シェリル・ラッド
シェリル・ラッド Cheryl Ladd | |
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本名 | Cheryl Jean Stoppelmoor |
生年月日 | 1951年7月12日(73歳) |
出生地 | サウスダコタ州ヒューロン |
国籍 | アメリカ合衆国 |
シェリル・ラッド(Cheryl Ladd、1951年7月12日 - )は、アメリカ合衆国の女優、歌手である。1976年 - 1981年にアメリカABCで放送されたテレビドラマ『チャーリーズ・エンジェル』でシーズン2から起用され、クリス・マンロー役を演じたことで知られる。
シェーンなどで知られるアラン・ラッドの息子、デイビッド・ラッドは元夫で、2人の間に生まれたジョーダン・ラッドも女優である[1]。1979年に離婚後も、Ladd姓を名乗った。1981年に、レコードプロデューサーのブライアン・ラッセルと再婚した。
人物・経歴
[編集]サウスダコタ州ヒューロンに生まれる。父はシカゴ・ノースウェスタン鉄道の機関士[2]で、4人兄弟の次女。姉、メリー・アン、弟、ブライアン、セス。
7歳の時にダンスを習い始め、スターを夢見た。母親だけがたった一人、彼女の芸能界入りを応援した。以後、ダンスと歌を熱心に勉強し、ハイスクール時代には、夏休みにプロのバンドに参加して全米ツアーをした。卒業と同時にツアーに積極的に参加、ハリウッドでバンドと別れ、演劇学校に入学した。
初めての仕事はチェリー・ムーアの芸名で、アニメーション『ドラドラ子猫とチャカチャカ娘』のメロディ・バレンタイン(日本版ではミミイ)役の歌唱担当。その後、CMや雑誌のモデルを経て、テレビ界からも出演依頼が来るようになった。
1976年からABCで放送が開始され人気番組となっていた『チャーリーズ・エンジェル』シーズン2へのレギュラー出演をファラ・フォーセット・メジャースが拒否したため、ファラの妹役のオーディションを受け合格しレギュラーに加入。最終のシーズン5まで出演した。
身長163cm[3]と欧米人女性としては小柄ながら抜群のプロポーションと健康的な笑顔で日本でも人気となり、CMにも起用されている。
1998年のTV映画『チャット・ルーム/インターネット美少女誘拐事件』では、ジョーダン・ラッドと親子で共演している。
日本語への吹き替え版は小山茉美がほとんどを担当している。
出演作品
[編集]映画
[編集]公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
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1971 | 壮烈!怒りのリベンジャー Chrome and Hot Leather |
ケイティ | |
1973 | 女子大生悪魔の体験入学 Satan's School for Girls |
ジョディ・ケラー | テレビ映画 シェリル・ストッペルムーア名義 |
1975 | 悪魔の海底黄金 The Treasure of Jamaica Reef |
ザッピー | |
1983 | ケンタッキー・ウーマン Kentucky Woman |
マギー・テルフォード | テレビ映画 |
グレース・ケリー物語 Grace Kelly |
グレース・ケリー | テレビ映画 | |
情事のあとで Now and Forever |
ジェシカ・クラーク | ||
1984 | パープル・ハーツ/愛の勲章 Purple Hearts |
デボラ・ソロモン | |
1985 | 追憶のオリエント急行・あの愛をもう一度 Romance on the Orient Express |
リリー・パーカー | テレビ映画 |
1988 | ブルー・グラス Bluegrass |
モード・セイジ・ブリーン | テレビ映画 |
1989 | ミレニアム/1000年紀 Millennium |
ルイーズ・ボルティモア | |
1990 | ファントム Jekyll & Hyde |
サラ・クロフォード | テレビ映画 |
リサ/真夜中の殺人コール Lisa |
キャサリン | ||
エア・パニック1501 Crash: The Mystery of Flight 1501 |
ダイアン | テレビ映画 | |
1991 | 美しき選択 Changes |
メラニー・アダムス | テレビ映画 |
1992 | ボディヒート Poison Ivy |
ジョージー・クーパー | |
1993 | 家族の条件 Broken Promises: Taking Emily Back |
パム | テレビ映画 |
1995 | ダンス・ウィズ・デンジャー Dancing with Danger |
メアリー | テレビ映画 |
1996 | 薔薇の誘惑 Vows of Deception |
ルシンダ/ルーシー・アン・マイケルズ | テレビ映画 |
1998 | チャット・ルーム/インターネット美少女誘拐事件 Every Moter's Worst Fear |
コニー | テレビ映画 |
ヒプノマニア 洗脳催眠 Perfect Little Angels |
エレイン・フリードマン | テレビ映画 | |
1999 | フランダースの犬 A Dog Of Flanders |
アンナ | |
2007 | ウォーク・ハード ロックへの階段 Walk Hard: The Dewey Cox Story |
シェリル・ラッド | クレジットなし |
テレビシリーズ
[編集]公開年 | 邦題 原題 |
役名 | 備考 |
---|---|---|---|
1970-1971 | ドラドラ子猫とチャカチャカ娘 Josie and the Pussycats |
メロディ・バレンタイン | エピソード |
1972 | プローブ捜査指令 Search |
エイミー・ラヴ | 3エピソード シェリル・ストッペルムーア名義 |
1974 | 青春ロック ハッピー・デイズ Happy Days |
シンディ | 1エピソード |
1975 | 華麗な探偵ピート&マック Switch |
ジル | 1エピソード |
1977 | 女刑事ペパー Police Woman |
ケイト | 1エピソード |
ポリス・ストーリー Police Story |
バフィー | 1エピソード | |
1977-1981 | チャーリーズ・エンジェル Charlie's Angels |
クリス・マンロー | 87エピソード |
1985 | 歪んだ愛/レイプの報酬 A Death in California |
ホープ・マスターズ | ミニシリーズ |
1994-1996 | One West Waikiki | ホリー | 20エピソード |
1999-2000 | ふたりの男とひとりの女 Two Guys, a Girl and a Pizza Place |
バーグの母親 | 2エピソード |
2003 | チャームド Charmed |
ドリス・ベネット | 1エピソード |
2003-2008 | ラスベガス Las Vegas |
ジリアン・デライン | 29エピソード |
2009 | CSI:マイアミ CSI: Miami |
アマンダ・コリンズ | エピソード |
2011 | NCIS ~ネイビー犯罪捜査班 NCIS: Naval Criminal Investigative Service |
メアリー・コートニー | 1エピソード |
CHUCK/チャック Chuck |
エマ | 1エピソード | |
2016 | アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件
The People v. O. J. Simpson: American Crime Story |
リネル・シャピロ | ミニシリーズ |
ディスコグラフィ
[編集]シングル
[編集]- アメリカ・ビルボード誌"Billboard Hot 100"でのチャートインが1曲に対して、日本のオリコンシングルチャートでは5曲がチャートインした。それらの中には、「チャーリーズ・エンジェル」の日本でのエンディングテーマが含まれている。
以下は日本で発売されたもの。
- 1978年「天使のためいき (Think It Over)」US:#34
- 1978年「恋の雨音 (Walking in the Rain)」
- 1979年「ダンス・フォーエヴァー」※ JP:#84
- 1980年「ダンシング・アメリカン (Where is Someone to Love Me)」※※ JP:#20
- 1980年「恋の雨音 (Walking in the Rain)」※再発売 JP:#66
- 1981年「テイク・ア・チャンス」※※ JP:#22
- 1982年「ラヴァー・トゥナイト(行きずりの人) (Just Another Lover Tonight)」※ JP:#67
- ※: 「チャーリーズ・エンジェル」エンディングテーマ
- ※※: サントリー「V.S.O.P.」「V.S.O.デラックス」CFソング
アルバム
[編集]以下は日本で発売されたもの。
- 1978年「天使のためいき (Cheryl Ladd)」US:#129
- 1979年「ダンス・フォーエヴァー」US:#179
- 1980年「そよ風のエンジェル (the Best of Cheryl Ladd)」JP:#3(ジャケット写真はNHK「レッツゴー・ヤング」に出演し、「ダンス・フォーエヴァー」を歌唱したときのもの。)
- 1981年「テイク・ア・チャンス」JP:#19
- 1982年「愛はビューティフル (You Make it Beautiful)」
- 1982年「ベストオブ シェリル・ラッド (the Best of Cheryl Ladd)」
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ Jordan Ladd Biography (1975–)
- ^ “Cheryl Ladd Biography (1951-)”. Film Reference. 2014年5月24日閲覧。[1] at
- ^ “チャーリーズ・エンジェル”. SPRING FIELD. 2014年5月24日閲覧。