池田町 (岐阜県)
いけだちょう 池田町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||||
都道府県 | 岐阜県 | ||||
郡 | 揖斐郡 | ||||
市町村コード | 21404-3 | ||||
法人番号 | 8000020214043 | ||||
面積 |
38.80km2 | ||||
総人口 |
22,283人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 574人/km2 | ||||
隣接自治体 | 大垣市、揖斐郡揖斐川町、大野町、安八郡神戸町、不破郡垂井町 | ||||
町の木 | お茶 | ||||
町の花 | 山ざくら | ||||
池田町役場 | |||||
町長 | 竹中誉 | ||||
所在地 |
〒503-2492 岐阜県揖斐郡池田町六之井1468番地の1 北緯35度26分32秒 東経136度34分23秒 / 北緯35.44225度 東経136.57297度座標: 北緯35度26分32秒 東経136度34分23秒 / 北緯35.44225度 東経136.57297度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
池田町(いけだちょう)は、岐阜県揖斐郡に属している町。西濃地域に含まれる。
概要
[編集]池田町は木曽三川によって形成された広大な濃尾平野の北西部に位置する[1]。西に92mの池田山を背負い、山地の総面積は町の総面積の3分の1にも及ぶ[2]。平野部には、一級河川の揖斐川が町の東側を囲むように流れ、その他5つの川が町内を流れており、豊かな自然を有している。
町の中央部には、国道417号線及び養老鉄道養老線が南北に縦走しており、国道沿いには商店街や商業施設、民家が建ち並ぶ。また国道を通じて大垣市には12km、同じく岐阜市へは20kmで到達する。さらに南部には、主要地方道である岐阜関ヶ原線があり、梅谷片山トンネルの開通により、東西の交通の要となっている。加え、岐阜県第2の都 市である大垣市に隣接し、郊外型の町として発展してきた。
池田町には1万年以上前から人が生活していた歴史があり、旧石器時代までさかのぼる。その後の各時代もたくさんの遺跡が知られており、特に古墳時代では県内有数の古墳密集地として有名で、中世には土岐、稲葉、国枝氏らが城を築いた[3]。
地理
[編集]町の東側を揖斐川が流れ、西側は山地となっている。山麓では、池田山からの土石流由来の扇状地が多々みられ、平野部には緩やかな揖斐川扇状地が広がり、南下には広大な濃尾平野が広がる。
池田山の東側に広がる丘陵地(山麓)は扇状地により水はけが良く、東向き斜面で日差しを良く受け、気流の流れがいいため霜が降りにくい。また池田山は、揖斐川伏流水が湧き出ており、茶業が盛んに行われている。よって、「揖斐茶」が特産品である。
池田町での「揖斐茶」は室町時代からの長い歴史を持っている[4]。姫路城を築いた池田輝政の父恒興の墓を代々守ってきた龍徳寺が、池田家に献上してきたのが池田のお茶で、元々は薬としても生産されていた[3]。1793年に揖斐郡六之井出身の五十川兵治郎が、宇治から茶師を呼び寄せて、池田町のお茶を煎茶として本格的に生産し始めた。その後、1822年に東野村の今西判左衛門が和紙を使った製茶法を、池田のお茶にも導入し甘みのある良茶が製造されるようになった。江戸時代には幕府お墨付きの「江戸幕府御用番茶」を申し付けられたとも言われている[5]。さらに江戸末期から明治初期にかけて、五十川源左衛門が、日本で初めて茶業組合を作り製法・品種の改良を進めた[6]。現在も、瑞草園など数多くの製茶会社が存在する。
海抜923.9mの池田山は、ハンググライダーやパラグライダーなどが盛んに行われている。そのため、「スカイスポーツのメッカ」と親しまれている[7][8]。また、岐阜県の中で最も有名な夜景スポットとの1つとしても知られており、「夜景100選」に選ばれている[9]。また、「ぎふ百山」にも選ばれている。
地形
[編集]- 標高
- 29.236m
- 山
- 池田山
- 金生山
- 地質
- 池田山 - 古生層
- 池田山麓 - 洪積層
- その他 - 沖積層
- 断層
- 根尾谷断層
- 関ヶ原断層
- 養老断層
- 池田山断層 - 町を縦断する断層
- 河川
- 揖斐川
- 杭瀬川
- 東川
- 粕川
- 深町川
- 中川
気候
[編集]太平洋側気候に属し、夏期は南寄りの季節風の影響を受け温暖多湿である。 冬期は飛騨地方と比べ積雪は少ないが、寒暖の差が激しい盆地特有の気候となる。なお「池田山に3回雪が積もると、麓にも雪が降りはじめる」と言う言い伝えが池田町にはある[10]。
- 年間降水量 - 2,357.1mm
- 降水日数 - 150日
- 平均気温 - 15.9度
隣接している自治体
[編集]北は揖斐川町、南は大垣市、西は垂井町、東は神戸町、北東には大野町が隣接している。
揖斐郡揖斐川町 | 揖斐郡大野町 | |||
不破郡垂井町 | 安八郡神戸町 | |||
池田町 (岐阜県) | ||||
岐阜県大垣市 |
歴史
[編集]行政の沿革
[編集]- 1950年(昭和25年)8月1日 - 揖斐郡本郷村と、北平野村の白鳥を編入した池田村が合併して温知村が発足。
- 1954年(昭和29年)5月1日 - 温知村が町制施行・改称して揖斐郡池田町が発足。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 池田町、八幡村、宮地村が合併し、改めて揖斐郡池田町が成立。
- 1956年(昭和31年)
- 2003年(平成15年)2月 - 大垣市、垂井町、養老町などとの大型中核市合併を話合う西濃圏域合併協議会が発足。
- 2004年(平成16年)12月 - 西濃圏域合併協議会から離脱。
- 2005年(平成17年)1月23日 - 合併に関する住民意向調査投票。結果は単独存続が多数を占めた。
主な出来事
[編集]- 弥生時代
- 平野部で生活を始める。なお、平野部を中心に、高畑遺跡・深谷遺跡など弥生時代の遺跡が現存する。
- 古墳時代
- 奈良時代
- 願成寺西墳之越古墳群の終焉となる。なお、最後の古墳は8世紀前半で火葬した骨を壷に納めた物となっており仏教の影響を受けていた。
- 平安時代
- 律令制の崩壊とともに、荘園の「泉江荘」と、「池田荘」が台頭する。
- 室町時代(南北朝時代)
- 戦国時代
- 江戸時代
近代[6]
- 1972年(明治5年)- 是不農舎が開校。町内で初めての学校であった。
- 1873年(明治6年)- 温知舎、修道舎が開校。
- 1877年(明治10年)- 栄盛学校が開校。
- 1879年(明治12年)- 西濃地方にコレラが流行。
- 1882年(明治15年)- 本郷に郵便局が開局。
- 1884年(明治17年)- 池野に 市(現:池野商店街)が誕生。
- 1891年(明治24年)10月28日 - 濃尾大地震が起こる。この際、学校が全て倒壊し校舎を新しく建て変えた。
- 1892年(明治25年頃)- 大場倉蔵が市橋港を開設。
- 1911年(明治44年)- 同地域で、電話が開通となる。なお、初めは6軒のみだった。
近現代[6]
- 1913年(大正2年)- 大垣・池野間で、汽車が運行開始する。初代 養老鉄道による開通だった。同年に、池野駅が誕生。
- 1920年(大正9年)- 美濃本郷駅誕生。
- 1923年(大正12年)- 池田町内で揖斐川およびその支川の、木曽川上流改修工事が開始。
- 1946年(昭和21年)- 温知新生診療所が開設。
- 1947年(昭和22年)- 揖南中学校が開校。岐阜県第1区 (中選挙区) が設置。
- 1948年(昭和23年)- 揖斐高等学校南部分校が開校する。
- 1952年(昭和27年)- 温知小学校で給食が開始。町内初の給食化だった。また、八幡小・宮地小が1956年、養基小が1963年に開始。
- 1954年(昭和29年)- 北池野駅が開駅する。
- 1956年(昭和34年)- 伊勢湾台風の影響を受ける。同年に、大垣・揖斐間に道路が完成する(現:国道417号線)
- 1965年(昭和40年)- 池田町有線放送電話農業協同組合により、池田町有線放送が開始。
- 1974年(昭和49年)- 勤労福祉センター開設。
- 1979年(昭和54年)- 東公民館、池田町保健センター開設。同年、池田山山頂道路が開通する。
- 1980年(昭和55年)- 養基公民館が開設。池田小学校が開校する。
- 1981年(昭和56年)- 池田町中央公民館が開設。
- 1982年(昭和57年)- 西公民館、宮地公民館が開設。同年、大垣・揖斐間の道路(大垣揖斐川線)が国道417号線に指定執行する。
- 1983年(昭和58年)- 八幡公民館が開設。
- 1984年(昭和59年)- 池田高等学校が開校する。トミダヤ池田店が開店する。
- 1985年(昭和60年)- 町民憲章を定める。同年、池田町役場が現在の位置に移動。老人福祉センター開設。全国池田サミット開始。
- 1987年(昭和62年)- 中公民館が開設。同年、三町大橋が完成する。池田町社会福祉協議会が設立。
- 1990年(平成2年)- 池田町総合体育館、霞間ヶ渓スポーツ公園が開設。
- 1994年(平成6年)- 町の水道工事が終了。同町の、水道網が完成。岐阜県第2区が設置。
- 1995年(平成7年)- 池田町青少年研修施設が完成。
- 1996年(平成8年)- 池田町図書館、グリーンセラ池田温泉が開設。同年、サンビレッジ福祉専門学校が開校。
- 1997年(平成9年)- 横浜市とさくら交流が始まる。マックスバリュ岐阜池田店と、メガマート岐阜池田店が開店する。
- 2001年(平成13年)- 池田町霞間ケ渓さくら会館が開館する。
- 2002年(平成14年)- 東海豪雨による大きな被害が出る。下八幡・片山南・市橋の杭瀬川左岸の住宅と田畑が増水で被害を受ける。同年に、ISO 14001号の認証を取得する。
- 2003年(平成15年)- 池田浄化センターが開設。同年、池田町図書館の利用者100万人達成。
- 2004年(平成16年)- 三心池田店が開店する。
- 2005年(平成17年)- 温知保育園、子育て支援センター移転改築が完成する。同年、温知・池田・養基児童館が開設。
- 2006年(平成18年)- バロー池田店が開店する。
- 2008年(平成20年)- 平成20年8月末豪雨による大きな被害発生。霞間ヶ渓の大部分が崩れ落ち、土砂や流木が流出する。
- 2009年(平成21年)- ゲンキー池田店が開店する。
- 2011年(平成23年)- 道の駅池田温泉が開店する。池田町コミュニティバス運行開始。マックスバリュ岐阜池田店と、メガマート岐阜池田店が閉店し、ザ・ビッグエクストラ岐阜池田店が開店する[15]。
- 2012年(平成24年)- ぎふ清流国体のバドミントン競技が、池田町総合体育館で行われる。池田温泉新館が新改築する。池田町まちづくり条例が施行。
- 2014年(平成26年)- 町のマスコットキャラクター「ちゃちゃまる」誕生。
- 2017年(平成29年)- 台風21号による被害が生じる。家屋の破損、木造建築の倒壊など被害が生じた。同年、池田町・大野町共同学校給食センターが完成する。養老鉄道存続が決定。
- 2018年(平成30年)- 三心池田店が閉店する。
- 2021年(令和3年)- 防災ラジオ貸与事業の開始。同年、池田町タクシー利用助成事業も開始する。
- 2022年(令和4年)- 池田町子育て・就労応援センターが完成。
- 2023年(令和5年)- 池田町コミュニティバス運行終了。同年、池田町タクシー利用助成事業が「いけタク」に改正する。
- 2024年(令和6年)8月31日 - 台風10号の接近に伴う集中豪雨により、東川との合流点付近で杭瀬川が氾濫。道路や住宅が浸水する被害が生じた[16][17][18]。同年、こども家庭センターを開設。
人口
[編集]池田町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 池田町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 池田町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
池田町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
地名
[編集]池田町の地区名・区域名は以下の通り[19]。⦅区長がいる地区は「●」で示す⦆
- 養基地区
- 粕ヶ原●田中●沓井●
- 宮地地区
- 小牛●般若畑●段●舟子●願成寺●願成寺東●宮地北●宮地南●
- 東地区
- 杉野●砂畑●白鳥●下東野●泉町●六之井●上田●萩原●
- 中地区
- 青柳 ●北池野●本郷北●本郷南●本郷町●本郷皆米●
- 池野連担地区
- 綠町●上町●三和町●天神町●栄町●本町●大池町●東町●新生町●
- 西地区
- 草深●小寺●山洞●上田畑●下田畑●藤代●藤代台●
- 八幡地区
- 市橋●上八幡●下八幡●片山北●片山南●
- 住居表示での町の下位区分(地名)は「Template:岐阜県池田町の町・字」を参照[20]
- 農業集落境界での地名は「農業集落境界データセット」を参照
行政
[編集]歴代町長
[編集]- 1代:坪井準一(1955年4月23日 ‐ 1963年2月9日)
- 2代:久保田正市(1963年2月10日 ‐ 1967年2月9日)
- 3代:河瀬守男(1967年2月10日 ‐ 1979年2月9日)
- 4代:下野次郎(1979年2月10日 ‐ 1987年2月9日)
- 5代:久保田達男(1987年2月10日 ‐ 2003年2月9日)
- 6代:岡﨑和夫(2003年2月10日 - 2024年4月26日)
- 7代:竹中誉(2024年6月9日 - )
町役場
[編集]姉妹都市・友好都市
[編集]災害応援協定都市
[編集]参照:[22]
- 国見町 - 2013年5月28日
- 宇治田原町 - 2015年5月15日
- 揖斐川町 - 2016年4月15日
- 大野町 - 2016年4月15日
- 芽室町 - 2017年2月15日
- 池田町 (長野県) - 2018年4月26日
消防相互応援協定
[編集]参照:[22]
議会
[編集]町議会
[編集]- 定数:10人
- 選挙区:池田町
- 任期:2024年4月1日 - 2028年3月31日
- 議長:重綱秀次(第49代議長)
- 副議長:臼井幹夫
会派名 | 議席
数 |
議員名 |
---|---|---|
無所属 | 9 | 臼井幹夫、八田隆士、林考英、重綱秀次、岩谷真海、河野直人、森政郎、大西照彦、内藤考義 |
日本共産党 | 1 | 野網義一 |
県議会
[編集]議員名 | 会派名 | 備考 |
---|---|---|
国枝慎太郎 | 県政自民クラブ | |
所竜也 | 県政自民クラブ |
衆議院
[編集]当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|
当 | 棚橋泰文 | 61 | 自由民主党 | 前 | 91,183票 | ○ |
三尾圭司 | 48 | 日本共産党 | 新 | 33,634票 | ||
伊藤あゆみ | 53 | 無所属 | 新 | 22,456票 | × |
経済
[編集]本社を置く主な企業
[編集]主な食品加工会社
- 瑞草園 - 揖斐茶製茶メーカー
- いび製茶 - 揖斐茶製茶メーカー
- 笹屋製茶 - 揖斐茶製茶メーカー
- 大塚酒造 - 池田町内、唯一の酒造会社
- 谷田商店
- 日東あられ新社 - 廃業
主な不動産・建設業会社
- 太陽工業
- 成健
- 第一建設
- 河村綜健
- 桑原実業開発
その他会社
- 池田環境保全 - 池田町一般廃棄物収集運搬業許可番号:1号
- アクリア - 池田町一般廃棄物収集運搬業許可番号:2号
- 協和安全 - 建設業許可 岐阜県知事許可(般-19)第300246号
- 浜田電気 - 電気工事業
主な製造業会社
- タニサケ - 「ゴキブリキャップ」で知られる。
- ラッキー工業 - 「おんぶひも」を初めて製品化した。
- イビデン樹脂
- ハラテックス
- クニカ工業
- クリエストン
- アイビー電子工業
- 安田工業
- 西濃化成
- 共栄化成
- 岡田鉄工
- キィポーション
主な自動車販売・運送会社
- セーフティーサービス
- 東和運輸
- 西濃八幡運輸
- 丸進自動車
第一次産業
[編集]第二次産業
[編集]- プラスチック(樹脂)製品製造業
- 精密機械製造業
第三次産業
[編集]主な商業施設
- ザ・ビッグエクストラ岐阜池田店
- トミダヤ岐阜池田店
- バロー岐阜池田店・ホームセンターバロー池田店・Vドラッグ池田店
- コメリハード&グリーン池田店
- ゲンキー池田店
- 酒ゃビック池田店
- クスリのアオキ池田店
- (※閉店スーパー三心池田店)
- (※閉店ヤナゲン池田店)
- (※閉店川口屋スーパーチェン池田店)
- (※閉店マックスバリュ岐阜池田店)
- (※閉店メガマート岐阜池田店)
施設
[編集]警察
[編集]消防
[編集]- 大垣消防組合 北部消防署
- 池田町消防団 第1~5分団
郵便局
[編集]- 池田郵便局
- 池田八幡郵便局
- 揖斐八幡簡易郵便局
- 宮地簡易郵便局
医療・保険・福祉
[編集]- 池田町保健センター
- 池田町社会福祉協議会
- 池田町福祉センター
- 池田町障害福祉サービス事業所 ふれ愛の家
- 児童発達支援事業所 ことばの教室
- 病児・病後児保育室 ひまわり
- 新生病院
- 西美濃さくら苑
- サンビレッジ新生院
- リハビリセンター白鳥
町営住宅・団地
[編集]- 田中住宅
- 萩原住宅
- 下東野住宅
- 江渡前住宅
- 願成寺住宅
- 粕ヶ原住宅
- さつきヶ丘団地
- 桜ヶ丘団地
国営・県営施設
[編集]- 岐阜県農業技術センター岐阜県農業研究所池田試験地
町営・主な民営施設
[編集]- 大津谷公園
- 池田公園
- 南部公園
- 池田町霞間ケ渓さくら会館
- まちづくり工房「霞渓舎」
- いび川農業協同組合 - 池田支店・八幡支店・池田東支店
- 池田町北部リサイクルセンター
- 池田町南部リサイクルセンター
- 池田町クリーンセンター
教育
[編集]高等学校
[編集]中学校
[編集]小学校
[編集]廃校
[編集]- 岐阜県立揖斐高等学校南部分校
- 組合立揖南中学校八幡分校
- 組合立揖南中学校宮地分校
- 組合立揖南中学校養基分校
専修学校
[編集]社会教育施設
[編集]幼稚園・子育て保育施設
[編集]- 子育て支援センター
- 子育て・就労応援センター
- 法人立コスモ幼稚園
- 池田町立宮地保育園
- 池田町立温知保育園
- 池田町立西保育園
- 組合立養基保育園
- 法人立池田こども園
- 法人立八幡こども園
- 法人立市橋保育園
- 法人立片山保育園
- 企業立おおぞら保育園揖斐池田
- 温知児童館
- 池田児童館
- 八幡児童館
- 養基児童館
図書館
[編集]- 1994年(平成6年)11月に着工し[23]、1996年(平成8年)2月23日に竣工[24]、同年4月20日に池田町図書館が開館した[25]。延床面積は2,041m2であり、開館時には岐阜県の町立図書館としては最大だった[23]。
生活基盤
[編集]電力
[編集]- 中部電力パワーグリッド -池田町全域
ガス(プロパンガス)
[編集]池田町には都市ガスは供給されてないため、プロパンガスである。町内の供給している会社は以下の3社。
上水道
[編集]下水道
[編集]- 池田浄化センター
- 中谷地区農業集落排水処理施設
- 徳谷地区農業集落排水処理施設
- 大谷地区農業集落排水処理施設
- 白鳥地区農業集落排水処理施設
- 東光寺谷地区農業集落排水処理施設
- 大津谷地区農業集落排水処理施設
- 深歩谷地区農業集落排水処理施設
電信
[編集]- 美濃池田電話交換所 - 西日本電信電話
市外局番
[編集]放送
[編集]- 池田町防災ラジオ放送 - 280MHz帯
- 防災行政無線チャイム
- 12:00 - TOA ウエストミンスターの鐘
- 15:00 - TOA新音源特注 池田町歌(※学校休業日のみ)
- 15:00 - 児童の見守り放送(※学校開校日のみ)
- 16:30 - TOA新音源 夕焼け小焼け(※10~3月のみ)
- 17:00 - TOA新音源 夕焼け小焼け(※4~9月のみ)
- 池田町有線放送 - ※廃止
- 池田町六之井1470番地の1に位置した、池田町有線放送電話農業協同組合(IHK)が1965年7月13日に受け取った東海電波管理局業務許可(No.2345号)により同年、10月1日に放送開始した固定電話兼放送設備である。1990年4月1日にデジタル交換機設備更新開局、2000年9月1日インターネット接続サービス事業を開始した。なお、2017年3月31日に廃止され、開局52年間で18,980回放送された[28][29]。現在は池田交番が建てられている。(公式サイトアーカイブ・概要アーカイブ)
交通
[編集]鉄道
[編集]バス
[編集]タクシー
[編集]道路
[編集]- 国道
- 県道
- 岐阜県道53号岐阜関ケ原線
- 岐阜県道241号大垣池田線
- 岐阜県道254号藤橋池田線
- 岐阜県道256号霞間ヶ谷線
- 岐阜県道259号市場池田線
- 岐阜県道260号宮地片山線
- 岐阜県道261号脛永万石線
- 岐阜県道269号池野停車場線
- 岐阜県道272号池田神戸線
- 岐阜県道273号池田揖斐川大野線
市内の道路通称名
[編集]- 池田ふれあい街道
- 西美濃お茶街道
- 伊吹ばら街道
- 西濃こでまり街道
道の駅
[編集]- 道の駅池田温泉(岐阜県道53号岐阜関ケ原線沿い)
観光・名物・文化
[編集]名所・旧跡
[編集]- 城・陣屋
- 本郷城 跡 - 土岐頼忠
- 小寺城 跡 - 稲葉通貞
- 片山城 跡 - 不破光治
- 太郎ヶ城 跡 - 国枝為助
- 池田城 跡 - 池田浄連馬次郎
- 美濃六之井陣屋 跡・加藤陣屋 跡
- 美濃備中岡田藩 沓井代官所 跡
- 美濃宮地館 跡
- 遺跡・古墳
- 現在古墳は300基以上確認されている
- 願成寺西墳之越古墳群 - 古墳111基
- 櫨山古墳群 - 古墳75基[30]
- 南高野古墳
- 中八幡古墳[31]
- 城ケ谷7号古墳
- 遠見塚古墳[32]
- 高畑遺跡 - 弥生時代・古代・中世
- 市場遺跡 - 縄文時代
- 二ノ井遺跡 - 中世
- 六之井深池遺跡[33]
- その他名所
- 市橋港跡
- 池田恒興・元助父子の墓
- 稲葉一族・池田恒利の墓
- 土岐頼忠並びに一族之墓
- 国枝為助一族の墓
- 坂本積(苔の元)
- 乳くれ地蔵
- 谷汲巡礼街道 道標
- 寺院
- 立斎寺
- 浄妙寺
- 善性寺
- 徳通寺
- 正林寺
- 涼雲寺
- 正光寺
- 浄徳寺
- 山呼荘
- 神社
- 養基神社 - 式内社。旧社格は郷社。
- 熊野神社
- 神明神社
- 池野神社
- 白鳥神社
- 加茂神社
- 池野天満宮
- 菅原神社
- 六之井神社
- 八幡神社
- 天神神社
- 東野神社
- 十八社神社
- 白山神社
- 湯殿神社
- 萩宮神社
- 住吉神社
- 大神神社
- 稲荷神社
- 勝手神社
- 焼石神社
- 秋葉神社
伝統芸能
[編集]- 美濃池田ききょう太鼓
- 白鳥神楽
- 般若踊り
- 片山八幡神社市やま
- 下東野の市山からくり花火
祭事・イベント
[編集]- みの池田ふるさと祭り
- 池田さくら祭り
- 池野連担祭り
- ほたる祭り
- 水郷まつり
観光地
[編集]- 池田山
- 池田温泉 - 本館・新館
- 道の駅池田温泉
- 霞間ヶ渓
- 大津谷公園 - 大津谷公園キャンプ場・大津谷梅園
- 生活環境保全林「池田の森」 - 池田の森公園
- 天然温泉 湯華の郷[34]
- よってみーな池田[35]
- 極小美術館[36]
天然記念物
[編集]- ハリヨ - 池田町八幡のハリヨ繁殖地 - 岐阜県天然記念物
- 霞間ヶ渓 - ヤマザクラ群生地 - 国の名勝及び天然記念物
- 雲上の桜(別名 毘沙門さんの桜) - 国の名勝及び天然記念物
- 広葉杉 - 池田町天然記念物
マスコットキャラクター
[編集]- ちゃちゃまる - 平成26年10月5日誕生
体操
[編集]名産・特産
[編集]- 揖斐茶
- 肉桂餅(肉桂餅本舗いけだや・餅松商店)
- 地酒(大塚酒造株式会社)
- 梅干し(池田町梅生産組合)
- ニッキ寒天(谷田商店)
- 牛乳プリン(棚橋牧場)
- あげぱん(伊吹堂)
- たまり醤油(塩鎌屋商店「しおかまや」)
- 茶っプリン(サンローヤル)
- ゴキブリキャップ(タニサケ)
著名な出身者
[編集]- 稲葉良通(戦国武将)
- 石原詢子(演歌歌手)-五木ひろし、鈴木ちなみ、流れ星らとともに飛騨・美濃観光大使を務める。
- 西科仁(喜劇俳優)
- 風船太郎(大道芸人) - 事務所の本社を町内に置いている。
- 松原智恵子(女優・タレント)
- 河村目呂二(芸術家)
- 増田夕華(女子競輪選手、2021ガールズ フレッシュクイーン優勝)
- 河村一輝(陸上競技選手、第105回日本選手権1500m走優勝)
- 野村明日香(元バレーボール選手、第1回世界U23女子バレーボール選手権銅メダル)
- 佐々木宏一郎(元プロ野球選手)
- 今西龍(日本の朝鮮史家、京都帝国大学教授)
- 大西暢夫(写真家・映画監督)
- 坪井伊助(竹の研究[37])
- 吉安勘左衛門(池野商店街を開いた[38])
- 如月れいな(イラストレーター)
名誉町民
[編集]池田町を舞台とした作品
[編集]音楽
[編集]- ほたるのふる里 - 2003年にリリースされた石原詢子の楽曲。石原は本作品の表題曲「ふたり傘」で第54回NHK紅白歌合戦に出場した。
- 池田町の歌[42] - 池田町の町歌としても使用されている。(作詞:田中主一・補作詞:島田陽子・作曲:池田八声)
映画
[編集]- 安心して老いるために - 1990年に公開された羽田澄子監督のドキュメンタリー映画。
- 母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った - 2019年に公開された大森立嗣監督の映画
脚注
[編集]- ^ “池田町都市計画マスタープラン”. 池田町. 2024年10月18日閲覧。
- ^ “池田町の紹介”. 岐阜県揖斐郡池田町. 2024年4月18日閲覧。
- ^ a b “【ふるなびイチ押し】「池田山とお茶」のまち!岐阜県池田町をご紹介”. ふるなび公式ブログ ふるさと納税DISCOVERY (2017年11月21日). 2024年4月18日閲覧。
- ^ “山三製茶|山のふもと水さらら|岐阜県池田山麓から直送便”. ikeda-chokusou.easy-myshop.jp. 2024年4月18日閲覧。
- ^ “山三製茶|山のふもと水さらら|岐阜県池田山麓から直送便”. ikeda-chokusou.easy-myshop.jp. 2024年4月18日閲覧。
- ^ a b c d (池田町の歴史『わたしたちの町池田』〈池田町教育委員会〉2024年4月18日)
- ^ 岐阜県観光連盟. “池田山麓で飛んでみた!パラグライダー体験と地元スイーツ|旅のコラム|岐阜県観光公式サイト 「岐阜の旅ガイド」”. ぎふの旅ガイド. 2024年4月18日閲覧。
- ^ “池田山”. 岐阜県揖斐郡池田町. 2024年4月18日閲覧。
- ^ “岐阜県揖斐郡池田町の夜景 (池田山)”. こよなく夜景を愛する人へ. 2024年4月18日閲覧。
- ^ “池田を楽しむ”. 岐阜県揖斐郡池田町. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “歴史と文化”. 岐阜県揖斐郡池田町. 2024年9月2日閲覧。
- ^ “西濃の用の地として発展してきた池田町。”. 国土交通省中部地方整備局 木曽川下流河川事務所. 2024年9月2日閲覧。
- ^ “明和義民の碑(明和義民と盛枡騒動)”. 義民のあしあと (2023年5月15日). 2024年9月3日閲覧。
- ^ “大店立地法 第5条第1項(新設)の届出状況”. 岐阜県. 2024年10月6日閲覧。
- ^ “ザ・ビッグエクストラ岐阜池田店もうすぐオープン”. コラム更新日記. 2024年10月5日閲覧。
- ^ “下水から「ボコボコ」 あっという間に家浸水 氾濫の岐阜”. 毎日新聞 (2024年8月31日). 2024年9月1日閲覧。
- ^ “台風10号による大雨で杭瀬川が氾濫、岐阜県の大垣や池田で浸水被害”. 朝日新聞DIGITAL (2024年9月1日). 2024年9月1日閲覧。
- ^ “岐阜 氾濫で広い範囲が浸水の池田町 後片づけに追われる”. NHK (2024年9月1日). 2024年9月2日閲覧。
- ^ 岐阜県池田町. 企画課: “令和6年度 お世話になります 区長さんを紹介します”. 池田町. p. 6. 2024年9月4日閲覧。
- ^ “岐阜県池田町 (21404)”. 国勢調査町丁・字等別境界データセット. 2024年9月4日閲覧。
- ^ “震災で生まれた絆 広がる交流・連携の輪”. 国見町. 2024年9月4日閲覧。
- ^ a b “池田町地域防災計画 資料編”. 池田町. pp. 414–416. 2024年9月26日閲覧。
- ^ a b 「池田町図書館 きょう開館 将来は蔵書15万冊 多目的ホールも備える」『中日新聞』1996年4月20日
- ^ 「池田町に図書館完成 4月下旬オープン」『中日新聞』1996年2月24日
- ^ 「池田町図書館 入館者250万人 女性に記念品」『中日新聞』2015年4月3日
- ^ “LPガスの新規ご契約なら”. 株式会社カネキ立川ガス - 岐阜県池田町. 2024年10月18日閲覧。
- ^ “有限会社あわの商会 | 岐阜県池田町の水道屋 | 上下水道工事・リフォーム”. 有限会社 あわの商会. 2024年10月18日閲覧。
- ^ “池田町有線放送概要”. www.town.ikeda.gifu.jp. 2024年4月19日閲覧。
- ^ “第70回草の根交流文化サロンinSEINO「池田町有線放送を考える」”. 情報科学芸術大学院大学 [IAMAS]. 2024年4月19日閲覧。
- ^ “櫨山古墳群確認調査報告書”. 全国遺跡報告総覧. 2024年4月20日閲覧。
- ^ “中八幡古墳資料調査報告書”. 全国遺跡報告総覧. 2024年4月20日閲覧。
- ^ “遠見塚古墳発掘調査報告書”. 全国遺跡報告総覧. 2024年4月20日閲覧。
- ^ “六之井深池遺跡発掘調査報告書”. 全国遺跡報告総覧. 2024年4月20日閲覧。
- ^ “天然温泉 湯元 湯華の郷[ゆげのさと]”. 天然温泉 湯元 湯華の郷[ゆげのさと]. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “農林畜産物直売所「よってみーな池田」(岐阜県)の詳細情報|岐阜県の直売所一覧|JAファーマーズマーケット(直売所)検索|JAファーマーズマーケット(直売所) |JAグループ”. JAグループ. 2024年8月18日閲覧。
- ^ “極小美術館”. kyokushou-museo.com. 2024年7月24日閲覧。
- ^ “日本一の竹林翁 坪井伊助 - 岐阜県図書館”. www.library.pref.gifu.lg.jp. 2024年9月14日閲覧。
- ^ “吉安勘左衛門翁履歴取調書 - 岐阜県公式ホームページ(歴史資料館)”. www.pref.gifu.lg.jp. 2024年9月14日閲覧。
- ^ “広報いけだ”. 池田町. 2024年11月1日閲覧。
- ^ “広報いけだ№739” (PDF). 池田町. p. 4 (2022年5月1日). 2024年7月1日閲覧。
- ^ “いけだ議会だより№184” (PDF). 池田町議会. p. 9 (2022年5月1日). 2024年7月1日閲覧。
- ^ kyobe tube (2015-10-04), 池田町の歌 2024年10月19日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 岐阜県池田町地方創生ページ (Gifuikedasousei) - Facebook
- 岐阜県池田町 (@Gifu_Ikeda) - X(旧Twitter)