東洋アルミニウム
表示
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 | 東洋アルミ |
本社所在地 |
日本 〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町三丁目6-8 御堂筋ダイワビル |
設立 |
1999年5月12日(前身の東洋アルミニウム販売) (旧東洋アルミニウムは1931年4月7日) |
業種 | 非鉄金属 |
法人番号 | 8120001085434 |
代表者 | 楠本 薫(代表取締役社長) |
資本金 | 80億円 |
売上高 |
611億9,000万円 (2024年3月期)[1] |
営業利益 |
30億5,400万円 (2024年3月期)[1] |
経常利益 |
42億9,100万円 (2024年3月期)[1] |
純利益 |
34億900万円 (2024年3月期)[1] |
純資産 |
450億6,400万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
818億9,500万円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 単体1,038名、連結2,592名(2013年3月末) |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 日本軽金属ホールディングス 100% |
外部リンク | https://www.toyal.co.jp/ |
東洋アルミニウム株式会社(とうようアルミニウム、英称:Toyo Aluminium K.K.)は、日本軽金属ホールディングス傘下のアルミニウム製品メーカー。アルミ箔・アルミペーストともにシェア世界トップクラス[2]であり、欧・米・韓・中国に事業展開している。 蓮の葉の撥水効果(ロータス効果)を利用し、ヨーグルトの蓋裏にヨーグルトが付着しないようにした技術を開発するなどの実績がある[3]。
沿革
[編集]旧・東洋アルミニウム
[編集]- 1931年(昭和6年)4月 - アルミ箔と板の製造販売を目的として、カナダのアルミニウム・リミテッドと住友伸銅鋼管株式会社との折半出資により、住友アルミニウム株式会社を設立。桜島(大阪市)の板工場及び八尾の箔工場において生産開始。
- 1947年(昭和22年)11月 - 戦災を受けた桜島工場の鋳造・板製造設備を八尾工場に移設し、桜島工場を閉鎖。
- 1950年(昭和25年)4月 ‐ 財閥解体により、商号を東洋アルミニウム株式会社に変更。
- 1957年(昭和32年)7月 - アルミニウム・ラボラトリーズ・リミテッドからアルミペースト製造販売の特許実施権を譲り受け、新設の竜田工場において生産開始。
- 1962年(昭和37年)9月 - 大阪証券取引所市場第二部上場。
- 1966年(昭和41年)11月 - 販売部門の強化充実のため、ビヤス商事株式会社(現・東海東洋アルミ販売)を設立。
- 1967年(昭和42年)6月 - 東京証券取引所市場第二部上場。
- 1968年(昭和43年)10月 - アルミパウダー製造のため新庄工場を新設。
- 1969年(昭和44年)11月 - アルミ箔容器の製造販売を目的として、米国のエコー・プロダクツ・インコーポレイテッド(現・パッケージング・コーポレーション・オブ・アメリカ)との合弁で東洋エコー株式会社を設立。
- 1970年(昭和45年)1月 - アルミ箔の製造販売を目的として、韓国に三亜アルミニウム株式会社を設立 (三真アルミニウム株式会社と合弁)。
- 1974年(昭和49年)5月 - 東京・大阪証券取引所市場第一部に指定替え。
- 1976年(昭和51年)5月 - 家庭用アルミ箔製品の製造販売を目的として、東洋アルミホイルプロダクツ株式会社を設立。
- 1977年(昭和52年)4月 - 竜田工場を新庄工場に統合し、竜田工場を閉鎖。
- 1978年(昭和53年)10月 ‐ 関東地区でのアルミ箔加工品の生産拠点として、群馬工場を新設。
- 1982年(昭和57年)7月 - アルミパウダー・ペーストの製造販売を目的として、フランスにアルキャン-東洋アメリカ社(現・トーヤルアメリカ社)を設立(アルミニウム・アルキャン・コーポレーションと合弁)[4]。
- 1987年(昭和62年)12月 - 高純度窒化アルミニウム粉の生産開始。
- 1993年(平成5年)6月 - アルミニウム及び合金微細粉末の生産技術の開発や製造・販売を行なうため、アルキャン-東洋ヨーロッパ社(現トーヤルヨーロッパ社)の当該設備を分離し、フランスにフジヤマ社を設立。
- 1996年(平成8年)3月 - フランスのフジヤマ社を清算。
- 1999年(平成11年)
現・東洋アルミニウム
[編集]- 2005年(平成17年)10月 ‐ トーヤルテクノフロンティア株式会社を設立
- 2007年(平成19年)
- 4月 - 中国広東省にアルミペーストの製造・販売会社、肇慶東洋鋁業有限公司を設立。
- 10月 - 東海アルミ箔株式会社を子会社化。
- 12月 - 有色メタリック顔料の製造を目的として株式会社ミレニアムゲートテクノロジーを子会社化。
- 2009年(平成21年)12月 - 中国湖南省のアルミパウダー製造・販売会社、湖南寧郷吉唯信金属粉体有限公司を子会社化。
- 2011年(平成23年)4月 - 昭和アルミパウダー株式会社を子会社化。
- 2012年(平成24年)10月 - サン・アルミニウム工業株式会社を子会社化(現・東洋アルミ千葉株式会社)。
グループ企業
[編集]アルミニウム関連の子会社を多く擁する。
主な国内関係会社
- 東洋アルミエコープロダクツ株式会社
- 東海東洋アルミ販売株式会社
- 東洋アルミ興産株式会社
- アルファミック株式会社
海外関係会社
- トーヤルヨーロッパ社
- トーヤルアメリカ社
- 三亜アルミニウム株式会社
- 肇慶東洋鋁業有限公司
- 湖南寧郷吉唯信金属粉体有限公司
脚注
[編集]- ^ a b c d e f 東洋アルミニウム株式会社 第25期決算公告
- ^ アルミニウム産業の現状と課題経済産業省非鉄金属課資料 P14
- ^ はじく極意 ハスの葉に 東洋アルミ「ヨーグルトつかない蓋」(もっと関西)
- ^ 東洋アルミニウム. “沿革”. 公式サイト. 東洋アルミニウム. 2015年8月21日閲覧。