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「伏見区」の版間の差分

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* [[1895年]](明治28年)[[2月1日]] - [[京都駅]]前(七条)と伏見下油掛の間で、営業用としては日本初の[[電車]]である[[京都電気鉄道]]開業(後の[[京都市電伏見線]]、[[1970年]]廃止)。
* [[1895年]](明治28年)[[2月1日]] - [[京都駅]]前(七条)と伏見下油掛の間で、営業用としては日本初の[[電車]]である[[京都電気鉄道]]開業(後の[[京都市電伏見線]]、[[1970年]]廃止)。
* [[1905年]](明治38年)[[7月18日]] - [[大日本帝国陸軍]][[第16師団 (日本軍)|第16師団]]が深草に置かれる。
* [[1905年]](明治38年)[[7月18日]] - [[大日本帝国陸軍]][[第16師団 (日本軍)|第16師団]]が深草に置かれる。
* [[1929年]]([[昭和]]4年)[[5月1日]] - 伏見町が京都府下で2番目に[[市制]]を施行して、[[伏見市]]が成立した。しかし、これは[[京都市]]への編入を前提とした市制施行であった<ref>京・伏見学叢書第3巻『伏見の現代と未来』(聖母女学院短期大学伏見学研究会編)あとがき<!--P.??--> ISBN4-7924-0577-7 ([http://seibundo-pb.co.jp/index/ISBN4-7924-0577-7.html 参考リンク] - 清文堂出版)</ref><!--原典の詳細や、別の出典があれば提示ください。-->。
* [[1929年]]([[昭和]]4年)[[5月1日]] - 伏見町が京都府下で2番目に[[市制]]を施行して、[[伏見市]]が成立した。しかし、これは[[京都市]]への編入を前提とした市制施行であった<ref>京・伏見学叢書第3巻『伏見の現代と未来』(聖母女学院短期大学伏見学研究会編)あとがき<!--P.??--> ISBN 4-7924-0577-7 ([http://seibundo-pb.co.jp/index/ISBN 4-7924-0577-7.html 参考リンク] - 清文堂出版)</ref><!--原典の詳細や、別の出典があれば提示ください。-->。


===京都市への編入から現在まで===
===京都市への編入から現在まで===

2016年11月15日 (火) 17:43時点における版

ふしみく ウィキデータを編集
伏見区
日本の旗 日本
地方 近畿地方
都道府県 京都府
京都市
市町村コード 26109-2
面積 61.68km2
総人口 270,316[編集]
推計人口、2024年12月1日)
人口密度 4,383人/km2
隣接自治体
隣接行政区
京都市山科区東山区南区
向日市長岡京市八幡市宇治市
乙訓郡大山崎町久世郡久御山町
滋賀県大津市
伏見区役所
所在地 612-8511
京都府京都市伏見区鷹匠町39番地の2
北緯34度56分9.8秒 東経135度45分41.2秒 / 北緯34.936056度 東経135.761444度 / 34.936056; 135.761444座標: 北緯34度56分9.8秒 東経135度45分41.2秒 / 北緯34.936056度 東経135.761444度 / 34.936056; 135.761444
伏見区総合庁舎
外部リンク 京都市 伏見区

伏見区位置図

ウィキプロジェクト

伏見区(ふしみく)は、京都市を構成する11の行政区の一つで、京都市の南部に位置する。

概要

稲荷神社の総本山の伏見稲荷大社の門前町であり、同じく天正時代伏見城城下町として始まり、また徳川時代には淀川水運の重要な港町(伏見港)・宿場町(伏見宿)としても栄えた。元は京都とは独立した別の都市であって、昭和初期までは上鳥羽や深草周辺は家屋連鎖が途切れ、田畑が広がっていたという。京都との間は街道や高瀬川で結ばれ、各地から京都への物資を運んだほか酒造などの産業も盛んであった。1931年に京都市に編入されて以後は、周囲の市街地化が進み、「京都の郊外」という色も濃くなっている。伏見以外にも、城下町として栄えたや、醍醐寺が建つ醍醐などの地区が区内に含まれる。

京都市の11区の中でも最大の人口を擁し、平安時代の貴族の別荘地や天正時代以降の武家屋敷が立地していた東部は現在も住宅地として利用されている。城下町の伝統を受け継ぐ商業拠点である一方、京都市都心部や大阪方面へのベッドタウンとしての性格を持つ。

歴史

鎌倉開府前

鎌倉時代から足利時代まで

天正時代から戊辰戦争終結まで

戊辰戦争終結から伏見市消滅まで

京都市への編入から現在まで

  • 1931年(昭和6年)4月1日 - 伏見市、紀伊郡深草町、下鳥羽村、横大路村、納所村、堀内村、向島村、竹田村、宇治郡醍醐村の1市1町7村が、京都市に編入された。自治体としての伏見市は消滅し、京都市の行政区としての伏見区となった(右京区と同日)[2]
  • 1950年(昭和25年)12月1日 - 乙訓郡羽束師村および久我村を編入する。
  • 1957年(昭和32年)4月1日 - 久世郡淀町を編入する。
  • 1967年(昭和42年) - 伏見港公園が都市計画決定。港湾としての歴史に名実ともに終結した。

地理

隣接している自治体・行政区

京都府
滋賀県

行政

区役所・支所

区役所のほか、2つの支所が設置されている。なお、住民登録や行政事務はそれぞれで独自に行われており、区内相互間で住所地を移した場合でも管轄区域をまたぐ場合は転出入に関わるそれぞれの区役所または支所・出張所で手続きをする必要がある[3]ほか、証明書についても管轄の区役所または支所・出張所でしか発行できない物もある。

区役所・支所および出張所と管轄区域は以下のとおり[4][5]

  • 伏見区役所 - 各支所・出張所が管轄しない地域を管轄する。鷹匠町に所在。
  • 深草支所 - 深草を管轄する。深草向畑町に所在。
  • 醍醐支所 - 醍醐・日野・石田・小栗栖を管轄する。醍醐大構町に所在。
  • 神川出張所 - 久我・羽束師を管轄する。久我東町に所在。
  • 淀出張所 - 淀・納所および葭島渡場島町・向島又兵衛を管轄する。淀池上町に所在。

分区問題

伏見区は、東京特別区を除く全国の政令指定都市の中で、横浜市港北区、横浜市青葉区福岡市東区仙台市青葉区に次いで人口の多い行政区である。

人口が多いことや区域が広いこと、区域内での繋がりが必ずしも深くはない[6]ことなどから、昔から分区構想がたびたび出ている。

区内の行政管轄は区役所の直轄区域を除くと深草支所・醍醐支所・神川出張所・出張所に分かれているが、主な分区構想では、このうち深草支所と醍醐支所管内を伏見区から分離させるものである。しかし、深草支所管内および醍醐支所管内とも人口は10万人にも満たない(それでも東山区よりは人口が多い)ほか、両地域は隣接してはいるものの地域的な結びつきが希薄であることもあって、分区の機運が盛り上がらない要因の1つとなっている。

なお、醍醐支所管内は伏見区中心部よりも地形的、歴史的に同じ宇治郡だった山科区との結びつきの方が圧倒的に強い[7]ため、同管内のみを分離して山科区と合併する方が合理的とする考え方もある。

主な学校

小学校

醍醐一ノ切、二ノ切、および三ノ切の児童は滋賀県大津市への依託により、通学に便利な大津市立石山小学校および大津市立石山中学校に通学する。

中学校

高等学校

大学

特別支援学校

産業

左から、月桂冠大倉記念館・大倉家本宅・月桂冠旧本社
黄桜・キザクラカッパカントリー清酒工房
松本酒造

農業

伏見区の西部・南部に水田が広がる。

工業

伝統的な日本酒の名産地として知られるほか、先進的なエレクトロニクス産業やそれをサポートする資材製造の事業所が見受けられる。

油小路通(通称は「新油小路通」「新堀川通」)にはパルスプラザ(京都府総合見本市会館)があり、様々な業種による見本市や発表会が頻繁に開催されており、京都の産業を対外的にPRする拠点として重視されている。

先端技術分野の世界的企業である京セラおよび村田機械の本社が所在している。

以下は、区内に所在する日本酒の蔵元の一覧である。なお、この中には全国に販路を持つ企業も複数ある。日本酒の銘柄一覧#京都府も参照。

※伏見城跡を開墾した吉村家の末裔と言われる吉村酒造は、2000年に本拠地を兵庫県新温泉町へ移転している。
この他、愛媛県八幡浜市に本社がある菓子メーカーあわしま堂の工場も所在する。

商業

小規模の店舗は旧来からの街区に多い。一方、国道1号や油小路通沿線には郊外型の大規模小売店および飲食店や娯楽場が多く立地している。

郵便

日本郵政グループのうち、集配郵便局および担当地域は以下のとおり。

交通

鉄道

※ その他、東海道新幹線JR東海)が京都駅 - 新大阪駅間で 約150m ではあるが当区西部(菱川地区)を通過している。

路線バス

高速自動車国道

都市高速道路

一般国道

区内の一般国道の全てを国土交通省が直轄管理している。

主要地方道

市内の主要地方道は81号八幡宇治線を除き京都市役所が、81号八幡宇治線は京都府庁(山城北土木事務所)がそれぞれ管理している。

その他の府道

市内の一般府道は、全線を京都市が管理している。

受賞・選定

伏見濠川の柳並木
伏見稲荷大社の千本鳥居
伏見城の模擬天守と小天守
御香宮神社
寺田屋
  • かおり風景100選 - 「伏見の酒蔵」
  • 行ってみたい、歩いてみたい、日本の100か所
  • 遊歩百選 - 伏見地区
  • 京都百景
  • 京都美観風致賞・特別賞(1987年)
  • 重要界わい景観整備地域(1997年)
  • 京都市自然100選 - 「伏見濠川の柳並木」

名所・旧跡

出身者

脚注

  1. ^ 京・伏見学叢書第3巻『伏見の現代と未来』(聖母女学院短期大学伏見学研究会編)あとがき ISBN 4-7924-0577-74-7924-0577-7.html 参考リンク - 清文堂出版)
  2. ^ この時、京都市は宇治郡宇治村にも京都市への編入を打診していたほか、笠取村は京都市への編入を希望していたが、いずれも実現しなかった。※詳しくは、宇治市#宇治市成立へ向けての合併と京都市への編入議論を参照。
  3. ^ 他区から伏見区へ転入した来られた方、伏見区内で転居された方 - 京都市 伏見区役所(2011年1月13日閲覧)
  4. ^ 区役所・支所・出張所の管轄区域 - 京都市 伏見区役所(2011年1月13日閲覧)
  5. ^ 伏見区役所・支所各課案内 - 京都市 伏見区役所(2011年1月13日閲覧)
  6. ^ 区内の各地域は、京都市への編入前には4つのに属していた(淀のうち美豆は綴喜郡だったので厳密には5つ)。※詳しくは、#歴史を参照。
  7. ^ 警察もおなじ山科警察署の管轄である

関連項目

外部リンク