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北海道&東日本パス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
北海道&東日本パス

北海道&東日本パス(ほっかいどうアンドひがしにほんパス)は、北海道旅客鉄道(JR北海道)、東日本旅客鉄道(JR東日本)が共同で発売する特別企画乗車券である。

JR北海道・JR東日本・青い森鉄道IGRいわて銀河鉄道(IGR)・北越急行の各鉄道線快速普通列車普通車自由席並びにJR東日本のBRTが連続する7日間乗り降り自由となるフリーきっぷである。

概要

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通用範囲は北海道東北関東甲信越の4地方にまたがり、JR北海道・JR東日本・青い森鉄道・IGR・北越急行の5社の鉄道線の「普通列車」と「快速列車」の「普通車自由席」並びにJR東日本のBRTが利用でき、乗り降り自由である。利用者1名が利用開始日から連続した7日間での利用が可能。に発売されている。

新幹線特急列車は基本的には利用できない。

利用条件

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有効期間

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  • 利用は連続した7日間でなければならない。
  • 購入時に利用開始日を指定しなければならない。

本券のみで利用可能な列車・設備

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原則として本券のみで乗車できる列車・設備は普通列車(快速等を含む、以下同様)の普通車自由席のみである。 ただし、特例として追加料金なしで特急列車に乗車できる区間や、追加料金を支払うことで利用できるようになる設備・列車が存在する(後述)。

別途料金券を購入し利用できる列車・設備

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普通列車については、普通車指定席を利用する場合は座席指定券[注 1][注 2]グリーン車自由席を利用する場合はグリーン自由席券[注 3]を別途購入し利用可能となる。

また、急行列車急行券を別途購入すると普通車自由席に乗車でき、加えて座席指定券・グリーン券・寝台券の追加でそれぞれの設備を利用できる[注 4]

北海道新幹線新青森駅 - 新函館北斗駅間については、各駅相互発着の場合に限り、特定特急券(普通車指定席の空いている席を利用可能)を別途購入し乗車が可能である(北海道新幹線#乗車券の特例制度[1]。ただし、特例区間を超え東北新幹線にまたがって乗車する場合[注 5]、もしくは特例区間内であっても特定特急券以外の料金券で乗車する場合(グリーン車・グランクラスを利用、または普通車を指定席特急券で利用する場合)は乗車した全区間の運賃・料金が必要となる。

特例

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本券のみで特急・急行列車に乗車できる特例

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以下の区間では、特例により普通乗車券のみで特急列車の普通車に乗車できる区間として区間内の相互発着の場合に限り本券のみで、JR北海道線においては特急・急行列車の全車指定席の普通車空席[注 6]、JR東日本線においては特急・急行列車の普通車自由席に乗車できる。いずれの路線も特例区間外にまたがって乗車した場合、また特例区間内であっても指定条件以外の設備を利用する場合は乗車した全区間の運賃・料金が必要となる。

本券のみで全車指定席の普通列車の普通車の空席に乗車できる特例

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奥羽本線新青森駅 - 青森駅間に限り、全車指定席の普通列車(快速「リゾートしらかみ」など)の普通車の空席を本券のみで乗車できる[注 10]

その他

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  • 有効期間最終日の乗車が翌日にまたがる場合は、標準ダイヤにおける最終列車まで有効となる。
  • 在来線では自動改札機が利用できる。また北海道新幹線においては有効な特定特急券と同時使用する場合に限り、新青森 - 新函館北斗の各駅で自動改札機の利用が可能である。

以前にあった利用条件

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2024年夏季発売分現在、かつて存在した以下の制度・特典は廃止・休止されている。

  • 特例により普通乗車券のみで特急列車の普通車に乗車できる区間として、津軽海峡線津軽線海峡線)の蟹田駅 - 木古内駅間において特急「白鳥」「スーパー白鳥」の普通車自由席に追加料金なしで乗車できる[注 11]
  • 急行「はまなす」の普通車自由席に限り追加料金無しで乗車可能[注 12][注 13]
  • 新青森 - 函館間内相互発着の特急列車では、別途特急券を購入すれば普通車自由席に乗車できる[注 14]
  • 乗車整理券が必要な列車(「ホームライナー」等)に乗車整理券を別途用意することで乗車できる[注 15]
  • 富士急行線の普通列車の普通車自由席が利用できる[注 16]
  • ユースホステルが割引料金で利用できる。
  • 駅レンタカーの割引サービスである「トレン太くん」が利用できる(別料金)。
  • 三陸鉄道で「北海道&東日本パス」を提示することで「三鉄1日とく割フリーパス」(北リアス線用・南リアス線用)の購入が可能[注 17][注 18]
  • 北海道&東日本パス北海道線特急オプション券
    • 有効な「北海道&東日本パス」を所持することを条件に、1日に限りJR北海道線の北海道新幹線の普通車空席と特急自由席が乗り降り自由となる。乗車が翌日にまたがる場合は、その列車が0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効となる。1枚の「北海道&東日本パス」に対して組み合わせて利用できる「オプション券」の枚数に制限はない。ただし、8月1日 - 8月19日、8月20日(2018年度のみ)、12月28日 - 翌年1月6日は「オプション券」は利用できない。
    • 発売額
      2018年春季 - 2019年夏季:大人6,000円、小児3,000円
      2019年冬季以降:大人6,110円、小児3,050円
    • 2018年度より発売開始。2023年度冬季分の発売を最後に、2024年度以降は発売を休止している。

発売について

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JR北海道・JR東日本のみどりの窓口および指定席券売機、JR東日本の「駅たびコンシェルジュ」、フリーエリア内の主な旅行会社などで購入可能である。

発売条件

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発売条件について、2024年の事例[2][3]を以下に説明する。冬季の発売期間・利用期間ついては、2023年の事例を示す[4]

  • 発売額:大人11,330円、小児5,660円
  • 発売期間と利用可能期間
    • 春季:発売期間は2月20日から4月16日まで、利用可能期間は3月1日から4月22日まで。
    • 夏季:発売期間は6月20日から9月24日まで、利用可能期間は7月1日から9月30日まで。
    • 冬季:発売期間は12月1日から翌年1月4日まで、利用可能期間は12月10日から翌年1月10日まで。

有効期間開始日の1ヶ月前より前売り開始[注 19]。有効期間開始日当日の購入可。

「青春18きっぷ」との比較

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性格が近く、発売と利用期間が重なる「青春18きっぷ」との比較では、下表のように本券のほうが1日あたりの単価や(東日本地域に限定すれば)利用可能路線・種別の面でのメリットがあるが、他方、利用エリアが限定されるなどの制約もある。また、本券エリア外(JR東海エリアなど)からエリア内へまたがる旅行をする場合、「青春18きっぷ」と「北海道&東日本パス」を組み合わせて利用することで互いの長所を生かすという方法もある。

北海道&東日本パスと青春18きっぷの違い[注 20]
北海道&東日本パス 青春18きっぷ[5]
通用範囲 JR北海道・JR東日本・青い森鉄道・
IGR・北越急行の各鉄道・JR東日本BRT全線
JR鉄道・JR東日本BRT全線・日田彦山線BRT・JR宮島航路
青い森鉄道線あいの風とやま鉄道線
IRいしかわ鉄道線ハピラインふくい線通過特例
バス特例あり)
有効日数 連続した7日間 連続した3日間または5日間
複数人利用 不可 不可
1日あたりの単価
(大人)
1,619円[注 21] 3,333円(3日用)、2,410円(5日用)
大人価格 11,330円 10,000円(3日用)、12,050円(5日用)
ともに小児同額。
小児価格 5,660円
北海道新幹線
および
道南いさりび鉄道線
北海道新幹線は全区間において別途特定特急券を購入することで普通車の空席に限り乗車可能。道南いさりび鉄道線では利用不可[注 22] 「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」購入により、
北海道新幹線新青森 - 木古内間で普通車の空席を、道南いさりび鉄道線の木古内 - 五稜郭間で普通列車の普通車自由席を片道1回利用できる[注 23][6]
自動改札機の利用 可能 可能
JRホテルズの利用優遇 なし あり(対象ホテルへの電話での予約に限る)

沿革

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発売及び利用可能期間と主な変更点を記す。年を跨ぐ冬季を含むため、年表記は発売開始日を基準とする。特に記述のない事項については、制度(発売額・発売期間・利用可能期間・諸規則)が前年度冬季分(最終分)から変更されていないものとする。

  • 2002年
    • 12月発売開始。JR東日本、JR北海道、青い森鉄道、IGRいわて銀河鉄道、北越急行の普通、快速列車および急行「はまなす」の普通車自由席5日間乗り降り自由の特別企画乗車券として発売開始。利用可能期間が「青春18きっぷ」よりも長く取られていた。
    • 発売額は大人・小児共通10,000円
    • 同月1日に快速「海峡」が廃止されたことにより、津軽線蟹田 - 海峡線木古内間の津軽海峡線系統の定期普通列車が全廃となったことに伴い、特急「白鳥」の自由席に限り、同区間を普通乗車券のみで乗車できる特例が設けられたが、本券においても同様の特例が設定された。また、以前より普通乗車券のみで石勝線新夕張 - 新得間の特急列車・急行列車の普通車自由席を利用できる特例が存在したが、こちらについても本券に同様の特例が設定された。
  • 2003年
    • 春季:JR北海道の自動改札機に対応。
  • 2004年
    • 春季:定期普通列車のない海峡線を含む津軽海峡線を移動する際の利便を図るべく、特急利用の特例を追加。
      • 青森 - 函館間内相互発着に限り、別途自由席特急券の購入で特急列車自由席が利用可能となる[注 24]
  • 2008年
    • 春季:青函トンネル開業20周年記念として、春季のみ9,500円の特別価格で発売され[7]、期間に関しても、発売が2月17日 - 4月9日、利用可能期間が2月22日 - 4月13日と、同時期の「青春18きっぷ」とは異なっていた。
  • 2009年
    利用期間の変更。夏季は9月末まで[注 25]となり、春季および冬季は「青春18きっぷ」と同一となる。またフリーエリアに富士急行線が追加された。
    • 春季:発売期間2月20日 - 3月31日・利用可能期間3月1日 - 4月10日。
    • 夏季:発売期間7月1日 - 9月26日・利用可能期間7月20日 - 9月30日。
    • 冬季:発売期間11月10日 - 1月16日・利用可能期間12月10日 - 1月20日。
  • 2010年
    • 春季:発売期間・利用可能期間の変更。
      • 発売期間2月20日 - 4月7日・利用可能期間3月1日 - 4月11日。
    • 夏季:発売期間・利用可能期間の変更。小児運賃の追加有効日数の拡大急行に関する利用条件の変更を実施。
      • 発売期間7月1日 - 9月6日・利用可能期間7月20日 - 9月12日。
      • 発売額は大人10,000円・小児5,000円
      • 有効期間は利用開始日から連続した7日間
      • 本券のみで「はまなす」自由席を利用できる制度の廃止。さらに急行列車は急行券、座席指定券、グリーン券、寝台券の購入で各設備が利用可能となった。
        • 例えば、「能登[注 26]、「きたぐに[注 27]も利用出来るようになった。同時にこれまで本券のみで乗車できた「はまなす」自由席利用の際にも急行券が必要となったが、それまで完全に利用不可であった指定席・寝台についても別途料金で利用できるようになった。
    • 冬季:発売期間・利用可能期間の変更。
      • 発売期間12月1日 - 1月4日・利用可能期間12月10日 - 1月10日[注 28]
      • 12月より奥羽本線新青森 - 青森間のみで特急・急行列車の普通車自由席を利用する場合、乗車券のみで乗車可能になる特例が設定されたが、本券にはその特例は適用されなかった。
      • 12月4日に東北新幹線八戸 - 新青森間開業に伴い、それまでフリーエリアであった東北本線八戸 - 青森間は青い森鉄道に移管されたが、移管後の区間がフリーエリアに含まれた[注 29]
  • 2011年
    • 春季:発売期間・利用可能期間・規則の変更。
      • 発売期間2月20日 - 4月4日・利用可能期間3月1日 - 4月10日。
      • 別途自由席特急券の購入で特急列車自由席が利用可能となる特例区間を新青森 - 函館間内相互発着に拡大。
    • 夏季:発売期間・利用可能期間の変更。
      • 発売期間6月20日 - 9月24日・利用可能期間7月1日 - 9月30日[注 30]
  • 2012年
    • 夏季:規則の変更。
      • 特急・急行料金不要の特例区間に、奥羽本線新青森 - 青森間を追加。同区間を本券のみで乗車可能となる。
  • 2014年
    • 春季:発売期間・利用可能期間の変更。
      • 発売期間2月20日 - 3月31日・利用可能期間3月1日 - 4月6日。
        • 2011年発売分以来の変更。発売期間・利用可能期間ともに4日間短縮。開始日に変更はなし。
    • 夏季:消費税率変更に伴う発売額の変更。
      • 当期分より発売額を大人10,290円・小児5,140円に改定。
  • 2015年
  • 2016年
    • 春季:北海道新幹線開業に伴い、その開業日を挟んで利用可能期間が2期に区切られる。利用可能期間が開業前後をまたぐ設定はされなかった。
      • 第1期:北海道新幹線開業に伴う期間設定。制度の変更。
        • 発売期間2月20日 - 3月13日・利用可能期間3月1日 - 3月19日。
        • 富士急行線がフリーエリアから除外される。
      • 第2期:北海道新幹線開業に伴う期間設定。発売額・制度の変更。
        • 発売期間2月26日 - 4月16日・利用可能期間3月26日 - 4月22日。
        • 発売額を大人10,850円・小児5,420円に改定。
        • 3月26日の北海道新幹線開業に伴い、海峡線の定期旅客列車全廃および江差線の第三セクター移管により、両線がフリーエリアから除外。江差線の移管先である道南いさりび鉄道線(木古内 - 五稜郭)はフリーエリアに含まれなかった。
        • 北海道新幹線新青森 - 新函館北斗相互間に限り、特定特急券を別途購入すれば乗車できるようになる
  • 2017年
    • 春季:発売期間・利用可能期間・制度の変更。
      • 発売期間2月20日 - 4月16日・利用可能期間3月1日 - 4月22日[注 30]
        • 特別設定であった前年度春季分と異なり、発売期間・利用可能期間ともに中断せず通しとなる。
      • 奥羽本線新青森 - 青森間に限り、全車指定席の快速・普通列車の普通車指定席の空席に、指定席券なしで乗車できる特例を追加。
  • 2018年
    • 当年度より「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を発売。
      • 発売額は大人6,000円・小児3,000円[8][9]
      • 8月1日 - 8月20日、12月28日 - 翌年1月6日は利用できない。
  • 2019年
    • 「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を利用できない期間が、 8月1日 - 8月19日・12月28日 - 翌年1月6日に変更となる[10]
    • 冬季:消費税率変更に伴う、発売額の変更。
      • 発売価格を改定。冬季発売分から大人11,330円・小児5,660円に、「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」は、大人6,110円・小児3,050円となる。
  • 2024年
    • 春季分より、「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」の販売を休止[11]。および同年3月16日ダイヤ改正へ下記の対応。
    • 3月16日
      • 石勝線特急列車の全車指定席化に伴い、特急・急行料金不要の特例区間(新夕張 - 新得相互間)の利用可能設備を普通車自由席から普通車指定席の空席に改められる。
      • これまで室蘭本線東室蘭 - 室蘭間を普通列車として運行されていた特急「すずらん」が全区間で特急列車として運転されるようになったことに伴い、室蘭本線東室蘭 - 室蘭相互間の特急列車・急行列車の普通車指定席の空席を本券のみで乗車できるようになる。
    • 冬季:有効期間最終日の扱いの変更。最終日の翌日にまたがる場合は、乗車した列車が0時を過ぎて最初に停車する駅まで有効から、標準ダイヤの最終列車まで有効に変更。

脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ ただし、奥羽本線新青森 - 青森間に限り、全車指定席の普通列車(快速含む)の普通車に乗車する場合は、特例として座席指定券不要で空いた席に乗車できる(後述)。
  2. ^ JR北海道の「ホームライナー」は2023年3月18日以降、座席指定制となり、それに伴い乗車に必要な料金券が乗車整理券から座席指定券へと変更された。よってJR北海道の「ホームライナー」への乗車もこの場合に含まれる。
  3. ^ 普通列車グリーン指定席の利用はグリーン券を別途用意しても不可。
  4. ^ ただし、2024年6月現在本券の利用可能区間内に定期運行する急行列車は存在しない。
  5. ^ 1本の列車で新青森をまたいで乗車する場合のみならず、新青森にてラッチ内乗り換えをする場合を含む。
  6. ^ 2024年3月16日乗車分より。2024年3月15日以前においては普通車自由席が対象。
  7. ^ この区間は開業以来定期普通列車が運転されていない(楓駅発着列車を除く)。
  8. ^ 2024年3月16日乗車分より。
  9. ^ 2012年度夏季より。
  10. ^ 2017年度春季より。
  11. ^ 2016年3月の北海道新幹線開通により廃止。
  12. ^ 指定席・寝台設備は料金券を追加しても利用不可。
  13. ^ 2010年夏季分より廃止。それに伴い前述の、急行券を別途用意することで急行列車に乗車できる制度が設定された。「はまなす」自体は2016年3月に廃止されている。
  14. ^ 2010年冬までは青森駅 - 函館駅間。2016年3月の北海道新幹線開業により蟹田 - 木古内間の津軽海峡線系統の定期旅客列車が全廃し、同区間を通過する特急列車の設定がなくなった。
  15. ^ 2023年春季版期間中の2023年3月17日まではJR北海道の「ホームライナー」のみが該当していたが、翌3月18日より座席指定制となり、それに伴い乗車に必要な料金券が乗車整理券から座席指定券へと変更されたため、本券エリア内に乗車整理券が必要な定期列車がそれ以降存在しない。
  16. ^ 2009年より制度開始、2016年春季に制度廃止。
  17. ^ かつては「青春18きっぷ」のみ対象で、「北海道&東日本パス」は対象外だった。
  18. ^ 2011年3月11日午後に発生した東日本大震災発生後から発売を見合わせ、2014年4月6日の全線運転再開後も発売が再開されていない。
  19. ^ 有効期間開始日の1ヶ月前ないしそれ以降であっても、発売期間前(春季:2月19日以前、夏季:6月19日以前、冬季:11月30日以前)には購入不可。
  20. ^ 2024年冬季版での比較。
  21. ^ 連続した7日間すべてで利用した場合。連続した7日間のうち任意の5日分を利用した(事実上2日分を放棄した)という場合でも、1日あたりの単価は2,266円となり、青春18きっぷの1日あたりよりも廉価となる。
  22. ^ 「北海道&東日本パス」を使用して本州 - 北海道間(木古内駅発着を除く)を渡る場合、少なくとも奥津軽いまべつ - 新函館北斗間の特定特急料金が必要になる。
  23. ^ 札苅 - 七重浜間の各駅での乗下車は不可。
  24. ^ 蟹田 - 木古内相互間については、引き続き本券のみで特急列車の普通車自由席を利用できる。
  25. ^ シルバーウィークとも呼ばれた、秋の大型連休を含む。
  26. ^ 利用可能範囲はJR東日本管内の上野 - 直江津間。定期運行は同年3月13日発までで、同月19日発以降は臨時列車となる。2012年3月17日以降は設定無し。
  27. ^ 利用可能範囲はJR東日本管内の直江津 - 新潟間。2012年3月17日初以降は臨時列車となっていた。2013年1月に廃止となる。
  28. ^ これ以降、その季分の発売期間・利用可能期間は2023年度分まで変更されていない。
  29. ^ 従来より青い森鉄道線については全線がフリーエリアとされており、移管後においても全線が対象となるため、規則の変更は行われていない。
  30. ^ a b これ以降、その季分の発売期間・利用可能期間は2024年度夏季分まで変更されていない。

出典

[編集]
  1. ^ 北海道新幹線開業に伴うおトクなきっぷの設定・見直しについて (PDF)』(プレスリリース)、北海道旅客鉄道、2016年1月5日。2022年4月23日閲覧
  2. ^ 「北海道&東日本パス」の発売について (PDF)』(プレスリリース)、北海道旅客鉄道・東日本旅客鉄道、2024年2月19日。2024年2月19日閲覧
  3. ^ 2024 年度夏季設定「北海道&東日本パス」の発売について (PDF)』(プレスリリース)、北海道旅客鉄道・東日本旅客鉄道、2024年6月19日。2024年6月19日閲覧
  4. ^ 「北海道&東日本パス」および「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」の発売について (PDF)』(プレスリリース)、北海道旅客鉄道・東日本旅客鉄道、2023年2月17日。2024年6月19日閲覧
  5. ^ 青春18きっぷ|お得なきっぷ詳細情報|JR東海」東海旅客鉄道。2023年4月20日閲覧
  6. ^ 青春18きっぷ北海道新幹線オプション券|お得なきっぷ詳細情報|JR東海」東海旅客鉄道。2024年5月28日閲覧
  7. ^ 青函トンネルが開業20周年を迎えます! (PDF)』(プレスリリース)、北海道旅客鉄道、2008年1月16日、2頁。2009年8月15日時点のオリジナル (PDF)よりアーカイブ。2022年4月23日閲覧
  8. ^ 「北海道&東日本パス」および「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」の発売について (PDF)』(プレスリリース)、北海道旅客鉄道・東日本旅客鉄道、2018年2月15日。2022年4月23日閲覧
  9. ^ ご好評につき「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」を夏休み・冬休み期間にも新たに発売します! (PDF)』(プレスリリース)、北海道旅客鉄道・東日本旅客鉄道、2018年6月8日。2022年4月23日閲覧
  10. ^ 「北海道&東日本パス」及び「北海道&東日本パス北海道線特急オプション券」の発売について (PDF)』(プレスリリース)、北海道旅客鉄道・東日本旅客鉄道、2019年2月13日。2022年4月23日閲覧
  11. ^ 「北海道&東日本パス」の発売について (PDF)』(プレスリリース)、北海道旅客鉄道・東日本旅客鉄道、2024年2月19日。2024年11月25日閲覧

外部リンク

[編集]