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|主な作品 = '''映画'''<br />『[[マルサの女]]』 / 『[[濹東綺譚]]』<br />『[[忠臣蔵外伝 四谷怪談]]』<br />『[[プライド・運命の瞬間]]』<hr />'''テレビドラマ'''<br />『[[必殺橋掛人]]』 / 『[[八代将軍吉宗]]』<br />『[[葵 徳川三代]]』 / 『[[サラリーマン金太郎 |
|主な作品 = '''映画'''<br />『[[マルサの女]]』 / 『[[濹東綺譚]]』<br />『[[忠臣蔵外伝 四谷怪談]]』<br />『[[プライド・運命の瞬間]]』<hr />'''テレビドラマ'''<br />『[[必殺橋掛人]]』 / 『[[八代将軍吉宗]]』<br />『[[葵 徳川三代]]』 / 『[[サラリーマン金太郎 (高橋克典のテレビドラマ)|サラリーマン金太郎]]』 |
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|アカデミー賞 = |
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*[[編笠十兵衛 (1997年のテレビドラマ)|編笠十兵衛]](1997年、テレビ東京) |
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*[[世界で一番パパが好き]](1998年、フジテレビ) - 根岸義彦 役 |
*[[世界で一番パパが好き]](1998年、フジテレビ) - 根岸義彦 役 |
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*[[サラリーマン金太郎 (高橋克典)|サラリーマン金太郎]](1999年 - 2002年、TBS) - 大和龍之介 役 |
*[[サラリーマン金太郎 (高橋克典のテレビドラマ)|サラリーマン金太郎]](1999年 - 2002年、TBS) - 大和龍之介 役 |
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*[[古畑任三郎]]シリーズ(フジテレビ) |
*[[古畑任三郎]]シリーズ(フジテレビ) |
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**[[古畑任三郎]] 第32話「古い友人に会う」(1999年) - 安斎亨 役 |
**[[古畑任三郎]] 第32話「古い友人に会う」(1999年) - 安斎亨 役 |
2014年11月24日 (月) 07:40時点における版
つがわ まさひこ 津川 雅彦 | |||||||||||||||
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東京国際映画祭での津川(2005年10月22日) | |||||||||||||||
本名 | 加藤 雅彦(かとう まさひこ) | ||||||||||||||
別名義 | マキノ 雅彦 | ||||||||||||||
生年月日 | 1940年1月2日(84歳) | ||||||||||||||
出生地 | 日本・京都府京都市 | ||||||||||||||
身長 | 171cm | ||||||||||||||
血液型 | O型 | ||||||||||||||
職業 | 俳優・映画監督・芸能プロモーター・評論家 | ||||||||||||||
ジャンル | 映画・テレビドラマ・舞台 | ||||||||||||||
活動期間 | 1945年 - | ||||||||||||||
配偶者 | 朝丘雪路(1973年 - ) | ||||||||||||||
著名な家族 |
真由子(娘) 澤村国太郎(父) マキノ智子(母) 長門裕之(兄) 牧野省三(祖父) その他はマキノ家を参照。 | ||||||||||||||
事務所 | グランパパプロダクション | ||||||||||||||
公式サイト | 津川雅彦オフィシャルサイト | ||||||||||||||
主な作品 | |||||||||||||||
映画 『マルサの女』 / 『濹東綺譚』 『忠臣蔵外伝 四谷怪談』 『プライド・運命の瞬間』 テレビドラマ 『必殺橋掛人』 / 『八代将軍吉宗』 『葵 徳川三代』 / 『サラリーマン金太郎』 | |||||||||||||||
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津川 雅彦(つがわ まさひこ、1940年1月2日 - )は、日本の俳優・映画監督・芸能プロモーター・評論家。京都市中京区出身。別名義 : マキノ 雅彦(マキノ まさひこ)は映画監督をする際に名乗っている。芸能事務所グランパパプロダクションに所属し、同社の代表取締役を務める。
本名 : 加藤 雅彦(かとう まさひこ)。妻は朝丘雪路、娘は真由子、父は沢村国太郎、母はマキノ智子、兄は長門裕之、祖父は牧野省三。その他の身内についてはマキノ家を参照。
来歴
芸能一家に生まれ、子役として数本の映画に出演していたが、本格的な銀幕デビューは16歳のとき、1956年の日活映画『狂った果実』である。やはりこの映画が本格的な主演デビューとなる石原裕次郎の弟役を探していた石原慎太郎が一目見て気に入り、沢村家に頼み込んで強引にキャスティングして名付け親ともなったが、本人は新聞記者に憧れて早稲田高等学院に在学しており、「夏休みだし1本くらい出てもいいか」と軽い気持ちだったという。しかし映画のヒットとともにたちまちスターダムに上り詰め、日活の看板俳優となった。
人気の勢いで松竹へ移籍するがここではヒットに恵まれず、フリーに転身してテレビなどに活動の場を広げた。しかし1969年のデヴィ・スカルノとの不倫騒動をきっかけに仕事が激減。窮地に陥っていたところ、1972年から開始された必殺シリーズの悪役に起用された。演出を担当した松本明は「世の中のみんなはお前が嫌いなんだから殺される悪役をやれ!」と言って津川を起用したというが、美男スターのプライドを捨てて悪役をこなす中で多くを学んでいったという。
1982年には映画『マノン』でブルーリボン賞助演男優賞を受賞。以後、この作品におけるような好色な中年男性を多く演じ、評価を確立。また伊丹十三監督作品の常連として厳しい演技指導を受ける中で、演技に開眼していった。
中年となってからの演技派としての活躍には、叔母である沢村貞子から「雅彦、お前はね、顔がいいんだから芝居は4倍うまくならないと認めてもらえないよ」と、津川が若い頃に口酸っぱく忠告されたことが影響しているといわれる。20代半ばに差し掛かる頃より徐々に肥え始め、それに伴い独特の癖のある風貌が強くなっていった。しかし逆にその個性を活かし、真っ当な役柄から変質者まで幅広く演じるほどの演技力を持つに至った[1]。
ジェームス三木脚本の作品に多く出演している。渡辺淳一原作作品の常連出演者でもあり[2]、ジェームズ三木、渡辺、伊丹の3人を自分にとって「三種の神器」のような存在であり、彼らなくして今日の自分はなかったとしている[3]。
時代劇への出演も多く、三英傑(織田信長、豊臣秀吉、徳川家康)をすべて演じたが、後述の出演作品一覧の通り、徳川家関係の人物を演じることが多く、大河ドラマだけでも、家康、綱吉、慶喜を演じている。
年譜
- 洛星中学校から同志社高校、早稲田大学高等学院編入・中退。明治大学付属中野高等学校、文化学院卒業。
- 1954年(昭和29年)までは本名である加藤雅彦(幼児期は澤村マサヒコ)として活動。
- 石原慎太郎が津川 雅彦と命名。『狂った果実』に石原の強烈な推薦で出演した縁から。「津川」の名は石原の小説「太陽の季節」のメインキャラクター「津川竜哉」から付けられた。
- 1958年(昭和33年)、アメリカのロサンジェルスへ短期留学する。
- 1964年(昭和39年)、松竹を退社する。
- 1966年(昭和41年)、渡邊美佐(現:渡辺プロダクション代表取締役会長)と芸能事務所「ぷろだくしょん『道』」の設立に参加する。
- 1973年(昭和48年)、女優の朝丘雪路(元宝塚歌劇団月組娘役)と結婚する。
- 1978年(昭和53年)、おもちゃ販売会社グランパパを設立し運営。一号店を青山ツインタワーに開業する。
- 1993年(平成5年)、映画監督のオファーが来たため、病床のマキノ雅弘に「マキノ」を名乗ることの了解をもらう(ただし、この企画は頓挫した)[4]。
- 2006年(平成18年)、初監督作品『寝ずの番』が公開される。紫綬褒章受章。
- 2009年(平成21年)、肺気胸で倒れるも、2月の映画公開に向けて復帰する。
- 2014年(平成26年)、旭日小綬章受章。
人物
- 60歳を越えても穴開きジーンズといったグランジ・ファッションを好む。若い女性からも注目されたことで有頂天になり、「合コンしないで何をやる!」が口癖となるほどの合コン好きとなった。合コン仲間には奥田瑛二、明石家さんま、高橋克典、宍戸開らがいる。趣味はメールで、絵文字が大好き。芸能界きっての食通でもある。
- 自身はテレビを主要な仕事の場としていながらも、「テレビは諸悪の根元。思考停止装置」「毎日茶の間に入り込み、コマーシャルを見せて商品を売る訪問販売だ」と、テレビとマスコミを強く批判している。固定電話を使った世論調査に対しても「今時、固定電話を置く家庭は茶の間のテレビで低俗文化の洗脳を受けている層が多かろう」と主張している[5]。
- 学校でも演劇論を講じることがあり、多摩大学経営情報学部講師や、東京フィルムセンター映画・俳優専門学校で名誉学校長を務めた。
- お笑いタレントの松村邦洋には、『サラリーマン金太郎』の大和会長役でモノマネをされている。その際松村はよく首を振るのだが、津川本人は実際あまり首を振らないので、その旨を松村に言ったことがある。ところが、やがて津川本人は松村に「松ちゃんが首振るから僕も今度から首を振ることにしたよ」などと語り、本家がモノマネ芸人に合わせるという本末転倒なことになった[6]。『葵 徳川三代』で演じた徳川家康の真似もされている。
家族との関わり
- 一人娘の真由子を溺愛している。そのため、もし彼女に恋人ができたとしても、「(娘の彼氏という立場の男を)好きになれるはずがない!」と、断固娘の恋人を拒否し続け、それが娘にとって大いなる足枷となっている。溺愛の理由には、真由子が1974年(昭和49年)に生後5か月で誘拐された津川雅彦長女誘拐事件が一因となっている。誘拐当時、東京新聞から「売名行為の自業自得」などと批判めいた報道もなされており、先述のようなメディアへの懐疑的な姿勢の背景にも、この事件がある。
長門裕之との関係
実兄で演技派俳優の長門裕之とはデビュー以来何かと比較されライバル関係が続いていたが、『マノン』の演技で津川が1982年度のブルーリボン賞最優秀助演男優賞を受賞した際に、長門が津川の実力を認め、和解して現在に至る。長門の晩年は共演が多く、『八代将軍吉宗』『サラリーマン金太郎』『刑事☆イチロー』『相棒』『戦国自衛隊・関ヶ原の戦い』などがある。また自身の監督作品『寝ずの番』『次郎長三国志』にも長門が出演した。また長門が死去した際、妻の南田洋子を既に亡くし、子供もいなかったため、津川が葬儀の喪主を務めた。「スター千一夜」第1回放送が長門兄弟であり、2009年の「レディス4」が最後の共演となった。
緒形拳との関係
緒形拳とは親友同士。「ガタ」と呼び、お互いのことは何でも話し、幾多の困難を共に切り抜けてきた仲。臨終を看取り、「緒形拳を偲ぶ会」を立ち上げる。肺気胸で倒れた際は緒形が亡くなった同じ病院・病室を希望し、「ガタが守ってくれた」と語った。
政治的主張
- 保守的な主張で知られ、その種の団体・会合に参加している。「みんなで靖国神社に参拝する国民の会」、「首相の靖国神社参拝を求める国民の会」の発起人も務める。映画『プライド・運命の瞬間』で東條英機役を演じる際、東條家を訪れて話を聞いたうえで役作りに生かしたという。その演技ぶりは東條の遺族に「まるで東條英機が生き返ったようです」と絶賛された。なお、この時朝日新聞の記者から『A級戦犯を演じることの是非』を問われ、「じゃあ君(質問した記者に対して)はどう思うのかね!」と質問で返した[7]。また、『落日燃ゆ』(2009年、テレビ朝日)では吉田茂を演じている。ブログなどでも政治的な発言をしばしばしており、民主党や日本教職員組合を批判し、自由民主党を支持することが多い。大江健三郎を「中国韓国に媚び、自身の売込みに必死なエセ文化人の反日分子」と批判したこともある[8]。
- 2012年(平成24年)7月15日より、評論活動引退により番組を降板する三宅久之より指名を受けて『たかじんのそこまで言って委員会』(読売テレビ)のレギュラーパネリストとなった。番組内では準レギュラーパネリストである田嶋陽子や、左派・リベラル系の出演者と意見が対立することが多い。
- 2012年自由民主党総裁選挙では、「安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会」の発起人を務めた[9]。結果、安倍は同総裁選で当選し、同年12月16日の第46回衆議院議員総選挙を経て第96代内閣総理大臣に就任した。
出演
映画
- 狐の呉れた赤ん坊(1945年、大映) - 善太(7歳) 役(澤村 マサヒコ名義)
- 素浪人罷通る(1947年、大映)
- 天狗飛脚(1949年、大映)
- 乞食大将(1952年、大映 ※製作は1945年) - 花石 役
- 武蔵と小次郎(1952年、松竹) - 吉岡叉七郎 役
- 獅子の座(1953年、大映)
- 山椒大夫(1954年、大映)
- 狂った果実(1956年、日活) - 滝島春次 役
- 夏の嵐(1956年、日活)
- 人間魚雷出撃す(1956年、日活)
- お転婆三人姉妹 踊る太陽(1957年、日活)
- 孤独の人(1957年、日活)
- 青春の抗議(1957年、日活)
- 今日のいのち(1957年、日活)
- 月下の若武者(1957年、日活)
- 十七才の抵抗(1957年、日活)
- 危険な年齢(1957年、日活)
- 江戸の小鼠たち(1957年、日活)
- 禁じられた唇(1958年、日活)
- 明日の太陽(1959年、松竹)
- 惜春鳥(1959年、松竹)
- どんと行こうぜ(1959年、松竹)
- 素晴らしき十九才(1959年、松竹)
- ここに男あり(1959年、松竹)
- 花の幡随院(1959年、松竹)
- 霧ある情事(1959年、松竹)
- 晴れ姿勢揃い 剣侠五人男(1959年、松竹)
- 二度とこないぞ青春は(1960年、松竹)
- 朱の花粉(1960年、松竹)
- 波の塔(1960年、松竹) - 小野木喬夫 役
- バナナ(1960年、松竹)
- 伊豆の踊子(1960年、松竹)
- しかも彼等は行く(1960年、松竹)
- 太陽の墓場(1960年、松竹)
- 日本の夜と霧(1960年、松竹)
- ろくでなし(1960年、松竹)
- 暴れん坊三羽烏(1960年、松竹)
- 鑑賞用男性(1960年、松竹)
- 悪人志願(1960年、松竹)
- 旗本愚連隊(1960年、松竹)
- 悪の華(1961年、松竹)
- 図々しい奴(1961年、松竹)
- 引越やつれ(1961年、松竹)
- のれんと花嫁(1961年、松竹)
- 甘い夜の果て(1961年、松竹)
- 風来先生(1961年、松竹)
- 妻あり子あり友ありて(1961年、松竹)
- あの波の果てまで 前篇・後篇・完結篇(1961年、松竹)
- 千客万来(1962年、松竹)
- 酔っぱらい天国(1962年、松竹)
- 空と海の結婚(1962年、松竹)
- かあちゃん結婚しろよ(1962年、松竹)
- この日美わし(1962年、松竹)
- 三人娘乾杯!(1962年、松竹)
- 愛と悲しみと(1962年、松竹)
- 「可否道」より なんじゃもんじゃ(1963年、松竹)
- 無宿人別帳(1963年、松竹) - 仙太 役
- 残菊物語(1963年、松竹)
- 舞妓と暗殺者(1963年、大映)
- 100万人の娘たち(1963年、松竹)
- 魚河岸の旋風娘(1963年、松竹)
- 歌え若人達(1963年、松竹)
- 江戸無情(1963年、大映)
- 次郎長三国志(1963年、東映)
- 続・次郎長三国志(1963年、東映)
- 日本侠客伝(1964年、東映)
- さまざまの夜(1964年、松竹)
- モンローのような女(1964年、松竹)
- 昭和残侠伝 唐獅子牡丹(1966年、東映)
- 喜劇 駅前弁天(1966年、東宝)
- 氷点(1966年、大映)
- 昭和残侠伝 血染めの唐獅子(1967年、東映)
- 砂糖菓子が壊れるとき(1967年、大映)
- 尼寺(秘)物語(1968年、東映)
- 日本残侠伝(1969年、日活)
- 悪名一番勝負(1969年、大映)
- 女賭博師花の切り札(1969年、大映)
- 玄海遊侠伝 破れかぶれ(1970年、大映)
- 女組長(1970年、大映)
- 男一匹ガキ大将(1971年、ダイニチ映配)
- 男はつらいよ 私の寅さん(1973年、松竹)
- 花心中(1973年、松竹)
- 地獄拳シリーズ(東映)
- 直撃! 地獄拳(1974年)
- 山口組外伝 九州進攻作戦(1974年、東映)
- どてらい男(1975年、東宝)
- 春琴抄(1976年、東宝)
- 天使を誘惑(1979年、東宝)
- マノン(1981年、東宝)
- ザ・レイプ(1982年、東映)
- 時代屋の女房(1983年、松竹)
- 迷走地図(1983年、松竹) - 川村正明 役
- お葬式(1984年、ATG)
- 天国の駅 HEAVEN STATION (1984年、東映)
- 化身(1985年、東映)
- ひとひらの雪(1985年、東映)
- タンポポ(1985年、東宝)
- 別れぬ理由(1986年、東映)
- マルサの女(1987年、東宝)
- マルサの女2(1988年、東宝)
- 郷愁(1988年、ATG)
- 善人の条件(1989年、松竹)
- あげまん(1990年、東宝)
- 極道の妻たち 最後の戦い(1990年、東映)
- 天と地と(1990年、東映) - 武田信玄 役
- 幕末純情伝(1991年、松竹) - 岩倉具視 役
- いつかどこかで(1991年、東宝) - 北沢 役
- 墨東綺譚(1992年、ATG) - 永井荷風 役
- ミンボーの女(1992年、東宝)
- 大病人(1993年、東宝)
- 忠臣蔵外伝 四谷怪談(1994年、松竹) - 大石内蔵助 役
- 集団左遷(1994年、東映) - 横山輝生 役
- 必殺! 主水死す(1996年、松竹) - 権の四郎 役
- スーパーの女(1996年、東宝)
- マルタイの女(1997年、東宝)
- 緑の街(1997年、ファー・イースト・クラブ) - 坂本 役
- 学校の怪談3(1997年、東宝) - 校長先生 役
- プライド・運命の瞬間(1998年、東映) - 東條英機 役
- 絆-きずな-(1998年、東宝)
- ガメラ3 邪神覚醒(1999年、大映)
- サラリーマン金太郎(1999年、東宝) - 大和龍之介 役
- ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃(2001年、東宝)
- ムルデカ17805(2001年、東宝)
- RED SHADOW 赤影(2001年、東映) - 東郷秀信 役
- 許されざる者(2003年、シネマパラダイス)
- いつかA列車に乗って(2003年、シネマクロッキオ) - 梅田茂一郎 役
- バトル・ロワイアルII 鎮魂歌(2003年、東映) - 内閣総理大臣 役
- ミラーを拭く男(2004年、パル企画)
- 欲望(2005年)
- 渋谷物語(2005年、東映)
- THE 有頂天ホテル(2006年、東宝)
- 燃ゆるとき(2006年、東映) - 高木遼太郎社長 役
- 雪に願うこと(2006年)
- デスノート / デスノート the Last name(2006年) - 佐伯警察庁長官 役
- 愛の流刑地(2007年)
- 蒼き狼 〜地果て海尽きるまで〜(2007年)
- 怪談(2007年、松竹)
- 大帝の剣(2007年、東映) - おやかた様 役
- 相棒 -劇場版- 絶体絶命! 42.195km 東京ビッグシティマラソン(2008年) - 瀬戸内米蔵 役
- 落語娘(2008年) - 三々亭平左 役
- カケラ(2009年)- 田中正 役
- 風が強く吹いている(2009年、松竹)
- 交渉人 THE MOVIE タイムリミット高度10,000mの頭脳戦(2010年、東映) - 御堂啓一郎 役
- 死刑台のエレベーター(2010年、角川映画)
- 脇役物語(2010年、東京テアトル)- 松崎健太 役
- あしたのジョー(2011年、東宝) - 白木幹之介 役
- 一枚のハガキ(2011年、東京テアトル) - 利ヱ門 役
- セイジ -陸の魚-(2012年、ギャガ / キノフィルムズ) - ゲン爺 役
- ストロベリーナイト(2013年、東宝) - 國奥定之助 役
- 青木ヶ原(2013年) - 住職 役
- ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル(2013年、松竹) - 礼堂ホツマ 役
- 偉大なる、しゅららぼん(2014年3月8日) - 日出淡八郎 役
- ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル ウルトラ怪獣☆ヒーロー大乱戦!(2014年3月15日、松竹) - 礼堂ホツマ 役
- 舞妓はレディ(2014年9月13日、東宝) - 馴染の客 役
- 0.5ミリ(2014年11月8日) - 真壁義男 役
- 救いたい(2014年11月22日) - 岸義行 役
吹替
- ウォレスとグルミット ベーカリー街の悪夢(2009年) - ウォレス 役(ピーター・サリス)
テレビドラマ
- 息子の縁談(1958年、日本テレビ)
- クライマックス 人生はドラマだ マキノ省三(1960年、日本テレビ) - 牧野省三 役
- 君の名は(1962年 - 1963年、フジテレビ)
- 連続テレビ小説(NHK)
- 源氏物語(1965年、毎日放送)
- ライオン奥様劇場 / 暖流(1967年、フジテレビ)
- カツドウ屋一代(1968年、毎日放送) - マキノ雅弘 役
- 大河ドラマ (NHK)
- 大奥(1968年 - 1969年、関西テレビ) - 徳川家綱 役
- 2丁目3番地(1971年、日本テレビ)
- 徳川おんな絵巻(1971年、関西テレビ)
- 第29話「浮世絵の女」
- 第30話「情事の秘密」
- 第308話「結婚サギ師・責任とってもらいます」
- 第318話「夫を盗まれた妻の復讐」
- 第320話「ボウリング場殺人事件」
- 第324話「ズッコケ娘にホトホトまいった」
- 第333話「フランスで死んだ女」
- 第334話「荒野のカー・アクション殺人」
- 第345話「まあ恥ずかしい! スターの告白」
- 第347話「すごーい奥さんの飛行機爆破作戦」
- 弥次喜多隠密道中 第5話「富士川騒動」(1971年、NTV)- 黒田 役
- おはよう(1972年、TBS)
- 冬物語(1972年、日本テレビ)
- シークレット部隊(1972年、TBS) - 赤城チェックマン 役
- 遠山の金さん捕物帳(1973年、NET)第134話「過去を失った男」) - 川平役
- 新書太閤記(1973年、NET) - 浅井長政 役
- 非情のライセンス(1973年、NET) 第1シリーズ 第25話「兇悪の書斎」
- 旗本退屈男」(1973年、NET) 第2話「囮りあみ」
- ぶらり信兵衛 道場破り(1974年、フジテレビ)
- 第17話「やきいもや」 - 清十郎 役
- 第42話「わらじ」 - 浪人・宗方 役
- 右門捕物帖(1974年、NET) 第1話「雨の女」
- 事件狩り(1974年、TBS) 第4話「夜明けのさよなら」
- 座頭市物語(1974年、フジテレビ) 第1話「のるかそるかの正念場」 - 弥三郎 役
- 放浪家族(1975年、毎日放送) - 井汲克彦 役
- 痛快! 河内山宗俊(1976年、フジテレビ) 第22話「桃の節句に雪を見た」 - 大俵玄蕃 役
- 新・座頭市(1976年、フジテレビ) 第1シリーズ 第3話「瀬来の別れ花」 - 喜三郎 役
- 新・二人の事件簿 暁に駆ける! (1977年、朝日放送) 第32話「したたかな闘い」
- 岸辺のアルバム(1977年、TBS)
- 独眼流の野望(1978年、テレビ朝日) - 豊臣秀吉 役
- 見知らぬ恋人(1979年 - 1980年、朝日放送) - 牧村浩 役
- 松本清張の白い闇(1980年12月、テレビ朝日)
- 蛇蠍のごとく(1981年、NHK) - 石沢清孝 役
- 野々村病院物語(1981年、TBS) - 久米丈二 役
- さよなら三角またきて四角(1982年、TBS) - 桜木雅也 役
- ロウソクが消えない ママ、わたし話したいの(1982年、テレビ朝日)
- 野々村病院物語II(1982年、TBS) - 木井省三 役
- ホームスイートホーム(1982年、日本テレビ)
- 松本清張の「顔」(1982年9月3日 - 24日、TBS) - 三村 役
- 戦国の女たち(1982年、フジテレビ) - 織田信長 役
- 大奥(1983年 - 1984年、関西テレビ) - 徳川綱吉 役
- 夏に恋する女たち(1983年、TBS)
- みんな大好き!(1983年、日本テレビ) - 美川興業社長 役
- 序の舞・新春ドラマスペシャル(1984年、テレビ朝日)
- 宮本武蔵(1984年、NHK水曜時代劇) - 沢庵 役
- 日本の面影(1984年、NHK) - 服部一三 役
- 鬼龍院花子の生涯(1984年、TBS)
- ニュードキュメンタリードラマ昭和 松本清張事件にせまる 第6回「昭電疑獄 野望の設計図」(1984年、テレビ朝日)
- 破獄(1985年、NHK)
- 傑作時代劇 半七捕物帳 十手無用の仮面舞踏会(1987年、テレビ朝日)
- すてきな三角関係 壁際族に花束を(1987年、TBS)
- 風少女(1988年、日本テレビ)
- 年末時代劇スペシャル(日本テレビ)
- 空と海をこえて(1989年、TBS) - 桂木誠 役
- 源義経(1990年、TBS)- 後白河法皇 役
- 12時間超ワイドドラマ(テレビ東京)
- 徳川武芸帳 柳生三代の剣(1992年) - 徳川家康 役
- 織田信長(1994年)- 斎藤道三 役
- 炎の奉行 大岡越前守(1997年) - 柳沢吉保 役
- 家康が最も恐れた男 真田幸村(1998年) - 徳川家康 役
- 赤穂浪士(1999年) - 立花左近 役
- 本多の狐 徳川家康の秘宝(1992年、朝日放送)
- 伊達政宗(1993年、テレビ朝日)
- 憎しみに微笑んで(1993年、TBS)
- 松本清張スペシャル・Dの複合(1993年9月10日、フジテレビ) - 伊瀬忠隆 役
- 日本名作ドラマ 鍵(1993年9月20日・9月27日、テレビ東京) - 桐谷正信 役
- 大忠臣蔵(1994年、TBS)
- 夢見る頃を過ぎても(1994年、TBS)
- 私は貝になりたい(1994年、TBS)
- 元禄太平記(1995年、テレビ朝日)
- 憲法はまだか(1996年、NHK) - 松本烝治 役
- メロディ(1997年、TBS)
- 雲の上の青い空(1997年、NHKドラマ新銀河)
- 編笠十兵衛(1997年、テレビ東京)
- 世界で一番パパが好き(1998年、フジテレビ) - 根岸義彦 役
- サラリーマン金太郎(1999年 - 2002年、TBS) - 大和龍之介 役
- 古畑任三郎シリーズ(フジテレビ)
- 古畑任三郎 第32話「古い友人に会う」(1999年) - 安斎亨 役
- 古畑任三郎スペシャル すべて閣下の仕業(2004年) - 若松医師 役
- 合い言葉は勇気(2000年、フジテレビ) - 網干頼母 役
- 白い影(2001年、TBS) - 行田祐太郎 役
- こちら第三社会部(2001年、TBS)
- 忠臣蔵1/47(2001年、フジテレビ) - 吉良上野介 役
- 壬生義士伝〜新撰組で一番強かった男(2002年、テレビ東京) - 八木源之丞 役
- 女と愛とミステリー 金沢能登殺人周遊(2002年、テレビ東京)- 上島警視 役
- 天国への階段(2002年、読売テレビ)- 横矢孝義 役
- 女と男と物语 2003.1.1 朝日
- 刑事☆イチロー(2003年、TBS)
- 弁護士迫まり子の遺言作成ファイル 第5作「告発」(2003年、TBS) - 山野太一郎 役
- エ・アロール それがどうしたの(2003年、TBS)
- 奥さまは魔女(2004年、TBS) - マリオ 役
- 離婚弁護士(2004年、フジテレビ) - 井上紀三郎 役
- 黒革の手帖(2004年、テレビ朝日) - 長谷川庄司 役
- 忠臣蔵(2004年、テレビ朝日) - 徳川綱吉 役
- 最後の忠臣蔵(2004年、NHK) - 天川屋儀兵衛 役
- 世にも奇妙な物語 地獄は満員(2004年、フジテレビ)
- 離婚弁護士II〜ハンサムウーマン〜(2005年、フジテレビ) - 井上紀三郎 役
- 幸せになりたい!(2005年、TBS) - 熊野雄太郎 役
- 戦国自衛隊・関ヶ原の戦い(2006年、中京テレビ) - 徳川家康 役
- 医龍-Team Medical Dragon-(2006年、フジテレビ)- 明真大学総長 役(11話のみ)
- 奇跡の動物園〜旭山動物園物語〜(2006年5月13日、フジテレビ) - 小野勇夫園長 役
- 松本清張特別企画・強き蟻(2006年7月19日、テレビ東京) - 沢田信弘 役
- 松本清張ドラマスペシャル・波の塔(2006年12月27日、TBS) - 朝倉庸夫 役 ※1960年の映画版にも出演
- 忠臣蔵 瑤泉院の陰謀(2007年、テレビ東京) - 徳川綱吉 役
- 華麗なる一族(2007年、TBS) - 永田大蔵大臣 役
- 真夜中のマーチ (2007年、WOWOW)
- セレンディップの奇跡(2007年、日本テレビ)
- 病院のチカラ〜星空ホスピタル〜(2007年4 - 5月、NHK) - 堀田雄一院長 役
- 奇跡の動物園2007〜旭山動物園物語〜(2007年5月11日、フジテレビ) - 小野勇夫園長 役
- 裸の大将(2007年、フジテレビ)
- 警視庁捜査一課9係(2007年、テレビ朝日) 第2シリーズ 第6話「警視総監の秘密」 - 北田丈晴警視総監 役
- 警視庁捜査ファイル さくら署の女たち(2007年、テレビ朝日) 第1話「殺人刑事」 - 高峰 役
- 海峡(2007年、NHK) - 進藤登 役
- 監査法人(2008年7月、NHK) - 田上監査法人理事長 役
- メイちゃんの執事(2009年1 - 3月、フジテレビ) - 本郷金太郎 役
- スペシャルドラマRESET(2009年1月、日本テレビ) - アンリ 役
- 松本清張生誕100年特別企画・疑惑(2009年1月24日、テレビ朝日) - 原山正雄 役
- テレビ朝日 開局50周年記念ドラマスペシャル 落日燃ゆ(2009年3月15日) - 吉田茂 役
- BOSS(フジテレビ)
- 第1シリーズ第10話・最終話(2009年6月) - 大山警視総監 役
- 第2シリーズ最終話(2011年6月) - 井上紀三郎 役
- 任侠ヘルパー 第2話ゲスト(2009年7月16日、フジテレビ)
- 結党!老人党(2009年8月9日、WOWOW) - 高山晃三 役
- ママは昔パパだった(2009年、WOWOW)
- 浅見光彦〜最終章〜 第8話(2009年12月9日、TBS)- 山名雄三 役
- 椿山課長の七日間(2009年12月19日、テレビ朝日)- 椿山和利 役
- 土曜プレミアム新春スペシャルドラマ 最後の約束(2010年1月9日、フジテレビ)
- Wの悲劇(2010年1月11日、TBS)- 和辻与兵衛 役
- ドラマスペシャル 女刑事音道貴子・凍える牙(2010年1月30日、テレビ朝日) - 畑山 役
- 福岡発ドラマスペシャル 母(かか)さんへ(2009年12月11日、NHK九州沖縄地域 / 2010年2月11日、NHK総合)
- 松本清張生誕100年記念スペシャルドラマ・霧の旗(2010年3月16日、日本テレビ) - 奥村雅之 役
- 金曜プレステージ 鬼平犯科帳スペシャル 高萩の捨五郎(2010年6月18日、フジテレビ・松竹)- 妙義の團右衛門 役
- ナサケの女 〜国税局査察官〜(2010年10月-12月、テレビ朝日)- ナレーション
- スペシャルドラマ ストロベリーナイト(2010年11月13日、フジテレビ) - 國奥定之助 役
- ヒューマンドラマスペシャル ニセ医者と呼ばれて 〜沖縄・最後の医介輔〜(2010年12月9日、読売テレビ)
- 土曜時代劇 隠密八百八町(2011年1月-3月、NHK総合) - 喜八郎 役
- 金曜ナイトドラマ バーテンダー(2011年2月4日-4月1日、テレビ朝日)- 来島泰三 役
- Dr.伊良部一郎(2011年2月20日、テレビ朝日)- 千堂虎雄 役
- シリーズ激動の昭和 総理の密使 〜核密約 42年目の真実〜(2011年2月21日、TBS)- 佐藤栄作 役
- 熱中時代(2011年4月9日、日本テレビ)- 緑が丘動物園園長 役
- 神様の女房(2011年10月1日-10月15日、NHK総合) - 井植清太郎 役
- 俺の空 刑事編(2011年12月18日、テレビ朝日)- 黒田重蔵 役
- 科捜研の女 第11シリーズ(2012年3月1日、テレビ朝日)- 大西武政 役
- 水曜ミステリー9 さすらい署長 風間昭平9(2012年3月7日、テレビ東京)- 河辺庄右衛門 役
- BS時代劇 陽だまりの樹(2012年4月-6月、NHK BSプレミアム) - 藤田東湖 役
- BS時代劇 薄桜記(2012年7月-9月、NHK BSプレミアム) - 堀部弥兵衛 役
- 土曜ワイド劇場 おかしな刑事9(2012年10月13日、テレビ朝日)- 久慈麗人 役
- 正月時代劇 御鑓拝借〜酔いどれ小籐次留書〜(2013年1月1日、NHK) - 久慈屋昌右衛門 役
- 2夜連続ドラマスペシャル 最も遠い銀河(2013年2月2日・3日、テレビ朝日)- 清家淳蔵 役
- テレビ朝日開局55周年記念 ドラマスペシャル 上意討ち 拝領妻始末(2013年2月9日、テレビ朝日)- 笹原監物 役
- 大岡越前(2013年3月-4月、NHK BSプレミアム) - 大岡忠高 役
- ウルトラマンギンガ(2013年、テレビ東京) - 礼堂ホツマ 役
- 新・御宿かわせみ(2013年9月16日、時代劇専門チャンネル) - 養源寺住職 役
- 独身貴族(2013年10月10日、フジテレビ) - 高倉雄二 役
- 秋のドラマ特別企画 命〜天国のママへ〜(2013年11月11日、TBS)- 内木繁弥 役
- 松本清張スペシャル 時間の習俗(2014年4月10日、フジテレビ) - 鳥飼重太郎 役
- 銀二貫(2014年4月-6月、NHK) - 和助 役
- 闇の狩人(2014年10月4日・5日、時代劇専門チャンネル) - 五名の清右衛門 役
- 赤と黒のゲキジョー ヤバい検事 矢場健〜ヤバケンの暴走捜査〜4(2014年11月14日、フジテレビ)- 佐々岡京一郎 役
徳川氏役
徳川氏の役が多い。徳川家康、特に老年期の家康役を5回演じている。
- 家康役
- 独眼竜政宗(1987年、NHK大河ドラマ)
- 徳川武芸帳 柳生三代の剣(1992年、テレビ東京)
- 家康が最も恐れた男 真田幸村(1998年、テレビ東京)
- 葵 徳川三代(2000年、NHK大河ドラマ)
- 戦国自衛隊・関ヶ原の戦い(2006年、日本テレビ)
- 家綱役
- 大奥(1968年 - 1969年、関西テレビ)
- 綱吉役
- 大奥(1983年 - 1984年、関西テレビ)
- 八代将軍吉宗(1995年、NHK大河ドラマ)
- 忠臣蔵(2004年、テレビ朝日)
- 忠臣蔵 瑤泉院の陰謀(2007年 テレビ東京)
- 慶喜役
必殺シリーズ
一時期、女性問題や所属事務所移籍問題の影響を受けて、仕事の入らない時期があった。そんな中、当時朝日放送でディレクターとして活躍していた親友の松本明からの熱心な誘いを受けて、『必殺仕掛人』に悪役としてゲスト出演した。
それまでの正統派二枚目俳優のイメージを覆した個性的な悪人を演じた上、仕置される時には妙な奇声をあげて殺られる演技が大きな反響を呼び、以降も初期の必殺シリーズ(第2作『必殺仕置人』 - 第7作『必殺仕業人』)常連悪役として、作品に花を添えた。第24作『必殺橋掛人』では主人公へ昇格。初期作品に通ずるドラマ作りに大きく貢献した。
- ゲスト出演作品
- 必殺仕掛人 第15話「人殺し人助け」(1972年12月9日) - 鳥越の松十郎 役
- 必殺仕置人 第9話「利用する奴される奴」(1973年6月16日) - 清造 役
- 助け人走る 第5話「御生命大切」(1973年11月17日) - 笹本虎之助 役
- 暗闇仕留人 第8話「儲けて候」(1974年8月10日) - 境屋利兵衛 役
- 必殺必中仕事屋稼業 第20話「負けて勝負」(1975年5月16日) - 伊三郎 役
- 必殺仕置屋稼業 第2話「一筆啓上罠が見えた」(1975年7月11日) - 鳶辰 役
- 必殺仕業人 第2話「あんたこの仕業どう思う」(1976年1月23日) - 田島屋伝兵衛 役
- 必殺仕事人2010(2010年7月10日)- 沢木丹波守 役
- 主演作品
- 必殺橋掛人(1985年) - 柳次 役
- 劇場版出演作品
- 必殺! 主水死す(1996年) - 権の四郎 役
相棒シリーズ
テレビ朝日『相棒』シリーズでは衆議院議員・瀬戸内米蔵役を演じる。
- season2 最終話(2004年3月17日)
- season3 第1話 - 第3話、最終話(2004年10月13 - 27日、2005年3月23日)
- season4 第1話(2005年10月12日)
- season7 第1、2話 (2008年10月22日、29日)
- season9 最終話(2011年3月9日)
- season12 最終話(2014年3月19日)
CM
- カゴメ
- NTTドコモ「津川雅彦-だから私はドコモです」篇
- 松下電器産業 カラーテレビ「画王」(1990年 - 1991年) - 「画王国」の王に扮し「テレビじゃ画王じゃ!!」と叫ぶ、インパクトのあるCMが話題を呼んだ。
- 大東建託
- サントリー(C.Cレモン)
- 九州電力エコアイス(娘と競演)
司会
- MBS競馬中継(MBSラジオ、後に『サンデー競馬中継 みんなの競馬』→『GOGO競馬サンデー!』)の司会を1970年代前半に務めたことがある。生粋の「穴狙い」で、本命で決着した際は、「本命でした!チェッ!」と言う癖があった。
その他のテレビ
- スター千一夜(放送第1回目に長門裕之と兄弟でゲスト出演)
- たかじんのそこまで言って委員会(2012年7月15日 - 、読売テレビ) - パネリスト
ラジオ
- 明日への伝言板(2010年10月 - 2011年3月) - 木曜日担当
監督作品
映画監督マキノ雅弘の甥である津川は、マキノ雅彦名義で映画監督として活動している。
- 寝ずの番(2006年、光和インターナショナル / 松竹)
- 次郎長三国志(2008年)
- 旭山動物園物語 ペンギンが空をとぶ(2009年)
著書
事業家
芸能事務所グランパパプロダクションに所属し、同社の代表取締役を務める。
- おもちゃ・絵本の販売店「グランパパ」のオーナーでもある。娘の真由子の誕生の時、木製のおしゃぶりをドイツから取り寄せたのをきっかけに、子供に安全な本物志向のおもちゃの必要性を感じて設立。評判となり全国展開するほどに成長した。しかし、フジテレビ・関西テレビ系の情報番組『新報道プレミアA』で、グランパパが経営悪化し6億5千万円の債務を背負っていたことが明らかになった。一時、自己破産の危機に陥ったが、支援企業が共同経営者になる条件付きで債務を肩代わりしてもらい、津川は破産を免れた。
- 一方で1988年(昭和63年)、廃線となった北海道の旧国鉄広尾線を「幸福鉄道」としてよみがえらせ、北海道広尾町の町営牧場など約500ヘクタールの土地に100億円をかけ、「夢の王国サンタ愛ランド」を作ろうと計画。イギリス・スコットランドの古城「ロックハート城」を解体し、シベリア鉄道経由で運び込み注目された。だが、資金計画をめぐり町側と対立し、1991年に町から計画受け入れ拒否を通告され計画は頓挫。その後、群馬県沼田市の石材会社サンポウの社長が買収し、1993年(平成5年)に同県高山村で復元、「大理石村ロックハート城」として有料公開され、テレドラマロケ・結婚式場などにも使われている(津川は名誉城主に就任した)。
- ほかにも、ショッピングモール「自由が丘チルドレンミュージアム」や原宿の「アイドルワンダーランド」の設立にも関与していた。
受賞
- 第24回(1982年)最優秀助演男優賞 『マノン』
- 第9回(1986年) 優秀助演男優賞 『ひとひらの雪』
- 第11回(1988年)最優秀助演男優賞 『マルサの女』『夜汽車』
- 第16回(1993年)優秀主演男優賞 『濹東綺譚』
- 第18回(1995年)優秀助演男優賞 『集団左遷』
- 第22回(1999年)優秀主演男優賞 『プライド・運命の瞬間』
- 第42回(1987年) 助演男優賞『マルサの女』『別れぬ理由』
- (1987年) 助演男優賞『マルサの女』『別れぬ理由』
- 第12回(1987年) 助演男優賞 『マルサの女』
- 第2回(1988年) 主演男優賞 『マルサの女』『別れぬ理由』
- 第7回(1994年)助演男優賞 『集団左遷』『忠臣蔵外伝 四谷怪談』
- 第13回(2004年) 主演男優賞 『いつかA列車に乗って』
- 第16回(2007年) 批評家特別監督賞 『寝ずの番』 - マキノ雅彦としての受賞
ほか多数。
関連書籍
- 『人は大切なことも忘れてしまうから 松竹大船撮影所物語』(山田太一、斉藤正夫、田中康義、宮川昭司、吉田剛、渡辺浩 / 編著。マガジンハウス) - 津川を含む松竹ゆかりの人たちへのインタビュー集。
- 『国と歴史を語って何が悪い』(WiLL別冊「歴史通」第3号インタビュー 聞き手は加瀬英明)
脚注
- ^ 生い立ち、役者としての来歴については番組ダイアログ「津川雅彦」を参照
- ^ 映画では『ひとひらの雪』『別れぬ理由』『桜の樹の下で』、ドラマでは『氷紋』『野わけ』『まひるの』『化身』『うたかた』『白い影』『エ・アロール』など多数
- ^ 津川雅彦「僕にとっての三種の神器が…ぼう然自失」スポーツニッポン、2014年5月7日
- ^ なお、津川は祖父・省三を描いたテレビドラマ『カツドウ屋一代』(1968年)で雅弘役を演じている。
- ^ “津川雅彦、固定電話を置く家庭は低俗文化の洗脳を受けている層”. サーチナ. (2009年8月31日) 2010年9月7日閲覧。
- ^ このエピソードは松村が雑誌のインタビューで答えていた。[出典無効]
- ^ 『キネマ旬報』より[要追加記述]
- ^ 大江健三郎ら反日分子が 津川雅彦オフィシャルブログ 2012年10月10日
- ^ 安倍晋三総理大臣を求める民間人有志の会/会員一覧
- ^ “第22回ギャラクシー賞受賞作品”. 放送批評懇談会. 2014年11月14日閲覧。
関連項目
外部リンク
- グランパパプロダクション 津川雅彦
- 津川雅彦オフィシャルブログ「サンタの隠れ家」
- “津川雅彦さん(1/2) - インタビュー -”. どらく(朝日新聞社) (2008年9月16日). 2008年9月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月11日閲覧。
- “津川雅彦さん(2/2) - インタビュー -”. どらく(朝日新聞社) (2008年9月16日). 2008年9月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月11日閲覧。