ノーンスーン駅
表示
ノーンスーン駅 | |
---|---|
โนนสูง Non Sung | |
◄ヌンメーオ (5.29 km) (7.11 km) バーンドンプロン► | |
所在地 |
タイ王国 ナコーンラーチャシーマー県 ノーンスーン郡 |
駅番号 | 2122 |
所属事業者 | タイ国有鉄道 |
等級 | 三等駅 |
所属路線 | 東北本線・北線 |
キロ程 | 295.08 km(クルンテープ駅起点) |
電報略号 | นโ. |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 3面4線 |
開業年月日 | 1929年5月1日 |
ノーンスーン駅(ノーンスーンえき、タイ語:สถานีรถไฟโนนสูง )は、タイ王国東北部ナコーンラーチャシーマー県ノーンスーン郡にある、タイ国有鉄道・東北本線の駅である。
概要
[編集]ノーンスーン駅は、タイ王国東北部ナコーンラーチャシーマー県の人口約12万7千人が暮らすノーンスーン郡に位置する。町のほぼ中心部に位置し、駅の正面側は南東向きである。
クルンテープ駅(バンコク)より295.08km地点に位置し、バンコクより乗り換え無しでの直通列車は設定されていない。三等駅であり、1日に8本(4往復)の列車が発着しその全てが普通列車である。
歴史
[編集]タイ最初の官営鉄道であるクルンテープ駅 - アユタヤ駅間が1897年3月26日に開業した[1]。その後当初計画のナコンラチャシーマ駅(当時の名称はコラート駅)まで完成すると、北本線、南本線の工事が始まりしばらく東北線の動きはなかった。29年後の1929年5月1日に当駅まで延伸開業した。当初は終着駅(始発駅)であったが、3年後の1932年5月1日にブワヤイ駅まで延伸開業された事により中間駅(途中駅)となった。複線化事業の進展に伴い[いつ?]、待避設備を備える島式ホームが新設された。
- 1897年3月26日 【開業】クルンテープ駅 - アユタヤ駅 (71.08km)
- 1897年5月1日 【開業】アユタヤ駅 - ケンコーイ駅 (54.02km)
- 1898年3月3日 【開業】ケンコーイ駅 - ムワックレック駅 (27.20km)
- 1899年5月25日 【開業】ムワックレック駅 - パークチョン駅 (27.63km)
- 1900年12月21日 【開業】パークチョン駅 - ナコンラチャシーマ駅 (83.72km)
- 1922年5月1日 【開業】ナコンラチャシーマ駅 - タノンチラ分岐駅 (2.63km)
- 1929年5月1日 【開業】タノンチラ分岐駅 - ノーンスーン駅 (28.80km)
- 1932年5月1日 【開業】ノーンスーン駅 - ブワヤイ駅 (50.42km)
駅構造
[編集]南東側の駅舎に隣接した単式ホームを備える複合3面4線の地上駅である。
駅周辺
[編集]脚注
[編集]- ^ 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 p.25
参考文献
[編集]- 岡本和之 『タイ鉄道旅行』 (めこん、1993年)ISBN 4-8396-0080-5
- 柿崎一郎 『王国の鉄路 タイ鉄道の歴史』 (京都大学学術出版会、2010年)ISBN 978-4-87698-848-8
- 渡邉乙弘 『タイ国鉄4000キロの旅』 (文芸社、2013年)ISBN 978-4-286-13041-5