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知内町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
しりうちちょう ウィキデータを編集
知内町
知内町旗 知内町章
1967年10月1日制定
日本の旗 日本
地方 北海道地方
都道府県 北海道渡島総合振興局
上磯郡
市町村コード 01333-1
法人番号 6000020013331 ウィキデータを編集
面積 196.76km2
総人口 3,802[編集]
住民基本台帳人口、2024年11月30日)
人口密度 19.3人/km2
隣接自治体 上磯郡木古内町松前郡福島町
檜山郡上ノ国町
他のシンボル
知内町役場
町長 西山和夫
所在地 049-1103
北海道上磯郡知内町字重内21-1
北緯41度35分54秒 東経140度25分08秒 / 北緯41.59844度 東経140.41886度 / 41.59844; 140.41886座標: 北緯41度35分54秒 東経140度25分08秒 / 北緯41.59844度 東経140.41886度 / 41.59844; 140.41886
知内町役場
外部リンク 公式ウェブサイト

知内町位置図

― 政令指定都市 / ― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト
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重内神社参道から知内町中心部を望む

知内町(しりうちちょう)は、北海道南西部(道南地方)の渡島総合振興局管内に属する

概要

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渡島管内、渡島半島南西部に位置する。東部は津軽海峡に面し、西部及び南部は山岳。町中心を東西に知内川が流れ、下流域に知内市街がある。

川及び沿岸に沿って国道228号が走るほか、北海道新幹線海峡線が町内を通過し、旅客駅は設置されていないが湯ノ里地区に青函トンネルの北海道側坑口が設けられている。

町名の由来

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アイヌ語の「チㇼオッイ(cir-ot-i)」、転訛して「チロチ(cir-oci)」(鳥・群居する・ところ)より[1]。松前藩の主要財源の一つであった、徳川将軍家に献上する15羽の鷹狩り用鷹の産地であり、その半数以上は知内で捕獲したものと言われている[2]

地理

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地形

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山地

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主な山
  • 桂岳(734m)
  • 七ツ岳(957m)
  • 燈明岳(577m)
  • 兵隊山(300m程度。涌元地区)

河川

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主な川
  • 知内川
  • 頃内川(コロナイ川)

湖沼

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主な湖
  • 知内ダム

海岸

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主な岬
  • 狐越岬
  • 矢越岬

人口

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知内町と全国の年齢別人口分布(2005年) 知内町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 知内町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
知内町(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 7,213人
1975年(昭和50年) 6,980人
1980年(昭和55年) 7,363人
1985年(昭和60年) 7,380人
1990年(平成2年) 6,383人
1995年(平成7年) 6,150人
2000年(平成12年) 5,832人
2005年(平成17年) 5,447人
2010年(平成22年) 5,075人
2015年(平成27年) 4,653人
2020年(令和2年) 4,167人
総務省統計局 国勢調査より

隣接自治体

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渡島総合振興局
檜山振興局

歴史

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古代

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  • 縄文時代より栄えた。装飾、玉石が発見されている。

中世

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室町時代

近世

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江戸時代

近代

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明治

現代

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昭和
  • 1967年昭和42年):町制施行により、知内町となる。

対外関係

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姉妹都市・提携都市

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国内

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施設

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警察

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郵便局

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主な郵便局
  • 知内郵便局
  • 湯ノ里郵便局

※ 知内町内の集配業務は木古内郵便局が担当

郵便番号
  • 郵便番号 - 049-11XX(03重内 06元町 05小谷石 01中の川 07上雷 02森越 04涌元)

経済

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知内発電所

基幹産業は稲作、漁業、林業など。また元町地区には、重油オリマルジョンを燃料とした北海道電力知内発電所(総出力70万kW)がある。

第一次産業

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漁業

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  • カキ - 外海産で、津軽海峡の荒波にもまれて育つ。
主な漁港
  • 中ノ川漁港
  • 涌元漁港
  • 小谷石漁港

農業

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2015年平成27年)の農業生産額約18億円[4]

  • ニラ - 1971年(昭和46年)に試験栽培が始まり、2015年(平成27年)は約1705トンで販売額約11.75億円と、北海道内一の生産量を誇り、農業生産額の半分以上を占める[4]

農協・漁協

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第三次産業

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物流

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金融機関

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情報・通信

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知内小谷石中継局

マスメディア

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中継局

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生活基盤

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ライフライン

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電力

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発電所

教育

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高等学校

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町立

中学校

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町立
  • 知内町立知内中学校

小学校

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  • 知内町立知内小学校
  • 知内町立湯ノ里小学校
  • 知内町立涌元小学校

幼児教育

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幼稚園

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  • 知内幼稚園

交通

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道の駅しりうち

国道228号線により、木古内町、北斗市函館市福島町松前町江差町に行ける。

鉄道

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鉄道路線

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当町内を北海道旅客鉄道(JR北海道)北海道新幹線海峡線が横切っているが、旅客駅は存在しない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、北海道新幹線および道南いさりび鉄道道南いさりび鉄道線木古内駅

廃線

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かつては海峡線に知内駅があったが、2014年平成26年)3月15日に旅客駅としては廃止された。2016年(平成28年)3月26日の北海道新幹線の開通に伴い旧・知内駅と同一地点に湯の里知内信号場が開設された。

海峡線開通より以前にはJR北海道松前線が通じており、町内に森越駅渡島知内駅重内駅湯ノ里駅が設置されていたが、こちらは1988年(昭和63年)2月1日に全線廃止された。

バス

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路線バス

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  • 函館バス - 知内出張所を設置。松前線代替バスや函館方面への路線がある。
  • 知内町デマンドバス - 中ノ川線、上雷・湯ノ里線、小石谷線の3路線が設定されている。函館バス知内出張所より接続[5]

道路

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国道

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道道

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一般道道

道の駅

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  • 道の駅しりうち - 青函トンネルの出入り口にあり、北海道新幹線の開業に向け、屋上に新幹線の展望スペースを整備

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観光

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重内神社本殿

文化財

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重要文化財

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  • 北海道湯の里4遺跡土壙出土品
    旧石器時代の遺物一括。遺跡には人間の「墓」としては日本最古のものと見なされる遺構を含む。
    1991年重要文化財に指定。

名所・旧跡

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観光スポット

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文化・名物

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祭事・催事

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  • サマーカーニバル in 知内 - 毎年8月14日
  • しりうち大漁まつり - 8月中旬
  • しりうち味な合戦冬の陣 カキニラまつり - 2月中旬

出身関連著名人

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出身著名人

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ゆかりがある著名人

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脚注

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  1. ^ アイヌ語地名リスト シベ~セツ P61-70P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年11月8日閲覧。
  2. ^ 町名の由来”. 北海道知内町. 知内町. 2018年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月7日閲覧。
  3. ^ 2026年4月から函館中央警察署
  4. ^ a b 泉賢司 (2015年12月28日). “ラウンジ 知内ニラ、秘めた力探る 道内一の生産量、サプリ開発めざす”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 北海道総合版 
  5. ^ 知内町デマンドバス時刻表2023年9月 知内町・知内町地域公共交通会議 2023年
  6. ^ 磯崎こず恵 (2015年8月24日). “ラウンジ 道の駅、新幹線新駅を狙え 「要衝」に新設・絶景・特産品も”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 北海道総合版 

関連項目

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外部リンク

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