知内町
しりうちちょう 知内町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(渡島総合振興局) | ||||
郡 | 上磯郡 | ||||
市町村コード | 01333-1 | ||||
法人番号 | 6000020013331 | ||||
面積 |
196.76km2 | ||||
総人口 |
3,802人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年11月30日) | ||||
人口密度 | 19.3人/km2 | ||||
隣接自治体 |
上磯郡木古内町、松前郡福島町、 檜山郡上ノ国町 | ||||
他のシンボル | 鷹 | ||||
知内町役場 | |||||
町長 | 西山和夫 | ||||
所在地 |
〒049-1103 北海道上磯郡知内町字重内21-1 北緯41度35分54秒 東経140度25分08秒 / 北緯41.59844度 東経140.41886度座標: 北緯41度35分54秒 東経140度25分08秒 / 北緯41.59844度 東経140.41886度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
知内町(しりうちちょう)は、北海道南西部(道南地方)の渡島総合振興局管内に属する町。
概要
[編集]渡島管内、渡島半島南西部に位置する。東部は津軽海峡に面し、西部及び南部は山岳。町中心を東西に知内川が流れ、下流域に知内市街がある。
川及び沿岸に沿って国道228号が走るほか、北海道新幹線・海峡線が町内を通過し、旅客駅は設置されていないが湯ノ里地区に青函トンネルの北海道側坑口が設けられている。
町名の由来
[編集]アイヌ語の「チㇼオッイ(cir-ot-i)」、転訛して「チロチ(cir-oci)」(鳥・群居する・ところ)より[1]。松前藩の主要財源の一つであった、徳川将軍家に献上する15羽の鷹狩り用鷹の産地であり、その半数以上は知内で捕獲したものと言われている[2]。
地理
[編集]地形
[編集]山地
[編集]- 主な山
- 桂岳(734m)
- 七ツ岳(957m)
- 燈明岳(577m)
- 兵隊山(300m程度。涌元地区)
河川
[編集]- 主な川
- 知内川
- 頃内川(コロナイ川)
湖沼
[編集]- 主な湖
- 知内ダム
海岸
[編集]- 主な岬
- 狐越岬
- 矢越岬
人口
[編集]知内町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 知内町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 知内町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
知内町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
隣接自治体
[編集]歴史
[編集]古代
[編集]- 縄文時代より栄えた。装飾、玉石が発見されている。
中世
[編集]- 室町時代
近世
[編集]- 江戸時代
近代
[編集]- 明治
現代
[編集]- 昭和
対外関係
[編集]姉妹都市・提携都市
[編集]国内
[編集]施設
[編集]警察
[編集]郵便局
[編集]- 主な郵便局
- 知内郵便局
- 湯ノ里郵便局
※ 知内町内の集配業務は木古内郵便局が担当
- 郵便番号
- 郵便番号 - 049-11XX(03重内 06元町 05小谷石 01中の川 07上雷 02森越 04涌元)
経済
[編集]基幹産業は稲作、漁業、林業など。また元町地区には、重油とオリマルジョンを燃料とした北海道電力知内発電所(総出力70万kW)がある。
第一次産業
[編集]漁業
[編集]- カキ - 外海産で、津軽海峡の荒波にもまれて育つ。
- 主な漁港
- 中ノ川漁港
- 涌元漁港
- 小谷石漁港
農業
[編集]農協・漁協
[編集]第三次産業
[編集]物流
[編集]金融機関
[編集]- 道南うみ街信用金庫知内支店
情報・通信
[編集]マスメディア
[編集]中継局
[編集]生活基盤
[編集]ライフライン
[編集]電力
[編集]- 発電所
教育
[編集]高等学校
[編集]- 町立
中学校
[編集]- 町立
- 知内町立知内中学校
小学校
[編集]- 知内町立知内小学校
- 知内町立湯ノ里小学校
- 知内町立涌元小学校
幼児教育
[編集]幼稚園
[編集]- 知内幼稚園
交通
[編集]国道228号線により、木古内町、北斗市、函館市、福島町、松前町、江差町に行ける。
鉄道
[編集]鉄道路線
[編集]当町内を北海道旅客鉄道(JR北海道)北海道新幹線・海峡線が横切っているが、旅客駅は存在しない。鉄道を利用する場合の最寄り駅は、北海道新幹線および道南いさりび鉄道道南いさりび鉄道線木古内駅。
廃線
[編集]かつては海峡線に知内駅があったが、2014年(平成26年)3月15日に旅客駅としては廃止された。2016年(平成28年)3月26日の北海道新幹線の開通に伴い旧・知内駅と同一地点に湯の里知内信号場が開設された。
海峡線開通より以前にはJR北海道松前線が通じており、町内に森越駅、渡島知内駅、重内駅、湯ノ里駅が設置されていたが、こちらは1988年(昭和63年)2月1日に全線廃止された。
バス
[編集]路線バス
[編集]道路
[編集]国道
[編集]道道
[編集]- 北海道道531号小谷石渡島知内停車場線 - 小谷石地区への道路。小谷石を過ぎると行き止まり
- 北海道道698号湯の里渡島知内停車場線 - 湯ノ里より知内町旧渡島知内駅(現在 函館バス知内出張所)
- 北海道道812号館町福島線 - この道路は一部未開通
道の駅
[編集]- 道の駅しりうち - 青函トンネルの出入り口にあり、北海道新幹線の開業に向け、屋上に新幹線の展望スペースを整備
[6]。
観光
[編集]文化財
[編集]重要文化財
[編集]名所・旧跡
[編集]観光スポット
[編集]- 松前・矢越道立自然公園
- 知内温泉
文化・名物
[編集]祭事・催事
[編集]- サマーカーニバル in 知内 - 毎年8月14日
- しりうち大漁まつり - 8月中旬
- しりうち味な合戦冬の陣 カキニラまつり - 2月中旬
出身関連著名人
[編集]出身著名人
[編集]ゆかりがある著名人
[編集]脚注
[編集]- ^ “アイヌ語地名リスト シベ~セツ P61-70P”. アイヌ語地名リスト. 北海道 環境生活部 アイヌ政策推進室 (2007年). 2017年11月8日閲覧。
- ^ “町名の由来”. 北海道知内町. 知内町. 2018年4月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年4月7日閲覧。
- ^ 2026年4月から函館中央警察署。
- ^ a b 泉賢司 (2015年12月28日). “ラウンジ 知内ニラ、秘めた力探る 道内一の生産量、サプリ開発めざす”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 北海道総合版
- ^ 知内町デマンドバス時刻表2023年9月 知内町・知内町地域公共交通会議 2023年
- ^ 磯崎こず恵 (2015年8月24日). “ラウンジ 道の駅、新幹線新駅を狙え 「要衝」に新設・絶景・特産品も”. 朝日新聞 (朝日新聞社): p. 朝刊 北海道総合版
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- 知内町 (@shiriuchi_town) - X(旧Twitter)
- 知内町 (@shiriuchi_town) - Instagram
- 知内町郷土資料館
- 知内町郷土資料館旧ホームページ - ウェイバックマシン(2005年12月18日アーカイブ分)
- しりうちどっとさいと