分倍河原駅
分倍河原駅 | |
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駅舎(2019年9月) | |
ぶばいがわら Bubaigawara | |
所在地 | 東京都府中市片町二丁目21-18 |
所属事業者 | |
備考 | 共同使用駅(京王電鉄の管轄駅) |
分倍河原駅(ぶばいがわらえき)は、東京都府中市片町二丁目にある、京王電鉄・東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅である。
概要
[編集]京王電鉄の京王線と、JR東日本の南武線が乗り入れており、計2社2路線の接続駅である。京王線には「KO25」、南武線には「JN 21」の駅番号がそれぞれ付与されている。
両社が構内を共用する共同使用駅で、出札・改札ともに京王電鉄の管轄下にあり、JR東日本の駅員は配置されていない。京王電鉄は京王中央管区所属で、JR東日本の駅設備は立川営業統括センターが管理している。
2007年6月までは、南武線川崎 - 立川間で唯一みどりの窓口が設置されていない駅だったが、それ以降、南武線の一部の他駅でもみどりの窓口が廃止された。代替として定期券・指定席券売機が設置されている駅が多いが、当駅には設置されていない。特急券・指定席券・特別企画乗車券などの発売はしておらず、当駅発着の遠距離乗車券(片道・往復の補充券、ただし前売りは不可)、券売機で発売できない一部の回数券や当駅発着の定期券を定期券売り場で発売していたが、2019年4月12日をもって閉鎖となり、京王の定期やJR単独の磁気定期券は窓口での発売が終了となった。現在は多機能券売機で京王の定期券を発売する。JRは上記の通り定期券は発売終了、その他の乗車券は従来通り近距離券売機にて発売しており、券売機では対応できない長距離の乗車券は改札窓口にて発売していたが、2022年3月31日で発売を終了した。
当駅は自動改札機の導入が京王の他駅に比べて大幅に遅れたため、イオカードは入・出場も自動券売機での使用もできない時期が長く続いた。自動改札機が導入されるまでは、京王線コンコースと南武線コンコースとの間に連絡改札はなかった。
歴史
[編集]京王電鉄
[編集]- 1925年(大正14年)3月24日:玉南電気鉄道の屋敷分(やしきぶん)駅が開業[1]。
- 1926年(大正15年)12月1日:合併により京王電気軌道の駅となる[2]。
- 1929年(昭和4年)
- 1944年(昭和19年)5月31日:陸上交通事業調整法による戦時合併により東京急行電鉄(大東急)の駅となる[2]。
- 1948年(昭和23年)6月1日:東急からの分離独立により京王帝都電鉄(現:京王電鉄)の駅となる[2]。
- 2001年(平成13年)3月27日:ダイヤ改定により準特急が新設され、準特急停車駅となる[報道 1][3]。
- 2007年(平成19年)3月18日:ICカード「PASMO」の利用が可能となる[報道 2]。
- 2013年(平成25年)2月22日:ダイヤ改正により特急停車駅となり、全列車停車駅となる[報道 3]。
- 2018年(平成30年)2月22日:ダイヤ改正により下り京王ライナーが新設され、停車駅となる[報道 4]。当駅からは座席指定券なしで乗車可能。
- 2019年(平成31年)
JR東日本
[編集]- 1928年(昭和3年)12月11日:南武鉄道線(現・南武線)が大丸停留場(現・南多摩駅)から延伸開業、その終着駅として屋敷分駅が開業[4]。
- 1929年(昭和4年)
- 1944年(昭和19年)4月1日:南武鉄道線が改正陸運統制令に基づく戦時買収により国有化され、運輸通信省南武線の駅となる[4]。貨物取扱廃止。
- 1966年(昭和41年)9月30日:稲城長沼 - 谷保間複線化完成[4]。現下りホーム新設(使用開始の日付は不明)。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[4]。
- 2000年(平成12年)3月28日:京王連絡口に自動改札機を設置し、供用開始[5]。
- 2001年(平成13年)11月18日:ICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 6]。
- 2011年(平成23年)
- 2024年(令和6年)度:スリットフレームホームドアの使用を開始(予定)[8][9]。
駅名の由来
[編集]最初の駅名となった「屋敷分」とは、当時の地名(屋敷分村)から名付けられたもの。
改名された分倍河原は「分倍」と「河原」の複合地名で過去の歴史に基づく。1333年(元弘3年)5月に鎌倉幕府を倒すために挙兵した新田義貞と、幕府側の北条泰家が戦った「分梅古戦場」(分倍河原古戦場)という古戦場跡があり、駅前ロータリーには新田義貞の像がある。なお、1454年(享徳4年)にもこの地で鎌倉公方・足利成氏が関東管領・上杉氏を破った合戦が行われている。
なお、地名表記は「分倍」と「分梅」があり、由来は「この地がしばしば多摩川の氾濫や土壌の関係から収穫が少ないために、口分田を倍に給した所であったという説から分倍」、「梅にまつわる土地が多い事から分梅」などと諸説あるが、なぜこの地名になったかは資料がなく未だに不明である。かつては分配(ぶんばい)とも読まれていた。
住所表記上の地名は、駅舎を含む京王線の東側は府中市片町、西側は南武線の北側が美好町、南側が分梅町である。南武線の北側はかつての屋敷分村で、上記の通り旧駅名の由来となった。
駅構造
[編集]東西方向に延びる立川崖線に沿った崖下にJRホームがあり、その西端を京王ホームが南南西・北北東方向に直交し、その交点の北東側の崖上に駅舎がある。コンコースが狭く、乗り換え対応の自動改札機で仕切られているため、ラッシュ時はかなり混雑する。コンコースの混雑を緩和するために、JR線下りホームと改札(上りホーム)を結ぶ跨線橋と京王線下りホームとを直結する連絡改札がある。
コンコースはJRホームを1階、京王ホームを2階にたとえると1.7階といった高さにある。
両社ともに、エレベーターは設置されているが、エスカレーターは無い。
京王電鉄
[編集]京王 分倍河原駅 | |
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京王ホーム(2017年6月) | |
ぶばいがわら Bubaigawara | |
◄KO24 府中 (1.2 km) (1.6 km) 中河原 KO26► | |
所在地 | 東京都府中市片町二丁目21-18 |
駅番号 | KO25 |
所属事業者 | 京王電鉄 |
所属路線 | ■京王線 |
キロ程 | 23.1 km(新宿起点) |
駅構造 | |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[京王 1]83,916人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1925年(大正14年)3月24日 |
備考 | 共同使用駅(京王電鉄の管轄駅) |
府中側が地上、中河原側が盛土高架の相対式ホーム2面2線を有する。京王中央管区所属[10]。
コンコースから下りホームには階段を少し上がる。上りホームに行くには地下連絡通路を使う必要がある。
トイレは改札口付近に設置されており、車いす対応トイレも併設している。
エレベーターは、各ホームに設置されているが、下りホームは、(下層から)「地下連絡通路 - 改札階 - 下りホーム」の3フロア間の運転に対して、上りホームは、(下層から)「地下連絡通路 - 上りホーム」の2フロア間の運転である。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 京王線 | 下り | 高幡不動・京王八王子・高尾山口・多摩動物公園方面 |
2 | 上り | 調布・明大前・笹塚・新宿・ 都営新宿線方面 |
-
中央連絡口(2019年9月)
-
階上連絡口(2019年9月)
JR東日本
[編集]JR 分倍河原駅 | |
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JRホーム(2019年9月) | |
ぶばいがわら Bubaigawara | |
◄JN 20 府中本町 (0.9 km) (1.2 km) 西府 JN 22► | |
所在地 | 東京都府中市片町二丁目21-18 |
駅番号 | JN21 |
所属事業者 | 東日本旅客鉄道(JR東日本) |
所属路線 | ■南武線 |
キロ程 | 28.8 km(川崎起点) |
電報略号 | フイ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
36,584人/日(降車客含まず) -2023年- |
開業年月日 | 1928年(昭和2年)12月11日 |
備考 | 共同使用駅(京王電鉄の管轄駅) |
相対式ホーム2面2線を有する地上駅である。
京王電鉄に改札業務を委託しており、JRの社員は配置されていない。立川統括センター(府中本町駅)管理。
コンコースから上りホーム(川崎方面)は直接階段を下る。下りホーム(立川方面)へは京王線下りホーム(京王八王子方面)と同レベルの跨線橋へ少し上がり、線路をまたいでからホームに下りる。
また、主に東芝デジタルソリューションズ分倍河原事業所への通勤客のために朝ラッシュ時に限り下りホームから直接隣接する道路にアクセスする臨時改札が開く[注 1]。この臨時改札に限り、JR東日本の管理駅である立川統括センターの社員が出向いて改札業務を実施し、簡易Suica改札機が2台設置されている。2024年4月1日よりJR東日本の社員の派遣がなくなり、京王線の駅掛員による開閉業務が行われている。
トイレは、下りホーム跨線橋階段下に設置されている。車いす対応トイレは臨時改札口付近に設置されている。
エレベーターは、各ホームに設置されているが、下りホームは、(下層から)「下りホーム - 跨線橋」の2フロア間の運転に対して、上りホームは、(下層から)「上りホーム - 改札階 - 跨線橋」の3フロア間の運転である。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 南武線 | 上り | 府中本町・登戸・川崎方面[11] |
2 | 下り | 西国立・立川方面[11] |
(出典:JR東日本:駅構内図)
-
駅入口から見た改札口
JR改札口(左手前)、京王改札口(右奥)、中央連絡口(左奥)がY字型に設けられている。(2019年9月) -
JRホーム臨時出口(2021年10月)
-
分倍河原駅JR跨線橋
利用状況
[編集]- 京王電鉄 - 2023年度(令和5年度)の1日平均乗降人員は83,916人である[京王 1]。
- JR東日本 - 2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は36,584人である[JR 1]。
- 南武線の駅の中では第6位。
年度別1日平均乗降人員
[編集]各年度の1日平均乗降人員は下表の通り(JRを除く)。
年度 | 京王帝都電鉄 / 京王電鉄 | |
---|---|---|
1日平均 乗降人員 |
増加率 | |
1955年(昭和30年) | 9,193 | |
1960年(昭和35年) | 16,082 | |
1965年(昭和40年) | 30,346 | |
1970年(昭和45年) | 31,531 | |
1975年(昭和50年) | 32,870 | |
1980年(昭和55年) | 42,844 | |
1985年(昭和60年) | 52,946 | |
1990年(平成 | 2年)67,698 | |
1995年(平成 | 7年)77,586 | |
2000年(平成12年) | [12]73,025 | |
2001年(平成13年) | [13]72,772 | −0.3% |
2002年(平成14年) | 72,013 | −1.0% |
2003年(平成15年) | 74,144 | 3.0% |
2004年(平成16年) | 75,454 | 1.8% |
2005年(平成17年) | 77,556 | 2.8% |
2006年(平成18年) | 78,963 | 1.8% |
2007年(平成19年) | 83,803 | 6.1% |
2008年(平成20年) | 86,329 | 3.0% |
2009年(平成21年) | 86,262 | −0.1% |
2010年(平成22年) | 85,876 | −0.4% |
2011年(平成23年) | 85,898 | 0.0% |
2012年(平成24年) | 87,359 | 1.7% |
2013年(平成25年) | [13]89,250 | 2.2% |
2014年(平成26年) | 89,249 | −0.0% |
2015年(平成27年) | 91,900 | 3.0% |
2016年(平成28年) | 92,493 | 0.6% |
2017年(平成29年) | 94,116 | 1.8% |
2018年(平成30年) | 95,736 | 1.7% |
2019年(令和元年) | 95,121 | −0.6% |
2020年(令和 | 2年)69,114 | −27.3% |
2021年(令和 | 3年)[京王 2]74,388 | 7.6% |
2022年(令和 | 4年)[京王 3]80,296 | 7.9% |
2023年(令和 | 5年)[京王 1]83,916 | 4.5% |
年度別1日平均乗車人員(1956年 - 2000年)
[編集]年度 | 京王帝都電鉄 / 京王電鉄 |
国鉄 / JR東日本 |
出典 |
---|---|---|---|
1956年(昭和31年) | 2,926 | [東京都統計 1] | |
1957年(昭和32年) | 3,657 | [東京都統計 2] | |
1958年(昭和33年) | 2,291 | [東京都統計 3] | |
1959年(昭和34年) | 4,645 | [東京都統計 4] | |
1960年(昭和35年) | 5,230 | [東京都統計 5] | |
1961年(昭和36年) | 5,831 | [東京都統計 6] | |
1962年(昭和37年) | 6,614 | [東京都統計 7] | |
1963年(昭和38年) | 7,523 | [東京都統計 8] | |
1964年(昭和39年) | 9,284 | [東京都統計 9] | |
1965年(昭和40年) | 10,793 | 11,531 | [東京都統計 10] |
1966年(昭和41年) | 12,346 | 12,853 | [東京都統計 11] |
1967年(昭和42年) | 13,550 | 13,070 | [東京都統計 12] |
1968年(昭和43年) | 14,410 | 15,135 | [東京都統計 13] |
1969年(昭和44年) | 15,615 | 20,326 | [東京都統計 14] |
1970年(昭和45年) | 16,899 | 20,334 | [東京都統計 15] |
1971年(昭和46年) | 17,342 | 19,413 | [東京都統計 16] |
1972年(昭和47年) | 17,367 | 19,071 | [東京都統計 17] |
1973年(昭和48年) | 17,723 | 17,934 | [東京都統計 18] |
1974年(昭和49年) | 17,025 | 18,668 | [東京都統計 19] |
1975年(昭和50年) | 16,120 | 16,276 | [東京都統計 20] |
1976年(昭和51年) | 16,986 | 17,063 | [東京都統計 21] |
1977年(昭和52年) | 17,767 | 17,085 | [東京都統計 22] |
1978年(昭和53年) | 19,148 | 14,855 | [東京都統計 23] |
1979年(昭和54年) | 20,448 | 19,019 | [東京都統計 24] |
1980年(昭和55年) | 20,523 | 19,038 | [東京都統計 25] |
1981年(昭和56年) | 21,244 | 20,337 | [東京都統計 26] |
1982年(昭和57年) | 21,732 | 21,211 | [東京都統計 27] |
1983年(昭和58年) | 22,773 | 21,757 | [東京都統計 28] |
1984年(昭和59年) | 23,921 | 23,726 | [東京都統計 29] |
1985年(昭和60年) | 24,518 | 26,419 | [東京都統計 30] |
1986年(昭和61年) | 25,800 | 28,268 | [東京都統計 31] |
1987年(昭和62年) | 27,515 | 29,117 | [東京都統計 32] |
1988年(昭和63年) | 29,030 | 25,260 | [東京都統計 33] |
1989年(平成元年) | 30,140 | 27,121 | [東京都統計 34] |
1990年(平成 | 2年)31,378 | 28,841 | [東京都統計 35] |
1991年(平成 | 3年)33,883 | 30,486 | [東京都統計 36] |
1992年(平成 | 4年)34,855 | 32,584 | [東京都統計 37] |
1993年(平成 | 5年)35,627 | 34,589 | [東京都統計 38] |
1994年(平成 | 6年)35,962 | 35,436 | [東京都統計 39] |
1995年(平成 | 7年)35,995 | 35,653 | [東京都統計 40] |
1996年(平成 | 8年)35,975 | 35,732 | [東京都統計 41] |
1997年(平成 | 9年)35,384 | 35,594 | [東京都統計 42] |
1998年(平成10年) | 35,241 | 35,430 | [東京都統計 43] |
1999年(平成11年) | 33,880 | 34,874 | [東京都統計 44] |
2000年(平成12年) | 35,230 | [JR 2]34,338 | [東京都統計 45] |
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
[編集]年度 | 京王電鉄 | JR東日本 | 出典 |
---|---|---|---|
2001年(平成13年) | 35,266 | [JR 3]34,176 | [東京都統計 46] |
2002年(平成14年) | 35,310 | [JR 4]33,701 | [東京都統計 47] |
2003年(平成15年) | 36,030 | [JR 5]33,985 | [東京都統計 48] |
2004年(平成16年) | 36,830 | [JR 6]34,702 | [東京都統計 49] |
2005年(平成17年) | 37,896 | [JR 7]35,970 | [東京都統計 50] |
2006年(平成18年) | 38,567 | [JR 8]36,779 | [東京都統計 51] |
2007年(平成19年) | 40,951 | [JR 9]39,352 | [東京都統計 52] |
2008年(平成20年) | 42,364 | [JR 10]40,377 | [東京都統計 53] |
2009年(平成21年) | 42,389 | [JR 11]37,640 | [東京都統計 54] |
2010年(平成22年) | 42,258 | [JR 12]37,739 | [東京都統計 55] |
2011年(平成23年) | 42,273 | [JR 13]37,598 | [東京都統計 56] |
2012年(平成24年) | 43,197 | [JR 14]38,382 | [東京都統計 57] |
2013年(平成25年) | 44,033 | [JR 15]39,069 | [東京都統計 58] |
2014年(平成26年) | 44,096 | [JR 16]39,158 | [東京都統計 59] |
2015年(平成27年) | 45,377 | [JR 17]40,036 | [東京都統計 60] |
2016年(平成28年) | 45,734 | [JR 18]40,350 | [東京都統計 61] |
2017年(平成29年) | 46,501 | [JR 19]40,913 | [東京都統計 62] |
2018年(平成30年) | 47,271 | [JR 20]41,285 | [東京都統計 63] |
2019年(令和元年) | 46,918 | [JR 21]41,240 | [東京都統計 64] |
2020年(令和 | 2年)34,148 | [JR 22]30,574 | [東京都統計 65] |
2021年(令和 | 3年)37,112 | [JR 23]32,425 | [東京都統計 66] |
2022年(令和 | 4年)[JR 24]35,006 | ||
2023年(令和 | 5年)[JR 1]36,584 |
駅周辺
[編集]- MINANO(ショッピングセンター)
- 東芝府中事業所
- 東芝デジタルソリューションズ
- 府中片町郵便局
- 武蔵府中税務署
- 府中公共職業安定所(ハローワーク府中)
- 府中分梅郵便局
- 分倍河原商店街
- 府中市立片町文化センター
- 東京消防庁府中消防署分梅出張所
- ヒューリック府中タワー(旧Jタワー)
改札を出て左に向かうと分倍河原商店街であり、商店街を北進すると東京都道229号府中調布線(旧甲州街道)にぶつかる。商店と小規模事業所、住宅の混在した地域である。
改札を出た右方は跨線橋で南武線とその横の道路を渡り駅前南ロータリーに出る。ロータリーは改札口から見て段丘の下になるため、跨線橋はロータリー側のみ階段、スロープになっている。事業所などのビルもあるが、少し離れると主に低層の住宅地である。
ロータリーにはタクシー、路線バス、数社の送迎バスそれぞれの乗り場がある。サントリー府中工場の見学者用バス(通称「モルツバス」)もここから出ている。南武線の踏切道を南進すると交差点の先に武蔵府中税務署がある。
-
分倍河原商店街
-
府中市立片町文化センター、ちはやふる。
バス路線
[編集]北口
[編集]北口は、府中市が運行するコミュニティバス「ちゅうバス」が発着する[14][注 2]。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 |
---|---|---|
分倍河原駅北[注 3] | ||
6 | ちゅうバス | 北山町循環:府中駅 / 北山町四丁目 |
7 | 北山町循環:府中駅 | |
片町文化センター[注 4] | ||
1 | ちゅうバス | 北山町循環:府中駅 / 北山町四丁目 |
2 | 北山町循環:府中駅 |
南口
[編集]南口は、南口ロータリー内に設置されている「分倍河原駅」停留所にて、京王バスが運行する路線バスや、府中市が運行するコミュニティバス「ちゅうバス」[注 2]が発着する[14][15]。
のりば | 運行事業者 | 系統・行先 |
---|---|---|
0 | 京王バス | |
ちゅうバス | 南町・四谷循環:府中駅 / よつや苑西行 |
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “京王ハンドブック2020 > 駅の変遷” (PDF). 京王電鉄広報部. p. 102 (2020年8月). 2020年12月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年5月3日閲覧。
- ^ a b c 京王電鉄広報部「総説:京王電鉄」『鉄道ピクトリアル』第64巻第8号(通巻893号)、電気車研究会、2014年8月10日、10頁、ISSN 0040-4047。
- ^ 平澤崇、2001、「京王電鉄のダイヤ改正は高速志向」、『鉄道ジャーナル』(通巻415号)、鉄道ジャーナル社、2001年5月 p. 58
- ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』 38号 青梅線・鶴見線・南武線・五日市線、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2010年4月11日、20-21頁。
- ^ 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '00年版』ジェー・アール・アール、2000年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-121-X。
- ^ 鉄道ファン No.213 p.172
- ^ 南武線で快速列車の運転が始まる - 『鉄道ファン』交友社 railf.jp鉄道ニュース 2011年4月10日
- ^ 『スリットフレームホームドアの導入開始について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道/JR東日本メカトロニクス/三菱電機、2024年8月20日。オリジナルの2024年8月20日時点におけるアーカイブ 。2024年8月20日閲覧。
- ^ 『2024年度のホームドア整備駅の追加について』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2024年8月20日。オリジナルの2024年8月20日時点におけるアーカイブ 。2024年8月20日閲覧。
- ^ 京王電鉄鉄道営業部管理課「駅管区・乗務区のあらまし」『鉄道ピクトリアル』第64巻第8号(通巻893号)、電気車研究会、2014年8月10日、43頁、ISSN 0040-4047。
- ^ a b “JR東日本:駅構内図(分倍河原駅)”. JR東日本:東日本旅客鉄道. 2019年8月8日閲覧。
- ^ 田中健輔(京王電鉄鉄道運転部運転課)「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第53巻第7号(通巻734号)、電気車研究会、2003年7月10日、24頁、ISSN 0040-4047。
- ^ a b 京王電鉄鉄道営業部運転課「輸送と運転 近年の動向」『鉄道ピクトリアル』第64巻第8号(通巻893号)、電気車研究会、2014年8月10日、27頁、ISSN 0040-4047。
- ^ a b “ちゅうバス路線図及び時刻表(令和5年4月1日から)”. 2023年5月15日閲覧。
- ^ “路線図E(武蔵小金井、国分寺、国立、府中)”. 2023年5月15日閲覧。
報道発表資料
[編集]- ^ 『3月27日(火) 京王線・井の頭線 ダイヤ改正』(プレスリリース)京王電鉄、2001年2月22日。オリジナルの2004年6月5日時点におけるアーカイブ 。2021年5月4日閲覧。
- ^ 『PASMOは3月18日(日)サービスを開始します ー鉄道23事業者、バス31事業者が導入し、順次拡大してまいりますー』(PDF)(プレスリリース)PASMO協議会/パスモ、2006年12月21日。オリジナルの2020年5月1日時点におけるアーカイブ 。2021年5月3日閲覧。
- ^ 『ダイヤ改定予告 2月22日、京王線・井の頭線のダイヤを刷新します。』(PDF)(プレスリリース)京王電鉄、2012年11月5日。オリジナルの2019年5月8日時点におけるアーカイブ 。2020年4月12日閲覧。
- ^ 『2月22日(木)始発から京王線・井の頭線のダイヤ改正を実施します 〜京王ライナーの運行開始や、平日朝間時間帯の速達性向上を図ります〜』(PDF)(プレスリリース)京王電鉄、2018年1月24日。オリジナルの2019年10月14日時点におけるアーカイブ 。2020年4月12日閲覧。
- ^ 『2月22日(金)始発から京王線・井の頭線のダイヤ改正を実施します 〜朝間時間帯上り「京王ライナー」の運行開始や、平日朝間時間帯の利便性向上を図ります〜』(PDF)(プレスリリース)京王電鉄、2019年1月22日。オリジナルの2019年10月14日時点におけるアーカイブ 。2020年4月12日閲覧。
- ^ “Suicaご利用可能エリアマップ(2001年11月18日当初)” (PDF). 東日本旅客鉄道. 2019年7月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月29日閲覧。
- ^ 『夏の特別ダイヤについて』(PDF)(プレスリリース)東日本旅客鉄道、2011年6月16日。オリジナルの2018年6月30日時点におけるアーカイブ 。2020年4月29日閲覧。
利用状況に関する資料
[編集]- 京王電鉄の1日平均利用客数
- JR東日本の2000年度以降の乗車人員
- ^ a b 各駅の乗車人員(2023年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2000年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2001年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2002年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2003年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2004年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2005年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2006年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2007年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2008年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2009年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2010年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2011年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2012年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2013年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2014年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2015年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2016年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2017年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2018年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2019年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2020年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2021年度) - JR東日本
- ^ 各駅の乗車人員(2022年度) - JR東日本
- JR・私鉄の統計データ
- 東京都統計年鑑
- ^ 昭和31年 (PDF) - 18ページ
- ^ 昭和32年 (PDF) - 18ページ
- ^ 昭和33年 (PDF) - 18ページ
- ^ 昭和34年
- ^ 昭和35年
- ^ 昭和36年
- ^ 昭和37年
- ^ 昭和38年
- ^ 昭和39年
- ^ 昭和40年
- ^ 昭和41年
- ^ 昭和42年
- ^ 昭和43年
- ^ 昭和44年
- ^ 昭和45年
- ^ 昭和46年
- ^ 昭和47年
- ^ 昭和48年
- ^ 昭和49年
- ^ 昭和50年
- ^ 昭和51年
- ^ 昭和52年
- ^ 昭和53年
- ^ 昭和54年
- ^ 昭和55年
- ^ 昭和56年
- ^ 昭和57年
- ^ 昭和58年
- ^ 昭和59年
- ^ 昭和60年
- ^ 昭和61年
- ^ 昭和62年
- ^ 昭和63年
- ^ 平成元年
- ^ 平成2年
- ^ 平成3年
- ^ 平成4年
- ^ 平成5年
- ^ 平成6年
- ^ 平成7年
- ^ 平成8年
- ^ 平成9年
- ^ 平成10年 (PDF)
- ^ 平成11年 (PDF)
- ^ 平成12年
- ^ 平成13年
- ^ 平成14年
- ^ 平成15年
- ^ 平成16年
- ^ 平成17年
- ^ 平成18年
- ^ 平成19年
- ^ 平成20年
- ^ 平成21年
- ^ 平成22年
- ^ 平成23年
- ^ 平成24年
- ^ 平成25年
- ^ 平成26年
- ^ 平成27年
- ^ 平成28年
- ^ 平成29年
- ^ 平成30年
- ^ 平成31年・令和元年
- ^ 令和2年
- ^ 令和3年
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 駅の情報(分倍河原駅):JR東日本
- 京王電鉄 分倍河原駅