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多久市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
多久領から転送)
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多久市
多久聖廟
地図
市庁舎の位置
多久市旗
多久市旗
多久市章
多久市章
多久市旗
1974年5月1日制定
多久市章
1954年5月5日制定
日本の旗 日本
地方 九州地方
都道府県 佐賀県
市町村コード 41204-0
法人番号 2000020412040 ウィキデータを編集
面積 96.56km2
総人口 17,200[編集]
推計人口、2024年10月1日)
人口密度 178人/km2
隣接自治体 佐賀市小城市唐津市武雄市杵島郡大町町江北町
市の木 カエデ
市の花 ウメ
多久市役所
市長 横尾俊彦
所在地 846-8501
佐賀県多久市北多久町大字小侍7-1
北緯33度17分19秒 東経130度06分37秒 / 北緯33.28856度 東経130.11019度 / 33.28856; 130.11019座標: 北緯33度17分19秒 東経130度06分37秒 / 北緯33.28856度 東経130.11019度 / 33.28856; 130.11019
多久市役所
多久市役所
外部リンク 公式ウェブサイト

多久市位置図

― 市 / ― 町・村

ウィキプロジェクト

多久市(たくし)は、佐賀県の中央部にあるである。

地理

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鬼の鼻山から望む多久盆地と市街
天山
鬼の鼻山

佐賀市から約25km西側、牛津川沿いの盆地にあり、盆地の中心が市街地となる。山に囲まれる地勢だが、東には平地が続き他の方向にも低い峠で通じる。

地形

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多久市中心部周辺の空中写真。
1981年10月12日撮影の3枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
  • 山岳: 天山(1046m)・八幡岳(764m)・女山(695m)・鬼の鼻山(464m)・徳連岳(445m)・笠頭山(350.5m)・両子山(338m)
  • 河川: 牛津川・今出川
  • 湖沼: 道灌堤・浅古場池・岸川ダム・天ヶ瀬ダム

隣接している自治体

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地域

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地域 面積/km2 世帯[* 1] 人口[* 1] 旧町村 位置 町・字
北多久町 26.29 3414 08874 北多久町 小侍・多久原・メイプルタウン[* 2]
多久町 17.12 1154 03052 多久村 中央 [* 3]
西多久町 19.22 0360 01138 西多久村 西 板屋
東多久町 15.52 1916 05140 東多久村 納所・別府
南多久町 17.82 1006 03039 南多久村 下多久・長尾・花祭
96.93 7134 20737
  1. ^ a b 2013年2月28日
  2. ^ 2001年に多久原より独立。住居表示を実施
  3. ^ 大字は設置されていない

人口

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多久市と全国の年齢別人口分布(2005年) 多久市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 多久市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
多久市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 26,785人
1975年(昭和50年) 25,535人
1980年(昭和55年) 25,636人
1985年(昭和60年) 25,831人
1990年(平成2年) 25,162人
1995年(平成7年) 24,507人
2000年(平成12年) 23,949人
2005年(平成17年) 22,739人
2010年(平成22年) 21,404人
2015年(平成27年) 19,749人
2020年(令和2年) 18,295人
総務省統計局 国勢調査より


歴史

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1708年宝永5年)に領主の多久茂文が領内に聖廟を建てて孔子を祀り、そこで教育を行った。その建物は多久聖廟として現在保存されている。

1954年(昭和29年)5月1日小城郡北多久町多久村西多久村東多久村南多久村新設合併し、多久市が発足。

行政

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歴代市長

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多久市(1954年-)歴代市長
氏名 就任年月日 退任年月日
初代 吉木善久 1954年6月14日 1956年4月16日
2代 石志友二 1956年5月13日 1960年5月12日
3代 東郷嘉八 1960年5月13日 1961年8月7日
4代 藤井儀作 1961年9月17日 1977年9月16日
5代 吉次正美 1977年9月17日 1985年9月16日
6代 川内昇 1985年9月17日 1989年9月16日
7代 百崎素弘 1989年9月17日 1997年9月16日
8代 横尾俊彦 1997年9月17日 現職

議会

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  • 議会定数:15名[1]

マスコットキャラクター

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多久翁さん
2011年平成23年)7月7日から多久市のマスコットキャラクター。

姉妹友好都市

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県政

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多久市から選出される佐賀県議会議員の定数は1議席である。

国政・国の出先機関

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出先機関

警察

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  • 小城警察署多久幹部派出所 (旧・多久警察署、2006年(平成18年)に小城警察署に統合された)
    • 駐在所
      • 多久警察官駐在所
      • 西多久警察官駐在所
      • 納所警察官駐在所
      • 東多久警察官駐在所
      • 南多久警察官駐在所

消防

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産業

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2021年新装開店されたショッピングセンター核店舗は大分に本社を置くHIヒロセ。
水田での農作業(南多久町)
就業人口

近代以降は石炭産業が盛んとなり、三菱鉱業古賀山炭鉱、明治鉱業新明治佐賀炭鉱など多くの炭鉱で栄えたが、エネルギー事情の変化により1972年に県内最後の炭鉱でもあった新明治佐賀が閉山し、石炭産業は終焉を迎えた。長崎自動車道に近い地の利を活かし、跡地を工業団地として再生を図っている。

多久市に本社を置く企業

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多久市に工場・事業所を置く企業

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市外局番

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郵便局

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多久郵便局
  • 集配局 - 多久郵便局
  • 無集配局 - 多久別府郵便局・南多久郵便局・東多久郵便局・北多久郵便局・本多久郵便局・西多久郵便局
  • 簡易郵便局 - 多久原簡易郵便局・東多久納所簡易郵便局

金融機関

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テレビ

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ケーブルテレビ

健康・福祉

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統計はすべて2010年10月1日国勢調査のもの。

  • 平均年齢 : 48.12歳
    • 年少人口(0 - 14)割合:13.41%
    • 生産年齢人口(15 - 64)割合:58.70%
    • 老年人口(65 - )割合:27.89%

病院

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  • 多久市立病院 諸隈病院

教育

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多久高等学校

保育所

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全て私立。

  • 納所保育園
  • なごみ保育園
  • とうぶ保育園
  • みどり保育園
  • こばと保育園
  • 和光保育園
  • 杉の子保育園
  • 双葉保育園
  • 青い鳥保育園
  • のぞみ保育園
  • 多久保育園
  • さくらんぼ保育園
  • 佐賀女子短期大学附属ひしのみ保育園 - 認定こども園

幼稚園

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全て私立。

義務教育学校

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2013年度より市内の公立小学校中学校と同数の3校に統廃合し全小中学校で小中一貫教育を開始したのち、2017年には3校(3組)の小・中学校をそれぞれ義務教育学校に再編した。これにより市内すべての義務教育を行う学校が義務教育学校となった。また義務教育学校化により3校とも校名が東原庠舎にちなむ「多久市立東原庠舎○○校」に変更されている[2]

高等学校

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職業能力開発校

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学校教育以外の施設

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交通

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多久駅
厳木多久道路

鉄道

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九州旅客鉄道(JR九州)

バス

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かつては福岡市伊万里市を結ぶ高速バス「いまり号」が多久市街地に停車していたが2003年4月1日より経路変更され停車しなくなった。またかつては長崎自動車道上の多久聖廟バスストップに停車する高速バスもあったがこれも消滅したため、現在は多久市内に発着する高速バスはない。

道路

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高速道路

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自動車専用道路

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一般国道

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主要地方道

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文化施設

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スポーツ施設

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中央公園
  • 中央公園
  • 多久市陸上競技場
  • 多久市野球場
  • 多久市庭球場
  • 多久市アーチェリー場
  • 多久市体育センター
  • 多久市緑が丘弓道場
  • 西多久社会体育館
  • 多久市東部ふれあい運動広場
  • 多久市北多久運動広場
  • 多久市船山キャンプ場

特産品

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  • 多久みかん
  • 多久ヒノヒカリ
  • 青しまうり漬け
  • 孔子まん
  • 丹邱の四季
  • 多久びわ
  • 銘酒「東鶴」
  • 女山大根
  • 桐岡ナス
  • 多久まんじゅう
  • 岸川まんじゅう

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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川内家住宅(左)、森家住宅(右)
西渓公園
西渓公園の紅葉
大平庵酒蔵資料館
宝満山公園
三菱古賀山炭鉱の竪坑櫓

名所・旧跡・観光スポット

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祭事・催事

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著名な出身者

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脚注

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  1. ^ 多久市議会”. 多久市. 2019年5月13日閲覧。
  2. ^ 平成29年4月義務教育学校のスタート!No.1 - 多久市
  3. ^ [1]
  4. ^ [2]
  5. ^ [3]

外部リンク

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