「恋人たちのクリスマス」の版間の差分
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{{otheruses|マライア・キャリーの楽曲|[[小松未歩]]の楽曲『恋人たちの'''christmas'''』|恋になれ...}} |
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{{Infobox Single <!-- プロジェクト:楽曲 をご覧ください --> |
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| Name |
| Name = 恋人たちのクリスマス |
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| OriginalName = All I Want for Christmas Is You |
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| A-side = 恋人たちのクリスマス |
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| B-side |
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| Released = {{flagicon|USA}} [[1994年]][[11月1日]]<ref>{{cite web|url=https://www.billboard.com/music/music-news/mariah-carey-merry-christmas-anniversary-all-i-want-for-christmas-6296926/|title=Mariah Carey's 'Merry Christmas' 20th Anniversary: Find Out What Went Into Making a Modern Christmas Classic|date=2014-10-30|accessdate=2017-12-14|publisher=[[ビルボード]]|first= Erin|last=Strecker}}</ref>(コロムビア)<br />{{flagicon|JPN}} 1994年[[10月29日]]{{r|riajCDcertification1994}} |
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| Released = {{flagicon|USA}} [[1994年]][[10月]]<br />{{flagicon|JPN}} 1994年[[10月29日]] |
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| Format |
| Format = [[エアプレイ (ラジオ)|エアプレイ]]<small>([[アメリカ合衆国]])</small><br />[[シングル]]<small>(アメリカ合衆国以外)</small><br />[[デジタル・ダウンロード]] |
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| Recorded = 1994年8月<ref name="cosmopolitan161225">{{cite web|url=http://www.cosmopolitan.com/entertainment/music/a8534458/mariah-careys-all-i-want-for-christmas-is-you-facts/|title=15 Things You Didn't Know About Mariah Carey's 'All I Want for Christmas Is You'|accessdate=2017-12-14|date=2016-12-25|first=Laura|last=Beck|publisher=[[COSMOPOLITAN]]}}</ref> |
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| Recorded = |
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| Genre |
| Genre = {{hlist|[[ダンス・ポップ]]|[[クリスマスの音楽一覧|クリスマス音楽]]|[[コンテンポラリー・R&B]]}} |
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| Length |
| Length = 4分1秒 |
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| Label |
| Label = {{flagicon|World}}[[コロムビア・レコード|コロムビア]]<ref>{{Discogs release|1540815|Mariah Carey – All I Want For Christmas Is You }}</ref><br />{{flagicon|JPN}}[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー]] |
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| Writer |
| Writer = マライア・キャリー<br />[[ウォルター・アファナシェフ]] |
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| Producer |
| Producer = マライア・キャリー<br />ウォルター・アファナシェフ |
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*ゴールド([[デジタル・ダウンロード|デジタル]]、アメリカ) |
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*ゴールド(イギリス) |
*ゴールド(イギリス) |
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| Chart position = {{bulleted list|2位([[オリコンチャート|日本]])|1位(アメリカ、[[Billboard Hot 100]]){{r|billboard191221}}}} |
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*11位([[Billboard Hot 100|アメリカ]])※2016年更新 |
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{{external media|image1=[[:en:File:All I Want for Christmas Is You Mariah Carey.png]]<br />? シングルのカバー写真}} |
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「'''恋人たちのクリスマス'''」(こいびとたちのクリスマス、{{lang-en-short|''All I Want for Christmas Is You''}})は、[[マライア・キャリー]]が[[1994年]]に発表した[[クリスマスソング]]である。原題は「クリスマスに欲しいのはあなただけ」という意味である。この曲は[[シンガーソングライター]]であるキャリーと、[[ウォルター・アファナシェフ]]の共筆で書かれ、キャリーにとって4枚目のスタジオアルバムかつ初めてのホリデーアルバムである『[[メリー・クリスマス (マライア・キャリーのアルバム)|メリー・クリスマス]]』(1994年)のリード・シングルとして、米国では1994年11月1日に[[コロムビア・レコード]]、日本では同年10月29日に[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]]から各々発売された(→[[#背景と曲の執筆]])。曲はアップテンポのラブソングで、[[チャイム|ベル・チャイム]]や[[コーラス (ポピュラー音楽)|バック・コーラス]]、[[シンセサイザー]]などが使われている(→[[#曲と歌詞]])。 |
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この曲には、キャリーと当時の夫{{仮リンク|トミー・モトラ|en|Tommy Mottola}}が出演する{{仮リンク|ホームムービー|en|Home movies}}風映像と<ref name="nypost141213">{{cite web|url=https://nypost.com/2014/12/13/8-things-you-didnt-know-about-all-i-want-for-christmas-is-you/|title=8 things you didn’t know about ‘All I Want for Christmas Is You’|first=Hardeep|last=Phull|accessdate=2017-12-14|date=2014-12-13|publisher=[[ニューヨーク・ポスト]]}}</ref>、[[モノクローム|白黒映像]]で[[ザ・ロネッツ]]風の衣装を着たキャリーを映すミュージック・ビデオが存在する(→[[#ミュージック・ビデオ]])。キャリー自身はテレビの生放送で何回もこの曲を披露しているほか、長年ツアーでも歌唱している(→[[#ライブ・パフォーマンス]])。2010年には2作目のホリデー・アルバムである『[[メリー・クリスマス II ユー]]』のために再録音したほか、[[カナダ]]出身の歌手[[ジャスティン・ビーバー]]のアルバム『{{仮リンク|アンダー・ザ・ミスルトウ|en|Under the Mistletoe}}』(2011年)では彼との[[デュエット]]を披露した(→[[#リミックスと再発盤]])。他にも、キャリー以外の多くのアーティストにカバーされ続けている(→[[#カバーを行ったアーティスト]])。 |
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「'''恋人たちのクリスマス'''」(こいびとたちのクリスマス、原題:{{en|All I Want for Christmas Is You}}(オール・アイ・ウォント・フォー・クリスマス・イズ・ユー)=[[クリスマス]]に欲しいのはあなただけ)は、[[アメリカ合衆国]]の歌手[[マライア・キャリー]]と[[ウォルター・アファナシエフ]]によって製作された楽曲。多くの[[ハンド・ベル]]、[[コーラス (ポピュラー音楽)|バック・コーラス]]、[[シンセサイザー]]を使用し[[ポピュラー音楽|ポップ]]な曲調に仕上げた。マライアが[[1994年]]に発表した5作目のスタジオ・アルバム『[[メリー・クリスマス (マライア・キャリーのアルバム)|メリー・クリスマス]]』に収録された楽曲。 |
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最初のリリースから何年も経っているが、曲には絶賛が寄せられ続けており、『[[ザ・ニューヨーカー]]』誌では、「ホリデーソングの名曲集に加える価値のある数少ない現代曲のひとつ」({{lang-en-short|"one of the few worthy modern additions to the holiday canon"|links=no}})と評された{{r|sasha}}(→[[#曲の批評]])。曲はクリスマスの定番曲と考えられており<ref>{{Cite web|url=https://www.rollingstone.com/music/photos/the-greatest-rock-and-roll-christmas-songs-20101216/mariah-carey-all-i-want-for-christmas-is-you-0150435|archiveurl=https://web.archive.org/web/20101222174247/https://www.rollingstone.com/music/photos/the-greatest-rock-and-roll-christmas-songs-20101216/mariah-carey-all-i-want-for-christmas-is-you-0150435|archivedate=2010-12-22|title=The Greatest Rock and Roll Christmas Songs |publisher=[[ローリング・ストーン|Rolling Stone]]|accessdate=2017-12-15|url-status=dead|url-status-date=2017-12-15}}</ref>、毎年のクリスマスシーズンに人気が再燃する。商業的にも成功し、[[アメリカ]]、[[イギリス]]、[[チェコ]]、[[ハンガリー]]、[[オランダ]]、[[ノルウェー]]、[[スロヴェニア]]、[[スペイン]]でチャート1位、[[オーストラリア]]、[[日本]]でチャート2位に入ったほか、多くの国でトップ10入りを果たした{{r|paul2}}。日本では、1994年秋放送の『[[29歳のクリスマス]]』主題歌に起用され、キャリーの人気を押し上げる一因となった{{r|tvgroove.com151224}}<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.universal-music.co.jp/mariah-carey/biography/|title=BIOGRAPHY - Mariah Carey / マライア・キャリー|publisher=UNIVERSAL MUSIC JAPAN|accessdate=2017-12-14}}</ref>。シングルの売り上げは世界歴代11位の1,600万枚以上にのぼり、キャリー最大のヒット作である<ref name="telegraph171010">{{cite web|url=https://www.telegraph.co.uk/music/what-to-listen-to/best-mariah-carey-songs/want-christmas-you_mariah-carey/|title=10 of the best Mariah Carey songs |page=4|accessdate=2019-01-12|date=2017-10-10|publisher=[[デイリー・テレグラフ]]}}</ref>。2017年段階で、この曲は6,000万ドルもの[[印税]]を稼ぎ出しているとの報道もある{{r|The music industry should be dreaming of a white Christmas}}(→[[#チャート順位の変動]])。 |
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== 解説 == |
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クリスマス・プレゼントは要らない、[[サンタクロース]]にプレゼントとして運んできてほしいのは(歌詞中の主人公の)恋人だけというサンタクロースへの願いをうたった内容の楽曲である。そのため、日本語タイトルの"恋人たちのクリスマス"と楽曲の歌詞には差異が生じている。この楽曲はアルバムからのファースト・シングルとして1994年12月にリリースされ、いくつかの国の音楽チャートでトップ10入りのヒットを記録している。 |
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また、[[1998年]][[11月]]に発売され、日本で最も売れた洋楽アルバムとなったマライアのファースト・ベストアルバムである『[[ザ・ワンズ]]』に日本版[[ボーナストラック]]として収録されている。 |
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クリスマスの季節になると毎年のようにチャートの上位に戻ってきており、[[クリスマスの音楽一覧|クリスマス・ソング]]の定番のひとつとしても世界中で親しまれている。 |
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2018年12月24日には、[[Spotify]]での再生回数が24時間に1,081万9,009回を記録し、[[XXXテンタシオン]]「SAD!」が2018年7月19日に記録した約1,040万回<ref>[https://hiphopdna.jp/news/1585 亡くなったXXXTentacionがSpotifyにおける一日のグローバルストリーム数で新たな記録を達成。]、HIP HOP DNA、2018年6月21日。</ref>を塗り替えた<ref>[https://front-row.jp/_ct/17239124 マライア・キャリー、「あの歌」でクリスマスイヴに奇跡を起こす]、フロントロウ、2018年12月26日。</ref>。 |
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なお[[日本]]ではドラマ「[[29歳のクリスマス]]」の主題歌として有名になった。 |
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2019年12月16日、リリースから25年後についにBillboard Hot 100で1位となった<ref name="billboard191221">{{Cite web|title=Here's What Mariah Carey Told Billboard After 'All I Want For Christmas Is You' Hit No. 1|url=https://www.billboard.com/articles/columns/pop/8546448/mariah-carey-reaction-all-i-want-for-christmas-is-you-no-1|website=Billboard|accessdate=2019-12-17}}</ref>。2020年12月15日(2020年12月19日付)のBillboard Hot 100でも1位に復帰し、50週ぶりの返り咲きとなった。全英シングルチャートでも1位を獲得し、全米、全英で1位を獲得した唯一のクリスマスソングとなった<ref>{{Cite web|和書|title=クリスマスソングの決定版! マライア・キャリー『恋人たちのクリスマス』が再びチャート1位に|url=https://www.harpersbazaar.com/jp/celebrity/celebrity-news/a34982975/mariahcarey-number1-again-201216-hns/|website=ハーパーズ バザー(Harper's BAZAAR)公式|accessdate=2020-12-24}}</ref>。 |
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== チャート成績 == |
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この楽曲のオリジナル版は、当時の米[[ビルボード]]誌のシングル未発売曲はチャートインできないというチャートルールにより、アメリカ合衆国の総合シングルチャート[[Billboard Hot 100|Hot 100]]にはチャートインしていない。ただ、総合エアプレイチャート[[Billboard Hot 100 Airplay]]には最高12位につけており、大ヒットを記録している。 |
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[[2023年]][[4月12日]]、[[アメリカ議会図書館]]より、永久保存録音物として[[全米録音資料登録簿]]へ登録されることが発表された<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000232576 |title=「天国への階段」「イマジン」『スーパーマリオ』テーマ曲、アメリカで永久保存録音物に |publisher=[[BARKS]] |accessdate=2023-05-13}}</ref>。 |
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[[イギリス]]では3週間にわたって連続で2位を記録し、合計40万枚以上を売り上げている。UKチャートが毎年発表しているクリスマスチャートの1994年版では、[[イースト17]]の「[[ステイ・アナザー・デイ]]」に1位を阻まれ、第2位に甘んじている。このシングルは[[オーストラリア]]と[[日本]]([[オリコンチャート]]総合部門)でも最高位2位を記録している<ref>{{Cite web |last=|first=|author=|url=http://www.oricon.co.jp/music/release/d/237822/1/|title=恋人たちのクリスマス/マライア・キャリー|pages=|work=|publisher=[[オリコンチャート|オリコン]]|date=|accessdate=2008年10月22日}}</ref>。 |
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{{TOC limit|3}} |
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日本では、この楽曲がテレビドラマ『[[29歳のクリスマス]]』に主題歌として起用されたことから大ヒットを記録し、洋楽シングルとしてはオリコンチャート史上2例目、[[ダニエル・ブーン]]の『[[ビューティフル・サンデー]]』以来、19年ぶりに[[ミリオンセラー]]を達成した(1995/1/16付け達成)。[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]]発表で1994年12月21日に日本での出荷枚数が100万枚を突破(101万枚)し<ref>「エンターテインメント・ソフト 『恋人たちのクリスマス』マライア・キャリー CDシングル100万枚突破」『[[日経産業新聞]]』1994年12月26日付、7頁。</ref>、累計では130万枚を売り上げている。また、ライヴツアーの日本公演では、マライア自身のヒット期である[[1996年]]、[[1998年]]の公演でアンコールで歌われて以来、日本公演ではクリスマスの時期でなかったとしても、アンコールでは必ずこの曲が歌われるなど高い人気を維持している<ref>{{Cite web |last=|first=|author=|url=http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/mariahcarey/theballads/index.html|title=MARIAH CAREY THE BALLADS|pages=|work=|publisher=[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]]|date=|accessdate=2008年10月22日}}</ref>。 |
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== 背景と曲の執筆 == |
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2000年には、1週のみであるが[[Billboard Hot 100]]の83位にチャートインした(これは1998年にチャートの改正が行われ、シングル未発売曲もチャートインが可能になったため)。米ビルボードはチャート上クリスマス・ソングに制限を設けているが、この楽曲はクリスマス・シーズンになるとラジオで大量オンエアされ、その制限をものともせず毎年チャートの上位にランクインしている。 |
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1993年に発表し、自身最高の売り上げを記録した『[[ミュージック・ボックス (アルバム)|ミュージック・ボックス]]』での成功に続き、キャリーと彼女のマネジメントを担当する[[コロムビア・レコード]]の職員は、次なるプロジェクトの企画・戦略を考えようとしていた<ref name=avclub>{{cite news2|df=ja|url=http://www.avclub.com/article/why-mariah-careys-christmas-hit-will-be-around-for-229110|title=Why Mariah Carey Christmas Hit Will Be Around Forever|last=Zaleski|first=Annie|publisher={{仮リンク|A.V. クラブ|en|The A.V. Club}}|date=December 7, 2015|accessdate=January 5, 2015}}</ref>。キャリーが当時結婚していた{{仮リンク|トミー・モトラ|en|Tommy Mottola}}は、コロムビアの親レーベルである[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (米国)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]]の長で、彼女のキャリア絶頂期において、次にどんな計画を打ち出すべきか検討を始めた。キャリー本人や、彼女と4年以上仕事をしてきた共執筆者の[[ウォルター・アファナシェフ]]を交え、[[クリスマス]]を題材にしたアルバムの制作が話し合われたが、その中では、キャリア絶頂期の人間がホリデー・アルバムを出すのは得策ではなく、落ち目のミュージシャンがキャリアの終わりにやることではないかという不安が出された{{r|nypost141213}}。 |
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アファナシェフは、ホリデー・アルバムに関する最初の会議での心証として、「あの時は、クリスマス・アルバムを出しているアーティストはそう多くなかった。あの時はその術も全く知られていなかったし、新しい人気のクリスマスソングなんて作った人は誰もいなかった。そういう訳で、自分たちは毎日の出来事みたいに、『やあ、知ってるだろ、クリスマスアルバムを出すんだ。大したことじゃないさ』というような感じに{{interp|アルバムを|和文=1}}発売した」と回想している{{efn|原文:"Back then, you didn't have a lot of artists with Christmas albums. It wasn't a known science at all back then, and there was nobody who did new, big Christmas songs. So we were going to release it as kind of an everyday, 'Hey, you know, we're putting out a Christmas album. No big deal.'"{{r|avclub}}}}。結局、モトラの粘り強さと、アファナシェフが言うキャリーの「リスク取りたがり」({{lang-en-short|"risk-taker"|links=no}})なイニシアチブが勝って、この曲と収録アルバムの『[[メリー・クリスマス (マライア・キャリーのアルバム)|メリー・クリスマス]]』は1994年半ばに完成した。アルバム用の録音は6月に始まったが、キャリーとアファナシェフがこの曲を書き上げて録音したのは8月遅くのことだった{{r|nypost141213|cosmopolitan161225}}。2人は[[和音|コード]]や曲構成、[[メロディ]]をわずか15分で書き上げたと言われており{{r|nypost141213|cosmopolitan161225}}、アファナシェフも大枠をすらすらと書き上げたことを認めている<ref name=billboardstuff>{{cite news2|df=ja|url=https://www.billboard.com/music/music-news/mariah-carey-merry-christmas-anniversary-all-i-want-for-christmas-6296926/|title=Mariah Carey's 'Merry Christmas' 20th Anniversary: Find Out What Went Into Making a Modern Christmas Classic|last=Strecker|first=Eric|publisher=[[Billboard (magazine)|Billboard]]|date=December 7, 2015|accessdate=January 5, 2015}}</ref>。アファナシェフは更に、「あれは確かに[[白鳥の湖]]じゃない。でも、とても単純で楽しいからこそ、あれだけ人気なんだ」({{lang-en-short|"It's definitely not 'Swan Lake,' But that's why it's so popular ― because it's so simple and palatable!"|links=no}})と述べている{{r|cosmopolitan161225}}。自身を陽気な人物と評し、日頃からクリスマス関連のものが大好きだと明らかにしていたキャリーは、レコーディングに合わせて、モトラと[[ニューヨーク]]北部でシェアしていた家(個人の録音スタジオもあった)を、クリスマスの飾りや、ホリデー風の装身具で飾り付け始めた<ref>{{cite web|url=http://www.eonline.com/news/811672/check-out-the-8-craziest-facts-about-mariah-carey-s-all-i-want-for-christmas|title=Check Out the 8 Craziest Facts About Mariah Carey's "All I Want for Christmas"|accessdate=2017-12-16|date=2016-11-28|first=McKenna|last=Aiello|work=E! news|publisher=[[E!]]}}</ref>。<!-- その中でキャリーは、曲の中身のエッセンス・精神を感じ取り、より感情を表して心から歌うようになったという。 --> |
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2005年には、米ビルボードの[[Hot Singles Recurrents]]チャート(Hot 100へのチャートイン資格を失った楽曲のためのチャート)で第1位を記録した<ref>{{cite web | title=Hot Singles Recurrents - All I Want For Christmas Is You| work= |publisher=[[ビルボード]] | author= |url=http://www.billboard.com/bbcom/esearch/chart_display.jsp?cfi=352&cfgn=Singles&cfn=Hot+Singles+Recurrents&ci=3063059&cdi=8502206&cid=12%2F17%2F2005 |date= | accessdate=2008年10月22日|language=英語}}</ref>。同時に、 [[Hot Digital Songs]]チャートでも1位を記録した<ref>{{cite web| title=No Dislodging Brown's 'Run It' From No. 1| work=| publisher=[[ビルボード]]| author=| url=http://www.billboard.com/bbcom/search/google/article_display.jsp?vnu_content_id=1001699269| date=2005年12月15日| accessdate=2008年10月22日| language=英語| archiveurl=https://archive.is/20120722173829/http://www.billboard.com/bbcom/search/google/article_display.jsp?vnu_content_id=1001699269%23/bbcom/search/google/article_display.jsp?vnu_content_id=1001699269| archivedate=2012年7月22日| deadlinkdate=2017年10月}}</ref>。この年「恋人たちのクリスマス」は、もしHot 100へのチャートイン資格があれば年間チャート6位につけるほどのヒットとなった。2006年12月には、この楽曲のマスタートーン([[着うた]])が50万回以上ダウンロードされ、[[RIAA]]から[[クリスマス・ソング]]のマスタートーンとしては初となる[[ゴールドディスク|ゴールド]]に認定された<ref name="PRNewswire">[http://sev.prnewswire.com/music/20061213/NYW04413122006-1.html "Mariah Carey's 'All I Want For Christmas Is You' Is Best-Selling Holiday Ringtone Ever"]. (英語). [[PR Newswire]]. 2006年12月13日. 2006年12月14日閲覧.</ref>。2007年には、UKチャートが2006年末より新たにダウンロード数のチャート包含を始めたことから<ref>{{Cite web|date=2007-12-09|url=http://news.bbc.co.uk/1/hi/entertainment/7135436.stm|title=Festive hits fly back into chart|work=BBC NEWS|language=英語|accessdate=2009-01-27}}</ref>、クリスマス期間中、同チャートで最高4位を記録した<ref>{{Cite web|date=2007-12-16|url=http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/7147184.stm|title=Melua duet ends Lewis's chart run|work=BBC NEWS|language=英語|accessdate=2009-01-27}}</ref>。 |
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当初アファナシェフは、キャリーが望むメロディやボーカルの幅に手こずり、「青ざめた」({{lang-en-short|"blanched"|links=no}})ことを認めているが、キャリーの側は曲作りの監督に「毅然とした態度で」({{lang-en-short|"adamant"|links=no}})臨んだ<ref name=insider>{{cite news2|df=ja|url=http://www.businessinsider.com/all-i-want-for-christmas-is-you-profile-2013-12|title=The True Story Behind Mariah Carey's 'All I Want For Christmas'|last=Wile|first=Rob|publisher=[[Business Insider]]|date=December 7, 2015|accessdate=January 5, 2015}}</ref>。その後アファナシェフは飛行機で[[カリフォルニア]]に戻り、曲の[[打ち込み]]や[[音楽プロデューサー|プロダクション]]を完了させた。当初彼は、生で感情的な音を作ろうと、[[ドラムセット|ドラム]]や他の楽器をバンドに生演奏させるつもりだった。しかし、彼は録音された音源に納得せず、これを却下した上で、自身の個人的な[[編曲]]を使い、バック・ボーカル以外の楽器([[ピアノ]]、エフェクト、ドラム、[[トライアングル]]など)を全て打ち込みに変更した{{r|nypost141213}}。キャリーが[[ハンプトンズ]]に借りた家で歌詞を書き続けている間、アファナシェフは曲の打ち込みを完了させ、バック・ボーカルを重ねるために彼女と会う約束の日を待った{{r|insider}}。 |
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2012年2月にBillboard Hot 100のルールが変更され、一度Hot 100へのチャートイン資格を失った楽曲でもHot 100の50位以内相当のポイントを稼いでいればHot 100への再チャートインが可能となった。それにより2013年1月2日付のHot 100では最高21位を記録。2016年1月9日付のHot 100ではさらに記録を更新しHot 100で11位、Billboard Streaming Songsチャートでは自身初のトップ10入りとなる8位を記録した。 |
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クリスマス・アルバムの収録・発売に興奮したキャリーは、自分にとって、曲の執筆・収録とアルバムにどんな意味があったか次のように語っている。 |
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アメリカでのシングルCDは発売されていないに関わらず、2006年12月現在で全世界でのシングル売上は600万枚を超える大ヒットとなっている<ref>{{Cite web|date=2008-12-01|url=http://www.articlesbase.com/music-articles/all-i-want-for-christmas-is-you-ringtone-mariah-carey-all-i-want-for-christmas-is-you-ringtone-665663.html|title=All I Want for Christmas is You Ringtone - Mariah Carey - All I Want for Christmas is You Ringtone|work=Articlesbase|language=英語|accessdate=2009-04-23}}</ref>。ビルボード調べによるアメリカでダウンロード回数の多いホリデーソング(クリスマスソング)ランキング(2003年〜2016年)では1位にランクインされている<ref>[http://eiga.com/news/20161208/12/ アメリカでもっともダウンロードされたホリデーソングは?]、映画.com、2016年12月8日 12:00</ref>。 |
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{{quotation|「私はとても陽気な人物で、ホリデーが大好き。小さな女の子の頃からクリスマス・ソングを歌ってきた。昔は[[クリスマス・キャロル]]にも行った。アルバムを出すには、定番のクリスマス[[聖歌]]と楽しい歌のいいバランスを取る必要があった。自分にとって、少なくとも2、3曲新しい曲を書くことは間違いなく重要事項だったけれど、新しい曲がどれだけ良くても、多くの人はクリスマスの時期に定番曲を聴きたいものでしょう」<br /> |
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"I'm a very festive person and I love the holidays. I've sung Christmas songs since I was a little girl. I used to go Christmas caroling. When it came to the album, we had to have a nice balance between standard Christian hymns and fun songs. It was definitely a priority for me to write at least a few new songs, but for the most part people really want to hear the standards at Christmas time, no matter how good a new song is."<ref name="nickson">{{harvnb|Nickson|1998|p=133}}</ref>}} |
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== 曲と歌詞== |
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{{external media|audio1=[[:en:File:Mariah Carey - All I Want For Christmas Is You.ogg]]}} |
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1994年の最初のオリジナル版がリリースされた時には、この楽曲には[[リミックス]]は製作されていなかった。マライアは2000年に日本でシングル盤が再発されることが決まった際、新たに"So So Def" remixというリミックスを製作した。このリミックスではヴォーカルを新たにとり直し、ゲストには[[バウ・ワウ]]と[[ジャーメイン・デュプリ]]を迎えた。またラップをとりいれており、よりアーバン・ビートな楽曲になっている。このリミックスは、日本で2000年にリリースされた再発盤のほか、2001年に発売されたマライアのコンピレーション・アルバム『[[グレイテスト・ヒッツ (マライア・キャリーのアルバム)|グレイテスト・ヒッツ]]』にボーナス・トラックとして収録されている。 |
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{{Quote box|width=20em|align=right|quote=「キャリーの名作は毎年この時期になると皆の好きな現金を彼女のために稼いでくれるだけでなく、歌詞そのものが信じられないほどに巧妙な哲学的欺瞞だ。クリスマスはモノであふれかえり何かと恋愛がからんでくる時期だが、この曲ではたったひとつのことに絞って焦点を当てている。特別な人、つまり『あなた』と一緒にこの日を過ごすということだ。この曲は、特別な愛を語ることを選んで一般論としての愛という考えを拒否するとともに、ポップ・ミュージックの約束事などなかったかのようにそれを定義してみせている。表現を可能なかぎり節約した、疑いようもないほどキャッチーな歌詞でありながら、この曲はクリスマスの時期に人が抱く願望を[[ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル|ヘーゲル]]の弁証法か何かのように展開している。つまり物質的豊かさと特定の何かという相反する観念を取りあげ、世代を超えて耳に残る曲として丁寧に組み合わせているのである」<ref name=Interview>{{Cite news2|df=ja|url=https://www.theatlantic.com/entertainment/archive/2015/12/mariah-carey-badass-philosopher/421467/|title='All I Want for Christmas Is You': A Historical Dialectic|last=Green|first=Emma|publisher=[[アトランティック (雑誌)|アトランティック]]|date=December 7, 2015|accessdate=January 5, 2015|quote=And besides making her some sweet seasonal cash, Carey’s masterpiece is an incredible feat of philosophical subterfuge. Christmas is a time of material and affection-based excess, yet the song is narrowly focused on just one thing: getting to be with a specific person, e.g., you. It rejects the idea of love in general in favor of love in particular, simultaneously defying and defining pop-music conventions. With infinitely more economy of expression and undoubtedly catchier lyrics, “All I Want for Christmas Is You” is a sort of Hegelian dialectic of Christmastime desire, taking the conflicting notions of abundance and specificity and packaging them neatly into an earworm for the generations.}}</ref>|source=―エマ・グリーン、『[[アトランティック (雑誌)|アトランティック]]』誌}} |
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== ミュージック・ビデオ == |
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この曲は[[アップテンポ]]で、[[ポップ・ミュージック|ポップス]]、[[ソウルミュージック|ソウル]]、[[コンテンポラリー・R&B]]、[[ゴスペル (音楽)|ゴスペル]]、[[ダンス・ポップ]]、{{仮リンク|リズミック・アダルト・コンテンポラリー|en|Rhythmic adult contemporary}}の影響を受けた構成になっている<ref name="genres">{{cite web|url=http://www.allmusic.com/album/all-i-want-for-christmas-is-you-mw0001013127|title=All I Want for Christmas Is You - Mariah Carey|publisher=[[AllMusic]]. [[Rovi Corporation]]|accessdate=September 16, 2012}}</ref><ref name="nickson2">{{harvnb|Nickson|1998|p=134}}</ref><ref name=sheet>{{cite journal|title=Mariah Carey – All I Want for Christmas Is You – Digital Sheet Music|work=Musicnotes.com|publisher=[[ソニーATVミュージックパブリッシング|Sony/ATV Music Publishing]]}}</ref>。8月初めまでにキャリーとアファナシェフは、「悲しく[[バラード]]風の」({{lang-en-short|"sad and balld-y"|links=no}})『ミス・ユー・モスト(アット・クリスマス・タイム)』"''Miss You Most (At Christmas Time)''" と、「ゴスペル調で宗教的な」({{lang-en-short|"Gospel-tinged and religious"|links=no}})『ジーザス・ボーン・オン・ディス・デイ』"''Jesus Born on This Day''<nowiki>" の2曲を既に書き上げていた。アルバムに収録される3曲目のオリジナル曲について、ふたりはこれをアルバムの中心に据えることと、「</nowiki>[[フィル・スペクター]]、古い[[ロックンロール]]、60年代風のクリスマス・ソング」の雰囲気が感じられるようにすることを決めた{{r|avclub|billboardstuff}}。 |
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「恋人たちのクリスマス」には、3種類の[[ミュージック・ビデオ]]が存在する。一つ目は1994年に製作された、ホームビデオ風のビデオで、このビデオは「恋人たちのクリスマス」のなかでは最も著名なビデオとして知られており、最初に世に出た、この楽曲のオリジナルのミュージック・ビデオである。ビデオは、マライアが雪とプレゼント、恋人の3つでクリスマスを祝うという内容になっている。マライアの元夫[[トミー・モトーラ]]は[[サンタクロース]]役でカメオ出演している。 二つ目のビデオは[[1999年]]に製作され、[[ナンシー・シナトラ]]にインスピレーションを受け、マライアが[[ゴーゴーダンサー|ゴーゴーダンサーズ]]に囲まれ1960年代風のスタジオでダンスをするというビデオである。1960年代風のこのビデオは、白黒で撮影されている。 |
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曲は、「アンティークの[[オルゴール]]や風変わりな[[スノーグローブ]]に似た」("that resembles an antique music box or a whimsical snow globe")、「きらめくような」("sparking") [[打楽器]]から始まり{{r|avclub|billboard2181}}、キャリーの[[ア・カペラ|アカペラ]]歌唱が入った後、お祝いの教会のようなベルや、快活な[[スレイベル]]の音、また「[[馬]]か[[トナカイ]]をゆったりと走らせるリズムのような、後ろに聞こえるリズミックな[[ビート (音楽)|ビート]]」{{efn|name="avclub"}}など、この季節を表すパーカッションの音が聞こえる。これらの音作りに対しては、「この音は、どちらの方向に明らかに舵を切りすぎてしまうことなく、宗教的にも非宗教的にも響き、{{interp|この音のおかげで|和文=1}}曲はアップビートの楽しい雰囲気になる」と評されている{{efn|原文:"an underlying rhythmic beat that sounds like the loping pace of a horse or reindeer. These sounds echo religious and secular musical touchstones, without veering blatantly too much in either direction, and give the song an upbeat, joyous tone."{{r|avclub}}|name="avclub"}}。 |
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リミックス・ヴァージョンのビデオも作成されており、このビデオにはマライアやゲストのラッパー陣の直接の出演はなく、全編アニメーションで構成されている。このアニメーションは、マライアの1999年のシングル楽曲「[[ハートブレイカー (マライア・キャリーの曲)|ハートブレイカー]]」のビデオに登場する同様のアニメーションキャラクターをベースにしている。加えて、ビデオにはアニメーションでマライア、デュプリ、バウ・ワウの3ほか、また当時のマライアの恋人である[[ルイス・ミゲル]]、彼女の愛犬Jack、サンタクロースが登場する。ビデオの監督は、[[クリス・クリングル]]が努めている。 |
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1994年のインタビューで、キャリーはこの曲を「楽しく」("fun") 、「とても伝統的で、古風なクリスマスだ。とてもレトロで、60年代風」({{lang-en-short|"It's very traditional, old-fashioned Christmas. It's very retro, kind of '60s."|links=no}})だと述べている{{r|avclub}}。アファナシェフは曲の音楽要素について分析し、「[[キーボード (楽器)|キーボード]]による豪勢な土台は、小規模な[[ウォール・オブ・サウンド]]を思い出させ、この曲の陽気なリズムの上に乗る一方で、魂の籠もったボーカル・コーラスは、断固とした驚きと、緊張感を作る[[対旋律]]、お祝い気分のハーモニーを曲に加える。それでも最も目立っているのは、陽気なピアノ・コードとメロディで、この曲が愉快に弾んでいることだ」と述べている{{efn|原文:"A lush bed of keyboards, reminiscent of a small-scale Wall of Sound, cushions the song's cheery rhythms, while a soulful vocal chorus adds robust oohs, tension-creating counter-melodies, and festive harmonies. Most notably, however, the song's jaunty piano chords and melody keep the song merrily bouncing along."{{r|avclub}}}}。 |
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歌詞では、プレゼントは要らないからクリスマスに最愛の人と共に過ごしたいと切望する気持ちが描かれている。曲では[[ピアノ]]、[[ドラムセット|ドラムス]]、[[ヴァイオリン]]、[[オーボエ]]、[[フルート]]、[[チャイム|ベルチャイム]]、[[バスドラム]]、[[カウベル]]などの楽器音が使われている{{r|insider|slate}}。また、{{仮リンク|ブリッジ (音楽)|label=ブリッジ|en|Bridge (music)}}を含め、全編でバック・ボーカルが重ねられている{{r|nickson2}}。[[ソニーATVミュージックパブリッシング]]の Musicnotes.com が出版した楽譜によれば、この曲は{{仮リンク|4分の4拍子|en|Time signature}}で、キーは[[ト長調]](Gメジャー)であり、キャリーの{{仮リンク|声域|en|Vocal range|redirect=1}}はG<sub>3</sub>からG<sub>5</sub>までに及ぶ{{r|sheet}}。キャリーはこの曲の作詞・作曲を行い、アファナシェフが編曲に加え、[[シンセサイザー]]で作ったコンピュータ音源と録音を合わせて曲を完成させた{{r|nickson2}}。 |
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『{{仮リンク|スレート (雑誌)|label=スレート|en|Slate (magazine)}}』誌のアダム・ラグシーは、曲のコードについて、「少なくとも13の和音が使われており、結果として豪華な色彩のメロディを形作っている。曲には自分がクリスマスっぽいと思うコードが全て入っている—サブドミナントマイナー(IV度)、6音を加えたコード、『クリスマスツリーの下で』との歌詞のところ、その他あちこちに(もしかしたらII音がハーフ・ディミニッシュになったセブンス・コードだったかもしれないが、どっちにしろ解説は正しい)」と述べている{{efn|原文:"at least 13 distinct chords at work, resulting in a sumptuously chromatic melody. The song also includes what I consider the most Christmassy chord of all―a minor subdominant, or 'iv,' chord with an added 6, under the words 'underneath the Christmas tree,' among other places. (You might also analyze it as a half-diminished 'ii' 7th chord, but either interpretation seems accurate)."{{r|slate}}}}。また『[[オールミュージック]]』のロッシュ・パリジーンは、曲に「[[ザ・ビーチ・ボーイズ]]風のハーモニー、じゃんじゃん鳴るベル、そりに乗ったようなペース{{interp|が含まれ|和文=1}}、このバニラ・セットにほんの少しの快活な喜びを加えている」とした<ref name="allmusic">{{cite web|url={{Allmusic|class=album|id=r206142|pure_url=yes}}|title=Merry Christmas > Overview|last=Parisien|first=Roch|publisher=[[AllMusic]]. [[Rovi Corporation]]|accessdate=August 29, 2010|quote=The Beach Boys-style harmonies, jangling bells, and a sleigh-ride pace, injecting one of the few bits of exuberant fun in this otherwise vanilla set.}}</ref>。 |
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批評では、この曲は1940年代・50年代・60年代の音楽から影響を受けており、キャリーの歌声やシンプルなメロディと共に成功の理由だったと評されている<ref name=vogue>{{cite news2|df=ja|url=http://www.vogue.com/13380675/mariah-carey-all-i-want-for-christmas-is-you-analysis/|title=The Enduring Magic of Mariah Carey's 'All I Want for Christmas Is You'|last=Ruiz|first=Michelle|publisher=[[Vogue (magazine)|Vogue]]|date=December 7, 2015|accessdate=January 5, 2015}}</ref><ref name=slate>{{cite news2|df=ja|url=http://www.slate.com/articles/arts/music_box/2014/12/mariah_carey_s_all_i_want_for_christmas_is_you_a_musicological_explanation.html|title='All I Want for Christmas Is You' Is Diminished Chords|last=Ragusea|first=Adam|publisher={{仮リンク|スレート (雑誌)|label=スレート|en|Slate (magazine)}}|date=December 7, 2015|accessdate=January 5, 2015}}</ref>。『スレート』誌のラグシーは、コード進行と曲のスタイルを論じながら、この曲を「20世紀後半に書かれたクリスマス・ソングの中で、唯一[[グレイト・アメリカン・ソングブック]]に値する曲」({{lang-en-short|"the only Christmas song written in the last half-century worthy of inclusion in the Great American Songbook."|links=no}})だと絶賛したほか{{r|slate}}、『{{仮リンク|A.V. クラブ|en|The A.V. Club}}』のアニー・ザレスキは、この曲が不朽の人気を誇る理由を、特定の年代に限定されることのない歌詞の曖昧な表現に見出している{{r|avclub}}。 |
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[[File:Brill-Building (NY).jpg|thumb|160px|ブリル・ビルディングは音楽出版社などが入っていたことで知られるニューヨークの建物である]] |
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また、[[ジュディ・ガーランド]]や[[ナット・キング・コール]]の曲を少し思わせる部分があることも指摘されているほか、「[[ジャクソン5]]や[[スティーヴィー・ワンダー]]のような、60年代や70年代に[[モータウン]]が出した戦前のクリスマス定番曲カバー」("'60s and '70s Motown covers of prewar Christmas classics, such as The Jackson 5's [and] Stevie Wonder".) を思わせるともされている。『スレート』誌のラグシーは、この曲が「40年代に書かれて[[ブリル・ビルディング]]の[[金庫]]にしまわれていたような感じ」({{interp|"All I Want For Christmas Is You"}} "sounds like it could have been written in the '40s and locked in a Brill Building safe.") だと認めている{{r|slate}}。また『[[ヴォーグ (雑誌)|ヴォーグ]]』誌には、「[[フランク・シナトラ]]が歌ったような歌詞だ—フランクじゃないかもしれないが、それなら当時の別の歌手だったのだろう。あの曲は不朽で、最高級のものだ」("those lyrics could have been sung by Frank Sinatra―well, maybe not Frank, but another singer back then. I think that's what gives it that timeless, classic quality.") との批評が掲載された{{r|vogue}}。 |
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== 収録曲 == |
== 収録曲 == |
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; 日本 CDシングル(1994年)<ref>{{ |
; 日本 CDシングル(1994年)<ref>{{Cite web|和書| title=恋人たちのクリスマス - マライア・キャリー| work=goo 音楽 |publisher=[[Goo]] |url=http://music.goo.ne.jp/cd/CDDORID237822-1/index.html | accessdate=2008-10-22 }}</ref> |
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# 恋人たちのクリスマス |
# 恋人たちのクリスマス |
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# ミス・ユー・モースト(アット・クリスマス・タイム) |
# ミス・ユー・モースト(アット・クリスマス・タイム) |
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; 日本 CDシングル(1995年)<ref>{{ |
; 日本 CDシングル(1995年)<ref>{{Cite web|和書| title=恋人たちのクリスマス - マライア・キャリー| work=goo 音楽 |publisher=[[Goo]] |url=http://music.goo.ne.jp/cd/CDDORID237824-1/index.html | accessdate=2008-10-22 }}</ref> |
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# 恋人たちのクリスマス |
# 恋人たちのクリスマス |
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# ミス・ユー・モースト(アット・クリスマス・タイム) |
# ミス・ユー・モースト(アット・クリスマス・タイム) |
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; 日本 CDシングル(1996年)<ref>{{ |
; 日本 CDシングル(1996年)<ref>{{Cite web|和書| title=恋人たちのクリスマス - マライア・キャリー| work=goo 音楽 |publisher=[[Goo]] |url=http://music.goo.ne.jp/cd/CDDORID235171-1/index.html | accessdate=2008-10-22 }}</ref> |
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# 恋人たちのクリスマス |
# 恋人たちのクリスマス |
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# ミス・ユー・モースト(アット・クリスマス・タイム) |
# ミス・ユー・モースト(アット・クリスマス・タイム) |
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# [[もろびとこぞりて]](クラブ・ミックス) |
# [[もろびとこぞりて]](クラブ・ミックス) |
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; 日本 CDシングル(2000年)<ref>{{ |
; 日本 CDシングル(2000年)<ref>{{Cite web|和書| title=恋人たちのクリスマス - マライア・キャリー| work=goo 音楽 |publisher=[[Goo]] |url=http://music.goo.ne.jp/cd/CDDORID414317-1/index.html | accessdate=2008-10-22 }}</ref> |
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# 恋人たちのクリスマス |
# 恋人たちのクリスマス |
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# 恋人たちのクリスマス(ミレニアム・リミックス) |
# 恋人たちのクリスマス(ミレニアム・リミックス) |
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==ミュージック・ビデオ== |
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== カバー == |
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* [[シャナイア・トゥエイン]]は、 テレビ番組『[[トゥデイ (テレビ番組)|トゥデイ]]』のなかでライブ・パフォーマンスを行った。 |
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|video1={{YouTube|yXQViqx6GMY|ホーム・ムービー風(2009年11月23日公開)}} |
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<!--* [[サマンサ・マンバ]]は、 recorded a cover version, which was only released as a promo track included on free discs with some newspapers in the UK [[Daily Star]]. It was also on ''The Christmas Album'' as part of the [[Now That's What I Call Music!|''Now...'']] series and is track number 9 on CD one.--> |
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|video2={{YouTube|rNp4aBz9Jww|白黒版(2016年6月1日公開)}} |
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* [[オリヴィア・オルソン]]は2003年に公開された映画『[[ラブ・アクチュアリー]]』のサウンドトラックとその映画の劇中でカバーした。 |
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|video3={{YouTube|aAkMkVFwAoo|25周年版(Make My Wish Come True Edition)(2019年12月20日公開)}} |
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* [[プレイ (スウェーデンのグループ)|プレイ]]は、彼女らが2004年に発表したカバー・アルバム『Play Around the Christmas Tree』のなかでカバーした。 |
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|video4={{YouTube|rx0tYzkkasY|「ソー・ソー・デフ・リミックス」用アニメ版}} |
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* [[マイ・ケミカル・ロマンス]]は2004年に発表されたアルバム『Kevin & Bean's Christmastime in the 909』のなかでカバーした。 |
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|video5={{YouTube|fGFNmEOntFA|ジャスティン・ビーバーとのデュエット版}}}} |
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* [[ケイト・アレクサ]]は、2005年に発表されたアルバム『The Spirit of Christmas 2005』のなかでカバーした。 |
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[[File:The Ronettes.JPG|thumb|キャリーが参考にしているザ・ロネッツ]] |
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* [[チーター・ガールズ]]は、彼女らの2005年のアルバム『Cheetah-licious Christmas』のなかでカバーした。 |
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『恋人たちのクリスマス』には3本のミュージック・ビデオが作られた。最初の1本は、[[スーパー8mmフィルム]]を用いた{{仮リンク|ホーム・ムービー|en|Home movies}}風で撮影され、1993年のクリスマスシーズンに、キャリー自身の監督・撮影で制作された<ref name="nickson4">{{harvnb|Nickson|1998|p=136}}</ref>。このビデオは、キャリーが[[クリスマスツリー]]の飾り付けをしているシーンから始まり、雪の山辺ではしゃいでいるシーンに繋がる。外のシーンは[[ニュージャージー州]]のフェアリー・テイル・フォレスト({{lang-en-short|the Fairy Tale Forest|links=no}})で撮影され、キャリーが当時結婚していた{{仮リンク|トミー・モトラ|en|Tommy Mottola}}が[[サンタクロース]]役で[[カメオ出演]]している{{r|nickson2}}。その後、キャリーが自身のアルバムのカバー写真を撮ろうとしているシーン、また飼い犬のジャックと共に過ごすシーンに移る。最後にはサンタクロースがキャリーと共に、プレゼントの入った袋を持って、手を振るシーンになる{{r|nickson3}}。このミュージック・ビデオは2009年に[[YouTube]]のアカウントで公開されたが、2020年11月段階で、再生回数は6億5千万回を突破している<ref>{{Citation|last=MariahCareyVEVO|title=Mariah Carey - All I Want For Christmas Is You|date=2009-11-23|url=https://www.youtube.com/watch?v=yXQViqx6GMY|accessdate=2017-06-16}}</ref>。もう1本のミュージック・ビデオは[[ザ・ロネッツ]]に影響を受けたもので、キャリーは1960年代風のスタジオで、[[ゴーゴーダンサー]]に囲まれて歌う。1960年代風の設定に合わせ、映像は[[モノクローム|白黒]]で、キャリーは白いブーツに長く梳いた髪である。この映像もキャリーが監督したもので、2つの編集版がある{{r|nickson4}}。 |
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* [[デイヴ・メリロ]]は、2006年に発表されたコンピレーション・アルバム『A Santa Cause 2: It's a Punk Rock Christmas』のなかでカバーした。 |
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* [[テディ・ガイガー]]は、2006年に発表されたデジタル・EPアルバム『Snow Blankets the Night』のなかでカバーした。 |
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「ソー・ソー・デフ・リミックス」用にもミュージック・ビデオが作られたが、これにはキャリーやこの曲を演奏する[[ヒップホップ]]ミュージシャンは実写で登場しない<ref name="nickson5">{{harvnb|Nickson|1998|p=138}}</ref>。代わりにアニメを用い、キャリーが1999年に発表した『[[ハートブレイカー (マライア・キャリーの曲)|ハートブレイカー]]』のビデオから1シーンが使われている。また、キャリーや[[ジャーメイン・デュプリ]]、[[バウ・ワウ]]、[[ルイス・ミゲル]](キャリーの当時の恋人)、キャリーの飼い犬のジャック、サンタクロースがアニメになって登場している。この映像の監督には、サンタクロースを意味する「クリス・クリングル」({{lang-en-short|Kris Kringle|links=no}})の名前がクレジットされている{{r|nickson5}}。2009年からは、[[ESPN]](『{{仮リンク|NBA on ESPN|en|NBA on ESPN}}』)と姉妹局の[[アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー|ABC]](『{{仮リンク|NBA on ABC|en|NBA on ABC}}』)でクリスマスに放送される[[NBA]]{{仮リンク|NBAクリスマス・ゲームズ|en|National Basketball Association Christmas games|label=クリスマス・ゲームズ}}用のミュージック・ビデオも作られている{{r|NBAonChristmas2010}}<ref name="NBA">{{cite web|url=http://sports.espn.go.com/espn/print?id=4750478&type=story|title=Behind the scenes with Mariah Carey|first=Lynn|last=Hoppes|publisher=[[ESPN]]|date=December 17, 2009|accessdate=November 29, 2010}}</ref>。[[ジャスティン・ビーバー]]とのデュエット版では、[[ニューヨーク]]の[[百貨店]]・[[メイシーズ]]でミュージック・ビデオを撮影し、ビーバーが友人たちと買い物をする一方で、キャリーがサンタクロースの格好をして歌う姿が収録されている{{r|Bieber}}。このミュージックビデオは1億4000万回以上再生されている{{r|billboard2181}}。 |
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* [[アグネス・カールソン]]と[[モンス・セルメルレーヴ]]は2007年にスウェーデンでデュエットでこの楽曲をリリースしている。 |
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* [[マイリー・サイラス]]は[[ディズニーランド]]のWalt Disney World Christmas Day Paradeにて楽曲のパフォーマンスをしている。 |
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== ライブ・パフォーマンス == |
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[[File:Mariahparade1.jpg|thumb|right|240px|フロリダ州オーランドの[[ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート]]で、2010年版を歌うキャリー(2010年12月3日)|alt=黒く長いドレスを着た金髪の女性(キャリー)が、左手にマイクを持って歌っている。彼女は円形でくすんだ赤色のステージに立っており、その後ろで上下白の服を着たバックダンサーが踊っている。彼女の後ろにある階段を上ると、バックシンガーが数人台の上で歌っており、またキャリーの演奏を観る客がステージの周りを取り囲んでいる]] |
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* [[エリック・マーティン]]は、2009年11月に日本で発売されたクリスマスアルバム『MR.VOCALIST X'MAS』でカバーした。 |
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キャリーはこの曲を、自身のコンサートだけでなくテレビ生放送でも何度となく歌っている{{r|nickson2}}。1996年の{{仮リンク|デイドリーム・ワールド・ツアー|en|Daydream World Tour}}日本公演、1998年の{{仮リンク|バタフライ・ワールド・ツアー|en|Butterfly World Tour}}、2002年から2003年の{{仮リンク|チャームブレスレット・ワールド・ツアー|en|Charmbracelet World Tour}}、2006年の{{仮リンク|アドヴェンチャーズ・オブ・ミミ|en|The Adventures of Mimi}}で、この曲がセットリストに加えられた{{r|nickson2}}<ref>{{cite web|url=http://www.mariahcarey.com/virtualticket/index.php?v=lsl |title=Virtual Tickets |publisher=Mariahcarey.com |accessdate=November 10, 2010 |deadurl=yes |archiveurl=https://web.archive.org/web/20100306032129/http://www.mariahcarey.com/virtualticket/index.php?v=lsl |archivedate=March 6, 2010 }}</ref>。以来キャリーは、ツアーの日本公演ではクリスマスの時期でなくとも、アンコールでは必ずこの曲を歌うほどである<ref>{{Cite web |last=|first=|author=|url=http://www.sonymusic.co.jp/Music/International/Special/mariahcarey/theballads/index.html|title=MARIAH CAREY THE BALLADS|pages=|work=|publisher=[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]]|date=|accessdate=2008年10月22日}}</ref>。これに加え、キャリーは2004年の{{仮リンク|ディズニー・パーク・クリスマス・デイ・パレード|label=ウォルト・ディズニー・ワールド・クリスマス・デイ・パレード|en|Disney Parks Christmas Day Parade}}で歌い、この様子は[[アメリカン・ブロードキャスティング・カンパニー|ABC]]で放送された<ref>{{cite web|url=http://disney.go.com/disneyfans/insider/article/20041221|title=The Stars Are Heading Down Santa Claus Lane|publisher=[[Disney]]|date=December 21, 2004|accessdate=November 10, 2010}}</ref>。 |
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* [[HAZZE]]は、2010年12月1日に発売する[[GIZA studio]]のオムニバス洋楽カバーアルバム『[[Christmas Non-Stop Carol]]』でカバーしている。 |
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* [[マイケル・ブーブレ]]は、2011年11月に発売されたアルバム『CHRISTMAS』のなかでカバーした。 |
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彼女は「ソー・ソー・デフ・リミックス」を、2009年の[[大晦日]]に行われた{{仮リンク|エンジェルス・アドヴォケート・ツアー|en|Angels Advocate Tour}}の初日公演で歌った<ref>{{cite web|url=http://www.mariahcarey.com/news/news.php?uid=2762 |title=Mariah Rings In 2010 at Madison Square Garden, NY |publisher=Mariahcarey.com |date=January 1, 2010 |accessdate=December 20, 2010 |deadurl=yes |archiveurl=https://web.archive.org/web/20110807124727/http://mariahcarey.com/news/news.php?uid=2762 |archivedate=August 7, 2011 |df= }}</ref>。2010年11月9日には、この曲をクリスマス・スペシャル・ライブで録音し、2010年12月13日にこの時の映像がABCで放送された<ref>{{cite web|url=http://mariahcarey.com/news/news.php?uid=3007|title=Mariah Tapes ABC Christmas Special, Grants A Fan's Wish|publisher=Mariahcarey.com|date=November 9, 2010|accessdate=November 10, 2010|deadurl=yes|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110721201230/http://mariahcarey.com/news/news.php?uid=3007|archivedate=July 21, 2011|df=mdy-all}}</ref>。またキャリーは、2010年のクリスマスに合わせて『[[Oh サンタ!]]』とこの曲を歌い、クリスマスの昼にかけて[[ESPN]]とABCで放送された。同年12月3日には、この2曲を[[ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート]]の[[マジック・キングダム]]で歌い、録画された映像は『ウォルト・ディズニー・ワールド・クリスマス・デイ・パレード・オン・ABC』 ("Walt Disney World Christmas Day Parade on ABC") の中で放送された<ref>{{cite web|url=http://mariahcarey.com/news/news.php?uid=3056|title=Mariah Performs at Disney Christmas Day Parade|publisher=Mariahcarey.com|date=December 4, 2010|accessdate=December 6, 2010|archiveurl=https://web.archive.org/web/20101207034826/http://mariahcarey.com/news/news.php?uid=3056|archivedate=December 7, 2010|deadurl=yes|df=mdy-all}}</ref>。また、キャリーはこの2曲を、この日両曲で放送される[[NBA]]の試合のプロモーションとしてミュージック・ビデオにして歌った<ref name=NBAonChristmas2010>{{YouTube|id=TSAItiEhEJU|title=Mariah Carey NBA Christmas Special 2010}}</ref>。 |
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* [[ジャスティン・ビーバー]]は、2011年に『恋人たちのクリスマス Duet with.マライアキャリー』として、マライア本人と共演。 |
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* [[東京事変]]は、[[2011年]][[12月24日]]に行われた「[[Discovery (東京事変の映像作品)|東京事変 Live Tour 2011 Discovery]]」の[[青森]]公演でカバーしている。 |
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キャリーは、[[ニューヨーク]]の[[ビーコン・シアター]]で行った初の年次クリスマス・コンサートでアンコール曲にこれを選んだが、"''All I Want for Christmas Is You, a Night of Joy and Festivity''"{{enlink|All I Want for Christmas Is You, a Night of Joy and Festivity|a=on}}と銘打たれたこの公演はチケット完売を記録した。キャリーは2016年12月15日に放送された[[ジェームズ・コーデン|ジェイムズ・コーデン]]の『[[レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン]]』に出演し、番組の人気企画『{{仮リンク|カープール・カラオケ|en|Carpool Karaoke}}』でこの曲を披露した{{r|billboard2181}}<ref>{{YouTube|JKJExBXRorA|'All I Want for Christmas' Carpool Karaoke - The Late Late Show with James Corden}} {{accessdate|2017-12-17}}</ref>。この回では[[アデル (歌手)|アデル]]、[[レディー・ガガ]]、[[デミ・ロヴァート]]、[[ニック・ジョナス]]、[[エルトン・ジョン]]、[[セレーナ・ゴメス]]、[[グウェン・ステファニー]]、[[クリス・マーティン]]、[[レッド・ホット・チリ・ペッパーズ]]などが出演した{{r|billboard2181}}<ref>{{Cite news2|df=ja|url=http://www.nme.com/news/music/carpool-karaoke-christmas-adele-rhcp-mariah-1916018|title=Watch Adele, Chris Martin, Red Hot Chili Peppers, Mariah Carey and more in 'Carpool Karaoke' Christmas special - NME|date=December 16, 2016|newspaper=[[ニュー・ミュージカル・エクスプレス|NME]]|language=en-US|accessdate=December 16, 2016}}</ref>。この映像はすぐにネット配信され、24時間以内に200万回以上、また3週間以内に2,500万回以上再生された。 |
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* [[西野カナ]]は、[[2013年]][[12月13日]]に[[国立代々木競技場]]第一体育館で行われた『Kanayan X'mas Special~real~』にて楽曲をカバーしている<ref>http://www.daily.co.jp/gossip/2013/12/14/0006570532.shtml</ref>。 |
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== 曲の批評 == |
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『恋人たちのクリスマス』は音楽批評家に絶賛された。『[[オールミュージック]]』のロッシュ・パリジーンは楽器用法とメロディを褒め称え、「数年続く炸裂」("a year-long banger") と評した{{r|allmusic}}。また『[[ボストン・グローブ]]』紙の編集者であるスティーヴ・モースは、キャリーの歌声には魂が強く感じられると書いた<ref name="boston">{{cite news2|df=ja|url= https://pqasb.pqarchiver.com/boston/access/62040881.html?dids=62040881:62040881&FMT=ABS&FMTS=ABS:FT&type=current&date=Dec+04%2C+1994&author=Steve+Morse%2C+Globe+Staff&pub=Boston+Globe+%28pre-1997+Fulltext%29&desc=Carey+marks+the+season+with+music%2C+good+works&pqatl=google |title=Carey marks the season with music, good works|last=Morse|first=Steve|work=[[ボストン・グローブ|Boston Globe]]|date=December 4, 1994|accessdate=October 19, 2010}}</ref>。『{{仮リンク|スタイラス・マガジン|en|Stylus Magazine}}』のバリー・シュワルツは、「この曲を今の名曲と言うなんて、この曲の凄さを捉え切れていない。これは現代の定番曲で、楽しく、うきうきさせ、声高で、願い事を仄めかしすらする」と述べ、歌詞については「美しいフレーズだ」("beautifully phrased")としたほか、キャリーの声は「ゴージャス」("gorgeous")で「誠実」("sincere.")だと絶賛した<ref name="stylus">{{cite web|url=http://www.stylusmagazine.com/articles/on_second_thought/mariah-carey-merry-christmas.htm|title=On Second Thought: Mariah Carey – Merry Christmas|last=Schwartz|first=Barry|work={{仮リンク|スタイラス・マガジン|en|Stylus Magazine}}|date=December 21, 2006|accessdate=August 30, 2010|quote=Which brings us back to “All I Want For Christmas Is You.” To say this song is an instant classic somehow doesn’t capture its amazingicity; it’s a modern standard: joyous, exhilarating, loud, with even a hint of longing (ooh longing!). She sings, “I don’t want a lot for Christmas / I won’t even wish for snow,” such a beautiful phrase delivered with full sincerity over rolling pianos, spine-squashing tympanis, philharmonic strings, and a quasi-wall of sound—and Mariah’s gorgeous voice bursts through it all. Fuck, why haven’t I been celebrating Christmas?! }}</ref>。 |
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[[MTV]]のカイル・アンダーソンは、この曲が「[[チャイム]]、[[スレイベル]]、[[ドゥーワップ]]の装飾楽句、決定的な[[弦楽器]]、またキャリーのキャリア史上最もダイナミックで澄んだ歌声で溢れる、壮麗な[[聖歌]]」だと述べた<ref name=mtvnews>{{Cite web|url=http://newsroom.mtv.com/2009/12/01/mariah-carey-all-i-want-for-christmas/|title=Mariah Carey's 'All I Want For Christmas Is You' Gets The Remix Treatment|last=Anderson|first=Kyle|publisher=MTV|work=[[MTVネットワークス|MTV Networks]]|date=2009-12-01|accessdate=2010-11-10|quote=The original version of "All I Want for Christmas is You" is a majestic anthem full of chimes, sleigh bells, doo-wop flourishes, sweeping strings and one of the most dynamic and clean vocal performances of Carey's career. |url-status=dead|url-status-date=2017-12-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20091205084547/http://newsroom.mtv.com/2009/12/01/mariah-carey-all-i-want-for-christmas/|archivedate=2009-12-05}}</ref>。2009年のリミックス版を批評して、『[[メディア・ライツ・キャピタル|アイドレーター]]』のベッキー・ベインは、曲を「不朽の名曲」("timeless classic") と評し、「[[クリスマス・ツリー]]を飾り、[[メノーラー]]に火を灯しながら、私たちはこの曲を愛している」と述べた<ref name=idolator>{{cite web|url=http://idolator.com/5310171/all-i-want-for-christmas-are-mariahs-x-mas-dance-remixes|title='All I Want For Christmas' Is Mariah's X-Mas Dance Remix|last=Bain|first=Becky|work=[[メディア・ライツ・キャピタル|アイドレーター]]|publisher=[[ゴーカー・メディア|Gawker Media]]|date=December 1, 2009|accessdate=November 10, 2010|quote=We love the original song to pieces—we blast it while decorating our Christmas tree and lighting our Menorah. }}</ref>。 |
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[[File:A-550 1947.jpg|thumb|ビング・クロスビーの『[[ホワイト・クリスマス (曲)|ホワイト・クリスマス]]』はクリスマスの定番曲のひとつである]] |
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[[スコットランド]]の『[[ヘラルド (グラスゴー)|ヘラルド]]』紙では、ショーナ・クレイヴンが、「楽天主義と楽しさの曲で、多分、飽くまで多分、クリスマスの本当の意味を仄めかしているのかもしれない」と述べた<ref name=scotherlad>{{Cite web|url=http://www.heraldscotland.com/comment/guest-commentary/in-praise-of-a-very-mariah-christmas-by-shona-craven-1.1073617|title=In Praise Of ... A Very Mariah Christmas|last=Craven|first=Shona|work=[[ヘラルド (グラスゴー)|The Herald]]|publisher={{仮リンク|STVグループ (スコットランド)|en|STV Group (Scotland)|label=STV Group plc}}|date=2010-12-10|accessdate=2010-12-10|url-status=dead|url-status-date=2017-12-16|archiveurl=|archivedate=|quote=[it's] a song of optimism and joy that maybe, just maybe, hints at the real meaning of Christmas.}}</ref>。彼女はまた、この曲が大成功を収めた主因について、歌詞中に登場する「あなた」("you") の存在だとし、「もしかしたらこの曲が大ヒットを飛ばしたのは、全ての人に向けた歌だという事実が原因かもしれない」({{lang-en-short|"Perhaps what makes the song such a huge hit is the fact that it's for absolutely everyone."|links=no}})と述べた。またクレイヴンは、「[[ビング・クロスビー]]が墓に入っているのは当然だが、1980年代の子どもたちは、マライア・キャリーの素晴らしい曲『恋人たちのクリスマス』が、この国いちの祝歌になってチャートを躍り上がるところを見ても全く驚かないだろう」({{lang-en-short|"Bing Crosby may well be turning in his grave, but no child of the 1980s will be surprised to see Mariah Carey's sublime All I Want For Christmas Is You bounding up the charts after being named the nation's top festive song."|links=no}})とまで述べている{{r|scotherlad}}。 |
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キャリーのアルバム『[[メリー・クリスマス II ユー]]』の批評の中で、『[[シカゴ・サンタイムズ]]』のトーマス・コナーは、「単純で精巧に作られたチェスナット{{interp|{{=}}お約束|和文=1}}であり、クリスマスの名曲ポップスに最後に加えられた偉大な曲のひとつ」と述べた<ref name=suntimes>{{cite web|url=http://www.suntimes.com/entertainment/2877656,mariah-carey-susan-boyle-christmas-cds-110910.article |title=Mariah, Boyle's Christmas CDs a couple lumps of coal |last=Connor |first=Thomas |work=[[シカゴ・サンタイムズ|Chicago Sun-Times]] |date=November 9, 2010 |accessdate=November 10, 2010 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20101110224822/http://www.suntimes.com/entertainment/2877656%2Cmariah-carey-susan-boyle-christmas-cds-110910.article |archivedate=November 10, 2010 |deadurl=no |df= |quote=Carey’s “Merry Christmas II You,” which hit shelves last week, is a followup to 1994’s “Merry Christmas” — forgettable except for “All I Want for Christmas Is You,” a simple, well-crafted chestnut and one of the last great additions to the Christmas pop canon. }}</ref>。2006年には、キャリーの経歴を振り返る記事で、『[[ザ・ニューヨーカー]]』誌の{{仮リンク|サシャ・フリア=ジョーンズ|en|Sasha Frere-Jones}}が、「魅力的な」("charming") この曲はキャリーにとって最大の成果のひとつで、「ホリデーソングの名曲集に加わる価値がある、現代の数少ない一例」({{lang-en-short|"one of the few worthy modern additions to the holiday canon"|links=no}})だと述べた<ref name=sasha>{{cite web|url=http://www.newyorker.com/archive/2006/04/03/060403crmu_music|title=On Top: Mariah Carey's Record-Breaking Career|last=Frere-Jones|first=Sasha|work=[[ザ・ニューヨーカー|The New Yorker]]|date=April 3, 2006|accessdate=December 10, 2010}}</ref>。また『{{仮リンク|ザ・ナショナル (アブダビ)|label=ザ・ナショナル|en|The National (Abu Dhabi)}}』のダン・ハンコックスは、ジョーンズの記事を引用してこれに賛成し、曲は「完璧だ」("perfection") と述べた<ref name=national>{{cite web|url=http://www.thenational.ae/arts-culture/music/sounds-of-the-season?pageCount=0|title=Sounds of the Season|last=Hancox|first=Dan|work={{仮リンク|ザ・ナショナル (アブダビ)|label=ザ・ナショナル|en|The National (Abu Dhabi)}}|publisher=[[ムバダラ・ディベロプメント・カンパニー]]|date=November 26, 2010|accessdate=December 10, 2010}}</ref>。 |
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== リミックスと再発盤 == |
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[[File:Justin Bieber - My World Tour 2011 - Sentul International Convention Center 23 April 2011.jpg|thumb|160px|ジャスティン・ビーバーは2011年にキャリーとのデュエット版を発表した]] |
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1994年にシングルとして発売された時、作られた[[リミックス]]はインストゥルメンタル版だけだったが、これもシングルには収録されなかった。キャリーは2000年に日本でこの曲を再発売し、「ソー・ソー・デフ・リミックス」({{lang-en-short|the So So Def remix|links=no}})と銘打った新リミックス版を収録した{{r|nickson5}}<ref name="sonyjp001223">{{Cite web|和書|url=https://www.sonymusic.co.jp/artist/MariahCarey/discography/SRCS-2425?bcRefId=20030126_SRCS-2425_01VFL|title=恋人たちのクリスマス2000〜ミレニアム・リミックス|date=2000-12-23|accessdate=2017-12-17|publisher=ソニーミュージック}}</ref>。リミックス版ではボーカルが新収録されたほか、[[アフリカ・バンバータ]]&{{仮リンク|ソウルソニック・フォース|en|Soulsonic Force}}の『{{仮リンク|プラネット・ロック (曲)|label=プラネット・ロック|en|Planet Rock (song)}}』のサンプルを含む、より激しくアーバンなビートに編曲され、ゲスト・ボーカルとして[[ジャーメイン・デュプリ]]と[[バウ・ワウ]]が参加した{{r|sonyjp001223}}。このリミックスは、2001年の[[コンピレーション・アルバム]]『[[グレイテスト・ヒッツ (マライア・キャリーのアルバム)|グレイテスト・ヒッツ]]』に特典トラックとして収録された{{r|nickson5}}。 |
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2009年には、キャリーとロー・サンデー({{lang-en-short|Low Sunday|links=no}})によるリミックス、"''Mariah's New Dance Mix''"(マライアのニュー・ダンス・ミックス)が発表された。このミックスでは、1994年のオリジナル版のボーカルに、新しい電子楽器音源を重ねている。このバージョンには肯定的な反応が寄せられた。[[MTV]]のカイル・アンダーソンは、「完璧なものを発展させるのは難しい」("it's difficult to improve perfection") としつつも、このリミックスは「{{interp|元の|和文=1}}曲を[[ディスコ]]のリズムで飾り立て、職場のクリスマスパーティを去年より28パーセントいかしたものにする」{{efn|原文:{{lang-en-short|{{interp|the remix}} "does dress up the song in a disco thump that should make your office Christmas party 28 percent funkier than it was last year."|links=no}}}}と述べた{{r|mtvnews}}。『[[メディア・ライツ・キャピタル|アイドレーター]]』のベッキー・ベインは曲の楽しくて覚えやすい様子を賞賛した{{r|idolator}}。 |
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2010年にキャリーは、自身13枚目のスタジオ・アルバムで、2枚目のホリデー・アルバムである『[[メリー・クリスマス II ユー]]』を制作し、このために『恋人たちのクリスマス』を再録音した。このバージョンは "''All I Want for Christmas Is You (Extra Festive)''" と銘打たれ、再録音されたボーカルに、柔らかくなったベルの音、力強くなったドラムスが加えられ、ゆっくり歌われる冒頭のヴァースはオーケストラ演奏に置き換えられた<ref name=village>{{cite web|url=http://www.villagevoice.com/2010-11-10/music/on-mariah-carey-s-agreeably-bizarre-yuletide-sequel-merry-christmas-ii-you/|title=On Mariah Carey's Agreeably Bizarre Yuletide Sequel Merry Christmas II You|last=Juzwiak|first=Rich|work=[[ヴィレッジ・ヴォイス]]|publisher={{仮リンク|ヴィレッジ・ヴォイス・メディア|en|Village Voice Media}}|date=November 10, 2010|accessdate=November 10, 2010|archiveurl=https://web.archive.org/web/20101112182216/http://www.villagevoice.com/2010-11-10/music/on-mariah-carey-s-agreeably-bizarre-yuletide-sequel-merry-christmas-ii-you/|archivedate=November 12, 2010|deadurl=yes|df=mdy-all}}</ref>。『{{仮リンク|ラップ=アップ|en|Rap-Up}}』のスティーヴン・J・ホロヴィッツは、新バージョンについて「1994年版とぴったり同じく楽しい」とした<ref name=rapup>{{cite web|url=http://www.rap-up.com/2010/10/21/album-preview-mariah-carey-merry-christmas-ii-you/|title=Album Preview: Mariah Carey – 'Merry Christmas II You'|last=Horowitz|first=Steven J.|work={{仮リンク|ラップ=アップ|en|Rap-Up}}|accessdate=November 10, 2010| archiveurl= https://web.archive.org/web/20101026185825/http://www.rap-up.com/2010/10/21/album-preview-mariah-carey-merry-christmas-ii-you/| archivedate= October 26, 2010 | deadurl= no|quote=With a new orchestral introduction, this American classic features newly recorded vocals from Mariah as well as a beefier backing chorus, fresh ad-libs, and an extended outro, sounding just as enjoyable as it did in 1994.}}</ref>。曲そのものには絶賛が寄せられる一方で、原曲と似通いすぎているとの批評もある。『[[シカゴ・サンタイムズ]]』のトーマス・コナーは、新しいバージョンは「全く同じ編曲に、2、3人の耳障りなバック・シンガーを足しただけ」({{lang-en-short|"just seems to add a few brassy backup singers to the exact same arrangement."|links=no}})と評した{{r|suntimes}}。『[[ローリング・ストーン]]』のキャリン・ガンズもこれに賛成し、新しいバージョンから「どこが『余分にお祭り気分』{{interp|'extra festive'}}なのか見つけるのは難しい」とまで書いた<ref name=rs>{{cite web|url=https://www.rollingstone.com/music/reviews/album/45342/229458 |archiveurl=https://webcitation.org/5uFtS5xCh?url=http://www.rollingstone.com/music/reviews/album/45342/229458 |title=Mariah Carey: Merry Christmas II You |last=Ganz |first=Caryn |work=[[Rolling Stone]] |publisher= |date=November 2, 2010 |archivedate=November 15, 2010 |accessdate=November 10, 2010 |deadurl=no |df=mdy |quote=It's hard to figure out what's "extra festive" (as the full song title promises) about her "All I Want for Christmas Is You" update, and far easier to determine what's wrong with "Auld Lang Syne" (an awkward dance beat), but the LP's warm heart is in the right place.}}</ref>。『ザ・ナショナル』のダン・ハンコックスは、このリミックスは不必要だったとした{{r|national}}。 |
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2011年には、[[ジャスティン・ビーバー]]がキャリーとのデュエットでこの曲を録音し、自身のホリデー・アルバム『{{仮リンク|アンダー・ザ・ミスルトウ|en|Under the Mistletoe}}』に収録した(日本語題名は『恋人たちのクリスマス Duet with.マライアキャリー』)<ref name=Bieber>{{cite journal|last1=Ford|first1=Rebecca|title=Justin Bieber and Mariah Carey's 'All I Want For Christmas' Video Debuts (Video)|magazine=[[ハリウッド・レポーター|The Hollywood Reporter]]|date=November 30, 2011|url=http://www.hollywoodreporter.com/news/justin-bieber-all-i-want-christmas-mariah-carey-video-267851|accessdate=November 23, 2011}}</ref>。インタビューでビーバーは、キャリーの高いキーに合わせて歌うのは大変だったと述べているが<ref>{{cite web|url=https://www.huffingtonpost.com/2011/10/28/justin-bieber-mariah-carey-all-i-want-for-christmas_n_1063927.html|title=Justin Bieber & Mariah Carey’s ‘Under The Mistletoe’ Duet: ‘All I Want For Christmas’ (LISTEN)|date=2011-10-28|accessdate=2017-12-17|publisher=[[ハフィントン・ポスト]]}}</ref>、『ビルボード』誌では、その努力については認めつつも、オリジナルの方が断然上だと切り捨てられた<ref>{{cite web|title=Justin Bieber, 'Under The Mistletoe': Track-By-Track Review|url=https://www.billboard.com/music/music-news/justin-bieber-under-the-mistletoe-track-by-track-review-465395/|accessdate=2017-12-17|date=2011-11-01|first=Jason|last=Lipshutz}}</ref>。 |
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== チャート順位の変動 == |
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[[File:Mariah Carey - All I Want for Christmas Is You (2).jpg|thumb|260px|2013年12月6日、[[ホワイトハウス]]近くの{{仮リンク|ナショナル・クリスマス・ツリー (アメリカ合衆国)|label=ナショナル・クリスマス・ツリー|en|National Christmas Tree (United States)}}点灯式に登場し、『恋人たちのクリスマス』を歌うキャリー|alt=白いロングドレスを着た金髪の女性(キャリー)が、きらきらと反射する素材が巻かれたマイクスタンドの前に立ち、マイクを握って歌っている。彼女は赤い布が敷かれた舞台の上におり、舞台には大きなプレゼント箱が2つとポインセチアの鉢が数個あり、キャリーの前でサンタクロースに扮した男性と、男女の子どもが踊っている。]] |
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[[アメリカ合衆国]]でこの『恋人たちのクリスマス』は、1995年1月の第1週に、[[ビルボード]]の{{仮リンク|アダルト・コンテンポラリー (チャート)|label=ホット・アダルト・コンテンポラリー|en|Adult Contemporary (chart)}}で最高第6位、{{仮リンク|ホット100エアプレイ (ラジオ・ソングス)|label=ホット100エアプレイ|en|Hot 100 Airplay (Radio Songs)}}で最高第12位を獲得した<ref name="Whitburn">{{cite book|last=Whitburn|first=Joel|title=Christmas in the Charts (1920-2004)|publisher=Record Research Inc.|year=2004|location=Wisconsin|page=26|isbn=0-89820-161-6}}</ref>。また、1995年12月と1996年12月にも両チャートにランクインしている{{r|Whitburn}}。この曲は当初、ラジオ向けのシングルとしてリリースされCDシングルでは発売されなかったため、[[Billboard Hot 100]]にランクインする資格がなかった{{r|billboard171207}}。このルールは1998年に改正され、Billboard Hot 100へのランクインが認められるようになった(この段階での最高順位は2000年1月に記録した83位<ref>{{cite web|url=https://www.billboard.com/articles/columns/chart-beat/6821662/mariah-carey-all-i-want-for-christmas-is-you-hits-hot-100-high|title=Mariah Carey's 'All I Want for Christmas Is You' Hits Another Hot 100 High, Rising to No. 11|date=2015-12-28|accessdate=2017-12-17|first= Gary|last=Trust}}</ref>)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.barks.jp/news/?id=1000150114|title=マライア・キャリー、「恋人たちのクリスマス」が初の全米トップ10入り|date=2017-12-19|accessdate=2019-01-13|publisher=Barks|author=Ako Suzuki}}</ref>。2005年12月には、ビルボードの{{仮リンク|Digital Songs|label=ホット・デジタル・ソングス|en|Digital Songs}}で1位を獲得したが、再発盤のシングルと考えられ、チャートへの再エントリーが適わなかったため、Billboard Hot 100で最高順位を更新することは出来なかった<ref name=billboardall>{{cite web|url={{BillboardURLbyName|artist=mariah carey|chart=all}} |title=All I Want for Christmas Is You - Mariah Carey |work=[[ビルボード|Billboard]] |accessdate=November 10, 2010 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20101111011955/http://{{billboardurlbyname|artist=mariah carey<!--mariah/-->|archivedate=November 11, 2010 |deadurl=no |df= |chart=all}}|archivedate=2010-11-11}}</ref>。 |
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2005年から2008年まで、この曲は12月になる度にビルボードのホット100リカレンツ・チャート{{enlink|Hot 100 Singles Recurrents|Hot 100 Re-currents chart}}で1位を獲っていた<ref>{{cite web | title=Hot Singles Recurrents - All I Want For Christmas Is You| work= |publisher=[[ビルボード]] | author= |url=http://www.billboard.com/bbcom/esearch/chart_display.jsp?cfi=352&cfgn=Singles&cfn=Hot+Singles+Recurrents&ci=3063059&cdi=8502206&cid=12%2F17%2F2005 |date= | accessdate=2008年10月22日|language=英語}}</ref>。また2005年には、ビルボードのホット・デジタル・ソングスチャートでも1位を記録したほか<ref>{{Cite web| title=No Dislodging Brown's 'Run It' From No. 1| work=| publisher=[[ビルボード]]| author=| url=http://www.billboard.com/bbcom/search/google/article_display.jsp?vnu_content_id=1001699269| date=2005-12-15| accessdate=2008-10-22| language=英語| archiveurl=https://archive.is/20120722173829/http://www.billboard.com/bbcom/search/google/article_display.jsp?vnu_content_id=1001699269%23/bbcom/search/google/article_display.jsp?vnu_content_id=1001699269| archivedate=2012-07-22|url-status=dead|url-status-date=2017-10}}</ref>、もしHot 100へのチャートイン資格があれば年間チャート6位につけるほどのヒットとなった。2012年には再発盤の扱いが見直され、トップ50以内相当のポイントを稼いだ作品はBillboard Hot 100にチャートインできるようになったため、この曲はまず29位にランクインし、2013年1月5日週の終わりには最高21位を獲得した。2015年12月には、Billboard Hot 100で11位を獲得し、最初のリリース以来最高順位を獲得した<ref name="hot100peak">{{cite news2|df=ja|first=Gary|last=Trust|url=http://www.billboard.com/articles/columns/chart-beat/6821662/mariah-carey-all-i-want-for-christmas-is-you-hits-hot-100-high|title=Mariah Carey's 'All I Want for Christmas Is You' Hits Another Hot 100 High, Rising to No. 11|work=Billboard|accessdate=December 29, 2015}}</ref><ref name="bmr151229">{{Cite web|和書|url=http://bmr.jp/news/150422|title=マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」が全米チャート11位まで浮上 過去最高位に|date=2015-12-29|accessdate=2017-12-14|publisher=bmr.jp}}</ref>。2017年12月16日段階では、ビルボードのホリデー100チャートで累積27週トップを誇っている{{r|billboard171207}}。このチャートは2011年に立ち上げられたが、ホリデー100で2週以上1位を獲得している曲は他に無い<ref name="billboard171207">{{cite web|url=https://www.billboard.com/biz/articles/8062525/hot-100-chart-moves-mariah-careys-christmas-classic-returns|title=Hot 100 Chart Moves: Mariah Carey's 'Christmas' Classic Returns|website=billboard.com|accessdate=December 12, 2017|date=2017-12-07|first=Gary|last=Trust }}</ref>。Hot100では2017年に9位ランクインで初のトップ10入りし、翌2018年には7位<ref name="billboard181219">{{cite web|url=https://www.billboard.com/articles/columns/chart-beat/8491043/mariah-carey-reacts-biggest-hot-100-holiday-hit-60-years|accessdate=2019-01-12|publisher=ビルボード|date=2018-12-19|title=Mariah Carey On Biggest Hot 100 Holiday Hit in 60 Years: 'This Is the Star On Top Of My Christmas Tree'|first=Gary|last=Trust|quote="It never ceases to amaze me when this song re-emerges on the Billboard charts every year," Carey tells Billboard of her perennial hit in an exclusive statement. "What an incredible Christmas gift."{{interp|後略|和文=1}}}}</ref><ref name="billboard181212">{{cite web|url=https://www.billboard.com/articles/columns/chart-beat/8489920/mariah-carey-christmas-hits-new-high-hot-100-chart-moves|title=Hot 100 Chart Moves: Mariah Carey's 'Christmas' Hits New High, Andy Williams Goes Top 20 and Gene Autry Debuts|date=2018-12-12|accessdate=2019-01-12|first=Xander|last=Zellner |publisher=ビルボード}}</ref>、2019年1月には3位<ref name="billboard190107">{{cite web|url=https://www.billboard.com/articles/columns/chart-beat/8492429/halsey-without-me-billboard-hot-100-number-one|title=Halsey's 'Without Me' Tops Billboard Hot 100, Becoming Her First No. 1 as a Lead Artist|date=2019-01-07|accessdate=2019-01-12|publisher=ビルボード|first=Gary|last=Trust }}</ref>と最高順位を毎年更新、ついに12月16日にはリリースから25年後にして1位を獲得した。 |
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『恋人たちのクリスマス』は、[[アメリカレコード協会]] (RIAA) で初めて{{仮リンク|アメリカレコード協会の認定基準|label=ダブル・プラチナ|en|Recording Industry Association of America certification}}を獲得したホリデー着信音である<ref name=newswire>{{cite web|url=http://www.prnewswire.com/news-releases/mariah-careys-all-i-want-for-christmas-is-you-is-worlds-first-double-platinum-holiday-ringtone-79488972.html|title=Mariah Carey's 'All I Want For Christmas Is You' Is World's First Double Platinum Holiday Ringtone|publisher=[[レガシー・レコーディングス]]. {{仮リンク|PRニュースワイア|en|PR Newswire}}|accessdate=November 10, 2010}}</ref>。それに先立つ2006年12月には、マスタートーン(着信音)が50万回以上ダウンロードされたことで、RIAAから[[クリスマス・ソング]]のマスタートーンとしては初めての[[ゴールドディスク|ゴールド]]認定を受けていた<ref name="PRNewswire">{{Cite web|url=http://sev.prnewswire.com/music/20061213/NYW04413122006-1.html|title=Mariah Carey's 'All I Want For Christmas Is You' Is Best-Selling Holiday Ringtone Ever|publisher=PR Newswire|date=2006-12-13|accessdate=2006-12-14|url-status=dead|url-status-date=2017-12-17|archiveurl=sev.prnewswire.com/music/20061213/NYW04413122006-1.html|archivedate=2006-12-13}}</ref>。また2000年以前に録音された女性歌手の歌で、最も売れたデジタル・シングルであるほか、ホリデーソング全体で最多の売り上げを誇るデジタル・シングルでもある<ref name=paul2>{{cite web|url=http://music.yahoo.com/blogs/chart-watch/week-ending-dec-11-2011-songs-mariah-christmas-014142349.html |title=Week Ending Dec. 11, 2011. Songs: Mariah's Christmas Gift |last=Grein|first=Paul|publisher={{仮リンク|Yahoo! Music|en|Yahoo! Music}}|date=December 14, 2011|accessdate=December 15, 2011}}</ref><ref name=paul1>{{cite web|url=http://new.music.yahoo.com/blogs/chart_watch/66353/chart-watch-extra-songs-from-the-last-century/ |title=Chart Watch Extra: Songs From The Last Century |last=Grein |first=Paul |publisher={{仮リンク|ニールセン・ホールディングス|en|Nielsen Holdings|label=Nielsen Business Media}}. Yahoo! Music |date=September 24, 2010 |accessdate=November 10, 2010 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20101005090926/http://new.music.yahoo.com/blogs/chart_watch/66353/chart-watch-extra-songs-from-the-last-century/ |archivedate=October 5, 2010 |deadurl=yes }}</ref>。[[サウンドスキャンジャパン|ニールセン・サウンドスキャン]]は、2016年11月段階でデジタルトラックとして推定320万回ダウンロードされたと見積もっており{{r|newsales}}<ref name=paul3>{{cite web|url=http://music.yahoo.com/blogs/chart-watch/chart-watch-extra-christmas-albums-bing-buble-174950904.html |title=Chart Watch Extra: Christmas Albums, From Bing To Buble |last=Grein|first=Paul|publisher=Yahoo! Music|date=December 17, 2012|accessdate=December 18, 2012}}</ref>、ビルボード誌でも同様の結果が掲載された<ref>{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/news/20161208/12/|title=アメリカでもっともダウンロードされたホリデーソングは?|date=2016-12-08|accessdate=2017-12-17|publisher=[[映画.com]]}}</ref>。 |
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[[イギリス]]では、1994年12月10日週に、[[全英シングルチャート]]で5位にランクインした<ref name=ukdec2>{{cite web|url=http://www.theofficialcharts.com/archive-chart/_/1/1994-12-10/|title=Top 40 Official UK Singles Archive|publisher=[[オフィシャル・チャーツ・カンパニー]]|date=December 10, 1994|accessdate=November 28, 2010|deadurl=yes|archiveurl=https://web.archive.org/web/20110615193308/http://www.theofficialcharts.com/archive-chart/_/1/1994-12-10/|archivedate=June 15, 2011|df=mdy-all}}</ref>。翌週には最高順位の2位に達し、12月の残り3週この順位を維持した(「クリスマスナンバーワン」の座は[[イースト17]]の『{{仮リンク|ステイ・アナザー・デイ|en|Stay Another Day}}』に明け渡した{{enlink|List of UK Singles Chart Christmas number twos|a=on}}{{r|Official Charts Company}})<ref>{{cite web|url=http://www.chartstats.com/release.php?release=22296|title=Mariah Carey - All I Want For Christmas Is You|work=[[全英シングルチャート|UK Singles Chart]]|publisher=Chart Stats|accessdate=December 6, 2010}}</ref>。全英シングルチャートが2006年末より新たにダウンロード数のチャート包含を始めたことから<ref>{{Cite web|date=2007-12-09|url=http://news.bbc.co.uk/1/hi/entertainment/7135436.stm|title=Festive hits fly back into chart|work=[[BBCニュース]]|publisher=[[英国放送協会]]|accessdate=2009-01-27}}</ref>、2007年のクリスマス期間中に、同チャートで最高4位を記録した<ref>{{Cite web|date=2007-12-16|url=http://news.bbc.co.uk/2/hi/entertainment/7147184.stm|title=Melua duet ends Lewis's chart run|work=[[BBCニュース]]|publisher=[[英国放送協会]]|accessdate=2009-01-27}}</ref>。2017年12月段階で、この曲は全英シングルチャートに累積で80週以上ランクインしている<ref>{{cite web|url=http://www.officialcharts.com/search/singles/all%20i%20want%20for%20christmas%20is%20you/|title=All I Want for Christmas Is You|publisher=オフィシャル・チャーツ・カンパニー|accessdate=December 27, 2015}}</ref>。また2013年12月19日段階で、『恋人たちのクリスマス』はイギリスで100万枚以上売り上げた曲となった<ref name="Official Charts Company">{{cite web|url=http://www.officialcharts.com/chart-news/mariah-careys-all-i-want-for-christmas-is-you-tops-1-million-sales-2686/|title=Mariah Carey's All I Want For Christmas Is You Tops 1 million sales|publisher=オフィシャル・チャーツ・カンパニー|accessdate=December 19, 2013|date=2013-12-19|first=Lauren|last=Kreisler }}</ref>。2015年12月11日には、ストリーミングを含め120万単位売り上げたとして、[[英国レコード産業協会]]からダブル・プラチナ{{enlink|List of music recording certifications|a=on}}認定され、キャリーにとってイギリスで最も売れたシングルとなった<ref name=bpi>{{cite web|url=http://www.bpi.co.uk/certifiedawards/search.aspx |title=BPI - Certified Awards |publisher=[[英国レコード産業協会|British Phonographic Industry]] |accessdate=August 13, 2010 |deadurl=yes |archiveurl=https://webcitation.org/5mr0Evm3j?url=http://www.bpi.co.uk/certifiedawards/search.aspx |archivedate=January 17, 2010 |df=mdy }}</ref>。2010年にはイギリスで、10年間のホリデーソングチャートの1位を獲得した{{r|ukdecade}}。 |
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曲は[[ARIAチャート|オーストラリア・シングル・チャート]]で2位を獲得し、21万単位以上を売り上げたとして[[オーストラリアレコード産業協会]] (ARIA) からトリプル・プラチナ認定を受けている<ref name=Kent>{{cite book|last=Kent|first=David|title=Australian Chart Book 1993-2005|publisher=|year=2006|isbn=0-646-45889-2}}</ref>。[[デンマーク]]では最高4位を獲得して16週連続チャートインしたほか、[[IFPI]]からゴールドディスク認定を受けた<ref name=danishcharts>{{cite web|url=http://www.danishcharts.com/showitem.asp?interpret=Mariah+Carey&titel=All+I+Want+For+Christmas+Is+You&cat=s|title=Mariah Carey - All I Want For Christmas Is You (song)|publisher=Danishcharts.com. Hung Medien|accessdate=November 10, 2010}}</ref><ref name=danishgold>{{cite web|url=http://www.ifpi.dk/index.php?pk_menu=261 |title=Guld og platin 2008 |language=Danish |publisher=International Federation of the Phonographic Industry – Denmark |accessdate=June 29, 2010 |deadurl=yes |archiveurl=https://web.archive.org/web/20141225161110/http://www.ifpi.dk/index.php?pk_menu=261 |archivedate=December 25, 2014 }}</ref>。 |
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この曲は、日本でキャリーが最も売り上げたシングルでもあり、1995年の段階で110万単位の売り上げがあったと報道されている<ref name="1.1jap">{{Cite book|url=https://books.google.com/books?id=xwsEAAAAMBAJ&pg=PA57|title=The World's Number-Two Music Market Is No Afterthought|work=Billboard|publisher=Prometheus Global Media|date=August 5, 1995|accessdate=August 15, 2010}}</ref>。この曲には『恋人たちのクリスマス』との邦題が付けられた上で<ref name="nickson3">{{harvnb|Nickson|1998|p=135}}</ref>、ドラマ『[[29歳のクリスマス]]』の主題歌に用いられて大ヒットし<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2054550/full/|accessdate=2017-12-16|publisher=[[オリコン]]|work=オリコンニュース|date=2015-06-19|title=山口智子、マライア・キャリーとコラボ再び 『29歳のクリスマス』から20余年 }}</ref>、日本でのキャリー人気を更に押し上げる一因となった{{r|tvgroove.com151224}}<ref>{{Cite web|和書|url=https://web.archive.org/web/20190113003910/https://www.musicman-net.com/artist/82571|title=AWA クリスマスがテーマのプレイリストに最も採用された楽曲は、マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」|date=2018-12-25|accessdate=2019-01-13|publisher=musicman.net}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0088469|title=伝説の大ヒットドラマ「29歳のクリスマス」全話一挙放送!|date=2016-12-20|accessdate=2019-01-13|publisher=[[シネマトゥデイ]]|author=石井百合子}}</ref>。[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]]は1994年12月21日に日本での出荷枚数が100万枚を突破(101万枚)したことを発表した<ref>{{cite news ja|title=エンターテインメント・ソフト 『恋人たちのクリスマス』マライア・キャリー CDシングル100万枚突破|newspaper=[[日経産業新聞]]|date=1994年12月26日|page=7}}</ref>。オリコンチャートの集計でも100万枚を突破したが、洋楽シングルとして[[ミリオンセラー]]を達成したのは、[[ダニエル・ブーン (歌手)|ダニエル・ブーン]]の『[[ビューティフル・サンデー]]』以来、オリコンチャート史上2例目・19年ぶりのことだった(1995/1/16付け達成){{r|asahi150625}}。オリコンシングルチャートでの最高順位は2位である<ref>{{Cite web|和書|last=|first=|author=|url=http://www.oricon.co.jp/music/release/d/237822/1/|title=恋人たちのクリスマス/マライア・キャリー|pages=|work=|publisher=[[オリコンチャート|オリコン]]|date=|accessdate=2008-10-22|url-status=dead|url-status-date=2017-12-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20081224013748/http://www.oricon.co.jp:80/music/release/d/237822/1/|archivedate=2008-12-24}}</ref>。セールス・エアプレイ双方で成功したことから、2010年には再び日本のチャートにランクインし、[[Billboard Japan Hot 100]]で最高6位を獲得した{{r|billboardall}}。また[[日本レコード協会]]からは、[[CD]](1994年、アルバム『メリー・クリスマス』でも)・[[着うた]](2008年)の2形態でミリオン認定されている{{efn|アルバム『メリー・クリスマス』では1994年11月、シングル単体では1995年1月にミリオン認定されている<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.riaj.or.jp/f/data/others/mil.html|title=ミリオン認定数推移|publisher=日本レコード協会|accessdate=2017-12-16}}</ref>。}}<ref name="riajCDcertification1994">{{Cite web|和書| url=http://www.riaj.or.jp/data/others/million_list/1994.html| title=年度別ミリオンセラー一覧 1994年|publisher=[[日本レコード協会]]| accessdate=2010-04-28|url-status=dead|url-status-date=2017-12-16|archiveurl=https://web.archive.org/web/20040421082418/http://www.riaj.or.jp/data/others/million_list/1994.html|archivedate=2004-04-21}}</ref><ref name="riajdl200812">{{Cite web|和書| url=http://www.riaj.or.jp/data/others/chart/w090120_3.html| title=レコード協会調べ 12月度有料音楽配信認定<略称:12月度認定>- 「着うた(R)」| publisher=日本レコード協会| accessdate=2010-04-28|archiveurl=https://web.archive.org/web/20090123022104/http://www.riaj.or.jp/data/others/chart/w090120_3.html|archivedate=2009-01-23|url-status=dead|url-status-date=2017-12-16}}({{Cite web|和書|title=有料音楽配信認定 - 着うた - 2008年12月|publisher=日本レコード協会|accessdate=2017-12-16|url=http://www.riaj.or.jp/f/data/cert/hs.html}})</ref>。キャリー初のベストアルバムである『[[ザ・ワンズ]]』は、日本国内の洋楽アルバム売上高として史上最高を記録したが<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/special/detail/1289|accessdate=2017-12-17|publisher=[[ビルボード]]・ジャパン|title=マライアを超えるのは、マライアだけ。マライア・キャリー究極のベスト『#1インフィニティ』特集|page=1|archivedate=2017-12-17|archiveurl=https://web.archive.org/web/20171217105942/https://www.billboard-japan.com/special/detail/1289}}</ref>、このアルバムとデビュー25周年記念アルバム『[[#1 インフィニティ|#1 インフィニティ]]』の双方に、日本版[[ボーナストラック]]としてこの曲が収録されている<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/goods/detail/42383|title=マライア・キャリー「The Ones」{{!}} SICP-20201 {{!}} 4547366047776 {{!}} Shopping|publisher=Billboard JAPAN|accessdate=2017-12-17}}</ref><ref name="asahi150625">{{Cite web|和書|url=http://www.asahi.com/and_w/information/SDI2015062369011.html|title=デビュー25周年。伝説の歌姫マライアが新たな歴史を刻む|date=2015-06-25|accessdate=2017-12-17|publisher=[[朝日新聞]]デジタル|archivedate=2017-12-17|archiveurl=https://web.archive.org/web/20171217105842/http://www.asahi.com/and_w/information/SDI2015062369011.html}}</ref>。 |
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=== チャート記録 === |
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==== 週間チャート ==== |
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! scope="col" | チャート(1994年{{ndash}}2017年) |
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! scope="col" | 最高順位 |
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{{singlechart|Australia|2|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=May 1, 2015}} |
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{{singlechart|Austria|6|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=December 14, 2017}} |
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{{singlechart|Flanders|5|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=May 1, 2015}} |
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{{singlechart|Canada|7|artist=Mariah Carey|rowheader=true|accessdate=December 28, 2016}} |
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{{singlechart|Czech Republic|28|year=2016|week=52|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=May 1, 2015}} |
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{{singlechart|Brazil|3|year=2012|week=28|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=May 1, 2015}} |
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{{singlechart|Czechdigital|1|year=2016|week=52|rowheader=true}} |
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{{singlechart|Denmark|2|year=2017|week=49|rowheader=true|accessdate=December 17, 2017|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You}} |
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!scope="row"|欧州({{仮リンク|ヨーロピアン・ホット100シングルズ|en|European Hot 100 Singles|label=European Hot 100 Singles}})<ref>{{cite web|url=https://books.google.com/books?id=tQsEAAAAMBAJ&printsec=frontcover&hl=jp&source=gbs_ge_summary_r&cad=0#v=onepage&q=mariah&f=false|title=Hits of the World|work=ビルボード|date=January 14, 1995|accessdate=May 1, 2015}}</ref> |
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|align="center"|4 |
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{{singlechart|Finland|8|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=January 1, 2017}} |
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{{singlechart|France|4|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=December 24, 2016}} |
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{{singlechart|Germany2|5|id=8906|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=December 30, 2016}} |
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!scope="row"|ギリシャ (Greece Digital Songs; ''Billboard'')<ref>{{cite web|url=http://www.billboard.com/biz/charts/2008-12-20/greece|title=Greece Digital Songs|work=Billboard|accessdate=May 22, 2015}}</ref> |
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|align="center"|3 |
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{{singlechart|Hungarytop10|1|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|year=2014|week=52|rowheader=true|accessdate=May 1, 2015}} |
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{{singlechart|Ireland2|3|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=May 22, 2015}} |
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|- |
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{{singlechart|Italy|4|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=May 1, 2015}} |
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!scope="row"|日本([[オリコンチャート|オリコン]]{{仮リンク|オリコンシングルチャート|label=シングルチャート|en|Oricon Singles Chart}})<ref>{{Cite web|和書|url=http://www.oricon.co.jp/prof/artist/163336/ranking/cd_single/ |title=マライア・キャリーのアルバム売り上げランキング |publisher=[[オリコン]] |accessdate=2015-05-22 |deadurl=yes |archiveurl=https://web.archive.org/web/20131206022755/http://www.oricon.co.jp/prof/artist/163336/ranking/cd_single/ |archivedate=2013-12-06 }}</ref> |
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|align="center"|2 |
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{{singlechart|Billboardjapanhot100|6|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=2017-12-17}}<ref name="allmusiccharts">{{cite web|url=http://www.allmusic.com/artist/mariah-carey-mn0000262255/awards|title=Mariah Carey Awards|publisher=AllMusic|accessdate=May 1, 2015}}</ref> |
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! scope="row"|Japan Hot Overseas (''Billboard'')<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/charts/detail?a=d_and_a_overseas&year=2016&month=12&day=26|title=Billboard Japan Hot Overseas|language=Japanese|publisher=Billboard Japan|date=2016-12-26|accessdate=2016-12-20 }}</ref> |
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|align="center"|1 |
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|- |
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{{singlechart|Dutch40|5|year=1995|week=1|rowheader=true|accessdate=May 20, 2015}} |
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|- |
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{{singlechart|Dutch100|1|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=December 31, 2016}} |
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|- |
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{{singlechart|New Zealand|4|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=May 1, 2015}} |
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|- |
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! scope="row"| ノルウェー ([[ヴェーゲー・リスタ|VG-lista]])<ref>{{cite web|url=http://www.vglista.no/topplister/topp-20-single-2017-50/|title=VG-lista – Topp 20 Single uke 50, 2017|publisher=[[ヴェーゲー・リスタ|VG-lista]]|accessdate=December 16, 2017}}</ref><!--{{singlechart|Norway|1|year=2017|week=50|rowheader=true|accessdate=December 16, 2017|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You}}--> |
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|align="center"|1 |
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|- |
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{{singlechart|Poland|7|year=2015|chartid=1843|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=December 28, 2015}} |
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|- |
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{{singlechart|Portugal|6|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=December 29, 2016}} |
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|- |
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{{singlechart|Portugaldigitalsongs|1|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=May 22, 2015}}<ref>{{cite web|url=http://www.billboard.com/biz/charts/2009-01-03/portugal|title=Portugal Digital Songs|work=Billboard|accessdate=May 22, 2015}}</ref> |
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|- |
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{{singlechart|Scotland|2|date=December 11, 1994|rowheader=true|accessdate=December 22, 2015}} |
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|- |
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{{singlechart|Slovakia|20|year=2015|week=49|rowheader=true}} |
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{{singlechart|Slovakdigital|7|year=2015|week=50|rowheader=true}} |
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! scope="row"| スロヴェニア ({{仮リンク|SloTop50|en|SloTop50}})<ref>{{cite web|url=http://www.slotop50.si/Glasbene-lestvice/Tedenske-lestvice/?year=2016&week=50 |title=SloTop50 – Slovenian official singles chart|publisher=slotop50.si|accessdate=December 18, 2016}}</ref> |
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|align="center"|1 |
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|- |
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{{singlechart|Spain|1|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=January 4, 2017}} |
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|- |
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{{singlechart|Sweden|2|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=2017-12-09}} |
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|- |
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{{singlechart|Switzerland|5|artist=Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You|rowheader=true|accessdate=December 26, 2016}} |
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|- |
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{{singlechart|UKsinglesbyname|2|artist=Mariah Carey|rowheader=true|accessdate=May 22, 2015}} |
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|- |
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{{singlechart|UKrandb|1|date=19941211|rowheader=true|accessdate=December 22, 2015}} |
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{{singlechart|Billboardhot100|1|artist=Mariah Carey|rowheader=true|accessdate=2019-01-12}}<ref>{{cite web|url=https://www.billboard.com/music/Mariah-Carey/chart-history/hot-100/song/30982|title=Mariah Carey All I Want For Christmas Is You Chart History|publisher=ビルボード|accessdate=2019-01-12}}</ref> |
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|- |
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{{singlechart|Billboardadultcontemporary|6|artist=Mariah Carey|rowheader=true|accessdate=May 22, 2015}} |
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{{singlechart|Billboardadultpopsongs|27|artist=Mariah Carey|rowheader=true|accessdate=May 22, 2015}} |
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!scope="row"|US [[Billboard charts|Holiday 100]] (''Billboard'')<ref>{{cite news2|df=ja|url=http://www.billboard.com/biz/charts/2013-12-14/hot-holiday-songs|title=Billboard - Artists - Mariah Carey - Holiday 100|work=Billboard|publisher=Prometheus Global Media|accessdate=December 14, 2013}}</ref><ref name="tvgroove.com151224">{{Cite web|和書|url=https://www.tvgroove.com/news/article/ctg/2/nid/26239.html|title=マライア・キャリーの「恋人たちのクリスマス」、発売から21年を経て全米チャートで過去最高位を記録 |date=2015-12-24|accessdate=2017-12-14|publisher=tvgroove.com}}</ref> |
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|align="center"|1 |
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|- |
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{{singlechart|Billboardpopsongs|9|artist=Mariah Carey|rowheader=true|accessdate=May 22, 2015}} |
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|- |
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{{singlechart|Billboardrhythmic|14|artist=Mariah Carey|rowheader=true|accessdate=May 22, 2015}} |
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|} |
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{{col-2}} |
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==== イヤーエンド・チャート ==== |
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{| class="wikitable sortable" |
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! チャート(1994年)!! 順位 |
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|align="left"|[[オランダ]] ([[ネーダラントス・トップ40|Dutch Top 40]])<ref>{{cite web|url=http://www.top40web.nl/jaarlijsten/jr1994.html|title=Jaarlijsten 1994|language=Dutch|publisher=Stichting Nederlandse Top 40|accessdate=May 25, 2015}}</ref> |
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|align="center"|204 |
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|- |
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|align="left"|UK Singles (Official Charts Company)<ref>{{cite web|url=http://hosting1642755.az.pl/sp%20uk%20best%201994.html |title=Najlepsze single na UK Top 40-1994 wg sprzedaży |language=Polish |publisher=Official Charts Company |accessdate=October 11, 2015 }}{{dead link|date=May 2017 |bot=InternetArchiveBot |fix-attempted=yes }}</ref> |
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|align="center"|14 |
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! チャート(1995年) !! 順位 |
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|- |
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|align="left"|オランダ (Dutch Top 40)<ref>{{cite web|url=http://www.top40web.nl/jaarlijsten/jr1995.html|title=Jaarlijsten 1995|language=Dutch|publisher=Stichting Nederlandse Top 40|accessdate=May 25, 2015}}</ref> |
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|align="center"|202 |
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! チャート(2016年)!! 順位 |
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|align="left"| [[ハンガリー]] ([[マハーズ|MAHASZ]])<ref>{{cite web|url=http://zene.slagerlistak.hu/archivum/eves-osszesitett-listak/single_db/2016|title=Összesített singles- és válogatáslemez-lista – eladási darabszám alapján - 2016|publisher=Mahasz|accessdate=January 14, 2017}}</ref> |
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| align="center"|6 |
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|align="left"| 韓国インターナショナル・シングル{{efn|{{lang-en-short|South Korean International Singles|links=no}}}} ([[ガオンチャート|ガオン]])<ref>{{cite web|url=http://gaonchart.co.kr/main/section/chart/total.gaon?serviceGbn=ALL&termGbn=year&hitYear=2016&targetTime=&nationGbn=E|title=International Digital Chart|publisher=[[ガオンチャート|Gaon Music Chart]]|language=ko|accessdate=January 15, 2016}}{{ko icon}}</ref> |
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| align="center"|98 |
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|} |
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==== ディケイドエンド・チャート<!--Decade-end charts--> ==== |
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{| class="wikitable sortable plainrowheaders" |
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! scope = "col" | チャート(2000年{{ndash}}2017年) |
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! scope = "col" | 最高順位 |
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!scope="row"|UK Holiday Songs<ref name=ukdecade>{{cite web|url=http://www.musicweek.com/story.asp?sectioncode=2&storycode=1043474|title=The Fairytale of New Media|last=Williams|first=Paul|work={{仮リンク|ミュージック・ウィーク|en|Music Week}}|publisher={{仮リンク|UBM plc|en|UBM plc|label=United Business Media}}|date=November 29, 2010|accessdate=December 1, 2010| archiveurl= https://web.archive.org/web/20110104073737/http://www.musicweek.com/story.asp?sectioncode=2&storycode=1043474| archivedate= January 4, 2011 | deadurl= no}}</ref> |
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|align="center"|1 |
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|} |
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==== ジャスティン・ビーバーとのデュエット版 ==== |
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{| class="wikitable sortable plainrowheaders" |
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! scope = "col" | チャート(2011年{{ndash}}2012年) |
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! scope = "col" | 最高順位 |
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|- |
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{{singlechart|Flanders Tip|35|artist=Justin Bieber with Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You (SuperFestive!)|rowheader=true|accessdate=May 1, 2015}} |
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|- |
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{{singlechart|Billboardcanadianhot100|61|artist=Justin Bieber|rowheader=true|accessdate=May 1, 2015}} |
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|- |
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{{singlechart|Billboardjapanhot100|19|artist=Justin Bieber|rowheader=true|accessdate=May 1, 2015}} |
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|- |
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{{singlechart|Norway|2|artist=Justin Bieber with Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You (SuperFestive!)|rowheader=true|accessdate=May 1, 2015}} |
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|- |
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{{singlechart|Spain|34|artist=Justin Bieber with Mariah Carey|song=All I Want for Christmas Is You (SuperFestive!)|rowheader=true|accessdate=May 1, 2015}} |
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!scope="row"|UK [[UK Singles Chart|Singles Chart]] (Official Charts Company)<ref>{{cite web|title=Chart Log UK 2011|url=http://zobbel.de/cluk/CLUK2011.HTM|publisher=zobbel.de|accessdate=May 1, 2015|author=Tobias Zywietz}}</ref> |
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|align="center"|148 |
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{{singlechart|Billboardhot100|86|artist=Justin Bieber|rowheader=true|accessdate=May 1, 2015}} |
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{{singlechart|Billboardadultcontemporary|3|artist=Justin Bieber|rowheader=true|accessdate=May 1, 2015}} |
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!scope="row"|US [[Billboard charts|Holiday Songs]] (''Billboard'')<ref>{{cite web|url=http://www.allmusic.com/artist/justin-bieber-mn0002165952/awards|title=Justin Bieber Awards|publisher=AllMusic|accessdate=May 1, 2015}}</ref> |
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|align="center"|20 |
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|} |
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{{col-end}} |
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=== 各国での認定と売り上げ === |
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{{Certification Table Top}} |
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{{Certification Table Entry|region=Australia|title=All I Want for Christmas Is You|artist=Mariah Carey|type=single|award=Platinum|number=3|relyear=1995|certyear=2015|accessdate=December 26, 2015|certref=<ref>{{cite web|url=http://www.noise11.com/news/music-news-aria-singles-justin-bieber-love-yourself-stays-no-1-20151226|title=ARIA Singles: Justin Bieber 'Love Yourself' Stays No 1|publisher=Noise11|last=Ryan|first=Gavin|date=December 26, 2015|accessdate=December 26, 2015}}</ref>}} |
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{{Certification Table Entry|region=Canada|artist=Mariah Carey|title=All I Want For Christmas Is You|type=single|award=Platinum|number=3|relyear=1994|certyear=2016|digital=true|accessdate=December 13, 2016}} |
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{{Certification Table Entry|region=Denmark|title=All I Want for Christmas Is You|artist=Mariah Carey|type=single|award=Platinum|relyear=1994|relmonth=11|certyear=2013|certref=<ref>{{cite web|url=http://www.ifpi.dk/?q=content/mariah-carey-all-i-want-christmas|title=Certificeringer – Mariah Carey – 'All I Want For Christmas Is You' Track|publisher={{仮リンク|IFPIデンマーク|en|IFPI Denmark}}|accessdate=May 22, 2015}}</ref>|note=デジタル・ダウンロード<!--Digital download-->}} |
|||
{{Certification Table Entry|region=Germany|artist=Mariah Carey|title=All I Want For Christmas Is You|award=Platinum|type=single|relyear=1994|certyear=2017|accessdate=December 13, 2017}} |
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{{Certification Table Entry|region=Italy|title=All I Want for Christmas Is You|artist=Mariah Carey|type=single|award=Platinum|relyear=2008|certyear=2014|number=2|accessdate=May 22, 2015}} |
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{{Certification Table Entry|region=Japan|title=All I Want for Christmas Is You|artist=Mariah Carey|type=single|award=Million|salesamount=1,100,000{{r|1.1jap}}|certref=<ref>{{Cite web|和書| url = http://www.riaj.or.jp/data/others/million_list/1994.html | publisher = [[日本レコード協会]] | title = RIAJ Million List – マライア・キャリー 恋人たちのクリスマス ソニーレコード 1994.10.29 |accessdate=2015-12-22}}</ref>|note=店頭販売<!--Physical sales-->}} |
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{{Certification Table Entry|region=New Zealand|title=All I Want for Christmas Is You|artist=Mariah Carey|type=single|award=Platinum|certyear=2015|relyear=1994|autocat=yes|accessdate=December 11, 2015|recent=website|id=4178}} |
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{{Certification Table Entry|region=Spain|title=All I Want for Christmas Is You|artist=Mariah Carey|type=single|award=Platinum|relyear=2009|certyear=2014|autocat=yes|certref=<ref>{{Citation2|df=ja|url=http://www.promusicae.es/listas/semana/2777-canciones-semana-1-2015|title=Spanish single certifications – Mariah Carey – All I Want for Christmas Is You|publisher=[[プロムシカエ|Productores de Música de España]]|accessdate=2015-05-22}}</ref>}} |
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{{Certification Table Entry|region=United Kingdom|title=All I Want for Christmas Is You|artist=Mariah Carey|type=single|award=Platinum|number=2|relyear=1994|certyear=2015|accessdate=October 9, 2013}} |
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{{Certification Table Entry|region=United States|title=All I Want for Christmas Is You|artist=Mariah Carey|type=single|award=Gold| relyear=2003|certyear=2005|salesamount=3,200,000|salesref=<ref name=newsales>{{cite web|url=http://www.billboard.com/articles/news/7588783/what-are-the-top-selling-christmas-music-holiday-songs|title=What Are the Top-Selling Holiday Songs?|last=Billboard Staff|work=Billboard|date=November 25, 2016|accessdate=November 25, 2016}}</ref>|note=デジタル・ダウンロード|accessdate=November 25, 2016}} |
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{{Certification Table Entry|region=United States|title=All I Want for Christmas Is You|artist=Mariah Carey|type=single|award=Platinum|number=2|relyear=2003|certyear=2005|note=マスタートーン(着信音)<!--Mastertone-->|accessdate=November 25, 2016}} |
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|- |
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!colspan="3"|ストリーミング |
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{{Certification Table Entry|region=Denmark|title=All I Want for Christmas Is You|artist=Mariah Carey|type=single|award=Platinum|certyear=2013|salesamount=1,800,000<sup>{{double-dagger}}</sup>|certref=<ref>{{cite web|accessdate= October 9, 2014 |title= Certificeringer – Mariah Carey – 'All I want For Christmas is You' Streaming|url= http://www.ifpi.dk/?q=content/mariah-carey-all-i-want-christmas-0 |publisher= IFPI Denmark}}</ref>}} |
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{{Certification Table Entry|region=Spain|title=All I Want for Christmas Is You|artist=Mariah Carey|type=single|award=Platinum|number=2|certyear=2016|salesamount=16,000,000<sup>{{double-dagger}}</sup><ref>{{cite web|url=http://www.promusicae.es/listas/semanales|title=PROMUSICAE: wEEKLY cHARTS from December 15, 2016|date=December 26, 2015|accessdate=December 15, 2016}}</ref>}} |
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{{Certification Table Bottom|nounspecified=true|streaming=true}} |
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== レガシー == |
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『恋人たちのクリスマス』は、最初の発売以来、クリスマス・シーズンごとにチャートインするのがほぼ恒例となっている<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.msn.com/ja-jp/entertainment/celebrity/24%E5%B9%B4%E5%89%8D%E3%81%AE%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%9E%E3%82%B9%E6%9B%B2%E3%81%A7%E7%A8%BC%E3%81%8E%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%82%8B%E3%80%81%E3%83%9E%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%82%A2%E3%83%BB%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AE%E5%AE%9F%E5%8A%9B/ar-BBQGtH4|title=24年前のクリスマス曲で稼ぎ続ける、マライア・キャリーの実力 |accessdate=2019-01-12|first=Hugh|last=McIntyre|date=2018-12-09|work=[[フォーブス (雑誌)|フォーブス・ジャパン]]}}</ref>。キャリーはこのことについて、2018年のインタビューで、「毎年ビルボード・チャートに再登場するのは何度見ても驚き。何て素晴らしいクリスマス・ギフトなんだろう」と述べている{{r|billboard181219}}。2015年12月には、[[Billboard Hot 100|''Billboard'' Hot 100]]で11位を獲得し最高順位を更新したほか{{r|hot100peak|bmr151229}}、2019年1月には3位にランクインしてさらに記録を塗り替えた{{r|billboard190107}}。シングルの売り上げは世界11位の1,600万枚以上にのぼり、キャリー最大のヒット作である{{r|telegraph171010}}。2017年段階で、この曲は6,000万ドルの[[印税]]を稼ぎ出していると報道されている<ref name="The music industry should be dreaming of a white Christmas">{{cite web|url=https://www.economist.com/blogs/graphicdetail/2017/11/daily-chart-25?fsrc=scn/tw/te/bl/ed/|title=The music industry should be dreaming of a white Christmas|work=[[エコノミスト]]|accessdate=December 1,2017|archiveurl=https://webcitation.org/6vOMs43oI|archivedate=December 1, 2017}}</ref>。 |
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『[[デイリー・テレグラフ]]』では、この10年に[[イギリス]]で最も人気かつ最も再生されたクリスマス・ソングだと絶賛している<ref>{{cite web|url=http://www.telegraph.co.uk/culture/music/music-news/8174794/Mariah-Carey-hit-is-most-popular-Christmas-song.html|title=Mariah Carey hit is most popular Christmas song|work=[[デイリー・テレグラフ]]|publisher={{仮リンク|デイヴィッド・バークリーとフレデリック・バークリー|en|David and Frederick Barclay}}|date=December 10, 2010|accessdate=January 28, 2011| archiveurl= https://web.archive.org/web/20110131052028/http://www.telegraph.co.uk/culture/music/music-news/8174794/Mariah-Carey-hit-is-most-popular-Christmas-song.html| archivedate= January 31, 2011}}</ref>。『[[ローリング・ストーン]]』では、「偉大な[[ロックンロール]]・クリスマスソング」({{lang-en-short|Greatest Rock and Roll Christmas Songs list|links=no}})で4位にランクインし、「ホリデーの定番曲」({{lang-en-short|"holiday standard"|links=no}})と評された<ref name=RSS>{{cite web|url=https://www.rollingstone.com/music/photos/the-greatest-rock-and-roll-christmas-songs-20101216/mariah-carey-all-i-want-for-christmas-is-you-0150435|title=The Greatest Rock and Roll Christmas Songs|last=Greene|first=Andy|work=[[ローリング・ストーン|Rolling Stone]]|accessdate=December 20, 2010}}</ref>。この曲の影響力が長く続いていることから、キャリーは「[[ポピュラー音楽における名誉な愛称|クリスマスの女王]]」({{lang-en-short|Queen of Christmas|links=no}})と呼ばれている<ref>{{cite web|last1=Horowitz|first1=Steven J.|title=Mariah Carey Brings Christmas Cheer to NYC's Beacon Theater|url=https://www.billboard.com/articles/columns/the-juice/6406541/mariah-carey-christmas-concert-nyc-beacon-theater|work=Billboard|accessdate=2014-12-21|date=December 16, 2014|quote=Queen Of Christmas, Mariah Carey performs her holiday smash hits at the Beacon Theatre on December 15, 2014 in New York City.}}</ref><ref>{{cite web|title=Mariah Carey’s Christmas Concert In NYC|url=http://www.idolator.com/7574449/mariah-carey-comically-stops-hero-performance-mid-song-at-beacon-theatre-christmas-concert-remains-flawless-watch/queen-of-christmas-mariah-carey-performs-her-holiday-smash-hits-at-the-beacon-theater-in-nyc|website=Idolator|publisher=SpinMedia Publishers|accessdate=2014-12-21|quote=Queen Of Christmas, Mariah Carey performs her holiday smash hits at the Beacon Theatre on December 15, 2014 in New York City.}}</ref>。一方のキャリーはこの称号を受け入れることに消極的で、「{{interp|身に余る|和文=1}}と思うので、その名前は受け入れられません。謹んで感謝しますし、ホリデー・シーズンには驚くくらいの愛を持っています。1年で最も素晴らしい時期なので」と答えている<ref>{{cite news2|df=ja|url=http://www.thisisinsider.com/mariah-carey-rejects-queen-of-christmas-title-2017-11|title=Mariah Carey shows a humble side and rejects the title of ‘Queen of Christmas’|work=The Insider|first=Anjelica|last=Oswald|date=November 17, 2017|accessdate=November 19, 2017|quote="I don't accept that name because I feel like it's [too much]," she said. "I humbly thank them and I do have an extraordinary love for the holiday season, and it is the best time of the year." }}</ref>。 |
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{{external media|video1={{YouTube|foLW50Qg9ew|映画予告編 - NBCUniversal Entertainment}}}} |
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キャリーはこの曲に基づいた[[児童文学|児童書]]を2015年11月10日に発表し<ref>{{cite web|url=http://www.people.com/article/mariah-carey-announces-childrens-book-based-on-all-i-want-for-christmas-is-you|title=Mariah Carey Announces Children's Book Based on All I Want for Christmas Is You: People.com|work=[[ピープル (雑誌)|People]]|accessdate=December 23, 2015}}</ref>、75万部を売り上げた<ref>{{cite web|url=https://www.hollywoodreporter.com/news/mariah-careys-all-i-want-christmas-is-you-song-become-universal-movie-987595|title=Mariah Carey's "All I Want for Christmas Is You" Song Gets Movie Treatment|work=[[ハリウッド・レポーター|The Hollywood Reporter]]|accessdate=November 22, 2017|archiveurl=https://webcitation.org/6vAsSEAT7|archivedate=November 22, 2017}}</ref>。また2017年11月14日には、この曲・本に基づいたアニメーション映画を公開した<ref name="All I Want For Christmas Is You Animated Film">{{cite web|url=https://www.prnewswire.com/news-releases/universal-1440-entertainment-mariah-careys-all-i-want-for-christmas-is-you-300514556.html|title=All I Want For Christmas Is You Animated Film|work=[[プレスリリース]]|accessdate=November 22, 2017|archiveurl=https://webcitation.org/6vArBTcj4|archivedate=November 22, 2017}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/news/20170323/10/|title=マライア・キャリーの大ヒット曲「恋人たちのクリスマス」がアニメ映画に|date=2017-03-23|publisher=[[映画.com]]|accessdate=2017-12-17}}</ref>。この映画は、日本では『[[マライア・キャリー クリスマスにほしいもの]]』の題名が付けられ、2017年12月21日にディスクとして発売された<ref>{{Cite web|和書|url=https://db2.nbcuni.co.jp/contents/hp0002/list.php?CNo=2&AgentProCon=36293|title=マライア・キャリー クリスマスにほしいもの|publisher=[[NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン]]|accessdate=2017-12-17}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=http://www.cinemacafe.net/article/2017/10/20/53366.html|title=マライア・キャリーからクリスマスプレゼント!名曲モチーフアニメ『クリスマスにほしいもの』リリース|date=2017-10-20|accessdate=2017-12-17|publisher=cinemacafe.net}}</ref>。2018年12月には、キャリーのSNSで彼女とスタッフがこの曲を歌う動画が公開され、[[Twitter]]では10万件以上の「いいね」が付くなど話題となった<ref>{{cite web|url=https://www.allure.com/story/mariah-carey-all-i-want-for-christmas-getting-ready-video|title=Mariah Carey's Glam Squad Joins Her in an Epic "All I Want for Christmas Is You" Video|publisher=allure|accessdate=2019-01-13|date=2018-12-08|first=Marci|last=Robin}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://youpouch.com/2018/12/11/546183/|title=メイク中のマライア・キャリーが『恋人たちのクリスマス』を口ずさむと…周りのスタッフが踊り出す!? 素敵なクリスマス動画が話題に|date=2018-12-11|accessdate=2019-01-13|publisher=pouch|author=田端あんじ}}</ref>。 |
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2019年、イギリスの新聞「[[ガーディアン]]」紙は、「偉大なクリスマスソング・ベスト50曲」(The 50 greatest Christmas songs – ranked!、2019年12月5日付)という記事を掲載、「恋人たちのクリスマス」はその1位となった<ref>[[ガーディアン]]、2019年12月5日付、[https://www.theguardian.com/music/2019/dec/05/the-50-greatest-christmas-songs-ranked The 50 greatest Christmas songs – ranked!]、2019年12月19日閲覧。</ref>。一方「ガーディアン」紙は同年11月に「歴代で最もいらつくクリスマスソング20曲<ref name="spa20191218">livedoor NEWS配信、[[SPA!|日刊SPA!]]、2019年12月18日付、[https://news.livedoor.com/article/detail/17544390/ 「街にあふれるクリスマスソングがウザい」の声。最もイラつく曲は?]、2019年12月19日閲覧。</ref>」(Merry Xmas Everybody! The 20 most annoying Christmas songs of all time、2019年11月11日付)という記事を掲載、「恋人たちのクリスマス」はその20位となった<ref>[[ガーディアン]]、2019年11月11日付、[https://www.theguardian.com/news/shortcuts/2019/nov/11/merry-xmas-everybody-20-most-annoying-christmas-songs Merry Xmas Everybody! The 20 most annoying Christmas songs of all time]、2019年12月19日閲覧。</ref>。日刊[[SPA!]]によれば、これは安っぽさを嫌って「古典的なクリスマスソング以外は流さない」と決めた飲食店のことがイギリス国内で話題になり、これに触発されて書かれた記事だという<ref name="spa20191218"/>。 |
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==カバーを行ったアーティスト== |
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* [[シャナイア・トゥエイン]](テレビ番組『[[トゥデイ (テレビ番組)|トゥデイ]]』での生演奏、1998年)<ref>{{cite news2|df=ja|url=http://nl.newsbank.com/nl-search/we/Archives?p_product=PD&s_site=twincities&p_multi=SP&p_theme=realcities&p_action=search&p_maxdocs=200&p_topdoc=1&p_text_direct-0=10CA9C2E810BD668&p_field_direct-0=document_id&p_perpage=10&p_sort=YMD_date:D&s_trackval=GooglePM|title=Have Yourself a Carey Christmas|work={{仮リンク|セント・ポール・パイオニア・プレス|en|St. Paul Pioneer Press}}|date=December 18, 2009|accessdate=August 19, 2011}}</ref> |
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* {{仮リンク|サマンサ・ムンバ|en|Samantha Mumba}}(『{{仮リンク|サマンサ・シングス・クリスマス|en|Samantha Sings Christmas}}』EP、2001年) <ref>{{YouTube|KCaitA9XlXg|Samantha mumba - All I Want For Christmas - SamanthaMumbaVEVO͘}}</ref> |
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* [[オリヴィア・オルソン]](映画『[[ラブ・アクチュアリー]]』、2003年)<ref>{{cite news2|df=ja|last1=Bierly|first1=Mandi|title=All 'Love Actually' scene-stealer Olivia Olson wants for graduation is a record deal|url=http://www.ew.com/article/2009/12/17/love-actually-olivia-olson|accessdate=December 2, 2016|work=Entertainment Weekly's EW.com|date=December 17, 2009}}</ref> |
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* [[マイ・ケミカル・ロマンス]]("Kevin and Bean's Christmastime in the 909"、2004年) |
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* [[チーター・ガールズ]](『{{仮リンク|チーター=リシャス・クリスマス|en|Cheetah-licious Christmas}}』、2005年)<ref>{{cite web|url=http://www.allmusic.com/album/a-cheetah-licious-christmas-mw0000177251|title=A Cheetah-licious Christmas|author=Johnny Loftus|publisher=AllMusic|accessdate=December 23, 2015}}</ref> |
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* {{仮リンク|アグネス・カールソン|en|Agnes Carlsson}} & [[モンス・セルメルロー]](2007年)<ref>{{cite news2|df=ja|last1=Färsjö|first1=Therese|title=Julens hetaste par|url=http://www.expressen.se/noje/julens-hetaste-par/|accessdate=December 2, 2016|work=Expressen|date=November 29, 2007|language=sv}}</ref> |
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* [[マイリー・サイラス]](ライブ・パフォーマンス、2007年)<ref>{{cite web|url=http://www.people.com/people/gallery/0,,20161507_20371291,00.html|title=Yuletide Cheer|last=Hiffmeyer|first=Paul|work=[[ピープル (雑誌)|People]]|date=November 20, 2007|accessdate=October 11, 2001}}</ref> |
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* {{仮リンク|セイム・ディフェンス|en|Same Difference}}(ライブ・パフォーマンス、2007年)<ref name=jlsosd>{{cite web|url=http://www.digitalspy.com/tv/s103/the-x-factor/news/a81613/x-factor-final-songlist-revealed.html|title='X Factor' final songlist revealed|last=Levine|first=Nick|work={{仮リンク|Digital Spy|en|Digital Spy}}|publisher=[[アシェット・フィリパッキ・メディア|Hachette Filipacchi Médias]]|date=December 13, 2007|accessdate=November 10, 2010}}</ref> |
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* [[伊藤由奈]](『Happy Xmas Show』での生演奏、2007年12月23日) |
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* [[ジョン・メイヤー]](ライブ・パフォーマンス、2008年)<ref name=sunday>{{cite web|url=http://entertainment.timesonline.co.uk/tol/arts_and_entertainment/tv_and_radio/article5343038.ece|title=X Factor winner Alexandra Burke odds on for Christmas hit|last=Foster|first=Patrick|work=[[サンデー・タイムズ]]|date=December 15, 2008|accessdate=November 10, 2010}}</ref> |
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* [[SUEMITSU & THE SUEMITH]] ("''Best Angle for the Pianist: Suemitsu & the Suemith 05–08''"、2008年)<ref>{{Cite web|和書| title=Sony Music Online Japan: Suemitsu - The Suemith |publisher=[[ソニー・ミュージックエンタテインメント (日本)|ソニー・ミュージックエンタテインメント]] |url=http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/KS/SuemitsuTheSuemith/KSCL-1362/index.html | accessdate=2008-12-27|language=Japanese| archiveurl= https://web.archive.org/web/20090129201208/http://www.sonymusic.co.jp/Music/Arch/KS/SuemitsuTheSuemith/KSCL-1362/index.html| archivedate= 2009-01-29 | deadurl= no}}</ref> |
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* {{仮リンク|ホイットニー・ダンカン|en|Whitney Duncan}}(2008年)<ref>{{cite news2|df=ja|last1=Trust|first1=Gary|title=Weekly Chart Notes: 'Glee' Cast, Katy Perry, Bruno Mars|url=http://www.billboard.com/articles/columns/chart-beat/949489/weekly-chart-notes-glee-cast-katy-perry-bruno-mars|accessdate=December 2, 2016|work=Billboard|date=December 9, 2010}}</ref> |
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* [[アレクサンドラ・バーク]](ライブ・パフォーマンス、2009年){{r|sunday}} |
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* [[エリック・マーティン]](クリスマスアルバム『MR.VOCALIST X'MAS』、2009年11月日本発売) |
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* [[デイヴ・バーンズ]]("''Very Merry Christmas''"、2010年)<ref>{{cite news2|df=ja|last1=Moore|first1=Rick|title=Gift Guide: The Best New Christmas Albums « American Songwriter|url=http://americansongwriter.com/2010/11/gift-guide-the-best-new-christmas-albums/|accessdate=December 2, 2016|work=American Songwriter|date=November 29, 2010}}</ref> |
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* {{仮リンク|ビッグ・タイム・ラッシュ (バンド)|label=ビッグ・タイム・ラッシュ|en|Big Time Rush (band)}} & [[ミランダ・コスグローヴ]]("''Holiday Bundle''"、2010年)<ref>{{cite news2|df=ja|last1=Rice|first1=Lynette|title='Big Time Rush' First Look: Snoop Dogg brings some holiday cheer to the Nickelodeon show|url=http://www.ew.com/article/2010/11/20/big-time-rush-snoop-first-look|accessdate=December 2, 2016|work=Entertainment Weekly's EW.com|date=November 20, 2010}}</ref> |
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* [[レディ・アンテベラム]](『{{仮リンク|ア・メリー・リトル・クリスマス (EP)|label=ア・メリー・リトル・クリスマス|en|A Merry Little Christmas (EP)}}』、2010年)<ref>{{cite news2|df=ja|last1=Byrd|first1=Stephanie|title=Lady Antebellum spreads holiday cheer|url=http://dailytrojan.com/2012/10/22/lady-antebellum-spreads-holiday-cheer/|accessdate=December 2, 2016|work=Daily Trojan|date=October 22, 2012}}</ref> |
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** US {{仮リンク|ホット・カントリー・ソングス|en|Hot Country Songs|label=Billboard Hot Country Songs}} - 57位<ref name=careyok>{{cite web|url=https://www.billboard.com/articles/columns/chart-beat/949489/weekly-chart-notes-glee-cast-katy-perry-bruno-mars#/column/chartbeat/weekly-chart-notes-glee-cast-katy-perry-1004134280.story?page=2|title=Weekly Chart Notes: 'Glee' Cast, Katy Perry, Bruno Mars|date=2010-12-09|first=Gary|last=Trust|work=Billboard|accessdate=2017-12-17}}</ref> |
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* {{仮リンク|ジェシカ・マーボイ|en|Jessica Mauboy}}("''All I Want for Christmas''"、2010年)<ref>{{cite web|url=https://itunes.apple.com/au/album/all-i-want-for-christmas/id406053309 |title=All I Want For Christmas - Album - Various Artists |publisher=[[iTunes Store]]|accessdate=December 24, 2010| archiveurl= https://web.archive.org/web/20101226191730/https://itunes.apple.com/au/album/all-i-want-for-christmas/id406053309| archivedate= December 26, 2010 | deadurl= no}}</ref> |
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* [[May J.]](『[[Believin'...]]』、2010年)<ref>{{cite web|url=http://recochoku.jp/album/A34014944/?affiliate=4350010196|title=Believin'...|publisher=[[レコチョク]]|accessdate=November 24, 2010}}</ref> |
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* {{仮リンク|ニューズボーイズ|en|Newsboys}}("''Christmas! A Newsboys Holiday''"{{enlink|Christmas! A Newsboys Holiday|a=on}}、2010年)<ref>{{cite web|url=https://www.amazon.com/Christmas-Newsboys-Holiday/dp/B0043UIY9M|title=Christmas! A Newsboys Holiday|publisher=Amazon.com|accessdate=October 8, 2010}}</ref> |
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* {{仮リンク|ノタ (グループ)|label=ノタ|en|Nota (group)}}("''Nota{{'}}s A Capella Christmas''"、2010年)<ref>{{YouTube|vmXsar3HFtc|NOTA - All I Want For Christmas Is You - NotaVEVO}} {{accessdate|2017-12-17}}</ref> |
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* [[ボウリング・フォー・スープ]]("''Merry Flippin' Christmas, Vol. 1 and 2'"、2011年)<ref>{{cite web|url=https://itunes.apple.com/us/album/merry-flippin-christmas-vol./id481952530|title=Merry Flippin' Christmas, Vol. 1 and 2|publisher=itunes.apple.com|accessdate=November 8, 2011}}</ref> |
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* [[マイケル・ブーブレ]](『[[クリスマス (マイケル・ブーブレのアルバム)|クリスマス]]』、2011年)<ref name="billboard2181">{{Cite web|和書|url=https://www.billboard-japan.com/special/detail/2181|title=マライア・キャリー『クリスマスにほしいもの』発売記念特集 〜クリスマスの女王が贈る心温まるクリスマス・プレゼント|publisher=ビルボードジャパン|accessdate=2017-12-17|author=本家一成}}</ref><ref>{{cite web|url=https://www.billboard.com/music/music-news/michael-buble-christmas-special-coming-to-nbc-468641/|title=Michael Buble Christmas Special Coming to NBC|last=Gallo|first=Phil|work=Billboard|date=August 1, 2011|accessdate=August 25, 2011}}</ref> |
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* [[アンバー・ライリー]]("''[[Glee: The Music, The Christmas Album Volume 2]]''"、2011年)<ref name="GleeCover">{{Cite web|url={{Allmusic|class=album|id=r2324452/review|pure_url=yes}}|title=Review - Glee: The Music, The Christmas Album, Vol. 2|first=Heather|last=Phares|work=[[allmusic]]|publisher=[[Rovi Corporation]]|accessdate=December 13, 2011}}</ref> |
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* [[東京事変]]([[Discovery (東京事変の映像作品)|東京事変 Live Tour 2011 Discovery]]青森公演、2011年12月24日) |
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* {{仮リンク|ティファニー・アルヴォード|en|Tiffany Alvord}}(2012年)<ref>{{cite web|url=https://www.amazon.com/Want-Christmas-originally-Mariah-Carey/dp/B01AVGF3F4|title=All I Want for Christmas Is You|publisher=Amazon.com|accessdate=December 15, 2012}}</ref> |
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* [[デミ・ロヴァート]](ライブ・パフォーマンス、2012年)<ref>{{cite web|url=http://www.idolator.com/7349702/demi-lovato-christmas-washington-cover|title=Demi Lovato Covers 'All I Want For Christmas Is You' At ‘Christmas In Washington’ Concert|accessdate=December 21, 2015|date=December 23, 2012|work=[[メディア・ライツ・キャピタル|アイドレーター]]}}</ref> |
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* [[アリアナ・グランデ]](ライブ・パフォーマンス、2012年)<ref>{{cite AV media|url=https://www.youtube.com/watch?v=1HGetdu0XPc|title=Ariana Grande - "All I Want For Christmas Is You" [Mariah Carey cover<nowiki>]</nowiki> (Live in L.A. 11-10-12)|date=November 11, 2012|accessdate=December 23, 2015|publisher=YouTube}}</ref><ref>{{cite web|url=http://ew.com/article/2014/12/05/ariana-grande-all-i-want-for-christmas-is-you-mariah-carey/|title=Mariah or Ariana: Who sings 'All I Want for Christmas' better?|accessdate=2017-12-17|publisher=[[エンターテインメント・ウィークリー]]|first=Jonathon|last=Dornbush |date=2014-12-05}}</ref> |
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* [[シーロー・グリーン]](『{{仮リンク|シーローズ・マジック・モーメント|en|Cee Lo's Magic Moment}}』、2012年)<ref>{{cite news2|df=ja|last1=Sia|first1=Nicole|title=Let Cee Lo Green's Muppets Christmas Video Thaw Your Cold, Cold Heart {{!}} SPIN|url=http://www.spin.com/2012/11/let-cee-lo-greens-muppets-christmas-video-thaw-your-cold-cold-heart/|accessdate=December 2, 2016|work=Spin|date=November 26, 2012}}</ref> |
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* [[クワイエットドライブ]](2012年)<ref>{{cite web|url=https://www.amazon.com/All-I-Want-Christmas-You/dp/B009ZTKI7W|title=All I Want for Christmas Is You|publisher=Amazon.com|accessdate=November 27, 2012}}</ref> |
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* {{仮リンク|アトミック・トム|en|Atomic Tom}}(2013年)<ref>{{cite AV media|url=https://www.youtube.com/watch?v=f50MhLGRLIw|title=Atomic Tom - All I Want For Christmas Is You (Mariah Carey Cover)|date=December 18, 2013|accessdate=December 23, 2015|publisher=YouTube}}</ref> |
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* [[高垣彩陽]](『[[melodia 2]]』、2013年)<ref>{{Cite web|url=http://www.cdjapan.co.jp/product/SMCL-316|title=Melodia 2 Ayahi Takagaki CD Album|last=|first=|date=|work=CDJapan|accessdate=March 28, 2017}}</ref> |
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* [[パク・ボム]] & [[イ・ハイ]](2013年)<ref>{{cite web|url=https://www.soompi.com/2013/12/20/park-bom-and-lee-hi-release-pretty-but-creepy-all-i-want-for-christmas-is-you-mv/ |title=Park Bom and Lee Hi Release Pretty But Creepy “All I Want for Christmas Is You” MV |accessdate=2017-11-02}}</ref> |
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* {{仮リンク|エレクトリカル・ファイア|en|The Electrical Fire}}(2013年)<ref>{{cite web|url=https://theelectricalfire.bandcamp.com/track/all-i-want-for-christmas-is-you|title=Theelectricalfire.bandcamp.com|accessdate=December 9, 2013|deadurl=yes|archiveurl=https://web.archive.org/web/20131214024733/https://theelectricalfire.bandcamp.com/track/all-i-want-for-christmas-is-you|archivedate=December 14, 2013|df=mdy-all}}</ref> |
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* {{仮リンク|ポーラ・アリーナズ|en|Paula Arenas}}(2013年)<ref>{{Cite AV media|df=ja|title=Paula arenas - all i want fior christmas is you |url=https://www.youtube.com/watch?v=YYe-T4dn6pA|date=2016-12-15|medium=YouTube}}</ref> |
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* [[西野カナ]](『Kanayan X'mas Special〜real〜』、[[国立代々木競技場]]第一体育館、2013年12月13日)<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.daily.co.jp/gossip/2013/12/14/0006570532.shtml|accessdate=2017-12-17|title=西野カナ 7変化で1万2000人魅了|date=2013-12-14|publisher=[[デイリースポーツ]]}}</ref>。 |
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* [[ジム・ブリックマン]](2014年)<ref>{{cite web|url=http://btfasmer.com/2014/09/11/jim-brickman-on-a-winters-night-pre-order/|title=New Age Music Guide|author=BT Fasmer|work=New Age Music Guide|accessdate=December 23, 2015}}</ref> |
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* [[フィフス・ハーモニー]]({{仮リンク|アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス (EP)|en|I'll Be Home for Christmas (EP)|label=アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス}}』、2014年)<ref>{{cite web|url=http://www.prnewswire.com/news-releases/epic-records-caps-banner-year-with-the-release-of-first-holiday-ep-curated-by-la-reid-ill-be-home-for-christmas-november-24-282290601.html|title=Epic Records Caps Banner Year With The Release Of First Holiday EP... -- NEW YORK, Nov. 11, 2014 /PRNewswire/ --|author=Epic Records|date=November 11, 2014|accessdate=December 23, 2015}}</ref><ref>{{YouTube|9vu4AN2bc-M|Fifth Harmony - All I Want for Christmas Is You}}{{accessdate|2017-12-17}}</ref> |
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* {{仮リンク|マックライモンツ|en|The McClymonts}}(2014年)<ref>{{cite web|url=http://www.countrymusicchannel.com.au/tours/the-mcclymonts-forever-begins-tonight-tour.aspx|title=The MccLymonts Forever Begins Tonight tour|accessdate=December 23, 2015|deadurl=yes|archiveurl=https://web.archive.org/web/20160111042835/http://www.countrymusicchannel.com.au/tours/the-mcclymonts-forever-begins-tonight-tour.aspx|archivedate=January 11, 2016|df=mdy-all}}</ref> |
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* [[イディナ・メンゼル]](『{{仮リンク|ホリデー・ウィッシズ (イディナ・メンゼルのアルバム)|label=ホリデー・ウィッシズ|en|Holiday Wishes (Idina Menzel album)}}』、2014年){{r|billboard2181}}<ref>{{cite news2|df=ja|last1=Feeney|first1=Nolan|title=Idina Menzel: It's Too Early for Christmas Music|url=http://time.com/3503348/idina-menzel-christmas-album/|accessdate=December 2, 2016|work=TIME.com|date=October 14, 2014}}</ref> |
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* [[タル・ウィルケンフェルド]](2014年)<ref>{{cite web|url=https://www.amazon.com/All-I-Want-Christmas-You/dp/B00PGBMUGU|title=All I Want for Christmas Is You|publisher=Amazon.com|accessdate=November 12, 2014}}</ref> |
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* Ten Second Songs (Anthony Vincent)("''"All I Want for Christmas Is You" in 20 Different Styles''"、2014年)<ref>{{cite web|last1=Leight|first1=Elias|title=Exclusive: Hear Mariah Carey's 'All I Want for Christmas Is You' in 20 Different Styles|url=https://www.billboard.com/music/music-news/ten-second-songs-mariah-carey-all-i-want-for-christmas-is-you-premiere-6334728/|website=Billboard|publisher=Billboard Music|accessdate=15 September 2017|date=2 December 2014}}</ref><ref>{{cite web|last1=Harris|first1=Aisha|title=Hear “All I Want For Christmas Is You” in Almost Every Style You Can Imagine|url=http://www.slate.com/blogs/browbeat/2014/12/03/all_i_want_for_christmas_in_20_styles_ten_second_songs_takes_on_the_mariah.html|website=Slate|publisher=Slate Holdings Group, LLC|accessdate=15 September 2017|date=3 December 2014}}</ref> |
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* {{仮リンク|バットフット!|en|Batfoot}}(『パンク・ロック・クリスマス』、2015年) |
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* {{仮リンク|アリ・ブラストフスキ|en|Ali Brustofski}}(2015年)<ref>{{cite web|url=https://www.amazon.com/All-I-Want-Christmas-You/dp/B019543AO4|title=All I Want for Christmas Is You|publisher=Amazon.com|accessdate=December 8, 2015}}</ref> |
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* [[スティーヴ・グランド (歌手)|スティーヴ・グランド]](ミュージック・ビデオ、2015年)<ref>{{cite av media|url=https://www.youtube.com/watch?v=Qlpnt-6HQZo|title="All I Want For Christmas Is You" MUSIC VIDEO - Steve Grand|date=December 21, 2015|accessdate=December 23, 2015|publisher=YouTube}}</ref> |
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* {{仮リンク|チェイス・ホルフェルダー|en|Chase Holfelder}}(2015年)<ref>{{cite web|url=https://www.amazon.com/All-I-Want-Christmas-You/dp/B0192O7SFE|title=All I Want for Christmas Is You|publisher=Amazon.com|accessdate=December 6, 2015}}</ref> |
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=== 出典 === |
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* {{citation2 |df=ja | last = Nickson| first = Chris| title = Mariah Carey revisited: her story | year = 1998 | publisher = [[セント・マーティンズ・プレス]] | isbn = 978-0-312-19512-0 }} |
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== 関連項目 == |
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* [[クリスマスの音楽一覧]] |
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2024年12月9日 (月) 00:54時点における最新版
「恋人たちのクリスマス」 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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マライア・キャリー の シングル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
初出アルバム『メリー・クリスマス』 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
A面 | 恋人たちのクリスマス | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
B面 |
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リリース | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
規格 |
エアプレイ(アメリカ合衆国) シングル(アメリカ合衆国以外) デジタル・ダウンロード | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
録音 | 1994年8月[3] | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ジャンル | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
時間 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
レーベル |
コロムビア[4] ソニー | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
作詞・作曲 |
マライア・キャリー ウォルター・アファナシェフ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プロデュース |
マライア・キャリー ウォルター・アファナシェフ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ゴールドディスク | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
チャート最高順位 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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マライア・キャリー シングル 年表 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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画像外部リンク | |
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en:File:All I Want for Christmas Is You Mariah Carey.png ? シングルのカバー写真 |
「恋人たちのクリスマス」(こいびとたちのクリスマス、英: All I Want for Christmas Is You)は、マライア・キャリーが1994年に発表したクリスマスソングである。原題は「クリスマスに欲しいのはあなただけ」という意味である。この曲はシンガーソングライターであるキャリーと、ウォルター・アファナシェフの共筆で書かれ、キャリーにとって4枚目のスタジオアルバムかつ初めてのホリデーアルバムである『メリー・クリスマス』(1994年)のリード・シングルとして、米国では1994年11月1日にコロムビア・レコード、日本では同年10月29日にソニー・ミュージックエンタテインメントから各々発売された(→#背景と曲の執筆)。曲はアップテンポのラブソングで、ベル・チャイムやバック・コーラス、シンセサイザーなどが使われている(→#曲と歌詞)。
この曲には、キャリーと当時の夫トミー・モトラが出演するホームムービー風映像と[6]、白黒映像でザ・ロネッツ風の衣装を着たキャリーを映すミュージック・ビデオが存在する(→#ミュージック・ビデオ)。キャリー自身はテレビの生放送で何回もこの曲を披露しているほか、長年ツアーでも歌唱している(→#ライブ・パフォーマンス)。2010年には2作目のホリデー・アルバムである『メリー・クリスマス II ユー』のために再録音したほか、カナダ出身の歌手ジャスティン・ビーバーのアルバム『アンダー・ザ・ミスルトウ』(2011年)では彼とのデュエットを披露した(→#リミックスと再発盤)。他にも、キャリー以外の多くのアーティストにカバーされ続けている(→#カバーを行ったアーティスト)。
最初のリリースから何年も経っているが、曲には絶賛が寄せられ続けており、『ザ・ニューヨーカー』誌では、「ホリデーソングの名曲集に加える価値のある数少ない現代曲のひとつ」(英: "one of the few worthy modern additions to the holiday canon")と評された[7](→#曲の批評)。曲はクリスマスの定番曲と考えられており[8]、毎年のクリスマスシーズンに人気が再燃する。商業的にも成功し、アメリカ、イギリス、チェコ、ハンガリー、オランダ、ノルウェー、スロヴェニア、スペインでチャート1位、オーストラリア、日本でチャート2位に入ったほか、多くの国でトップ10入りを果たした[9]。日本では、1994年秋放送の『29歳のクリスマス』主題歌に起用され、キャリーの人気を押し上げる一因となった[10][11]。シングルの売り上げは世界歴代11位の1,600万枚以上にのぼり、キャリー最大のヒット作である[12]。2017年段階で、この曲は6,000万ドルもの印税を稼ぎ出しているとの報道もある[13](→#チャート順位の変動)。
2018年12月24日には、Spotifyでの再生回数が24時間に1,081万9,009回を記録し、XXXテンタシオン「SAD!」が2018年7月19日に記録した約1,040万回[14]を塗り替えた[15]。
2019年12月16日、リリースから25年後についにBillboard Hot 100で1位となった[5]。2020年12月15日(2020年12月19日付)のBillboard Hot 100でも1位に復帰し、50週ぶりの返り咲きとなった。全英シングルチャートでも1位を獲得し、全米、全英で1位を獲得した唯一のクリスマスソングとなった[16]。
2023年4月12日、アメリカ議会図書館より、永久保存録音物として全米録音資料登録簿へ登録されることが発表された[17]。
背景と曲の執筆
[編集]1993年に発表し、自身最高の売り上げを記録した『ミュージック・ボックス』での成功に続き、キャリーと彼女のマネジメントを担当するコロムビア・レコードの職員は、次なるプロジェクトの企画・戦略を考えようとしていた[18]。キャリーが当時結婚していたトミー・モトラは、コロムビアの親レーベルであるソニー・ミュージックエンタテインメントの長で、彼女のキャリア絶頂期において、次にどんな計画を打ち出すべきか検討を始めた。キャリー本人や、彼女と4年以上仕事をしてきた共執筆者のウォルター・アファナシェフを交え、クリスマスを題材にしたアルバムの制作が話し合われたが、その中では、キャリア絶頂期の人間がホリデー・アルバムを出すのは得策ではなく、落ち目のミュージシャンがキャリアの終わりにやることではないかという不安が出された[6]。
アファナシェフは、ホリデー・アルバムに関する最初の会議での心証として、「あの時は、クリスマス・アルバムを出しているアーティストはそう多くなかった。あの時はその術も全く知られていなかったし、新しい人気のクリスマスソングなんて作った人は誰もいなかった。そういう訳で、自分たちは毎日の出来事みたいに、『やあ、知ってるだろ、クリスマスアルバムを出すんだ。大したことじゃないさ』というような感じに〔アルバムを〕発売した」と回想している[注釈 2]。結局、モトラの粘り強さと、アファナシェフが言うキャリーの「リスク取りたがり」(英: "risk-taker")なイニシアチブが勝って、この曲と収録アルバムの『メリー・クリスマス』は1994年半ばに完成した。アルバム用の録音は6月に始まったが、キャリーとアファナシェフがこの曲を書き上げて録音したのは8月遅くのことだった[6][3]。2人はコードや曲構成、メロディをわずか15分で書き上げたと言われており[6][3]、アファナシェフも大枠をすらすらと書き上げたことを認めている[19]。アファナシェフは更に、「あれは確かに白鳥の湖じゃない。でも、とても単純で楽しいからこそ、あれだけ人気なんだ」(英: "It's definitely not 'Swan Lake,' But that's why it's so popular ― because it's so simple and palatable!")と述べている[3]。自身を陽気な人物と評し、日頃からクリスマス関連のものが大好きだと明らかにしていたキャリーは、レコーディングに合わせて、モトラとニューヨーク北部でシェアしていた家(個人の録音スタジオもあった)を、クリスマスの飾りや、ホリデー風の装身具で飾り付け始めた[20]。
当初アファナシェフは、キャリーが望むメロディやボーカルの幅に手こずり、「青ざめた」(英: "blanched")ことを認めているが、キャリーの側は曲作りの監督に「毅然とした態度で」(英: "adamant")臨んだ[21]。その後アファナシェフは飛行機でカリフォルニアに戻り、曲の打ち込みやプロダクションを完了させた。当初彼は、生で感情的な音を作ろうと、ドラムや他の楽器をバンドに生演奏させるつもりだった。しかし、彼は録音された音源に納得せず、これを却下した上で、自身の個人的な編曲を使い、バック・ボーカル以外の楽器(ピアノ、エフェクト、ドラム、トライアングルなど)を全て打ち込みに変更した[6]。キャリーがハンプトンズに借りた家で歌詞を書き続けている間、アファナシェフは曲の打ち込みを完了させ、バック・ボーカルを重ねるために彼女と会う約束の日を待った[21]。
クリスマス・アルバムの収録・発売に興奮したキャリーは、自分にとって、曲の執筆・収録とアルバムにどんな意味があったか次のように語っている。
「私はとても陽気な人物で、ホリデーが大好き。小さな女の子の頃からクリスマス・ソングを歌ってきた。昔はクリスマス・キャロルにも行った。アルバムを出すには、定番のクリスマス聖歌と楽しい歌のいいバランスを取る必要があった。自分にとって、少なくとも2、3曲新しい曲を書くことは間違いなく重要事項だったけれど、新しい曲がどれだけ良くても、多くの人はクリスマスの時期に定番曲を聴きたいものでしょう」
"I'm a very festive person and I love the holidays. I've sung Christmas songs since I was a little girl. I used to go Christmas caroling. When it came to the album, we had to have a nice balance between standard Christian hymns and fun songs. It was definitely a priority for me to write at least a few new songs, but for the most part people really want to hear the standards at Christmas time, no matter how good a new song is."[22]
曲と歌詞
[編集]音楽・音声外部リンク | |
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en:File:Mariah Carey - All I Want For Christmas Is You.ogg |
この曲はアップテンポで、ポップス、ソウル、コンテンポラリー・R&B、ゴスペル、ダンス・ポップ、リズミック・アダルト・コンテンポラリーの影響を受けた構成になっている[24][25][26]。8月初めまでにキャリーとアファナシェフは、「悲しくバラード風の」(英: "sad and balld-y")『ミス・ユー・モスト(アット・クリスマス・タイム)』"Miss You Most (At Christmas Time)" と、「ゴスペル調で宗教的な」(英: "Gospel-tinged and religious")『ジーザス・ボーン・オン・ディス・デイ』"Jesus Born on This Day" の2曲を既に書き上げていた。アルバムに収録される3曲目のオリジナル曲について、ふたりはこれをアルバムの中心に据えることと、「フィル・スペクター、古いロックンロール、60年代風のクリスマス・ソング」の雰囲気が感じられるようにすることを決めた[18][19]。
曲は、「アンティークのオルゴールや風変わりなスノーグローブに似た」("that resembles an antique music box or a whimsical snow globe")、「きらめくような」("sparking") 打楽器から始まり[18][27]、キャリーのアカペラ歌唱が入った後、お祝いの教会のようなベルや、快活なスレイベルの音、また「馬かトナカイをゆったりと走らせるリズムのような、後ろに聞こえるリズミックなビート」[注釈 3]など、この季節を表すパーカッションの音が聞こえる。これらの音作りに対しては、「この音は、どちらの方向に明らかに舵を切りすぎてしまうことなく、宗教的にも非宗教的にも響き、〔この音のおかげで〕曲はアップビートの楽しい雰囲気になる」と評されている[注釈 3]。
1994年のインタビューで、キャリーはこの曲を「楽しく」("fun") 、「とても伝統的で、古風なクリスマスだ。とてもレトロで、60年代風」(英: "It's very traditional, old-fashioned Christmas. It's very retro, kind of '60s.")だと述べている[18]。アファナシェフは曲の音楽要素について分析し、「キーボードによる豪勢な土台は、小規模なウォール・オブ・サウンドを思い出させ、この曲の陽気なリズムの上に乗る一方で、魂の籠もったボーカル・コーラスは、断固とした驚きと、緊張感を作る対旋律、お祝い気分のハーモニーを曲に加える。それでも最も目立っているのは、陽気なピアノ・コードとメロディで、この曲が愉快に弾んでいることだ」と述べている[注釈 4]。
歌詞では、プレゼントは要らないからクリスマスに最愛の人と共に過ごしたいと切望する気持ちが描かれている。曲ではピアノ、ドラムス、ヴァイオリン、オーボエ、フルート、ベルチャイム、バスドラム、カウベルなどの楽器音が使われている[21][28]。また、ブリッジを含め、全編でバック・ボーカルが重ねられている[25]。ソニーATVミュージックパブリッシングの Musicnotes.com が出版した楽譜によれば、この曲は4分の4拍子で、キーはト長調(Gメジャー)であり、キャリーの声域はG3からG5までに及ぶ[26]。キャリーはこの曲の作詞・作曲を行い、アファナシェフが編曲に加え、シンセサイザーで作ったコンピュータ音源と録音を合わせて曲を完成させた[25]。
『スレート』誌のアダム・ラグシーは、曲のコードについて、「少なくとも13の和音が使われており、結果として豪華な色彩のメロディを形作っている。曲には自分がクリスマスっぽいと思うコードが全て入っている—サブドミナントマイナー(IV度)、6音を加えたコード、『クリスマスツリーの下で』との歌詞のところ、その他あちこちに(もしかしたらII音がハーフ・ディミニッシュになったセブンス・コードだったかもしれないが、どっちにしろ解説は正しい)」と述べている[注釈 5]。また『オールミュージック』のロッシュ・パリジーンは、曲に「ザ・ビーチ・ボーイズ風のハーモニー、じゃんじゃん鳴るベル、そりに乗ったようなペース〔が含まれ〕、このバニラ・セットにほんの少しの快活な喜びを加えている」とした[29]。
批評では、この曲は1940年代・50年代・60年代の音楽から影響を受けており、キャリーの歌声やシンプルなメロディと共に成功の理由だったと評されている[30][28]。『スレート』誌のラグシーは、コード進行と曲のスタイルを論じながら、この曲を「20世紀後半に書かれたクリスマス・ソングの中で、唯一グレイト・アメリカン・ソングブックに値する曲」(英: "the only Christmas song written in the last half-century worthy of inclusion in the Great American Songbook.")だと絶賛したほか[28]、『A.V. クラブ』のアニー・ザレスキは、この曲が不朽の人気を誇る理由を、特定の年代に限定されることのない歌詞の曖昧な表現に見出している[18]。
また、ジュディ・ガーランドやナット・キング・コールの曲を少し思わせる部分があることも指摘されているほか、「ジャクソン5やスティーヴィー・ワンダーのような、60年代や70年代にモータウンが出した戦前のクリスマス定番曲カバー」("'60s and '70s Motown covers of prewar Christmas classics, such as The Jackson 5's [and] Stevie Wonder".) を思わせるともされている。『スレート』誌のラグシーは、この曲が「40年代に書かれてブリル・ビルディングの金庫にしまわれていたような感じ」(["All I Want For Christmas Is You"] "sounds like it could have been written in the '40s and locked in a Brill Building safe.") だと認めている[28]。また『ヴォーグ』誌には、「フランク・シナトラが歌ったような歌詞だ—フランクじゃないかもしれないが、それなら当時の別の歌手だったのだろう。あの曲は不朽で、最高級のものだ」("those lyrics could have been sung by Frank Sinatra―well, maybe not Frank, but another singer back then. I think that's what gives it that timeless, classic quality.") との批評が掲載された[30]。
収録曲
[編集]- 日本 CDシングル(1994年)[31]
- 恋人たちのクリスマス
- ミス・ユー・モースト(アット・クリスマス・タイム)
- 日本 CDシングル(1995年)[32]
- 恋人たちのクリスマス
- ミス・ユー・モースト(アット・クリスマス・タイム)
- 日本 CDシングル(1996年)[33]
- 恋人たちのクリスマス
- ミス・ユー・モースト(アット・クリスマス・タイム)
- もろびとこぞりて(クラブ・ミックス)
- 日本 CDシングル(2000年)[34]
- 恋人たちのクリスマス
- 恋人たちのクリスマス(ミレニアム・リミックス)
- オー・ホーリー・ナイト 2000 (ライヴ・ヴァージョン)
- もろびとこぞりて(クラブ・ミックス)
ミュージック・ビデオ
[編集]映像外部リンク | |
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ホーム・ムービー風(2009年11月23日公開) - YouTube | |
白黒版(2016年6月1日公開) - YouTube | |
25周年版(Make My Wish Come True Edition)(2019年12月20日公開) - YouTube | |
「ソー・ソー・デフ・リミックス」用アニメ版 - YouTube | |
ジャスティン・ビーバーとのデュエット版 - YouTube |
『恋人たちのクリスマス』には3本のミュージック・ビデオが作られた。最初の1本は、スーパー8mmフィルムを用いたホーム・ムービー風で撮影され、1993年のクリスマスシーズンに、キャリー自身の監督・撮影で制作された[35]。このビデオは、キャリーがクリスマスツリーの飾り付けをしているシーンから始まり、雪の山辺ではしゃいでいるシーンに繋がる。外のシーンはニュージャージー州のフェアリー・テイル・フォレスト(英: the Fairy Tale Forest)で撮影され、キャリーが当時結婚していたトミー・モトラがサンタクロース役でカメオ出演している[25]。その後、キャリーが自身のアルバムのカバー写真を撮ろうとしているシーン、また飼い犬のジャックと共に過ごすシーンに移る。最後にはサンタクロースがキャリーと共に、プレゼントの入った袋を持って、手を振るシーンになる[36]。このミュージック・ビデオは2009年にYouTubeのアカウントで公開されたが、2020年11月段階で、再生回数は6億5千万回を突破している[37]。もう1本のミュージック・ビデオはザ・ロネッツに影響を受けたもので、キャリーは1960年代風のスタジオで、ゴーゴーダンサーに囲まれて歌う。1960年代風の設定に合わせ、映像は白黒で、キャリーは白いブーツに長く梳いた髪である。この映像もキャリーが監督したもので、2つの編集版がある[35]。
「ソー・ソー・デフ・リミックス」用にもミュージック・ビデオが作られたが、これにはキャリーやこの曲を演奏するヒップホップミュージシャンは実写で登場しない[38]。代わりにアニメを用い、キャリーが1999年に発表した『ハートブレイカー』のビデオから1シーンが使われている。また、キャリーやジャーメイン・デュプリ、バウ・ワウ、ルイス・ミゲル(キャリーの当時の恋人)、キャリーの飼い犬のジャック、サンタクロースがアニメになって登場している。この映像の監督には、サンタクロースを意味する「クリス・クリングル」(英: Kris Kringle)の名前がクレジットされている[38]。2009年からは、ESPN(『NBA on ESPN』)と姉妹局のABC(『NBA on ABC』)でクリスマスに放送されるNBAクリスマス・ゲームズ用のミュージック・ビデオも作られている[39][40]。ジャスティン・ビーバーとのデュエット版では、ニューヨークの百貨店・メイシーズでミュージック・ビデオを撮影し、ビーバーが友人たちと買い物をする一方で、キャリーがサンタクロースの格好をして歌う姿が収録されている[41]。このミュージックビデオは1億4000万回以上再生されている[27]。
ライブ・パフォーマンス
[編集]キャリーはこの曲を、自身のコンサートだけでなくテレビ生放送でも何度となく歌っている[25]。1996年のデイドリーム・ワールド・ツアー日本公演、1998年のバタフライ・ワールド・ツアー、2002年から2003年のチャームブレスレット・ワールド・ツアー、2006年のアドヴェンチャーズ・オブ・ミミで、この曲がセットリストに加えられた[25][42]。以来キャリーは、ツアーの日本公演ではクリスマスの時期でなくとも、アンコールでは必ずこの曲を歌うほどである[43]。これに加え、キャリーは2004年のウォルト・ディズニー・ワールド・クリスマス・デイ・パレードで歌い、この様子はABCで放送された[44]。
彼女は「ソー・ソー・デフ・リミックス」を、2009年の大晦日に行われたエンジェルス・アドヴォケート・ツアーの初日公演で歌った[45]。2010年11月9日には、この曲をクリスマス・スペシャル・ライブで録音し、2010年12月13日にこの時の映像がABCで放送された[46]。またキャリーは、2010年のクリスマスに合わせて『Oh サンタ!』とこの曲を歌い、クリスマスの昼にかけてESPNとABCで放送された。同年12月3日には、この2曲をウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートのマジック・キングダムで歌い、録画された映像は『ウォルト・ディズニー・ワールド・クリスマス・デイ・パレード・オン・ABC』 ("Walt Disney World Christmas Day Parade on ABC") の中で放送された[47]。また、キャリーはこの2曲を、この日両曲で放送されるNBAの試合のプロモーションとしてミュージック・ビデオにして歌った[39]。
キャリーは、ニューヨークのビーコン・シアターで行った初の年次クリスマス・コンサートでアンコール曲にこれを選んだが、"All I Want for Christmas Is You, a Night of Joy and Festivity" (en) と銘打たれたこの公演はチケット完売を記録した。キャリーは2016年12月15日に放送されたジェイムズ・コーデンの『レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン』に出演し、番組の人気企画『カープール・カラオケ』でこの曲を披露した[27][48]。この回ではアデル、レディー・ガガ、デミ・ロヴァート、ニック・ジョナス、エルトン・ジョン、セレーナ・ゴメス、グウェン・ステファニー、クリス・マーティン、レッド・ホット・チリ・ペッパーズなどが出演した[27][49]。この映像はすぐにネット配信され、24時間以内に200万回以上、また3週間以内に2,500万回以上再生された。
曲の批評
[編集]『恋人たちのクリスマス』は音楽批評家に絶賛された。『オールミュージック』のロッシュ・パリジーンは楽器用法とメロディを褒め称え、「数年続く炸裂」("a year-long banger") と評した[29]。また『ボストン・グローブ』紙の編集者であるスティーヴ・モースは、キャリーの歌声には魂が強く感じられると書いた[50]。『スタイラス・マガジン』のバリー・シュワルツは、「この曲を今の名曲と言うなんて、この曲の凄さを捉え切れていない。これは現代の定番曲で、楽しく、うきうきさせ、声高で、願い事を仄めかしすらする」と述べ、歌詞については「美しいフレーズだ」("beautifully phrased")としたほか、キャリーの声は「ゴージャス」("gorgeous")で「誠実」("sincere.")だと絶賛した[51]。
MTVのカイル・アンダーソンは、この曲が「チャイム、スレイベル、ドゥーワップの装飾楽句、決定的な弦楽器、またキャリーのキャリア史上最もダイナミックで澄んだ歌声で溢れる、壮麗な聖歌」だと述べた[52]。2009年のリミックス版を批評して、『アイドレーター』のベッキー・ベインは、曲を「不朽の名曲」("timeless classic") と評し、「クリスマス・ツリーを飾り、メノーラーに火を灯しながら、私たちはこの曲を愛している」と述べた[53]。
スコットランドの『ヘラルド』紙では、ショーナ・クレイヴンが、「楽天主義と楽しさの曲で、多分、飽くまで多分、クリスマスの本当の意味を仄めかしているのかもしれない」と述べた[54]。彼女はまた、この曲が大成功を収めた主因について、歌詞中に登場する「あなた」("you") の存在だとし、「もしかしたらこの曲が大ヒットを飛ばしたのは、全ての人に向けた歌だという事実が原因かもしれない」(英: "Perhaps what makes the song such a huge hit is the fact that it's for absolutely everyone.")と述べた。またクレイヴンは、「ビング・クロスビーが墓に入っているのは当然だが、1980年代の子どもたちは、マライア・キャリーの素晴らしい曲『恋人たちのクリスマス』が、この国いちの祝歌になってチャートを躍り上がるところを見ても全く驚かないだろう」(英: "Bing Crosby may well be turning in his grave, but no child of the 1980s will be surprised to see Mariah Carey's sublime All I Want For Christmas Is You bounding up the charts after being named the nation's top festive song.")とまで述べている[54]。
キャリーのアルバム『メリー・クリスマス II ユー』の批評の中で、『シカゴ・サンタイムズ』のトーマス・コナーは、「単純で精巧に作られたチェスナット〔=お約束〕であり、クリスマスの名曲ポップスに最後に加えられた偉大な曲のひとつ」と述べた[55]。2006年には、キャリーの経歴を振り返る記事で、『ザ・ニューヨーカー』誌のサシャ・フリア=ジョーンズが、「魅力的な」("charming") この曲はキャリーにとって最大の成果のひとつで、「ホリデーソングの名曲集に加わる価値がある、現代の数少ない一例」(英: "one of the few worthy modern additions to the holiday canon")だと述べた[7]。また『ザ・ナショナル』のダン・ハンコックスは、ジョーンズの記事を引用してこれに賛成し、曲は「完璧だ」("perfection") と述べた[56]。
リミックスと再発盤
[編集]1994年にシングルとして発売された時、作られたリミックスはインストゥルメンタル版だけだったが、これもシングルには収録されなかった。キャリーは2000年に日本でこの曲を再発売し、「ソー・ソー・デフ・リミックス」(英: the So So Def remix)と銘打った新リミックス版を収録した[38][57]。リミックス版ではボーカルが新収録されたほか、アフリカ・バンバータ&ソウルソニック・フォースの『プラネット・ロック』のサンプルを含む、より激しくアーバンなビートに編曲され、ゲスト・ボーカルとしてジャーメイン・デュプリとバウ・ワウが参加した[57]。このリミックスは、2001年のコンピレーション・アルバム『グレイテスト・ヒッツ』に特典トラックとして収録された[38]。
2009年には、キャリーとロー・サンデー(英: Low Sunday)によるリミックス、"Mariah's New Dance Mix"(マライアのニュー・ダンス・ミックス)が発表された。このミックスでは、1994年のオリジナル版のボーカルに、新しい電子楽器音源を重ねている。このバージョンには肯定的な反応が寄せられた。MTVのカイル・アンダーソンは、「完璧なものを発展させるのは難しい」("it's difficult to improve perfection") としつつも、このリミックスは「〔元の〕曲をディスコのリズムで飾り立て、職場のクリスマスパーティを去年より28パーセントいかしたものにする」[注釈 6]と述べた[52]。『アイドレーター』のベッキー・ベインは曲の楽しくて覚えやすい様子を賞賛した[53]。
2010年にキャリーは、自身13枚目のスタジオ・アルバムで、2枚目のホリデー・アルバムである『メリー・クリスマス II ユー』を制作し、このために『恋人たちのクリスマス』を再録音した。このバージョンは "All I Want for Christmas Is You (Extra Festive)" と銘打たれ、再録音されたボーカルに、柔らかくなったベルの音、力強くなったドラムスが加えられ、ゆっくり歌われる冒頭のヴァースはオーケストラ演奏に置き換えられた[58]。『ラップ=アップ』のスティーヴン・J・ホロヴィッツは、新バージョンについて「1994年版とぴったり同じく楽しい」とした[59]。曲そのものには絶賛が寄せられる一方で、原曲と似通いすぎているとの批評もある。『シカゴ・サンタイムズ』のトーマス・コナーは、新しいバージョンは「全く同じ編曲に、2、3人の耳障りなバック・シンガーを足しただけ」(英: "just seems to add a few brassy backup singers to the exact same arrangement.")と評した[55]。『ローリング・ストーン』のキャリン・ガンズもこれに賛成し、新しいバージョンから「どこが『余分にお祭り気分』['extra festive']なのか見つけるのは難しい」とまで書いた[60]。『ザ・ナショナル』のダン・ハンコックスは、このリミックスは不必要だったとした[56]。
2011年には、ジャスティン・ビーバーがキャリーとのデュエットでこの曲を録音し、自身のホリデー・アルバム『アンダー・ザ・ミスルトウ』に収録した(日本語題名は『恋人たちのクリスマス Duet with.マライアキャリー』)[41]。インタビューでビーバーは、キャリーの高いキーに合わせて歌うのは大変だったと述べているが[61]、『ビルボード』誌では、その努力については認めつつも、オリジナルの方が断然上だと切り捨てられた[62]。
チャート順位の変動
[編集]アメリカ合衆国でこの『恋人たちのクリスマス』は、1995年1月の第1週に、ビルボードのホット・アダルト・コンテンポラリーで最高第6位、ホット100エアプレイで最高第12位を獲得した[63]。また、1995年12月と1996年12月にも両チャートにランクインしている[63]。この曲は当初、ラジオ向けのシングルとしてリリースされCDシングルでは発売されなかったため、Billboard Hot 100にランクインする資格がなかった[64]。このルールは1998年に改正され、Billboard Hot 100へのランクインが認められるようになった(この段階での最高順位は2000年1月に記録した83位[65])[66]。2005年12月には、ビルボードのホット・デジタル・ソングスで1位を獲得したが、再発盤のシングルと考えられ、チャートへの再エントリーが適わなかったため、Billboard Hot 100で最高順位を更新することは出来なかった[67]。
2005年から2008年まで、この曲は12月になる度にビルボードのホット100リカレンツ・チャート (Hot 100 Re-currents chart) で1位を獲っていた[68]。また2005年には、ビルボードのホット・デジタル・ソングスチャートでも1位を記録したほか[69]、もしHot 100へのチャートイン資格があれば年間チャート6位につけるほどのヒットとなった。2012年には再発盤の扱いが見直され、トップ50以内相当のポイントを稼いだ作品はBillboard Hot 100にチャートインできるようになったため、この曲はまず29位にランクインし、2013年1月5日週の終わりには最高21位を獲得した。2015年12月には、Billboard Hot 100で11位を獲得し、最初のリリース以来最高順位を獲得した[70][71]。2017年12月16日段階では、ビルボードのホリデー100チャートで累積27週トップを誇っている[64]。このチャートは2011年に立ち上げられたが、ホリデー100で2週以上1位を獲得している曲は他に無い[64]。Hot100では2017年に9位ランクインで初のトップ10入りし、翌2018年には7位[72][73]、2019年1月には3位[74]と最高順位を毎年更新、ついに12月16日にはリリースから25年後にして1位を獲得した。
『恋人たちのクリスマス』は、アメリカレコード協会 (RIAA) で初めてダブル・プラチナを獲得したホリデー着信音である[75]。それに先立つ2006年12月には、マスタートーン(着信音)が50万回以上ダウンロードされたことで、RIAAからクリスマス・ソングのマスタートーンとしては初めてのゴールド認定を受けていた[76]。また2000年以前に録音された女性歌手の歌で、最も売れたデジタル・シングルであるほか、ホリデーソング全体で最多の売り上げを誇るデジタル・シングルでもある[9][77]。ニールセン・サウンドスキャンは、2016年11月段階でデジタルトラックとして推定320万回ダウンロードされたと見積もっており[78][79]、ビルボード誌でも同様の結果が掲載された[80]。
イギリスでは、1994年12月10日週に、全英シングルチャートで5位にランクインした[81]。翌週には最高順位の2位に達し、12月の残り3週この順位を維持した(「クリスマスナンバーワン」の座はイースト17の『ステイ・アナザー・デイ』に明け渡した (en) [82])[83]。全英シングルチャートが2006年末より新たにダウンロード数のチャート包含を始めたことから[84]、2007年のクリスマス期間中に、同チャートで最高4位を記録した[85]。2017年12月段階で、この曲は全英シングルチャートに累積で80週以上ランクインしている[86]。また2013年12月19日段階で、『恋人たちのクリスマス』はイギリスで100万枚以上売り上げた曲となった[82]。2015年12月11日には、ストリーミングを含め120万単位売り上げたとして、英国レコード産業協会からダブル・プラチナ (en) 認定され、キャリーにとってイギリスで最も売れたシングルとなった[87]。2010年にはイギリスで、10年間のホリデーソングチャートの1位を獲得した[88]。
曲はオーストラリア・シングル・チャートで2位を獲得し、21万単位以上を売り上げたとしてオーストラリアレコード産業協会 (ARIA) からトリプル・プラチナ認定を受けている[89]。デンマークでは最高4位を獲得して16週連続チャートインしたほか、IFPIからゴールドディスク認定を受けた[90][91]。
この曲は、日本でキャリーが最も売り上げたシングルでもあり、1995年の段階で110万単位の売り上げがあったと報道されている[92]。この曲には『恋人たちのクリスマス』との邦題が付けられた上で[36]、ドラマ『29歳のクリスマス』の主題歌に用いられて大ヒットし[93]、日本でのキャリー人気を更に押し上げる一因となった[10][94][95]。ソニー・ミュージックエンタテインメントは1994年12月21日に日本での出荷枚数が100万枚を突破(101万枚)したことを発表した[96]。オリコンチャートの集計でも100万枚を突破したが、洋楽シングルとしてミリオンセラーを達成したのは、ダニエル・ブーンの『ビューティフル・サンデー』以来、オリコンチャート史上2例目・19年ぶりのことだった(1995/1/16付け達成)[97]。オリコンシングルチャートでの最高順位は2位である[98]。セールス・エアプレイ双方で成功したことから、2010年には再び日本のチャートにランクインし、Billboard Japan Hot 100で最高6位を獲得した[67]。また日本レコード協会からは、CD(1994年、アルバム『メリー・クリスマス』でも)・着うた(2008年)の2形態でミリオン認定されている[注釈 7][2][100]。キャリー初のベストアルバムである『ザ・ワンズ』は、日本国内の洋楽アルバム売上高として史上最高を記録したが[101]、このアルバムとデビュー25周年記念アルバム『#1 インフィニティ』の双方に、日本版ボーナストラックとしてこの曲が収録されている[102][97]。
チャート記録
[編集]各国での認定と売り上げ
[編集]国/地域 | 認定 | 認定/売上数 |
---|---|---|
オーストラリア (ARIA)[161] | 3× Platinum | 210,000^ |
カナダ (Music Canada)[162] | 3× Platinum | 0* |
デンマーク (IFPI Danmark)[163] デジタル・ダウンロード |
Platinum | 30,000^ |
ドイツ (BVMI)[164] | Platinum | 500,000 |
イタリア (FIMI)[165] | 2× Platinum | 60,000 |
日本 (RIAJ)[166] 店頭販売 |
Million | 1,100,000[92]^ |
ニュージーランド (RMNZ)[167] | Platinum | 15,000* |
スペイン (PROMUSICAE)[168] | Platinum | 40,000* |
イギリス (BPI)[169] | 2× Platinum | 1,200,000 |
アメリカ合衆国 (RIAA)[170] デジタル・ダウンロード |
Gold | 3,200,000[78] |
アメリカ合衆国 (RIAA)[170] マスタートーン(着信音) |
2× Platinum | 2,000,000^ |
ストリーミング | ||
デンマーク (IFPI Danmark)[171] | Platinum | 1,800,000^ |
スペイン (PROMUSICAE)[172] | 2× Platinum | 16,000,000[173] |
* 認定のみに基づく売上数 |
レガシー
[編集]『恋人たちのクリスマス』は、最初の発売以来、クリスマス・シーズンごとにチャートインするのがほぼ恒例となっている[174]。キャリーはこのことについて、2018年のインタビューで、「毎年ビルボード・チャートに再登場するのは何度見ても驚き。何て素晴らしいクリスマス・ギフトなんだろう」と述べている[72]。2015年12月には、Billboard Hot 100で11位を獲得し最高順位を更新したほか[70][71]、2019年1月には3位にランクインしてさらに記録を塗り替えた[74]。シングルの売り上げは世界11位の1,600万枚以上にのぼり、キャリー最大のヒット作である[12]。2017年段階で、この曲は6,000万ドルの印税を稼ぎ出していると報道されている[13]。
『デイリー・テレグラフ』では、この10年にイギリスで最も人気かつ最も再生されたクリスマス・ソングだと絶賛している[175]。『ローリング・ストーン』では、「偉大なロックンロール・クリスマスソング」(英: Greatest Rock and Roll Christmas Songs list)で4位にランクインし、「ホリデーの定番曲」(英: "holiday standard")と評された[176]。この曲の影響力が長く続いていることから、キャリーは「クリスマスの女王」(英: Queen of Christmas)と呼ばれている[177][178]。一方のキャリーはこの称号を受け入れることに消極的で、「〔身に余る〕と思うので、その名前は受け入れられません。謹んで感謝しますし、ホリデー・シーズンには驚くくらいの愛を持っています。1年で最も素晴らしい時期なので」と答えている[179]。
映像外部リンク | |
---|---|
映画予告編 - NBCUniversal Entertainment - YouTube |
キャリーはこの曲に基づいた児童書を2015年11月10日に発表し[180]、75万部を売り上げた[181]。また2017年11月14日には、この曲・本に基づいたアニメーション映画を公開した[182][183]。この映画は、日本では『マライア・キャリー クリスマスにほしいもの』の題名が付けられ、2017年12月21日にディスクとして発売された[184][185]。2018年12月には、キャリーのSNSで彼女とスタッフがこの曲を歌う動画が公開され、Twitterでは10万件以上の「いいね」が付くなど話題となった[186][187]。
2019年、イギリスの新聞「ガーディアン」紙は、「偉大なクリスマスソング・ベスト50曲」(The 50 greatest Christmas songs – ranked!、2019年12月5日付)という記事を掲載、「恋人たちのクリスマス」はその1位となった[188]。一方「ガーディアン」紙は同年11月に「歴代で最もいらつくクリスマスソング20曲[189]」(Merry Xmas Everybody! The 20 most annoying Christmas songs of all time、2019年11月11日付)という記事を掲載、「恋人たちのクリスマス」はその20位となった[190]。日刊SPA!によれば、これは安っぽさを嫌って「古典的なクリスマスソング以外は流さない」と決めた飲食店のことがイギリス国内で話題になり、これに触発されて書かれた記事だという[189]。
カバーを行ったアーティスト
[編集]- シャナイア・トゥエイン(テレビ番組『トゥデイ』での生演奏、1998年)[191]
- サマンサ・ムンバ(『サマンサ・シングス・クリスマス』EP、2001年) [192]
- オリヴィア・オルソン(映画『ラブ・アクチュアリー』、2003年)[193]
- マイ・ケミカル・ロマンス("Kevin and Bean's Christmastime in the 909"、2004年)
- チーター・ガールズ(『チーター=リシャス・クリスマス』、2005年)[194]
- アグネス・カールソン & モンス・セルメルロー(2007年)[195]
- マイリー・サイラス(ライブ・パフォーマンス、2007年)[196]
- セイム・ディフェンス(ライブ・パフォーマンス、2007年)[197]
- 伊藤由奈(『Happy Xmas Show』での生演奏、2007年12月23日)
- ジョン・メイヤー(ライブ・パフォーマンス、2008年)[198]
- SUEMITSU & THE SUEMITH ("Best Angle for the Pianist: Suemitsu & the Suemith 05–08"、2008年)[199]
- ホイットニー・ダンカン(2008年)[200]
- アレクサンドラ・バーク(ライブ・パフォーマンス、2009年)[198]
- エリック・マーティン(クリスマスアルバム『MR.VOCALIST X'MAS』、2009年11月日本発売)
- デイヴ・バーンズ("Very Merry Christmas"、2010年)[201]
- ビッグ・タイム・ラッシュ & ミランダ・コスグローヴ("Holiday Bundle"、2010年)[202]
- レディ・アンテベラム(『ア・メリー・リトル・クリスマス』、2010年)[203]
- US Billboard Hot Country Songs - 57位[204]
- ジェシカ・マーボイ("All I Want for Christmas"、2010年)[205]
- May J.(『Believin'...』、2010年)[206]
- ニューズボーイズ("Christmas! A Newsboys Holiday" (en) 、2010年)[207]
- ノタ("Nota's A Capella Christmas"、2010年)[208]
- ボウリング・フォー・スープ("Merry Flippin' Christmas, Vol. 1 and 2'"、2011年)[209]
- マイケル・ブーブレ(『クリスマス』、2011年)[27][210]
- アンバー・ライリー("Glee: The Music, The Christmas Album Volume 2"、2011年)[211]
- 東京事変(東京事変 Live Tour 2011 Discovery青森公演、2011年12月24日)
- ティファニー・アルヴォード(2012年)[212]
- デミ・ロヴァート(ライブ・パフォーマンス、2012年)[213]
- アリアナ・グランデ(ライブ・パフォーマンス、2012年)[214][215]
- シーロー・グリーン(『シーローズ・マジック・モーメント』、2012年)[216]
- クワイエットドライブ(2012年)[217]
- アトミック・トム(2013年)[218]
- 高垣彩陽(『melodia 2』、2013年)[219]
- パク・ボム & イ・ハイ(2013年)[220]
- エレクトリカル・ファイア(2013年)[221]
- ポーラ・アリーナズ(2013年)[222]
- 西野カナ(『Kanayan X'mas Special〜real〜』、国立代々木競技場第一体育館、2013年12月13日)[223]。
- ジム・ブリックマン(2014年)[224]
- フィフス・ハーモニー(アイル・ビー・ホーム・フォー・クリスマス』、2014年)[225][226]
- マックライモンツ(2014年)[227]
- イディナ・メンゼル(『ホリデー・ウィッシズ』、2014年)[27][228]
- タル・ウィルケンフェルド(2014年)[229]
- Ten Second Songs (Anthony Vincent)(""All I Want for Christmas Is You" in 20 Different Styles"、2014年)[230][231]
- バットフット!(『パンク・ロック・クリスマス』、2015年)
- アリ・ブラストフスキ(2015年)[232]
- スティーヴ・グランド(ミュージック・ビデオ、2015年)[233]
- チェイス・ホルフェルダー(2015年)[234]
- カイリー・ミノーグ & マムフォード・アンド・サンズ(ライブ・パフォーマンス(2015年)、2016年)[235][236]
- ザ・ガール・アンド・ザ・ドリームキャッチャー(2015年)[237]
- サーラ・アアルト(Xファクター、2016年)[238]
- 宇宙少女(JUSE TV、2016年)[239]
- カーミン(2016年)[240]
- シー&ヒム("Christmas Party"、2016年)[241]
- ストレイト・ノー・チェイサー("I'll Have Another...Christmas Album"、2016年)[242]
- ダーシーズ(2016年)[243]
- ドリーロッツ(2016年)[244]
- ハンソン("Finally It's Christmas"、2017年)[245]
- リンジー・スターリング(『ウォーマー・イン・ザ・ウィンター』、2017年)[246]
- レナ("Sing meinen Song – Das Weihnachtskonzert"、2017年)[247]
- アウト・オブ・ザ・ブルー(2017年)[248]
- オーガスト・バーンズ・レッド(2020年)[249][注釈 9]
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ "Miss You Most (At Christmas Time)", "Joy to the World", "O Holy Night"
- ^ 原文:"Back then, you didn't have a lot of artists with Christmas albums. It wasn't a known science at all back then, and there was nobody who did new, big Christmas songs. So we were going to release it as kind of an everyday, 'Hey, you know, we're putting out a Christmas album. No big deal.'"[18]
- ^ a b 原文:"an underlying rhythmic beat that sounds like the loping pace of a horse or reindeer. These sounds echo religious and secular musical touchstones, without veering blatantly too much in either direction, and give the song an upbeat, joyous tone."[18]
- ^ 原文:"A lush bed of keyboards, reminiscent of a small-scale Wall of Sound, cushions the song's cheery rhythms, while a soulful vocal chorus adds robust oohs, tension-creating counter-melodies, and festive harmonies. Most notably, however, the song's jaunty piano chords and melody keep the song merrily bouncing along."[18]
- ^ 原文:"at least 13 distinct chords at work, resulting in a sumptuously chromatic melody. The song also includes what I consider the most Christmassy chord of all―a minor subdominant, or 'iv,' chord with an added 6, under the words 'underneath the Christmas tree,' among other places. (You might also analyze it as a half-diminished 'ii' 7th chord, but either interpretation seems accurate)."[28]
- ^ 原文:英: [the remix] "does dress up the song in a disco thump that should make your office Christmas party 28 percent funkier than it was last year."
- ^ アルバム『メリー・クリスマス』では1994年11月、シングル単体では1995年1月にミリオン認定されている[99]。
- ^ 英: South Korean International Singles
- ^ ギターインストとしてカバー。
出典
[編集]- ^ Strecker, Erin (2014年10月30日). “Mariah Carey's 'Merry Christmas' 20th Anniversary: Find Out What Went Into Making a Modern Christmas Classic”. ビルボード. 2017年12月14日閲覧。
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- ^ Mariah Carey – All I Want For Christmas Is You - Discogs
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- ^ マライア・キャリー、「あの歌」でクリスマスイヴに奇跡を起こす、フロントロウ、2018年12月26日。
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参考文献
[編集]- Nickson, Chris (1998年), Mariah Carey revisited: her story, セント・マーティンズ・プレス, ISBN 978-0-312-19512-0。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 「恋人たちのクリスマス」の歌詞 - メトロリリック
- Wile, Rob (2013年12月25日). "The True Story Behind Mariah Carey's 'All I Want For Christmas'". シアトル・ポスト=インテリジェンサー. 2013年12月25日閲覧。
(2011年1月3日・2012年12月31日付) |
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