宮越駅
表示
宮越駅 | |
---|---|
駅舎(2006年8月) | |
みやこし Miyakoshi | |
◄湯ノ岱 (7.1 km) (2.2 km) 桂岡► | |
所在地 | 北海道檜山郡上ノ国町字早瀬鉄道用地[1] |
所属事業者 | 北海道旅客鉄道(JR北海道) |
所属路線 | 江差線 |
キロ程 |
66.3 km(五稜郭起点) 函館から69.7 km |
電報略号 | コシ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
0人/日(降車客含まず) -2013年- |
開業年月日 | 1964年(昭和39年)12月30日[1] |
廃止年月日 | 2014年(平成26年)5月12日 |
備考 | 路線廃止に伴う廃駅 |
宮越駅(みやこしえき)は、かつて北海道檜山郡上ノ国町字早瀬にあった北海道旅客鉄道(JR北海道)江差線の駅(廃駅)。事務管理コードは▲141419[2]。
歴史
[編集]- 1964年(昭和39年)12月30日:日本国有鉄道(国鉄)江差線の駅として開業[3][4]。旅客のみ取扱い[3]の無人駅[5]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により北海道旅客鉄道(JR北海道)に継承[3]。
- 2014年(平成26年)5月12日:江差線の木古内駅 - 江差駅間の廃止に伴い廃駅[6]。
駅名の由来
[編集]地名(所在地の隣の字名)より[7]。地名はもともと立派な松の木が生えていたことから、「松ノ木」という地名であったが、現在の名称に改められた[8]。
「宮越」の由来は諸説有り、一説には、木古内への道の途中に神社があり、「宮を越えて行く」ことから名づけられた和名である、というものと、アイヌ語の「イーヤムウシナイ(栗の木の多い沢)」が「ミヤコシ」に訛り、漢字を当てられたという説がある[8]。
駅構造
[編集]単式ホーム1面1線を有する地上駅で、開業当初から廃止されるまで無人駅だった[1]。
駅舎はなく、当初プレハブの小屋が建っていたホーム脇に、1986年(昭和61年)頃に他駅から移設した待合所が設置された。かつてはトイレもあった[1]が、廃止された時点ではなくなっていた。
利用状況
[編集]乗車人員推移 | |
---|---|
年度 | 一日平均乗車人員 |
2011 | 0 |
2012 | 1 |
2013 | 0 |
駅周辺
[編集]- 宮越橋
- 天の川
- 宮越内川
駅跡
[編集]2018年7月現在、プラットホームや待合室、レールなどは全て解体撤去され、道床だけが残っている[要出典]。
函館バスの江差線廃止代替路線「江差木古内線」の停留所「宮越」が駅跡最寄りの北海道道5号江差木古内線上に設置されている[9]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e さよなら江差線編集委員会(編集) 編『さよなら江差線』北海道新聞社、2014年、164頁頁。ISBN 978-4-89453-743-9。
- ^ 日本国有鉄道営業局総務課 編『停車場一覧 昭和41年3月現在』日本国有鉄道、1966年、218頁。doi:10.11501/1873236 。2022年12月10日閲覧。
- ^ a b c 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、828頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「日本国有鉄道公示第600号」『官報』1964年12月21日。
- ^ 「通報 ●江差線渡島鶴岡及び宮越駅の各駅の設置について(営業局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1964年12月21日、2面。
- ^ 『江差線(木古内・江差間)の鉄道事業廃止届の提出について』(PDF)(プレスリリース)北海道旅客鉄道、2013年4月26日 。2013年4月26日閲覧。
- ^ 『北海道 駅名の起源』(第1版)日本国有鉄道北海道総局、札幌市、1973年3月25日、17頁。ASIN B000J9RBUY。
- ^ a b 「夏休みこども特集『かみのくに 地域の由来』~知っていますか?私たちのまち!~」(PDF)『広報かみのくに』第648号、上ノ国町、2015年8月、2-3頁、 オリジナルの2023年6月17日時点におけるアーカイブ、2023年6月17日閲覧。
- ^ 『広報かみのくに 2014年4月号』上ノ国町、2014年4月、2 - 5頁 。2023年1月9日閲覧。