勝田駐屯地
表示
勝田駐屯地 | |
---|---|
正門 | |
位置 | |
所在地 | 茨城県ひたちなか市勝倉3433 |
座標 | 北緯36度22分55秒 東経140度31分50秒 / 北緯36.38194度 東経140.53056度 |
概要 | |
駐屯地司令 | 陸上自衛隊施設学校長 兼務 |
主要部隊 |
施設学校 施設教導隊 ほか |
| |
開設年 | 1951年 |
勝田駐屯地(かつたちゅうとんち、JGSDF Camp Katsuta)は、茨城県ひたちなか市勝倉3433に所在し、陸上自衛隊施設学校等が駐屯する陸上自衛隊の駐屯地である。
概要
[編集]最寄の演習場は、勝田小演習場、水戸渡河演習場および七会訓練場。
駐屯地司令は、陸上自衛隊施設学校長が兼務。なお、本駐屯地には会計隊及び駐屯地業務隊が存在しない。
沿革
[編集]警察予備隊勝田駐屯地部隊
保安隊勝田駐屯地
- 1952年(昭和27年)
陸上自衛隊勝田駐屯地
- 1954年(昭和29年)
- 7月1日:
- 10月 :第107施設大隊が新編。
- 1956年(昭和31年)1月25日:第101施設大隊が施設教導大隊に改編。
- 1960年(昭和35年)
- 3月25日:第317地区施設隊が新編。
- 4月 :第317地区施設隊が駒門駐屯地へ移駐。
- 1961年(昭和36年)8月17日:第1施設団新編に伴い、第107施設大隊が同団隷下に編入。
- 1962年(昭和37年)8月14日:第107施設大隊の主力3個中隊が高田駐屯地に移駐。
- 1968年(昭和43年)8月9日:第107施設大隊の1個中隊が高田駐屯地に移駐。
- 1975年(昭和50年)8月1日:施設教導大隊が施設教導隊に改編。
- 2002年(平成14年)
- 2008年(平成20年)3月26日:警務隊改編。第111地区警務隊勝田連絡班を廃止し、第127地区警務隊勝田連絡班に改編。
- 2011年(平成23年)10月16日:陸上自衛隊勝田駐屯地・施設学校開設60周年記念行事の開催。
駐屯部隊・機関
[編集]防衛大臣直轄部隊・機関
[編集]東部方面隊隷下部隊
[編集]- 東部方面後方支援隊
- 施設教育直接支援中隊
- 東部方面システム通信群
- 第105基地システム通信大隊
- 第320基地通信中隊
- 勝田派遣隊
- 第320基地通信中隊
- 第105基地システム通信大隊
最寄の幹線交通
[編集]- 高速道路:常磐自動車道 那珂IC、北関東自動車道(東水戸道路) ひたちなかIC
- 一般道:国道6号、国道50号、国道118号、国道245号、国道349号、茨城県道38号那珂湊那珂線、茨城県道63号水戸勝田那珂湊線、茨城県道112号阿波山徳蔵線
- 鉄道:JR東日本常磐線 勝田駅、ひたちなか海浜鉄道湊線 金上駅
- 港湾:茨城港(重要港湾)、大津港(地方港湾)
- 飛行場:百里飛行場(その他の飛行場)
重要施設
[編集]- 日本原子力研究開発機構(那珂郡東海村)
- 三菱原子燃料(加圧水型軽水炉(PWR)用燃料の一貫製造メーカー)(那珂郡東海村)
- 原子燃料工業(同上)(那珂郡東海村)
- 東海発電所(解体中)・東海第二発電所(那珂郡東海村)
- 常陸那珂火力発電所(出力100.0万kW。石炭)(ひたちなか市、那珂郡東海村)
- 高萩国家備蓄倉庫(ニッケル、クロム、タングステン、コバルト、モリブデン、マンガン、バナジウムの7種全計11.3万tを備蓄)(高萩市)
- 日立製作所(日立市とひたちなか市は日製の企業城下町である)
- 東京航空局常陸太田航空衛星センター(常陸太田市)
特徴
[編集]他の施設隊ではなかなか見ることの出来ないような希少な装備、坑道掘削装置などの装備も配備されている。
戦時中の歴史を説明する「防衛館」が併設され、戦時中の日本軍の装備が展示され、水戸水兵部隊、水戸工兵部隊、航空部隊についての説明がなされている。主にこの博物館で展示されているのは、第二次大戦時に墜落したB-29の破片や、戦闘機の搭乗員が被弾した際に着用していた「血染めの飛行帽」などがある。また、日露戦争時の軍人が着用していた軍服もある。
脚注
[編集]- ^ a b 陸上自衛隊20年年表(朝雲新聞社・1971年)
- ^ “なつかし いばらき - 茨城県ニュース No.10”. 茨城県. 2016年5月1日閲覧。
- ^ 自衛隊法施行令(昭和29年政令第179号)
- ^ “自衛隊法施行令(昭和29年6月30日政令第179号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ (1954年6月30日). 2016年5月1日閲覧。
外部リンク
[編集]- 陸上自衛隊勝田駐屯地(施設学校)@公式 (@JGSDF__Katsuta) - Twitter
- ウィキメディア・コモンズには、勝田駐屯地に関するメディアがあります。