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桶川市

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

おけがわし ウィキデータを編集
桶川市
べに花ふるさと館
桶川市旗 桶川市章
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 埼玉県
市町村コード 11231-3
法人番号 8000020112313 ウィキデータを編集
面積 25.35km2
総人口 73,651[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 2,905人/km2
隣接自治体 上尾市北本市鴻巣市蓮田市久喜市北足立郡伊奈町比企郡川島町
市の木 ケヤキ
市の花 ツツジ
他のシンボル 市民の花:紅花
芝桜
アジサイ
ヒマワリ
サザンカ
市民の木:ナラ
イチョウ
泰山木
モクセイ
カキ
市民の歌:べにのはな
桶川市役所
市長 小野克典
所在地 363-8501
埼玉県桶川市泉1丁目3-28
北緯36度00分10秒 東経139度33分31秒 / 北緯36.00281度 東経139.5585度 / 36.00281; 139.5585座標: 北緯36度00分10秒 東経139度33分31秒 / 北緯36.00281度 東経139.5585度 / 36.00281; 139.5585
桶川市役所庁舎
外部リンク 公式ウェブサイト

桶川市位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町 / ― 村

地図
ウィキプロジェクト

桶川市(おけがわし)は、埼玉県の中東部に位置する人口約7万4千人の。1970年(昭和45年)市制施行。

概要

古くは江戸時代の五街道の一つ中山道宿場町桶川宿として発展し、江戸時代に周辺部で栽培されていた紅花は「桶川臙脂」としてその名を知られ、最上地方に次いで2番目の収穫高を誇っていた。現在でも中山道には蔵作りの建物など宿場町の面影を残している。農業用地を残す一方で、近年は住宅地化も進行している。

地理

桶川市中心部周辺の空中写真。2019年6月26日撮影の6枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
荒川

埼玉県の中央部に位置し、市域の多くは大宮台地の上にある。最高点は北西部の海抜25 m[1]。市の中心を南北に国道17号旧中山道高崎線が通り、東西に埼玉県道12号川越栗橋線が通る。加納地区には直下に中央構造線に関連する綾瀬川断層が存在する。

市の西側、比企郡川島町との市町境付近(市町境は河川改修前の旧荒川で、今でも三日月湖など、当時の川の名残が見られる)に荒川、旧川田谷村と旧桶川町との境に江川が流れ、市の東側、久喜市との市境に元荒川が流れる。また、旧桶川町に芝川の水源、上尾町から分離、編入された旧大石村井戸木地区に鴨川の水源、旧加納村綾瀬川の水源がある。

隣接自治体との関係

上尾市
南部で接している。高崎線国道17号旧中山道埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線)などで結ばれている。上尾市に所在する上尾警察署の管轄内であるほか、電話番号の単位料金区域でも同じ浦和MAに属し市内扱いである。上尾市北部(井戸木泉台など)の住民は桶川駅を利用、桶川市南部(朝日・神明)の住民は北上尾駅を利用することがある。上尾市北部は歴史的には桶川との関係が深く、上尾市北部にある大字上大字南はそれぞれ桶川に対しての名称(桶川上、桶川南)であるほか、同じく上尾市の菅谷須ヶ谷なども古くは桶川郷に属した。また、江戸時代桶川宿の主産物として知られた紅花は、現在の上尾市大字上にあたる上村に種子がもたらされたことに始まると伝えられており、上尾市北部でも栽培が盛んであった。旧大石村の井戸木地区は、昭和の大合併直後に上尾町と桶川町に二分され、しばらく大字井戸木が双方で並立していた。その後、桶川市側の井戸木は住居表示の実施により消滅した。現在の鴨川の大半および若宮の一部がこれに相当する。
北本市
北部で接している。高崎線や国道17号、旧中山道(埼玉県道164号鴻巣桶川さいたま線)などで結ばれている。北本市南部(二ツ家など)の住民は桶川駅を利用することがある。埼玉県央広域事務組合や埼玉県央都市づくり協議会などでの提携がある。
鴻巣市
北東部でわずかに接している。鴻巣市と桶川市を直接結ぶ公共交通機関は存在せず、北本市を経由する必要がある。高崎線の快速アーバン・通勤快速(夜間の一部)は桶川駅の次は鴻巣駅に停車する。また、上越新幹線は鴻巣市との市境を通過する。埼玉県央広域事務組合や埼玉県央都市づくり協議会などでの提携がある。
蓮田市
東部でわずかに接している。埼玉県道77号行田蓮田線で結ばれているが、蓮田市と桶川市を直接結ぶ公共交通機関は存在しない。電話番号の単位料金区域では同じ浦和MAに属し、市内扱いである。
久喜市
東部で接している。久喜市が南埼玉郡菖蒲町と合併したことで隣接するようになった。埼玉県道12号川越栗橋線圏央道などで結ばれている。朝日バスの桶川駅 - 菖蒲車庫のバス路線がある。また、上越新幹線は桶川市から久喜市に入った後、再び桶川市に入るルートを通る。
北足立郡伊奈町
南東部で接している。埼玉県道311号蓮田鴻巣線で結ばれている。上尾市と同様に上尾警察署の管轄内であるほか、電話番号の単位料金区域でも同じ浦和MAに属し、市内扱いである。桶川市南東部(倉田など)では埼玉新都市交通伊奈線(ニューシャトル)内宿駅が最寄となる。また、上越新幹線は伊奈町から桶川市へと向かうルートを通っている。
比企郡川島町
西部で接している。埼玉県道12号川越栗橋線や圏央道で結ばれている。東武バスウエストの桶川駅〜川越駅のバス路線(川越04系統)があり、川島町を経由する。

歴史

「桶川市」という地方公共団体が成立する以前のことでも現在の市域内のことを記述する。

古代以前

現在の川田谷地区には荒川沿いに数多くの古墳や遺跡が発見されていて川田谷古墳群といわれる。その中には原山古墳群や熊野神社古墳などがある。熊野神社古墳は大和政権の力が東に及んでいたことを示す手がかりとして重要視されている。

篠津にある多気比売神社は、平安時代延喜式にその存在が書かれており、市内最古の神社といわれている。

中世

「おけがわ」という地名はこのころから文献に現れ、郷があったことが確認されている。しかし「桶川」ではなく「桶皮」という表記もある。地名の由来は後の節を参照。

近世

古くから農産物の集散地であったために、人が集まり中山道の宿場町として栄えた。現在の桶川市の中心部は上尾市の北部を含めて桶川郷と呼ばれていた。このあたりでは紅花が栽培されていて、宿場の発展に重要な役割を果たしていた。

宿場の歴史の詳細については桶川宿の項目を参照。

近代以降

立花町(現在の南1丁目・東1丁目に挟まれた区域)の中山道の町並み(1907年)

明治になると時代の変化とともに中山道は衰退し、宿場としての役目も終え始める。紅花も輸入品や化学染料に取って代わられて衰退したが、宿場址が町の発展の中心となった。1883年中山道に沿うように高崎線が敷設され、1885年には桶川駅が設置された。

1889年に町村制が施行され、桶川宿と隣接する3村により桶川町が成立する。同時に現在の市域に加納村、川田谷村、大石村が成立する。

昭和の大合併時には埼玉県により近隣の10町村(桶川町・加納村・川田谷村・大石村・上平村・上尾町・平方町・原市町・大谷村・伊奈村)による合併案が示されたが主に桶川町の反対により実現せず(詳細は上尾市#歴史を参照)、1955年1月1日に加納村、3月10日に川田谷村とそれぞれ合併し、新たに桶川町が成立する。同年4月1日、旧大石村の大字井戸木字後の地域が同年1月1日の合併により成立した上尾町から分離し、桶川町に編入された。翌日その一部を再び桶川町から分離、上尾町に編入し現在に至る。旧上平村の大字字堤・長浪・谷通も大字井戸木の合併とほぼ同時期に桶川町に編入合併の動きがあったが実現しなかった。

詳細は加納村川田谷村大石村上平村の年表を参照。

地名の由来

  • 桶川の地名は、1352年観応3年)の足利尊氏の家臣への下文に「桶皮郷菅谷村」と記されたのが文献上最古のものである。なお、この菅谷村は現在の上尾市菅谷を指すと見られる。桶川の地名は古来からのものである為、はっきりとした由来は不明であるが、以下の2つの仮説が云われている。
    • 「沖側」に由来 - 「オキ」は広々とした田畑の意で、その方向である「沖側」が訛ったというものである。
    • 「起き川」に由来 - 芝川・鴨川等の水源が有ることから川が起こる所すなわち「起き川」になったというものである。

桶皮表記が見られるのは足利文献のみであり、桶川、桶皮のどちらも当て字によるものと推測される。

市域の成立まで

1868年以前 1868年 1875年 1879年 1889年4月1日 1955年1月1日 1955年3月10日 1956年4月1日[2] 1956年4月2日[2] 1970年11月3日
桶川宿 桶川町 桶川町 桶川町 桶川町 桶川町 桶川市
町谷村 大谷領町谷村
上日出谷村
下日出谷村
上加納村 加納村 加納村
下加納村
坂田村
篠津村
舎人新田
領家村 小針領家村
五丁台村
倉田村
上川田谷村 川田谷村 川田谷村 川田谷村 川田谷村
下川田谷村
樋詰村
井戸木村 大石村 上尾町 (大字井戸木字後)
(字後の一部) 上尾市
上尾町(1958年、上尾市)

年表

人口

総人口は2011年1月1日の75,987人をピークに減少に転じている[10]

桶川市と全国の年齢別人口分布(2005年) 桶川市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 桶川市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
桶川市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 38,717人
1975年(昭和50年) 48,034人
1980年(昭和55年) 55,747人
1985年(昭和60年) 61,499人
1990年(平成2年) 69,029人
1995年(平成7年) 73,084人
2000年(平成12年) 73,967人
2005年(平成17年) 73,677人
2010年(平成22年) 74,715人
2015年(平成27年) 73,936人
2020年(令和2年) 74,748人
総務省統計局 国勢調査より
2008年10月1日
面積(km2 人口(人) 人口密度(人/km2
桶川地区 6.66 50388 7566
加納地区 8.28 17439 2106
川田谷地区 10.32 7118 690

桶川地区の居住者人口が約5万人に対して、加納地区・川田谷地区の人口はそれぞれ1万7千人、7千人と少なく、桶川地区に人口が集中している。

行政

桶川市役所庁舎

歴代市長

氏名 就任 退任 備考
1 大野利一 1969年4月23日 1973年4月22日
2 岡田仲太郎 1973年4月23日 1985年4月22日
3 野本重雄 1985年4月23日 1993年4月22日
4 上原榮一 1993年4月23日 2001年4月22日
5 岩﨑正男 2001年4月23日 2013年4月22日
6 小野克典 2013年4月23日 現職

行政施設

市の施設
  • 子育て支援センター
  • 市役所東部連絡所(勤労青少年ホーム内)
  • 市役所駅西口連絡所(パトリア桶川店内)
  • 老人福祉センター
  • 農業センター
  • 男女共同参画コーナー(アソシエ)

県の施設

元荒川水循環センター
  • 埼玉県元荒川水循環センター
  • 県央地域療育センター

広域行政

一部事務組合
地方公営企業
  • 桶川北本水道企業団:北本市とともに上水道事業及び下水道使用料の徴収事務を行っている。
協議会
  • 埼玉県央地域まちづくり協議会:鴻巣市、上尾市、桶川市、北本市、伊奈町で構成している。

他の自治体との提携

議会

桶川市議会

埼玉県議会

  • 選挙区:南14区桶川市選挙区
  • 定数:1人
  • 任期:2023年4月30日 - 2027年4月29日
  • 投票日:2023年4月9日
  • 当日有権者数:62,665人
  • 投票率:35.44%
候補者名 当落 年齢 党派名 新旧別 得票数
岡地優 74 自由民主党 11,099票
稲垣雅由 57 無所属 8,737票

衆議院

当落 候補者名 年齢 所属党派 新旧別 得票数 重複
大島敦 67 立憲民主党 104,836票
中根一幸 55 無所属 50,425票
秋山もえ 48 日本共産党 24,735票
細谷美恵子 64 日本維新の会 24,341票

経済

小売業

ベニバナウォーク桶川

産業

東部工業団地

金融機関

農業

産物(特産、名産等)

  • 紅花を使った品々 - 「べに花の郷づくり事業」による(市内各地)
  • タマジョウ醤油 - 坂巻醤油店が製造する醤油のブランド。漫画に登場したり、テレビ番組で紹介されている。(川田谷)

地域

町域

桶川市の町域は、昭和の大合併前の町村ごとに地区が分けられている。昭和の大合併直後に編入された上尾町(旧大石村)大字井戸木は隣接する桶川地区に組み込まれている。

桶川地区
桶川市の中央部にあたり、昭和の大合併前の桶川町と昭和の大合併後に編入された上尾町(旧大石村)大字井戸木に相当する。地区西部の上日出谷・下日出谷以外の地域は住居表示実施や町名地番変更により新たに付けられた町名で、従前の大字桶川・大字町谷・大字井戸木は全域が町名整理の対象となり新たな町名に採用されなかったため、行政地名として存続していない。町谷は隣接する上尾市大字上の小字として、井戸木は上尾市の町名として残る。
  • 北(1丁目・2丁目)
  • 末広(1丁目 - 3丁目)
  • 東(1丁目・2丁目)
  • 神明(1丁目・2丁目)
  • 南(1丁目・2丁目)
  • 寿(1丁目・2丁目)
  • 西(1丁目・2丁目)
  • 泉(1丁目・2丁目)
  • 若宮(1丁目・2丁目)
  • 朝日(1丁目−3丁目)
  • 鴨川(1丁目・2丁目)
  • 下日出谷
  • 下日出谷西(1丁目−3丁目)
  • 下日出谷東(1丁目−3丁目)
  • 上日出谷
  • 上日出谷南(1丁目−3丁目)
加納地区
桶川市東部にあたり、旧加納村に相当する。地区内の赤堀は桶川東部工業団地を造成された際に、当該地域に対して新たに作られた町名であり、工場や事業所が密集している。一丁目と二丁目があるが、工業団地のためだけの区画になっていて民家は存在せず、産業用地以外には公園コンビニエンスストアなどがあるのみ。赤堀・坂田東・坂田西以外の地域は旧来からの地名が存続している。
  • 加納
  • 赤堀(1丁目・2丁目)
  • 篠津
  • 五丁台(五町臺とも表記する)
  • 舎人新田
  • 倉田
  • 小針領家
  • 坂田
  • 坂田東(1丁目 - 3丁目)
  • 坂田西(1丁目 - 3丁目)
川田谷地区
桶川市西部にあたり、旧川田谷村に相当する。川田谷村は町村制施行から桶川町との合併まで他の自治体との合併を行っていないため、村内に大字が存在しなかった。桶川町との合併の際に全域を大字川田谷とし、現在に至る。
  • 川田谷

郵政

郵便番号は市内全域が「363-00xx」。

  • 桶川郵便局(若宮1丁目) - 桶川市全域の集配を担当、ゆうちょ銀行桶川店を併設
    • 桶川坂田郵便局(坂田)
    • 桶川西一郵便局(西1丁目)
    • 桶川神明郵便局(神明1丁目)
    • 桶川日出谷郵便局(上日出谷南)
    • 川田谷郵便局(川田谷)

市街地

市街地は高崎線中山道国道17号に沿う形で形成されている。桶川駅の西口には三井精機工業の工場があったが、駅西口再開発により川島町に移転した。跡地はロータリーなどが整備され、パトリア桶川店の出店、パークタウン若宮、駅西口公園の建設が先立って行われた。その後ビュータワーおけがわ、桶川市民ホール、さいたま文学館が建設された。

住宅団地

  • 桶川けやき団地
  • 桶川坂田ウエスト住宅 (坂田字南)
  • 桶川けやき住宅 (上日出谷)
  • 桶川川田谷住宅 (川田谷)
  • 桶川倉田住宅 (倉田)

教育

幼稚園

  • 愛宕幼稚園
  • 桶川ときわこども園
  • 認定こども園ひがし幼稚園
  • おけがわ幼稚園
  • しろがね幼稚園
  • うさぎ幼稚園
  • 学校法人 永島学園 認定こども園 ひだまり

保育所

公立
  • 桶川市鴨川保育所
  • 桶川市北保育所
  • 桶川市坂田保育所
  • 桶川市日出谷保育所
私立
  • 桶川たんぽぽ保育園
  • カオルキッズランド保育園
  • 桶幼どれみ保育園
  • 認定こども園ひがし保育園

小学校

中学校

高等学校

施設

公園

駅西口公園
  • 城山公園
  • 駅西口公園
  • 桶川市子ども公園わんぱく村

この他にあと19か所ある。

文化施設

市民ホールとさいたま文学館が併設された建物。響の森が愛称。
  • 桶川市民ホール
  • 歴史民俗資料館
  • べに花ふるさと館
  • 桶川飛行学校平和祈念館 - 熊谷陸軍飛行学校桶川分教場の跡地を改修
  • 児童館
  • 公民館
    • 桶川公民館・立花会館
    • 桶川東公民館
    • 加納公民館
    • 川田谷公民館
  • 高齢者いこいの家(中山道ふれあい館)
  • 桶川集会所(ユニティ)
  • 加納集会所(パルレ)

学習施設

  • 図書館
    • 中央図書館(パトリア桶川店内、旧・駅西口図書館)
    • 桶川図書館(旧・市立図書館)
    • 川田谷図書館(旧・川田谷分室)
    • 坂田図書館
  • 歴史民俗資料館
  • べに花ふるさと館
  • 勤労青少年ホーム(さくらフレンド)

スポーツ施設

  • 城山公園(テニスコート、多目的広場、市民プール)
  • 桶川サン・アリーナ(総合体育館)
  • 舎人テニスコート
  • 総合運動場(野球場、ソフトボール場)
  • 下日出谷スポーツ広場(野球・サッカーなど)

清掃

  • 桶川市環境センター

上水道

  • 桶川北本水道企業団

警察

消防

電話

市外局番は市内全域「048」。市内局番が「6XX」「7XX」「8XX」の地域との通話は市内通話料金で利用可能(浦和MA)。収容局は桶川局、上尾局、埼玉加納局。「7xx」から始まる市内局番は桶川市と同じNTT東日本上尾営業所(旧電報電話局)管内に属する上尾市伊奈町のほか、蓮田市さいたま市岩槻区春日部市で使用されている。

交通

鉄道

また、同線北上尾駅が市の南部に、埼玉新都市交通伊奈線内宿駅が市の南東部に近接している。その他、上越新幹線大宮駅 - 熊谷駅間で当市を通過している。

道路

高速道路
一般国道
県道
市道
  • 2439路線ある。

具体的な見通しはないが第二産業道路が五丁台まで延長される計画がある。

バス

べにばなGO

タクシー

タクシーの営業区域県南中央交通圏で、川口市さいたま市鴻巣市上尾市戸田市などと同じエリアとなっている。

ヘリコプター

  • 雄飛航空(本社がある。隣の川島町に自社ヘリポート所有。成田空港までヘリ・エクスプレスを運航)

観光

中山道宿場館
べに花ふるさと館
熊谷陸軍飛行学校桶川分教場
  • 中山道宿場館 - 観光案内をしている。
  • べに花ふるさと館
加納の古い農家である廿楽家の住宅であったが、跡継ぎがいなくなって市へ寄贈された建物を当時の景観を残しつつ改装した。観光スポットとして地元産の原料を使った手打ちうどんが味わえる他、市民が主催する体験講座などが行われたり、フリーマーケット蚤の市[11]などの催しが開かれたりする。また、べに花まつりのメイン会場にもなる。
  • べに花摘み取り園(見頃6月下旬から7月上旬)
元は熊谷陸軍飛行学校桶川分教場の飛行場だったが、現在は軽飛行機専用の飛行場で、本田航空が市内上空や江ノ島などの遊覧飛行を行っている。飛行場を所有する本田航空の事務所は隣接する川島町に所在する。映画『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』に桶川飛行場が登場した。

旧跡・宗教施設

祭事・催事

この日は桶川町が市制施行した日(桶川になった日)であり、祇園祭と同じく中山道で行われるがこちらは中山道だけでなく周辺の施設でもイベントがあり、屋台のほかに市民が模擬店の出店をしたり、気球の試乗会や市民・市内の企業による催しが行われる。また同日には東日本実業団駅伝も行われる。
  • べに花まつり(6月下旬ごろ)

その他

著名な出身者

脚注

  1. ^ a b c 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』963-968頁。
  2. ^ a b c d 町の境界変更 昭和31年3月31日 総理府告示第144号”. 桶川市役所 (1956年3月31日). 2018年10月29日閲覧。
  3. ^ a b c d e 『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』1421頁。
  4. ^ 桶川町役場総務課「桶川町章がきまりました」『広報おけがわ』第104号、桶川町役場、1968年11月10日、3頁。 
  5. ^ 桶川市は11月3日市制施行45周年を迎えます(広報おけがわNo.974)”. 桶川市役所. pp. 2-3 (2015年11月1日). 2018年9月14日閲覧。
  6. ^ a b c 桶川市の統計 3.市域の変遷” (PDF). 桶川市 (2020年3月25日). 2020年10月5日閲覧。
  7. ^ a b c 統計あげお 平成31年/令和元年版 第1章 土地・気象” (PDF). 上尾市. p. 4 (2020年6月1日). 2020年8月31日閲覧。
  8. ^ 市の境界変更 昭和62年9月26日 自治省告示第139号”. 桶川市役所 (1989年4月27日). 2020年10月5日閲覧。
  9. ^ 市の境界変更 昭和62年9月26日 自治省告示第139号”. 桶川市役所 (1989年4月27日). 2020年10月5日閲覧。
  10. ^ [1]
  11. ^ 「フリーマーケット」と「蚤の市」は表現の違いだが、ここでは市民が必要なくなったものを売るものを「フリーマーケット」、骨董品や古民具の掘り出し市を「ふるさと蚤の市」としている。
  12. ^ おけがわ市民花火大会2015” (PDF). 桶川市役所. p. 7 (2015年). 2020年2月7日閲覧。

参考文献

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会『角川日本地名大辞典 11 埼玉県』角川書店、1980年7月8日。ISBN 4040011104 

関連項目

外部リンク

行政
観光