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木古内駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木古内分岐部から転送)
木古内駅
北口(2018年5月)
きこない
Kikonai
地図
所在地 北海道上磯郡木古内町木古内/本町
所属事業者
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南口(2016年3月)
手前に道南いさりび鉄道線駅舎とバス、タクシープール。奥にJR北海道北海道新幹線駅舎

木古内駅(きこないえき)は、北海道上磯郡木古内町にある北海道旅客鉄道(JR北海道)・道南いさりび鉄道である。北海道内最南端の駅である。日本国有鉄道JR北海道における事務管理コードは▲141410[1]

本項目では、木古内駅場内扱いとなる、北海道新幹線・海峡線の共用区間終点木古内分岐部(きこないぶんきぶ)[2]についても述べる。

概要

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木古内町の中心駅であり、北海道新幹線はやぶさ」「はやて」合計13往復のうち、8往復16本が停車する[広報資料 1][広報資料 2]。また、当駅で上下の貨物列車交換を行っており、下り貨物列車の大半が当駅に運転停車する。

在来線は道南いさりび鉄道線[3]、新幹線は北海道新幹線を所属線としており、これらに海峡線を加えた3路線が乗り入れる。当駅は線路名称上での道南いさりび鉄道線・海峡線の終点であるが、海峡線は2016年(平成28年)3月21日をもって定期旅客列車の運行を終了しており、以降は貨物列車と団体専用臨時列車四季島)のみの運行となっている。道南いさりび鉄道線の旅客列車は、全て気動車による普通列車として当駅以東でのみ運転される。また、道南いさりび鉄道線にはsh01駅番号北海道新幹線 乗換駅の副駅名が導入されている。

海峡線を走行する列車は、当駅で自動列車保安装置ATS-SNDS-ATCの間で切り替える。

駅名の由来

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町名より。アイヌ語に由来し、現在の木古内川が、干満の差が激しく、満潮時にを逆流することから「リオナイ(リロナイ)[4]」(波・入れる・川:潮の差し入る川)と呼ばれたためとされる[5]

ダイヤ

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北海道新幹線は一部の「はやぶさ」と全ての「はやて」による1日16本が、道南いさりび鉄道は1日9本[6]が発着する。

歴史

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1976年の木古内駅と周囲約1km範囲。下側、木古内川を渡ってから左へカーブを切って向かうのが江差線本線江差方面。下へ向かうのが松前線松前方面。単式と島式の複合ホーム1面2線で、駅舎側から1.2.3番ホームとなっており、松前・江差双方面下りが1番、松前線からの上りが2番、江差からの本線上りが3番、もしくは松前線との併合で2番を使用した。駅舎横の江差・松前側には切欠き状の貨物ホームへ2本の引き込み線、駅裏には4本の仕分けまたは留置線と、その外側に機回し線、そこより江差・松前側駅裏及び函館側駅裏双方へ車庫線、そして函館側駅裏には転車台が残されている。また函館方本線脇を引き上げ線が用水路を渡って併走し、スイッチバックして再び斜めに用水路を渡って駅裏にある木工所土場へ引き込まれている。当駅は木材の出荷駅でもあった。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

官設鉄道江差線の終着駅として、1930年昭和5年)10月25日に開業した[7][8]1935年(昭和10年)12月10日に江差線が湯ノ岱駅まで延伸されると同線の途中駅となり[7]1937年(昭和12年)10月12日松前線開業に伴い、江差線と松前線の分岐駅となった[9]1980年(昭和55年)9月30日まで運行された江差線の急行「えさし」と松前線の急行「松前」の停車駅であり、一部の列車は当駅で解併結作業を行っていた[10]

1987年(昭和62年)4月1日国鉄分割民営化によりJR北海道に承継される[11]1988年(昭和63年)2月1日には松前線が廃止となったが[9][新聞 1]、同年3月13日海峡線が開業すると[12]、当駅は東北新幹線連絡特急「はつかり」の停車駅となった。「はつかり」は2002年平成14年)12月1日から「白鳥」「スーパー白鳥」と改称し[広報資料 3]2008年(平成20年)3月15日からは全ての「白鳥」「スーパー白鳥」が当駅に停車するようになった[広報資料 4]

2014年(平成26年)5月12日には、江差線の当駅 - 江差駅間が廃止されたため[広報資料 5][新聞 2]、当駅が再び江差線の終点となった。海峡線が北海道と本州以南との広域輸送に特化した路線であることから、当駅は函館近郊および道内のローカル鉄道輸送という点でも道内最南端の終着駅となった。

2016年(平成28年)3月26日には北海道新幹線の駅が設置され[新聞 3]新中小国信号場 - 当駅間の82.1 km区間は三線軌条標準軌 1,435 mm狭軌 1,067 mm)による新幹線・在来線の共用区間となる[広報資料 6][広報資料 7][広報資料 8]。新幹線開業後、江差線の五稜郭駅 - 当駅間はJR北海道から経営分離され、第三セクター鉄道道南いさりび鉄道へ移管された[広報資料 9]

年表

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新幹線建設中の画像

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駅構造

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南北にある駅外との出入口と、南側の道南いさりび鉄道駅舎、北側の新幹線駅舎を高架の自由通路(跨線橋)でつなぐ橋上駅。道南いさりび鉄道線ホームとの昇降は階段のみ。他はエレベーター、エスカレーターも併設されている[18][17]

新幹線(JR北海道)

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JR北海道 木古内駅
在来線ホームと新幹線南口駅舎(2018年4月)
きこない
Kikonai
(35.6 km) 新函館北斗
所在地 北海道(渡島総合振興局)上磯郡木古内町字木古内206-3[19]
北緯41度40分39.8秒 東経140度26分2.8秒 / 北緯41.677722度 東経140.434111度 / 41.677722; 140.434111 (JR北海道 木古内駅)座標: 北緯41度40分39.8秒 東経140度26分2.8秒 / 北緯41.677722度 東経140.434111度 / 41.677722; 140.434111 (JR北海道 木古内駅)
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
所属路線 北海道新幹線
キロ程 113.3 km(新青森起点)
東京から827.0 km
電報略号 キコ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
52人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 2016年平成28年)3月26日(新幹線駅として)[20]
備考
  1. ^ この間に竜飛定点(新青森起点58.0 km)、吉岡定点(同起点81.0 km)、湯の里知内信号場(同起点101.5 km)が存在。
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2面2線の相対式ホームの高架駅。上り線は本線がホームのない通過線となっており、待避線上にホームがある。

直営駅みどりの窓口指定席券売機[21]話せる券売機[21]、自動改札機設置。構内には売店などの設備はない。

のりば

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番線 路線 方向 行先
11 ■ 北海道新幹線 上り 盛岡東京方面[22]
12 下り 新函館北斗方面[22]

新幹線駅舎は在来線駅舎とは反対側の線路北側に設置され、高架下に駅本屋1,850平方メートル、ホーム上屋6,410平方メートルがある。デザインコンセプトは「波と森のプロムナード 〜北の交流発信地〜」で、過去から未来につながる町の歴史と、木古内町が面する津軽海峡から打ち寄せる波のリズムを間隔を変えて垂直性を強調したリブ状の壁面で表現する。壁面は高さ約20メートルで、細長いガラスが間隔を変えてはめ込まれている[新聞 16]。天井や窓枠などに道南スギ材を多用しており、総工費は22億5750万円とされている[広報資料 11][新聞 7]

在来線(道南いさりび鉄道)

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道南いさりび鉄道 木古内駅
駅舎(2018年4月)
きこない
Kikonai
(北海道新幹線 乗換駅)
所在地 北海道(渡島総合振興局)上磯郡木古内町字本町[8]531-2[23][24]
所属事業者
電報略号 キコ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
120[25]人/日
-2019年-
開業年月日 1930年昭和5年)10月25日(在来線駅として)
2016年(平成28年)3月26日(経営移管)[** 1]
乗入路線 2 路線
所属路線 道南いさりび鉄道線
駅番号 sh01
キロ程 37.8 km(五稜郭起点)
函館から41.2 km
sh02 札苅 (3.8 km)
所属路線 海峡線(JR北海道)
キロ程 87.8 km(中小国起点)
備考 無人駅
  1. ^ 北海道新幹線開業による並行在来線の経営分離により。
  2. ^ この間に竜飛定点(中小国起点32.5 km)、吉岡定点(同起点55.5 km)、湯の里知内信号場(同起点76.0 km)が存在。
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木古内駅
2010年当時の木古内駅(南口)
きこない
Kikonai
所属事業者 北海道旅客鉄道(JR北海道)
駅構造 地上駅橋上駅[8]
開業年月日
廃止年月日
乗入路線
所属路線 江差線
キロ程 37.8 km(五稜郭起点)
函館から41.2 km
(2.3 km) 渡島鶴岡
所属路線 松前線
キロ程 0.0 km(木古内起点)
札苅
(5.2 km) 森越
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1面2線の島式ホームが地上部に、待合室やタッチパネル式自動券売機自由通路と同じ高架部にある橋上駅である。1 - 3番線にはホームが無く、のりばは4・5番線となっている。

社員配置駅であるが、輸送社員のみのため出札改札業務などは一切行われておらず、営業上は無人駅である。JR時代に使われていた窓口は閉鎖され、普通乗車券は自動券売機による発売となっているが、定期乗車券については新幹線側の木古内駅で購入可能となっている[26][27]。客扱いをしていない1 - 3番線への階段や通路は、封鎖されたのち2017年(平成29年)末までに全て撤去された。

1 - 3番線には架線が張られているが、北海道新幹線開業に伴い海峡線 - 当駅函館方(交交セクション)まで架線電圧が新幹線と同様の交流25,000 V・50 Hzに昇圧されたため、海峡線直通に対応したEH800形電気機関車E001形電車以外の電気車は当駅に入線できない。4・5番線には架線が張られていない。

江差方及び松前方の場内信号機(江差線、松前線)は駅からかなり離れており、当駅西方の木古内川橋梁を渡った先の海峡線に合流する手前に設置されていた。江差方面の列車は4・5番線から発車後ポイントを渡り海峡線の下り線を走行後、木古内道道踏切(木古内駅構内扱い)の直前で分岐していた。また、松前線の列車は、4・5番線から発車後ポイントを渡り、現在の海峡線の上り線[注釈 3]を走行後、木古内道道踏切(木古内駅構内扱い)を過ぎたところで分岐していた[注釈 4]。なお、この踏切は江差線当駅・江差駅間廃止後は、所属が江差線から海峡線に変わり、公道と交わる踏切としても道内最南端となった。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
4・5 道南いさりび鉄道線 下り 上磯函館方面

木古内分岐部(新在共用区間終点)

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旧松前線・江差線分岐部からさらに中小国・新青森方に進んだ地点(新青森起点111.445 km[28]、木古内駅からおよそ 2km)には、青森県側の大平分岐部(新中小国信号場構内扱い)からの82.041 kmにわたる三線軌条標準軌1,435 mm狭軌1,067 mm)による新幹線・在来線の共用区間の終端が設けられ、木古内分岐部[28]と称される。分岐部は不転換防止のためスノーシェルターで覆われている。

付近には木古内町による展望台「北海道新幹線ビュースポット」が設けられている。

なお、北海道新幹線列車は、青函トンネル内など貨物列車との共用区間を含む新中小国信号場から当駅まで通常時の最高速度が2019年(令和元年)現在160 km/hに制限されている[新聞 17](その他区間は線区最高速度260km/h)[注釈 5]

駅弁

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2022年現在、駅弁は販売されていない。

かつては駅前食堂の「伊藤食堂」と「急行食堂」が調製した駅弁が販売されていた。伊藤食堂は構内販売の他に立ち食いそば屋も経営しており、1970年頃に駅構内販売から撤退。急行食堂も1991年に当時の店主の死去に伴い駅売りから撤退。その後店主の妻が駅前食堂を継承したが2017年に死去。その翌年に駅前食堂のファンだった常連客の男性が急行食堂名物であった焼きそばの味を再現し函館駅前で「超特急焼きそば」を開店した[新聞 18]が、後に閉店している。

旅客営業における特記事項

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北海道新幹線開業までの特急料金不要の特例

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2002年(平成14年)12月1日のダイヤ改正で快速海峡」が廃止されてから北海道新幹線が開通する2016年(平成28年)3月25日(22日から旅客列車が運休したため事実上21日)まで、海峡線の蟹田駅[注釈 6] - 当駅間は特急列車のみの運転となり、普通・快速列車が設定されていなかった。そのため、上記区間に含まれる各駅相互間で特急列車の普通車自由席に乗車する場合には、特急料金が不要となる特例が設けられ、「青春18きっぷ」や「北海道&東日本パス」といった普通列車専用の特別企画乗車券でも適用されていた[注釈 7]

利用状況

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「国土数値情報 駅別乗降客数データ」によると、1日平均乗車人員は以下の通りである。

当駅は、全国の新幹線駅では奥津軽いまべつ駅に次いで平均乗車人員が少ない。

1日平均乗車人員推移
年度 JR北海道[注釈 8] 道南いさりび
2011年(平成23年) 254 未開業
(経営分離前)
2012年(平成24年) 230
2013年(平成25年) 259
2014年(平成26年) 214
2015年(平成27年) 190
2016年(平成28年) 65
2017年(平成29年) 67 75
2018年(平成30年) 64 60
2019年(令和元年) 52 60

駅周辺

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上空から見た木古内駅周辺
(2014年9月)

路線バス

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木古内駅前バス停が設置されており、函館バスが「快速松前号」「木古内〜松前線」(JR松前線廃止代替バス)、「江差木古内線」(JR江差線代替バス)および「函館〜知内線」を運行している。鉄道が廃止された福島町知内町松前町など道南最南部との交通結節点となっている(一部の路線は、道南いさりび鉄道線とほぼ並走して函館市中心街とも結ぶ)。

なお、2016年1月13日より新バスターミナルに移転し、「道の駅みそぎの郷 きこない」内にバス待合所が設置される[広報資料 16]

のりば バス会社 行き先
1 函館バス 快速松前号:福島・松前ターミナル方面[広報資料 21][広報資料 16]
松前〜木古内線:知内出張所・福島・松前ターミナル方面[広報資料 21][広報資料 16]
函館〜知内線:知内出張所・小谷石方面[広報資料 21][広報資料 16]
2 江差木古内線:上ノ国・江差方面[広報資料 22][広報資料 16]
3 快速松前号:函館方面[広報資料 21][広報資料 16]
函館〜知内線:函館方面[広報資料 21][広報資料 16]
4 降車専用[広報資料 16]

隣の駅

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
■北海道新幹線
奥津軽いまべつ駅 - (竜飛定点) - (吉岡定点) - (湯の里知内信号場) - (木古内分岐部) - 木古内駅 - 新函館北斗駅
海峡線(定期旅客列車の運転なし
中小国駅 - (新中小国信号場) - (大平分岐部) - 奥津軽いまべつ駅(待避設備のみ) - (竜飛定点) - (吉岡定点) - (湯の里知内信号場) - (木古内分岐部) - 木古内駅
道南いさりび鉄道
道南いさりび鉄道線[注釈 9]
木古内駅 (sh01) - 札苅駅 (sh02)

かつて存在した路線

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北海道旅客鉄道(JR北海道)
江差線
木古内駅 - 渡島鶴岡駅
松前線
木古内駅 - 森越駅

脚注

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注釈

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  1. ^ 直前はJR東海東海道新幹線京都駅 - 米原駅間(営業キロ:67.7 km、実キロ:68.1 km)、在来線では同じJR北海道の石勝線新夕張駅 - 占冠駅間(営業キロ:34.3 km)だった。
  2. ^ 当初は2015年(平成27年)5月26日に完成する予定だったが[新聞 8][新聞 12]、駅舎内の案内板の取り付け位置などについて、JR北海道と鉄道建設・運輸施設整備支援機構の協議が長引いたため、工期が遅れた[新聞 13][新聞 14]
  3. ^ 松前線が営業していた当時は、まだ海峡線は開通していなかった。
  4. ^ 『津軽海峡線工事誌』(平成2年刊行)などを見ると、1987年(昭和62年)当時の江差線、海峡線、松前線の3線分岐がみられる。
  5. ^ 時間を区切って新幹線列車のみが走行する場合のみ青函トンネル内は210 km/h。
  6. ^ 海峡線の本来の起点は中小国駅だが、同駅には三厩駅発着の津軽線の列車のみが停車し、北海道へ向かう列車は全て通過していたため、蟹田駅が実質的な分岐駅となっていた。なお、蟹田駅で三厩行き津軽線列車に乗り換えて中小国駅以北で下車する場合の運賃は、中小国駅乗り換えで計算する特例が設けられているため、蟹田駅で改札を出ない限り蟹田駅 - 中小国駅間の運賃は不要となる。
  7. ^ 「北海道&東日本パス」では、これとは別に新青森駅 - 函館駅相互間に限り、自由席特急券を購入すれば特急列車の普通車自由席に乗車できた。
  8. ^ 2016年3月25日までは在来線、2016年3月26日からは新幹線が対象。
  9. ^ 下り順・駅ナンバリング順に記載。路線は当駅が終点(起点は五稜郭駅)である。

出典

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書籍・ウェブサイト

[編集]
  1. ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、218頁。doi:10.11501/1873236https://doi.org/10.11501/18732362022年12月10日閲覧 
  2. ^ 『鉄道ジャーナル』通巻576号 59頁
  3. ^ 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』
  4. ^ アイヌ語ラテン翻字: rir-o-nay
  5. ^ アイヌ語地名リスト オニシベ~キタ P31-40P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年10月19日閲覧。
  6. ^ 木古内駅 時刻表”. 道南いさりび鉄道株式会社. 2019年6月5日閲覧。
  7. ^ a b c d e f g 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 158-159頁
  8. ^ a b c d e f 『週刊 JR全駅・全車両基地』 31号 青森駅・弘前駅・深浦駅ほか 24頁
  9. ^ a b c d e f 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 170-171頁
  10. ^ a b c d e 『日本鉄道旅行歴史地図帳 全線全駅全優等列車』1号・北海道 35-36頁
  11. ^ a b c d e f g h 『さよなら江差線』 158-159頁
  12. ^ a b 『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線 164-165頁
  13. ^ 『鉄道ジャーナル』 通巻247号 105頁
  14. ^ a b 『JR気動車客車編成表 '96年版』 190頁
  15. ^ 木古内駅前のバス停が変わります”. 一般社団法人木古内公益振興社 (2016年1月11日). 2020年9月1日閲覧。
  16. ^ 道の駅 みそぎの郷 きこない 基本情報”. 一般社団法人木古内公益振興社 (2017年). 2020年9月1日閲覧。
  17. ^ a b 木古内駅北口(新幹線駅口)への道路がいよいよ10月30日開通!道の駅 みそぎの郷 きこない(2019年10月29日)2019年6月5日閲覧。
  18. ^ 路線図・駅情報 木古内駅”. 道南いさりび鉄道株式会社. 2019年6月5日閲覧。
  19. ^ 『木古内駅バリアフリー情報(新幹線時代)』 JR北海道
  20. ^ 北海道新幹線の概要 - JR北海道
  21. ^ a b c 指定席券売機/話せる券売機|駅・鉄道・旅行|JR北海道- Hokkaido Railway Company”. 北海道旅客鉄道. 2022年4月1日閲覧。
  22. ^ a b 木古内|駅の情報検索(時刻表・バリアフリー)”. 北海道旅客鉄道. 2019年8月7日閲覧。
  23. ^ 『木古内駅バリアフリー情報(在来線時代)』 JR北海道
  24. ^ 『木古内駅』 道南いさりび鉄道
  25. ^ 北海道 駅乗降客数”. 2021年3月11日閲覧。
  26. ^ 定期乗車券”. 道南いさりび鉄道株式会社. 2018年3月9日閲覧。
  27. ^ 道南いさりび鉄道 ご利用者説明会”. 道南いさりび鉄道. 2016年1月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年3月9日閲覧。
  28. ^ a b 『鉄道ジャーナル』通巻576号 59頁
  29. ^ 道銀木古内支店が閉店 うみ信に11日から共同窓口”. 北海道新聞. 2024年11月11日閲覧。

新聞記事

[編集]
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  3. ^ a b 磯崎こず恵; 野崎智也; 泉賢司; 坂東慎一郎; 上地兼太郎; 若松聡 (2016年3月27日). “新幹線新時代 海峡突き抜け、夢到来 整備計画決定から43年”. 朝日新聞 (朝日新聞社) 
  4. ^ “逓信省告示第2974号「記念スタンプ」”. 官報国立国会図書館デジタルコレクション) (内閣印刷局). (1936年11月9日). オリジナルの2015年8月11日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20150811034506/https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/2959439/2 2015年8月11日閲覧。 
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  8. ^ a b “北海道新幹線特集 道新幹線、歴史の始発 H5系車両、函館初上陸”. 北海道新聞(どうしんウェブ) (北海道新聞社). (2014年10月16日). オリジナルの2014年11月3日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141103101154/http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/bullet_train_special/246375.html 2014年10月21日閲覧。 
  9. ^ “新幹線、列島縦貫へ 新青森―新函館北斗、あすレール締結 木古内駅で式典”. 北海道新聞(どうしんウェブ) (北海道新聞社). (2014年10月31日). オリジナルの2014年11月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141101121913/http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/571703.html 2014年11月1日閲覧。 
  10. ^ “青森と函館の新幹線レール締結式 北海道から鹿児島、列島を縦貫”. 北海道新聞(どうしんウェブ) (北海道新聞社). (2014年11月1日). オリジナルの2014年11月1日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20141101235600/http://www.hokkaido-np.co.jp/news/economic/572047.html 2014年11月1日閲覧。 
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報道発表資料

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参考文献

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書籍

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  • 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTBパブリッシング、1998年9月19日。ISBN 978-4-533-02980-6ISBN 4-533-02980-9 
  • さよなら江差線編集委員会 編『さよなら江差線』北海道新聞社、2014年6月21日、158-159頁。ISBN 978-4-89453-743-9 
  • 田中和夫(監修)『写真で見る北海道の鉄道』 上巻 国鉄・JR線、北海道新聞社(編集)、2002年7月15日、158-159,164-165,170-171頁。ISBN 978-4-89453-220-5ISBN 4-89453-220-4 
  • 今尾恵介原武史(監修)『日本鉄道旅行歴史地図帳』 1号・北海道、新潮社、2010年5月18日。ISBN 978-4-10-790035-7 

雑誌

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  • 鉄道ジャーナル』第21巻第7号(通巻247号)、鉄道ジャーナル社、1987年6月1日、105頁。 
  • 梅原淳「新青森~新函館北斗間2015年度末開業 北海道新幹線工事の現状(特集:新幹線2014、東海道新幹線開業50周年)」『鉄道ジャーナル』第48巻第10号(通巻576号)、成美堂出版、2014年10月1日、pp.58-67、ISSN 0288-2337 
  • 『週刊 JR全駅・全車両基地』 31号 青森駅・弘前駅・深浦駅ほか、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2013年3月17日、24頁。 

関連項目

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外部リンク

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