伊那新町駅
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(南新町駅 (長野県)から転送)
伊那新町駅[* 1] | |
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駅舎(2023年3月) | |
いなしんまち Ina-shimmachi | |
◄羽場 (1.8 km) (1.2 km) 宮木► | |
長野県上伊那郡辰野町大字伊那富4552[1] | |
所属事業者 | 東海旅客鉄道(JR東海) |
所属路線 | ■飯田線 |
キロ程 | 193.4 km(豊橋起点) |
電報略号 | イマ[1] |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面2線[1] |
乗車人員 -統計年度- |
67人/日(降車客含まず) -2018年- |
開業年月日 | 1909年(明治42年)12月28日[* 2] |
備考 |
駅員無配置駅[1] 標高:719 m[1] |
伊那新町駅(いなしんまちえき)は、長野県上伊那郡辰野町大字伊那富にある、東海旅客鉄道(JR東海)飯田線の駅である[1]。
歴史
[編集]- 1909年(明治42年)12月28日:伊那電車軌道(1919年に伊那電気鉄道へ改称)が松島(現・伊那松島) - 辰野(後の西町)間で開業した際に、南新町停留場(みなみしんまちていりゅうじょう)として開設。
- 1923年(大正12年)
- 1943年(昭和18年)8月1日:伊那電気鉄道線が飯田線の一部として国有化、鉄道省(後の日本国有鉄道)に移管[3]。同時に伊那新町駅に昇格[1]。
- 1954年(昭和29年)12月1日:東京都区内の各駅や長野駅を発着する旅客も利用可能となる[3]。
- 1966年(昭和41年)3月25日:飯田線輸送力増強のため列車交換駅に改修[1]。
- 1971年(昭和46年)
- 1983年(昭和58年)2月24日:CTC化に伴い無人駅化[4]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、東海旅客鉄道(JR東海)の駅となる[5]。
- 2019年(令和元年) :当駅よりJR東日本中央本線辰野駅へ向けての遠隔案内放送が使用開始。辰野駅構内で、当駅から列車が出発した旨を伝える内容が放送される。
- 2020年(令和2年):JR東日本中央本線川岸駅の放送機器設備更新に伴い、川岸駅においても、辰野駅と同様の遠隔放送が流れるようになった。
- 2021年(令和3年):当駅 - 辰野駅間でバス代行運転。当駅に全列車が停車するようになった。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有し、列車交換が可能な地上駅[1]。下り線側(西側)に駅舎があり、上り線側とは羽場駅側にある構内踏切で連絡している。
伊那市駅管理の無人駅。駅舎は有人駅時代に建てられたブロック造りのもので、出札口だった部分は板打ちされている[1]。駅舎内にトイレがあったが、老朽化とイタズラのため、封鎖中。解体される見込み。
かつては、島式ホームでのタブレット受渡しのために1番線と2番線を通常とは逆向き(右側通行)で使用していた。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
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1 | 飯田線 | 下り | 辰野方面[6] |
2 | 上り | 飯田・天竜峡方面[6] |
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ホーム(2023年4月)
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構内踏切(2023年4月)
利用状況
[編集]「長野県統計書」によると、1日平均乗車人員は以下の通り。
- 2007年度 - 87人
- 2010年度 - 61人
- 2011年度 - 68人
- 2012年度 - 67人
- 2013年度 - 69人
- 2014年度 - 74人
- 2015年度 - 82人
- 2016年度 - 79人[7]
- 2017年度 - 65人[8]
- 2018年度 - 67人[9]
駅周辺
[編集]国道153号線から細い脇道を少し東側に下った場所に駅は存在する。駅前は少数の民家が固まった集落で、駅舎の反対側は田圃が広がる。
- 荒神山スポーツセンター[1]
- たつのパークホテル
- 国道153号
- 天竜川
- ロートニッテン長野工場
- IHIターボ新町工場
バス路線
[編集]- 辰野町営バス(大石線:伊那新町駅前)
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m 信濃毎日新聞社出版部『長野県鉄道全駅 増補改訂版』信濃毎日新聞社、2011年7月24日、181頁。ISBN 9784784071647。
- ^ 停車場変遷大事典、113頁
- ^ a b c d e 停車場変遷大事典、111頁
- ^ “「通報」●飯田山吹駅ほか5駅の駅員無配置について(旅客局)”. 鉄道公報 (日本国有鉄道総裁室文書課): p. 1. (1983年2月24日)
- ^ 曽根悟(監修)(著)、朝日新聞出版分冊百科編集部(編集)(編)「飯田線・身延線・小海線」『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR』第3号、朝日新聞出版、2009年7月26日、17頁。
- ^ a b 駅掲示用時刻表の案内表記。これらはJR東海公式サイトの各駅の時刻表で参照可能(2015年1月現在)。
- ^ “平成28年(2016年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2019年3月15日閲覧。
- ^ “平成29年(2017年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2020年3月14日閲覧。
- ^ “平成30年(2018年)長野県統計書 - 13.運輸” (PDF). 長野県企画振興部情報政策課統計室. 2021年3月9日閲覧。
参考文献
[編集]- 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日。ISBN 978-4-533-02980-6。