[1873年]]に[[印旛県]]や[[新治県]]の一部と合併して[[千葉県]]が成立した。現市原市は'''[[市原郡]]'''全域を市域としているが、[[1889年]]の時点で171箇村が確認されている。これが[[1945年]]までに[[八幡町 (千葉県市原郡)|八幡町]]、[[五井町]]、[[姉崎町]]、[[牛久町]]、[[鶴舞町]]などの5町16村にまとまり、更に昭和の大合併期である1954年から[[1956年|56年]]にかけて[[市原町]]、五井町、姉崎町、[[三和町 (千葉県)|三和町]]、[[南総町]](牛久、鶴舞地区)、[[市津町|市津村]](後に市津町)、[[加茂村 (千葉県)|加茂村]](高滝、里見地区)の5町2村にまで統合された。[[1963年]]南総町と加茂村を除く5町で市原市が誕生。更に[[1967年]]に南総町と加茂村も合わせて現在の市原市の形が完成した。
* [[養老渓谷]]
* [[梅ヶ瀬渓谷]]


=== 地層 ===
戦後になると東京湾岸の埋め立てが進み市原市は[[千葉港]]の一角に組み込まれた。市原市では特に[[石油]]産業などの[[化学工業]]を主とする企業の進出が多い。これらの工場から発せられる煙によって[[光化学スモッグ]]が発生することがしばしばあったが、近年、光化学スモッグは減少傾向にある。[[1980年]][[3月31日]]に[[防災行政無線]]が開局している。
*[[千葉セクション]]


=== 土地利用 ===
[[2005年]][[4月1日]]に防災行政無線の夕方のチャイム「ハッピー市原」が放送開始<ref group="広報">[https://www.city.ichihara.chiba.jp/kurashi/bohanbosai/bousai_top/torikumi/p_h_18.html 防災無線]-市原市</ref>。
土地の地目別面積は以下の通りである<ref name=":2">{{Cite book|和書|title=私たちの市原市|date=2016-04-01|year=2016|publisher=[[東京書籍株式会社]]|language=JPN|editor=市原市教育センター|edition=新版|author=中学校社会科学習資料研究部会}}</ref>。
{| class="wikitable"
!総面積
|368.20km<sup>2</sup>
|100%
|-
!山林
|83.40km<sup>2</sup>
|22.7%
|-
!田畑
|67.27km<sup>2</sup>
|18.3%
|-
!宅地
|55.76km<sup>2</sup>
|15.1%
|-
!雑種地・原野
|38.17km<sup>2</sup>
|10.4%
|-
!その他
|123.32km<sup>2</sup>
|33.5%
|}


=== 行政区域変遷 ===
=== 隣接自治体 ===
* [[千葉市]]:[[中央区 (千葉市)|中央区]]、[[緑区 (千葉市)|緑区]]
* [[1963年]](昭和38年)[[5月1日]] - 市原町、五井町、姉崎町、市津村、三和町が合併し市制。市原市が成立する。
* [[茂原市]]
* [[1967年]](昭和42年)[[10月1日]] - 南総町、加茂村が市原市に編入される。
* [[袖ケ浦市]]
* [[木更津市]]
* [[君津市]]
* [[長生郡]]:[[長柄町]]、[[長南町]]
* [[夷隅郡]]:[[大多喜町]]

== 地域 ==
地区は基本的に市原市合併前の町村で区別するが、新たに市役所支所が設置された場合はこの通りではない<ref name=":5" />。以下の地区が存在する<ref name=":5" /><ref name=":1" group="統計" />。
{| class="wikitable"
! rowspan="2" |地区名
! rowspan="2" |旧町村
! rowspan="2" |管轄
! rowspan="2" |面積
! rowspan="2" |人口
! colspan="3" |人口比率
! rowspan="2" |備考
|-
!幼年
!生産年齢
!老年
|-
|[[姉崎地区]]
| rowspan="2" |[[姉崎町]]
|[[市原市役所姉崎支所|姉崎支所]]
|19.72km<sup>2</sup>
|28,425人
|9.2%
|58.7%
|32.1%
|<ref group="統計">[https://prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net/common-article/60237777ece4651c88c1877a/01202303anesaki_nenreibetujinkoutoukei.xlsx 2023年3月姉崎地区人口]</ref>
|-
|[[有秋地区]]
|[[市原市役所有秋支所|有秋支所]]
|14.51km<sup>2</sup>
|13,456人
|10.7%
|55.1%
|34.2%
|<ref group="統計">[https://prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net/common-article/60237777ece4651c88c1877a/09202303yusyuu_nenreibetujinkoutoukei.xlsx 2023年3月有秋地区人口]</ref>
|-
|[[五井地区]]
|[[五井町]]
|[[市原市役所五井支所|五井支所]]
|46.66km<sup>2</sup>
|'''86,164人'''
|11.2%
|63.1%
|25.6%
|<ref group="統計">[https://prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net/common-article/60237777ece4651c88c1877a/03202303goi_nenreibetujinkoutoukei.xlsx 2023年3月五井地区人口]</ref>
|-
|[[市原地区]]
| rowspan="3" |[[市原町]]
|[[市原市役所市原支所|市原支所]]
|26.71km<sup>2</sup>
|50,558人
|9.8%
|57.9%
|32.4%
|<ref group="統計">[https://prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net/common-article/60237777ece4651c88c1877a/02202303itihara_nenreibetujinkoutoukei.xlsx 2023年3月市原地区人口]</ref>
|-
|[[辰巳台地区]]
|[[市原市役所辰巳台支所|辰巳台支所]]
|1.60km<sup>2</sup>
|10,944人
|11.5%
|'''65.4%'''
|23.1%
|<ref group="統計">[https://prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net/common-article/60237777ece4651c88c1877a/06202303tatumidai_nenreibetujinkoutoukei.xlsx 2023年3月辰巳台地区人口]</ref>
|-
| rowspan="2" |[[ちはら台地区]]
| rowspan="2" |[[市原市役所ちはら台支所|ちはら台支所]]
| rowspan="2" |3.69km<sup>2</sup>
| rowspan="2" |27,889人
| rowspan="2" |'''19.3%'''
| rowspan="2" |64.3%
| rowspan="2" |16.4%
|<ref name=":0" group="統計">[https://prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net/common-article/60237777ece4651c88c1877a/10202303tiharadai_nenreibetujinkoutoukei.xlsx 2023年3月千原台地区人口]</ref>
|-
| rowspan="2" |[[市津町]]
|<ref name=":0" group="統計" />
|-
|[[市津地区]]
|[[市原市役所市津支所|市津支所]]
|50.10km<sup>2</sup>
|13,642人
|10.7%
|51.1%
|38.2%
|<ref group="統計">[https://prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net/common-article/60237777ece4651c88c1877a/04202303sanwa_nenreibetujinkoutoukei.xlsx 2023年3月市津地区人口]</ref>
|-
|[[三和地区]]
|[[三和町 (千葉県)|三和町]]
|[[市原市役所三和支所|三和支所]]
|40.00km<sup>2</sup>
|13,196人
|7.2%
|49.2%
|43.6%
|<ref group="統計">[https://prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net/common-article/60237777ece4651c88c1877a/04202303sanwa_nenreibetujinkoutoukei.xlsx 2023年3月三和地区人口]</ref>
|-
|[[南総地区]]
|[[南総町]]
|[[市原市役所南総支所|南総支所]]
|78.97km<sup>2</sup>
|20,772人
|5.8%
|48.9%
|45.3%
|<ref group="統計">[https://prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net/common-article/60237777ece4651c88c1877a/07202303nansou_nenreibetujinkoutoukei.xlsx 2023年3月南総地区人口]</ref>
|-
|[[加茂地区 (市原市)|加茂地区]]
|[[加茂村 (千葉県)|加茂村]]
|[[市原市役所加茂支所|加茂支所]]
|'''85.78km<sup>2</sup>'''
|4,516人
|4.1%
|42.3%
|'''53.6%'''
|<ref group="統計">[https://prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net/common-article/60237777ece4651c88c1877a/08202303kamo_nenreibetujinkoutoukei.xlsx 2023年3月加茂地区人口]</ref>
|}


== 人口 ==
== 人口 ==
2005年(平成17年)の[[国勢調査]]で28万0255人を記録して以降約10年間は横ばい傾向にあったが、ここ数年は減少が進んでいる。2021年(令和2年)4月1日現在の人口は約26万8000人。

=== 年齢構成 ===
=== 年齢構成 ===
{{人口統計|code=12219|name=市原市}}
{{人口統計|code=12219|name=市原市|image=Population distribution of Ichihara, Chiba, Japan.svg}}
<ref group="統計">[http://www.city.ichihara.chiba.jp/joho/toukei/jinkou-top/nenreibetu_zentai.html 年齢別人口統計]</ref><ref group="統計">[http://www.city.ichihara.chiba.jp/joho/toukei/jinkou-top/setaisu_jinkou.html 市原市の世帯数・人口]</ref><ref group="統計">[http://www.city.ichihara.chiba.jp/joho/toukei/jinkou-top/setaisujinko_suii.html 世帯数・人口の推移]</ref>

== 行政 ==

=== 行政中央機関 ===

* [[市原市役所]]
{{See also|#行政機関}}


=== 市長 ===
{| class="wikitable" style="font-size:80%"
歴代の市長は以下の通りである。
|+ '''階級別人口'''(単位 人) 2005年4月
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed"
! colspan="2" |代!!氏名!!就任!!退任!!備考
|-
|-
|1
| colspan="3" align=center|'''総計'''
| ||[[鈴木貞一 (市原市長)|鈴木貞一]]||1963年(昭和38年)6月||1975年(昭和50年)6月|| rowspan="5" |{{efn|特記なき場合『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』などによる{{sfn|歴代知事編纂会|1983|loc=911-913頁|ref=shicho-1}}}}
| width="28px" rowspan="21"| &nbsp;
| colspan="5" align=center|'''男女別'''
|-
|-
|2
| align=center|年齢(歳)
| ||[[井原恒治]]||1975年(昭和50年)6月||1991年(平成3年)6月
| colspan="2" align=center|人口
| colspan="2" align=center|男
| align=center|年齢(歳)
| colspan="2" align=center|女
|-
|-
|3
|0 - 4
| ||[[小出善三郎]]||1991年(平成3年)6月||2003年(平成15年)6月
|{{bar100|g}}{{bar20|g}}{{bar3|g}}
| align=right|12,258
| align=right|6,212
| align=right|{{bar60|b}}{{bar2|b}}
| align=center|0 - 4
|{{bar60|r}}{{bar0|r}}
| align=right|6,046
|-
|-
|4
|5 - 9
| ||[[佐久間隆義]]||2003年(平成15年)6月||2015年(平成27年)6月
|{{bar100|g}}{{bar30|g}}{{bar3|g}}
| align=right|13.245
| align=right|6,765
| align=right|{{bar60|b}}{{bar8|b}}
| align=center|5 - 9
|{{bar60|r}}{{bar5|r}}
| align=right|6,480
|-
|-
|5
|10 - 14
|'''現職'''||[[小出譲治]]||2015年(平成27年)6月||
|{{bar100|g}}{{bar30|g}}{{bar3|g}}
|}
| align=right|13.245

| align=right|7,133
=== 財政 ===
| align=right|{{bar70|b}}{{bar1|b}}
市原市の[[財政力指数]]は1.15と[[財政]]は良い<ref name=":3">広報いちはら2017年12月1日版p、5</ref>。この数値が大きいほど財政力が大きく、「1」以上の場合極めて健全な財政とされ、[[地方交付税]]は交付されない<ref name=":3" />。
| align=center|10 - 14
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed"
|{{bar60|r}}{{bar8|r}}
!健全化判断比率
| align=right|6,799
!率
!備考
|-
|-
|[[地方財政#財政指標|実質赤字比率]]
|15 - 19
| -
|{{bar100|g}}{{bar50|g}}{{bar9|g}}
|黒字のため比率が算定されず
| align=right|15,837
| align=right|8,193
| align=right|{{bar80|b}}{{bar2|b}}
| align=center|15 - 19
|{{bar70|r}}{{bar7|r}}
| align=right|7,644
|-
|-
|[[地方財政#財政指標|連結実質赤字比率]]
|20 - 24
| -
|{{bar100|g}}{{bar70|g}}{{bar4|g}}
|黒字のため比率が算定されず
| align=right|17,417
| align=right|9,145
| align=right|{{bar90|b}}{{bar2|b}}
| align=center|20 - 24
|{{bar80|r}}{{bar3|r}}
| align=right|8,272
|-
|-
|[[地方財政#財政指標|実質公債費比率]]
|25 - 29
|6.3%
|{{bar100|g}}{{bar90|g}}{{bar1|g}}
|
| align=right|19,105
| align=right|10,285
| align=right|{{bar100|b}}{{bar3|b}}
| align=center|25 - 29
|{{bar80|r}}{{bar8|r}}
| align=right|8,820
|-
|-
|[[地方財政#財政指標|将来負担比率]]
|30 - 34
|56.3%
|{{bar100|g}}{{bar100|g}}{{bar20|g}}{{bar2|g}}
|
| align=right|22,222
| align=right|11,987
| align=right|{{bar100|b}}{{bar20|b}}
| align=center|30 - 34
|{{bar100|r}}{{bar2|r}}
| align=right|10,235
|-
|-
|[[地方財政#財政指標|資金不足比率]]
|35 - 39
| -
|{{bar100|g}}{{bar80|g}}{{bar8|g}}
|全公営企業会計で資金不足額がなく、比率が算定されず<ref name=":3" />
| align=right|18,770
|}
| align=right|10,064

| align=right|{{bar100|b}}{{bar1|b}}
== 立法 ==
| align=center|35 - 39

|{{bar80|r}}{{bar7|r}}
=== [[国会 (日本)|国会]] ===
| align=right|8,706

==== [[衆議院]] ====
* 選挙区:[[千葉県第3区|千葉3区]]([[千葉市]][[緑区 (千葉市)|緑区]]、市原市)
* 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
* 当日有権者数:336,241人
* 投票率:52.36%
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed"
! 当落 !! 候補者名 !! 年齢 !! 所属党派 !! 新旧別 !! 得票数 !! 重複
|- style="background-color:#ffc0cb"
| align="center" | 当 || [[松野博一]] || align="center" | 59 || 自由民主党 || align="center" | 前 || 106,500票 || align="center" | ○
|-
|-
| || [[岡島一正]] || align="center" | 63 || 立憲民主党 || align="center" | 前 || align="right" | 65,627票 || align="center" | ○
|40 - 44
|}
|{{bar100|g}}{{bar60|g}}{{bar9|g}}

| align=right|16,831
=== [[千葉県議会]] ===
| align=right|8,816
* 市原市選挙区
| align=right|{{bar80|b}}{{bar8|b}}
*定数:4名
| align=center|40 - 44
* 任期:2019年(平成31年)4月30日 - 2023年(令和5年)4月29日
|{{bar80|r}}{{bar0|r}}
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed"
| align=right|8,015
|-
|-
!氏名!!会派名!!当選回数
|45 - 49
|{{bar100|g}}{{bar80|g}}{{bar6|g}}
| align=right|18,543
| align=right|9,942
| align=right|{{bar90|b}}{{bar9|b}}
| align=center|45 - 49
|{{bar80|r}}{{bar6|r}}
| align=right|8,601
|-
|-
| 鈴木和宏 || [[公明党]]千葉県議会議員団 || style="text-align:center" | 1
|50 - 54
|{{bar100|g}}{{bar100|g}}{{bar20|g}}{{bar3|g}}
| align=right|22,334
| align=right|11,922
| align=right|{{bar100|b}}{{bar10|b}}{{bar9|b}}
| align=center|50 - 54
|{{bar100|r}}{{bar0|r}}
| align=right|10,412
|-
|-
| 伊豆倉雄太 || [[自由民主党 (日本)|自由民主党]]千葉県議会議員会 || style="text-align:center" | 2
|55 - 59
|{{bar100|g}}{{bar100|g}}{{bar40|g}}
| align=right|23,986
| align=right|12,261
| align=right|{{bar100|b}}{{bar20|b}}{{bar2|b}}
| align=center|55 - 59
|{{bar100|r}}{{bar10|r}}{{bar7|r}}
| align=right|11,725
|-
|-
| 鈴木昌俊 || 自由民主党千葉県議会議員会 || style="text-align:center" | 5
|60 - 64
|{{bar100|g}}{{bar100|g}}{{bar10|g}}
| align=right|21,158
| align=right|10,998
| align=right|{{bar100|b}}{{bar10|b}}
| align=center|60 - 64
|{{bar100|r}}{{bar1|r}}
| align=right|10,160
|-
|-
| 菊岡多鶴子 || [[立憲民主党 (日本 2017)|立憲民主党]]千葉県議会議員会 || style="text-align:center" | 1
|65 - 69
|}
|{{bar100|g}}{{bar50|g}}{{bar6|g}}

| align=right|15,662
=== [[市原市議会]] ===
| align=right|8,255
* 定数:32名
| align=right|{{bar80|b}}{{bar2|b}}
* 任期:2019年(令和元年)6月16日 - 2023年(令和5年)6月15日
| align=center|65 - 69
* 議長:塚本利政(市民クラブ)
|{{bar70|r}}{{bar4|r}}
* 副議長:田尻貢(自由民主党)
| align=right|7,407

{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed"
!会派名!!議席数!!議員名(◎は代表)
|-
|-
| [[自由民主党 (日本)|自由民主党]] || style="text-align:right" | 12 || ◎岡泉、相川真樹、伊藤重明、大曽根友三、勝地豊、鈴木友成、関学、田尻貢、永野喜光、平出泰秀、保坂好則、増茂誠二
|70 - 74
|{{bar100|g}}{{bar10|g}}{{bar6|g}}
| align=right|11,640
| align=right|5,524
| align=right|{{bar50|b}}{{bar5|b}}
| align=center|70 - 74
|{{bar60|r}}{{bar10|r}}
| align=right|6,116
|-
|-
| 市民クラブ || style="text-align:right" | 7 || ◎菊地洋己、安在尚太、伊藤浩士、塚本利政、水野義之、山内一平、渡辺直樹
|75 - 79
|{{bar80|g}}{{bar4|g}}
| align=right|8,423
| align=right|3,789
| align=right|{{bar30|b}}{{bar8|b}}
| align=center|75 - 79
|{{bar40|r}}{{bar6|r}}
| align=right|4,634
|-
|-
| [[公明党]] || style="text-align:right" | 6 || ◎二田口雄、秋田信一、伊佐和子、西松茂治
|80 - 84
|{{bar50|g}}{{bar1|g}}
| align=right|5,118
| align=right|1,841
| align=right|{{bar10|b}}{{bar8|b}}
| align=center|80 - 84
|{{bar30|r}}{{bar2|r}}
| align=right|3,277
|-
|-
| [[日本共産党]] || style="text-align:right" | 2 || ◎加藤和夫、駒形八寿子
|85 - 89
|{{bar20|g}}{{bar7|g}}
| align=right|2,736
| align=right|786
| align=right|{{bar8|b}}
| align=center|85 - 89
|{{bar10|r}}{{bar9|r}}
| align=right|1,950
|-
|-
| [[市民ネットワーク千葉県|市民ネットワーク]] || style="text-align:right" | 2 || ◎小沢美佳、森山薫
|90歳以上
|-
|{{bar10|g}}{{bar4|g}}
| 未来共生 || style="text-align:right" | 1 || 竹内直子
| align=right|1,468
|-
| align=right|321
| 正心クラブ || style="text-align:right" | 1 || 斎藤直樹
| align=right|{{bar3|b}}
|-
| align=center|90歳以上
| 連合クラブ || style="text-align:right" | 1 || 吉田峰行
|{{bar10|r}}{{bar1|r}}
|-
| align=right|1,147
|計 || style="text-align:right" | 32 ||
|}<ref group="統計">[http://www.city.ichihara.chiba.jp/joho/toukei/jinkou-top/nenreibetu_zentai.html 年齢別人口統計]</ref>
|}

== 産業 ==


=== 人口の変遷 ===
=== 産業別人口 ===
平成22年度国勢調査による産業別の人口は以下の通りである<ref name=":2" />。
人口は約27万3千人、千葉県では人口第6位である。
{| class="wikitable"
{| class="wikitable"
!産業
|+ '''人口の変遷'''(単位 人)
!人口
!比率
|-
|-
|第1次産業
| align=center| 自治体
|2,229人
| align=center| 年
|1.78%
| align=center colspan="2"| 人口
| align=center| 備考
|-
|-
|第2次産業
| 市原郡
|34,730人
| 1960年(昭和35年)
|27.72%
| {{bar100|g}}{{bar0|g}}{{bar2|g}}
| align="right"| 9万8,026
|
|-
|-
|第3次産業
| rowspan="15"| 市原市
|77,556人
| 1963年(昭和38年)
|61.91%
| {{bar100|g}}{{bar0|g}}{{bar3|g}}
| align="right"| 10万2,375
| 市制施行
|-
|-
|分別不能
| 1965年(昭和40年)
|10,767人
| {{bar100|g}}{{bar10|g}}{{bar0|g}}
|8.59%
| align="right"| 11万0,647
|}

=== 産業別15歳以上就業者数 ===
平成22年度国勢調査による産業別15歳以上就業者数は以下の通りである<ref name=":2" />。
{| class="wikitable"
!産業
!人口
|-
|農業
|2,229人
|-
|建設業
|12,765人
|-
|製造業
|21,939人
|-
|電気・ガス熱供給・水道業
|890人
|-
|運輸・情報通信業
|10,603人
|-
|卸売・小売・飲食店
|17,854人
|-
|金融・保険業
|2,332人
|-
|サービス業
|25,751人
|-
|公務
|3,258人
|-
|その他
|10,767人
|-
|合計
|108,388人
|}

=== 本社・本店を置く企業 ===
{{div col|colwidth=25em}}
* [[昭文社クリエイティブ]]
* [[市原FM放送]]
* [[いちはらコミュニティー・ネットワーク・テレビ]]
* [[市原ぞうの国]]
* [[市原パワー市原発電所]]
* [[小湊鉄道]]
* [[JNC石油化学]]
* [[新東京サーキット]]
* [[諏訪商店]]
* [[ゼットエー]]
* [[せんどう]]
* [[辰巳自動車学校]]
* [[ベイサイドエナジー市原発電所]]
* [[南千葉サーキット]]
{{div col end}}

=== 工業分野 ===
{{Vertical_images_list|幅=220px|枠幅=220px|画像1=姉崎火力.JPG|説明1=姉崎火力発電所|画像2=五井火力.JPG|説明2=五井火力発電所|画像3=|説明3=|画像4=|説明4=|画像5=|説明5=|画像6=|説明6=|画像7=|説明7=|画像8=|説明8=|画像9=|説明9=}}

市原市は日本全国市町村で製造品出荷額が第2位、また、千葉県内では第1位となる。国内最大規模の[[石油コンビナート#日本のコンビナート|石油化学コンビナート]]群がある。また、千葉県で唯一の[[日本の造船会社と造船所の一覧#関東|造船所]]が点在している。

{{See also|#工業施設}}'''統計'''<ref name=":2" />
* 事業所数:282<ref name=":0" group="注釈">平成22年のデータ</ref>
* 従業者数:20,003人<ref name=":0" group="注釈" />
* 製造品出荷額等 4兆6,925億5,449万円(全国2位・県内1位)<ref group="注釈">平成25年のデータ</ref>
** 石油石炭:約50%
** 化学:約40%
** 金属:約2%
** 機械:約2%
** その他:約6%

=== 商業分野 ===
市原市の[[商業]]は、主にJR内房線及び小湊鉄道の主要駅周辺や住宅団地等を中心に立地し、それぞれ独自性をもって発展してきた。また、大規模店舗の出店や周辺の個店の経営努力により、準商業中心都市として「市原商圏」を形成している。

{{See also|#商業施設}}

'''統計'''
* 商店数:1,990件<ref group="注釈">平成16年のデータ</ref>
* 年間商品販売額:4,052億886万円(県内7位)<ref group="注釈">平成19年のデータ</ref>
** 卸売:370件(約1,550億円)
** 総合スーパー:4件(約180億円)
** 織物・衣服等:163件(約103億円)
** 衣料品:600件(約894億円)
** 自転車・自動車:160件(約312億円)
** 燃料等:129件(約313億円)
** その他:564件(約700億円)

==== 商圏構造と市原市の吸引状況 ====
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed"
!項目!!平成19年度
|-
||市原市の人口(人)
| align="right" |279,729
|-
||地元購買率(%)
| align="right" |75.6
|-
||商圏地域市町村数
| align="right" |2市2町
|-
||商圏人口(人)
| align="right" |357,183
|-
||消費吸引人口(人)
| align="right" |234,952
|-
||消費吸引人口(%)
| align="right" |65.8
|}

=== 農業分野 ===
'''農家数・耕地面積'''
* 農家数:4,959戸<ref name=":1" group="注釈">平成17年のデータ</ref>
* 農家人口:5,339人<ref name=":1" group="注釈" />
* 農業産出額:120億3,000万円(県内9位)<ref group="注釈">平成18年のデータ</ref>
* 経営耕地面積:3,208ha(県内6位)<ref name=":0" group="注釈" />
'''特産物'''
* [[セリ]]<ref name="asahi199119">{{Cite news |title=セリの収穫真っ盛り 市原 |newspaper=[[朝日新聞]] |date=1991-01-09 |author= |publisher=朝日新聞社 |page=朝刊 26}}</ref>
* [[加茂菜]] - 加茂地区の伝統作物<ref name="asahi1994323">{{Cite news |title=市原・加茂地区の伝統作物 加茂菜の収穫ピーク 特産品化を地元期待 |newspaper=[[朝日新聞]] |date=1994-03-23 |author= |publisher=朝日新聞社 |page=朝刊 28}}</ref>
* [[姉崎大根]] - 姉崎地区の特産物([[日本農業賞]]特別賞受賞)<ref>[https://www.cl-shop.com/citylife/ichihara/2013/09/06/3012/ 市原ブランド「姉崎だいこん」が「日本農業賞」特別賞を受賞!] - シティライフ(2017年10月5日閲覧)</ref>
* [[姉崎いちじく]] - 姉崎地区の特産物(皇室献上)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.chibanippo.co.jp/news/local/524288 |website=www.google.com |access-date=2022-07-31 |title=平成最後の皇室献上-姉崎いちじく |publisher=千葉日報}}</ref>
'''農業協同組合'''
* [[市原市農業協同組合]]

=== スポーツ分野 ===
[[ファイル:Panoramic view of Ichihararyokuchi Sports Park Seaside Stadium.jpg|サムネイル|[[ジェフユナイテッド市原・千葉レディース]]のホームスタジアム([[市原緑地運動公園臨海競技場]])]]市原市を[[ホームタウン]]とする[[スポーツクラブ]]は以下の通りである。
* [[ジェフユナイテッド市原・千葉]]([[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]])(ただし、市原臨海でのホームゲームは2007年以降開催されておらず、Jリーグに提示した本拠地登録も2010年を最後に外れている)
* [[ジェフユナイテッド市原・千葉レディース]]([[日本女子プロサッカーリーグ|WEリーグ]])
* [[VONDS市原]]([[関東サッカーリーグ]])
* [[ライオンファングス|LION FANGS]]([[トップイーストリーグ]])
* [[サウザンリーフ市原]]([[社会人野球]]・[[クラブチーム (社会人野球)|クラブチーム]])
* [[JFE東日本硬式野球部]](市内に練習グラウンドが所在する)

== 医療・保健・福祉 ==
{{Vertical_images_list|幅=220px|枠幅=220px|画像1=Teikyo University Chiba Medical Center.JPG|説明1=帝京大学ちば総合医療センター|画像2=Chiba Cardiovascular Center.JPG|説明2=千葉県循環器病センター|画像3=|説明3=|画像4=|説明4=|画像5=|説明5=|画像6=|説明6=|画像7=|説明7=|画像8=|説明8=|画像9=|説明9=}}
二次保健医療圏として、市原市は市原地域に属しているが、これは市原市のみが対象地域としている<ref name=":03">{{Cite web|和書|title=千葉県保健医療計画(平成30年度〜平成35年度) |url=https://www.pref.chiba.lg.jp/kenfuku/keikaku/kenkoufukushi/30hokeniryou.html |website=千葉県 |accessdate=2019-06-14 |language=ja |last=千葉県}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pref.chiba.lg.jp/kenfuku/shingikai/chiikihokeniryobukai/h27-kaisai/documents/h27-1siryou3.pdf |title=二次保健医療圏と構想区域について |access-date=2023-09-01 |publisher=千葉県}}</ref>。市原保健医療圏の基準病床数は2,007床に対し、既存病床数は2,132床と基準を上回っている<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pref.chiba.lg.jp/kenfuku/keikaku/kenkoufukushi/documents/1-3_kijyun.pdf |title=保健医療計画 |access-date=2023-09-01 |publisher=千葉県}}</ref>。主な病院は以下の通りである。

=== 二次医療圏 ===
* [[帝京大学ちば総合医療センター]]([[災害拠点病院]]<ref>{{Cite web|和書|title=災害拠点病院の指定について |url=https://www.pref.chiba.lg.jp/iryou/taiseiseibi/saigai/saigaikyotenbyouin.html |website=千葉県 |accessdate=2019-06-14 |language=ja |last=千葉県}}</ref>・[[救命救急センター]])
* [[千葉県循環器病センター]](災害拠点病院・救急機関センター)
* [[千葉労災病院]](災害拠点病院)

=== 一次医療圏 ===
{{div col|colwidth=20em}}
* 救急指定病院
** 五井病院
** 辰巳病院
** 長谷川病院
** 鎗田病院
* その他の病院
** 姉崎病院
** 磯ケ谷病院
** 市原鶴岡病院
** 白金整形外科病院
** 永野病院
** リハビリテーション病院さらしな
{{div col end}}

=== 主要病院患者数 ===
主な病院における患者総数は以下の通りである<ref name=":1" group="統計">{{Cite web|和書|url=https://prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net/common-article/642f81348aa00a60a50137ce/%E9%96%B2%E8%A6%A7%E7%94%A8.pdf |title=市原市統計書 |access-date=2023-09-01 |publisher=市原市 |date=2022-04-01}}</ref>。
{| class="wikitable"
!地区
!病院名
!区分
!2017年度
!2018年度
!2019年度
!2020年度
!2021年度
|-
| rowspan="2" |姉崎地区
| rowspan="2" |帝京大学ちば総合医療センター
|外来
| style="text-align:right;" |255,175人
| style="text-align:right;" |251,793人
| style="text-align:right;" |246,941人
| style="text-align:right;" |211,696人
| style="text-align:right;" |212,896人
|-
|入院
| style="text-align:right;" |119,521人
| style="text-align:right;" |120,191人
| style="text-align:right;" |127,394人
| style="text-align:right;" |108,889人
| style="text-align:right;" |104,495人
|-
| rowspan="2" |市原地区
| rowspan="2" |千葉ろうさい病院
|外来
| style="text-align:right;" |270,439人
| style="text-align:right;" |267,847人
| style="text-align:right;" |254,291人
| style="text-align:right;" |238,278人
| style="text-align:right;" |247,060人
|-
|入院
| style="text-align:right;" |117,115人
| style="text-align:right;" |118,169人
| style="text-align:right;" |117,517人
| style="text-align:right;" |112,064人
| style="text-align:right;" |110,994人
|-
| rowspan="2" |南総地区
| rowspan="2" |千葉県循環器病センター
|外来
| style="text-align:right;" |81,879人
| style="text-align:right;" |82,392人
| style="text-align:right;" |79,724人
| style="text-align:right;" |71,873人
| style="text-align:right;" |74,404人
|-
|入院
| style="text-align:right;" |52,880人
| style="text-align:right;" |48,626人
| style="text-align:right;" |47,291人
| style="text-align:right;" |42,639人
| style="text-align:right;" |43,161人
|}

=== 帝京大学ちば総合医療センターの移転計画 ===
[[帝京大学ちば総合医療センター]]は、市原市が[[姉崎地区]]に誘致、土地を無償譲渡の上、[[1986年]]([[昭和]]61年)[[5月1日]]に帝京大学医学部附属市原病院として開業した総合病院であるが、建物の老朽化による建替えに合わせて[[ちはら台地区]]へ移転することが[[2023年]]([[令和]]5年)[[6月15日]]に市長への病院長訪問により報告された<ref name=":1" /><ref name=":04">{{Cite web|和書|url=https://smart.discussvision.net/smart/tenant/ichihara/WebView/rd/speech.html?council_id=51&schedule_id=2&playlist_id=1&speaker_id=0&target_year=2023 |title=市原市議会7月7日一般質問 |access-date=2023-07-15 |publisher=市原市議会}}</ref>。これは、現在地では病院の経営が困難になるという理由からであるが、上述の患者数の表を見れば分かるように、市原地区にある千葉ろうさい病院と大差ない患者数を受け入れている点で疑問が生じる<ref name=":04" />。市原市は姉崎地区の医療体制向上のために土地の無償譲渡の上に誘致したことを踏まえて、即時に現在地での建て替えを要請したが、同年[[6月26日]]に[[学校法人帝京大学]]より市原市宛に移転計画の報告文書を通達<ref name=":04" />。これに対して7月5日に市原市は同様に現在地での建て替えを文書要請している<ref name=":04" />。市原市では北西部医療は帝京大学ちば総合医療センター、北東部医療は千葉労災病院、南部医療は千葉県循環器病センターと分担してきたが、帝京大学ちば総合医療センターが北東部のちはら台地区に移転することによって市原医療圏内の医療バランスの偏りが危惧されている<ref name=":04" />。

== 歴史 ==
{{See also|姉崎地区#歴史|市原地区#歴史|五井地区#歴史|三和地区#歴史|市津地区#歴史|辰巳台地区#歴史|南総地区#歴史|加茂地区 (市原市)#歴史|ちはら台地区#歴史}}

=== 古代 ===
[[ファイル:Anesaki Futago-zuka Kofun, zenkei.JPG|サムネイル|姉崎二子塚古墳]]
[[律令制#日本の律令制|律令制]]以前この地域には、[[上海上国造]]が上総国[[海上郡 (上総国)|海上郡]](現在の市原市の一部)を支配していたとされている。[[養老川]]流域には、[[3世紀]]の出現期古墳([[纒向型前方後円墳]])である[[神門古墳群]]<ref group="注釈">これを古墳とすると[[古墳時代]]の始まりが大幅にさかのぼるため、古墳ではなく[[弥生墳丘墓]]とする説もある。</ref>や、[[鉄剣・鉄刀銘文|王賜銘]]鉄剣を出土した[[稲荷台1号古墳]]<ref group="注釈">なお、これら養老川北岸の古墳群は首長の墳墓ではなく小勢力のもので、このため王賜銘鉄剣の「王」をヤマト王権の[[治天下大王|大王]]とする他、上海上の首長である対岸の姉崎二子塚古墳の被葬者とみる説もある。</ref>があり、古くから[[ヤマト王権]]と緊密なつながりがあったことが想定される。『[[万葉集]]』巻第十四東歌の筆頭に「夏麻引く海上潟の沖つ渚に船はとどめむ小夜ふけにけり」とあり、[[水上交通]]の要衝であったともされる。[[養老川]]下流南岸の[[姉崎古墳群]]は上海上国造一族の墳墓とされ、[[4世紀]]後半の全長130メートルの[[姉崎天神山古墳]]、5世紀前半の全長86メートルの釈迦山古墳に続き、5世紀後半には全長103メートルの[[姉崎二子塚古墳]]が造営されている。

律令制において令制国である'''[[上総国]]'''が成立し、[[東海道]]に属する一国となった。上総国は、[[国司|国守]]に必ず親王が補任される[[親王任国]]となり、国級は大国にランクされた。親王任国の国守となった親王は「太守」と称し、[[官位]]は必然的に他の国守(通常は[[従六位|従六位下]]から[[従五位|従五位上]])より高く、親王太守は[[正四位]]以上とされた。親王太守は現地へ赴任しない[[遙任]]だったため[[平高望]]、[[平良兼|良兼]]や[[菅原孝標]]がそうであったように、国司の実質的長官は上総介であった。

[[上総国]]の[[国司]]が政務を執る'''[[国府]]'''(中心地域)は市原市の国分寺台から能満にかけての一帯だったと推定される。市原市国分寺台から[[上総国分寺#上総国分寺跡|国分寺跡]]、[[上総国分尼寺跡|国分尼寺跡]]が発掘されているが、国府の遺構はまだ見つかっていない。中世の国府は市原市[[能満]](府中)にあったと考えられている。[[ファイル:Kazusa-kokubunji-ato seimon.jpg|サムネイル|[[上総国分寺#上総国分寺跡|上総国分寺跡]](西門跡)|代替文=]]

'''上総国分寺'''は現在の国分寺と重複している。周囲に谷や古墳があるため寺域は四角形ではない。南北478メートル、東西は北辺:254メートル・中央:345メートル・南辺:299メートル、面積は139,000平方メートルに及ぶ。主要な伽藍地は南北219メートル、東西194メートルで、[[大官大寺]]式の伽藍配置。[[ファイル:Kazusa-kokubunniji-ato chuumon-3.jpg|サムネイル|[[上総国分尼寺跡|上総国分尼寺]]中門(復元)]]'''上総国分尼寺'''は[[1989年]]([[平成]]元年)まで行われた発掘調査で、柱の位置の確認などで主要伽藍の構造を含めた全容が解明されたことから、建物跡の完全な復元が可能とされた<ref>“尼寺の“すべて”出土 上総国分尼寺跡 完全復元は全国初”.&nbsp;''朝日新聞''&nbsp;(朝日新聞社): p.&nbsp;22.&nbsp;(1989年6月29日)</ref><ref>“市原の上総国分尼寺跡 主要伽藍の構造、全容解明 建物跡の復元可能に”.&nbsp;''読売新聞''&nbsp;(読売新聞社): p.&nbsp;24.(1989年7月13日)</ref>。これを踏まえ、かつての中門が[[奈良時代]]の工法を再現する形で復元<ref>“房総おもしろ博物館図鑑 史跡上総国分尼寺跡展示館”.''朝日新聞''&nbsp;(朝日新聞社): p.&nbsp;30.&nbsp;(1995年5月26日)</ref>。合わせて「史跡上総国分尼寺跡展示館」が建設され([[1993年]](平成5年)[[8月1日]]開館)、復元建物と共に一般公開されている<ref>“市原・上総国分尼寺跡中門 奈良時代の姿をそのままに復元 回廊、鐘楼も計画”.&nbsp;''毎日新聞''&nbsp;(毎日新聞社): p.&nbsp;18.&nbsp;(1993年2月17日)</ref>。

=== 中世 - 近現代 ===
[[中世]]においては[[千葉氏]]の勢力下にあったが、千葉氏の勢力が次第に衰えると、[[里見氏]]などの新興勢力の伸張を許した。現在の千葉市生実町に館を構えた[[小弓公方]][[足利義明]]も、一時期この地に拠っており、その時の御所があったとされる場所は、五所という地名として残っている。

[[近世]]の[[幕藩体制]]下では[[五井藩]]、[[鶴牧藩]]、[[旗本]]の陣屋として伊丹陣屋が知られている。

[[1871年]](明治4年)7月の[[廃藩置県]]では[[菊間]]県、鶴牧県、鶴舞県が成立。その後同年11月の府県統合で[[木更津県]]に、[[1873年]](明治6年)に[[印旛県]]や[[新治県]]の一部と合併して[[千葉県]]が成立した。現在の市原市は[[市原郡]]のほぼ全域を市域としているが、[[1889年]](明治22年)の時点で171箇村が確認されている。これが[[1945年]]([[昭和]]20年)までに5町16村にまとまり、更に昭和の大合併期である[[1954年]](昭和29年)から[[1961年]](昭和36年)にかけて[[姉崎町]]、[[市原町]]、[[五井町]]、[[市津町]]、[[南総町]]、[[三和町 (千葉県)|三和町]]、[[加茂村 (千葉県)|加茂村]]の5町2村にまで統合された。

=== 市制施行に際して ===
[[1963年]]([[昭和]]38年)に大[[千葉市]]建設を目論んで、当時の[[千葉市長]][[宮内三朗]]が[[五井町]]長に千葉市への編入を提案したが、もともと[[市原郡]]5町での合併を提案していた五井町長は反対し、さらに対抗策として[[姉崎町]]と五井町の2町が合併して'''南葉町'''(なんようちょう)を組織することを発表した<ref name=":1" />。しかし結局、[[千葉県知事]]の提案により市原郡5町が提案されたことで南葉町発足の計画は中止となり、町合併による新設という形で新自治体を組織することが決定した<ref name=":1" />。市名決定にあったって、当時市原郡内で2大勢力となっていた五井町と[[市原町]]との間で「五井市」とするか「市原市」とするかで争われたとされるが、最終的には郡名でもある「市原」を採用することに決定した<ref name=":1" />。その代わり、行政機関の中央は、最も発展していた旧五井町におき、市執行部の主要人事は、合併5町の中で市原町に続く規模であった旧姉崎町からとした<ref name=":1" />。このような経緯がありつつ、[[1963年]](昭和38年)[[5月1日]]に'''市原市'''が誕生した<ref name="chibanippo196552">市原市、スタート、きのう盛大に祝賀会”. ''[[千葉日報]]'' (千葉日報社): pp. 1. (1965年5月2日)</ref>。

=== 市制施行後 ===
[[ファイル:養老川 - panoramio.jpg|サムネイル|千葉セクションより約1.5km南方の国本層が露出する養老渓谷]]
戦後に東京湾岸の埋め立てが進み、市原市は[[千葉港]]の一角に組み込まれた。市原市では特に[[石油]]産業などの[[化学工業]]を主とする企業の進出が多い。なお、高度成長期には、全国の工業地区と同様に、公害が多く発生しており、[[1974年]](昭和49年)5月には、[[市原市立姉崎公民館]](旧所在地)付近にある市原姉崎測定局にて、[[光化学オキシダント]]濃度が0.50ppmを超え、直ちに千葉県内で初となる[[光化学スモッグ警報]]が出された。[[1980年]](昭和55年)[[3月31日]]に[[防災行政無線]]が開局している。[[2005年]](平成17年)[[4月1日]]に防災行政無線の夕方のチャイム「ハッピー市原」が放送開始<ref group="広報">[.city.ichihara.chiba.jp/kurashi/bohanbosai/bousai_top/torikumi/p_h_18.html 防災無線]-市原市< 防災無線]-市原市</ref><ref group="注釈">現在は市原市民歌に変更</ref>。かつて存在した[[地方自治法]][[s:地方自治法 第二編 普通地方公共団体 第十二章 大都市等に関する特例#252の26の3|第252条の26の3第1項]]に定める政令による[[特例市]]になる要件を満たしていたが、特例市にはならなかった。[[2017年]]11月に[[GSSP]]に市原市[[田淵 (市原市)|田淵]]の[[養老川]]沿いの[[露頭]]で見られる、約77万年前の[[地層]]([[千葉セクション]])が内定し、2018年には「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」の名称で国の[[天然記念物]]に指定された<ref name=":0">[https://www.bunka.go.jp/koho_hodo_oshirase/hodohappyo/1406111.html 史跡等の指定等について(文化庁サイト、2018年6月15日発表)]、平成30年10月15日文部科学省告示第191号</ref>。

=== 年表 ===
[[町村制]]施行後からの年表は以下の通りである<ref name=":1">{{Cite book|和書|title=市原現代年表|year=2016|publisher=市原市|month=12|author=矢島秀朗}}</ref><ref>{{Cite book|和書 |title=市原のあゆみ |year=1973 |publisher=市原市 |doi=10.11501/9640298}}</ref>。
* [[1889年]]([[明治]]22年)
** 町村制施行により、[[市原郡]][[八幡町 (千葉県市原郡)|八幡町]]、[[五井村]]、[[千種村 (千葉県)|千種村]]、[[鶴牧村]]、[[東海村 (千葉県市原郡)|東海村]]、[[海上村 (千葉県市原郡)|海上村]]、[[菊間村]]、[[湿津村]]、[[市東村]]、[[市西村]]、[[養老村 (千葉県)|養老村]]、[[戸田村 (千葉県)|戸田村]]、[[明治村 (千葉県)|明治村]]、[[内田村 (千葉県)|内田村]]、[[鶴舞村]]、[[高滝村]]、[[富山村 (千葉県)|富山村]]、[[平三村]]、[[里見村 (千葉県)|里見村]]、[[白鳥村 (千葉県)|白鳥村]]発足。
* [[1891年]](明治24年)
** 鶴舞村が町制施行で'''[[鶴舞町]]'''に。五井村が町制施行で'''[[五井町]]'''に。
* [[1892年]](明治25年)
** 鶴牧村が町制施行で'''[[姉崎町]]'''に。
* [[1897年]](明治30年)
** [[郡制]]施行。
* [[1912年]](明治45年)
** [[国鉄]][[木更津線]]が開業し、[[八幡宿駅]]・[[五井駅]]・[[姉ケ崎駅]]設置。
* [[1923年]]([[大正]]12年)
** [[郡会]]廃止。
* [[1924年]](大正13年)
** 明治村が町制施行で'''[[牛久町]]'''に。
* [[1925年]](大正14年)
** [[小湊鉄道]]開業。
* [[1926年]](大正15年)
** [[郡役所]]廃止。
* [[1947年]](昭和27年)
** 4月1日 - [[学校教育法]]施行により以下の公立学校が開校。
*** 現'''[[姉崎地区]]''':[[姉崎町立姉崎中学校]]
*** 現'''[[市原地区]]''':[[八幡町立八幡中学校 (千葉県)|八幡町立八幡中学校]]、[[菊間村立菊間中学校]]、[[市原村立市原中学校]]
*** 現'''[[五井地区]]''':[[五井町立五井中学校]]、[[東海村立東海中学校]]、[[千種村立千種中学校]]〈初代〉
*** 現'''[[三和地区]]''':[[市西村立市西中学校]]、[[養老村立養老中学校]]、[[海上村立海上中学校]]
*** 現'''[[市津地区]]''':[[市津村立市東中学校|市東村立市東中学校]]、[[市津村立湿津中学校|湿津村立湿津中学校]]
*** 現'''[[南総地区]]''':[[牛久町立牛久中学校]]、[[戸田村立戸田中学校]]、[[鶴舞町立鶴舞中学校]]、[[平三村立平三中学校]]、[[内田村立内田中学校]]
*** 現'''[[加茂地区 (市原市)|加茂地区]]''':[[高滝村立高滝中学校]]、[[富山村立富山中学校]]、[[里見村立里見中学校]]、[[里見村立月出中学校]]、[[白鳥村立白鳥中学校]]
* [[1954年]]([[昭和]]29年)
** 高滝村、富山村、里見村、白鳥村が合併して[[加茂村 (千葉県)|'''加茂村''']]発足。東海村が五井町に吸収合併。
* [[1955年]](昭和30年)
** 2月11日 - 湿津村と市東村が合併し'''[[市津村]]'''発足。
** 3月30日 - [[千種村 (千葉県)|千種村]]が[[五井町]]に吸収合併。
** 3月31日
*** 八幡町と菊間村が合併し'''[[市原町]]'''発足。市西村と養老村が合併し[[三和町 (千葉県)|'''三和町''']]発足。
*** 五井町の一部が姉崎町に編入。
*** 以下の公立学校が閉校。
**** [[千種村立千種中学校]]〈初代〉
* [[1956年]](昭和31年)
** 海上村が三和町に吸収合併。市原村が市原町と五井町に分割併合。三和町の一部が五井町に編入。
* [[1961年]](昭和36年)
** 市津村が町制施行で'''[[市津町]]'''に。
* [[1962年]](昭和37年)
**
** 大千葉市建設を目標に市原郡を[[千葉市]]に編入する提案を千葉市がするも、[[五井町]]が反対。対抗として、五井町と[[姉崎町]]が合併して'''[[南葉町]]'''を発足させようとするも、千葉県知事が市原郡5町合併を提案し中止に。市原郡5町が合併する方針で決定。
** 4月1日 - 以下の[[公立学校]]が開校。
*** [[三和町立三和中学校 (千葉県)|三和町立三和中学校]](三和町立市西中学校、三和町立養老中学校、三和町立海上中学校が合併)
* [[1963年]](昭和38年)
** 1月10日 - 大千葉市建設のため、千葉県知事が協力を要請する。
** 1月19日 - 千葉市が広域都市建設のため市原郡に合併を提案する。
** 1月29日 - 姉崎町と五井町の合併委員会が両町合併を議決し、新町名を'''南葉町'''とする。
** 2月28日 - 市原郡北部市政促進協議会は市建設計画案を採決する。
** 6月1日 - [[市原郡]][[姉崎町]]・[[市原町]]・[[五井町]]・[[三和町 (千葉県)|三和町]]・[[市津町]]が合併し、'''市原市'''が発足。人口約10万人。
* [[1964年]](昭和39年)
** 1月15日 - [[市原市立五井小学校]]で第1回[[成人式]]。
** 6月15日 - 市原郡南総町の町長と加茂村の村長が市原市への編入申し入れ。
** 8月31日 - 市原市役所仮庁舎が増設分まで完成。木造2階建て。
* [[1965年]](昭和40年)
** 3月31日 - 以下の公立学校が閉校。
*** [[南総町立内田中学校]]
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校。
*** [[加茂村立加茂中学校]]([[加茂村立高滝中学校]]、[[加茂村立富山中学校]]、[[加茂村立里見中学校]]、[[加茂村立白鳥中学校]]が合併)
* [[1966年]](昭和41年)
** 5月15日 - 市制施行3周年記念式典を[[市原市立五井中学校]]で挙行。[[市原市民歌]]及び市原市民音頭を発表。
** 4月1日 - 以下の[[公立学校]]が開校または改称。
*** [[市原市立有秋東小学校]](市原市立有秋小学校から改称)
*** [[市原市立辰巳台西小学校]](市原市立辰巳台小学校から改称)
*** [[市原市立有秋西小学校]](市原市立有秋東小学校から分離開校)
*** [[市原市立辰巳台東小学校]](市原市立辰巳台西小学校から分離開校)
* [[1967年]](昭和42年)
** 1月1日 - 以下の[[公立学校]]が開校または改称。
*** [[市原市立京葉小学校]](市原市立岩崎小学校から改称)
** 9月28日 - 南総町解町式典を[[市原市立南総公民館|牛久中央公民館]]で挙行。加茂村解村式典を[[加茂村立加茂中学校]]で挙行。
** 10月1日
*** [[市原郡]]最後の2町村の南総町、加茂村を併合。'''市原郡廃止'''。
*** 以下の公立学校が閉校。
**** 市原市立月出中学校([[市原市立加茂中学校]]に合併)
* [[1968年]](昭和43年)
** [[姉ケ崎駅]]2面4線化。
* [[1969年]](昭和44年)
** [[3月1日]] - [[市原緑地運動公園臨海競技場]]開場。
* [[1970年]](昭和45年)
** 市の木「イチョウ」決定。
** 3月31日 - 以下の公立学校が閉校。
*** [[市原市立朝山小学校]]([[市原市立千種小学校]]〈3代目〉に統合)
* [[1971年]](昭和46年)
** 3月31日 - 以下の公立学校が閉校。
*** [[市原市立千種小学校]]〈3代目〉
*** [[市原市立牛久中学校]]
*** [[市原市立戸田中学校]]
*** [[市原市立鶴舞中学校]]
*** [[市原市立平三中学校]]
** 4月1日 - 以下の[[公立学校]]が開校または改称。
*** [[市原市立千種小学校]]〈4代目〉
*** [[市原市立若葉小学校]]([[市原市立五井小学校]]から分離開校)
*** [[市原市立南総中学校]]([[市原市立牛久中学校]]、[[市原市立戸田中学校]]、[[市原市立鶴舞中学校]]、[[市原市立平三中学校]]が合併)
** 5月1日 - [[千葉こどもの国キッズダム]]開園。
** 7月22日 - [[姉崎公園]]開園。
** 9月18日 - [[八幡海岸通]]にある[[三井造船]]千葉造船所において、作業員が構内に落ちていた[[非破壊検査]]用[[イリジウム192]]を強力な[[放射線源]]であると知らずに持ち帰り、訪ねてきた友人5人を含めた6人が[[被曝]]する事故が発生。[[造船所]]は2日後に紛失に気づき、その翌日に[[科学技術庁]]に届け出た。事業所における放射線被曝事故は日本で初めてのケースであった。
* [[1972年]](昭和47年)
** [[市原市役所]]が[[五井 (市原市)|五井]]から[[惣社 (市原市)|惣社]]に移転。
** 4月1日 - 以下の[[公立学校]]が開校または改称。
*** [[市原市立白鳥小学校]]([[市原市立大久保小学校]]、[[市原市立朝生原小学校]]、[[市原市立月崎小学校]]が合併)
*** [[市原市立明神小学校]]([[市原市立姉崎小学校]]から分離開校)
*** [[市原市立若宮小学校]]([[市原市立八幡小学校]]から分離開校)
* [[1973年]](昭和48年)
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立石塚小学校]]([[市原市立八幡小学校]]、[[市原市立菊間小学校]]から分離開校)
** [[若潮国体]]でサッカー競技の会場として利用される。
* [[1974年]](昭和49年)
** [[市原市市民会館]]開館。
** 老人福祉センター開館。
* [[1975年]](昭和50年)
** 1月1日 - 第1回元旦マラソン大会(現:高滝湖マラソン大会)開催。
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立青葉台小学校]]([[市原市立明神小学校]]から分離開校)
* [[1976年]](昭和51年)
** 6月1日 - [[イトーヨーカドー市原店]]開業。
** 休日急病センター開所。
** 千葉県内で6番目に人口20万人突破。
* [[1977年]](昭和52年)
** 千葉県と地権者との間で高滝湖建設協定が結ばれる。
** 農業センター開設。
** [[千原台ニュータウン]]事業開始。
* [[1978年]](昭和53年)
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立有秋中学校]]([[市原市立姉崎中学校]]から分離開校)
*** [[市原市立若葉中学校]]([[市原市立五井中学校]]から分離開校)
** 消費生活センター開設。
** 市内初の大型公民館である[[市原市立五井公民館]]を開設。
** [[五井駅]]橋上化。
* [[1979年]](昭和54年)
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立国分寺台小学校]]([[市原市立市原小学校]]から分離開校)
*** [[市原市立白幡小学校]]([[市原市立辰巳台西小学校]]、[[市原市立辰巳台東小学校]]から分離開校)
** 「市原市休日急病センター」が「[[市原市急病センター]]」に名称変更。
** [[八幡 (市原市)|八幡]]に[[市原市青少年会館]]開館。
* [[1980年]](昭和55年)
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立光風台小学校]]([[市原市立戸田小学校]]から分離)
*** [[市原市立寺谷小学校]]([[市原市立戸田小学校]]から分離)
** 4月26日 - [[イトーヨーカドー姉崎店]]開業。
** 5月1日 - [[市原市役所姉崎支所]]移転、[[市原市立姉崎公民館]]移転。
** 平蔵廃棄物最終処分場完成。
** 市民病院に伝染病隔離病舎が建設。
** [[防災無線]]開通。
* [[1981年]](昭和56年)
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立八幡東中学校]]([[市原市立八幡中学校]]から分離開校)
** [[市外局番]]を0436に統一。
** [[市原市福祉会館]]開館。
** [[市原市役所市津支所]]及び[[市原市立市津公民館]]の複合施設供用開始。
** [[五井会館]]を開設。[[市原市役所五井支所]]移転。
* [[1982年]](昭和57年)
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立有秋南小学校]]([[市原市立有秋西小学校]]から分離)
*** [[市原市立国分寺台西小学校]]([[市原市立国分寺台小学校]]から分離)
** [[市原市シルバー人材センター]]、[[市原市文化財センター]]設置。
* [[1983年]](昭和58年)
** 3月18日 - [[ダイエー市原店]]開業。
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立姉崎東中学校]]([[市原市立姉崎中学校]]から分離開校)
*** [[市原市立国分寺台中学校]]([[市原市立市原中学校]]から分離開校)
*** [[市原市立双葉中学校]]([[市原市立三和中学校]]、[[市原市立南総中学校]]から分離開校)
** 10月1日 - [[イトーヨーカドー八幡宿店]]開業。
** [[上総国分尼寺]]跡が国の重要文化財に指定。
* [[1984年]](昭和59年)
** [[市原市役所辰巳台支所]]と[[市原市立辰巳公民館]]の複合施設が完成し、移転。
** [[市原市能満清掃工場]]に代わって[[市原市福増クリーンセンター]]開業。
** 「非核平和都市宣言」議決。
* [[1985年]](昭和60年)
** [[市原市立青葉台小学校]]の器楽部が全国大会出場。
* [[1986年]](昭和61年)
** [[市原市立八幡公民館]]の大規模拡張によって[[市原市役所市原支所]]を併設。
** [[帝京大学医学部附属市原病院]]が開院。
* [[1987年]](昭和62年)
** 「[[市原市農業協同組合]]」が誕生。
** [[潤井戸 (市原市)|潤井戸]]に[[帝京技術科学大学]]が開学。
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立千種中学校]]〈2代目〉([[市原市立姉崎中学校]]、[[市原市立五井中学校]]から分離開校)
* [[1988年]](昭和63年)
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立国分寺台西中学校]]([[市原市立国分寺台中学校]]から分離開校)
** 日本最古とされる「王賜銘鉄剣」が[[山田橋]]の[[稲荷台古墳群|稲荷台古墳]]から発見される。
* [[1989年]](昭和64年/平成元年)
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立国分寺台東小学校]]([[市原市立国分寺台小学校]]、[[市原市立国分寺台西小学校]]から分離開校)
*** [[市原市立水の江小学校]]([[市原市立菊間小学校]]、[[市原市立市東第一小学校]]から分離開校)
** 5月28日 - [[姉ケ崎駅]]橋上化。
** 10月1日 - [[市原市役所有秋支所]]設置で姉崎地区から'''[[有秋地区]]'''を分離。
** 市制施行25周年記念事業で市民憲章、市の花が「[[コスモス]]」、市の鳥が「[[ウグイス]]」に決定。
** [[千原台ニュータウン]]街開き。
* [[1990年]](平成2年)
** [[高滝ダム]]で貯水が始まる。県下最大の[[人工湖]]が誕生。
** [[市原市立国分寺公民館]]開館。
** [[市原市埋蔵文化財センター]]開設。
* [[1991年]](平成3年)
** [[市原市立中央図書館]]開館。
* [[1992年]](平成4年)
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立五所小学校]]〈2代目〉([[市原市立白金小学校]]から分離開校)
*** [[市原市立ちはら台南中学校]]([[市原市立菊間中学校]]、[[市原市立市東中学校]]から分離開校)
** [[市原市立菊間コミュニティーセンター]]と[[市原市菊間保健福祉センター]]の複合施設供用開始。
** [[ジェフユナイテッド市原]]の[[ホームタウン]]に決定。既設の全ゴルフ場と環境保全協定を締結。
* [[1993年]](平成5年)
** 「スポーツ健康都市宣言」実施。
** [[Jリーグ]]開幕。[[市原緑地運動公園臨海競技場]]が[[ジェフユナイテッド市原]]のホームスタジアムに。
** [[市原市憩の家]]オープン。
** 上総国分尼寺跡展示館を開設。
** [[アメリカ]]・[[モビール|モビール市]]と[[姉妹都市]]提携に調印。
* [[1994年]](平成6年)
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立清水谷小学校]]([[市原市立水の江小学校]]から分離開校)
** [[市原緑地運動公園臨海競技場]]改修。
** 市内全域で[[資源ごみ]]の分別収集開始。
** [[福増クリーンセンター]]第二工場完成。
** [[新井浄水場]]完成。
** 辰巳在宅介護支援センターが年中無休・24時間体制で開設。
* [[1995年]](平成7年)
** 4月1日 - [[千葉急行電鉄]][[千原線]]の[[ちはら台駅]]が開業。
** 11月1日 - [[市原市水と彫刻の丘]]開業。
** [[アズ植物公園]]開園。
* [[1996年]](平成8年)
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立牧園小学校]]([[市原市立清水谷小学校]]から分離開校)
** [[市原市勤労会館]]が開業。
** [[スクールカウンセラー]]制度開始。
** [[公文書公開]]制度開始。
* [[1997年]](平成9年)
** [[南総地区]]・[[加茂地区 (市原市)|加茂地区]]で、24時間対応ホームヘルパーのモデル事業が開始。
* [[1998年]](平成10年)
** 2月1日 - [[千葉県循環器病センター]]開業。
** 3月18日 - [[ダイエー市原店]]が閉店。
** 7月3日 - [[市原市姉崎保健福祉センター]]開業。
** 10月11日 - [[個人情報保護]]条例施行。
** 市がホームページを開設。
** 市職員などが講師となる出前講座「おでかけくん」がスタート。
** [[ちはら台学校給食共同調理場]]供用開始。
* [[1999年]](平成11年)
** 商店街の活性化に地域振興券を発行開始。
** [[都市景観]]条例施行。
** [[介護保険制度]]の認定受付を開始。
* [[2000年]](平成12年)
** 「不法投棄撲滅宣言」を発表。
** 旧[[ダイエー市原店]]跡地の競艇の場外舟券売場「[[ボートピア市原]]」の開設協定調印。
** [[ジェフユナイテッド市原]]が[[フットパーク姉崎]]に練習場と本社を移転。
* [[2001年]](平成13年)
** 市ホームページが全国広報コンクールで日本一。
** 全国花いっぱいコンクールで[[市原市立市東第二小学校]]が環境大臣賞受賞。
** [[市原市福増クリーンセンター#市原市指定ごみ袋|市原市指定ごみ袋]]の使用が開始。
** 子育て支援センター開所。
* [[2002年]](平成14年)
** 住民基本台帳ネットワークが運用開始。
** [[道の駅あずの里いちはら]]開駅。
** [[市原市役所ちはら台支所]]設置で'''[[ちはら台地区]]'''設置。建物は[[市原市立ちはら台コミュニティーセンター]]新設と共に建設した複合施設。
** 文化の森が開業。
** 市立学校が[[週休2日制]]へと移行。
** 粗大ごみが有料に。
** 一般廃棄物処理基本計画策定。
** [[八幡 (市原市)|八幡]]に建設予定だった[[千葉県営スタジアム]]計画中止。
* [[2003年]](平成15年)
** 10月1日を「市民の日」に制定。
* [[2004年]](平成16年)
** [[市原市三和保健福祉センター]]完成。
* [[2005年]](平成17年)
** 4月17日 - [[イトーヨーカドー八幡宿店]]閉店。
** [[市原スポレクパーク]]完成。
** 防災無線で日没前に「ハッピー市原」の放送を開始。
* [[2006年]](平成18年)
* [[2007年]](平成19年)
** 3月31日 - 以下の公立学校が閉校。
*** [[市原市立月出小学校]]([[市原市立里見小学校]]と合併)
** [[市原市立姉崎東中学校]]の水泳部と柔道部が全国大会出場。
* [[2008年]](平成20年)
** コミュニティバス「[[コスモス南総]]」が試験運行を開始。
* [[2009年]](平成21年)
** 市立国保診療所が[[市原市立高滝小学校]]前に「加茂診療所」として移転開業。
* [[2010年]](平成22年)
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校または改称。
*** [[市原市立ちはら台桜小学校]]([[市原市立水の江小学校]]から分離開校)
** 5月9日 - [[イトーヨーカドー市原店]]〈初代〉閉店。
** [[東海大学付属望洋高等学校]]が市内初の甲子園出場。
** [[ゆめ半島千葉国体]]開催で一部競技の会場に。
* [[2011年]](平成23年)
** 3月11日 - [[東日本大震災]]によって[[五井地区]]で[[コンビナート]]火災が発生。
* [[2012年]](平成24年)
** 4月1日
*** 以下の公立学校が開校または改称。
**** [[市原市立ちはら台西中学校]]([[市原市立ちはら台南中学校]]から分離開校)
*** [[市原市総合公園]](上総更級公園)開園。
*** [[飯給駅]]の「[[世界一大きなトイレ]]」設置。
** 8月22日 - [[市原市立ちはら台南中学校]]の女子陸上部が[[4×100mリレー]]で全国優勝。
** [[ロンドンオリンピック (2012年)|ロンドンオリンピック]]で活躍した[[鶴見虹子]]選手に市民栄誉賞贈与。
* [[2013年]](平成25年)
** 3月31日 - 以下の公立学校が閉校。
*** [[市原市立里見小学校]]
*** [[市原市立高滝小学校]]
*** [[市原市立富山小学校]]
*** [[市原市立白鳥小学校]]
** 4月1日 - 以下の公立学校が開校。
*** [[市原市立加茂学園]]([[市原市立里見小学校]]、[[市原市立高滝小学校]]、[[市原市立富山小学校]]、[[市原市立白鳥小学校]]が統合した[[市原市立加茂小学校]]と[[市原市立加茂中学校]]を同一敷地内に併設した、市原市市制施行後初の[[小中一貫教育校]])
** 8月3日 - [[市原湖畔美術館]]開館(旧:[[市原市水と彫刻の丘]])
** 市制施行50周年記念事業。市マスコットキャラクター「[[オッサくん]]」決定。
* [[2014年]](平成26年)
* [[2015年]](平成27年)
* [[2016年]](平成28年)
** 3月31日 - 以下の公立学校が閉校。
*** [[市原市立平三小学校]]([[市原市立鶴舞小学校]]と合併)
* [[2017年]](平成29年)
** 3月31日 - 以下の公立学校が閉校。
*** [[市原市立市東第二小学校]]([[市原市立市東第一小学校]]と合併)
** [[12月28日]] - [[市原市役所]]防災庁舎(現:第一庁舎)完成。
* [[2018年]](平成30年)
** 8月21日 - [[市原市立ちはら台南中学校]]の女子陸上部が[[4×100mリレー]]で全国3位。
* [[2019年]](平成31年/[[令和]]元年)
** 10月12日 - [[市原市立国分寺台中学校]]が[[東日本学校吹奏楽大会]]ゴールド金賞受賞。
* [[2020年]](令和2年)
* [[2021年]](令和3年)
** 平成通りの姉崎地区部分が暫定開業。
* [[2022年]](令和4年)
** 3月31日 - 以下の公立学校が閉校。
*** [[市原市立内田小学校]]([[市原市立牛久小学校]]と合併)
** 4月1日 - [[青葉台 (市原市)|青葉台]]で、市原市と[[東京大学大学院]]や[[中部電力]]等が協力して[[高齢者]]の[[健康]]に関する[[実証実験]]実施。
** 11月20日 - [[市原歴史博物館]]開館。
* [[2023年]](令和5年)
** 3月31日 - 以下の公立学校が閉校。
*** [[市原市立八幡東中学校]]([[市原市立八幡中学校]]と合併)
** 市制施行60周年記念事業実施。
* [[2024年]](令和6年)
** [[4月1日]] - [[いちはら子ども未来館]]開業(予定)。
* [[2026年]](令和8年)
** [[3月]] - [[八幡宿駅西口複合施設]]完成(予定)。
** [[市原市役所]]第二庁舎(旧:本庁舎)建て替え開始(予定)。

=== 公害 ===
市原市は全国2位の[[製造品出荷額]]を誇る[[工業都市]]であり、特に[[石油化学工業]]に秀でており、大規模な[[コンビナート]]が形成されている<ref name=":7" />。これらは[[1955年]]([[昭和]]30年)頃から構築され始め、[[高度成長期]]頃になるとかなりの規模となっていた<ref name=":7" />。当時は現在よりも環境や人体に悪影響を及ぼしやすい装置で運用されていたため、度々環境問題が指摘されていた。[[1974年]](昭和49年)5月には市原市姉崎測定局<ref group="注釈">旧[[市原市立姉崎公民館]]付近</ref>にて[[光化学オキシダント]]の濃度が0.50ppmを超え、直ちに千葉県内で初となる[[光化学スモッグ重大緊急報]]が出された<ref name=":1" />。このようなことが一因となり、[[姉崎地区]]では欅が枯れるなどの被害が出ていた。なお現在、測定値に関して、その数値は改善傾向にあり、[[光化学スモッグ警報]]の発令は過去10年なく、[[光化学スモッグ注意報]]に関しても、年4 - 5回程度の発令で推移している<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.pref.chiba.lg.jp/taiki/toukeidata/air-monitoring/2022/documents/2022smog.pdf |title=光化学スモッグの発生状況と対策(令和4年度) |access-date=2023-05-05 |publisher=千葉県環境生活部大気保全課}}</ref>。

=== 災害記録 ===
主な自然災害の記録は以下の通りである<ref name=":2" />。
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed"
! rowspan="2" |西暦(和暦)
! rowspan="2" |名称
! rowspan="2" |種類
! rowspan="2" |環境的被害
! colspan="2" |人的被害
|-
!死者
!重軽傷者
|-
|[[1870年]](明治3年)
|
|
|嵐
|姉崎浦塩浜の堤防が破損する。
|なし
|不明
|-
|-
| 1967年(昭和42年)
|[[1871]]明治4年)
|
| {{bar100|g}}{{bar20|g}}{{bar1|g}}
|嵐
| align="right"| 12万0,924
|岩崎新田の堤防が破損する。
| 南総町と加茂村を編入
|なし
|不明
|-
|-
| 1970年(昭和45年)
|[[1880]]明治13年)
| {{bar100|g}}{{bar50|g}}{{bar6|g}}
| align="right"| 15万6,262
|
|
|嵐
|八幡で家屋が流出。
|4名
|不明
|-
|-
| 1975年(昭和50年)
|[[1901]]明治34年)
| {{bar100|g}}{{bar90|g}}{{bar6|g}}
| align="right"| 19万5,616
|
|
|嵐
|家屋全壊9戸。
|2名
|不明
|-
|-
| 1976年(昭和51年)
|[[1902]]明治35年)
|
| {{bar100|g}}{{bar100|g}}{{bar1|g}}
|竜巻
| align="right"| 20万0,393
|家屋全壊2戸。
| 人口20万人突破
|1名
|不明
|-
|-
| 1980年(昭和55年)
|[[1903]]明治36年)
| {{bar100|g}}{{bar100|g}}{{bar10|g}}
| align="right"| 21万9,508
|
|
|嵐
|落雷による被害。
|不明
|不明
|-
|[[1923年]](大正12年)
|[[関東大震災]]
|地震
|家屋全壊2,477戸。
|88名
|不明
|-
|-
| 1985年(昭和60年)
|[[1970]](昭和45年)
| {{bar100|g}}{{bar100|g}}{{bar30|g}}{{bar1|g}}
| align="right"| 23万8,133
|
|
|集中豪雨
|家屋全半壊20戸。
|なし
|不明
|-
|-
| 1989年(平成元年)
|[[1971]]昭和46年)
|[[昭和46年台風第25号|台風25号]]
| {{bar100|g}}{{bar100|g}}{{bar50|g}}{{bar4|g}}
|台風
| align="right"| 25万4,133
|水田流出109ha、道路決壊105箇所
| 人口25万人突破
|なし
|不明
|-
|-
| 1990年(平成2年)
|[[1979]]昭和54年)
|[[台風20号 (1979年)|台風20号]]
| {{bar100|g}}{{bar100|g}}{{bar50|g}}{{bar9|g}}
|台風
| align="right"| 25万9,125
|家屋全半壊8戸、道路決壊90箇所
|なし
|不明
|-
|[[1987年]](昭和62年)
|[[千葉県東方沖地震 (1987年)|千葉県東方沖地震]]
|地震
|家屋全壊10戸、屋根瓦損壊11,000戸
|1名
|不明
|-
|[[1989年]](平成元年)
|[[平成元年台風第12号|台風12号]]
|台風
|家屋全壊1戸、水田流出1,400ha、道路決壊357箇所
|なし
|不明
|-
|[[1991年]](平成3年)
|[[平成3年台風第21号|台風21号]]
|台風
|家屋全壊1戸、床上浸水29戸、土砂崩落・道路決壊
|なし
|不明
|-
|[[1996年]](平成8年)
|[[平成8年台風第17号|台風17号]]
|台風
|床上浸水140戸、床下浸水228戸、崖崩れ13箇所
|なし
|不明
|-
|[[2011年]](平成23年)
|[[東日本大震災]]
|地震等
|五井地区で石油タンク爆発。避難勧告発令。
|なし
|不明
|-
| rowspan="2" |[[2019年]](令和元年)
|[[令和元年房総半島台風|房総半島台風]]
|台風
|家屋全半壊663戸・一部損壊7,214戸、浸水3戸ほか
|3名
|18名
|-
|[[令和元年東日本台風|東日本台風]]
|台風
|竜巻による家屋倒壊。
|1名
|不明
|}

=== 行政区域変遷 ===
* [[1963年]](昭和38年)[[5月1日]] - 姉崎町・市原町・五井町・市津町・三和町が合併<ref name="chibanippo196552" />、'''市原市'''が発足<ref name="chibanippo196552" />。
* [[1964年]](昭和39年)4月10日 - [[市津地区]]にある[[瀬又]]の一部が[[千葉市]]に編入。
* [[1965年]](昭和40年)2月1日 - [[君津郡]][[袖ケ浦市|袖ヶ浦町]][[代宿]]の一部を市原市に編入([[椎津]])。
* [[1967年]](昭和42年)[[10月1日]] - [[南総町]]・[[加茂村 (千葉県)|加茂村]]を編入<ref name="chibanippo1967101">市原市、スタート、きのう盛大に祝賀会”. ''[[千葉日報]]'' (千葉日報社): pp. 1. (1965年5月2日)</ref>([[南総地区]]・[[加茂地区 (市原市)|加茂地区]])。
* [[1971年]](昭和46年)5月1日 - [[市津地区]]にある[[瀬又]]の一部を千葉市に編入。
* [[1975年]](昭和50年)2月1日 - [[市津地区]]にある[[瀬又]]の一部を千葉市に編入。千葉市[[誉田町 (千葉市)|誉田町]]三丁目の一部を市原市に編入([[瀬又]])。
* [[1977年]](昭和52年)5月1日 - 千葉市誉田町三丁目の一部を市原市に編入(瀬又)。
* [[1986年]](昭和61年)4月1日 - [[市原地区]]にある[[古市場 (市原市)|古市場]]の一部を千葉市に編入。
* [[1987年]](昭和62年)4月1日 - 市津地区にある[[高田 (市原市)|高田]]、[[永吉 (市原市)|永吉]]、[[瀬又]]のそれぞれ一部を千葉市に編入。千葉市[[大木戸町 (千葉市)|大木戸町]]の一部を市原市に編入([[高倉 (市原市)|高倉]])。
* [[1994年]](平成6年)10月1日 - 市原地区にある[[押沼]]の一部を千葉市に編入。千葉市[[緑区 (千葉市)|緑区]][[茂呂町 (千葉市)|茂呂町]]の一部を市原市に編入([[茂呂町 (市原市)|茂呂町]])。
* [[1995年]](平成7年)10月1日 - 市原地区にある[[草刈 (市原市)|草刈]]の一部を千葉市に編入。千葉市緑区[[茂呂町 (千葉市)|茂呂町]]・[[中西町 (千葉市)|中西町]]のそれぞれ一部を市原市に編入([[茂呂町 (市原市)|茂呂町]]・[[中西町 (市原市)|中西町]])
{| class="wikitable"
|+旧町村域と市域の対照(明治22年4月1日以降)<ref>{{Cite web |url=https://prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net/common-article/602377bbece4651c88c187a5/2019toukeisho_furoku001-006.pdf |title=市原市旧町域変遷 |access-date=2022-01-11}}</ref>
!西暦
!1891年
!1892年
!1924年
!1954年
!1955年
!1956年
!1961年
!1963年
!1967年
|-
!和暦
!明治24年
!明治25年
!大正13年
!昭和29年
!昭和30年
!昭和31年
!昭和36年
!昭和38年
!昭和42年
|-
| colspan="5" |[[八幡町 (千葉県市原郡)|八幡町]]
| rowspan="2" |[[市原町]]
| colspan="2" rowspan="3" |市原町
| rowspan="13" |'''市原市'''
| rowspan="22" |'''市原市'''
|-
| colspan="5" |[[菊間村]]
|-
| colspan="5" rowspan="2" |[[市原村 (千葉県)|市原村]]
|一部
|-
|一部
| colspan="2" rowspan="4" |五井町
|-
|[[五井村]]
| colspan="3" |[[五井町]]
| rowspan="2" |[[五井町]]
| rowspan="3" |五井町
|-
| colspan="4" |[[東海村 (千葉県市原郡)|東海村]]
|-
| colspan="5" |[[千種村 (千葉県)|千種村]]
|-
| colspan="6" |[[海上村 (千葉県市原郡)|海上村]]
| colspan="2" rowspan="3" |三和町
|-
| colspan="5" |[[市西村]]
| rowspan="2" |[[三和町 (千葉県)|三和町]]
|-
| colspan="5" |[[養老村 (千葉県)|養老村]]
|-
| colspan="2" |[[鶴牧村]]
| colspan="6" |[[姉崎町]]
|-
| colspan="5" |[[市東村]]
| colspan="2" rowspan="2" |[[市津村]]
| rowspan="2" |[[市津町]]
|-
| colspan="5" |[[湿津村]]
|-
| colspan="3" |[[明治村 (千葉県)|明治村]]
|[[牛久町]]
| colspan="5" rowspan="5" |[[南総町]]
|-
|[[鶴舞村]]
| colspan="3" |[[鶴舞町]]
|-
| colspan="4" |[[戸田村 (千葉県)|戸田村]]
|-
| colspan="4" |[[内田村 (千葉県)|内田村]]
|-
| colspan="4" |[[平三村]]
|-
| colspan="4" |[[高滝村]]
| colspan="5" rowspan="4" |[[加茂村 (千葉県)|加茂村]]
|-
| colspan="4" |[[富山村 (千葉県)|富山村]]
|-
| colspan="4" |[[里見村 (千葉県)|里見村]]
|-
| colspan="4" |[[白鳥村 (千葉県)|白鳥村]]
|}

== 文化 ==

=== 行事 ===
* [[いちはらアート×ミックス|中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス]]
* [[上総いちはら国府祭り]]
* [[高滝ダム]]市民花火大会
* [[五井大市]]
* 牛久朝市
* [[姉崎産業祭]]
* [[八幡臨海祭]]
* [[五井臨海祭]]
* 花祭(鶴舞)
* 稚児祭(鶴舞)
* [[椎津カラダミ]]
=== 文化財 ===
国・県指定および国[[登録文化財]]一覧<ref>{{Cite web|和書|title=災害拠点病院の指定について |url=https://www.pref.chiba.lg.jp/iryou/taiseiseibi/saigai/saigaikyotenbyouin.html |website=千葉県 |accessdate=2019-06-24 |language=ja |last=千葉県}}</ref>。
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed"
!番号
!指定・登録
!類別
!名称
!所在地
!所有者または管理者
!指定年月日
!備考
|-
|1
| rowspan="6" |国指定
| rowspan="3" |重要文化財(建造物)
|西願寺阿弥陀堂
|市原市平蔵1360
|西願寺
|大正5年5月24日
|1棟
|-
|2
|鳳来寺観音堂
|市原市吉沢237-1
|鳳来寺
|昭和6年12月14日
|1棟
|-
|3
|飯香岡八幡宮本殿
|市原市八幡1057
|飯香岡八幡宮
|昭和29年9月17日
|1棟
|-
|4
| rowspan="2" |記念物(史跡)
|上総国分寺跡
|市原市惣社1丁目7-1
|市原市他
|昭和4年12月17日
|
|
|-
|-
|5
| 1995年(平成7年)
|上総国分尼寺跡
| {{bar100|g}}{{bar100|g}}{{bar70|g}}{{bar8|g}}
|市原市国分寺台中央3-5-1他
| align="right"| 27万7,574
|市原市他
|昭和58年8月30日
|
|
|-
|-
|6
| 2000年(平成12年)
|記念物(天然記念物)
| {{bar100|g}}{{bar100|g}}{{bar80|g}}
|養老川流域田淵の地磁気逆転地層
| align="right"| 28万0,141
|市原市田渕他
|個人・市原市他
|平成30年10月15日
|
|
|-
|-
|7
| 2005年(平成17年)
| rowspan="24" |県指定
| {{bar100|g}}{{bar100|g}}{{bar80|g}}{{bar5|g}}
| rowspan="2" |有形文化財(建造物)
| align="right"| 28万0,572
|飯香岡八幡宮拝殿
|市原市八幡1057
|飯香岡八幡宮
|昭和41年5月20日
|1棟
|-
|8
|府中日吉神社本殿
|市原市能満589-2
|府中日吉神社
|昭和42年12月22日
|1棟
|-
|9
| rowspan="7" |有形文化財(彫刻)
|木造地蔵菩薩坐像
|市原市山口270-1
|山口区
|昭和33年4月23日
|1躯
|-
|10
|木造聖観世音菩薩立像
|市原市引田94
|蓮蔵院
|昭和33年4月23日
|1躯
|-
|11
|木造聖観音立像
|市原市風戸81
|日光寺
|昭和37年5月1日
|1躯
|-
|12
|木造薬師如来坐像及び両脇侍立像・神将立像2躯
|市原市皆吉6
|橘禅寺
|昭和40年4月27日
|3躯
|-
|13
|木造金剛力士立像
|市原市皆吉6
|橘禅寺
|昭和40年4月27日
|2躯
|-
|14
|木造薬師如来坐像及び両脇侍立像
|市原市上高根1095
|称礼寺
|昭和62年2月27日
|3躯
|-
|15
|木造十一面観音菩薩立像
|市原市宿223
|長栄寺
|平成28年3月4日
|1躯
|-
|16
|有形文化財(工芸品)
|漆塗金銅装神輿
|市原市八幡1057-1
|飯香岡八幡宮
|平成6年2月22日
|4基
|-
|17
|有形文化財(考古資料)
|江子田金環塚古墳出土一括遺物
|市原市埋蔵文化財調査センター
|市原市
|平成9年3月21日
|357箇・2口
|-
|18
|有形文化財(歴史資料)
|小湊鉄道蒸気機関車
|市原市五井1472
|小湊鉄道株式会社
|昭和55年2月22日
|3輛
|-
|19
| rowspan="5" |無形民俗文化財
|鶴峯八幡の神楽
|鶴峯八幡宮
|鶴峯八幡宮十二座神楽保存会
|昭和39年4月28日
|
|
|-
|-
|20
| 2010年(平成22年)
|市原の柳楯神事
| {{bar100|g}}{{bar100|g}}{{bar70|g}}{{bar9|g}}
|飯香岡八幡宮
| align="right"| 27万9,601
|柳楯神事保存会
|昭和41年12月2日
|
|
|-
|-
|21
| 2015年(平成27年)
|大塚ばやし
| {{bar100|g}}{{bar100|g}}{{bar70|g}}{{bar5|g}}
|市原市海保
| align="right"| 28万0,030
|大塚ばやし保存会
|昭和45年1月30日
|
|
|}
<ref group="統計">[http://www.city.ichihara.chiba.jp/joho/toukei/jinkou-top/setaisu_jinkou.html 市原市の世帯数・人口]</ref><ref group="統計">[http://www.city.ichihara.chiba.jp/joho/toukei/jinkou-top/setaisujinko_suii.html 世帯数・人口の推移]</ref>

==行政==
* 市長:[[小出譲治]]([[2015年]][[6月16日]] - [[2019年]][[6月15日]]、1期目)
* 副市長
; 支所
: 市原、五井、姉崎、辰巳台、ちはら台、市津、有秋、三和、南総、加茂
; 財政
: 市原市の[[財政力指数]]は1.15と[[財政]]は良い。この数値が大きいほど財政力が大きく、「1」以上の場合極めて健全な財政とされ、[[地方交付税]]は交付されない。
健全化判断比率
* [[地方財政#財政指標|実質赤字比率]] -% (黒字のため比率が算定されず)
* [[地方財政#財政指標|連結実質赤字比率]] -% (黒字のため比率が算定されず)
* [[地方財政#財政指標|実質公債費比率]] 6.3%
* [[地方財政#財政指標|将来負担比率]] 56.3%
[[地方財政#財政指標|資金不足比率]]
* (全公営企業会計で資金不足額がなく、比率が算定されず)
<ref>広報いちはら2017年12月1日版p、5</ref>
; その他
: [[地方自治法]][[s:地方自治法 第二編 普通地方公共団体 第十二章 大都市等に関する特例#252の26の3|第252条の26の3第1項]]に定める政令による[[特例市]]になる要件を満たしているが、今のところ特例市にはなる予定はない。

== 立法 ==
=== 市議会 ===
* 定数:32名
* 任期:2015年(平成27年)6月16日〜2019年(平成31年)6月15日
* 議長:二田口雄(公明党)
* 副議長:塚本利政(市民クラブ)

{| class="wikitable"
!会派名!!議席数!!議員名(◎は代表)
|-
|-
|22
| [[自由民主党 (日本)|自由民主党]] || style="text-align:right" | 11 || ◎保坂好則、伊藤重明、大曽根友三、岡泉、勝地豊、斉藤直樹、鈴木友成、関学、田尻貢、永野喜光、増茂誠二
|上高根の三山信仰
|市原市上高根
|上高根敬愛講社
|平成13年3月30日
|
|-
|-
|23
| 市民クラブ || style="text-align:right" | 7 || ◎菊地洋己、伊藤浩士、菊岡多鶴子、塚本利政、水野義之、山内一平、渡辺直樹
|椎津のカラダミ
|市原市椎津
|椎津青年会
|平成19年3月16日
|
|-
|-
|24
| [[公明党]] || style="text-align:right" | 6 || ◎山本茂雄、伊佐和子、高槻幸子、西松茂治、二田口雄、橋本秀和
| rowspan="3" |記念物(史跡)
|二子塚古墳
|市原市姉崎1762
|姉崎神社
|昭和43年4月9日
|
|-
|-
|25
| 連合クラブ || style="text-align:right" | 3 || ◎宮国克明、宮野厚、吉田峰行
|姉崎天神山古墳
|市原市姉崎2489、2483
|菅原神社
|昭和48年3月2日
|
|-
|-
|26
| [[日本共産党]] || style="text-align:right" | 2 || ◎加藤和夫、山内かつ子
|神門5号墳
|市原市惣社5-5-1
|市原市
|平成1年3月10日
|
|-
|-
|27
| 市民ネットワーク || style="text-align:right" | 2 || ◎小沢美佳、森山薫
| rowspan="3" |記念物(天然記念物)
|飯香岡八幡宮の夫婦銀杏
|市原市八幡1057
|飯香岡八幡宮
|昭和10年7月12日
|
|-
|-
|28
| 未来共生 || style="text-align:right" | 1 || 竹内直子
|大福山自然林
|市原市石塚546-1他
|白鳥神社、市原市
|昭和47年1月28日
|
|-
|-
|29
|計 || style="text-align:right" | 32 ||
|高滝神社の森
|市原市高滝1他
|高滝神社
|昭和53年2月28日
|
|-
|30
|記念物(名勝)
|椎津城跡
|市原市椎津695-1ほか
|市原市・個人
|平成29年3月7日
|
|-
|31
| rowspan="2" |国登録
| rowspan="2" |登録有形文化財(建造物)
|武田家住宅
|市原市古市場53
|個人
|平成9年7月15日
|1件
|-
|32
|小湊鉄道第一養老川橋梁ほか
|市原市
|小湊鉄道株式会社
|平成29年5月2日
|22件
|}
|}


=== 伝統工芸品 ===
=== [[千葉県議会]](市原市選挙区) ===
市内の千葉県指定伝統工芸品製作者は以下の通りである<ref name=":2" />。
* 定数:4名
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed"
* 任期:2015年(平成27年)4月30日〜2019年(平成31年)4月29日
!No.
{| class="wikitable"
!種別
!氏名
!指定品名
!指定年度
!備考
|-
|-
|9
!氏名!!会派名!!当選回数
|金工品
|大野正敏
|[[上総鋏]]
|1984年度(昭和59年度)
|廃業
|-
|-
|61
| 鈴木昌俊 || [[自由民主党 (日本)|自由民主党]]千葉県議会議員会 || style="text-align:center" | 4
|郷土玩具
|高澤文雄
|[[上総角凧]]
|1986年度(昭和61年度)
|
|-
|-
|86
| 塚定良治 || 公明党千葉県議会議員団 || style="text-align:center" | 4
|竹工品
|八木澤祐三
|[[南総竹細工]]
|1988年度(昭和63年度)
|
|-
|-
|120
| 伊豆倉雄太 || 自由民主党千葉県議会議員会 || style="text-align:center" | 1
|竹工品
|佐藤稔
|[[上総和竿]]
|1996年度(平成8年度)
|
|-
|-
|148
| 山本友子 || 市民ネット・社民・無所属 || style="text-align:center" | 3
|和楽器
|福尾毅
|[[南総尺八]]
|2001年度(平成13年度)
|
|-
|149
|郷土玩具
|小澤登
|上総角凧
|2002年度(平成14年度)
|
|-
|156
|郷土玩具
|金谷司仁
|[[角凧]]・[[袖凧]]
|2004年度(平成16年度)
|
|-
|168
|木工品
|宍倉敏志
|[[いちはら小楊枝]]
|2008年度(平成20年度)
|
|-
|169
|郷土玩具
|金谷政司
|角凧・袖凧
|2010年度(平成22年度)
|
|-
|176
|木工品
|高橋章雄
|[[梅ヶ瀬楊枝]]
|2012年度(平成24年度)
|
|}
|}


==警察・消防==
== 姉妹都市 ==
* {{Flagicon|USA}} [[モービル (アラバマ州)|モビール市]]([[アメリカ合衆国]] [[アラバマ州]])<br />[[1993年]][[11月10日]] 姉妹都市提携調印。1993年4月に小出善三郎市長(当時)がモビール市訪問の折、姉妹都市提携を申し入れたのがきっかけ。
[[ファイル:Ichihara Fire Department.JPG|thumb|right|250px|市原市消防局]]
*[[市原警察署]](管内は市原市全域)
*[[市原市消防局]]
**中央消防署
***光風台分署
**五井消防署
**八幡消防署
**市津消防署
**姉崎消防署
***有秋分署
**南総消防署
***加茂分署
<ref group="広報">[https://www.city.ichihara.chiba.jp/kurashi/bohanbosai/200ichiharafire/index.html 市原市ホームページ]-市原市</ref>


==国の施設==
== 施設 ==

=== 行政機関 ===

==== 市役所 ====

* [[市原市役所]]

'''市役所支所'''

* [[市原市役所姉崎支所|姉崎支所]]
* [[市原市役所市原支所|市原支所]]
* [[市原市役所五井支所|五井支所]]
* [[市原市役所三和支所|三和支所]]
* [[市原市役所市津支所|市津支所]]
* [[市原市役所辰巳台支所|辰巳台支所]]
* [[市原市役所南総支所|南総支所]]
* [[市原市役所加茂支所|加茂支所]]
* [[市原市役所ちはら台支所|ちはら台支所]]

=== 警察機関 ===
'''警察署'''
* [[市原警察署]]

'''交番・駐在所'''
{{div col|colwidth=20em}}
* 南総幹部交番
* 姉崎交番
* 有秋交番
* 八幡宿駅前交番
* 菊間交番
* 藤井交番
* 五井駅前交番
* 五井西交番
* 白金交番
* 国分寺台交番
* 辰巳台交番
* ちはら台駅前交番
* 青葉台駐在所
* 青柳駐在所
* 廿五里駐在所
* 市西駐在所
* 養老駐在所
* 潤井戸駐在所
* 東国吉駐在所
* 内田駐在所
* 鶴舞駐在所
* 平三駐在所
* 高滝駐在所
* 里見駐在所
{{div col end}}

=== 消防機関 ===
'''本部'''
* [[市原市消防局]]

'''消防署'''
* [[中央消防署 (市原市)|中央消防署]]
** [[中央消防署光風台分署|光風台分署]]
* [[姉崎消防署]]
** [[姉崎消防署有秋分署|有秋分署]]
* [[八幡消防署]]
* [[五井消防署]]
* [[市津消防署]]
* [[南総消防署]]
** [[南総消防署加茂分署|加茂分署]]

=== その他公的機関 ===
* [[法務省]][[東京法務局#千葉地方法務局|千葉地方法務局]]市原出張所
* [[法務省]][[東京法務局#千葉地方法務局|千葉地方法務局]]市原出張所
* [[市原刑務所]]
* [[市原刑務所]]
433行目: 1,728行目:
* [[防衛省]][[海上自衛隊]]市原送信所
* [[防衛省]][[海上自衛隊]]市原送信所


=== ホール・会館 ===
==産業==
* [[市原市市民会館]]
北部は[[商業]]や[[工業]]が盛んで、臨海部には[[工業地域|工業地帯]]が点在しており、南部は田園地帯が多く、バランスのとれた産業構成となっている。
=== 市原市に本社を置く主な企業 ===
* [[市原市勤労会館]]
* [[せんどう]]
* [[五井会館]]
* [[小湊鐵道]]
* [[サンプラザ市原]]
* [[諏訪商店]]
* [[ゼットエー]]


===第一次産業===
=== 図書館 ===
* [[市原市立中央図書館]]
[[近郊農業|近郊農業地]]であり、[[稲作]]が中心である。


=== 公民館・コミュニティセンター ===
'''農家数・耕地面積'''(平成17年現在)
{{div col|colwidth=20em}}
* 農家数 4,959戸(農家人口 5,339人)
* [[市原市立姉崎公民館]]
* 農業産出額 1,215千万円(県内4位)
* [[市原市立有秋公民館]]
* 経営耕地面積 6,120ha
* [[市原市立八幡公民館]]
** 田 395,745ha
* [[市原市立辰巳公民館]]
** 普通畑 180ha
* [[市原市立五井公民館]]
** 果樹園 62ha
* [[市原市立国分寺公民館]]
* [[市原市立市津公民館]]
* [[市原市立南総公民館]]
* [[市原市立加茂公民館]]
* [[市原市立白鳥公民館]]
* [[市原市立菊間コミュニティセンター]]
* [[市原市立三和コミュニティセンター]]
* [[市原市立戸田コミュニティセンター]]
* [[市原市立ちはら台コミュニティセンター]]
{{div col end}}


=== 医療施設 ===
特産となっているおもな作物
* [[帝京大学ちば総合医療センター]]([[救命救急センター]])
* [[セリ]]<ref name="asahi199119">{{Cite news
* [[千葉労災病院]]
| title = セリの収穫真っ盛り 市原
* [[千葉県循環器病センター]]
| newspaper = [[朝日新聞]]
| date = 1991-01-09
| author =
| publisher = 朝日新聞社
| page = 朝刊 26
}}</ref>
* [[加茂菜]] - 加茂地区の伝統作物<ref name="asahi1994323">{{Cite news
| title = 市原・加茂地区の伝統作物 加茂菜の収穫ピーク 特産品化を地元期待
| newspaper = [[朝日新聞]]
| date = 1994-03-23
| author =
| publisher = 朝日新聞社
| page = 朝刊 28
}}</ref>
* [[姉崎大根]] - 姉崎地区の特産物([[日本農業賞]]特別賞受賞)<ref>[https://www.cl-shop.com/citylife/ichihara/2013/09/06/3012/ 市原ブランド「姉崎だいこん」が「日本農業賞」特別賞を受賞!] - シティライフ(2017年10月5日閲覧)</ref>


===第二次産業===
=== 保健福祉施設 ===
'''保健所'''
市原市は全国市町村で製造品出荷額が5位、また、県内ではトップを誇る。国内最大規模の[[コンビナート#日本の石油コンビナート|石油化学コンビナート]]群があり、石油化学プラントの数は全国でもトップを誇っている。また、千葉県で唯一の[[日本の造船会社と造船所の一覧#関東|造船所]]が点在している。
* 市原保健所


'''保健センター・保健福祉センター'''
'''工業(製造業)統計'''(平成17年現在)
* [[市原市保健センター]]
* 事業所数 293(従業者数 19,559人)
* [[市原市姉崎保健福祉センター]]
* 製造品出荷額等 3兆8,769億円(県内1位)
* [[市原市菊間保健福祉センター]]
* [[市原市三和保健福祉センター]]
* [[市原市南総保健福祉センター]]


'''保育所・こども園'''
===主な企業===
{{See|市原市の保育所・幼稚園一覧}}

'''子育て支援'''
* [[いちはら子ども未来館]]

=== 学校教育施設 ===
'''幼稚園'''
{{See|市原市の保育所・幼稚園一覧}}

'''小学校・中学校'''
{{See|市原市の小学校一覧|市原市の中学校一覧}}

'''高等学校'''
* [[千葉県立姉崎高等学校]]
* [[千葉県立市原高等学校]]
* [[千葉県立市原緑高等学校]]
* [[千葉県立市原八幡高等学校]]
* [[千葉県立京葉高等学校]]
* [[東海大学付属市原望洋高等学校]]
* [[市原中央高等学校]]

'''高等教育機関'''
* [[帝京平成大学]](千葉キャンパス、ちはら台キャンパス)

=== 清掃・浄水施設 ===
* [[市原市福増クリーンセンター]]
* [[市原市平蔵最終処分場]]
* [[福増浄水場]]

=== 郵便局 ===
'''普通郵便局'''
* [[姉崎郵便局]]
* [[市原郵便局]]
* [[市原南郵便局]]

'''特定郵便局'''
{{div col|colwidth=15em}}
* 姉崎仲町郵便局
* 市原青葉台郵便局
* 市原有秋台郵便局
* 市原桜台郵便局
* 市原八幡郵便局
* 市原菊間郵便局
* 市原郡本郵便局
* 市原五井郵便局
* 市原五井東郵便局
* 市原五井西郵便局
* 市原若葉郵便局
* 市原君塚郵便局
* 市原国分寺台郵便局
* 市原国分寺台西郵便局
* 市原国分寺台南郵便局
* 市原島野郵便局
* 千種郵便局
* 三和郵便局
* 市原磯ヶ谷郵便局
* 市原光風台郵便局
* 市津郵便局
* 市東郵便局
* 市原辰巳台東郵便局
* 市原辰巳台西郵便局
* 市原牛久郵便局
* 市原鶴舞郵便局
* 市原戸田郵便局
* 加茂郵便局
* 里見郵便局
* 高滝郵便局
* 市原ちはら台郵便局
{{div col end}}

'''簡易郵便局'''
* 内田簡易郵便局
* 加茂古敷谷簡易郵便局
* 平三簡易郵便局

=== 博物館・美術館等 ===
* [[市原歴史博物館]]
* [[市原市水と彫刻の丘]](市原湖畔美術館)
* [[上総国分尼寺]]跡

=== 商業施設 ===
* [[アリオ市原]]
** [[イトーヨーカドーアリオ市原店]]
* [[アクロスプラザ市原更級]]
* [[イトーヨーカドー姉崎店]]
* [[MEGAドン・キホーテUNY市原店]]
* [[ユニモちはら台]]
* [[イオンタウンたつみ台]]
* [[もりまちちはら台モール]]

=== 工業施設 ===
{{div col|colwidth=20em}}
* [[東レ]]千葉工場
* [[東レ]]千葉工場
* [[JSR]]千葉工場
* [[JSR]]千葉工場
* [[三井化学]]市原工場
* [[三井化学]]市原工場
* [[出光興産]]千葉製油所、千葉工場(出光興産株式会社石油化学事業部門で旧出光石油化学株式会社)
* [[出光興産]]千葉事業
* [[コスモ石油]]千葉製油所
* [[コスモ石油]]千葉製油所
* [[住友化学]]千葉工場
* [[住友化学]]千葉工場
* [[日本板硝子]]千葉工場
* [[日本板硝子]]千葉工場
* JFE鋼管本社工場(旧NKK条鋼)
* JFE鋼管本社工場(旧NKK条鋼)
* [[旭硝子]]千葉工場
* [[AGC]]千葉工場
* [[古河電気工業]]千葉事業所
* [[古河電気工業]]千葉事業所
* [[市原パワー市原発電所]]
* [[東京電力]]五井火力発電所、姉崎火力発電所
* [[ベイサイドエナジー市原発電所]]
* [[三井造船]]千葉事業所
* [[東京電力]][[五井火力発電所]]
* [[JERA]][[姉崎火力発電所]]
* [[三井E&Sホールディングス|三井E&S造船]]千葉事業所
* [[DIC (企業)|DIC]]千葉工場
* [[DIC (企業)|DIC]]千葉工場
* [[宇部興産]]千葉石油化学工場
* [[宇部興産]]千葉石油化学工場
498行目: 1,886行目:
* [[不二サッシ]]千葉工場
* [[不二サッシ]]千葉工場
* [[丸善石油化学]]千葉工場
* [[丸善石油化学]]千葉工場
* [[多木化学]]千葉工場
{{div col end}}


===第三次産業===
=== 娯楽施設 ===
{{div col|colwidth=20em}}
市原市の[[商業]]は、主にJR内房線及び小湊鉄道の主要駅周辺や住宅団地等を中心に立地し、それぞれ独自性をもって発展してきた。また、大規模店舗の出店や周辺の個店の経営努力により、準商業中心都市として「市原商圏」を形成している。
* [[市原ぞうの国]]
* [[千葉こどもの国キッズダム]]
* [[ボートピア市原]]・[[サテライト市原]]
* [[ラウンドワン]]市原店
* 千葉県射撃場
* 新東京サーキット
* 南千葉サーキット
* [[市原緑地運動公園]]
** [[市原緑地運動公園臨海競技場]]
** [[市原臨海球場]]
* [[八幡公園]]
* [[姉崎公園]]
* [[姉崎運動広場]]
* [[市原スポレクパーク]]
* [[上総更級公園]]
* [[ちはら台公園]]
{{div col end}}


== 名所 ==
'''商業統計'''(平成16年現在)
=== 神社仏閣 ===
* 商店数 2,176件(従事者数 17,876人)
{{div col|colwidth=20em}}
** 卸売業 387件
* [[姉埼神社]]
** 小売業 1,789件
* [[島穴神社]]
* 年間総販売額 3,744億円(県内7位)
* [[飯香岡八幡宮]]
* [[高瀧神社 (市原市)|高瀧神社]]
* [[辰巳台神社]]
* [[鶴峯八幡宮 (市原市)|鶴峯八幡宮]]
* [[戸隠神社 (市原市)|戸隠神社]]
* [[上総国分寺]]
* [[上総国分尼寺跡]]
* [[西願寺 (市原市)|西願寺]]
* [[鳳来寺 (市原市)|鳳来寺]]
* [[宝積寺 (市原市)|宝積寺]]
* [[立國寺]]
* [[妙経寺 (市原市)|妙経寺]]
* [[奈良の大仏 (市原市)|市原市の奈良の大仏]]
{{div col end}}


=== 遺跡 ===
====商圏構造と市原市の吸引状況====
{{div col|colwidth=20em}}
{|class="wikitable"
* [[姉崎古墳群]]
!項目!!平成19年度
** [[姉崎天神山古墳]]
|-
** [[姉崎二子塚古墳]]
||市原市の人口(人)
* [[稲荷台古墳群]]
|align="right"|279,729
** [[稲荷台1号古墳|稲荷台1号墳]]
|-
*** [[鉄剣・鉄刀銘文|王賜銘鉄剣]]
||地元購買率(%)
* [[神門古墳群]]
|align="right"|75.6
** 神門5号墳
|-
** 神門3号墳
||商圏地域市町村数
* [[椎津城]]跡
|align="right"|2市2町
* [[千葉セクション]]
|-
{{div col end}}
||商圏人口(人)
|align="right"|357,183
|-
||消費吸引人口(人)
|align="right"|234,952
|-
||消費吸引人口(%)
|align="right"|65.8
|}

==姉妹都市・提携都市==
===日本国外===
* {{Flagicon|USA}} [[モービル (アラバマ州)|モビール市]]([[アメリカ合衆国]] [[アラバマ州]])<br />[[1993年]][[11月10日]] 姉妹都市提携調印。1993年4月に小出善三郎市長(当時)がモビール市訪問の折、姉妹都市提携を申し入れたのがきっかけ。

==隣接する自治体(行政区)==
{| width="75%" border="2" cellpadding="4" cellspacing="0" style="margin: 1em 1em 1em 0; background: #f9f9f9; border: 1px #aaa solid; border-collapse: collapse; font-size: 95%;" align="center"
|-
|width="35%" align="center"|'''北西:''' [[東京湾]]
|width="30%" align="center"|'''北:''' [[千葉市]]
|width="35%" align="center"|'''北東:''' 千葉市
|-
|width="10%" align="center"|'''西:''' 東京湾
|width="35%" align="center"|'''市原市'''
|width="30%" align="center"|'''東:''' [[茂原市]]、[[長柄町]]
|-
|width="35%" align="center"|'''南西:''' [[袖ケ浦市]]、[[木更津市]]、[[君津市]]
|width="30%" align="center"|'''南:''' [[大多喜町]]
|width="35%" align="center"|'''南東:''' 大多喜町、[[長南町]]
|}

* [[千葉市]]([[中央区 (千葉市)|中央区]]・[[緑区 (千葉市)|緑区]])
* [[茂原市]]
* [[袖ケ浦市]]
* [[木更津市]]
* [[君津市]]
* [[長生郡]]
** [[長柄町]]
** [[長南町]]
* [[夷隅郡]]
** [[大多喜町]]

==市内の各地域==
[[ファイル:IchiharaYawatajuku3.JPG|thumb|250px|八幡地区]]
===おもな地区===
合併経緯などの歴史的経緯から
* 八幡地区(市原地区)
* 五井地区
* 姉崎地区
* 三和地区
* 市津地区
* 南総地区
* 加茂地区
などに分かれている。
===新興住宅地===
この他に新興住宅地域として
* 辰巳台地区([[辰巳台東]]・[[辰巳台西]])
* 若宮地区
* 国分寺台地区「[[国分寺台中央]](市原市役所がある、事実上の中心地)・[[東国分寺台]]・[[西国分寺台]]・[[北国分寺台]]・[[南国分寺台]]からなる。」
* [[ちはら台]]
* 有秋台
* [[青葉台 (市原市)|青葉台]]
* [[泉台]]
* [[桜台 (市原市)|桜台]]
* [[光風台]]
* 椎の木台
などがある。

===住宅団地===
*若宮団地
*菊間団地
*青葉台団地

===埋立地===
更に埋立地は
* 八幡海岸(三井造船や古河電工、DIC、昭和電工など)
* 五井海岸(東京電力五井火力、コスモ石油、丸善石油化学、宇部興産など)
* 姉崎海岸(東京電力姉崎火力、出光興産など)
などにわかれる。

==教育==
===大学===
[[ファイル:Teikyo Heisei-U.jpg|thumb|250px|帝京平成大学]]
* [[帝京平成大学]]

=== 高等学校 ===
;県立高等学校(6校)
*[[千葉県立姉崎高等学校]]
*[[千葉県立市原高等学校]]
*[[千葉県立市原緑高等学校]]
*[[千葉県立市原八幡高等学校]]
*[[千葉県立京葉高等学校]]
*[[千葉県立鶴舞桜が丘高等学校]]
;私立高等学校(2校)
*[[市原中央高等学校]]
*[[東海大学付属市原望洋高等学校]]

===特別支援学校===
* [[千葉県立市原特別支援学校]]

===小学校===
;市立小学校(42校)
{{Col-begin}}
{{Col-break}}
*[[市原市立八幡小学校|八幡小学校]]
*[[市原市立石塚小学校|石塚小学校]]
*菊間小学校
*水の江小学校
*清水谷小学校
*牧園小学校
*ちはら台桜小学校
*若宮小学校
*辰巳台西小学校
*辰巳台東小学校
*白幡小学校
*市原小学校
{{Col-break}}
*五井小学校
*若葉小学校
*[[市原市立白金小学校|白金小学校]]
*五所小学校
*[[市原市立国府小学校|国府小学校]]
*国分寺台小学校
*[[市原市立国分寺台東小学校|国分寺台東小学校]]
*[[市原市立国分寺台西小学校|国分寺台西小学校]]
*[[市原市立京葉小学校|京葉小学校]]
*東海小学校
*千種小学校
*[[市原市立姉崎小学校|姉崎小学校]]
{{Col-break}}
*明神小学校
*[[市原市立青葉台小学校|青葉台小学校]]
*有秋東小学校
*有秋西小学校
*有秋南小学校
*湿津小学校
*[[市原市立市東第一小学校|市東第一小学校]]
*[[市原市立市東第二小学校|市東第二小学校]]([[2017年|平成29年]]度より、第一小学校と統廃合)
*海上小学校
*[[市原市立市西小学校|市西小学校]]
*養老小学校
*[[市原市立光風台小学校|光風台小学校]]
{{Col-break}}
*[[市原市立戸田小学校|戸田小学校]]
*寺谷小学校
*[[市原市立牛久小学校|牛久小学校]]
*内田小学校
*[[市原市立鶴舞小学校|鶴舞小学校]]
*[[加茂学園|加茂小学校]]
{{Col-end}}
;私立小学校(1校)
*光風台三育

=== 中学校 ===
;市立中学校(21校)
{{Col-begin}}
{{Col-break}}
*[[市原市立八幡中学校|八幡中学校]]
*[[市原市立八幡東中学校|八幡東中学校]]
*菊間中学校
*[[市原市立ちはら台南中学校|ちはら台南中学校]]
*ちはら台西中学校
*辰巳台中学校
*市原中学校
{{Col-break}}
*[[市原市立五井中学校|五井中学校]]
*若葉中学校
*[[市原市立千種中学校|千種中学校]]
*国分寺台中学校
*[[市原市立国分寺台西中学校|国分寺台西中学校]]
*[[市原市立東海中学校|東海中学校]]
{{Col-break}}
*[[市原市立姉崎中学校|姉崎中学校]]
*[[市原市立姉崎東中学校|姉崎東中学校]]
*有秋中学校
*湿津中学校
*[[市原市立市東中学校|市東中学校]]
*[[市原市立三和中学校|三和中学校]]
{{Col-break}}
*[[市原市立双葉中学校|双葉中学校]]
*[[市原市立南総中学校|南総中学校]]
*[[加茂学園|加茂中学校]]
{{Col-end}}

===学校教育以外の施設===
====図書館====
* [[市原市立中央図書館]]
** 五井公民館図書室
** 八幡公民館図書室
** 市津公民館図書室
** 加茂公民館図書室
** 姉崎公民館図書室
** 辰巳台公民館図書室
** 南総公民館図書室
** 有秋公民館図書室
** 国分寺公民館図書室
** 三和コミュニティーセンター図書室
** 菊間コミュニティーセンター図書室
** ちはら台コミュニティーセンター図書室


====職業訓練====
=== 自然 ===
{{div col|colwidth=20em}}
* 千葉県立市原高等技術専門校([[職業能力開発促進法]]に基づく[[職業能力開発校]])
* [[養老渓谷]]
* 市原共同高等職業訓練校([[認定職業訓練]]を行う職業能力開発校)
* [[梅ヶ瀬渓谷]]
* [[高滝ダム|高滝湖]]
** 高滝ダム記念館
* はまぐりの碑
* [[大福山]]
** 展望台
** [[大福山|大福山自然林]]
* [[市原クオードの森]]
* [[養老渓谷温泉]]
** 栗又温泉
{{div col end}}


==== 防災庁 ====
== 交通 ==
=== 鉄道 ===
* [[市原市防災庁舎]] - <ref group="広報">[http://www.ichihara-shinchosha.jp/ 市原市防災庁舎建設工事作業所]</ref>
{{Vertical images list|幅=220px|枠幅=220px|画像1=Goistation1 033.JPG|説明1=五井駅(JR東日本・小湊鉄道)|画像2=Anegasaki Station, ekisha.JPG|説明2=姉ケ崎駅(JR東日本)|画像3=Yorokeikoku Station 20180124.jpg|説明3=養老渓谷駅(小湊鉄道)|画像4=|説明4=|画像5=|説明5=|画像6=|説明6=}}市内を運行する鉄道路線として[[東日本旅客鉄道]]、[[小湊鉄道]]、[[京成電鉄]]の路線が市内を通る。


中心駅:'''[[五井駅]]'''<ref>{{Cite web|和書|url=https://prdurbanosichapp1.blob.core.windows.net/common-article/609cae8d5f1bbf69b917971e/%E5%B8%82%E5%8E%9F%E5%B8%82%E6%8B%A0%E7%82%B9%E3%81%BE%E3%81%A1%E3%81%A5%E3%81%8F%E3%82%8A%E3%83%93%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%B3.pdf |title=市原市拠点まちづくりビジョン |access-date=2023-07-28}}</ref>
==交通==
===鉄道===
[[ファイル:Goistation1 033.JPG|thumb|250px|五井駅]]
市内を運行する鉄道路線として[[東日本旅客鉄道|東日本旅客鉄道(JR東日本)]]、[[小湊鐵道|小湊鉄道]]、[[京成電鉄]]の路線が市内を通る。中心駅は[[五井駅]]である。


'''鉄道路線'''
'''鉄道路線'''
* [[東日本旅客鉄道|JR東日本]]
:'''[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)'''
** {{Color|#00B2E5|■}} '''[[内房線]]''' : [[八幡宿駅]] - [[五井駅]] - [[姉ケ崎駅]]
:{{Color|#00B2E5|■}}[[内房線]]
:* - [[八幡宿駅]] - [[五井駅]] - [[姉ケ崎駅]] -
:'''[[京成電鉄]]'''
*** 特急は八幡宿駅は通過・五井駅に全て停車・姉ヶ崎駅に朝・夕一部停車
:[[ファイル:Number prefix Keisei.svg|17px|KS]] [[京成千原線|千原線]]
* [[京成電鉄]]
** {{Color|blue|■}}{{Color|red|■}} '''[[京成千原線|千原線]]''' : [[ちはら台駅]]
:* - [[ちはら台駅]]
* [[小湊鐵道|小湊鉄道]]
:'''[[小湊鉄道]]'''
** {{Color|tomato|■}} '''[[小湊鉄道線]]'''
:{{Color|tomato|■}}'''[[小湊鉄道線]]'''
:[[五井駅]] - [[上総村上駅]] - [[海士有木駅]] - [[上総三又駅]] - [[上総山田駅]] - [[光風台駅 (千葉県)|光風台駅]] - [[馬立駅]] - [[上総牛久駅]] - [[上総川間駅]] - [[上総鶴舞駅]] - [[上総久保駅]] - [[高滝駅]] - [[里見駅]] - [[飯給駅]] - [[月崎駅]] - [[上総大久保駅]] - [[養老渓谷駅]](終点駅の[[上総中野駅]]のみ[[大多喜町]]に所在)
:* [[五井駅]] - [[上総村上駅]] - [[海士有木駅]] - [[上総三又駅]] - [[上総山田駅]] - [[光風台駅 (千葉県)|光風台駅]] - [[馬立駅]] - [[上総牛久駅]] - [[上総川間駅]] - [[上総鶴舞駅]] - [[上総久保駅]] - [[高滝駅]] - [[里見駅]] - [[飯給駅]] - [[月崎駅]] - [[上総大久保駅]] - [[養老渓谷駅]] -
* [[京葉臨海鉄道]]
:'''[[京葉臨海鉄道]]'''
** [[京葉臨海鉄道臨海本線|臨海本線]]([[貨物線]]) :[[市原分岐点]]- [[浜五井駅]] - [[玉前駅]] - [[甲子駅]] - [[前川駅 (千葉県)|前川駅]] - [[椎津駅]]
:{{Color|lightblue|■}}</span>[[京葉臨海鉄道臨海本線|臨海本線]]
:* - [[市原分岐点]] - [[浜五井駅]] - [[玉前駅]] - [[甲子駅]] - [[前川駅 (千葉県)|前川駅]] - [[椎津駅]]
市原分岐点 - [[京葉市原駅]]<br />
:* 市原分岐点 - [[京葉市原駅]]
'''広範囲な連絡'''
* 東京都([[東京駅]])約55km(蘇我駅・千葉駅経由)
** [[総武快速線]]:約60分
** [[さざなみ (列車)|内房線特急]]:約40分
** [[京葉線]]通勤快速:約40分(平日早朝のみ)
* 横浜市([[横浜駅]])約80km
** 総武快速線・[[東海道本線]]:約80分
** 京葉線通勤快速・東海道本線:約75分(平日早朝のみ)


=== バス ===
====周辺市町村への連絡====
{{Vertical images list|幅=220px|枠幅=220px|画像1=Ichihara BT 2.jpg|説明1=市原バスターミナル|画像2=Ichihara Tsurumai BT 1.jpg|説明2=市原鶴舞バスターミナル|画像3=|説明3=|画像4=|説明4=|画像5=|説明5=|画像6=|説明6=}}中心となるバス停:'''[[市原バスターミナル]]'''、'''[[市原鶴舞バスターミナル]]'''
{| border="0" cellpadding="4"
|- align=center ; bgcolor=#e0e0e0
!style="width:6em" |市町村||路線||上下||区間||style="width:12em" |所要時間(普通列車)
|-
|[[千葉市]]||[[東日本旅客鉄道|JR]][[内房線]]||上り||五井 - [[千葉駅|千葉]]||約20分 {{bar20|g}}
|-bgcolor=#f3f3f3
|千葉市||[[京成千原線]]||上り||ちはら台 - [[京成千葉駅|京成千葉]]||約15分 {{bar10|g}}{{bar5|g}}
|-
|[[船橋市]]||JR内房線・[[中央・総武緩行線]]||上り||五井 - 千葉 - [[船橋駅|船橋]]||約35分 {{bar30|g}}{{bar5|g}}
|-bgcolor=#f3f3f3
|船橋市||JR内房線・[[京葉線]]||上り||五井 - 蘇我 - [[西船橋駅|西船橋]]||約40分 {{bar40|g}}
|-
|[[木更津市]]||JR内房線||下り||五井 - [[木更津駅|木更津]]||約20分 {{bar20|g}}
|-bgcolor=#f3f3f3
|[[茂原市]]||JR内房線・[[外房線]]||上り・下り||五井 - [[茂原駅|茂原]]||約40分 {{bar40|g}}
|-
|[[袖ケ浦市]]||JR内房線||下り||五井 - [[袖ケ浦駅|袖ケ浦]]||約15分 {{bar10|g}}{{bar5|g}}
|-bgcolor=#f3f3f3
|[[大多喜町]]||[[小湊鉄道線]]・[[いすみ鉄道いすみ線|いすみ線]]||下り||五井 - [[上総中野駅|上総中野]] - [[大多喜駅|大多喜]]||約90分 {{bar90|g}}
|}
※乗り換え時間は含まない


===バス路線===
# '''一般路線バス'''
#* [[小湊鉄道#バス事業|小湊鉄道]](市内全域)
====路線バス====
* [[小湊鐵道#バス事業|小湊鐵道]](市内全域
#* [[千葉中央バス]](ちはら台地区、津地区のみ
* [[千葉中央バス]](ちはら台地区、市津地区のみ)
#* [[日東交通 (千葉県)|日東交通]](姉崎地区、有秋地区のみ)
* [[日東交通 (千葉県)|日東交通]](姉崎地区有秋地区のみ
#* [[コスモス南総]](小湊鉄道に運行委託南総地区)
#* [[平和交通 (千葉県)|平和交通]](深夜バス)
* [[あおばす]](小湊鐵道に運行委託、姉崎地区)
# '''高速路線バス'''
* [[コスモス南総]](小湊鐵道に運行委託、南総地区)
#* '''アクアライン'''
* [[平和交通 (千葉県)|平和交通]](深夜バス)
#** 東京線(小湊・日東・京成):安房小湊 / 御宿 - [[勝浦駅]] - '''市原鶴舞BT''' - [[木更津金田バスターミナル|木更津金田BT]] - [[バスターミナル東京八重洲]]
#** 羽田空港線(小湊・京急):[[蘇我駅]] - '''五井駅''' - '''市原BT''' - [[東京国際空港|羽田空港]]
#** 横浜線(小湊・京急):'''五井駅''' - '''市原BT''' - [[横浜駅]]東口
#** 羽田空港・横浜線(小湊):[[茂原駅]] - '''市原鶴舞BT''' - 羽田空港 - 横浜駅東口
#** 新宿線 (小湊)'''市原市役所''' - '''五井駅''' - '''市原BT''' - [[バスタ新宿|バスタ新宿(新宿駅)]]
#* '''館山道・圏央道'''
#** 千葉線【カピーナ号】(日東・千中):[[安房鴨川駅]] - '''天羽田杉浦''' ― 県庁 - [[千葉駅]]
#** 鴨川線【カピーナ号】(日東・千中):千葉駅 - '''天羽田杉浦''' - 安房鴨川駅
#** 成田空港線(小湊・日東):木更津駅 - '''市原BT''' - [[成田国際空港|成田空港]]


====高速バス====
=== 道路 ===
{{Vertical images list|幅=220px|枠幅=220px|画像1=Ichihara new SA.jpg|説明1=市原サービスエリア|画像2=Michinoeki azunosato ichihara.JPG|説明2=道の駅あずの里いちはら|画像3=|説明3=|画像4=|説明4=|画像5=|説明5=|説明6=}}'''高速道路'''
'''路線名と主な停留所''' … ()内はバス運行会社、'''太字'''は市内設置の停留所名
*; アクアライン高速バス
** 東京線(小湊):[[茂原駅]] - '''市原鶴舞BT''' - [[東京駅]] - [[京成バス東雲車庫|東雲車庫]]
** 東京線(小湊・鴨日・京成):安房小湊 / 御宿 - [[勝浦駅]] - '''市原鶴舞BT''' - [[木更津金田バスターミナル|木更津金田BT]] - [[東京駅]] - [[浜松町バスターミナル|浜松町BT]]
*:◆勝浦発の便に限り、市原鶴舞BTで[[東京国際空港|羽田空港]]行 / [[新東京国際空港|成田空港]]行高速バスに乗り換えができる。
** 羽田空港線(小湊・京急):[[東金駅]] - '''[[五井駅]]''' - '''[[市原バスターミナル|市原BT]]''' - [[東京国際空港|羽田空港]]
** 横浜線(小湊・京急):'''[[五井駅]]''' - '''[[市原バスターミナル|市原BT]]''' - [[横浜駅]]
** 羽田空港・横浜線(小湊・京急):[[茂原駅]] - '''市原鶴舞BT''' - 羽田空港 - 横浜駅
** 新宿線 (小湊・小田急)'''市原市役所''' - '''五井駅''' - '''市原BT''' - [[バスタ新宿|バスタ新宿(新宿駅)]]
*; 館山道・圏央道高速バス
** 千葉線【カピーナ号】(日東・鴨日・千中):[[安房鴨川駅]] - '''天羽田杉浦''' ― 県庁 - [[千葉駅]]
** 鴨川線【カピーナ号】(日東・鴨日・千中):千葉駅 - '''天羽田杉浦''' - 安房鴨川駅
** 成田空港線(小湊・日東・京成):木更津駅 - '''市原BT''' - [[成田国際空港|成田空港]]


'''バス運行会社''' ()内は上記略称
* [[小湊鐵道]](小湊)
* [[日東交通 (千葉県)|日東交通]](日東)
* [[鴨川日東バス]](鴨日)
* [[京成バス]](京成)
* [[千葉中央バス]](千中)
* [[京浜急行バス]](京急)

===高速道路===
* [[館山自動車道]]
* [[館山自動車道]]
** [[市原インターチェンジ|市原IC]] - [[市原サービスエリア|市原SA]] - [[姉崎袖ケ浦インターチェンジ|姉崎袖ケ浦IC]]
** - [[市原IC]] - [[市原SA]] - [[姉崎袖ケ浦インターチェンジ|姉崎袖ケ浦IC]] -
* [[首都圏中央連絡自動車道]](圏央道)
* [[首都圏中央連絡自動車道]](圏央道)
** [[市原鶴舞インターチェンジ|市原鶴舞IC]] - [[高滝湖パーキングエリア|高滝湖PA]]
** - [[市原鶴舞IC]] - [[高滝湖PA]] -

'''一般国道'''


===一般道路===
==== 国道 ====
* [[国道16号]]
* [[国道16号]]
* [[国道297号]]
* [[国道297号]]
* [[国道409号]]
* [[国道409号]]

==== 県道 ====
'''主要地方道'''{{div col|colwidth=25em}}
* [[千葉県道13号市原茂原線]]
* [[千葉県道13号市原茂原線]]
* [[千葉県道14号千葉茂原線]]
* [[千葉県道14号千葉茂原線]]
* [[千葉県道20号千葉大網線]]
* [[千葉県道21号五井本納線]]
* [[千葉県道21号五井本納線]]
* [[千葉県道24号千葉鴨川線]](旧国道16号線)
* [[千葉県道24号千葉鴨川線]](旧国道16号線)
* [[千葉県道32号大多喜君津線]]
* [[千葉県道32号大多喜君津線]]
* [[千葉県道67号生実本納線]](千葉外房有料道路)
* [[千葉県道67号生実本納線]](千葉外房有料道路)
* [[千葉県道81号市原天津小湊線]]
* [[千葉県道81号市原天津小湊線]]{{div col end}}'''一般県道'''{{div col|colwidth=25em}}
* [[千葉県道126号八幡菊間線]]
* [[千葉県道126号八幡菊間線]]
* [[千葉県道128号日吉誉田停車場線]]
* [[千葉県道128号日吉誉田停車場線]]
849行目: 2,046行目:
* [[千葉県道287号袖ケ浦姉ケ崎停車場線]]
* [[千葉県道287号袖ケ浦姉ケ崎停車場線]]
* [[千葉県道292号犬成海士有木線]]
* [[千葉県道292号犬成海士有木線]]
* [[千葉県道300号上高根北袖線]]
* [[千葉県道300号上高根北袖線]]{{div col end}}'''市道'''
==== 市道 ====
* 市道1号線(川岸西広線) ※通称:市役所通り(しやくしょどおり)
* 市道2号線(君塚小田部線)※通称:稲荷台通り(いなりだいどおり)
* 市道3号線(八幡宿駅前線)※通称:飯香岡通り(いいがおかどおり)
<ref group="広報">[http://www.city.ichihara.chiba.jp/kurashi/douro_kasen/douro_kanri/douroaisyou.html 道路愛称、モニュメントの紹介 市原市]</ref>


* 市道1号線(川岸西広線)- 通称:市役所通り<ref name=":6">[http://www.city.ichihara.chiba.jp/kurashi/douro_kasen/douro_kanri/douroaisyou.html 道路愛称、モニュメントの紹介 市原市]</ref>
===港湾===
* 市道2号線(君塚小田部線) - 通称:稲荷台通り<ref name=":6" />
* 千葉港([[特定重要港湾]])
* 市道3号線(八幡宿駅前線) - 通称:飯香岡通り<ref name=":6" />
* 市道6号線(八幡椎津線) - 通称:平成通り<ref name=":6" />


===空===
=== ===
市内に空港はないが、市原市を中心とする30km圏内に羽田空港([[東京国際空港]])、[[成田国際空港]]の2箇所の国際空港が在する。
市原市を中心とする30km圏内に2箇所の国際空港が在する。
* '''[[東京国際空港]]'''
** 鉄道:JR東日本 [[内房線]]・[[総武快速線]]・[[横須賀線]]、[[東京モノレール]]、[[京浜急行電鉄]](直通運転あり)
** 高速バス:羽田空港 ⇔ [[市原バスターミナル]]・[[五井駅]]東口([[東京湾アクアライン]]経由)、羽田空港 ⇔ [[市原鶴舞バスターミナル]](東京湾アクアライン経由)
* '''[[成田国際空港]]'''
** 鉄道:JR東日本 内房線・[[総武本線]]、[[京成電鉄]]
** 高速バス:成田空港 ⇔ 市原バスターミナル(木更津 - 成田空港線)


=== 船舶 ===
====東京国際空港へのアクセス====
{{Vertical images list|幅=220px|枠幅=220px|画像1=Goi , Chiba - panoramio (4).jpg|説明1=千葉港第4区(五井地区)|画像2=|説明2=|画像3=|説明3=|画像4=|説明4=|画像5=|説明5=|説明6=}}
*鉄道
**JR東日本 [[内房線]]・[[総武快速線]]・[[横須賀線]]
**[[東京モノレール]]
**[[京浜急行電鉄]](直通運転あり)
*高速バス
**羽田空港⇔[[市原バスターミナル]]・[[五井駅]]東口([[東京湾アクアライン]]経由)
**羽田空港⇔[[市原鶴舞バスターミナル]](東京湾アクアライン経由)


'''国際拠点港湾'''
====成田国際空港へのアクセス====
* [[千葉港]](第4区)
*鉄道
** 姉崎地区 - 姉ヶ崎港(拠点)
**JR東日本 内房線・[[総武本線]]
*** 八幡地区(市原港)
**[[京成電鉄]]
*** 五井地区
* 高速バス
**成田空港⇔市原バスターミナル(木更津〜成田空港線)


== 登場作品 ==
==スポーツ団体・クラブ==
*[[ジェフユナイテッド市原・千葉]]([[日本プロサッカーリーグ|Jリーグ]])
*[[ジェフユナイテッド市原・千葉レディース]]([[日本女子サッカーリーグ]])
*[[VONDS市原]]([[関東サッカーリーグ]])
*[[ライオンファングス|LION FANGS]]([[トップイーストリーグ]])


=== 市原市を舞台とした作品 ===
==施設==
* [[富岳三十六景]] 上総ノ海路([[葛飾北斎]])
{{右|Center|<gallery caption="市原市にある主な施設" widths="100px" heights="110px" perrow="3">
* [[青春の殺人者]]([[1976年]])
ファイル:Sunplaza Ichihara2.JPG|[[サンプラザ市原]]
ファイル:Ichihara Civic Hall.JPG|[[市原市市民会館]]
ファイル:North Entrance of Ichihararyokuchi Sports Park.jpg|[[市原緑地運動公園]]
ファイル:Ichihara Seaside Stadium3.JPG|[[市原緑地運動公園臨海競技場|市原臨海競技場]]
ファイル:Outward appearance of Ichihara Seaside Baseball Stadium.jpg|[[市原臨海球場]]
</gallery>}}


=== 市原市を撮影地とした作品 ===
===文化施設===
市原市を撮影地とした作品は以下の通りである<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=60237404ece4651c88c182f0 |title=撮影実績 |access-date=2023-07-10 |publisher=市原市}}</ref>。
*[[市原市市民会館]]
*[[サンプラザ市原]]
* [[市原市勤労会館]](youホール)


* [[離婚しようよ]]([[テレビドラマ|TVドラマ]]・[[テレビ朝日]]・2023年)
===スポーツ施設===
* [[水は海に向かって流れる]](映画・[[ハピネットファントム・スタジオ|ハピネットファントム]]・2023年)
*[[市原緑地運動公園]]:[[市原臨海球場]]、[[市原緑地運動公園臨海競技場|市原臨海競技場]]など
* [[正義の天秤]](TVドラマ・[[日本放送協会|NHK]]・2023年)
*サッカー施設:[[姉崎公園サッカー場]]、[[市原スポレクパーク]]、八幡球技場、市津運動広場など
* [[それってパクリじゃないですか? 〜新米知的財産部員のお仕事〜|それってパクリじゃないですか?]](TVドラマ・[[日本テレビ]]・2023年)
* [[ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と]](TVドラマ・[[TBSテレビ|TBS]]・2023年)
* [[君と世界が終わる日に]] Season4(TVドラマ・[[Hulu]]・2023年)
* [[エンジェルフライト 国際霊柩送還士|エンジェルフライト]](TVドラマ・[[Amazon Prime Video]]・2023年)
* [[星降る夜に (テレビドラマ)|星降る夜に]](TVドラマ・日本テレビ・2023年)
* [[イチケイのカラス]](映画・[[東宝]]・2023年)
* 『NEVERLAND feat. Lilniina』([[ミュージック・ビデオ|MV]]・[[廣野凌大|Bimi]]・2022年)
* [[Dr.コトー診療所]](映画・東宝・2022年)
* [[ラーゲリより愛を込めて]](映画・東宝・2022年)
* [[First Love 初恋]](TVドラマ・[[Netflix]]・2022年)
* [[月の満ち欠け (小説)|月の満ち欠け]](映画・[[松竹]]・2022年)
* [[クロサギ (2022年のテレビドラマ)|クロサギ]](TVドラマ・TBS・2022年)
* [[24時間テレビ 愛は地球を救う45|24時間テレビ 愛は地球を救う45「会いたい!」]] スペシャルドラマ無言館(TVドラマ・日本テレビ・2022年)
* [[オールドルーキー (テレビドラマ)|オールドルーキー]](TVドラマ・TBS・2022年)
* [[やんごとなき一族]](TVドラマ・[[フジテレビジョン|フジテレビ]]・2022年)
* [[ちむどんどん]](ドラマ・NHK・2022年)
* [[花嫁未満エスケープ]](TVドラマ・[[テレビ東京]]・2022年)
* [[シン・ウルトラマン]](映画・東宝・2022年)
* [[ミステリと言う勿れ]](TVドラマ・フジテレビ・2022年)
* [[相棒|相棒20]](TVドラマ・テレビ朝日・2021年)
* [[岸辺露伴は動かない]](TVドラマ・NHK・2021年)
* 非熊(TVドラマ・NHK・2021年、2020年)
* [[#家族募集します]](TVドラマ・TBS・2021年)
* [[八月は夜のバッティングセンターで。]](TVドラマ・テレビ東京・2021年)
* [[風の向こうへ駆け抜けろ]](TVドラマ・NHK・2021年)
* [[バイプレイヤーズ]](TVドラマ・テレビ東京・2020年)
* [[なつぞら]](TVドラマ・NHK・2019年)
* [[インハンド]](TVドラマ・TBS・2019年)
* [[検察側の罪人]](映画・東宝・2018年)
* [[デイジー・ラック]](TVドラマ・NHK・2018年)
* [[トットちゃん!]](TVドラマ・テレビ朝日・2017年)
* 『[[マイ フェイバリット ジュエル]]』(MV・[[大原櫻子]]・2017年)
* 『[[エキセントリック (曲)|エキセントリック]]』(MV・[[欅坂46]]・2017年)
* [[星ガ丘ワンダーランド]](映画・[[ファントムフィルム]]・2016年)
* 『[[あの日 僕は咄嗟に嘘をついた]]』(MV・[[乃木坂46]]・2015年)
* [[若者たち2014]](TVドラマ・フジテレビ・2014年)
* [[星になった少年]](映画・東宝・2005年)


=== 商業施設 ===
== 関連する有名人 ==
=== 出生・出身有名人 ===
* [[ユニー|アピタ]]市原店
{{div col|colwidth=25em}}
* [[アリオ]]市原
'''スポーツ'''
* [[イトーヨーカ堂|イトーヨーカドー]]
* [[粟生隆寛]](プロボクサー)
**市原店(上記のアリオ市原内)
* [[青山周平 (オートレース選手)|青山周平]](ロードレースライダー→オートレーサー)
**姉崎店
** [[青山博一]]([[ロードレース (オートバイ)|ロードレース]]ライダー・[[ホンダ・レーシング|HRC]]テストライダー)
* [[ベイシア]]市原八幡店
* [[足立かなえ]](競艇選手)
* ショッピングモールunimo(ユニモ)ちはら台
* [[新井麻衣]]([[プロゴルファー]])
* [[ノジマ]]市原店
* [[石井弘寿]](元プロ野球選手)
* [[せんどう]]
* [[石渡鉄兵]]([[競艇選手]])
* しげのや
* [[伊藤大介]](サッカー選手)
** 光風台店
* [[植草裕樹]](サッカー選手)
** 五井店
* [[大久保裕樹]](元サッカー選手)
* [[岡田大 (サッカー選手)|岡田大]](元サッカー選手)
* [[門脇英基]](総合格闘家)
* [[川嶋勝重]](プロボクサー)
* [[工藤浩平]](サッカー選手)
* [[小柳常吉]]([[力士]])
* [[小柳常吉 (1838年生)]](力士)
* [[鈴木誠 (競輪選手)]]
* [[鶴見虹子]](体操競技選手)
* [[鳥養祐矢]](サッカー選手)
* [[長澤和輝]](サッカー選手)
* [[成田美寿々]]([[プロゴルファー]])
* [[はやて]](プロレスラー)
* [[盤石力勝]](元力士)
* [[緋縅祐光]](元力士)
* [[三上尚子]](元女子サッカー選手、[[ジェフユナイテッド市原・千葉レディース]]監督)
* [[村山智彦]](サッカー選手)
* [[桃野美桜]](プロレスラー)
* [[山岸佐知子]](サッカー審判員)


'''文化'''
=== 墓園施設 ===
* [[荒木淳一]]([[画家]])
*[[市原市営能満墓園]]
* [[石川昭人]]([[放送作家]])
*[[市原市営海保墓園]]
* [[立野信之]]([[小説家]])
* [[千葉公慈]]([[仏教学者]])
* [[吉田康一]]([[劇作家]]、[[演出家]])


'''芸能'''
==再開発==<!--{{予定|section=1}} メイン記事があるのだから -->
* [[石丸幹二]](俳優)生まれは、愛媛県[[新居浜市]]
{{Main|五井駅東口開発}}
[[2007年]]から東口周辺にて大型開発が始まり、[[複合商業施設|大型複合商業施設]]、高層住宅地、[[総合公園]]などの整備が行われている。

==名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事・特産品==
===名所・旧跡・観光スポット===
[[ファイル:Maboroshi falls yorokeikoku 0812.jpg|thumb|250px|養老渓谷]]
[[ファイル:Umegase1.jpg|thumb|250px|梅ヶ瀬渓谷]]
*[[養老渓谷]]・[[養老渓谷温泉]]
*[[梅ヶ瀬渓谷]]
*[[高滝ダム|高滝湖]]
*鶴舞公園
*上総国分寺・[[上総国分尼寺跡|国分尼寺]]
*[[市原市市民の森]]
* [[市原市文化の森]]
*[[市原ぞうの国]]
*[[千葉こどもの国キッズダム]](旧称:千葉県こどもの国)
*新東京サーキット
*市原市海づり施設
*[[道の駅あずの里いちはら]]
*[[大福山]]展望台
*[[ボートピア市原]]
*房総十字園
*はまぐりの碑
*養老川西広板羽目堰
*[[奈良の大仏 (市原市)|奈良の大仏]]
*[[飯香岡八幡宮]]

===催事===
*市民祭り
*[[高滝ダム]]市民花火大会
*五井大市
*牛久朝市
*姉崎産業祭・八幡臨海祭・五井臨海祭
*花祭(鶴舞)
*稚児祭(鶴舞)
*[[中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス]]

===その他===
*市原市都市景観賞

== 出身有名人 ==
=== 小説家 ===
* [[立野信之]]

=== 芸能・アナウンサー ===
* [[ヨネスケ]](落語家、[[タレント]])
* [[根本はるみ]](タレント)
* [[猫ひろし]]([[お笑い芸人]])
* [[森さやか]]([[北海道テレビ放送]][[アナウンサー]])
* [[小野満]]([[音楽家]])
* [[小野満]]([[音楽家]])
* [[柏木ひなた]]([[俳優|女優]]、[[歌手]]、[[アイドル]]([[私立恵比寿中学]]))
* [[柏木ひなた]]([[俳優|女優]]、[[歌手]]、[[アイドル]]
* [[木村さおり]]([[フリーアナウンサー]]、元[[LuckyFM茨城放送|茨城放送]][[日本のアナウンサー|アナウンサー]])
* [[桐谷美玲]](女優、[[ファッションモデル]])
* [[小島瑠璃子]]([[タレント]])
* [[小島瑠璃子]]([[タレント]])
* [[城島茂]](アイドル)
* [[桐谷美玲]]([[俳優|女優]]、[[ファッションモデル]])
* [[千秋 (タレント)|千秋]]([[タレント]]
* [[千秋 (タレント)|千秋]](タレント)
* [[石丸幹二]](俳優)
* [[中原果南]](女優)
* [[中原果南]](女優)
* [[猫ひろし]]([[お笑い芸人]])
* [[根本はるみ]](タレント)
* [[森さやか]]([[北海道テレビ放送]]アナウンサー)
* [[山内鈴蘭]](タレント)
* [[ヨネスケ]](落語家、タレント)


=== 産業・実業 ===
'''実業'''
* [[周防郁雄]]([[実業家]]、[[バーニングプロダクション]]創業者・社長
* [[周防郁雄]]([[実業家]])
* [[石川昭人]]([[放送作家]])
* [[小倉]]


'''その他'''
=== スポーツ ===
* [[粟生隆寛]](プロボクサー
* [[鈴木紀夫]]([[冒険家]]
* 千葉([[YouTuber]]・[[夕闇に誘いし漆黒の天使達]])
* [[川嶋勝重]](プロボクサー)
* [[門脇英基]](総合格闘家
* [[古川了子]]([[特定失踪者]]
* [[石井弘寿]](元プロ野球選手、[[東京ヤクルトスワローズ]])
* [[植草裕樹]](サッカー選手、[[清水エスパルス]])
* [[伊藤大介]](サッカー選手、[[ファジアーノ岡山FC|ファジアーノ岡山]])
* [[大久保裕樹]](サッカー選手、[[ジェフユナイテッド市原・千葉]])
* [[岡田大 (サッカー選手)|岡田大]](サッカー選手、[[福島ユナイテッドFC]])
* [[村山智彦]](サッカー選手、[[松本山雅FC]])
* [[鳥養祐矢]](サッカー選手、[[レノファ山口FC]])
* [[長澤和輝]](サッカー選手、[[浦和レッドダイヤモンズ|浦和レッズ]])
* [[三上尚子]](元女子サッカー選手、[[ジェフユナイテッド市原・千葉レディース]]監督)
* [[山岸佐知子]](サッカー審判員)
* [[青山博一]]([[ロードレース (オートバイ)|ロードレース]]ライダー・現[[ホンダ・レーシング|HRC]]テストライダー)
* [[青山周平 (オートレース選手)|青山周平]](ロードレースライダー→オートレーサー)
* [[石渡鉄兵]]([[競艇選手]])
* [[足立かなえ]](競艇選手)
* [[鈴木誠 (競輪選手)]]
* [[新井麻衣]](女子[[プロゴルファー]])
* [[はやて]](プロレスラー・西田秀樹)
* [[緋縅祐光]](力士)
* [[鶴見虹子]](体操競技)

=== その他 ===
* [[荒木淳一]]([[画家]])
* [[米村でんじろう]](サイエンスプロデューサー)
* [[米村でんじろう]](サイエンスプロデューサー)
* [[鈴木紀夫]]([[小野田寛郎]]を発見した[[冒険家]])
* [[始関伊平]]([[政治家]]、元[[建設大臣]])
{{div col end}}


== ゆかりの人 ==
=== ゆかりのある有名===
* [[有馬三恵子]](作詞家)
* [[北野大]](化学者)・[[ビートたけし|北野武(ビートたけし)]](漫才師)兄弟 - 母が現在の市原市五井出身
* [[桂歌丸]](落語家)
* [[有馬三恵子]](作詞家)- 市原市在住<ref>{{Cite news|title=広島)「それ行けカープ」作詞に至る思い出は|newspaper=アサヒ・コム|agency=朝日新聞社|date=2016-11-10|url=http://www.asahi.com/articles/ASJC93DMSJC9PITB002.html|accessdate=2017-8-31}}</ref>。
* [[北野武]](漫才師)
** [[北野大]](化学者)


== 脚注 ==
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{脚注ヘルプ}}
===注釈===
<references group="注釈" responsive="" />

=== 出典 ===
=== 出典 ===
<references responsive="" />
{{Reflist}}

==== 広報資料・プレスリリースなど一次資料 ====
==== 広報資料など一次資料 ====
{{Reflist|group="広報"}}
{{Reflist|group="広報"}}

==== 統計資料 ====
==== 統計資料 ====
{{Reflist|group="統計"}}
<references group="統計" responsive="" />


=== 参考文献 ===
==外部リンク==
* {{Citation|和書|author = 歴代知事編纂会 編集|authorlink = |translator = |title = 日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み|publisher = 歴代知事編纂会|series = |volume = 第1|edition = |date = 1983|pages = |url = |doi = |id = |isbn = |ncid = |ref = shicho-1}}
{{Commons|category:Ichihara, Chiba}}

<!--外部リンク先は市の公的機関のみに集約-->
== 関連項目 ==
; 行政
{{Commonscat}}{{Multimedia|市原市の画像}}{{osm box|r|2679914}}
* [http://www.city.ichihara.chiba.jp/ 市原市]
* [[市原|市原 (曖昧さ回避)]]
; 観光
* [[更級日記]] - 日本初の女流文学作品の始まりの舞台が市原市
* [http://www.ichihara-kankou.or.jp/ 市原市観光協会]
* [[とうぞ]] - 市原市を中心に伝承される[[発酵食品]]
* [http://ichihara-artmix.jp/ 中房総国際芸術祭 いちはらアート×ミックス]
* {{ウィキトラベル インライン|市原市|市原市}}


{{Geographic Location
{{Geographic Location
1,044行目: 2,228行目:
|West = [[袖ケ浦市]]<br />[[木更津市]]
|West = [[袖ケ浦市]]<br />[[木更津市]]
|Northwest = (東京湾)
|Northwest = (東京湾)
|image = }}{{市原市の大字}}{{千葉県の自治体}}{{日本100大都市}}{{典拠管理}}
|image = }}
{{市原市の大字}}
{{千葉県の自治体}}
{{Normdaten}}

{{デフォルトソート:いちはらし}}
{{デフォルトソート:いちはらし}}

[[Category:千葉県の市町村]]
[[Category:千葉県の市町村]]
[[Category:市原市|*]]
[[Category:市原市|*]]
[[Category:1963年設置の日本の市町村]]

2024年12月8日 (日) 07:36時点における最新版

いちはらし ウィキデータを編集
市原市
市原市旗
市原市章
市原市章
市原市旗
1980年2月20日制定
市原市章
1963年9月27日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 千葉県
市町村コード 12219-0
法人番号 5000020122190 ウィキデータを編集
面積 368.16km2
総人口 262,624[編集]
推計人口、2024年11月1日)
人口密度 713人/km2
隣接自治体 千葉市茂原市袖ケ浦市木更津市君津市夷隅郡大多喜町長生郡長南町長柄町
市の木 イチョウ
市の花 コスモス
市の鳥 ウグイス
市原市役所
市長 小出譲治
所在地 290-8501
千葉県市原市国分寺台中央一丁目1番地1
北緯35度29分53秒 東経140度06分56秒 / 北緯35.49806度 東経140.11544度 / 35.49806; 140.11544座標: 北緯35度29分53秒 東経140度06分56秒 / 北緯35.49806度 東経140.11544度 / 35.49806; 140.11544
市原市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

市原市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

地図
ウィキプロジェクト

市原市(いちはらし)は、千葉県中央部の千葉地域に位置する[1]

人口は約26.4万人で、千葉県では柏市に次いで第6位の規模である[1]財政力指数が高く、愛知県豊田市に次いで製造品出荷額全国第2位の日本を代表する工業都市である他、市原商圏を形成する準商業中心都市となっている[2]

概要

[編集]
日本11大工場夜景(五井地区)

日本最大数のゴルフ場[3]石油化学プラント[4]を有する。また、GSSPに内定した千葉セクションが所在することでも知られる。日本を代表する工業都市であり、工業製造品出荷額が愛知県豊田市に次ぐ第2位、千葉県内第1位である[5]都市雇用圏における東京都市圏東京圏)の範囲に含まれる。千葉市への通勤率は15.4%[統計 1]

臨海部は千葉県の東京湾沿い浦安市から君津市付近まで広がる京葉工業地域の一部であり、市内は姉崎海岸千種海岸五井南海岸を中心に日本最大規模の石油化学コンビナート群がある。工場夜景都市としても日本11大工場夜景に選定されている[6]内房線沿線は住宅地が広がっており、工業地域の労働者の居住地域となっているほか、東京都の都心や千葉市の衛星都市でもあり、成田国際空港東京国際空港東京都23区内にいずれも約1時間程度、東京駅から五井駅まで特急さざなみ号を利用すると最短約42分でアクセスすることができる[7]

中部及び南部にはゴルフ場が多く、牛久地域以南は自然が広がり、養老渓谷周辺は丘陵地帯や養老渓谷温泉の温泉地で行楽シーズンになると多くのハイキング客で賑わう。

地理

[編集]

千葉県の中央部(千葉地域)、北は県庁所在地である千葉市に接し、東京都都心から約35 - 45キロメートル圏内に位置する。東京湾側の千葉港第4区に面しており、養老川の流域に位置する。南は房総丘陵に連なる山間部で市域は南北方向に長い。また、市原市の面積368.17km2は千葉県の市町村では最も大きく、関東では第14位の面積となる。千葉セクションでは、約77万年前の地層を見ることができ、更新世の前期と中期の境界を示すものとして極めて貴重であり、GSSPに内定しているほか、養老川流域田淵の地磁気逆転地層の名称で国の天然記念物にも指定されている。

気候

[編集]

温暖な沿岸部と寒冷な内陸部(丘陵地帯)に二分され、気候は異なる。内陸部は標高の高い丘陵地帯であるため、年間の寒暖の差は大きく内陸性気候となる。冬はアメダス地点の市原市(牛久)などの標高の高い内陸部を中心に寒冷であり、市北部が雨や霙でも牛久地域周辺やそれ以南は大雪になる場合がある。また、夏には真夏日を記録することが多く、2004年(平成16年)7月20日に県内最高気温の40.2度を観測した[8]。しかし、朝晩は涼しく熱帯夜は少ない。高滝湖養老渓谷付近は夏も涼しく、標高120メートル程の場所としては冷涼な地点のひとつである。

牛久(1991年 - 2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 21.1
(70)
24.6
(76.3)
27.5
(81.5)
30.0
(86)
35.7
(96.3)
36.8
(98.2)
40.2
(104.4)
39.2
(102.6)
37.1
(98.8)
33.8
(92.8)
27.2
(81)
25.5
(77.9)
40.2
(104.4)
平均最高気温 °C°F 10.5
(50.9)
11.3
(52.3)
14.4
(57.9)
19.5
(67.1)
23.7
(74.7)
26.1
(79)
30.3
(86.5)
31.8
(89.2)
27.7
(81.9)
22.4
(72.3)
17.6
(63.7)
12.9
(55.2)
20.7
(69.3)
日平均気温 °C°F 4.1
(39.4)
5.2
(41.4)
8.6
(47.5)
13.7
(56.7)
18.2
(64.8)
21.3
(70.3)
25.4
(77.7)
26.5
(79.7)
22.9
(73.2)
17.3
(63.1)
11.8
(53.2)
6.6
(43.9)
15.1
(59.2)
平均最低気温 °C°F −1.5
(29.3)
−0.6
(30.9)
2.9
(37.2)
8.0
(46.4)
13.1
(55.6)
17.3
(63.1)
21.5
(70.7)
22.5
(72.5)
19.0
(66.2)
13.0
(55.4)
6.6
(43.9)
1.1
(34)
10.3
(50.5)
最低気温記録 °C°F −8.0
(17.6)
−9.2
(15.4)
−5.7
(21.7)
−2.4
(27.7)
3.3
(37.9)
8.0
(46.4)
11.7
(53.1)
14.3
(57.7)
7.7
(45.9)
1.8
(35.2)
−3.1
(26.4)
−7.0
(19.4)
−9.2
(15.4)
降水量 mm (inch) 82.4
(3.244)
74.0
(2.913)
138.0
(5.433)
132.5
(5.217)
130.4
(5.134)
170.6
(6.717)
151.8
(5.976)
114.8
(4.52)
237.1
(9.335)
256.8
(10.11)
113.9
(4.484)
70.9
(2.791)
1,673.1
(65.87)
平均降水日数 (≥1.0 mm) 6.3 6.9 11.2 10.5 10.4 11.9 10.0 7.3 11.8 12.0 9.0 6.5 113.9
平均月間日照時間 182.0 158.4 160.8 172.1 170.1 117.3 159.2 192.0 135.7 126.4 142.2 162.9 1,879.2
出典1:Japan Meteorological Agency
出典2:気象庁[9]

山岳

[編集]

主な山岳は以下の通りである。

河川

[編集]

主な河川は以下の通りである[10]

湖沼

[編集]

渓谷

[編集]

地層

[編集]

土地利用

[編集]

土地の地目別面積は以下の通りである[11]

総面積 368.20km2 100%
山林 83.40km2 22.7%
田畑 67.27km2 18.3%
宅地 55.76km2 15.1%
雑種地・原野 38.17km2 10.4%
その他 123.32km2 33.5%

隣接自治体

[編集]

地域

[編集]

地区は基本的に市原市合併前の町村で区別するが、新たに市役所支所が設置された場合はこの通りではない[7]。以下の地区が存在する[7][統計 2]

地区名 旧町村 管轄 面積 人口 人口比率 備考
幼年 生産年齢 老年
姉崎地区 姉崎町 姉崎支所 19.72km2 28,425人 9.2% 58.7% 32.1% [統計 3]
有秋地区 有秋支所 14.51km2 13,456人 10.7% 55.1% 34.2% [統計 4]
五井地区 五井町 五井支所 46.66km2 86,164人 11.2% 63.1% 25.6% [統計 5]
市原地区 市原町 市原支所 26.71km2 50,558人 9.8% 57.9% 32.4% [統計 6]
辰巳台地区 辰巳台支所 1.60km2 10,944人 11.5% 65.4% 23.1% [統計 7]
ちはら台地区 ちはら台支所 3.69km2 27,889人 19.3% 64.3% 16.4% [統計 8]
市津町 [統計 8]
市津地区 市津支所 50.10km2 13,642人 10.7% 51.1% 38.2% [統計 9]
三和地区 三和町 三和支所 40.00km2 13,196人 7.2% 49.2% 43.6% [統計 10]
南総地区 南総町 南総支所 78.97km2 20,772人 5.8% 48.9% 45.3% [統計 11]
加茂地区 加茂村 加茂支所 85.78km2 4,516人 4.1% 42.3% 53.6% [統計 12]

人口

[編集]

2005年(平成17年)の国勢調査で28万0255人を記録して以降約10年間は横ばい傾向にあったが、ここ数年は減少が進んでいる。2021年(令和2年)4月1日現在の人口は約26万8000人。

年齢構成

[編集]
市原市と全国の年齢別人口分布(2005年) 市原市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 市原市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
市原市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 155,852人
1975年(昭和50年) 194,068人
1980年(昭和55年) 216,394人
1985年(昭和60年) 237,617人
1990年(平成2年) 257,716人
1995年(平成7年) 277,061人
2000年(平成12年) 278,218人
2005年(平成17年) 280,255人
2010年(平成22年) 280,416人
2015年(平成27年) 274,656人
2020年(令和2年) 269,524人
総務省統計局 国勢調査より

[統計 13][統計 14][統計 15]

行政

[編集]

行政中央機関

[編集]

市長

[編集]

歴代の市長は以下の通りである。

氏名 就任 退任 備考
1 鈴木貞一 1963年(昭和38年)6月 1975年(昭和50年)6月 [注釈 1]
2 井原恒治 1975年(昭和50年)6月 1991年(平成3年)6月
3 小出善三郎 1991年(平成3年)6月 2003年(平成15年)6月
4 佐久間隆義 2003年(平成15年)6月 2015年(平成27年)6月
5 現職 小出譲治 2015年(平成27年)6月

財政

[編集]

市原市の財政力指数は1.15と財政は良い[13]。この数値が大きいほど財政力が大きく、「1」以上の場合極めて健全な財政とされ、地方交付税は交付されない[13]

健全化判断比率 備考
実質赤字比率 - 黒字のため比率が算定されず
連結実質赤字比率 - 黒字のため比率が算定されず
実質公債費比率 6.3%
将来負担比率 56.3%
資金不足比率 - 全公営企業会計で資金不足額がなく、比率が算定されず[13]

立法

[編集]
  • 選挙区:千葉3区千葉市緑区、市原市)
  • 任期:2021年10月31日 - 2025年10月30日
  • 当日有権者数:336,241人
  • 投票率:52.36%
当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
松野博一 59 自由民主党 106,500票
岡島一正 63 立憲民主党 65,627票
  • 市原市選挙区
  • 定数:4名
  • 任期:2019年(平成31年)4月30日 - 2023年(令和5年)4月29日
氏名 会派名 当選回数
鈴木和宏 公明党千葉県議会議員団 1
伊豆倉雄太 自由民主党千葉県議会議員会 2
鈴木昌俊 自由民主党千葉県議会議員会 5
菊岡多鶴子 立憲民主党千葉県議会議員会 1
  • 定数:32名
  • 任期:2019年(令和元年)6月16日 - 2023年(令和5年)6月15日
  • 議長:塚本利政(市民クラブ)
  • 副議長:田尻貢(自由民主党)
会派名 議席数 議員名(◎は代表)
自由民主党 12 ◎岡泉、相川真樹、伊藤重明、大曽根友三、勝地豊、鈴木友成、関学、田尻貢、永野喜光、平出泰秀、保坂好則、増茂誠二
市民クラブ 7 ◎菊地洋己、安在尚太、伊藤浩士、塚本利政、水野義之、山内一平、渡辺直樹
公明党 6 ◎二田口雄、秋田信一、伊佐和子、西松茂治
日本共産党 2 ◎加藤和夫、駒形八寿子
市民ネットワーク 2 ◎小沢美佳、森山薫
未来共生 1 竹内直子
正心クラブ 1 斎藤直樹
連合クラブ 1 吉田峰行
32

産業

[編集]

産業別人口

[編集]

平成22年度国勢調査による産業別の人口は以下の通りである[11]

産業 人口 比率
第1次産業 2,229人 1.78%
第2次産業 34,730人 27.72%
第3次産業 77,556人 61.91%
分別不能 10,767人 8.59%

産業別15歳以上就業者数

[編集]

平成22年度国勢調査による産業別15歳以上就業者数は以下の通りである[11]

産業 人口
農業 2,229人
建設業 12,765人
製造業 21,939人
電気・ガス熱供給・水道業 890人
運輸・情報通信業 10,603人
卸売・小売・飲食店 17,854人
金融・保険業 2,332人
サービス業 25,751人
公務 3,258人
その他 10,767人
合計 108,388人

本社・本店を置く企業

[編集]

工業分野

[編集]
姉崎火力発電所
姉崎火力発電所
五井火力発電所
五井火力発電所

市原市は日本全国市町村で製造品出荷額が第2位、また、千葉県内では第1位となる。国内最大規模の石油化学コンビナート群がある。また、千葉県で唯一の造船所が点在している。

統計[11]

  • 事業所数:282[注釈 2]
  • 従業者数:20,003人[注釈 2]
  • 製造品出荷額等 4兆6,925億5,449万円(全国2位・県内1位)[注釈 3]
    • 石油石炭:約50%
    • 化学:約40%
    • 金属:約2%
    • 機械:約2%
    • その他:約6%

商業分野

[編集]

市原市の商業は、主にJR内房線及び小湊鉄道の主要駅周辺や住宅団地等を中心に立地し、それぞれ独自性をもって発展してきた。また、大規模店舗の出店や周辺の個店の経営努力により、準商業中心都市として「市原商圏」を形成している。

統計

  • 商店数:1,990件[注釈 4]
  • 年間商品販売額:4,052億886万円(県内7位)[注釈 5]
    • 卸売:370件(約1,550億円)
    • 総合スーパー:4件(約180億円)
    • 織物・衣服等:163件(約103億円)
    • 衣料品:600件(約894億円)
    • 自転車・自動車:160件(約312億円)
    • 燃料等:129件(約313億円)
    • その他:564件(約700億円)

商圏構造と市原市の吸引状況

[編集]
項目 平成19年度
市原市の人口(人) 279,729
地元購買率(%) 75.6
商圏地域市町村数 2市2町
商圏人口(人) 357,183
消費吸引人口(人) 234,952
消費吸引人口(%) 65.8

農業分野

[編集]

農家数・耕地面積

特産物

農業協同組合

スポーツ分野

[編集]
ジェフユナイテッド市原・千葉レディースのホームスタジアム(市原緑地運動公園臨海競技場

市原市をホームタウンとするスポーツクラブは以下の通りである。

医療・保健・福祉

[編集]
帝京大学ちば総合医療センター
帝京大学ちば総合医療センター
千葉県循環器病センター
千葉県循環器病センター

二次保健医療圏として、市原市は市原地域に属しているが、これは市原市のみが対象地域としている[18][19]。市原保健医療圏の基準病床数は2,007床に対し、既存病床数は2,132床と基準を上回っている[20]。主な病院は以下の通りである。

二次医療圏

[編集]

一次医療圏

[編集]
  • 救急指定病院
    • 五井病院
    • 辰巳病院
    • 長谷川病院
    • 鎗田病院
  • その他の病院
    • 姉崎病院
    • 磯ケ谷病院
    • 市原鶴岡病院
    • 白金整形外科病院
    • 永野病院
    • リハビリテーション病院さらしな

主要病院患者数

[編集]

主な病院における患者総数は以下の通りである[統計 2]

地区 病院名 区分 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度
姉崎地区 帝京大学ちば総合医療センター 外来 255,175人 251,793人 246,941人 211,696人 212,896人
入院 119,521人 120,191人 127,394人 108,889人 104,495人
市原地区 千葉ろうさい病院 外来 270,439人 267,847人 254,291人 238,278人 247,060人
入院 117,115人 118,169人 117,517人 112,064人 110,994人
南総地区 千葉県循環器病センター 外来 81,879人 82,392人 79,724人 71,873人 74,404人
入院 52,880人 48,626人 47,291人 42,639人 43,161人

帝京大学ちば総合医療センターの移転計画

[編集]

帝京大学ちば総合医療センターは、市原市が姉崎地区に誘致、土地を無償譲渡の上、1986年昭和61年)5月1日に帝京大学医学部附属市原病院として開業した総合病院であるが、建物の老朽化による建替えに合わせてちはら台地区へ移転することが2023年令和5年)6月15日に市長への病院長訪問により報告された[22][23]。これは、現在地では病院の経営が困難になるという理由からであるが、上述の患者数の表を見れば分かるように、市原地区にある千葉ろうさい病院と大差ない患者数を受け入れている点で疑問が生じる[23]。市原市は姉崎地区の医療体制向上のために土地の無償譲渡の上に誘致したことを踏まえて、即時に現在地での建て替えを要請したが、同年6月26日学校法人帝京大学より市原市宛に移転計画の報告文書を通達[23]。これに対して7月5日に市原市は同様に現在地での建て替えを文書要請している[23]。市原市では北西部医療は帝京大学ちば総合医療センター、北東部医療は千葉労災病院、南部医療は千葉県循環器病センターと分担してきたが、帝京大学ちば総合医療センターが北東部のちはら台地区に移転することによって市原医療圏内の医療バランスの偏りが危惧されている[23]

歴史

[編集]

古代

[編集]
姉崎二子塚古墳

律令制以前この地域には、上海上国造が上総国海上郡(現在の市原市の一部)を支配していたとされている。養老川流域には、3世紀の出現期古墳(纒向型前方後円墳)である神門古墳群[注釈 8]や、王賜銘鉄剣を出土した稲荷台1号古墳[注釈 9]があり、古くからヤマト王権と緊密なつながりがあったことが想定される。『万葉集』巻第十四東歌の筆頭に「夏麻引く海上潟の沖つ渚に船はとどめむ小夜ふけにけり」とあり、水上交通の要衝であったともされる。養老川下流南岸の姉崎古墳群は上海上国造一族の墳墓とされ、4世紀後半の全長130メートルの姉崎天神山古墳、5世紀前半の全長86メートルの釈迦山古墳に続き、5世紀後半には全長103メートルの姉崎二子塚古墳が造営されている。

律令制において令制国である上総国が成立し、東海道に属する一国となった。上総国は、国守に必ず親王が補任される親王任国となり、国級は大国にランクされた。親王任国の国守となった親王は「太守」と称し、官位は必然的に他の国守(通常は従六位下から従五位上)より高く、親王太守は正四位以上とされた。親王太守は現地へ赴任しない遙任だったため平高望良兼菅原孝標がそうであったように、国司の実質的長官は上総介であった。

上総国国司が政務を執る国府(中心地域)は市原市の国分寺台から能満にかけての一帯だったと推定される。市原市国分寺台から国分寺跡国分尼寺跡が発掘されているが、国府の遺構はまだ見つかっていない。中世の国府は市原市能満(府中)にあったと考えられている。

上総国分寺跡(西門跡)

上総国分寺は現在の国分寺と重複している。周囲に谷や古墳があるため寺域は四角形ではない。南北478メートル、東西は北辺:254メートル・中央:345メートル・南辺:299メートル、面積は139,000平方メートルに及ぶ。主要な伽藍地は南北219メートル、東西194メートルで、大官大寺式の伽藍配置。

上総国分尼寺中門(復元)

上総国分尼寺1989年平成元年)まで行われた発掘調査で、柱の位置の確認などで主要伽藍の構造を含めた全容が解明されたことから、建物跡の完全な復元が可能とされた[24][25]。これを踏まえ、かつての中門が奈良時代の工法を再現する形で復元[26]。合わせて「史跡上総国分尼寺跡展示館」が建設され(1993年(平成5年)8月1日開館)、復元建物と共に一般公開されている[27]

中世 - 近現代

[編集]

中世においては千葉氏の勢力下にあったが、千葉氏の勢力が次第に衰えると、里見氏などの新興勢力の伸張を許した。現在の千葉市生実町に館を構えた小弓公方足利義明も、一時期この地に拠っており、その時の御所があったとされる場所は、五所という地名として残っている。

近世幕藩体制下では五井藩鶴牧藩旗本の陣屋として伊丹陣屋が知られている。

1871年(明治4年)7月の廃藩置県では菊間県、鶴牧県、鶴舞県が成立。その後同年11月の府県統合で木更津県に、1873年(明治6年)に印旛県新治県の一部と合併して千葉県が成立した。現在の市原市は市原郡のほぼ全域を市域としているが、1889年(明治22年)の時点で171箇村が確認されている。これが1945年昭和20年)までに5町16村にまとまり、更に昭和の大合併期である1954年(昭和29年)から1961年(昭和36年)にかけて姉崎町市原町五井町市津町南総町三和町加茂村の5町2村にまで統合された。

市制施行に際して

[編集]

1963年昭和38年)に大千葉市建設を目論んで、当時の千葉市長宮内三朗五井町長に千葉市への編入を提案したが、もともと市原郡5町での合併を提案していた五井町長は反対し、さらに対抗策として姉崎町と五井町の2町が合併して南葉町(なんようちょう)を組織することを発表した[22]。しかし結局、千葉県知事の提案により市原郡5町が提案されたことで南葉町発足の計画は中止となり、町合併による新設という形で新自治体を組織することが決定した[22]。市名決定にあったって、当時市原郡内で2大勢力となっていた五井町と市原町との間で「五井市」とするか「市原市」とするかで争われたとされるが、最終的には郡名でもある「市原」を採用することに決定した[22]。その代わり、行政機関の中央は、最も発展していた旧五井町におき、市執行部の主要人事は、合併5町の中で市原町に続く規模であった旧姉崎町からとした[22]。このような経緯がありつつ、1963年(昭和38年)5月1日市原市が誕生した[28]

市制施行後

[編集]
千葉セクションより約1.5km南方の国本層が露出する養老渓谷

戦後に東京湾岸の埋め立てが進み、市原市は千葉港の一角に組み込まれた。市原市では特に石油産業などの化学工業を主とする企業の進出が多い。なお、高度成長期には、全国の工業地区と同様に、公害が多く発生しており、1974年(昭和49年)5月には、市原市立姉崎公民館(旧所在地)付近にある市原姉崎測定局にて、光化学オキシダント濃度が0.50ppmを超え、直ちに千葉県内で初となる光化学スモッグ警報が出された。1980年(昭和55年)3月31日防災行政無線が開局している。2005年(平成17年)4月1日に防災行政無線の夕方のチャイム「ハッピー市原」が放送開始[広報 1][注釈 10]。かつて存在した地方自治法第252条の26の3第1項に定める政令による特例市になる要件を満たしていたが、特例市にはならなかった。2017年11月にGSSPに市原市田淵養老川沿いの露頭で見られる、約77万年前の地層千葉セクション)が内定し、2018年には「養老川流域田淵の地磁気逆転地層」の名称で国の天然記念物に指定された[29]

年表

[編集]

町村制施行後からの年表は以下の通りである[22][30]

公害

[編集]

市原市は全国2位の製造品出荷額を誇る工業都市であり、特に石油化学工業に秀でており、大規模なコンビナートが形成されている[4]。これらは1955年昭和30年)頃から構築され始め、高度成長期頃になるとかなりの規模となっていた[4]。当時は現在よりも環境や人体に悪影響を及ぼしやすい装置で運用されていたため、度々環境問題が指摘されていた。1974年(昭和49年)5月には市原市姉崎測定局[注釈 11]にて光化学オキシダントの濃度が0.50ppmを超え、直ちに千葉県内で初となる光化学スモッグ重大緊急報が出された[22]。このようなことが一因となり、姉崎地区では欅が枯れるなどの被害が出ていた。なお現在、測定値に関して、その数値は改善傾向にあり、光化学スモッグ警報の発令は過去10年なく、光化学スモッグ注意報に関しても、年4 - 5回程度の発令で推移している[31]

災害記録

[編集]

主な自然災害の記録は以下の通りである[11]

西暦(和暦) 名称 種類 環境的被害 人的被害
死者 重軽傷者
1870年(明治3年) 姉崎浦塩浜の堤防が破損する。 なし 不明
1871年(明治4年) 岩崎新田の堤防が破損する。 なし 不明
1880年(明治13年) 八幡で家屋が流出。 4名 不明
1901年(明治34年) 家屋全壊9戸。 2名 不明
1902年(明治35年) 竜巻 家屋全壊2戸。 1名 不明
1903年(明治36年) 落雷による被害。 不明 不明
1923年(大正12年) 関東大震災 地震 家屋全壊2,477戸。 88名 不明
1970年(昭和45年) 集中豪雨 家屋全半壊20戸。 なし 不明
1971年(昭和46年) 台風25号 台風 水田流出109ha、道路決壊105箇所 なし 不明
1979年(昭和54年) 台風20号 台風 家屋全半壊8戸、道路決壊90箇所 なし 不明
1987年(昭和62年) 千葉県東方沖地震 地震 家屋全壊10戸、屋根瓦損壊11,000戸 1名 不明
1989年(平成元年) 台風12号 台風 家屋全壊1戸、水田流出1,400ha、道路決壊357箇所 なし 不明
1991年(平成3年) 台風21号 台風 家屋全壊1戸、床上浸水29戸、土砂崩落・道路決壊 なし 不明
1996年(平成8年) 台風17号 台風 床上浸水140戸、床下浸水228戸、崖崩れ13箇所 なし 不明
2011年(平成23年) 東日本大震災 地震等 五井地区で石油タンク爆発。避難勧告発令。 なし 不明
2019年(令和元年) 房総半島台風 台風 家屋全半壊663戸・一部損壊7,214戸、浸水3戸ほか 3名 18名
東日本台風 台風 竜巻による家屋倒壊。 1名 不明

行政区域変遷

[編集]
旧町村域と市域の対照(明治22年4月1日以降)[33]
西暦 1891年 1892年 1924年 1954年 1955年 1956年 1961年 1963年 1967年
和暦 明治24年 明治25年 大正13年 昭和29年 昭和30年 昭和31年 昭和36年 昭和38年 昭和42年
八幡町 市原町 市原町 市原市 市原市
菊間村
市原村 一部
一部 五井町
五井村 五井町 五井町 五井町
東海村
千種村
海上村 三和町
市西村 三和町
養老村
鶴牧村 姉崎町
市東村 市津村 市津町
湿津村
明治村 牛久町 南総町
鶴舞村 鶴舞町
戸田村
内田村
平三村
高滝村 加茂村
富山村
里見村
白鳥村

文化

[編集]

行事

[編集]

文化財

[編集]

国・県指定および国登録文化財一覧[34]

番号 指定・登録 類別 名称 所在地 所有者または管理者 指定年月日 備考
1 国指定 重要文化財(建造物) 西願寺阿弥陀堂 市原市平蔵1360 西願寺 大正5年5月24日 1棟
2 鳳来寺観音堂 市原市吉沢237-1 鳳来寺 昭和6年12月14日 1棟
3 飯香岡八幡宮本殿 市原市八幡1057 飯香岡八幡宮 昭和29年9月17日 1棟
4 記念物(史跡) 上総国分寺跡 市原市惣社1丁目7-1 市原市他 昭和4年12月17日
5 上総国分尼寺跡 市原市国分寺台中央3-5-1他 市原市他 昭和58年8月30日
6 記念物(天然記念物) 養老川流域田淵の地磁気逆転地層 市原市田渕他 個人・市原市他 平成30年10月15日
7 県指定 有形文化財(建造物) 飯香岡八幡宮拝殿 市原市八幡1057 飯香岡八幡宮 昭和41年5月20日 1棟
8 府中日吉神社本殿 市原市能満589-2 府中日吉神社 昭和42年12月22日 1棟
9 有形文化財(彫刻) 木造地蔵菩薩坐像 市原市山口270-1 山口区 昭和33年4月23日 1躯
10 木造聖観世音菩薩立像 市原市引田94 蓮蔵院 昭和33年4月23日 1躯
11 木造聖観音立像 市原市風戸81 日光寺 昭和37年5月1日 1躯
12 木造薬師如来坐像及び両脇侍立像・神将立像2躯 市原市皆吉6 橘禅寺 昭和40年4月27日 3躯
13 木造金剛力士立像 市原市皆吉6 橘禅寺 昭和40年4月27日 2躯
14 木造薬師如来坐像及び両脇侍立像 市原市上高根1095 称礼寺 昭和62年2月27日 3躯
15 木造十一面観音菩薩立像 市原市宿223 長栄寺 平成28年3月4日 1躯
16 有形文化財(工芸品) 漆塗金銅装神輿 市原市八幡1057-1 飯香岡八幡宮 平成6年2月22日 4基
17 有形文化財(考古資料) 江子田金環塚古墳出土一括遺物 市原市埋蔵文化財調査センター 市原市 平成9年3月21日 357箇・2口
18 有形文化財(歴史資料) 小湊鉄道蒸気機関車 市原市五井1472 小湊鉄道株式会社 昭和55年2月22日 3輛
19 無形民俗文化財 鶴峯八幡の神楽 鶴峯八幡宮 鶴峯八幡宮十二座神楽保存会 昭和39年4月28日
20 市原の柳楯神事 飯香岡八幡宮 柳楯神事保存会 昭和41年12月2日
21 大塚ばやし 市原市海保 大塚ばやし保存会 昭和45年1月30日
22 上高根の三山信仰 市原市上高根 上高根敬愛講社 平成13年3月30日
23 椎津のカラダミ 市原市椎津 椎津青年会 平成19年3月16日
24 記念物(史跡) 二子塚古墳 市原市姉崎1762 姉崎神社 昭和43年4月9日
25 姉崎天神山古墳 市原市姉崎2489、2483 菅原神社 昭和48年3月2日
26 神門5号墳 市原市惣社5-5-1 市原市 平成1年3月10日
27 記念物(天然記念物) 飯香岡八幡宮の夫婦銀杏 市原市八幡1057 飯香岡八幡宮 昭和10年7月12日
28 大福山自然林 市原市石塚546-1他 白鳥神社、市原市 昭和47年1月28日
29 高滝神社の森 市原市高滝1他 高滝神社 昭和53年2月28日
30 記念物(名勝) 椎津城跡 市原市椎津695-1ほか 市原市・個人 平成29年3月7日
31 国登録 登録有形文化財(建造物) 武田家住宅 市原市古市場53 個人 平成9年7月15日 1件
32 小湊鉄道第一養老川橋梁ほか 市原市 小湊鉄道株式会社 平成29年5月2日 22件

伝統工芸品

[編集]

市内の千葉県指定伝統工芸品製作者は以下の通りである[11]

No. 種別 氏名 指定品名 指定年度 備考
9 金工品 大野正敏 上総鋏 1984年度(昭和59年度) 廃業
61 郷土玩具 高澤文雄 上総角凧 1986年度(昭和61年度)
86 竹工品 八木澤祐三 南総竹細工 1988年度(昭和63年度)
120 竹工品 佐藤稔 上総和竿 1996年度(平成8年度)
148 和楽器 福尾毅 南総尺八 2001年度(平成13年度)
149 郷土玩具 小澤登 上総角凧 2002年度(平成14年度)
156 郷土玩具 金谷司仁 角凧袖凧 2004年度(平成16年度)
168 木工品 宍倉敏志 いちはら小楊枝 2008年度(平成20年度)
169 郷土玩具 金谷政司 角凧・袖凧 2010年度(平成22年度)
176 木工品 高橋章雄 梅ヶ瀬楊枝 2012年度(平成24年度)

姉妹都市

[編集]

施設

[編集]

行政機関

[編集]

市役所

[編集]

市役所支所

警察機関

[編集]

警察署

交番・駐在所

  • 南総幹部交番
  • 姉崎交番
  • 有秋交番
  • 八幡宿駅前交番
  • 菊間交番
  • 藤井交番
  • 五井駅前交番
  • 五井西交番
  • 白金交番
  • 国分寺台交番
  • 辰巳台交番
  • ちはら台駅前交番
  • 青葉台駐在所
  • 青柳駐在所
  • 廿五里駐在所
  • 市西駐在所
  • 養老駐在所
  • 潤井戸駐在所
  • 東国吉駐在所
  • 内田駐在所
  • 鶴舞駐在所
  • 平三駐在所
  • 高滝駐在所
  • 里見駐在所

消防機関

[編集]

本部

消防署

その他公的機関

[編集]

ホール・会館

[編集]

図書館

[編集]

公民館・コミュニティセンター

[編集]

医療施設

[編集]

保健福祉施設

[編集]

保健所

  • 市原保健所

保健センター・保健福祉センター

保育所・こども園

子育て支援

学校教育施設

[編集]

幼稚園

小学校・中学校

高等学校

高等教育機関

清掃・浄水施設

[編集]

郵便局

[編集]

普通郵便局

特定郵便局

  • 姉崎仲町郵便局
  • 市原青葉台郵便局
  • 市原有秋台郵便局
  • 市原桜台郵便局
  • 市原八幡郵便局
  • 市原菊間郵便局
  • 市原郡本郵便局
  • 市原五井郵便局
  • 市原五井東郵便局
  • 市原五井西郵便局
  • 市原若葉郵便局
  • 市原君塚郵便局
  • 市原国分寺台郵便局
  • 市原国分寺台西郵便局
  • 市原国分寺台南郵便局
  • 市原島野郵便局
  • 千種郵便局
  • 三和郵便局
  • 市原磯ヶ谷郵便局
  • 市原光風台郵便局
  • 市津郵便局
  • 市東郵便局
  • 市原辰巳台東郵便局
  • 市原辰巳台西郵便局
  • 市原牛久郵便局
  • 市原鶴舞郵便局
  • 市原戸田郵便局
  • 加茂郵便局
  • 里見郵便局
  • 高滝郵便局
  • 市原ちはら台郵便局

簡易郵便局

  • 内田簡易郵便局
  • 加茂古敷谷簡易郵便局
  • 平三簡易郵便局

博物館・美術館等

[編集]

商業施設

[編集]

工業施設

[編集]

娯楽施設

[編集]

名所

[編集]

神社仏閣

[編集]

遺跡

[編集]

自然

[編集]

交通

[編集]

鉄道

[編集]
五井駅(JR東日本・小湊鉄道)
五井駅(JR東日本・小湊鉄道)
姉ケ崎駅(JR東日本)
姉ケ崎駅(JR東日本)
養老渓谷駅(小湊鉄道)
養老渓谷駅(小湊鉄道)

市内を運行する鉄道路線として東日本旅客鉄道小湊鉄道京成電鉄の路線が市内を通る。

中心駅:五井駅[35]

鉄道路線

東日本旅客鉄道(JR東日本)
内房線
京成電鉄
KS 千原線
小湊鉄道
小湊鉄道線
京葉臨海鉄道
臨海本線

バス

[編集]
市原バスターミナル
市原バスターミナル
市原鶴舞バスターミナル
市原鶴舞バスターミナル

中心となるバス停:市原バスターミナル市原鶴舞バスターミナル

  1. 一般路線バス
  2. 高速路線バス
    • アクアライン
    • 館山道・圏央道
      • 千葉線【カピーナ号】(日東・千中):安房鴨川駅 - 天羽田杉浦 ― 県庁 - 千葉駅
      • 鴨川線【カピーナ号】(日東・千中):千葉駅 - 天羽田杉浦 - 安房鴨川駅
      • 成田空港線(小湊・日東):木更津駅 - 市原BT - 成田空港

道路

[編集]
市原サービスエリア
市原サービスエリア
道の駅あずの里いちはら
道の駅あずの里いちはら

高速道路

一般国道

主要地方道

一般県道

市道

  • 市道1号線(川岸西広線)- 通称:市役所通り[36]
  • 市道2号線(君塚小田部線) - 通称:稲荷台通り[36]
  • 市道3号線(八幡宿駅前線) - 通称:飯香岡通り[36]
  • 市道6号線(八幡椎津線) - 通称:平成通り[36]

航空

[編集]

市原市を中心とする30km圏内に2箇所の国際空港が存在する。

船舶

[編集]
千葉港第4区(五井地区)
千葉港第4区(五井地区)

国際拠点港湾

  • 千葉港(第4区)
    • 姉崎地区 - 姉ヶ崎港(拠点)
      • 八幡地区(市原港)
      • 五井地区

登場作品

[編集]

市原市を舞台とした作品

[編集]

市原市を撮影地とした作品

[編集]

市原市を撮影地とした作品は以下の通りである[37]

関連する有名人

[編集]

出生・出身有名人

[編集]

スポーツ

文化

芸能

実業

その他

ゆかりのある有名人

[編集]

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 特記なき場合『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』などによる[12]
  2. ^ a b c 平成22年のデータ
  3. ^ 平成25年のデータ
  4. ^ 平成16年のデータ
  5. ^ 平成19年のデータ
  6. ^ a b 平成17年のデータ
  7. ^ 平成18年のデータ
  8. ^ これを古墳とすると古墳時代の始まりが大幅にさかのぼるため、古墳ではなく弥生墳丘墓とする説もある。
  9. ^ なお、これら養老川北岸の古墳群は首長の墳墓ではなく小勢力のもので、このため王賜銘鉄剣の「王」をヤマト王権の大王とする他、上海上の首長である対岸の姉崎二子塚古墳の被葬者とみる説もある。
  10. ^ 現在は市原市民歌に変更
  11. ^ 市原市立姉崎公民館付近

出典

[編集]
  1. ^ a b 千葉県地域”. 千葉県. 2022年7月1日閲覧。
  2. ^ 千葉県. “平成30年度消費者購買動向調査(千葉県の商圏)”. 千葉県. 2019年5月31日閲覧。
  3. ^ ようこそ、ゴルフの街いちはらへ!いちはらゴルフ場巡り33 市原市”. www.city.ichihara.chiba.jp. 2019年5月23日閲覧。
  4. ^ a b c 石油化学産業について経済産業省、p4
  5. ^ 市原市の工業、p76 https://www.city.ichihara.chiba.jp/kanko/0205sangyou/sangyo/hakusyo24.files/kougyou.pdf
  6. ^ 日本11大工場夜景都市 - 山口県周南市”. www.city.shunan.lg.jp. 2019年6月24日閲覧。
  7. ^ a b c 市原市について 市原市”. www.city.ichihara.chiba.jp. 2019年5月23日閲覧。
  8. ^ 観測史上1 - 10位の値(年間を通じての値) 気象庁、2023年3月23日閲覧
  9. ^ 牛久 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2024年2月14日閲覧。
  10. ^ 市原市河川”. 市原市. 2022年3月23日閲覧。
  11. ^ a b c d e f 中学校社会科学習資料研究部会 著、市原市教育センター 編(日本語)『私たちの市原市』(新版)東京書籍株式会社、2016年4月1日。 
  12. ^ 歴代知事編纂会 1983, 911-913頁.
  13. ^ a b c 広報いちはら2017年12月1日版p、5
  14. ^ “セリの収穫真っ盛り 市原”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 26. (1991年1月9日) 
  15. ^ “市原・加茂地区の伝統作物 加茂菜の収穫ピーク 特産品化を地元期待”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 28. (1994年3月23日) 
  16. ^ 市原ブランド「姉崎だいこん」が「日本農業賞」特別賞を受賞! - シティライフ(2017年10月5日閲覧)
  17. ^ 平成最後の皇室献上-姉崎いちじく”. www.google.com. 千葉日報. 2022年7月31日閲覧。
  18. ^ 千葉県. “千葉県保健医療計画(平成30年度〜平成35年度)”. 千葉県. 2019年6月14日閲覧。
  19. ^ 二次保健医療圏と構想区域について”. 千葉県. 2023年9月1日閲覧。
  20. ^ 保健医療計画”. 千葉県. 2023年9月1日閲覧。
  21. ^ 千葉県. “災害拠点病院の指定について”. 千葉県. 2019年6月14日閲覧。
  22. ^ a b c d e f g 矢島秀朗『市原現代年表』市原市、2016年12月。 
  23. ^ a b c d e 市原市議会7月7日一般質問”. 市原市議会. 2023年7月15日閲覧。
  24. ^ “尼寺の“すべて”出土 上総国分尼寺跡 完全復元は全国初”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 22. (1989年6月29日)
  25. ^ “市原の上総国分尼寺跡 主要伽藍の構造、全容解明 建物跡の復元可能に”. 読売新聞 (読売新聞社): p. 24.(1989年7月13日)
  26. ^ “房総おもしろ博物館図鑑 史跡上総国分尼寺跡展示館”.朝日新聞 (朝日新聞社): p. 30. (1995年5月26日)
  27. ^ “市原・上総国分尼寺跡中門 奈良時代の姿をそのままに復元 回廊、鐘楼も計画”. 毎日新聞 (毎日新聞社): p. 18. (1993年2月17日)
  28. ^ a b c 市原市、スタート、きのう盛大に祝賀会”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 1. (1965年5月2日)
  29. ^ 史跡等の指定等について(文化庁サイト、2018年6月15日発表)、平成30年10月15日文部科学省告示第191号
  30. ^ 『市原のあゆみ』市原市、1973年。doi:10.11501/9640298 
  31. ^ 光化学スモッグの発生状況と対策(令和4年度)”. 千葉県環境生活部大気保全課. 2023年5月5日閲覧。
  32. ^ 市原市、スタート、きのう盛大に祝賀会”. 千葉日報 (千葉日報社): pp. 1. (1965年5月2日)
  33. ^ 市原市旧町域変遷”. 2022年1月11日閲覧。
  34. ^ 千葉県. “災害拠点病院の指定について”. 千葉県. 2019年6月24日閲覧。
  35. ^ 市原市拠点まちづくりビジョン”. 2023年7月28日閲覧。
  36. ^ a b c d 道路愛称、モニュメントの紹介 市原市
  37. ^ 撮影実績”. 市原市. 2023年7月10日閲覧。

広報資料など一次資料

[編集]
  1. ^ [.city.ichihara.chiba.jp/kurashi/bohanbosai/bousai_top/torikumi/p_h_18.html 防災無線]-市原市< 防災無線]-市原市

統計資料

[編集]

参考文献

[編集]
  • 歴代知事編纂会 編集『日本の歴代市長 : 市制施行百年の歩み』 第1、歴代知事編纂会、1983年。 

関連項目

[編集]