マペット・ショー
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マペット・ショー The Muppet Show | |
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ジャンル | パペット・ショー、喜劇、音楽バラエティ |
原案 | ジム・ヘンソン |
出演者 |
ジム・ヘンソン フランク・オズ デーヴ・ゲルツ ルイーズ・ゴールド リチャード・ハント キャスリン・ミューレン ジェリー・ネルソン |
テーマ曲作者 |
ジム・ヘンソン サム・ポトル |
オープニング | "マペット・ショーのテーマ" |
国・地域 | イギリス |
シリーズ数 | 5 |
話数 | 全120話 + パイロット版2本 |
各話の長さ | 30分 |
製作 | |
製作 |
ATV ITCエンターテイメント Henson Associates |
配給 | ディズニーABCドメスティック・テレビジョン |
放送 | |
放送チャンネル | ITV |
映像形式 | 576i |
音声形式 | モノラル |
放送期間 | 1976年9月5日 | - 1981年3月15日
公式ウェブサイト |
『マペット・ショー』は、イギリスで1976年から1981年まで放送された人形劇の音楽バラエティ番組。日本ではテレビ朝日系で1981年6月7日から9月27日まで毎週日曜 18:30 - 19:00 (JST) に短期放送された(スポンサーはSONYの一社提供)。
概要
『セサミストリート』のジム・ヘンソンに生み出されたマペットたちがステージ俳優とスタッフに扮し、ゲストに有名な歌手・俳優たちを迎えて贈るミュージカルコント番組。
アメリカなどでも放送されて大ヒットし、「マペット放送局」などのスピンオフ作品も作られた。しかし、ゲストと音楽の権利関係の問題から本国でもソフト化はシーズン3までしかされていない[1]。
2021年2月19日からアメリカのDisney+で全5シーズンが配信された[2][3]。しかし、ブルック・シールズとクリス・ランガムのエピソードは欠番となっているほか[4]、人種・文化の描写に関係するエピソードには注意事項が表示されている[5]。日本のDisney+では未配信。
マペットの仲間たち
- カーミット(Karmit)
- 操演 - ジム・ヘンソン /吹き替え - 山田康雄[6][7]
- マペット劇場から生中継されるテレビ番組『マペット・ショー』のホスト。のんびり屋のインテリカエル。
- スクーター(Scooter)
- 操演 - リチャード・ハント /吹き替え - 近石真介[8][9]
- 劇場のオーナーの甥の番組AD。カーテンオープンの秒読みやカーミットのアシストを担当する。
- ミス・ピギー(Miss Piggy)
- 操演 - リチャード・ハント→フランク・オズ/吹き替え - 天地総子
- コーラスを担当するブタの美人女優。わがままだが誇り高い。カーミットの恋人。
- ゴンゾ(Gonzo)
- 操演 - デーヴ・ゲルツ/吹き替え - 熊倉一雄[10][11]
- 長い鼻の青いマペット。クレイジーで無謀な挑戦をする命知らずのスタントパフォーマー。
- フォジー(Fozzy)
- 操演 - フランク・オズ/吹き替え - 神山卓三[12][13]
- コメディアンのクマのパペット。ジョークのセンスがなく、ゲストのパフォーマンスを真似しようとして大失敗する。カーミットの親友。
- アニマル(Animal)
- 操演 - フランク・オズ/吹き替え - 緑川稔
- エレクトリック・メイヘムの過激な囚人ドラマー。仕事がない時は独房に繋がれている。長野オリンピックのアメリカスノーボードチームのマスコットになった。
- サム・イーグル(Sam The Eagle)
- 操演 - フランク・オズ/吹き替え - 納谷悟朗[14]
- アメリカの象徴のワシで愛国者。清く正しいアメリカ精神を守るため、番組の進行に口を出そうとして無視される。
- ロルフ(Rowlf the Dog)
- 操演 - ジム・ヘンソン/吹き替え - 永井一郎[15]
- ピアノ演奏を担当する犬のマペット。
- リンク(Link Hogthrob)
- 操演 - ジム・ヘンソン/吹き替え - 柳澤真一
- ハンサムでうぬぼれ屋のブタ。
- ドクター・ストレンジポーク(Dr. Julius Strangepork)
- 操演 - ジェリー・ネルソン/吹き替え - 槐柳二
- 宇宙飛行士のブタの科学者。
- ナレーション(The Announcer)
- 操演 - ジェリー・ネルソン/吹き替え - 羽佐間道夫
- 番組のナレーション。ほとんど姿は見せないが彼も人型のマペットである。
- ニュースマン(The Newsman)
- 操演 - ジム・ヘンソン/吹き替え - 羽佐間道夫[16][17]
- 「マペットニュース」のニュースキャスター。正確なニュースを伝えようとして災難に見舞われる。
- シェフ(The Swedish Chef)
- 操演 - ジム・ヘンソン/吹き替え - 滝口順平[18][19]
- 料理番組のホスト。スウェーデン語もどきの謎の言葉を喋りながらめちゃくちゃな料理をする。
- スタトラー&ウォルドーフ(Statler and Waldorf)
- 操演 - ジム・ヘンソン/吹き替え - 河村弘二(スタトラー)
- 操演 - リチャード・ハント/吹き替え - 前沢迪雄(ウォルドーフ)
- 皮肉っぽい二人組の老人。劇場のバルコニー席からヤジを飛ばす。
- ヒルダ(Hilda)
- 操演 - エレン・オズカー/吹き替え - 京田尚子
- 番組の衣装係。
- ウェイン&ワンダ(Wayne and Wanda)
- 操演 - リチャード・ハント/吹き替え - 不明(ウェイン)
- 操演 - エレン・オズカー/吹き替え - 白石冬美 (ワンダ)
- クラシック歌手のカップル。歌の芝居中に災難に見舞われる。
- ミルドレット(Mildred Huxtetter)
- 操演 - ルイーゼ・ゴールド/吹き替え - 瀬能礼子
- スウィータム(Sweetums)
- 操演 - リチャード・ハント/吹き替え - 田中康郎
- 毛むくじゃらの巨人。恐ろしい見た目だが性格は優しい。
- ドクター・ブンゼン (Dr. Bunsen Honeydew)
- 操演 - デーヴ・ゲルツ/吹き替え - 不明
- 科学者で発明家。発明品をプレゼンしようとして災難を起こす。
- ビーカー(Beaker)
- 操演 - リチャード・ハント/吹き替え - 山田俊司(現:キートン山田)
- ブンゼンの助手。ブンゼンの発明品の被害に遭う。「ミー」「ミープ」としか喋れない。
- カミラ(Camilla the Chicken)
- 操演 - ジェリー・ネルソン
- ニワトリ。ゴンゾの恋人。
- ドクター・ティース(Dr. Teeth)
- ジム・ヘンソン/吹き替え - 内海賢二
- 番組のバンド「エレクトリック・メイヘム」のボーカル。
- ジャニス(Janis)
- 操演 - リチャード・ハント/吹き替え - 丸山裕子
- エレクトリック・メイヘムのギター。
- フロイド・ペッパー(Floyd Pepper)
- 操演 - ジェリー・ネルソン/吹き替え - 北村弘一
- エレクレトリック・メイヘムのベース担当。
- ズート(Zoot)
- 操演 - デーヴ・ゲルツ/吹き替え - 田中崇(現:銀河万丈)
- エレクトリック・メイヘムのトランペット担当。
- ロビン(Robin the Frog)
- 操演 - ジェリー・ネルソン/吹き替え - 一城みゆ希
- カーミットの甥。
- クレイジー・ハリー(Crazy Harry)
- 操演 - ジェリー・ネルソン/吹き替え - 不明
- 爆破好きな特殊効果担当。笑いながらダイナマイトのスイッチを押す。
- ルー・ジーランド(Lew Zealand)
- 操演 - ジェリー・ネルソン/吹き替え - 不明
- 魚投げのパフォーマー。
- ビッグバード
- 操演 - キャロル・スピニー
- 「セサミストリート」のパペット。シーズン3にゲスト出演した。
主なゲスト
→詳細は「マペット・ショーのエピソード一覧」を参照
- エルトン・ジョン(声 - 富山敬)
- キャンディス・バーゲン(声 - 平井道子)
- クレオ・レーン(声 - 小原乃梨子)
- サンディ・ダンカン(声 - 松島トモ子)
- シェリル・ラッド(声 - 夏木マリ)
- シャルル・アズナブール(声 - 藤村有弘)
- ジュリー・アンドリュース(声 - 武藤礼子)
- ハリー・ベラフォンテ(声 - 尾藤イサオ)
- ピーター・セラーズ(声 - 川久保潔)
- ビンセント・プライス(声 - 田中明夫)
- ペトゥラ・クラーク(声 - 藤田淑子)
- ポール・ウィリアムズ(声 - 鈴木ヒロミツ)
- ラクエル・ウェルチ(声 - 中村晃子)
- リタ・モレノ(声 - 鈴木弘子)
- ロレッタ・リン(声 - 江利チエミ)
上記15エピソードが日本国内で放送された。
主題歌
- 「マペット・ショーのテーマ」
- 作詞・作曲 - ジム・ヘンソン、サム・ポトル、歌 - マペットたち
- この番組のテーマソング、最後にゴンゾが失敗する場面が何度か見られた。シーズン1ではフォジーがジョークを言っていたが、シーズン2以降はスタトラーとウォルドーフがジョークを言うようになる。
日本語版製作スタッフ
- 吹替翻訳 - 平田勝茂
- 吹替演出 - 加藤敏
- 脚色 - 滝沢ふじお
- 訳詞 - 片桐和子
- 調整 - 中田順一
- MA - 青木伸次
- 進行 - 向井士郎
- 音楽協力 - いずみたく、フォーリーズ
- 担当 - 植木明、猪谷敬二
- 製作 - 東北新社、テレビ朝日
脚注
- ^ “The Muppet Show: Season Four | Muppet Wiki”. fandom.com. 2023年5月29日閲覧。
- ^ O'Neil, Patrick (January 19, 2021). “Play The Music And Light The Lights: “The Muppet Show” Streams February 19 Only On Disney+”. Disney Media & Distribution Entertainment. January 19, 2021閲覧。
- ^ Shafer, Ellise (January 19, 2021). “‘The Muppet Show’ Coming to Disney Plus in February”. Variety January 19, 2021閲覧。
- ^ Aquilina, Tyler (20 February 2021). “Here's why certain Muppet Show episodes are missing from Disney+”. Entertainment Weekly 20 February 2021閲覧。
- ^ Shafer, Ellise (February 21, 2021). “Disney Plus Adds Content Disclaimer to Select ‘The Muppet Show’ Episodes”. Variety February 21, 2021閲覧。
- ^ 声優名鑑 (成美堂出版 1999年、ISBN:4-415-00878-X 677頁)
- ^ 声優事典 第2版 (キネマ旬報社 1996年、ISBN:4-87376-160-3 312頁)
- ^ 声優名鑑 (成美堂出版 1999年、ISBN:4-415-00878-X 529頁)
- ^ 声優事典 第2版 (キネマ旬報社 1996年、ISBN:4-87376-160-3 186頁)
- ^ 声優名鑑 (成美堂出版 1999年、ISBN:4-415-00878-X 436頁)
- ^ 声優事典 第2版 (キネマ旬報社 1996年、ISBN:4-87376-160-3 103頁)
- ^ 声優名鑑 (成美堂出版 1999年、ISBN:4-415-00878-X 416頁)
- ^ 声優事典 第2版 (キネマ旬報社 1996年、ISBN:4-87376-160-3 87頁)
- ^ 『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年、222頁。ISBN 4-87376-160-3。
- ^ 『声優事典 第二版』キネマ旬報社、1996年、207頁。ISBN 4-87376-160-3。
- ^ 声優名鑑 (成美堂出版 1999年、ISBN:4-415-00878-X 587頁)
- ^ 声優事典 第2版 (キネマ旬報社 1996年、ISBN:4-87376-160-3 234頁)
- ^ 声優名鑑 (成美堂出版 1999年、ISBN:4-415-00878-X 511頁)
- ^ 声優事典 第2版 (キネマ旬報社 1996年、ISBN:4-87376-160-3 234頁)
外部リンク
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