ヴィエンチャン駅 (カムサワート)
ヴィエンチャン駅 (カムサワート) | |
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ສະຖານີວຽງຈັນ (ຄຳສະຫວາດ) Vientiane Railway Station (Khamsavath) | |
◄ターナレーン (7.5 km) | |
所在地 | ラオス ヴィエンチャン都 |
所属事業者 | ラオス鉄道公社 |
所属路線 | ラオス・タイ鉄道 |
キロ程 | 13.65 km(ノーンカーイ駅起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面3線 |
開業年月日 |
2023年10月30日 2024年7月19日(旅客営業開始) |
ヴィエンチャン駅 (カムサワート)(ラーオ語: ສະຖານີວຽງຈັນ (ຄຳສະຫວາດ),英語: Vientiane Railway Station (Khamsavath)) はラオスのヴィエンチャン都サイセター郡カムサワート村にある駅である。ヴィエンチャン市内中心部より約6.5km東側、ターナレーン駅より約7.5 km北側に延伸したところにある[1]。
2011年3月、JICAがまとめた「首都ビエンチャン都市開発マスタープラン策定プロジェクト[2]」の報告書[3]には Vientiane Central Station(ヴィエンチャン中央駅)と記載されていた。[注釈 1]
2018年、タイのNEDAによる、タイ・ラオス鉄道建設プロジェクト(第2期)として建設され[7]、完成は2021年末の予定であった[8][9]。工事は遅れたが、2022年7月にはほぼ完成していた[10]。2023年10月30日、ラオスのソーンサイ首相、タイのセター首相が出席し、開業記念式典が行われた[11]。2024年4月頃には正式に運用に入る予定であった[12]。
設備
[編集]ラオスの出入国管理設備が設置されており、出発前の出国手続き、到着時の入国手続きに利用されている[13]。ラオス中国鉄道のチケット売り場が併設されている[14]。
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駅構内の様子。奥には出入国管理設備が見える。
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ラオス・タイ鉄道(右側)とラオス・中国鉄道(左側)のきっぷ売り場
運行列車
[編集]2024年7月19日より、旅客営業を開始した。タイのバンコク(クルンテープ・アピワット中央駅)を結ぶ快速国際列車、ウドーンターニー駅を結ぶ国際列車[15]が、それぞれ1日1往復の運行を開始した[16][17][18]。タイの出入国管理はノーンカーイ駅で行われ、長時間停車する[19]。
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カムサワート駅に入線するバンコク行の快速134列車
ヴィエンチャンからノーンカーイ駅までの国際列車を4往復運行する計画もあり、所要時間は約20分、運賃は60〜70バーツを予定している[20]。ほか、ナコンラチャシーマまでの普通列車を運行する計画もある[21]。
アクセス
[編集]Vientiane City 2 Bus Service により、列車の発着時刻に合わせて、ヴィエンチャン・センター(タラート・サオ隣接)、ITECC、 中国ラオス鉄道のヴィエンチャン駅を結ぶ 12番のバスが運行されている[22]。タクシー、トゥクトゥクで市内中心部まで約20分。
脚注
[編集]- 注釈
- 出典
- ^ ラオス中国鉄道による輸送で、タイにも大きな恩恵 - Global News Asia
- ^ 首都ビエンチャン都市開発マスタープラン策定プロジェクト - JICA ODA見える化サイト
- ^ The Project for Urban Development Master Plan Study in Vientiane Capital - JICA, p.4-31 Railway Town Sub-center
- ^ ラオス国首都ビエンチャン都市開発マスタープラン策定プロジェクト最終報告書(和文要約) 第4章~第6章より 12023685_02.pdf p.97 (JICA、2011年)
- ^ “The comprehensive study on logistics system in Lao People's Democratic Republic : final report Volume 2” (英語). p. 51 (2011年1月). 2024年3月20日閲覧。 2-26ページ、 Figure 2.5.3 -JICA 蔵書検索
- ^ “Appendix 17 Road Development Plan” (英語). JICA. pp. 6-13 (2008年). 2024年3月20日閲覧。
- ^ Lao-Thai Railway to Begin Phase II (Thanalaeng to Khamsavath) - The Laotian Times, January 20, 2018
- ^ Shi Yinglun: “Laos, Thailand to expand railway into Lao capital” (英語). 新華社通信 (2019年7月2日). 2021年9月16日閲覧。
- ^ Jasmina Yap (2018年1月18日). “Lao-Thai Railway to Begin Phase II (Thanalaeng to Khamsavath)” (英語). The Laotian Times. 2021年9月16日閲覧。
- ^ Khamsavath Station in Vientiane Capital Ready to Operate Soon - The Laotian Times, Juy 25, 2022
- ^ Lao, Thai Premiers attend the opening ceremony of the Khamsavath Railway Station in Vientiane - Lao News Agency, 31/10/2023
- ^ タイとラオスを結ぶ鉄道サービス 4月に本格開業 2月から試運転スタート - バンコク週報 2024年1月26日
- ^ ビエンチャン(カムサワート)駅が完成 - JETRO 2023年11月08日
- ^ Laos-China Railway Opens Ticket Office at Khamsavath Station - Laotian Times, May 29, 2023
- ^ ทีมพีอาร์การรถไฟแห่งประเทศไทย - Facebook
- ^ Bangkok-Vientiane train service begins July 19 - Bangkok Post, 3 JUL 2024
- ^ Thaland-Laos train service to begin on July 19 - Lao News Agency, 05/07/2024
- ^ タイとラオスの首都を結ぶ 初の直通国際列車の運行始まる - NHK NEWS WEB 2024年7月20日
- ^ ラオスとタイの首都間を結ぶ国際旅客鉄道の運行開始 - JETRO 2024年07月29日
- ^ Bangkok-Vientiane train to be reality by April - Bangkok Post, 25 Jan. 2024
- ^ Thailand -Laos rail project expected to be operational in mid-2023 - Lao News Agency, 10/10/2022
- ^ VientianeCity2Busの投稿(pfbid0shzCRjGmVc2FTCJKmNNJAN1bw3n9dx5q7tiqmyqUAMEXRPmN4w1XHMTDkdYcMd2Dl) - Facebook