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ラジャスヴェナトル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラジャスヴェナトル
生息年代: 中生代前期白亜紀,Valanginian
復元図
地質時代
前期白亜紀
分類
ドメイン : 真核生物 Eukaryota
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 爬虫綱 Reptilia
亜綱 : 双弓亜綱 Diapsida
下綱 : 主竜形下綱 Archosauromorpha
上目 : 恐竜上目 Dinosauria
: 竜盤目 Sauriscia
亜目 : 獣脚亜目 Theropoda
階級なし : 新獣脚類 neotheropoda
: カルカロドントサウルス科 Carcharodontosauridae
: ラジャスヴェナトル属 Lajasvenator
学名
Lajasvenator
Coria et al., 2020
  • Lajasvenator ascheriae Coria et al., 2020(タイプ種)

ラジャスヴェナトル学名 Lajasvenator)はカルカロドントサウルス科に属する獣脚類アルゼンチンムリシンコ層英語版から知られる。ラジャスヴェナトルは白亜紀の最古のカルカロドントサウルス科のひとつで、南アメリカから産出した初の前期白亜紀のカルカロドントサウルス科である[1]

発見と命名

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ホロタイプ標本は2009年、ムリシンコ層で見つかった。ホロタイプ標本は完全に成長した個体であった[1]。 2012年、2番目の標本MLL-PV-007が同じ場所から産出した。これは頭蓋骨を含む標本であったが、ホロタイプ標本より遥かに断片的だった[1]

属名は発見されたネウケン州Las Lajas市にちなみ、「Las Lajasの狩人」の意味[2]

特徴

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復元図

頭骨の一部、下顎歯骨、部分的な頭蓋後骨格から知られる[2]

全長は推定2.9m[3]-3.5m[2]。 知られている限り最小のカルカロドントサウルス科で[2]、アロサウルス上科全体で見ても最小のものである[3]

出典

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  1. ^ a b c Lajasvenator ascheriae - Dinosaurier, Beschreibung, Dinodata.de”. dinodata.de. 2023年3月20日閲覧。
  2. ^ a b c d Lajasvenator”. www.prehistoric-wildlife.com. 2023年3月20日閲覧。
  3. ^ a b Coria, Rodolfo A.; Currie, Philip J.; Ortega, Francisco; Baiano, Mattia A. (2020-07-01). “An Early Cretaceous, medium-sized carcharodontosaurid theropod (Dinosauria, Saurischia) from the Mulichinco Formation (upper Valanginian), Neuquén Province, Patagonia, Argentina” (英語). Cretaceous Research 111: 104319. doi:10.1016/j.cretres.2019.104319. hdl:11336/122794. ISSN 0195-6671.